JPH1033815A - パチンコ玉の搬送装置 - Google Patents
パチンコ玉の搬送装置Info
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- JPH1033815A JPH1033815A JP19477896A JP19477896A JPH1033815A JP H1033815 A JPH1033815 A JP H1033815A JP 19477896 A JP19477896 A JP 19477896A JP 19477896 A JP19477896 A JP 19477896A JP H1033815 A JPH1033815 A JP H1033815A
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- suction
- pachinko
- hose
- pachinko ball
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 吸引ユニット内の機密度を上げて搬送効率を
向上させ、吸引ユニット内からの騒音の発生を抑制する
ことができるパチンコ玉の搬送装置を提供する。 【解決手段】 吸引ユニット3が機密に構成されている
ので、重量のあるパチンコ玉Pでも効率良く搬送させる
ことができ、また、吸引ユニット3内の収容部40には
常時パチンコ玉Pが敷き詰めされているので、収容部4
0内に落下してきたパチンコ玉Pは敷き詰めされた玉P
に衝突してパチンコ玉Pどうしが互いに移動し動きが活
性化されて残留玉が無くなりパチンコ玉Pの腐食を防止
することができる。
向上させ、吸引ユニット内からの騒音の発生を抑制する
ことができるパチンコ玉の搬送装置を提供する。 【解決手段】 吸引ユニット3が機密に構成されている
ので、重量のあるパチンコ玉Pでも効率良く搬送させる
ことができ、また、吸引ユニット3内の収容部40には
常時パチンコ玉Pが敷き詰めされているので、収容部4
0内に落下してきたパチンコ玉Pは敷き詰めされた玉P
に衝突してパチンコ玉Pどうしが互いに移動し動きが活
性化されて残留玉が無くなりパチンコ玉Pの腐食を防止
することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ玉の搬送
装置に係り、特にうず気流を利用した搬送装置の改良に
関する。
装置に係り、特にうず気流を利用した搬送装置の改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種のうず気流を利用した
搬送装置は、搬送用のホース内壁面に沿ってうず巻き状
に回転しながら低速で進行する空気流を発生させること
ができ、これにより被搬送物をこの空気流を介して搬送
用のホース内壁面に衝撃的に衝突させることなく搬送す
ることができる搬送方式として各種の分野において普及
している。
搬送装置は、搬送用のホース内壁面に沿ってうず巻き状
に回転しながら低速で進行する空気流を発生させること
ができ、これにより被搬送物をこの空気流を介して搬送
用のホース内壁面に衝撃的に衝突させることなく搬送す
ることができる搬送方式として各種の分野において普及
している。
【0003】すなわち、この種の搬送装置は、被搬送物
が搬送されるとうず気流装置内に収納され、収納された
被搬送物はこの重量により或いは強制的にシャッターを
開けることにより、うず気流装置内から排出されるよう
になっている。
が搬送されるとうず気流装置内に収納され、収納された
被搬送物はこの重量により或いは強制的にシャッターを
開けることにより、うず気流装置内から排出されるよう
になっている。
【0004】また、パチンコ玉のような球体の場合は、
シャッターを設けずにパチンコ玉より一回り大きなパイ
プを使用することにより、一見蓋がされているような状
態を作り、パチンコ玉が数個の場合はパイプの出口で停
止しているが、数が増大して何個もつながるとその重量
によりパイプから排出されるようになっている。
シャッターを設けずにパチンコ玉より一回り大きなパイ
プを使用することにより、一見蓋がされているような状
態を作り、パチンコ玉が数個の場合はパイプの出口で停
止しているが、数が増大して何個もつながるとその重量
によりパイプから排出されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この場合、前者の搬送
装置は、シャッターを開けた際にその開口から空気が入
り、減圧されているうず気流装置内の圧力が上昇してう
ず気流による搬送能力が無くなる問題を有している。
装置は、シャッターを開けた際にその開口から空気が入
り、減圧されているうず気流装置内の圧力が上昇してう
ず気流による搬送能力が無くなる問題を有している。
【0006】また後者の搬送装置は、パチンコ玉とパイ
プとの間に隙間があるため、そこから空気が漏れて搬送
効率が極端に低下してしまう問題を有していた。
プとの間に隙間があるため、そこから空気が漏れて搬送
効率が極端に低下してしまう問題を有していた。
【0007】このように、従来のうず気流を利用した搬
送装置では、被搬送物がパチンコ玉のような重量のある
物を扱う場合は、少しの空気の漏れが搬送能力を低下さ
せ搬送機能を喪失させる難点を有していた。
送装置では、被搬送物がパチンコ玉のような重量のある
物を扱う場合は、少しの空気の漏れが搬送能力を低下さ
せ搬送機能を喪失させる難点を有していた。
【0008】本発明は、このような従来の技術が有する
問題点に着目してなされたもので、吸引ユニット内の気
密度を上げて搬送効率を向上させ、吸引ユニット内から
の騒音の発生を抑制することのできるパチンコ玉の搬送
装置を提供することを目的としている。
問題点に着目してなされたもので、吸引ユニット内の気
密度を上げて搬送効率を向上させ、吸引ユニット内から
の騒音の発生を抑制することのできるパチンコ玉の搬送
装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述した目的を構成する
ための本発明の要旨とするところは、請求項1記載の発
明では、複数台のパチンコ機(2)を連設した島(1)
単位に設けられ、前記パチンコ機(2)より排出された
パチンコ玉(P)を吸引して吸引ユニット(3)に導入
する吸引ホース(4)と、前記吸引ユニット(3)内に
臨ませた前記吸引ホース(4)の端部側面に平行に対設
させて一端側面を前記吸引ユニット(3)内に臨ませた
吸気ホース(8)と、該吸気ホース(8)に接続された
吸引手段(7)とから成り、前記吸引ユニット(3)
は、気密に構成された箱体(32)と、該箱体(32)
内にあって前記吸引手段(7)により吸引ホース(4)
から搬送されたパチンコ玉(P)の衝撃を吸収しつつ受
入れる収容部(40)と、該収容部(40)から導入さ
れたパチンコ玉(P)を吸引ユニット(3)内の2気密
を保持しつつ吸引ユニット(3)の外に排出する為の回
転シャッター(41)を設けたことを特徴とするパチン
コ玉の搬送装置に存する。
ための本発明の要旨とするところは、請求項1記載の発
明では、複数台のパチンコ機(2)を連設した島(1)
単位に設けられ、前記パチンコ機(2)より排出された
パチンコ玉(P)を吸引して吸引ユニット(3)に導入
する吸引ホース(4)と、前記吸引ユニット(3)内に
臨ませた前記吸引ホース(4)の端部側面に平行に対設
させて一端側面を前記吸引ユニット(3)内に臨ませた
吸気ホース(8)と、該吸気ホース(8)に接続された
吸引手段(7)とから成り、前記吸引ユニット(3)
は、気密に構成された箱体(32)と、該箱体(32)
内にあって前記吸引手段(7)により吸引ホース(4)
から搬送されたパチンコ玉(P)の衝撃を吸収しつつ受
入れる収容部(40)と、該収容部(40)から導入さ
れたパチンコ玉(P)を吸引ユニット(3)内の2気密
