JPH10338060A - 自動クラッチ制御装置 - Google Patents

自動クラッチ制御装置

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Publication number
JPH10338060A
JPH10338060A JP9149592A JP14959297A JPH10338060A JP H10338060 A JPH10338060 A JP H10338060A JP 9149592 A JP9149592 A JP 9149592A JP 14959297 A JP14959297 A JP 14959297A JP H10338060 A JPH10338060 A JP H10338060A
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JP
Japan
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clutch
speed
engine
vehicle
control device
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JP9149592A
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English (en)
Inventor
Yuichi Imani
雄一 今仁
Kazuya Taguchi
和也 田口
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Publication date
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  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の運転性及び操作性を損ねることなく、
車両を容易に微速走行させることが可能な自動クラッチ
制御装置を提供する。 【解決手段】 エンジンの出力軸と変速機の入力軸との
間に設けられたクラッチを、変速機の変速動作や車両の
走行状態に応じて、アクチュエータにより自動的に断続
させる自動クラッチ制御装置において、アクセルペダル
が全閉で(S110:YES)且つブレーキ操作が行わ
れ(S120:YES)、更にエンジン回転数Neがア
イドル回転数NAより所定値αだけ低く設定された所定
回転数(NA−α)よりも低くなったと判定すると(S
130:YES)、エンジン回転数Neが所定回転数
(Ne−α)より低くならないようにクラッチの係合量
を減少させて、クラッチを半クラッチ状態にする(S1
40,S150)。この結果、運転性及び操作性を全く
損ねることなく、車両を微速走行させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の発進・停止
時や変速時にクラッチを自動的に断続する自動クラッチ
制御装置に関し、特に、車両を微速走行させるためにク
ラッチを半クラッチ状態に制御する自動クラッチ制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両に搭載されたエンジンの
出力軸とトルクコンバータを備えない変速機の入力軸と
の間に介在されたクラッチを、変速機の変速動作や車両
の走行状態に応じて、アクチュエータにより自動的に断
続させる自動クラッチ制御装置が提案されている。
【0003】そして、この種の自動クラッチ制御装置と
しては、車両を車庫に入れる際(車庫入れ時)や渋滞時
などに、車両運転者が微速走行を容易に行えるようにす
るため、予め定められた半クラッチ運転条件が成立する
と、クラッチを完全係合状態から半クラッチ状態に制御
するよう構成されたものが提案されている。
【0004】例えば、特公平6−57502号公報に
は、クリープ運転設定スイッチを設け、このクリープ運
転設定スイッチがオンされると、クラッチを半クラッチ
状態にして、流体式自動変速機を採用した場合の如きク
リープ運転を可能にする自動クラッチ制御装置が提案さ
れている。
【0005】また、特公平6−39221号公報には、
アクセルペダルの踏込ストロークにおける初期領域を、
エンジン出力に影響しない遊び領域として予め設定して
おき、アクセルペダルの踏込量が上記遊び領域内にある
場合に、その踏込量に応じてクラッチを半クラッチ状態
に制御するようにした自動クラッチ制御装置が提案され
