JPH10337225A - 食器洗浄乾燥機付き流し台 - Google Patents

食器洗浄乾燥機付き流し台

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JPH10337225A
JPH10337225A JP9282068A JP28206897A JPH10337225A JP H10337225 A JPH10337225 A JP H10337225A JP 9282068 A JP9282068 A JP 9282068A JP 28206897 A JP28206897 A JP 28206897A JP H10337225 A JPH10337225 A JP H10337225A
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sink
lid
washing
drying tank
opening
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光宏 岡崎
Yutaka Takahashi
豊 高橋
Atsushi Kajiwara
篤 梶原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作性にすぐれた使い勝手のよい食器洗浄乾
燥機付き流し台を得ること。 【解決手段】 シンク部3とこのシンク部3の一方の側
に設けた開口部に取付けた食器洗浄乾燥機20を有する
流し台1であって、開口部の下方に設置された洗浄乾燥
槽と、操作部50及びその両側にヒンジ部を有し外周に
シール部材が設けられ、開口部の上方に設置されて洗浄
乾燥槽を流し台1に固定する取付枠と、一端がヒンジ部
に装着され取付枠上に載置されて洗浄乾燥槽の開口部を
開閉する蓋体70とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食器洗浄乾燥機付
き流し台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、食器洗浄乾燥機と流し台とは別個
に製作され販売されているため、流し台における作業と
食器洗浄乾燥機による作業とは、相互に関連する作業で
あるにもかかわらず両者は別々の位置に配置されている
ため、作業上無駄な労力を使い作業手順が悪くなるなど
の不都合があった。
【0003】このような問題を解決するため、例えば、
実開昭61−52939号公報には、食器洗浄機兼流し
台の考案が記載されている。この考案は、流し台の流し
槽の底面の少なくとも一部に開口部を設けてこの開口部
に上方に開閉自在の蓋体を設け、開口部の下部に上部の
開口部から食器などを出し入れする食器洗浄機を配置し
たもので、蓋体は流し槽の底面の少なくとも一部と、食
器洗浄機の蓋とを兼ねている(従来技術1)。
【0004】また実開平5−74460号公報には、食
器洗浄機本体及びその上面に配設される開閉蓋とからな
る食器洗浄機であって、食器洗浄機本体は上面に開口部
が設けられてなるとともに、この開口部の両側部には開
閉方向に沿ってガイドレールが複数段並設されてなり、
開閉蓋は下方開放状の筐体からなる複数枚の単位蓋によ
り構成され、且つこの単位蓋は開口部の一端に配置され
る固定蓋と、この固定蓋に連設される複数の移動蓋とか
らなり、これら固定蓋、移動蓋の連設側端部には縦断面
コ字状の折曲部が形成され、且つ移動蓋の一端には折曲
部内に係入される縦断面逆L状の係止材が連結部を介し
てそれぞれ設けられ、これら移動蓋が各々ガイドレール
の各々の段と対応する位置に配されて係止材と折曲部と
の係入を介して階段状に連設してなるとともに、各々の
段のガイドレール内に収納される回転ローラーが移動蓋
の両側部にそれぞれ着接された食器洗浄機が記載されて
いる(従来技術2)。
【0005】また、特開平6−125863号公報に
は、扉が本体の前面に設けられ、さらに、操作部が扉の
前面上部に設けられたシステムキッチン等に組込まれる
食器洗浄機が記載されている(従来技術3)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来技術1において
は、扉が上方に開放されるため流し台の前面は自由にな
るが、その取付位置(シンク部の右側又は左側)によっ
ては扉がシンク部側に開放されるため食器類の出し入れ
に不便であり、使い勝手が悪かった。また、流し台の上
方に壁付け収納棚を設ける場合が多く、この場合、使い
勝手を考慮して通常使用者の視線の高さに設置されてい
るため、流し台の上面と壁付け収納棚の下面との間は比
較的狭い空間となっている。このため、1枚の大きい蓋
では壁付き収納棚が邪魔になって開放することができ
ず、これを解決するためには、食器洗浄機の開口部を小
さくし、これに合わせて蓋を小さくするか、あるいは、
食器洗浄機の上方には壁付け収納棚を設置しないように
しなければならなかった。さらに、蓋が流し台の下方に
沈んだ状態で設置されているので、例えば、蓋の上で調
理を行う場合、使用者はかがんで作業を行わなければな
らず、勝手が悪いという問題があった。
【0007】また、従来技術2の場合は、この食器洗浄
機を流し台に組み込んだ場合、蓋体全体の厚みが厚くな
るためスペースが必要であり、また、洗浄槽からの洗浄
水の外部への漏洩防止構造が複雑になって組立性が悪
く、コスト高になる。さらに、蓋体に段差があるため、
調理台としての使用が難しく、水切りプレートも載置で
きないので使い勝手が悪いという問題があった。
【0008】さらに、従来技術3においては、扉が本体
の前面に設けられているので、扉の開閉や食器類の出し
入れに際して、使用者は中腰で作業しなければならず、
また、その分前面の面積を広くとらなければならないた
め、使い勝手を損うばかりでなく、設置場所にも制約が
あった。さらに、操作部が前面側に設けられているの
で、水や汚物が浸入したり付着したりするおそれがあ
り、故障の原因となっていた。
【0009】さらに、いずれの場合においても、食器洗
浄後の乾燥工程において、洗浄槽内の温風を前面から排
出しているため、この温風が使用者にあたって不快感を
与えていた。また、温風に含まれる湿気が冷却されて結
露し、これが食器洗浄機の前面に落下して床面を濡した
り汚したりする不都合が生じた。
【0010】本発明は、上記の課題を解決するためにな
されたもので、操作性にすぐれた使い勝手のよい食器洗
浄乾燥機付き流し台を得ることを目的としたものであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る食器洗浄乾
燥機付き流し台は、シンク部と、該シンク部の一方の側
に設けた開口部に取付けた食器洗浄乾燥機とを有する流
し台において、前記開口部の下方に設置された洗浄乾燥
槽と、操作部及びヒンジ部を有し外周にシール部材が設
けられ、前記開口部の上方に設置されて前記洗浄乾燥槽