を保持しつつ吸引ユニット(3)の外に排出する為の回
転シャッター(41)を設けたことを特徴とするパチン
コ玉の搬送装置に存する。
【0010】また、請求項2記載の発明では、前記パチ
ンコ玉の搬送装置において、前記吸引ホース(4)と吸
気ホース(8)との対設部にそれぞれ複数のスリット
(S1、S2)を設け、前記吸引手段(7)からの吸気
により前記各スリット(S1、S2)を介して前記吸引
ホース(4)内に吸引うず気流を生じさせるうず気流発
生装置(42)を構成することを特徴とするパチンコ玉
の搬送装置に存する。
ンコ玉の搬送装置において、前記吸引ホース(4)と吸
気ホース(8)との対設部にそれぞれ複数のスリット
(S1、S2)を設け、前記吸引手段(7)からの吸気
により前記各スリット(S1、S2)を介して前記吸引
ホース(4)内に吸引うず気流を生じさせるうず気流発
生装置(42)を構成することを特徴とするパチンコ玉
の搬送装置に存する。
【0011】また、請求項3記載の発明では、前記島の
下部に洗浄装置(C)を配設し、該洗浄装置(C)は、
還元液による洗浄機(13)を備えた揚送機(11)を
配設し、各パチンコ機(2)から排出されたパチンコ玉
(P)を取入れて、洗浄しつつ揚送し、前記揚送機(1
1)の排出口より排出されたパチンコ玉(P)に前記吸
気ホース(4)他端の排気口より排出される排気を、加
熱して吹付けるようにしたことを特徴とするパチンコ玉
の搬送装置に存する。
下部に洗浄装置(C)を配設し、該洗浄装置(C)は、
還元液による洗浄機(13)を備えた揚送機(11)を
配設し、各パチンコ機(2)から排出されたパチンコ玉
(P)を取入れて、洗浄しつつ揚送し、前記揚送機(1
1)の排出口より排出されたパチンコ玉(P)に前記吸
気ホース(4)他端の排気口より排出される排気を、加
熱して吹付けるようにしたことを特徴とするパチンコ玉
の搬送装置に存する。
【0012】また、請求項4記載の発明では、複数台の
パチンコ機(22)を連設して円形に近い多角形の島を
形成し、該島内の下部に洗浄装置(C)を配設すると共
に島の上部に上部タンク(23)を配設し、該上部タン
ク(23)に各パチンコ機(22)に連通すべくシュー
ト(25)を一体的に設けた樋(24)を傾斜させて連
通接続し、上部タンク(23)の上に吸引ユニット
(3)並びに吸引手段(7)を配設して成り、前記パチ
ンコ機(22)から排出されたパチンコ玉(P)を前記
洗浄装置(C)で洗浄して乾燥の後吸引ホース(4)を
介して吸引ユニット(3)に導入し、該吸引ユニット
(3)の回転シャッター(41)より上部タンクに(2
3)定量供給するパチンコ玉の搬送装置に存する。
パチンコ機(22)を連設して円形に近い多角形の島を
形成し、該島内の下部に洗浄装置(C)を配設すると共
に島の上部に上部タンク(23)を配設し、該上部タン
ク(23)に各パチンコ機(22)に連通すべくシュー
ト(25)を一体的に設けた樋(24)を傾斜させて連
通接続し、上部タンク(23)の上に吸引ユニット
(3)並びに吸引手段(7)を配設して成り、前記パチ
ンコ機(22)から排出されたパチンコ玉(P)を前記
洗浄装置(C)で洗浄して乾燥の後吸引ホース(4)を
介して吸引ユニット(3)に導入し、該吸引ユニット
(3)の回転シャッター(41)より上部タンクに(2
3)定量供給するパチンコ玉の搬送装置に存する。
【0013】また、請求項5記載の発明では、前記回転
シャッター(41)は、前記吸引ユニット(3)の箱体
(32)内端部に水平に設置され前記収容部(40)か
ら排出するパチンコ玉(P)を案内する樋(T)に連通
する連通口(45)を一側面に開設しかつ他側面に各パ
チンコ機にパチンコ玉(P)を供給する排出口(46)
を開設した固定筒体(47)と、前記固定筒体(47)
内に回動可能に挿嵌され側面に前記連通口(45)およ
び排出口(46)と略同形の単一の開口部(48)を形
成した回転筒体(49)とで構成され、前記収容部(4
0)から排出される定量のパチンコ玉(P)を吸引ユニ
ット(3)内の気密を保持しつつ該吸引ユニット(3)
の外に排出することを特徴とするパチンコ玉の搬送装置
に存する。
シャッター(41)は、前記吸引ユニット(3)の箱体
(32)内端部に水平に設置され前記収容部(40)か
ら排出するパチンコ玉(P)を案内する樋(T)に連通
する連通口(45)を一側面に開設しかつ他側面に各パ
チンコ機にパチンコ玉(P)を供給する排出口(46)
を開設した固定筒体(47)と、前記固定筒体(47)
内に回動可能に挿嵌され側面に前記連通口(45)およ
び排出口(46)と略同形の単一の開口部(48)を形
成した回転筒体(49)とで構成され、前記収容部(4
0)から排出される定量のパチンコ玉(P)を吸引ユニ
ット(3)内の気密を保持しつつ該吸引ユニット(3)
の外に排出することを特徴とするパチンコ玉の搬送装置
に存する。
【0014】また、請求項6記載の発明では、前記収容
部(40)は、底部に緩衝材(44)を敷設したことを
特徴とするパチンコ玉の搬送装置に存する。
部(40)は、底部に緩衝材(44)を敷設したことを
特徴とするパチンコ玉の搬送装置に存する。
【0015】また、請求項7記載の発明では、前記うず
気流発生装置(42)は、前記吸引ユニット(3)内に
2本の吸引ホース(4a、4b)を平行に臨ませ、前記
吸引ユニット(3)内に吸気ホース(8)の一端側面を
臨ませて該吸気ホース(8)が前記2本の吸引ホース
(4a、4b)に対し夫々等距離離間する位置に平行に
対設し、前記2本の吸引ホース(4a、4b)の吸気ホ
ース(8)側にそれぞれ同形のスリット(Sa、Sb)
を開設すると共に前記吸気ホースの前記両吸引ホースに
面する両側に対称なスリット(SL、SR)を開設した
ことを特徴とするパチンコ玉の搬送装置に存する。
気流発生装置(42)は、前記吸引ユニット(3)内に
2本の吸引ホース(4a、4b)を平行に臨ませ、前記
吸引ユニット(3)内に吸気ホース(8)の一端側面を
臨ませて該吸気ホース(8)が前記2本の吸引ホース
(4a、4b)に対し夫々等距離離間する位置に平行に
対設し、前記2本の吸引ホース(4a、4b)の吸気ホ
ース(8)側にそれぞれ同形のスリット(Sa、Sb)
を開設すると共に前記吸気ホースの前記両吸引ホースに
面する両側に対称なスリット(SL、SR)を開設した
ことを特徴とするパチンコ玉の搬送装置に存する。
【0016】また、請求項8記載の発明では、前記吸引
ホース(4)および吸気ホース(8)に長手方向に平行
に配設される複数のスリット(SA)は、順次スリット
の開口長さを変えて配設することを特徴とするパチンコ
玉の搬送装置に存する。
ホース(4)および吸気ホース(8)に長手方向に平行
に配設される複数のスリット(SA)は、順次スリット
の開口長さを変えて配設することを特徴とするパチンコ
玉の搬送装置に存する。
【0017】次に作用について説明する。
【0018】請求項1に係るパチンコ玉の搬送装置によ
れば、吸引ユニット(3)が気密に構成されているの
で、重量のあるパチンコ玉でも効率良く搬送させること
ができる。
れば、吸引ユニット(3)が気密に構成されているの
で、重量のあるパチンコ玉でも効率良く搬送させること
ができる。
【0019】また、吸引ユニット(3)内の収容部には
常時パチンコ玉(P)が敷き詰めされているので、収容
部(40)内に落下してきたパチンコ玉(P)は敷き詰
めされた玉に衝突してパチンコ玉(P)どうしが互いに
移動し動きが活性化されて残留玉が無くなりパチンコ玉
(P)の腐食を防止することができる。
常時パチンコ玉(P)が敷き詰めされているので、収容
部(40)内に落下してきたパチンコ玉(P)は敷き詰
めされた玉に衝突してパチンコ玉(P)どうしが互いに
移動し動きが活性化されて残留玉が無くなりパチンコ玉
(P)の腐食を防止することができる。
【0020】請求項2に係るパチンコ玉の搬送装置によ
