JPH10337623A - 自動加工設備 - Google Patents

自動加工設備

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Publication number
JPH10337623A
JPH10337623A JP14820997A JP14820997A JPH10337623A JP H10337623 A JPH10337623 A JP H10337623A JP 14820997 A JP14820997 A JP 14820997A JP 14820997 A JP14820997 A JP 14820997A JP H10337623 A JPH10337623 A JP H10337623A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
chuck
loader
unit
chucks
Prior art date
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Pending
Application number
JP14820997A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsukasa Kato
司 加藤
Sadami Kondo
定巳 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okuma Corp
Original Assignee
Okuma Machinery Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Okuma Machinery Works Ltd filed Critical Okuma Machinery Works Ltd
Priority to JP14820997A priority Critical patent/JPH10337623A/ja
Publication of JPH10337623A publication Critical patent/JPH10337623A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】短時間でワークの交換を行うことができ、効率
良くワークへの加工を繰り返すことができる自動加工設
備を提供する。 【解決手段】自動加工設備1は、ワークユニット8の面
盤9に2個のチャック10,11が設けられているとと
もに、ローダ13のアーム15に2個のチャック16,
17が設けられている。そして、加工後のワークを未加
工のワークと交換する場合には、アーム15の下側のチ
ャック17の掴持動作および面盤9の下側のチャック1
1の開放動作によって加工後のワークの受け渡しが行わ
れ、その受け渡しと略同時に、面盤9の上側のチャック
10の掴持動作およびアーム15の上側のチャック16
の開放動作によって、未加工のワークの受け渡しが行わ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動加工設備に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の自動加工設備としては、図5の如
きものが知られている。この自動加工設備51は、工具
Tを保持した主軸52と対向する位置にワークユニット
53が配置されており、前面に設置された面盤54のチ
ャック55をC軸(面盤54と垂直な軸)の周りで回動
して、チャック55が掴持したワークを任意の位相に割
り出すようになっている。また、上方には、ローダ56
が設置されている。ローダ56は、2個のチャック5
8,59を設けたアーム60が、レール57に垂下設置
されており、Z軸方向に摺動可能なっている。かかる自
動加工設備51は、ワークへの加工を繰り返す場合に
は、面盤54のチャック55の掴持している加工後のワ
ークを、ローダ56が搬送した未加工のワークと交換す
るようになっている。
【0003】図6、図7は、それぞれ、ワークの交換
(ローディング)時の自動加工設備51の作動内容を示
したものであり、ワークを交換する場合には、まず、ス
テップ1で、ローダ56のアーム60が下降し(図7
(a))、ステップ2で、下側のチャック59が面盤5
4のチャック55と対向する(図7(b))。次に、ス
テップ3で、アーム60が面盤54に接近し、下側のチ
ャック59が掴持動作を実行する。また、その掴持動作
と略同時に、面盤54のチャック55が開放する(図7
(c))。そして、ステップ4で、アーム60が面盤5
4から一旦離反する(図7(d))。しかる後、ステッ
プ5で、さらにアーム60が下降し、上側のチャック5
8と面盤54のチャック55とが対向する(図7
(e))。次に、ステップ6で、アーム60が面盤54
に再度接近し、面盤54のチャック55が掴持動作を実
行すると略同時に、アーム60の上側のチャック58が
開放する(図7(f))。さらに、ステップ7で、アー
ムが面盤から離反し(図7(g))、続くステップ8
で、ワークユニット53の上方まで上昇する(図7
(h))。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
自動加工設備51は、加工後のワークW’を未加工のワ
ークWと交換する際に、上記の如く、非常に多くのステ
ップの作動をしなければならず、長い時間を要するた
め、ワークへの加工を繰り返す場合の作業効率が非常に
悪かった。
【0005】本発明の目的は、短時間でワークの交換を
行うことができ、効率良くワークへの加工を繰り返すこ
とができる自動加工設備を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる本発明の構成は、
先端に工具が回転可能に保持される主軸と、主軸と対向
する位置に割り出し可能に設けられておりチャックによ
ってワークを掴持するワークユニットと、ワークユニッ
トに未加工のワークを搬入し、またワークユニットから