を流し台に固定する取付枠と、一端が前記ヒンジ部に装
着され、前記取付枠上に載置されて前記洗浄乾燥槽の開
口部を開閉する蓋体とを備えものである。
【0012】上記の食器乾燥機付き流し台において、取
付枠に設けた操作部内に排気路を設け、該排気路の吸気
側を前記洗浄乾燥槽に開口すると共に、排気側を前記流
し台の水はね防止用の立下り壁に対向して開口したもの
である。
【0013】上記の食器洗浄付き流し台において、シン
ク部及び蓋体上を移動自在に設けられた水切りプレート
とを備え、該水切りプレートを、前記蓋体のほぼ全面を
覆うように構成したものである。また、上記の水切りプ
レートを、シンク部側に向って傾斜させ。
【0014】上記の操作部を、取付枠の壁側に立設して
構成した。また、操作部の前面側に傾斜面を設け、該傾
斜面に操作パネルを配設した。
【0015】上記のヒンジ部を、洗浄乾燥槽の上方にお
いて流し台上に設けた。また、上記の蓋体を、ヒンジ部
を構成するヒンジ軸の着脱によって取付枠から着脱しう
るようにした。
【0016】蓋体を、ほぼ中央部から屈曲させて流し台
の後部側にほぼ直立させ、洗浄乾燥槽の開口部を開放す
るように構成した。また、蓋体の屈曲部にシール部材を
設けた。さらに、蓋体の屈曲部に、該蓋体により洗浄乾
燥槽の開口部を閉塞したときに、該蓋体の平板化を保持
するロック手段を設けた。
【0017】蓋体に備えたハンドル及びロック手段の上
面と前記蓋体の上面とをほぼ等しく形成した。また、蓋
体の閉塞時に、ロック手段を取付手段に係止するように
構成した。
【0018】流し台のシンク部が形成された面より低い
面に開口部を設け、この開口部に取付枠及び蓋体を設置
して、該蓋体の上面が前記シンク部が形成された面とほ
ぼ同一平面上にあるように構成した。
【0019】取付枠の周縁に排水路を設け、この排水路
から洗浄乾燥槽内に排水するように構成した。また、排
水路に設けた排水口に可撓性の排水管を接続し、該排水
管の先端部を洗浄乾燥槽の周壁内面に臨ませた。
【0020】流し台の上面側において洗浄乾燥槽の外部
に発光部を設けると共に、流し台のキャビネット内に受
光部を設け、該受光部を制御部に接続した。また、発光
部からの光を洗浄乾燥槽を透過して受光部で受光させる
ようにした。また、受光部を、洗浄乾燥槽の外壁又は該
外壁に近接して設けた。さらに、洗浄乾燥槽を、赤外線
を反射する色調又は材料で構成し、受光部に対応する部
位を赤外が透過する色調又は材料で構成した。
【0021】
【発明の実施の形態】
実施の形態1 先ず、本発明の実施の形態の全体構成の概要につき、主
として図1〜図9により説明する。図において、1は流
し台、2は流し台1のカウンタで、シンク部3及びシン
ク部3の一方の側に開口する食器洗浄乾燥機用の開口部
4が設けられており、開口部4の内周縁には複数のねじ
挿通穴を有するフランジ5が設けられている(図4)。
6はシンク部3上に開口する水道蛇口、7はシンク部3
の底部に設けた排水口で、この排水口6には排水管8
(図6)が接続され、屋外に取出されている。
【0022】9はカウンタ2を支持すると共に、収納部
等を有するギャビネットで、その前面開口部には開閉自
在の扉10が設けられている。120は流し台1の背面
の壁、121は流し台1の上部において壁120に設置
された壁付け収納棚である。なお、以下の説明では、壁
120側(流し台1の後部側)を壁側といい、その反対
側を前面側という。上記の壁付け収納棚121は、使い
勝手を考慮して通常使用者の視線の高さに設置されてお
り、このため、流し台1のカウンタ2の上面と壁付け収
納棚121の下面とは比較的接近し、狭い空間部になっ
ている。
【0023】20はキャビネット9内において、開口部
4の下方に支持台11を介して設置された食器洗浄乾燥
機、21はその洗浄乾燥槽で、下部には貯水槽21aが
設けられ、上端部外周には凹溝22a及び複数のねじ穴
22bを有するほぼ逆L字状の取付けフランジ22が形
成されており、この取付けフランジ22がシール部材3
6(図18、図25参照)を介して開口部4のフランジ
5の下面に当接され、後述の取付枠にねじ止めされて流
し台1に取付けられている。
【0024】23は洗浄乾燥槽21の底部に設けた高さ
調節可能の支持脚、24は給水源に接続された給水パイ
プ、24aは給水栓、25は排水パイプ、26は電源プ
ラグ、27はアース線である。また、28は洗浄乾燥槽
21内に設けられた洗浄水の給水管、29は給水管28
に圧送された洗浄水を噴射する噴射ノズル、30は貯水
部21aに設けたヒータ、31は同じく温度センサであ
る。なお、図示してないが、食器洗浄乾燥機は食器等を
収納する食器かごと、ガス器具や換気扇などの機器を洗
浄するための機器洗浄かごを備えている。
【0025】40は開口部4のフランジ5上に設置さ
れ、フランジ5を介して洗浄乾燥槽21を固定する取付
枠で、図13に示すように、周囲にパッキン44が装着
された開口部42及びその壁側に設けた取付部43とか
らなり、この取付部43には温風取入口47、排水口4
8、ねじ挿通穴49などが設けられ、これらを覆って操
作パネル、蓋体支持部材等を有し操作部50を構成する
保持ケース51が取付けられている。
【0026】70は洗浄乾燥槽21の開口部を開閉する
蓋体で、図21に示すように、第1の蓋板71、第2の
蓋板72及び両蓋板71,72を連結すると共に、ほぼ
V字状に屈曲させるための第1のヒンジ部90等からな
り、第2の蓋板72は取付枠40の後述する蓋体支持部
材に設けた第2のヒンジ部95を介して開閉自在に装着
されている。78は第1の蓋板71の上面前部側に開閉
自在に設けたハンドルで、蓋体70を開閉すると共に、
第1、第2の蓋板71,72を屈曲させるためのもので
ある。79はハンドル78に近接して設けられ、蓋体7
0をロックするロックレバーである。
【0027】なお、流し台1のカウンタ2は、一般に、
図1及び図9に示すように、最上部の第1の面2aと、
シンク部3の周囲に設けられた第1の面2aより低い第
2の面2bとからなっているが、本発明においては、開
口部4のフランジ5を第2の面2bよりさらに低い位
置、すなわち、取付枠40と蓋体70の合計高さとほぼ
等しい高さだけ低い位置に第3の面2cを設けてこれを
フランジ5とした。そして、この第3の面2cに取付枠
40と蓋体70を取付けることにより、蓋体70の上面
とカウンタ2の第2の面2bとがほぼ同一平面になるよ
うに構成した。なお、カウンタ2の壁側には、第1の面
2aに連らなって1段高く形成されたL字状の水はね防
止用の立上り壁2dが設けられている。
【0028】12は調理を行ったり、食材等の水切りを
行う水切りプレート(図3)で、カウンタ2の第2の面
2b上に設置され、第2の面2b上を滑らせて移動さ
せ、使用するものである。本発明においては、カウンタ
2の第2の面2bと食器洗浄乾燥機20の蓋体70の上