れば、気流発生装置(42)により各スリット(S1、
S2)を介して前記吸引ホース(4)内に吸引うず気流
を生じさせることができるので、パチンコ玉を一定速度
で迅速に搬送することができ、ホースの壁面に衝撃的に
衝突することがなくホース内を安定した状態で搬送する
ことができ、搬送装置の構成を極めて簡単にすることが
できる。
れば、気流発生装置(42)により各スリット(S1、
S2)を介して前記吸引ホース(4)内に吸引うず気流
を生じさせることができるので、パチンコ玉を一定速度
で迅速に搬送することができ、ホースの壁面に衝撃的に
衝突することがなくホース内を安定した状態で搬送する
ことができ、搬送装置の構成を極めて簡単にすることが
できる。
【0021】請求項3に係るパチンコ玉の搬送装置によ
れば、揚送機(11)の排出口より排出されたパチンコ
玉(P)に吸気ホース(8)他端の排気口より排出され
る排気を加熱して吹き付けるようにしたので、吸引手段
(7)の排気を有効に利用することができ、洗浄で濡れ
たパチンコ玉(P)は乾燥されて遊技客のゲームに供す
ることができる。
れば、揚送機(11)の排出口より排出されたパチンコ
玉(P)に吸気ホース(8)他端の排気口より排出され
る排気を加熱して吹き付けるようにしたので、吸引手段
(7)の排気を有効に利用することができ、洗浄で濡れ
たパチンコ玉(P)は乾燥されて遊技客のゲームに供す
ることができる。
【0022】請求項4に係るパチンコ玉の搬送装置によ
れば、島内の下部に洗浄装置(C)を配設すると共に島
の上部に上部タンク(23)を配設し、該上部タンク
(23)に各パチンコ機(22)に連通すべくシュート
(25)を一体的に設けた樋(24)を傾斜させて連通
接続されているので、今までのパチンコ玉の補給のよう
に島の長さ全体に設置した1本の樋(25)を使う構造
と異なり、各シュート毎に自由に角度を付けることがで
きるため、どの様な形にでも形成することができ設計の
自由度が得られる。
れば、島内の下部に洗浄装置(C)を配設すると共に島
の上部に上部タンク(23)を配設し、該上部タンク
(23)に各パチンコ機(22)に連通すべくシュート
(25)を一体的に設けた樋(24)を傾斜させて連通
接続されているので、今までのパチンコ玉の補給のよう
に島の長さ全体に設置した1本の樋(25)を使う構造
と異なり、各シュート毎に自由に角度を付けることがで
きるため、どの様な形にでも形成することができ設計の
自由度が得られる。
【0023】請求項5に係るパチンコ玉の搬送装置によ
れば、回転シャッター(41)の回転筒体(49)を固
定筒体(47)内に回動可能に挿嵌し、連通口(45)
と排出口(46)との間を常に気密状態で回動させるこ
とができるので、吸引ユニット(3)の箱体(32)内
部が外気から完全に遮断されるためパチンコ玉搬送効率
を向上させ、同時に内部で発生する騒音を遮断すること
ができる。
れば、回転シャッター(41)の回転筒体(49)を固
定筒体(47)内に回動可能に挿嵌し、連通口(45)
と排出口(46)との間を常に気密状態で回動させるこ
とができるので、吸引ユニット(3)の箱体(32)内
部が外気から完全に遮断されるためパチンコ玉搬送効率
を向上させ、同時に内部で発生する騒音を遮断すること
ができる。
【0024】請求項6に係るパチンコ玉の搬送装置によ
れば、収容部(40)の底部に緩衝材(44)が敷設さ
れているので、収容部(40)内に落下する際の騒音を
防止することができる。
れば、収容部(40)の底部に緩衝材(44)が敷設さ
れているので、収容部(40)内に落下する際の騒音を
防止することができる。
【0025】請求項7に係るパチンコ玉の搬送装置によ
れば、吸引ユニット(3)内に2本の吸引ホース(4
a、4b)を平行に臨ませて吸気ホース(8)を2本の
吸引ホース(4a、4b)に対し夫々等距離離間するよ
うに平行に対設し、2本の吸引ホース(4a、4b)の
吸気ホース(8)側にそれぞれ同形のスリット(Sa、
Sb)を開設すると共に前記吸気ホース(8)の前記両
吸引ホースに面する両側に対称なスリット(SL、S
R)を開設してあるので、単一の吸引手段(7)により
多量のパチンコ玉が同時に搬送され搬送能力を増大させ
ることができる。
れば、吸引ユニット(3)内に2本の吸引ホース(4
a、4b)を平行に臨ませて吸気ホース(8)を2本の
吸引ホース(4a、4b)に対し夫々等距離離間するよ
うに平行に対設し、2本の吸引ホース(4a、4b)の
吸気ホース(8)側にそれぞれ同形のスリット(Sa、
Sb)を開設すると共に前記吸気ホース(8)の前記両
吸引ホースに面する両側に対称なスリット(SL、S
R)を開設してあるので、単一の吸引手段(7)により
多量のパチンコ玉が同時に搬送され搬送能力を増大させ
ることができる。
【0026】請求項8に係るパチンコ玉の搬送装置によ
れば、吸引ホース(4)および吸気ホース(8)に長手
方向に平行に配設される複数のスリット(SA)が順次
スリットの深さを変えて配設されているので、島の形
状、長さ等により、うず気流の形態を変えて効率良く搬
送することができる。
れば、吸引ホース(4)および吸気ホース(8)に長手
方向に平行に配設される複数のスリット(SA)が順次
スリットの深さを変えて配設されているので、島の形
状、長さ等により、うず気流の形態を変えて効率良く搬
送することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を挙げ図面に基
づいて本発明を説明する。図1は本発明の第1実施形態
を示し複数台のパチンコ機を2列に並設した島の幕板お
よび腰板を外した状態の正面図である。
づいて本発明を説明する。図1は本発明の第1実施形態
を示し複数台のパチンコ機を2列に並設した島の幕板お
よび腰板を外した状態の正面図である。
【0028】すなわち、1は、複数台のパチンコ機2を
2列に並設した島を示し、該島1の裏面上部には吸引ユ
ニット3が設けられている。
2列に並設した島を示し、該島1の裏面上部には吸引ユ
ニット3が設けられている。
【0029】吸引ユニット3(詳細は後述する)には、
吸引ホース4の一端が連通接続されており、その他端は
整列排出シュート5の端部排出口6に接続されている。
吸引ホース4の一端が連通接続されており、その他端は
整列排出シュート5の端部排出口6に接続されている。
【0030】また、吸引ユニット3には、吸気ホース8
の一端が連通接続され、該吸気ホース8の他端は吸引手
段としてのブロア7の吸引側に接続されている。そし
て、ブロア7の排気側には吸気ホース9の一端が接続さ
れ、その他端は後述する洗浄装置CのヒータHに接続さ
れている。
の一端が連通接続され、該吸気ホース8の他端は吸引手
段としてのブロア7の吸引側に接続されている。そし
て、ブロア7の排気側には吸気ホース9の一端が接続さ
れ、その他端は後述する洗浄装置CのヒータHに接続さ
れている。
【0031】洗浄装置Cは、複数台のパチンコ機2を背
中合せに2列に並設した島1の裏面に配設され頂部が少
なくとも各パチンコ機2の腰板12の高さ以下になるよ
う傾斜させて設置された揚送機11と、該揚送機11に
備えられた還元液として特に水による洗浄機である複数
のジェットノズル13とで構成される。
中合せに2列に並設した島1の裏面に配設され頂部が少
なくとも各パチンコ機2の腰板12の高さ以下になるよ
う傾斜させて設置された揚送機11と、該揚送機11に
備えられた還元液として特に水による洗浄機である複数
のジェットノズル13とで構成される。
【0032】そして揚送機11は、各パチンコ機2から
排出されたパチンコ玉Pを、ドブ16を介して取入口1
4より取入れ、洗浄しつつ揚送されると排出口15から
乾燥樋10上に排出されるようになっている。
排出されたパチンコ玉Pを、ドブ16を介して取入口1
4より取入れ、洗浄しつつ揚送されると排出口15から
乾燥樋10上に排出されるようになっている。