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記前
者の従来装置では、クリープ運転設定スイッチといった
特別なスイッチを設けなければならない上に、車両運転
者は、微速走行を行いたい場合に、そのスイッチをわざ
わざ操作しなければならず、操作性に欠けるものであっ
た。
【0007】また、上記後者の従来装置では、アクセル
ペダルの踏込ストロークに遊び領域ができてしまうた
め、通常走行時のアクセルレスポンスを悪化させてしま
うという問題がある。しかも、下り坂などでアクセルペ
ダルを全閉にすると、クラッチが半クラッチ状態になっ
て、有効なエンジンブレーキを効かせることができなく
なってしまう。
【0008】本発明は、こうした問題に鑑みなされたも
のであり、車両の運転性及び操作性を損ねることなく、
車両を容易に微速走行させることが可能な自動クラッチ
制御装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段、及び発明の効果】本発明
の自動クラッチ制御装置では、条件判定手段により半ク
ラッチ運転条件が成立したと判定されると、半クラッチ
運転制御手段が、クラッチ駆動手段を制御して、エンジ
ンの出力軸と該出力軸の動力を車輪に伝達する動力伝達
装置の入力軸との間に介在されたクラッチを半クラッチ
状態とし、これにより、エンジンから車輪への伝達トル
クを減少させて車両の微速走行を実現する。
【0010】ここで特に、本発明では、条件判定手段
が、アクセル検出手段によりアクセルペダルが全閉であ
ると検出されていると共に、ブレーキ検出手段によりブ
レーキ操作が行われていると検出され、更に、回転数検
出手段により検出されたエンジンの回転数が該エンジン
のアイドル回転数より低く設定された所定回転数よりも
低いと判断した時に、半クラッチ運転条件が成立したと
判定する。
【0011】即ち、通常、車両運転者が車庫入れ時など
に微速走行を行う場合には、まずアクセルペダルを全閉
にする。すると、車速は、エンジンのアイドル運転によ
る出力と、エンジンに対する負荷とが釣り合う値に落ち
着くこととなり、また、エンジンの回転数(以下、エン
ジン回転数という)は、アイドル回転数又はそれよりも
若干低い値となる。そして、車両運転者は、それでも車
速が大きい(速い)と思った場合には、ブレーキを操作
して、車速を低下させようとし、それに伴い、エンジン
回転数が低下する。そこで、本発明では、アクセルペダ
ルが全閉で且つブレーキ操作が行われ、更にエンジン回
転数がアイドル回転数より低く設定された所定回転数を
下回った時に、クラッチを半クラッチ状態に制御して、
エンジンから車輪への伝達トルクを減少させている。
【0012】このため、本発明の自動クラッチ制御装置
によれば、運転者は、特別なスイッチを操作することな
く、車両を確実に微速走行させることができるようにな
る。また、本発明によれば、前述した従来装置の如くア
クセルペダルの踏込ストロークに遊び領域を設ける必要
がないため、通常走行時のアクセルレスポンスには影響
を与えず、しかも、本発明では、エンジン回転数がアイ
ドル回転数より低く設定された所定回転数を下回った時
にクラッチを半クラッチ状態に制御するため、例えば、
運転者が下り坂走行時にアクセルペダルを全閉にした場
合には、必要なエンジンブレーキを効かせることができ
る。
【0013】このように、本発明の自動クラッチ制御装
置によれば、車両の運転性及び操作性を全く損ねること
なく、車両を容易に微速走行させることが可能となる。
ところで、半クラッチ運転制御手段は、請求項2に記載
のように、条件判定手段により半クラッチ運転条件が成
立したと判定されると(即ち、アクセルペダルが全閉で
且つブレーキ操作が行われている状態で、エンジン回転
数がアイドル回転数より低く設定された所定回転数より
も低いと判定されると)、エンジン回転数が前記所定回
転数より低くならないように、クラッチ駆動手段を制御
してクラッチの係合量を減少させるよう構成すれば、車
両運転者は、エンジンから駆動輪への伝達トルクを任意
に減少させて、所望の車速を実現することができるよう
になる。
【0014】つまり、請求項2に記載の自動クラッチ制
御装置では、アクセルペダルが全閉の状態でブレーキが
操作されて、エンジン回転数が前記所定回転数よりも低
くなると、エンジン回転数が更に低下しないようにクラ
ッチの係合量が減少されることとなる。このため、車両
運転者は、ブレーキの断続的あるいは連続的な操作によ
って、クラッチの係合量、延いてはエンジンから駆動輪