面とはほぼ同一平面上にあるので、水切りプレート12
を蓋体70の上まで移動させることができる。
【0029】図10、図11は水切りプレート12の他
の例を示すもので、平板状でシンク部側に向って下降す
るように傾斜して蓋体70のほぼ全面を覆う底板12a
と、底板12aの外周に立設された周壁12bと、この
周壁12bのシンク部3側に設けられた排出口12cと
によって構成したものである。このように構成して水切
りプレート12によれば、水切りプレート12上の水な
どは、傾斜した底板12a上をシンク部3側に自然に流
れ、排出口12cからシンク部3内に流出するので、水
切りプレート12を常に清潔に保つことができる。
【0030】上記のように構成した食器洗浄乾燥機付き
流し台においては、洗浄乾燥槽21の開口部を開閉する
蓋体70を、第1の蓋板71と第2の蓋板72によって
2分割して第1のヒンジ部90で連結し、かつ、後述す
る蓋体支持部材と第2の蓋板72との間に設けた第2の
ヒンジ部95により、第1、第2の蓋板71,72をほ
ぼV字状に屈曲させながら、第2のヒンジ部95により
蓋体70を壁側に傾けて立てて開口部を開放するように
している。
【0031】洗浄乾燥槽21の開口部は、食器等の出し
入れを考慮して大きい開口部とすることが望ましいが、
これに伴って蓋体の面積も大きくなるため、開口部の大
きさに制約があった。本発明においては、上述のように
蓋体70を2分割して屈曲させるようにしたので、図8
に示すように、比較的近接している流し台1の上面と壁
付け収納棚121の下面との間に余裕をもって開放する
ことができる。これにより、従来技術1のように1枚の
板からなる蓋体を用いた場合には、食器洗浄乾燥機の上
方には設置できなかった壁付け収納棚121を、流し台
1の上方全域に設置できるようになり、使い勝手のよい
厨房を得ることができる。
【0032】また、洗浄乾燥槽21の開口部は壁側を除
く3方が開放されているので、洗浄乾燥槽21内への食
器等の出し入れをスムーズに行うことができる。さら
に、ほぼV字状に屈曲させながら開放した蓋体70が壁
付け収納棚121の下方に収まるので、壁付け収納棚1
21と洗浄乾燥槽21との間の食器等の出し入れもスム
ーズに行うことができる。
【0033】また、水切りプレート12の移動範囲が広
域となるので、シンク部3全体を使用したいときなど
は、わざわざ水切りプレート12を流し台1以外の場所
に移動しなくても、蓋体70の上方に滑らすだけでシン
ク部3全体を開放することができる。さらに、蓋体70
の上方で調理を行う場合は、水切りプレート12を蓋体
70の上に配置してその上で調理を行えば、蓋体70に
かかる荷重及び衝撃を緩和することができる。以下、上
述の食器洗浄乾燥機付き流し台の各部の構造について詳
細に説明する。
【0034】実施の形態2 先ず、洗浄乾燥槽21をキャビネット9に取付ける部材
である取付枠40について、主として図12〜図20に
より説明する。図12〜図14において、41は四角形
状の金属板の壁側の一部を残して(以下この部分を取付
部43という)、前後の長さがカウンタ2に設けた開口
部4の前後の長さより短い開口部42を有する取付枠本
体である。44は取付枠本体41の外周縁及び開口部4
2の内周縁に一体に結合した例えばゴム材の如き柔軟材
からなるパッキンで、開口部42の周縁の外周側は段部
を介して1段高く形成され、開口部側にはリップ45が
設けられ、外周側には、取付部43のパッキンと同じ高
さで排水路46が形成されている。47は取付部43に
設けた長方形の温風取入口、48は温風取入口47の両
側に設けた排水口、49は後述の支持部材を取付けるた
めのねじ挿通穴である。
【0035】51は操作部50を構成する保持ケース
で、図15に示すように、前面側に傾斜面52を有する
ほぼ箱状に形成されており、上面から傾斜面52にかけ
て開口部52aが形成され、また、上面から後壁にかけ
て排気穴52bが設けられている。51aは両側壁に設
けた後述のヒンジ軸の挿通穴、51bはこの保持ケース
51を固定するねじの挿通穴、59は後壁に設けた温風
排気口である。
【0036】53は保持ケース51の両側壁の内面に対
応する位置において取付枠40の取付部43に対向して
固定された一対の蓋体支持部材で、保持ケース51はこ
の蓋体支持部材53を覆って蓋体支持部材53に取付け
られている。蓋体支持部材53は図16、図17に示す
ように、保持ケース51の内形とほぼ同様の外形を有
し、リブで形成された後述のダンパーを支持するダンパ
ー軸受部54、凹状の係止部56を有し弾性が付与され
た係止片55、及びストッパ57を備えている。
【0037】図18、図19において、58は取付枠4
0の取付部43に設けた温風取入口47と保持ケース5
1の背面に設けた温風排気口59とを連通する排気管部
材、60は取付部43に設けた排水口48に接続された
柔軟性を有する排水管で、その先端部は洗浄乾燥槽21
の内壁に当接している。
【0038】61は保持ケース51の傾斜面52に装着
された操作器で、保持ケース51内に収容された操作部
ケース62内には、スイッチ64、発光部である赤外線
の発光素子65その他の電気部品等が搭載された基板6
3が設けられており、前面にはスイッチ64を開閉する
押しボタン等を有する操作パネル66が装着されてい。
なお、発光素子65からの光は、洗浄乾燥槽21内を通
ってその側壁に設けた赤外線透過材からなる受光部32
の基板33に搭載された受光素子34に受光され、電気
信号に変換されて制御部(図示せず)へ送信される。
【0039】この場合、洗浄乾燥槽21は、赤外線を反
射する色調又は材料(例えば、黒色をしたプラスチック
材又は金属製の板材)とし、受光部32に対向する部位
は、赤外線を透過する色調又は材料(例えば、白色、赤
色又はスモークのかかった透明なプラスチック材)で構
成することが必要である。
【0040】図20は受光部32の他の例を示すもの
で、本例においては、洗浄乾燥槽21を例えば赤外線を
透過する合成樹脂等の白色系材料で構成し、特にその一
部を薄肉に形成して、洗浄乾燥槽21の取付けフランジ
22に設けたスタッド22aに受光素子34が搭載され
た基板33を取付け、この受光素子34を上記の薄肉部
21aに対向して配置したものである。これにより、発
光素子65からの赤外線の減衰を防止することができ
る。
【0041】なお、発光素子65と受光素子34とによ
る信号の光伝送に代えて、基板63に搭載した電気部品
等に接続された複数のリード線を束ねて絶縁材料で被覆
し、取付部43を通したのち洗浄乾燥槽21内を経てそ
の周壁から外部に取出し、洗浄乾燥槽21の外に設けた
電気部品に接続するようにしてもよい。
【0042】上記のように構成した取付枠40によれ
ば、その開口部42の前後方向の長さをカウンタ2に設
けた開口部4の前後方向の長さより短く形成したので、
洗浄乾燥槽21の開口部上にオーバーラップして取付け