【0033】乾燥樋10により乾燥されたパチンコ玉P
は、整列シュート5を介して排出口6に接続された吸引
ホース4を介して吸引ユニット3から、上部タンク17
に供給される。
は、整列シュート5を介して排出口6に接続された吸引
ホース4を介して吸引ユニット3から、上部タンク17
に供給される。
【0034】次に、図2は図1のA−A断面であり、ド
ブの平面図を示している。
ブの平面図を示している。
【0035】ドブ16は、揚送機11の頂部より左右に
傾斜した上部ドブ16A、16Bと、該上部ドブ16
A、16B下の長手方向左右に配設された下部ドブ16
C、16Dと、下部ドブ16Cから流れてきたパチンコ
玉Pを幅方向に振り分けて流し、ドブ16Eに供給する
ためのドブ16Fとで構成されている。
傾斜した上部ドブ16A、16Bと、該上部ドブ16
A、16B下の長手方向左右に配設された下部ドブ16
C、16Dと、下部ドブ16Cから流れてきたパチンコ
玉Pを幅方向に振り分けて流し、ドブ16Eに供給する
ためのドブ16Fとで構成されている。
【0036】上部ドブ16A、16Bの下の空間には、
図1に示す揚送機11が傾斜して設置されている。
図1に示す揚送機11が傾斜して設置されている。
【0037】そして、下部ドブ16Cの両側に張り出さ
れた下方端部は、下部ドブ16Dの両側に連通してお
り、下部ドブ16C上に落下したパチンコ玉Pを下部ド
ブ16Dに導いている。
れた下方端部は、下部ドブ16Dの両側に連通してお
り、下部ドブ16C上に落下したパチンコ玉Pを下部ド
ブ16Dに導いている。
【0038】また、下部ドブ16Dは、上部ドブ16A
の直下に位置しており、上部ドブ16A上に落下したパ
チンコ玉Pを一旦下部ドブ16D上に落下させ、ドブ1
6Eを介して直接揚送機11の取入口14に導いてい
る。
の直下に位置しており、上部ドブ16A上に落下したパ
チンコ玉Pを一旦下部ドブ16D上に落下させ、ドブ1
6Eを介して直接揚送機11の取入口14に導いてい
る。
【0039】次に、別の実施形態につき説明する。な
お、前述した実施形態と同一構成部材については同一符
号を付し詳細な説明は省略する。
お、前述した実施形態と同一構成部材については同一符
号を付し詳細な説明は省略する。
【0040】図3の島20は、複数台のパチンコ機22
を連設して略円形に近い多角形に形成されている。
を連設して略円形に近い多角形に形成されている。
【0041】図4は島の断面図を示し、島20の内部に
は充分に大きな空間が形成されており、該空間の下部に
は前記実施形態と同一構成の洗浄装置Cが配設されてい
る。島20の上部には上部タンク23が配設され、該上
部タンク23の上には吸引ユニット3並びに吸引手段7
が配設されている。該吸引ユニット3には、吸引ホース
4の一端が接続されており、その他端は洗浄装置Cの図
示しない排出側に接続されている。
は充分に大きな空間が形成されており、該空間の下部に
は前記実施形態と同一構成の洗浄装置Cが配設されてい
る。島20の上部には上部タンク23が配設され、該上
部タンク23の上には吸引ユニット3並びに吸引手段7
が配設されている。該吸引ユニット3には、吸引ホース
4の一端が接続されており、その他端は洗浄装置Cの図
示しない排出側に接続されている。
【0042】また、吸引ユニット3には、吸気ホース8
の一端が連通接続され、その他端はブロア7の吸引側に
接続されている。ブロア7の排気側には吸気ホース9の
一端が接続され、その他端は洗浄装置Cの図示しない排
出側のヒータに接続されている。
の一端が連通接続され、その他端はブロア7の吸引側に
接続されている。ブロア7の排気側には吸気ホース9の
一端が接続され、その他端は洗浄装置Cの図示しない排
出側のヒータに接続されている。
【0043】上部タンク23には、下方に傾斜した樋2
4が連通接続されており該樋24には各パチンコ機22
に対応させて夫々シュート25、25の一端が一体的に
設けられている。
4が連通接続されており該樋24には各パチンコ機22
に対応させて夫々シュート25、25の一端が一体的に
設けられている。
【0044】各シュート25の排出端部には、ジャバラ
26が接続されており該ジャバラ26は各パチンコ機2
2の上部に設けられたボールカウンター27に接続され
ている。
26が接続されており該ジャバラ26は各パチンコ機2
2の上部に設けられたボールカウンター27に接続され
ている。
【0045】洗浄装置Cには各パチンコ機22から排出
されたパチンコ玉Pが各ドブ16G、16Gを介して取
入れられるようになっている。
されたパチンコ玉Pが各ドブ16G、16Gを介して取
入れられるようになっている。
【0046】このようにして、前記各パチンコ機22か
ら排出されたパチンコ玉Pは、各ドブ16G、16Gを
介して洗浄装置Cに取入れられ、該洗浄装置で洗浄され
たのち吸引ホース4を介して吸引ユニット3に導入さ
れ、該吸引ユニット3に集められたパチンコ玉Pは、回
転シャッター41を介して上部タンク23に供給され
る。
ら排出されたパチンコ玉Pは、各ドブ16G、16Gを
介して洗浄装置Cに取入れられ、該洗浄装置で洗浄され
たのち吸引ホース4を介して吸引ユニット3に導入さ
れ、該吸引ユニット3に集められたパチンコ玉Pは、回
転シャッター41を介して上部タンク23に供給され
る。
【0047】次に、吸引ユニットの内部構造につき詳細
に説明する。図5の(a)、(b)は吸引ユニットの断
面図を示している。
に説明する。図5の(a)、(b)は吸引ユニットの断
面図を示している。
【0048】吸引ユニットは、内部構造は両実施形態と
も基本的には同一構成となっている。
も基本的には同一構成となっている。
【0049】すなわち、図5の(a)に示すように、吸
引ユニット3は、気密に構成された箱体32と、該箱体
32内にあって吸引手段としてのブロア7により吸引ホ
ース4から搬送されたパチンコ玉Pの衝撃を吸収しつつ
受入れる収容部40と、該収容部40から導入されたパ
チンコ玉を吸引ユニット3内の気密を保持しつつ排出し
て島の上部に設置した上部タンク17に供給する為の回
転シャッター41と、吸引ホース4と吸気ホース8との
対設部にそれぞれ複数のスリットS1、S2を設けブロ
ア7からの吸気により各スリットS1、S2を介して吸
引ホース4内に吸引うず気流を生じさせるうず気流発生
装置42とで構成されている。
引ユニット3は、気密に構成された箱体32と、該箱体
32内にあって吸引手段としてのブロア7により吸引ホ
ース4から搬送されたパチンコ玉Pの衝撃を吸収しつつ
受入れる収容部40と、該収容部40から導入されたパ
チンコ玉を吸引ユニット3内の気密を保持しつつ排出し
て島の上部に設置した上部タンク17に供給する為の回
転シャッター41と、吸引ホース4と吸気ホース8との
対設部にそれぞれ複数のスリットS1、S2を設けブロ
ア7からの吸気により各スリットS1、S2を介して吸
引ホース4内に吸引うず気流を生じさせるうず気流発生
装置42とで構成されている。
【0050】収容部40は、箱体32の端部に配設され
収納箱43と、該収納箱43の底部に敷設された厚みの
ある弾性体である板ゴム44と、収納箱43よりオーバ
ーフローしたパチンコ玉Pを回転シャッター41に導く
樋49とで構成される。
収納箱43と、該収納箱43の底部に敷設された厚みの
ある弾性体である板ゴム44と、収納箱43よりオーバ
ーフローしたパチンコ玉Pを回転シャッター41に導く
樋49とで構成される。
【0051】回転シャッター41は、箱体32内の収納
箱43から離間した端部に水平に設置されて樋49に連
通する連通口45を一側面に開設し、かつ他側面に上部
タンク17にパチンコ玉を供給する排出口46を開設し
た固定筒体47と、固定筒体47内に回動可能に挿嵌さ
れ側面に連通口45および排出口46と略同形の単一の
開口部48を形成した回転筒体49とから成り、固定筒