への伝達トルクを、任意に減少させることができ、この
結果、車庫入れ時などの運転性を一層向上させることが
できる。
【0015】次に、請求項3に記載の自動クラッチ制御
装置では、請求項2に記載の装置に対して、半クラッチ
運転制御手段が、回転上昇判定手段と係合量増加手段と
を備えている。そして、回転上昇判定手段が、条件判定
手段により半クラッチ運転条件が成立したと判定されて
クラッチが半クラッチ状態となっている最中に、アクセ
ル検出手段によりアクセルペダルが全閉であると検出さ
れているにも拘らず回転数検出手段により検出されたエ
ンジン回転数がアイドル回転数を越えたか否かを判定
し、この回転上昇判定手段により肯定判定されると(つ
まり、アクセルペダルが全閉であるにも拘らずエンジン
回転数がアイドル回転数を越えると)、係合量増加手段
が、エンジン回転数がアイドル回転数を越えないよう
に、クラッチ駆動手段を制御してクラッチの係合量を増
加させる。
【0016】即ち、半クラッチ運転条件が成立して、ク
ラッチが半クラッチ状態とされている最中に、例えば車
両が下り坂に達すると、車速が大きくなると共に、その
時点のクラッチの係合量に応じてエンジン回転数も上昇
するが、この時に、クラッチの係合量が小さいと、惰性
により車速が益々大きくなってしまう。
【0017】そこで、請求項3に記載の自動クラッチ制
御装置では、アクセルペダルが全閉であるにも拘らずエ
ンジン回転数がアイドル回転数を越えると、エンジン回
転数がアイドル回転数を越えないようにクラッチの係合
量を増加して、エンジンブレーキが効くようにしてい
る。このため、請求項3に記載の自動クラッチ制御装置
によれば、微速走行時の運転性を一層向上させることが
できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明が適用された実施形
態について図面を用いて説明する。尚、本発明は、下記
の実施形態に限定されることなく、本発明の技術的範囲
に属する限り、種々の形態を採り得ることは言うまでも
ない。
【0019】まず図1は、本実施形態の自動クラッチ制
御装置の全体構成を表すブロック図である。尚、本実施
形態の自動クラッチ制御装置は、エンジン2と、シフト
レバーSLの操作に応じて機械的にギアを切り替え可能
な5段変速の変速機4と、エンジン2の出力軸2aと変
速機4の入力軸4aとの間に設けられ、エンジン2の出
力軸2a側のフライホイール6a及び変速機4の入力軸
4a側の摩擦板6bからなる周知のクラッチ6とを備え
た車両に適用されるものである。そして、当該車両にお
いては、変速機4から、該変速機4の出力軸に連結され
たプロペラ軸4b、デファレンシャルギア(差動装置)
DG、及び左右のドライブ車軸7a,7bを介して、左
右の駆動輪Ra,Rbにエンジン2の出力軸2aの動力
が伝達される。
【0020】図1に示すように、本実施形態の自動クラ
ッチ制御装置は、外部からの操作指令に従ってクラッチ
6を作動させるクラッチアクチュエータ8と、クラッチ
6のクラッチストローク(即ち、摩擦板6bのフライホ
イール6aに対する距離)を検出するクラッチストロー
クセンサ10と、エンジン2の出力軸2aの回転数(即
ち、エンジン回転数)Neを検出する回転センサ12
と、変速機4の入力軸4aの回転数(以下、中間軸回転
数という)Ncを検出する回転センサ14と、変速機4
の出力軸に連結された上記プロペラ軸4bの回転数から
車速Vを検出する車速センサ16と、エンジン2の吸気
経路に設けられたスロットル弁17の開度(延いては、
エンジン2の出力)を調節するために操作されるアクセ
ルペダルAPの操作量(以下、アクセル開度という)を
検出するアクセル開度センサ18と、を備えている。
【0021】そして更に、本実施形態の自動クラッチ制
御装置は、シフトレバーSLの位置(以下、レバー位置
という)が、1速〜5速,後退(リバース),及びその
何れでもない中立(ニュートラル)のうちのどの位置に
あるかを検出するレバー位置センサ20と、シフトレバ
ーSLの握り部(ノブ部)に設けられ、車両運転者がシ
フトレバーSLを操作して変速しようとしていることを
検出するシフトノブセンサ22と、ブレーキペダルBP
が踏まれている時にオンするブレーキスイッチ24と、
CPU,ROM,RAMなどからなる周知のマイクロコ
ンピュータを中心に構成され、上記各センサやスイッチ
により検出される情報に基づきクラッチアクチュエータ
8へ操作指令を出力して、クラッチ6を制御する電子制
御装置(以下、自動クラッチECUという)26と、を