ることができる。このため、洗浄乾燥槽21の開口部上
に温風取入口47、排水口48、発光素子65等を設け
ることができ、また、後述のロック機構の磁石装着部を
係止させることができる。
【0043】また、取付枠40の開口部42の内周縁に
リップ45を有するパッキン44を設けたので、蓋体7
0により洗浄乾燥槽21の開口部を水密に閉塞すること
ができ、これにより洗浄乾燥槽21内の洗浄水や温風が
漏洩することがなく、また、外部から洗浄乾燥槽21内
に水等が浸入することもない。さらに、食器乾燥槽21
全域を乾燥した温風は、排気管部材58を経て保持ケー
ス51の背面側から外部に排出されるので、流し台1の
前面側に位置する使用者に不快感を与えることがない。
【0044】また、発光素子65からの光を洗浄乾燥槽
21内を通して受光素子34に受光させるようにしたの
で、人や障害物等により光が遮断されるおそれがない。
また、操作ケース51は取付枠40及び蓋体70の上方
に突出し、しかも、前方に傾斜していてこの傾斜面52
に設けた開口部52aに操作パネル66を配設したの
で、蓋体70の開閉にかかわらずいつも使用者が操作パ
ネル66を視認することができるため、取扱いに支障を
来すことがない。
【0045】実施の形態3 次に、主として図21〜図27により蓋体70の詳細に
ついて説明する。蓋体70は前述のように、第1の蓋板
71、第2の蓋板72、両蓋板71,72を連結しかつ
屈曲させる第1のヒンジ部90、及び第2の蓋板72を
取付枠40の取付部43に設けた蓋体支持部材53に開
閉可能に装着するためのヒンジ用ブラケット92等から
なっている。
【0046】第1、第2の蓋板71,72は、図24に
示すように、周壁を有する上板73とこの周壁内に嵌入
された下板74、及び上板73と下板74を上板73に
設けたねじ穴付きスタッド75を介して一体に結合した
ねじ76とからなっている。ところで、食器洗浄乾燥機
20の稼働中、特に乾燥工程においては、洗浄乾燥槽2
1の外部(上板73側)は室温(例えば、20℃)であ
るのに対し、内部は高温(例えば、70℃)になるた
め、下板74が熱膨張する。このため、本発明において
は、上板73の周壁の内壁と下板74との外周との間に
すき間g1 を設けてこのすき間g1 に柔軟性を有するパ
ッキンを介装し、また、上板73のねじ穴付きスタッド
75に嵌合する下板74の穴の径を大きくしてねじ穴付
きスタッド75との間にすき間g2 を設け、下板73の
熱膨張をこれらすき間g1 ,g2に吸収させて変形等を
防止するように構成した。なお、下板74を柔軟材で構
成すれば、食器等の洗浄、すすぎ時に、噴射ノズル29
から噴出される洗浄水の衝撃を吸収して緩和することが
できる。
【0047】77は第1の蓋板71の上面で前面側に設
けた凹状のハンドル収容部で、このハンドル収容部77
には、開閉可能のハンドル78と、蓋体70をロックす
る回動可能のロックレバー79とが配設されている。な
お、ハンドル収容部77は、ハンドル78を収容したと
きのハンドル78及びロックレバー79の上面が、蓋体
70の表面から突出しない深さに形成されている。この
ため、水切りプレート12をスムーズに移動できるばか
りでなく、蓋体70の上で調理を行う際にハンドル78
やロッレバー79が邪魔になることがなく、まな板など
の調理器具や食材などを安定して置くことができる。
【0048】80は第1の蓋板71の下面で前面側に設
けた蓋体70のロック機構である。このロック機構80
の詳細を示す図25、図26において、81は円板状の
第1の連動板、82は同じく第2の連動板で、第2の連
動板82には磁石83aが収容された磁石装着部83が
設けられている。そして、第1、第2の連動板81,8
2は、第1の蓋板71の上板73のハンドル収容部77
内に設けたボス73a及び下板74に設けたボス74a
に嵌入されたロックレバー79のボス79aに、第2の
連動板82側からねじ85aを螺入し、また、第1の連
動板81に設けたボス84に第2の連動板82側からね
じ85bを螺入することにより一体に結合されている。
【0049】又、第1、第2の連動板81,82は、第
1の蓋板71の下板74に設けたボス74bを、第1、
第2の連動板81,82に設けた円弧状の長穴86a,
86bに摺動可能に挿入してねじ止めすることにより、
長穴86a,86bの範囲で回動できるようなってい
る。86はロックレバー79のボス79aと、上板73
に設けたボス73aとの間に介装されたシール材で、洗
浄乾燥槽21から放出される洗浄水、温風、蒸気などを
遮断すると共に、外部から洗浄乾燥槽21内に浸入する
水等を遮断する。87はロックアームで、その基部側に
設けた丸穴88は、第1の連動板81のボス84に回動
可能に装着されており、先端部側に設けた長穴89は、
下板74に設けたボス74cに摺動可能に嵌合されてい
る。なお、35はロックアーム87により蓋体70をロ
ックしたときの磁石装着部83の位置に対応して、洗浄
乾燥槽21の外側に設けたリードスイッチである。
【0050】上記のようなロック機構80において、ハ
ンドル収容部77内のロックレバー79を回動すると、
これと一体に結合された第1、第2の連動板81,82
も回動し、これに伴って両連動板81,82に連結され
たロックアーム87が前後に移動する。いま、ロックア
ーム87を最も前進した位置に移動させると、図21に
示すように、その先端部が第2の蓋板72の下面に当接
するため、第1、第2の蓋板71,72は屈曲すること
ができず、平板化した状態でロックされる。また、第2
の連動板82に設けた磁石装着部83が洗浄乾燥機21
の開口部内にオーバーラップして突出した取付枠40の
下面に係止して蓋体70を開放不能にロックすると共
に、磁石装着部83内の磁石83aがリードスイッチ3
5に近接してその接点をONし、食器洗浄乾燥機20が
運転可能になったことを制御部(図示せず)に送信す
る。
【0051】一方、第1、第2の蓋板71,72の折曲
げ部(対向部)には、取付枠40の開口部42を跨ぐ長
さのシール部材70aが装着されているので、洗浄乾燥
槽21から放出された洗浄水や蒸気などを遮断すると共
に、外部から洗浄乾燥槽21内に浸入する水等を遮断す
ることができる。なお、上記の説明ではロックアーム8
7を1本設けた場合を示したが、第1の連動板81と第
2の連動板82の間に2本のロックアームを設けてもよ
い。
【0052】また、ロックレバー79を回動してロック
アーム87を後方に移動させると、ロックアーム87の
先端部が第2の蓋板72から外れてロックが解除される
と共に、磁石装着部83による蓋体70のロックが解除
されるので、両蓋板71,72を屈曲させて蓋体70を
開放することができる。このとき、磁石83aはリード
スイッチ35から離れるため、リードスイッチ35の接
点はOFFになる。
【0053】第1、第2の蓋板71,72において、9