体47の連通口45と排出口46との間を常に気密状態
で回動させ、収納箱43から排出される定量のパチンコ
玉Pを上部タンク17に供給するよう構成されている。
箱43から離間した端部に水平に設置されて樋49に連
通する連通口45を一側面に開設し、かつ他側面に上部
タンク17にパチンコ玉を供給する排出口46を開設し
た固定筒体47と、固定筒体47内に回動可能に挿嵌さ
れ側面に連通口45および排出口46と略同形の単一の
開口部48を形成した回転筒体49とから成り、固定筒
体47の連通口45と排出口46との間を常に気密状態
で回動させ、収納箱43から排出される定量のパチンコ
玉Pを上部タンク17に供給するよう構成されている。
【0052】次にうず気流発生装置42につき説明す
る。
る。
【0053】気流発生装置42は、ブロア7からの吸引
により吸引ホース4内にうず気流を発生させるために、
吸引ホース4と吸気ホース8との対設部にそれぞれ複数
のスリットS1、S2が形成されている。
により吸引ホース4内にうず気流を発生させるために、
吸引ホース4と吸気ホース8との対設部にそれぞれ複数
のスリットS1、S2が形成されている。
【0054】ここで、うず気流が発生される各条件につ
き説明する。
き説明する。
【0055】吸引ホース4の内径断面積をS0、吸気ホ
ース8の内径断面積をS3、吸気ホース8の対設側側面
に設けたスリットの面積の合計をS1、吸引ホース4の
対設側側面に設けたスリットの面積の合計をS2、吸引
ホース4の排出口近傍側面に連続して設けた小孔の面積
合計をS4とすると、 1. S0≧S1とする。
ース8の内径断面積をS3、吸気ホース8の対設側側面
に設けたスリットの面積の合計をS1、吸引ホース4の
対設側側面に設けたスリットの面積の合計をS2、吸引
ホース4の排出口近傍側面に連続して設けた小孔の面積
合計をS4とすると、 1. S0≧S1とする。
【0056】2. S2=0.8×S0とする。
【0057】これにより吸引ホース4に強い吸引力を与
えることができる。
えることができる。
【0058】80%は吸引ホース4によりS2からS1
側へ吸引されて吸気ホース8内にフィルムエアーが起こ
り、これにより気流偏流が発生し、吸引ホース4内にう
ず気流が起こる。
側へ吸引されて吸気ホース8内にフィルムエアーが起こ
り、これにより気流偏流が発生し、吸引ホース4内にう
ず気流が起こる。
【0059】もし、S2をS0と等しくしてしまうと、
S2からS1へ全部吸引されてしまうので、吸引ホース
4内を移動してきたパチンコ玉Pはここで停止してしま
う。
S2からS1へ全部吸引されてしまうので、吸引ホース
4内を移動してきたパチンコ玉Pはここで停止してしま
う。
【0060】3.S3はS0の20%、又はそれ以下と
する。
する。
【0061】4.S3がS0の20%以下の場合は、S
4を設け、S3+S4=0.2×S0とする。
4を設け、S3+S4=0.2×S0とする。
【0062】S4(小孔)をS2とS3との間に設ける
と、パチンコ玉Pが吸気ホース30の圧力が低下し、吸
引ホース4のスリット部S2を通過したパチンコ玉Pが
吸引ホース4の排出口から排出される速度が自動的に減
速されて収納箱43へ落下する時の衝撃が緩和される。
と、パチンコ玉Pが吸気ホース30の圧力が低下し、吸
引ホース4のスリット部S2を通過したパチンコ玉Pが
吸引ホース4の排出口から排出される速度が自動的に減
速されて収納箱43へ落下する時の衝撃が緩和される。
【0063】5.S0≧S1≧S2+S3+S4とす
る。
る。
【0064】次に吸引ホースを2本設けた場合のスリッ
トの関係について説明する。
トの関係について説明する。
【0065】図7に示すように、吸気ホース8は、2本
の吸引ホース4a、4bに対し夫々等距離離間するよう
に平行に対設し、2本の吸引ホース4a、4bの吸気ホ
ース8側にそれぞれ同形のスリットSa、Sbを開設す
ると共に、吸気ホース8の両吸引ホース4a、4bに面
する両側に対称なスリットSL、SRが開設される。吸
引ホースを2本設ける場合は、2本を1本として計算さ
れる。
の吸引ホース4a、4bに対し夫々等距離離間するよう
に平行に対設し、2本の吸引ホース4a、4bの吸気ホ
ース8側にそれぞれ同形のスリットSa、Sbを開設す
ると共に、吸気ホース8の両吸引ホース4a、4bに面
する両側に対称なスリットSL、SRが開設される。吸
引ホースを2本設ける場合は、2本を1本として計算さ
れる。
【0066】このように、吸気ホースが2本使用される
ので、単一の吸引手段により同時に多量のパチンコ玉を
搬送することができ搬送能力を増大させることができ
る。
ので、単一の吸引手段により同時に多量のパチンコ玉を
搬送することができ搬送能力を増大させることができ
る。
【0067】次に、図8はスリットの変形例を示し、図
8の(a)に示されるように通常のスリットSは吸引ホ
ースおよび吸気ホースの長手方向に平行に配設される
が、島の形状または島の長さによりこのスリットを
(b)に示すスリットSAのように順次スリットの開口
長さを変えて配設し搬送状態を調整することができる。
8の(a)に示されるように通常のスリットSは吸引ホ
ースおよび吸気ホースの長手方向に平行に配設される
が、島の形状または島の長さによりこのスリットを
(b)に示すスリットSAのように順次スリットの開口
長さを変えて配設し搬送状態を調整することができる。
【0068】これにより、うず気流の形態が変えられ効
率良く搬送することができる。
率良く搬送することができる。
【0069】次に、本発明のパチンコ玉の搬送装置の作
用につき説明する。
用につき説明する。
【0070】図1および図2に示すように、複数台のパ
チンコ機2よりそれぞれパチンコ玉Pが排出されると、
該パチンコ玉Pは、揚送機11の頂部より左右に傾斜し
た上部ドブ16A、16B上に落下し、落下したパチン
コ玉Pは上部ドブ16A、16Bより下部ドブ16C、
16D上に落下する。
チンコ機2よりそれぞれパチンコ玉Pが排出されると、
該パチンコ玉Pは、揚送機11の頂部より左右に傾斜し
た上部ドブ16A、16B上に落下し、落下したパチン
コ玉Pは上部ドブ16A、16Bより下部ドブ16C、
16D上に落下する。
【0071】下部ドブ16Cから流れてきたパチンコ玉
Pは、該下部ドブ16Cの両側に張出したドブ16Fに
振り分けられ下部ドブ16Dに供給される。
Pは、該下部ドブ16Cの両側に張出したドブ16Fに
振り分けられ下部ドブ16Dに供給される。
【0072】また下部ドブ16D上に落下したパチンコ
玉Pはそのままドブ16Eに導入され、該ドブ16Eを
介して直接揚送機11の取入口14に取入れられる。
玉Pはそのままドブ16Eに導入され、該ドブ16Eを
介して直接揚送機11の取入口14に取入れられる。
【0073】揚送機11は、腰板の高さ以下になるよう
上部ドブ16A,16Bの下の空間に傾斜させて設置さ
れており、該揚送機11内に取入れられたパチンコ玉P
は、還元水による洗浄機としての複数のジェットノズル
13により洗浄されて上部に揚送され、排出口15から
乾燥樋10上に排出される。
上部ドブ16A,16Bの下の空間に傾斜させて設置さ
れており、該揚送機11内に取入れられたパチンコ玉P
は、還元水による洗浄機としての複数のジェットノズル
13により洗浄されて上部に揚送され、排出口15から
乾燥樋10上に排出される。
【0074】このように、揚送機11は、腰板の高さ以
下になるように傾斜させて設置されるので、2列に並設
したパチンコ機裏面の狭い空間に揚送機が設置されて
も、排出されるパチンコ玉の流れが阻害されることな
く、そのパチンコ玉をスムースに揚送機に取入れること
ができる。
下になるように傾斜させて設置されるので、2列に並設
したパチンコ機裏面の狭い空間に揚送機が設置されて
も、排出されるパチンコ玉の流れが阻害されることな
く、そのパチンコ玉をスムースに揚送機に取入れること
ができる。