備えている。
【0022】尚、図1には示されていないが、車両に
は、エンジン2の吸入空気量やエンジン回転数Ne等に
基づき、エンジン2の燃料噴射量や点火時期等を制御す
るエンジン制御用の電子制御装置(以下、エンジンEC
Uという)が設けられている。そして、このエンジンE
CUは、アクセル開度が「0」の場合、即ちアクセルペ
ダルAPが全閉の場合に、エンジン2の吸気経路に設け
られたアイドルスピードコントロールバルブを制御し
て、エンジン回転数Neが予め定められたアイドル回転
数NAとなるようにする、周知のアイドル制御機能を備
えている。
【0023】また、本実施形態の車両においては、車両
運転者によりブレーキペダルBPが踏まれると、その踏
み込み量に応じたブレーキ油圧が、マスタシリンダMS
からブレーキ配管28を介して上記駆動輪Ra,Rbを
含む各車輪のブレーキ装置(図示省略)に供給され、こ
れによって各車輪に制動力が加わるようになっている。
【0024】ここで図2は、クラッチアクチュエータ8
の構成を表す油圧回路図である。図2に示すように、ク
ラッチアクチュエータ8は、クラッチ油を貯留するドレ
インタンク30と、ドレインタンク30のクラッチ油を
圧送する一対のポンプ32と、この一対のポンプ32を
駆動するモータ34と、ポンプ32から供給される圧油
によって作動するクラッチレリーズシリンダ(以下、単
にシリンダという)36と、ポンプ32からシリンダ3
6への油圧経路に設けられた増圧用の制御弁38と、シ
リンダ36からドレインタンク30への油圧経路に設け
られた減圧用の制御弁40とを備えている。
【0025】また、各ポンプ32の入力側及び出力側の
油圧経路には、クラッチ油の逆流を防止する逆止弁42
が夫々設けられており、更に、増圧用の制御弁38の入
力側(以下、増圧路という)と減圧用の制御弁40の出
力側(以下、減圧路という)との間には、増圧路の油圧
が設定値以上に上昇すると増圧路のクラッチ油を減圧路
を介してドレインタンク30に逃がすことにより、増圧
路の油圧が設定値以上に上昇することを防止するリリー
フ弁44が設けられている。
【0026】そして、このクラッチアクチュエータ8で
は、シリンダ36のプッシュロッド36aが、クラッチ
6の摩擦板6bをフライホイール6aから引き離すため
の、クラッチレリーズフォーク(図示せず)を作動させ
るようになっている。尚、制御弁38,40は、いずれ
も、クラッチ油を通過させる連通位置と、クラッチ油の
通過を遮断する保持位置とからなる2位置弁であり、自
動クラッチECU26からの操作指令に応じて弁の位置
が切り換わるようになっている。
【0027】このように構成されたクラッチアクチュエ
ータ8では、自動クラッチECU26が、モータ34を
駆動してポンプ32を作動させ、更に、増圧用の制御弁
38を連通位置に設定すると共に、減圧用の制御弁40
を保持位置に設定すると、クラッチ油がシリンダ36に
供給されてプッシュロッド36aがクラッチレリーズフ
ォークを作動させ、これにより、クラッチ6の摩擦板6
bがフライホイール6aから離れる方向(解放方向)に
作動して、クラッチ6の係合量が減少する。また逆に、
自動クラッチECU26が、増圧用の制御弁38を保持
位置に設定すると共に、減圧用の制御弁40を連通位置
に設定すると、シリンダ36からドレインタンク30に
クラッチ油が戻され、これにより、クラッチ6の摩擦板
6bがフライホイール6aへ近づく方向(係合方向)に
作動して、クラッチ6の係合量が増加する。
【0028】次に、自動クラッチECU26が実行する
制御内容について説明する。まず、自動クラッチECU
26は、図示しないイグニッションキーが操作されて電
源が投入されると、動作を開始する。そして、シフトノ
ブセンサ22からの検出信号に基づき、車両運転者がシ
フトレバーSLを握って操作したことを検知すると、ク
ラッチアクチュエータ8にクラッチ6を解放させる操作
指令を出力して、クラッチ6を完全解放させる(つま
り、摩擦板6bをフライホイール6aから完全に引き離
す)。
【0029】そして更に、自動クラッチECU26は、
車速センサ16により検出される車速Vが「0」である
場合、即ち車両が停車中である場合に、レバー位置セン
サ20からの検出信号に基づき、シフトレバーSLが1
速,2速,及び後退のうちの何れかのレバー位置に操作
されたことを検知し、更に、アクセル開度センサ18か
らの検出信号に基づき、アクセル開度が「0」でなくな
ったこと(つまり、アクセルペダルAPが踏み込まれた