1a,91b(図23)は下板74の折曲げ部(対向
部)から交互に突設したブラケットで、隣接するブラケ
ット91a,91bがそれぞれピンで連結され、第1の
ヒンジ部90を構成している。92は第2の蓋板72の
壁側の両端部に設けたヒンジ用ブラケットで、後方かつ
上方に突出しており、四角形のヒンジ軸取付口93が設
けられている(図12参照)。
【0054】図27はハンドルの他の例を示すもので、
本例においては、蓋体70の第1の蓋板71のシンク3
と反対側に板77aを設け、この板77aにほぼ逆U字
状のハンドル78aを取付けたものである。本例におい
ては、ハンドル78aがシンク73の反対側に設けられ
ているので、蓋体70を閉じた状態で水切りプレート1
2を蓋体70の上まで滑らせて広範囲に移動させること
ができ、前述のハンドル78と同様の効果が得られる。
また、ハンドル78aを水切りプレート12のストッパ
としても利用できる。なお、ハンドル収容部77にはロ
ックレバー79のみを収容し、その下面にロック機構8
0を設けてもよい。
【0055】上記のような蓋体70は、洗浄乾燥槽21
の開口部を開放するにあたっては、ハンドル78(又は
78a)を持ってそのほぼ中央部から屈曲させるように
したので、操作がきわめて容易で、かつその高さを低く
することができる。このため、流し台1と壁付け収納棚
121の間の狭い空間内にも容易に立設させることがで
きる。
【0056】また、蓋体70を構成する上板73と下板
74との間にすき間g1 ,g2 を設けて下板74の熱膨
張を吸収するようにしたので、洗浄乾燥槽21の内外に
大きな温度差が生じても、蓋板70が変形するおそれが
ない。さらに、蓋70を展開して洗浄乾燥槽21の開口
部を閉塞したときは、ロック機構80によりその平板化
を保持すると共に、磁石装着部83を取付枠40に係止
させてロックするようにしたので、使用中に蓋体70が
開放するおそれがない。なお、蓋体70を、図6に示す
ように、シンク部3側を低くその反対側を高くして傾斜
して形成してもよい。
【0057】実施の形態4 次に、図12及び図28、図29により第2のヒンジ部
95について説明する。96はダンパーを兼ねたヒンジ
軸で、97は有底四角筒状のダンパーケース、98はフ
ランジ、99はフランジ98から突設されたつまみであ
り、ダンパーケース97の側壁には係止爪100が設け
られ、また、底部には溝部101が形成されている。
【0058】102はダンパーで、後部にダンパーケー
ス97の溝部101に嵌入する支持部104を有する円
筒状のケーシング部103と、ケーシング部103内に
回転可能に収容された円筒部106及び円筒部106か
ら突設され先端部が小判状に形成された固定部107か
らなる軸部105と、ケーシング部103内に充填され
た例えば、高粘度グリスの如きダンパー材108、及び
蓋109からなっている。110はほぼ半円筒状の嵌合
部111及び嵌合部111の外壁に設けた係合突起11
2を有するダンパーケース蓋である。
【0059】このようなヒンジ軸96は、ケーシング部
103内に軸部105の円筒部106を挿入して空間部
にダンパー材108を充填し、蓋109により開口部を
閉塞してダンパー102を構成する。そして、このダン
パー102をダンパーケース97内に挿入してその支持
部104を溝部101に嵌入して回転不能に保持し、つ
いで、ダンパーケース97の開口部にダンパーケース蓋
110をねじ止めして固定する。
【0060】そして、取付枠40の保持ケース51の両
側に蓋体70のヒンジ用ブラケット92を嵌合する。つ
いで、ヒンジ用ブラケット92のヒンジ軸取付口93に
ダンパーケース97を挿入し、その軸部107を保持ケ
ース51内の蓋体支持部材53のダンパー軸受部54に
嵌入すると共に、係止爪100をダンパー取付口93の
内壁に設けた係止部94に係止する。これにより、第2
のヒンジ部95が形成され、蓋体70はヒンジ軸96を
介して取付枠40に開閉自在に装着される。なお、この
とき、ヒンジ軸96のダンパーケース蓋110に設けた
嵌合部111は、図13に示すように、ダンパー軸受部
54の外周に嵌合する。
【0061】いま、洗浄乾燥槽21の開口部を開放する
ため、ハンドル78を持って展開されている第1、第2
の蓋板71,72を屈曲して第2のヒンジ部95を軸に
蓋体70を回動すると、固定部107がダンパー軸受部
54に嵌入されたヒンジ軸96の軸部105はその位置
に保持され、ダンパーケース97及びケーシング部10
3が蓋体70と共に回動する。このとき、ダンパーケー
ス蓋110に設けた嵌合部111もダンパー軸受部54
の外周に沿って回動し、図14に示すように、その一端
がストッパー57に当接すると共に、係合突起112が
係止部56に係止し、ヒンジ軸96の回転はその位置で
停止し、蓋体70は図8に示すように屈曲されて壁側に
傾いた状態で保持され、洗浄乾燥槽21の開口部が開放
される。このとき、蓋体70は流し台1の背面に位置す
る壁120や上方に設置された壁付け収納棚121に接
触することなく、かつ、ヒンジ軸96の嵌合部111に
設けた係合突起112が蓋板支持部材53の係止部56
に係止しているので、自然降下することはない。
【0062】洗浄乾燥槽21の開口部を閉塞するとき
は、ハンドル78を持って手前に引けば、嵌合部111
の係合突起112が係止部56から外れて蓋体70が展
開され、平板化して開口部を閉塞する。このとき、ヒン
ジ軸96のダンパー102にはダンパー材108が充填
されているので、ダンパーケース97が回動する際、ダ
ンパー材108の粘性抵抗によりダンパー102の回
動、したがって蓋体70の回動が規制され、速度制限効
果が得られる。なお、蓋体70の開閉にあったては、ハ
ンドル78は常に使用者の視野範囲にあると共に、容易
に手が掛けられる位置にあるため、蓋体70の開閉をス
ムーズに行うことができる。
【0063】ところで、ダンパー102は、雰囲気温度
が上昇するとダンパー材108の粘度が低下し、速度制
限効果が損なわれるという問題がある。しかしながら本
発明においては、食器等の乾燥時に洗浄乾燥槽21内に
吹込まれる温風を、排気管部材58を経て温風排気口5
9から外部に排出するようにしており、さらに、排気管
部材58の両側には蓋体支持部材53が設けられて遮断
されているので、ヒンジ軸96が温風や蒸気等に直接さ
らされることがない。このため、食器洗浄乾燥機の運転
停止直後においてもダンパー102の速度制限効果に変
化はなく、常時安定した速度で蓋体70を開閉すること
ができる。
【0064】上記の説明では、第2のヒンジ部95を取
付枠40の取付部43に設けた蓋体支持部材53と、蓋
体70のヒンジ用ブラケット92とによって構成した場
合を示したが、カウンタ2に設けた開口部4を洗浄乾燥
槽21の開口部より小さく形成し、洗浄乾燥槽21の開
口部とのオーバーラップ部に温風取入口47、排水口4
8を設けると共に、蓋体支持部材53、保持ケース51