【0075】乾燥樋10上に排出されパチンコ玉Pは、
ヒータHにより加熱されて吸気ホース9から吹付けられ
加熱空気により乾燥される。
ヒータHにより加熱されて吸気ホース9から吹付けられ
加熱空気により乾燥される。
【0076】このため、ブロア7の排気を有効に利用す
ることができ、洗浄で濡れたパチンコ玉Pは乾燥されて
パチンコ玉乃至該パチンコ玉に接触する周囲の部分が腐
食するのを防止することができる。
ることができ、洗浄で濡れたパチンコ玉Pは乾燥されて
パチンコ玉乃至該パチンコ玉に接触する周囲の部分が腐
食するのを防止することができる。
【0077】次に、整列シュート5上に整列された複数
のパチンコ玉Pは、該整列シュート5の端部排出口6に
接続された吸引ホース4を介して吸引ユニット3に吸引
されることになる。
のパチンコ玉Pは、該整列シュート5の端部排出口6に
接続された吸引ホース4を介して吸引ユニット3に吸引
されることになる。
【0078】すなわち、図1に示すようにブロア7を起
動させると、図5に示す吸引ユニット3のうず気流発生
装置42により吸引ホース4内にうず気流が発生する。
動させると、図5に示す吸引ユニット3のうず気流発生
装置42により吸引ホース4内にうず気流が発生する。
【0079】これにより、整列シュート5から吸引ホー
ス4を介して吸引されたパチンコ玉Pは、小孔S4によ
り減速されて収納箱43内に落下する。
ス4を介して吸引されたパチンコ玉Pは、小孔S4によ
り減速されて収納箱43内に落下する。
【0080】収納箱43の底部には緩衝材である板ゴム
44が敷設されており、この板ゴム44上には多数の吸
引されたパチンコ玉Pが敷き詰められているので、パチ
ンコ玉Pの落下する際の騒音を防止することができ、ま
た落下したパチンコ玉Pは、敷き詰められパチンコ玉P
に衝突し、パチンコ玉どうしが互いに移動して動きが活
性化され、このため残留玉が無くなりパチンコ玉の腐食
を防止することができる。
44が敷設されており、この板ゴム44上には多数の吸
引されたパチンコ玉Pが敷き詰められているので、パチ
ンコ玉Pの落下する際の騒音を防止することができ、ま
た落下したパチンコ玉Pは、敷き詰められパチンコ玉P
に衝突し、パチンコ玉どうしが互いに移動して動きが活
性化され、このため残留玉が無くなりパチンコ玉の腐食
を防止することができる。
【0081】また、落下するパチンコ玉Pは、敷き詰め
られパチンコ玉Pに衝突されるので、収納箱43内壁に
直接衝突することがなくなり損傷を防止することができ
る。次に、収納箱43よりオーバーフローしたパチンコ
玉Pは、樋Tにより導かれて回転シャッター41内に収
容される。
られパチンコ玉Pに衝突されるので、収納箱43内壁に
直接衝突することがなくなり損傷を防止することができ
る。次に、収納箱43よりオーバーフローしたパチンコ
玉Pは、樋Tにより導かれて回転シャッター41内に収
容される。
【0082】そこで、図5の(a)に示されるように、
回転筒体49を固定筒体47内を回動させて回転筒体4
9の開口部48を固定筒体47の連通口45と一致させ
る。次に、回転筒体49が回動してその単一の開口部4
8が固定筒体47の排出口46側に割出されると、該開
口部48が固定筒体47の排出口46と一致する。これ
により、回転筒体49の開口部48が外部に開放されて
回転筒体49内のパチンコ玉Pは上部タンク17に供給
される。
回転筒体49を固定筒体47内を回動させて回転筒体4
9の開口部48を固定筒体47の連通口45と一致させ
る。次に、回転筒体49が回動してその単一の開口部4
8が固定筒体47の排出口46側に割出されると、該開
口部48が固定筒体47の排出口46と一致する。これ
により、回転筒体49の開口部48が外部に開放されて
回転筒体49内のパチンコ玉Pは上部タンク17に供給
される。
【0083】上部タンク17に供給されたパチンコ玉P
は、更にシュート28、ジャバラ18を介して各パチン
コ機2上部のボールカウンター19に充填される。
は、更にシュート28、ジャバラ18を介して各パチン
コ機2上部のボールカウンター19に充填される。
【0084】このように、回転筒体は固定筒体内に回動
可能に挿嵌されており、連通口と排出口との間を常に気
密状態で回動させることができるので、吸引ユニットの
箱体内部が外気から完全に遮断されるためパチンコ玉搬
送効率を向上させ、同時に内部で発生する騒音を遮断す
ることができる。
可能に挿嵌されており、連通口と排出口との間を常に気
密状態で回動させることができるので、吸引ユニットの
箱体内部が外気から完全に遮断されるためパチンコ玉搬
送効率を向上させ、同時に内部で発生する騒音を遮断す
ることができる。
【0085】さらに、回転筒体の回動タイミングまたは
開口部の開放量を調整すれば1回当たりの定量移送量を
調整することができる。
開口部の開放量を調整すれば1回当たりの定量移送量を
調整することができる。
【0086】次に、他の実施形態である図4に示す円形
に近い多角形の島に本発明のパチンコ玉の搬送装置を使
用した場合の作用につき説明する。
に近い多角形の島に本発明のパチンコ玉の搬送装置を使
用した場合の作用につき説明する。
【0087】尚、前記実施形態と同じ作用については詳
細な説明を省略する。
細な説明を省略する。
【0088】図4に示すように、複数台のパチンコ機2
2よりそれぞれパチンコ玉Pが排出されると、該パチン
コ玉Pは、ドブ16Gを介して洗浄装置Cの図示しない
揚送機の取入口に取入れられる。
2よりそれぞれパチンコ玉Pが排出されると、該パチン
コ玉Pは、ドブ16Gを介して洗浄装置Cの図示しない
揚送機の取入口に取入れられる。
【0089】揚送機内で洗浄された複数のパチンコ玉P
は、図示しないヒータにより加熱された加熱空気により
乾燥され、整列シュート上に整列される。
は、図示しないヒータにより加熱された加熱空気により
乾燥され、整列シュート上に整列される。
【0090】そこで、ブロア7を起動させると、図5に
示す吸引ユニット3のうず気流発生装置42により吸引
ホース4内にうず気流が発生する。
示す吸引ユニット3のうず気流発生装置42により吸引
ホース4内にうず気流が発生する。
【0091】吸引ホース4を介して吸引ユニット3に吸
引されたパチンコ玉Pは、前記実施形態の作用と同一作
用により回転シャッター41内に収容され、該回転シャ
ッター41内に収容されたパチンコ玉Pは上部タンク2
3内に落下する。
引されたパチンコ玉Pは、前記実施形態の作用と同一作
用により回転シャッター41内に収容され、該回転シャ
ッター41内に収容されたパチンコ玉Pは上部タンク2
3内に落下する。
【0092】上部タンク23内のパチンコ玉Pは、傾斜
した樋24よりシュート25、ジャバラ26を通して各
パチンコ機22上のボールカウンター27に供給され
る。
した樋24よりシュート25、ジャバラ26を通して各
パチンコ機22上のボールカウンター27に供給され
る。
【0093】従って、本実施形態のパチンコ玉の搬送装
置では、島が円形に近い多角形に形成されているため、
島の上部に設置された上部タンク23に各パチンコ機2
2に連通するシュート25が一体的に設けた樋24を傾
斜させて連通接続されるので、従来のパチンコ玉の補給
のように島の長さ全体に設置した1本の樋25を使う構
造とは異なり、各シュート毎に自由に角度を付けること
ができるため、どの様な形にでも形成することができ設
計の自由度が得られる。
置では、島が円形に近い多角形に形成されているため、
島の上部に設置された上部タンク23に各パチンコ機2
2に連通するシュート25が一体的に設けた樋24を傾
斜させて連通接続されるので、従来のパチンコ玉の補給
のように島の長さ全体に設置した1本の樋25を使う構
造とは異なり、各シュート毎に自由に角度を付けること
ができるため、どの様な形にでも形成することができ設
計の自由度が得られる。