加工済みのワークを搬出するローダとを有しており、主
軸とワークユニットとの相対移動によってワークユニッ
トが掴持したワークに所望の加工を行うとともに、加工
されたワークがローダによって搬送された未加工のワー
クと交換される自動加工設備であって、前記ワークユニ
ットに、複数のチャックが設けられているとともに、前
記ローダに、ワークユニットのチャックと同数のチャッ
クが設けられており、ワークユニットのチャックが掴持
している加工済みのワークをローダのチャックへ受け渡
す動作と、ローダのチャックが掴持している未加工のワ
ークをワークユニットのチャックへ受け渡す動作とを並
行して行うことにある。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の自動加工設備の一
実施形態について、図面にしたがって詳細に説明する。
図1は、本発明に係る横型自動加工設備を示したもので
あり、自動加工設備1は、ベッド2上にX軸ユニット3
がX軸方向(図中前後方向)に水平移動可能に設けられ
ており、そのX軸ユニット3上に、Z軸ユニット4がX
軸と直交するZ軸方向(左右方向)へ水平移動可能に設
置されている。Z軸ユニット4には工具Tを保持する主
軸5が支持されており、モータ6によってベルト7を介
して水平軸線周りで回転するようになっている。
【0008】一方、主軸5と対向する位置にはワークユ
ニット8が配置されている。また、ワークユニット8の
主軸5側には、面盤9が設けられており、その面盤9に
は、加工するワークを掴持するための2個のチャック1
0,11が設置されている。ワークユニット8は、チャ
ック10,11をC軸(Z軸と平行な軸)周りで回動し
て、ワークを任意の位相に割り出すことができるように
なっている。なお、チャック10,11は、中心から等
間隔に配置された3個の爪状体が放射線方向に拡大、縮
小摺動することによって、ワークを掴持するタイプのも
のである。さらに、ワークユニット8の下側にはB軸ユ
ニット12が配設されており、ワークユニット8をB軸
(鉛直方向の軸)周りで旋回して、ワークの姿勢を正面
から側面まで90゜の範囲で切換可能になっている。な
お、ベッド2の内部のB軸ユニット12の下方には、Y
軸ユニット(図示せず)が組み付けられており、B軸ユ
ニット12およびワークユニット8を一体に昇降できる
ようになっている。また、B軸ユニット12およびY軸
ユニットは、防塵カバー(図示せず)によって覆われて
いる。
【0009】さらに、機台の上方には、ローダ13が設
置されている。図2は、ローダ13を示したものであ
り、ローダ13には、アーム15がレール14に垂下設
置されており、レール14に沿ってZ軸と平行な方向に
摺動可能なっている。そして、アーム15には、ワーク
を掴持するための2個のチャック16,17が、ワーク
ユニット8の面盤9に設けられた2つのチャック10,
11と等間隔に併設されている。なお、チャック16,
17は、面盤9のチャック10,11と同様に、中心か
ら等間隔に配置された3個の爪状体が放射線方向に拡
大、縮小摺動することによって、ワークを掴持するタイ
プのものである。また、アーム15は、外フレーム18
の内部を内フレーム19がスライドすることによって、
上下に昇降可能になっている。
【0010】かかる自動加工設備1は、未加工のワーク
を、面盤9の2個のチャック10,11の内のいずれか
一方に掴持させ、その状態で、X軸ユニット3、Z軸ユ
ニット4、ワークユニット8、B軸ユニット12、Y軸
ユニットを作動させ、主軸5の先端の工具Tによってワ
ークに所望の加工ができるように割り出した後に、加工
を実行する。そして、多くのワークに加工を繰り返す場
合には、ローダ13によって搬送された新たな未加工の
ワークが、面盤9のチャック10,11の内のいずれか
一方によって掴持されている加工後のワークと交換され
る。
【0011】以下、自動加工設備1が、未加工のワーク
を加工後のワークとする場合の作動内容を、図3、図4
にしたがって説明する。ワークWを交換する場合には、
まず、ステップ1で、ローダ13のアーム15が下降し
(図4(a))、次のステップ2で、アーム15のチャ
ック16,17と面盤9のチャック10,11とが、そ
れぞれ対向する(図4(b))。そして、ステップ3
で、アーム15が面盤9に接近し、アーム15の下側の
チャック17が掴持動作を実行するとともに、面盤9の
下側のチャック11が開放する。また、それらの掴持、
開放動作と略同時に、面盤9の上側のチャック10が掴
持動作を実行するとともに、アーム15の上側のチャッ
ク16が開放する(図4(c))。すなわち、アーム1
5の下側のチャック17の掴持動作および面盤9の下側
のチャック11の開放動作によって加工後のワークW’
の受け渡しが行われ、その受け渡しと略同時に、面盤9
の上側のチャック10の掴持動作およびアーム15の上
側のチャック16の開放動作によって、未加工のワーク
Wの受け渡しが行われる。しかる後、ステップ4で、ア
ーム15が面盤9から離反し(図4(d))、続くステ
ップ5で、アーム15がワークユニット8の上方まで上
昇する(図4(e))。
【0012】なお、加工後のワークW’を未加工のワー
クWと交換した後には、未加工のワークWを主軸5の先
端の工具Tによって加工可能な位置に割り出してから加
工を繰り返す。また、ローダ13は、加工後のワーク
W’を所定位置まで搬送する。
【0013】自動加工設備1は、上記の如く構成されて
おり、非常に少ないステップで短時間の内に、加工後の
ワークW’を未加工のワークWと交換することができる
ため、非常に効率良くワークへの加工を繰り返すことが
できる。
【0014】なお、本発明の自動加工設備は、上記実施
形態の態様に何ら限定されるものではなく、ベッド、X
軸ユニット、Z軸ユニット、主軸、ワークユニット、ロ
ーダ等の形状、構造等の構成を、本発明の趣旨を逸脱し
ない範囲内で適宜変更することができる。
【0015】たとえば、上記実施形態においては、主軸
が1個である自動加工設備について説明したが、本発明