などを取付けて第2のヒンジ部95を構成してもよく、
要するに、洗浄乾燥槽21の上方の一部で、かつ壁側
に、蓋体70を開閉する第2のヒンジ部95を設ければ
よい。
【0065】実施の形態5 次に、本発明における流し台1上の排水について説明す
る。図30において、77aは蓋体70のハンドル収容
部77の前面側を切欠いて形成した排水部で、洗浄乾燥
槽21の開口部を蓋体70で閉じたときは、この排水部
77aが取付枠40の外周に設けたパッキン44の排水
路46上に位置するようになっている(図には、説明を
容易にするために、蓋体70が取付枠40から離れてい
る状態を示してある)。
【0066】いま、蓋体70を閉じた状態において、シ
ンク部3や蓋体70上で調理等を行うと、蓋体70上の
水及び蓋体70の周囲から浸入した水がハンドル収容部
77内に流入する。この水は排水部77aから排水路4
6上に流出し、排水路46上を流れて最下面である取付
部43に流入する(図12参照)。そして、排水口48
から排水管60を経て洗浄乾燥槽21の内壁に沿って貯
水部21aに流下し、排水される。
【0067】本実施の形態においては、蓋体70上に流
入した水を上記のように排水するようにしたので、食器
等の洗浄、乾燥が終って蓋体70を開放しても、洗浄乾
燥槽21の開口部から水が垂れて、乾燥後の食器等を濡
すことがない。また、排水管60は、前述のように柔軟
材で構成したので、食器等を洗浄乾燥槽21に出し入れ
する際に、食器等が排水管60に当っても損傷すること
がない。
【0068】次に、上記のように構成した実施の形態
の、流し台に対する食器洗浄乾燥機の組込み手順の一例
について説明する。先ず、流し台1の開口部4が設けら
れたキャビネット9の扉10を開放し、支持台11上に
載置した食器洗浄乾燥機20を、支持台11と共にキャ
ビネット9内に搬入する。このとき、支持台11にキャ
スタを設けておくと搬入が容易である。ついで、支持脚
23の高さを調節しながら、図18、図25に示すよう
に、洗浄乾燥槽21の取付フランジ22をシール材36
を介して開口部4のフランジ5の下面に当接させる。
【0069】次に、取付部43に蓋体支持部材53及び
保持ケース51等が取付けられた取付枠40をフランジ
5上に載置し、取付枠40からフランジ5に挿通したね
じ37を洗浄乾燥槽21の取付フランジ22に設けたね
じ穴22aに螺入し、固定する。そして、支持脚23の
高さを再調整する。このとき、取付枠40の開口部42
の前面側及び取付部43は洗浄乾燥槽21の開口部の内
側にあり、オーバラップしている。そして、取付枠40
の上に蓋体70を載置し、そのヒンジ用ブラケット92
を保持ケース51の両側に嵌合、ヒンジ軸取付口93に
ヒンジ軸96を左右から挿入し、その固定部107を蓋
体支持部材53のダンパ軸受部54に嵌入して結合し、
第2のヒンジ95を構成する。
【0070】ここで、例えば、蓋体70などに不具合が
発生した場合の、補修のための蓋体の取外し方について
説明する。先ず、蓋体70の両側に挿入されているそれ
ぞれのヒンジ軸96のつまみ99をつかんで引張ると、
ダンパーケース97に設けられた係止爪100がばね作
用でたわんで係止部94から外れる。しかるのち、引出
せば左右のヒンジ軸96がヒンジ用ブラケット92から
抜き出され、蓋体70と保持ケース51との係合が解除
され、蓋体70を取付枠40から取外すことができる。
【0071】これにより、蓋体70や取付枠40、ある
いはヒンジ部95などの不具合箇所を点検し、修理する
ことができる。なお、再組立は、前述の取外し方の逆の
手順で行えばよい。このように、本発明においては、設
置、組立、分解など、施工性に優れた食器洗浄乾燥機付
き流し台を得ることができる。
【0072】最後に給水パイプ24を給水源に、排水パ
イプ25を排水口にそれぞれ接続し、アース線27を接
地して電源プラグ26に電源を接続すれば、食器洗浄乾
燥機20の流し台1への組込みが完了する。なお、上述
の手順はその一例を示すもので、適宜変更することがで
きる。
【0073】次に、上記のように構成した本発明の作用
を説明する。先ず、ハンドル78を持って蓋体70を屈
曲させながら開放して汚れた食器類を洗浄乾燥槽21内
の食器かご内に収納する。勿論、食器かごを洗浄乾燥槽
21から取出して食器等を収納したのち、再び洗浄乾燥
槽21内に収容してもよい。
【0074】食器類の収納が終ったときは、ハンドル7
8を持って蓋体70を展開しながら洗浄乾燥槽21の開
口部を閉じ、ロックレバー79を回動してロックアーム
87により平板化した第1、第2の蓋板71,72をロ
ックする。このとき、ロック機構80の磁石装着部83
が、洗浄乾燥槽21の開口部上にオーバーラップしてい
る取付枠40の下面に係止し、蓋体70を開放不能にロ
ックする。また、磁石装着部83に装着した磁石83a
がリードスイッチ35に近接してこれをONし、運転可
能であることを制御部へ送信する。
【0075】ついで、操作部50の電源スイッチをON
すると、発光素子65からの赤外線が受光部32の受光
素子34に受光され、電気信号に変換されて制御部へ送
信され、給水弁(図示せず)を開いて給水パイプ24か
ら洗浄乾燥槽21内へ洗浄水を給水する。貯水部21a
に所定量の洗浄水が給水されると給水弁が閉じられる。
このとき、排水パイプ25の排水弁(図示せず)は閉じ
られているので、洗浄乾燥槽21内の洗浄水が排水パイ
プ25から流出することはない。次に、貯水部21aに
設けたヒータ30に通電して洗浄水を所望の温度に加熱
する。そして、送水ポンプ(図示せず)を駆動して温水
化した洗浄水を給水管28に圧送し、噴射ノズル29か
ら洗浄水を噴射して食器かご内の食器等を洗浄する。洗
浄乾燥槽21内に噴射された洗浄水は落下して貯水槽2
1aに集まり、再び噴射ノズル29から噴射してこの循
環を繰返えす。
【0076】所定の時間が経過すると、ヒータ30及び
送水ポンプへの通電が停止し、ついで排水弁が開放され
て洗浄乾燥槽21内の汚水は排水パイプ25から外部へ
排出される。すべての排水が終ったときは排水弁を閉じ
て給水弁を開放し、洗浄水を洗浄乾燥槽21内に供給す
る。以後は上述した洗浄工程と同様の作用により食器か
ご内の食器等のすすぎ洗いが行われ、所定時間のすすぎ
洗いが終ると再び排水が行われる。このすすぎ洗いと排
水は数回繰返される。
【0077】所定回数のすすぎ洗いと排水が終了する
と、給水パイプ24の給水弁及び排水パイプ25の排水
弁を閉じた状態でヒータ30及び送風機(図示せず)に
通電し、送風機を駆動して空気取入口(図示せず)から
洗浄乾燥槽21内に空気を送り込む。この空気はヒータ
30で加熱されて温風となり、食器等及び洗浄乾燥槽2
1全域の乾燥工程に入る。所定時間経過するとヒータ3
0及び送風機への通電が停止され、乾燥工程を終了す
る。これにより、食器等の洗浄・乾燥工程のすべてが終
了する。