【0094】以上、本発明の実施形態を図面によって説
明してきたが、具体的な構成はこれら実施形態に限られ
るものではなく、例えば、多角形のドームは略円形に近
い形状に形成されるが、楕円形に形成しても良く本発明
の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても
本発明に含まれる。
明してきたが、具体的な構成はこれら実施形態に限られ
るものではなく、例えば、多角形のドームは略円形に近
い形状に形成されるが、楕円形に形成しても良く本発明
の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても
本発明に含まれる。
【0095】
【発明の効果】本発明は次の効果を奏する。
【0096】(a)請求項1に記載の発明によれば、吸
引ユニットが気密に構成されているので、重量のあるパ
チンコ玉でも効率良く搬送させることができる。
引ユニットが気密に構成されているので、重量のあるパ
チンコ玉でも効率良く搬送させることができる。
【0097】また、吸引ユニット内の収容部には常時パ
チンコ玉が敷き詰めされているので、収容部内に落下し
てきたパチンコ玉は敷き詰めされた玉に衝突してパチン
コ玉どうしが互いに移動し動きが活性化されて残留玉が
無くなりパチンコ玉の腐食を防止することができる。
チンコ玉が敷き詰めされているので、収容部内に落下し
てきたパチンコ玉は敷き詰めされた玉に衝突してパチン
コ玉どうしが互いに移動し動きが活性化されて残留玉が
無くなりパチンコ玉の腐食を防止することができる。
【0098】(b)請求項2に記載の発明によれば、気
流発生装置により各スリットを介して前記吸引ホース内
に吸引うず気流を生じさせることができるので、パチン
コ玉を一定速度で迅速に搬送することができ、ホースの
壁面に衝撃的に衝突することがなくホース内を安定した
状態で搬送することができ、搬送装置の構成を極めて簡
単にすることができる。
流発生装置により各スリットを介して前記吸引ホース内
に吸引うず気流を生じさせることができるので、パチン
コ玉を一定速度で迅速に搬送することができ、ホースの
壁面に衝撃的に衝突することがなくホース内を安定した
状態で搬送することができ、搬送装置の構成を極めて簡
単にすることができる。
【0099】(c)請求項3に記載の発明によれば、揚
送機の排出口より排出されたパチンコ玉に吸気ホース他
端の排気口より排出される排気を加熱して吹き付けるよ
うにしたので、吸引手段の排気を有効に利用することが
でき、洗浄で濡れたパチンコ玉は乾燥されて遊技客のゲ
ームに供することができる。
送機の排出口より排出されたパチンコ玉に吸気ホース他
端の排気口より排出される排気を加熱して吹き付けるよ
うにしたので、吸引手段の排気を有効に利用することが
でき、洗浄で濡れたパチンコ玉は乾燥されて遊技客のゲ
ームに供することができる。
【0100】(d)請求項4に記載の発明によれば、島
内の下部に洗浄装置を配設すると共に島の上部に上部タ
ンクを配設し、該上部タンクに各パチンコ機に連通すべ
くシュートを一体的に設けた樋を傾斜させて連通接続さ
れているので、各シュート毎に自由に角度を付けること
ができるため、どの様な形にでも形成することができ設
計の自由度が得られる。
内の下部に洗浄装置を配設すると共に島の上部に上部タ
ンクを配設し、該上部タンクに各パチンコ機に連通すべ
くシュートを一体的に設けた樋を傾斜させて連通接続さ
れているので、各シュート毎に自由に角度を付けること
ができるため、どの様な形にでも形成することができ設
計の自由度が得られる。
【0101】(e)請求項5に記載の発明によれば、回
転シャッターの回転筒体を固定筒体内に回動可能に挿嵌
し、連通口と排出口との間を常に気密状態で回動させる
ことができるので、吸引ユニットの箱体内部が外気から
完全に遮断されるためのパチンコ玉搬送効率を向上さ
せ、同時に内部で発生する騒音を遮断することができ
る。 (f)請求項6に記載の発明によれば、収容部の底部に
緩衝材が敷設されているので、収容部内に落下する際の
騒音を防止することができる。
転シャッターの回転筒体を固定筒体内に回動可能に挿嵌
し、連通口と排出口との間を常に気密状態で回動させる
ことができるので、吸引ユニットの箱体内部が外気から
完全に遮断されるためのパチンコ玉搬送効率を向上さ
せ、同時に内部で発生する騒音を遮断することができ
る。 (f)請求項6に記載の発明によれば、収容部の底部に
緩衝材が敷設されているので、収容部内に落下する際の
騒音を防止することができる。
【0102】(g)請求項7に記載の発明によれば、吸
引ユニット内に2本の吸引ホースを平行に臨ませて吸気
ホースを2本の吸引ホースに対し夫々等距離離間するよ
うに平行に対設し、2本の吸引ホースの吸気ホース側に
それぞれ同形のスリットを開設すると共に前記吸気ホー
スの前記両吸引ホースに面する両側に対称なスリットを
開設してあるので、単一の吸引手段により多量のパチン
コ玉が同時に搬送され搬送能力を増大させることができ
る。
引ユニット内に2本の吸引ホースを平行に臨ませて吸気
ホースを2本の吸引ホースに対し夫々等距離離間するよ
うに平行に対設し、2本の吸引ホースの吸気ホース側に
それぞれ同形のスリットを開設すると共に前記吸気ホー
スの前記両吸引ホースに面する両側に対称なスリットを
開設してあるので、単一の吸引手段により多量のパチン
コ玉が同時に搬送され搬送能力を増大させることができ
る。
【0103】(h)請求項8に記載の発明によれば、吸
引ホースおよび吸気ホースに長手方向に平行に配設され
る複数のスリットが順次スリットの深さを変えて配設さ
れているので、島の形状、長さ等により、うず気流の形
態を変えて効率良く搬送することができる。
引ホースおよび吸気ホースに長手方向に平行に配設され
る複数のスリットが順次スリットの深さを変えて配設さ
れているので、島の形状、長さ等により、うず気流の形
態を変えて効率良く搬送することができる。
【図1】本発明の一実施形態に係り、複数台のパチンコ
機を2列に並設した島の幕板および腰板を外した状態の
正面図である。
機を2列に並設した島の幕板および腰板を外した状態の
正面図である。
【図2】図1のA−A断面を示し、排出シュートの平面
図である。
図である。
【図3】本発明の他の実施形態に係り、円形に近い多角
形に形成された島の斜視図である。
形に形成された島の斜視図である。
【図4】他の実施形態に係る島の断面図である。
【図5】(a)および(b)は吸引ユニットの側面図で
ある。
ある。
【図6】吸引ホースを2本設けた場合のスリットの関係
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図7】(a)および(b)はスリットの変形例を示す
斜視図である。
斜視図である。
1 島 2、22 パチンコ機 3 吸引ユニット 4 吸引ホース 7 ブロア(吸引手段) 8、9 吸気ホース 11 揚送機 12 腰板 13 ジェットノズル(洗浄機) 15 揚送機の排出口 17、23 上部タンク 20 多角形の島 23 揚送機 32 箱体 40 収容部 41 回転シャッター 42 うず気流発生装置 44 ゴム板(緩衝材) 45 連通口 46 排出口 47 固定筒体 48 開口部 49 回転筒体 C 洗浄装置 H ヒータ P パチンコ玉 S、S1、S2、Sa、Sb、SL、SR スリット T 樋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 植田 和幸 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内
Claims (8)
- 【請求項1】 複数台のパチンコ機を連設した島単位に
設けられ、前記パチンコ機より排出されたパチンコ玉を
吸引して吸引ユニットに導入する吸引ホースと、前記吸
引ユニット内に臨ませた前記吸引ホースの端部側面に平