の自動加工設備は、主軸が2個併設されており、面盤の
2個のチャックが、各主軸の先端に保持された2個の工
具と同じ間隔で併設されたものであっても良い。かかる
如く構成した場合には、2個の未加工のワークへの同時
加工が可能となり作業効率が一層向上する、というメリ
ットがある。
【0016】また、自動加工設備は、面盤およびアーム
に4個ずつチャックが設けられており2個の加工後のワ
ークと2個の未加工のワークとを同時に交換するもの、
あるいは、面盤およびアームに6個ずつチャックが設け
られており3個の加工後のワークと3個の未加工のワー
クとを同時に交換するもの等に変更することも可能であ
る。かかる構成を採用した場合には、ワークの交換に要
する時間が一層短縮され、ワークへの加工を繰り返す場
合の作業効率がより一層向上する。
【0017】加えて、ワークを掴持するチャックの構
造、形状も、何ら上記実施形態のものに限定されるもの
ではなく、必要に応じて適宜変更することができる。な
お、上記実施形態の如く、中心から等間隔に配置された
複数の爪状体が放射線方向に拡大、縮小摺動するチャッ
クを用いた場合には、ワークの掴持動作を短時間で確実
に行うことが可能となり作業効率が一段と良好なものと
なる、というメリットがある。
【0018】また、自動加工設備は、ワークユニットの
チャックからローダのチャックへの加工済みのワークの
受け渡し動作と、ローダのチャックからワークユニット
のチャックへの未加工のワークの受け渡し動作とを並行
して行うものであれば、それらの受け渡し動作を同時に
行うものでなくても良く、片方の受け渡し動作を実行し
た直後に他方の受け渡し動作を実行するものに変更する
ことも可能である。なお、両方の受け渡し動作を同時に
実行するものとした場合には、作業効率が最も良好なも
のとなることは言うまでもない。
【0019】
【発明の効果】本発明の自動加工設備は、非常に少ない
ステップで短時間の内に、加工後のワークを未加工のワ
ークと交換することができるため、非常に効率良くワー
クへの加工を繰り返すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動加工設備を一部切り欠いて示す説明図であ
る。
【図2】ローダを示す説明図である。
【図3】ワーク交換時の作動内容を示すフローチャート
である。
【図4】ワーク交換時の作動内容を示す説明図である。
【図5】従来の自動加工設備を示す説明図である。
【図6】ワーク交換時の作動内容を示すフローチャート
である。
【図7】ワーク交換時の作動内容を示す説明図である。
【符号の説明】
1・・自動加工設備、5・・主軸、8・・ワークユニッ
ト、9・・面盤、10,11・・チャック、13・・ロ
ーダ、16,17・・チャック。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端に工具が回転可能に保持される主軸
    と、主軸と対向する位置に割り出し可能に設けられてお
    りチャックによってワークを掴持するワークユニット
    と、ワークユニットに未加工のワークを搬入し、またワ
    ークユニットから加工済みのワークを搬出するローダと
    を有しており、主軸とワークユニットとの相対移動によ
    ってワークユニットが掴持したワークに所望の加工を行
    うとともに、加工されたワークがローダによって搬送さ
    れた未加工のワークと交換される自動加工設備であっ
    て、 前記ワークユニットに、複数のチャックが設けられてい
    るとともに、前記ローダに、ワークユニットのチャック
    と同数のチャックが設けられており、 ワークユニットのチャックが掴持している加工済みのワ
    ークをローダのチャックへ受け渡す動作と、ローダのチ
    ャックが掴持している未加工のワークをワークユニット
    のチャックへ受け渡す動作とを並行して行うことを特徴
    とする自動加工設備。
JP14820997A 1997-06-05 1997-06-05 自動加工設備 Pending JPH10337623A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14820997A JPH10337623A (ja) 1997-06-05 1997-06-05 自動加工設備

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14820997A JPH10337623A (ja) 1997-06-05 1997-06-05 自動加工設備

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Publication Number Publication Date
JPH10337623A true JPH10337623A (ja) 1998-12-22

Family

ID=15447715

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14820997A Pending JPH10337623A (ja) 1997-06-05 1997-06-05 自動加工設備

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JP (1) JPH10337623A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7604037B2 (en) * 2003-10-01 2009-10-20 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Molding apparatus and die changing apparatus for exclusive die

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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