【0078】一方、食器等及び洗浄乾燥槽21全域を乾
燥した温風は、取付枠40の取付部43に設けた温風取
入口47、排気管部材58を経て、保持ケース51の背
面側に設けた温風排出口59から外部に排出される。こ
のため、温風に含まれた湿気が本体に付着したり操作部
に浸入したりせず、本体表面を汚したり故障などの不具
合が発生せず、また、流し台1の前面側に位置する使用
者が不快感を感じることがない。また、温風を排気する
排気管部材58は、保持ケース51の背面側に開口し、
かつ操作部61の下方に設けられているため、温風や蒸
気が直接操作部61に触れることがないので、操作部5
0に設けられた比較的熱に弱い電気部品を保護すること
ができる。
【0079】食器等が冷えたときは、ロックレバー79
を回動して蓋体70のロックを解除し、ハンドル78を
持って蓋体70を屈曲させながら洗浄乾燥槽21の開口
部を開放し、食器かご又は食器かご内の食器等を取り出
す。上記の説明では食器等を洗浄、乾燥する場合につい
て述べたが、例えば、換気扇やガス器具等を機器洗浄か
ご内に収容し、洗浄時間等を適宜設定することにより、
同様にして洗浄、すすぎ、乾燥を行うことができる。
【0080】実施の形態6 上記の各実施の形態においては、図1、図2に示すよう
に、流し台1の後部上方に据付け収納棚121が設けら
れている場合について説明した。すなわち、蓋体70を
ほぼ中央部から屈曲させて開放するように構成し、開放
した蓋体70を、壁付け収納棚121と流し台1との間
に形成された空間内に納まるように構成した。本実施の
形態は、流し台1の後部上方に壁付け収納棚121が設
置されていない場合の蓋体に関するもので、図31、図
32に示すように、蓋体70を中央部で屈曲しない1枚
の板状に構成し、開放したときは、斜め上方又は直立し
た状態で保持されるようにしたものである。上記のよう
に構成した蓋体70は、構造が簡単で部品数を減らすこ
とができ、その上開閉が容易であり、ロック手段も簡単
になる。
【0081】実施の形態7 実施の形態2(図18)においては、取付枠40の取付
部43に設けた温風取入口47と、保持ケース51の背
面下方に設けた温風排気口59とを排気管部材60で連
結し、食器類及び洗浄乾燥槽21全域を乾燥した温風を
温風排出口59から外部に排出する例を示した。本実施
の形態においては、保持ケース51に設けた温風排出口
59を、図33に示すように、カウンタ2に設けた立上
り壁2dと対向する位置に開口し、取付枠40に設けた
温風取入口47とこの温風排出口59とを排気管部材5
8で連結し、温風をこの立上り壁2dに一たん衝突させ
たのち、立上り壁2dに沿って上方に向って排気させる
ようにしたものである。このように構成したことによ
り、使用者に不快感を与えない、電気部品を加熱しない
等の効果を一層高めることができる。
【0082】
【発明の効果】本発明に係る食器洗浄乾燥付き流し台
は、シンク部と、このシンク部の一方の側に設けた開口
部に取付けた食器洗浄乾燥機とを有する流し台におい
て、開口部の下方に設置された洗浄乾燥槽と、操作部及
びにヒンジ部を有し外周にシール部材が設けられ、開口
部の上方に設置されて洗浄乾燥槽を流し台に固定する取
付枠と、一端がヒンジ部に装着され、取付枠上に載置さ
れて洗浄乾燥槽の開口部を開閉する蓋体とを備えたの
で、使い勝手のよい食器洗浄乾燥機を得ることができ
る。
【0083】上記の食器乾燥機付き流し台の取付枠に設
けた保持部内に排気路を設け、この排気路の吸気側を洗
浄乾燥槽に開口すると共に、排気側を流し台の水はね防
止用の立上り壁に対向して開口し、乾燥工程における温
風を立上り壁に衝突して屈曲させて上方に排気するよう
にしたので、流し台の前面に位置する使用者が不快感を
感じることがない。また、温風に含まれた湿気が本体に
付着して表面を汚したり、操作部に浸入して故障を生ず
ることもない。
【0084】また、上記の食器乾燥機付き流し台におい
て、シンク部上を移動自在に設けられた水切りプレート
とを備え、この水切りプレートを、蓋体のほぼ全面を覆
うように構成したので、シンク部を広く使用できるばか
りでなく、水切りプレート上の汚水が蓋体表面や洗浄乾
燥槽内に浸水するおそれがなく、常に清潔に保つことが
できる。また、上記水切りプレートを、シンク部側に向
って傾斜させて、水切りプレート上の水を自然にシンク
部内に流して排出するようにしたので、水切りプレート
上を常に清潔に保つことができる。
【0085】上記の操作部を取付枠の壁側に立設して構
成し、また、操作部の前面側に設けた傾斜面に操作パネ
ルを配設したので、操作部の操作が容易で、しかも蓋体
を開閉しても常に操作パネルを視認できるため誤操作の
おそれがなく、使い勝手のよい厨房を得ることができ
る。また、操作部に水分がかかりにくいので、水分の浸
入による故障を生ずることもない。
【0086】上記のヒンジ部を、洗浄乾燥槽の上方にお
いて流し台上に設け、また、蓋体を、ヒンジ部を構成す
るヒンジ軸の着脱によって取付枠に着脱しうるようにし
たので、洗浄乾燥槽の開口部を大きくすることができ
る。また、蓋体を単独で流し台から着脱できるので施工
性を向上させることができる。
【0087】蓋体をほぼ中央部から屈曲させて流し台の
後部側にほぼ直立させ、洗浄槽乾燥槽の開口部を開放す
るように構成したので、前面側と左右が開放されるた
め、洗浄乾燥槽内への食器等の出し入れをスムーズに行
うことができる。蓋体の屈曲部にシール部材を設けたの
で、食器洗浄乾燥機の使用中に洗浄水や温風なとが外部
に漏れることがなく、また、外部から洗浄乾燥槽内に水
などが浸入することもない。蓋体の屈曲部に、蓋体によ
り洗浄乾燥槽の開口部を閉塞したときに、蓋体の平板化
を保持するロック手段を設けたので、食器洗浄乾燥機の
使用中に蓋体が屈曲するおそれがなく、また、蓋体の上
に調理具や食材を安定して載置し、あるいは蓋体の上で
調理を行うことができる。
【0088】蓋体に設けたハンドル及びロック手段の上
面と、蓋体の上面とをほぼ等しく形成したので、水切り
プレートを蓋体上まで移動させることができる。これに
より、シンク部を広く使用できるばかりでなく、蓋体上
で調理を行ったり、物を置いたりすることができる。ま
た、蓋体の閉塞時に、ロック手段を取付手段に係止する
ようにしたので、蓋体を確実にロックすることができ、
水漏れ等を生ずることがない。
【0089】流し台のシンク部が形成された面より低い
面に開口部を設け、この開口部に取付枠及び蓋体を設置
して、蓋体の上面をシンク部が形成された面とほぼ同一
平面上にあるように構成したので、蓋体の上で調理等を
行っても流し台の外へ水が垂れることがなく、厨房の床
面を濡したり汚したりするおそれがない。また、シンク
部の上で調理を行ったり食材等の水切りを行う水切りプ
レートを蓋体の上まで移動することができるので、水切
りプレートの移動範囲が広域になり、蓋体を移動させる