行に対設させて一端側面を前記吸引ユニット内に臨ませ
た吸気ホースと、該吸気ホースに接続された吸引手段と
から成り、 前記吸引ユニットは、気密に構成された箱体と、該箱体
内にあって前記吸引手段により吸引ホースから搬送され
たパチンコ玉の衝撃を吸収しつつ受入れる収容部と、該
収容部から導入されたパチンコ玉を吸引ユニット内の気
密を保持しつつ吸引ユニットの外に排出する為の回転シ
ャッターを設けたことを特徴とするパチンコ玉の搬送装
置。 - 【請求項2】 前記パチンコ玉の搬送装置において、前
記吸引ホースと吸気ホースとの対設部にそれぞれ複数の
スリットを設け、前記吸引手段からの吸気により前記各
スリットを介して前記吸引ホース内に吸引うず気流を生
じさせるうず気流発生装置を構成することを特徴とする
請求項1記載のパチンコ玉の搬送装置。 - 【請求項3】 前記島の下部に洗浄装置を配設し、該洗
浄装置は、還元液による洗浄機を備えた揚送機を配設
し、各パチンコ機から排出されたパチンコ玉を取入れ
て、洗浄しつつ揚送し、前記揚送機の排出口より排出さ
れたパチンコ玉に前記吸気ホース他端の排気口より排出
される排気を、加熱して吹付けるようにしたことを特徴
とする請求項1記載のパチンコ玉の搬送装置。 - 【請求項4】 複数台のパチンコ機を連設して円形に近
い多角形の島を形成し、該島内の下部に洗浄装置を配設
すると共に島の上部に上部タンクを配設し、該上部タン
クに各パチンコ機に連通すべくシュートを一体的に設け
た樋を傾斜させて連通接続し、上部タンクの上に吸引ユ
ニット並びに吸引手段を配設して成り、前記パチンコ機
から排出されたパチンコ玉を前記洗浄装置で洗浄して乾
燥の後吸引ホースを介して吸引ユニットに導入し、該吸
引ユニットの回転シャッターより上部タンクに定量供給
するとこを特徴とする請求項1記載のパチンコ玉の搬送
装置。 - 【請求項5】 前記回転シャッターは、前記吸引ユニッ
トの箱体内端部に水平に設置され前記収容部から排出す
るパチンコ玉を案内する樋に連通する連通口を一側面に
開設しかつ他側面に各パチンコ機にパチンコ玉を供給す
る排出口を開設した固定筒体と、前記固定筒体内に回動
可能に挿嵌され側面に前記連通口および排出口と略同形
の単一の開口部を形成した回転筒体とで構成され、前記
収容部から排出される定量のパチンコ玉を吸引ユニット
内の気密を保持しつつ吸引ユニットの外に排出すること
を特徴とする請求項1または4に記載のパチンコ玉の搬
送装置。 - 【請求項6】 前記収容部は、底部に緩衝材を敷設した
ことを特徴とする請求項1または4に記載のパチンコ玉
の搬送装置。 - 【請求項7】 前記うず気流発生装置は、前記吸引ユニ
ット内に2本の吸引ホースを平行に臨ませ、前記吸引ユ
ニット内に吸気ホースの一端側面を臨ませて該吸気ホー
スが前記2本の吸引ホースに対し夫々等距離離間する位
置に平行に対設し、前記2本の吸引ホースの吸気ホース
側にそれぞれ同形のスリットを開設すると共に前記吸気
ホースの前記両吸引ホースに面する両側に対称なスリッ
トを開設したことを特徴とする請求項2記載のパチンコ
玉の搬送装置。 - 【請求項8】 前記吸引ホースおよび吸気ホースに長手
方向に平行に配設される複数のスリットは、順次スリッ
トの開口長さを変えて配設することを特徴とする請求項
2記載のパチンコ玉の搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19477896A JPH1033815A (ja) | 1996-07-24 | 1996-07-24 | パチンコ玉の搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19477896A JPH1033815A (ja) | 1996-07-24 | 1996-07-24 | パチンコ玉の搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1033815A true JPH1033815A (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=16330106
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19477896A Pending JPH1033815A (ja) | 1996-07-24 | 1996-07-24 | パチンコ玉の搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1033815A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6273209B1 (en) | 1999-11-25 | 2001-08-14 | Showa Corporation | Seal structure of tie rod mounting portion in center take-off type power steering apparatus |
JP2012029935A (ja) * | 2010-07-30 | 2012-02-16 | Kyoraku Sangyo Kk | 遊技機群 |
JP2012029936A (ja) * | 2010-07-30 | 2012-02-16 | Kyoraku Sangyo Kk | 遊技機群 |
JP2012157525A (ja) * | 2011-01-31 | 2012-08-23 | Kyoraku Sangyo Kk | 遊技機ユニット |
JP2012157531A (ja) * | 2011-01-31 | 2012-08-23 | Kyoraku Sangyo Kk | 遊技機ユニット |
JP2012157529A (ja) * | 2011-01-31 | 2012-08-23 | Kyoraku Sangyo Kk | 遊技機ユニット |
JP2012157527A (ja) * | 2011-01-31 | 2012-08-23 | Kyoraku Sangyo Kk | 遊技機ユニット |
-
1996
- 1996-07-24 JP JP19477896A patent/JPH1033815A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6273209B1 (en) | 1999-11-25 | 2001-08-14 | Showa Corporation | Seal structure of tie rod mounting portion in center take-off type power steering apparatus |
JP2012029935A (ja) * | 2010-07-30 | 2012-02-16 | Kyoraku Sangyo Kk | 遊技機群 |
JP2012029936A (ja) * | 2010-07-30 | 2012-02-16 | Kyoraku Sangyo Kk | 遊技機群 |
JP2012157525A (ja) * | 2011-01-31 | 2012-08-23 | Kyoraku Sangyo Kk | 遊技機ユニット |
JP2012157531A (ja) * | 2011-01-31 | 2012-08-23 | Kyoraku Sangyo Kk | 遊技機ユニット |
JP2012157529A (ja) * | 2011-01-31 | 2012-08-23 | Kyoraku Sangyo Kk | 遊技機ユニット |
JP2012157527A (ja) * | 2011-01-31 | 2012-08-23 | Kyoraku Sangyo Kk | 遊技機ユニット |
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