こと)を検知すると、クラッチアクチュエータ8にクラ
ッチ6を係合させる操作指令を出力して車両を発進させ
る、発進制御を行う。
【0030】一方、自動クラッチECU26は、車速セ
ンサ16により検出される車速Vが「0」でない場合、
即ち車両が走行中である場合に、シフトノブセンサ22
からの検出信号に基づき、車両運転者がシフトレバーS
Lを操作したことを検知すると、変速制御を行う。
【0031】この変速制御では、まず、クラッチアクチ
ュエータ8にクラッチ6を解放させる操作指令を出力し
て、クラッチ6を完全解放させ、その後、レバー位置セ
ンサ20からの検出信号に基づき、シフトレバーSLが
1速〜5速及び後退の何れかのレバー位置に入れられた
ことを検知すると、クラッチアクチュエータ8にクラッ
チ6を係合させる操作指令を出力する。
【0032】尚、上記発進制御及び変速制御の時にクラ
ッチ6を係合させる係合速度(摩擦板6bをフライホイ
ール6aに近づける速度)は、中間軸回転数Ncとエン
ジン回転数Neとの比Nc/NeやシフトレバーSLの
レバー位置に基づき、クラッチ6の係合によるショック
を抑制するように設定されるが、本発明の要旨とは関係
がないので、ここではその説明を省略する。
【0033】ここで特に、本実施形態の自動クラッチE
CU26は、車両の走行中にシフトレバーSLが操作さ
れておらず、且つ、上記発進制御及び変速制御を行って
いない場合に、図3に示す微速走行制御処理を実行して
おり、この処理の実行により、車両の車庫入れ時や渋滞
時における微速走行を容易にしている。
【0034】図3に示すように、微速走行制御処理で
は、まずステップ(以下、単に「S」と記す)110に
て、アクセル開度センサ18からの検出信号に基づき、
アクセルペダルAPが全閉(アクセル開度が「0」)で
あるか否かを判定し、アクセルペダルAPが全閉である
と判定するまで待機する。
【0035】そして、アクセルペダルAPが全閉である
と判定すると、S120に進んで、ブレーキスイッチ
(以下、ブレーキSWと記す)24がオンしているか否
か(即ち、車両運転者によりブレーキ操作が行われてい
るか否か)を判定し、ブレーキSW24がオンしていな
ければ、S110に戻る。
【0036】また、S120でブレーキSW24がオン
していると判定した場合には、S130に進んで、回転
センサ12により検出されている現在のエンジン回転数
Neが、エンジン2のアイドル回転数NAよりも所定値
αだけ低く設定された所定回転数(NA−α)よりも低
いか否かを判定し、エンジン回転数Neが所定回転数
(NA−α)よりも低くないと判定した場合には、再び
S110に戻る。
【0037】一方、S130でエンジン回転数Neが上
記所定回転数(NA−α)よりも低いと判定した場合、
即ち、アクセルペダルAPが全閉で且つブレーキ操作が
行われ、更にエンジン回転数Neがアイドル回転数NA
より低く設定された所定回転数(NA−α)を下回った
場合には、S140に進んで、クラッチアクチュエータ
8に、摩擦板6bを解放方向に作動させてクラッチ6の
係合量を減少させる操作指令(以下、クラッチ解放指令
という)を出力する。
【0038】そして、続くS150にて、クラッチスト
ロークセンサ10からの検出信号に基づき、クラッチ6
の摩擦板6bが解放方向に所定量だけ移動したか否かを
判定し、摩擦板6bが解放方向に所定量だけ移動してい
なければ、S140に戻って上記クラッチ解放指令を出
力し続けるが、摩擦板6bが解放方向に所定量だけ移動
したならば、クラッチ解放指令の出力を止めてS160
に進む。
【0039】このS160では、回転センサ12により
検出されている現在のエンジン回転数Neが、アイドル
回転数NAを越えたか否かを判定する。そして、エンジ
ン回転数Neがアイドル回転数NAを越えていないと判
定した場合には、前述したS110に戻るが、エンジン
回転数Neがアイドル回転数NAを越えたと判定した場
合には、S170に進んで、アクセル開度センサ18か
らの検出信号に基づき、アクセルペダルAPが依然とし
て全閉であるか否かを判定する。
【0040】ここで、S170でアクセルペダルAPが
全閉ではないと判定した場合には、車両運転者がアクセ
ルペダルAPを踏み込んだことによりエンジン回転数N
eが上昇したものと判断してS110に戻るが、S17
0でアクセルペダルAPが全閉であると判定した場合、
即ち、上記S140及びS150の処理によりクラッチ
6が半クラッチ状態となっている最中に、アクセルペダ
ルAPが全閉であるにも拘らずエンジン回転数Neがア
イドル回転数NAを越えた場合には、S180に進ん
で、クラッチアクチュエータ8に、摩擦板6bを係合方
向に作動させてクラッチ6の係合量を増加させる操作指
令(以下、クラッチ係合指令という)を出力する。
【0041】そして、続くS190にて、クラッチスト
ロークセンサ10からの検出信号に基づき、クラッチ6
の摩擦板6bが係合方向に所定量だけ移動したか否かを
判定し、摩擦板6bが係合方向に所定量だけ移動してい
なければ、S180に戻って上記クラッチ係合指令を出
力し続けるが、摩擦板6bが係合方向に所定量だけ移動
したならば、クラッチ係合指令の出力を止めて、前述し
たS160に戻る。
【0042】次に、図3に示した微速走行制御処理の作
用について、図4のタイミングチャートを参照しつつ説
明する。尚、図4は、車両が停車状態から発進した場合
の、クラッチ6,エンジン回転数Ne,及び中間軸回転
数Ncなどの状態を例示している。
【0043】まず、前述した発進制御や変速制御が行わ
れることにより、クラッチ6は、時間の長短はあるが最
終的に完全係合されて、エンジン回転数Neと中間軸回
転数Ncとが一致した状態となる(図4の時刻t1)。
尚、図4の時刻t1では、クラッチ6が発進制御により
完全係合されている。
【0044】そして、車両運転者が車庫入れ時や渋滞時
などに微速走行を行う場合には、図4にて時刻t1の直
後に示されているように、まずアクセルペダルAPを全
閉にする。すると、車速は、エンジン2のアイドル運転
による出力と、その時のエンジン2に対する負荷とが釣
り合う値に落ち着くこととなり、また、エンジン回転数
Neは、アイドル回転数NA又はそれよりも若干低い値
となる。そして更に、車両運転者は、それでも車速が大
きいと思った場合には、ブレーキペダルBPを踏んで車
速を低下させようとし、それに伴い、エンジン回転数N
eが低下する。
【0045】ここで、このようにアクセルペダルAPが
全閉で且つブレーキ操作が行われた状態で、エンジン回
転数Neが、アイドル回転数NAより所定値αだけ低く
設定された所定回転数(NA−α)よりも低くなると
(図4の時刻t2)、図3のS110〜S130の全て
で肯定判定されて、図3のS140及びS150の処理
により、クラッチ6の摩擦板6bが所定量だけ解放方向
に移動させられる(つまり、クラッチ6の係合量が所定
量だけ減少される)。この結果、クラッチ6が完全係合
状態から半クラッチ状態となり、エンジン2から駆動輪
Ra,Rbへの伝達トルクが減少されて車両の微速走行
が可能となる。
【0046】そして、この状態(即ち、アクセルペダル
APが全閉で且つブレーキ操作が行われ、更にエンジン
回転数Neが上記所定回転数(NA−α)よりも低い状
態)が続けば、図3のS140及びS150の処理が繰
り返し実行されて、図4の時刻t2から時刻t3に示さ
れている如く、エンジン回転数Neが上記所定回転数
(NA−α)より低くならないように、クラッチ6の係
合量が徐々に減少されていくこととなる。
【0047】その後、車両運転者がブレーキ操作を止め
たり、エンジン回転数Neが上記所定回転数(NA−
α)を上回ったりして、図3のS110〜S130のう
ちの何れかで否定判定されると、図4の時刻t3から時
刻t5に示すように、クラッチ6の係合量は変化され
ず、エンジン回転数Neがアイドル回転数NAと上記所
定回転数(NA−α)との間に維持された状態で、車両
の微速走行が行われることとなる。
【0048】尚、図4の時刻t4に示されているよう
に、アクセルペダルAPが全閉で且つブレーキ操作が行
われても、エンジン回転数Neが所定回転数(NA−
α)を下回らなければ、クラッチ6の係合量は変化され
ない。また、図4の時刻t5に示されているように、ア
クセルペダルAPが全閉でなくなると、当該自動クラッ
チECU26は、前述した発進制御或いは変速制御の一
機能により、クラッチ6を徐々に係合させ、やがて完全
係合状態に復帰させる。
【0049】以上詳述したように、本実施形態の自動ク
ラッチECU26では、アクセルペダルAPが全閉で且
つブレーキ操作が行われ、更にエンジン回転数Neがア
イドル回転数NAより所定値αだけ低く設定された所定
回転数(NA−α)よりも低くなったか否かを判定し
(S110〜S130)、その判定で肯定判定した場合
に(S110〜S130:YES)、クラッチ6を完全
係合状態から半クラッチ状態にしている(S140,S
150)。そして、これにより、エンジン2から駆動輪
Ra,Rbへの伝達トルクを減少させて、車両の微速走
行を実現できるようにしている。
【0050】このため、本実施形態の自動クラッチEC
U26によれば、運転者は、特別なスイッチを操作する
ことなく、車両を確実に微速走行させることができる。
また、本実施形態によれば、前述した従来装置の如くア
クセルペダルAPの踏込ストロークに遊び領域を設ける
必要がないため、通常走行時のアクセルレスポンスには
影響を与えず、しかも、エンジン回転数Neがアイドル
回転数NAより低く設定された所定回転数(NA−α)
を下回った時にクラッチ6を半クラッチ状態に制御する
ため、例えば、運転者が下り坂走行時にアクセルペダル
APを全閉にした場合には、必要なエンジンブレーキを
効かせることができる。
【0051】このように、本実施形態の自動クラッチE
CU26によれば、車両の運転性及び操作性を全く損ね
ることなく、車両を容易に微速走行させることができ
る。特に、本実施形態の自動クラッチECU26では、
アクセルペダルAPが全閉で且つブレーキ操作が行われ
ている状態で、エンジン回転数Neが所定回転数(Ne
−α)よりも低いと判定すると、エンジン回転数Neが
その所定回転数(Ne−α)より低くならないように、
クラッチ6の係合量を減少させるようにしているため
(S140,S150)、車両運転者は、エンジン2か
ら駆動輪Ra,Rbへの伝達トルクを任意に減少させ
て、所望の車速を実現することができる。
【0052】つまり、アクセルペダルAPが全閉の状態
でブレーキペダルBPが踏まれて、エンジン回転数Ne
が所定回転数(NA−α)よりも低くなると、エンジン
回転数Neが更に低下しないようにクラッチ6の係合量
が減少されることとなるため、車両運転者は、ブレーキ
ペダルBPの断続的あるいは連続的な操作によって、ク
ラッチ6の係合量、延いてはエンジン2から駆動輪R
a,Rbへの伝達トルクを任意に減少させることがで
き、この結果、車庫入れ時などの運転性を一層向上させ
ることができる。
【0053】また更に、図4にはその動作状態が示され
ていないが、本実施形態の自動クラッチECU26で
は、図3のS110〜S130の全てで肯定判定して、
クラッチ6を半クラッチ状態としている最中に、アクセ
ルペダルAPが全閉であるにも拘らずエンジン回転数N
eがアイドル回転数NAを越えたと判定すると(S16
0及びS170:YES)、エンジン回転数Neがアイ
ドル回転数NAを越えないようにクラッチ6の係合量を
増加させるようにしている(S180及びS190)。
【0054】即ち、クラッチ6を半クラッチ状態として
いる最中に、例えば車両が下り坂に達すると、車速が大
きくなると共に、その時点のクラッチ6の係合量に応じ
てエンジン回転数Neも上昇するが、この時に、クラッ
チ6の係合量が小さいと、惰性により車速が益々大きく
なってしまう。そこで、本実施形態では、アクセルペダ
ルAPが全閉であるにも拘らずエンジン回転数Neがア
イドル回転数NAを越えると、エンジン回転数Neがア
イドル回転数NAを越えないようにクラッチ6の係合量
を増加して、エンジンブレーキが効くようにしている。
【0055】このため、本実施形態の自動クラッチEC
U26によれば、微速走行時の運転性を一層向上させる
ことができる。尚、本実施形態では、変速機4が動力伝
達装置に相当し、クラッチアクチュエータ8がクラッチ
駆動手段に相当している。また、図3のS110〜S1
30が条件判定手段に相当し、図3のS140〜S19
0が半クラッチ運転制御手段に相当している。そして、
アクセル開度センサ18及び図3のS110がアクセル
検出手段に相当し、ブレーキSW24及び図3のS12
0がブレーキ検出手段に相当し、回転センサ12が回転
数検出手段に相当しており、また、図3のS160及び
S170が回転上昇判定手段に相当し、図3のS180
及びS190が係合量増加手段に相当している。
【0056】一方、上記実施形態では、ブレーキペダル
BPが踏まれている時に、ブレーキ操作が行われている
と判断するようにしたが、例えば、図3のS120に
て、ブレーキペダルBPが踏まれているか、或いは、車
両の駐車ブレーキが操作されている時に、ブレーキ操作
が行われたと判断して、S130へ進むように構成して
も良い。つまり、車庫入れ時などに駐車ブレーキを操作
して車速を低下させようとする運転者もいるからであ
る。そして、このように構成すれば、ブレーキペダルB
Pと駐車ブレーキとの何れを操作しても、微速走行を容
易に行うことができるようになる。
【0057】また、ブレーキペダルBPは、足踏み式の
ものに限るものではなく、手で操作する形式のものでも
良い。また更に、上記実施形態では、アクセル開度を検
出するアクセル開度センサ18を用いて、アクセルペダ
ルAPが全閉であるか否かを検出するようにしたが、ア
クセルペダルAPが全閉の時にオンするスイッチを用い
ても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態の自動クラッチ制御装置の全体構成
を表すブロック図である。
【図2】 クラッチアクチュエータの構成を表す油圧回
路図である。
【図3】 図1の自動クラッチECUで実行される微速
走行制御処理を表すフローチャートである。
【図4】 図3の微速走行制御処理の作用を説明するタ
イミングチャートである。
【符号の説明】
2…エンジン 4…変速機 6…クラッチ 6a
…フライホイール 6b…摩擦板 8…クラッチアクチュエータ 10…クラッチストロークセンサ 12,14…回転
センサ 16…車速センサ 18…アクセル開度センサ S
L…シフトレバー 20…レバー位置センサ 22…シフトノブセンサ 24…ブレーキスイッチ(ブレーキSW) BP…ブ
レーキペダル 26…電子制御装置(自動クラッチECU) AP…
アクセルペダル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの出力軸と該出力軸の動力を車
    輪に伝達する動力伝達装置の入力軸との間に介在された
    クラッチを作動させるクラッチ駆動手段と、 予め定められた半クラッチ運転条件が成立したか否かを
    判定する条件判定手段と、 該条件判定手段により前記半クラッチ運転条件が成立し
    たと判定されると、前記クラッチ駆動手段を制御して前
    記クラッチを半クラッチ状態にする半クラッチ運転制御
    手段と、 を備えた車両の自動クラッチ制御装置において、 車両運転者により操作されるアクセルペダルが全閉であ
    るか否かを検出するアクセル検出手段と、 車両運転者によりブレーキ操作が行われているか否かを
    検出するブレーキ検出手段と、 前記エンジンの回転数を検出する回転数検出手段とを備
    え、 前記条件判定手段は、 前記アクセル検出手段により前記アクセルペダルが全閉
    であると検出されていると共に、前記ブレーキ検出手段
    により前記ブレーキ操作が行われていると検出され、更
    に、前記回転数検出手段により検出された前記エンジン
    の回転数が、該エンジンのアイドル回転数より低く設定
    された所定回転数よりも低いと判断した時に、前記半ク
    ラッチ運転条件が成立したと判定するよう構成されてい
    ること、 を特徴とする自動クラッチ制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の自動クラッチ制御装置
    において、 前記半クラッチ運転制御手段は、 前記条件判定手段により前記半クラッチ運転条件が成立
    したと判定されると、前記エンジンの回転数が前記所定
    回転数より低くならないように、前記クラッチ駆動手段
    を制御して前記クラッチの係合量を減少させるよう構成
    されていること、 を特徴とする自動クラッチ制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の自動クラッチ制御装置
    において、 前記半クラッチ運転制御手段は、 前記条件判定手段により前記半クラッチ運転条件が成立
    したと判定されて前記クラッチが半クラッチ状態となっ
    ている最中に、前記アクセル検出手段により前記アクセ
    ルペダルが全閉であると検出されているにも拘らず前記
    回転数検出手段により検出された前記エンジンの回転数
    が前記アイドル回転数を越えたか否かを判定する回転上
    昇判定手段と、 該回転上昇判定手段により肯定判定されると、前記エン
    ジンの回転数が前記アイドル回転数を越えないように、
    前記クラッチ駆動手段を制御して前記クラッチの係合量
    を増加させる係合量増加手段と、 を備えていることを特徴とする自動クラッチ制御装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010520428A (ja) * 2007-03-02 2010-06-10 ツェットエフ、フリードリッヒスハーフェン、アクチエンゲゼルシャフト モータ乗物の駆動系を制御するための方法
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