ことによりシンク部全体を有効に使用することができ
る。
【0090】取付枠の周縁に排水路を設け、この排水路
から洗浄乾燥槽内に排出するようにし、また、排水路に
設けた排水口に可撓性の排水管を接続してその先端部を
洗浄乾燥槽の周壁内面に臨ませたので、食器等の洗浄、
乾燥が終って蓋体を開放しても洗浄乾燥槽の開口部から
水が垂れて、乾燥後の食器等を濡すことがない。
【0091】流し台の上面側において洗浄乾燥槽の外部
に発光部を設けると共に、流し台のキャビネット内に受
光部を設け、受光部を制御部に接続したので、操作部か
ら受信部(受光部)への送信を、リード線などの接続材
料を使用せずに行えるため、組立性が著しく改善される
と共に、食器洗浄乾燥機の稼働中に、人その他の障害物
によって光が遮断されるおそれがなく、光信号を確実に
伝達することができる。
【0092】上記の発光部からの光を洗浄乾燥槽を透過
して受光部で受光させるようにしたので、上記と同様の
効果が得られる。上記の受光部を洗浄乾燥槽の外壁又は
外壁に近接して設けたので、光の遮蔽を行うことなく、
発光部からの光を確実に受光することができる。上記の
洗浄乾燥槽を赤外線を反射する色調又は材料で構成し、
受光部に対応する部位を赤外線が透過する色調又は材料
で構成したので、受光する光の減衰を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1を説明するための全体
構成を示す斜視図である。
【図2】 図1の食器洗浄乾燥機の蓋体を開放した状態
を示す斜視図である。
【図3】 図1の流し台に水切りプレートを載置した状
態を示す斜視図である。
【図4】 図1の流し台の本体の平面図である。
【図5】 図1の流し台の要部の平面図である。
【図6】 図1のA−A断面図である。
【図7】 図6の洗浄乾燥槽の縦断面図である。
【図8】 図1のB−B断面図である。
【図9】 図1の流し台のカウンタの説明図である。
【図10】 図3の水切りプレートの他の例の斜視図で
ある。
【図11】 図10の断面図である。
【図12】 本発明の実施の形態2を説明するための一
部を断面で示した食器洗浄乾燥機部分の要部の平面図で
ある。
【図13】 図12の取付枠の説明図である。
【図14】 取付枠の下面図である。
【図15】 図10の保持ケースの斜視図である。
【図16】 図12のC−C断面図である。
【図17】 図16の作用説明図である。
【図18】 図12のD−D断面図である。
【図19】 図12のE−E断面図である。
【図20】 図18の他の例の縦断面図である。
【図21】 本発明の実施の形態3を説明するための流
し台の平面図である。
【図22】 図21の蓋体の斜視図である。
【図23】 図21の蓋体の下面図である。
【図24】 図21の蓋体のF−F断面図及びその一部
拡大図である。
【図25】 図21のG−G断面図である。
【図26】 図25のロック機構の下面図である。
【図27】 図21のハンドルの他の例を示す斜視図で
ある。
【図28】 本発明の実施の形態4の要部の斜視図であ
る。
【図29】 図28の分解斜視図である。
【図30】 本発明の実施の形態5の要部の斜視図であ
る。
【図31】 本発明の実施の形態6の斜視図である。
【図32】 図31の蓋体を開いた状態を示す斜視図で
ある。
【図33】 本発明の実施の形態7の要部の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 流し台、2 カウンタ、3 シンク部、4 開口
部、5 フランジ、11支持台、12 水切りプレー
ト、20 食器洗浄乾燥機、21 洗浄乾燥槽、32
受光部、34 受光素子、40 取付枠、42 開口
部、43 取付部、44 パッキン、45 リップ、4
6 排水路、47 温風取入口、48 排水口、50
操作部、51 保持ケース、53 蓋体支持部材、54
ダンパ軸受部、58 排気管部材、59 温風排気
口、60 排水管、61 操作器、65発光素子、70
蓋体、71 第1の蓋板、72 第2の蓋板、73
上板、74 下板、77 ハンドル収容部、78 ハン
ドル、79 ロックレバー、80 ロック機構、90
第1のヒンジ部、95 第2のヒンジ部、96 ヒンジ
軸、120 壁、121 壁付け収納棚。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梶原 篤 埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地1 三菱電機ホーム機器株式会社内

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シンク部と、該シンク部の一方の側に設
    けた開口部に取付けた食器洗浄乾燥機とを有する流し台
    において、 前記開口部の下方に設置された洗浄乾燥槽と、 操作部及びヒンジ部を有し外周にシール部材が設けら
    れ、前記開口部の上方に設置されて前記洗浄乾燥槽を流
    し台に固定する取付枠と、 一端が前記ヒンジ部に装着され、前記取付枠上に載置さ
    れて前記洗浄乾燥槽の開口部を開閉する蓋体とを備えた
    ことを特徴とする食器洗浄乾燥機付き流し台。
  2. 【請求項2】 取付枠に設けた操作部内に排気路を設
    け、該排気路の吸気側を前記洗浄乾燥槽に開口すると共
    に、排気側を前記流し台の水はね防止用の立上り壁に対
    向して開口したことを特徴とする請求項1記載の食器洗
    浄乾燥機付き流し台。
  3. 【請求項3】 シンク部及び蓋体上を移動自在に設けら
    れた水切りプレートとを備え、 該水切りプレートを、前記蓋体のほぼ全面を覆うように
    構成したことを特徴とする請求項1又は2記載の食器乾
    燥機付き流し台。
  4. 【請求項4】 水切りプレートを、シンク部側に向って
    傾斜させたことを特徴とする請求項3記載の食器洗浄乾
    燥付き流し台。
  5. 【請求項5】 操作部を、取付枠の壁側に立設して構成
    したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の
    食器乾燥機付き流し台。
  6. 【請求項6】 操作部の前面側に傾斜面を設け、該傾斜
    面に操作パネルを配設したことを特徴とする請求項5記
    載の食器洗浄機付き流し台。
  7. 【請求項7】 ヒンジ部を、洗浄乾燥槽の上方において
    流し台上に設けたことを特徴とする請求項1〜3のいず
    れかに記載の食器洗浄乾燥機付き流し台。
  8. 【請求項8】 蓋体を、ヒンジ部を構成するヒンジ軸の
    着脱によって取付枠から着脱しうるようにした請求項1
    〜3又は7記載の食器洗浄乾燥機付き流し台。
  9. 【請求項9】 蓋体を、ほぼ中央部から屈曲させて流し
    台の後部側にほぼ直立させ、洗浄乾燥槽の開口部を開放
    するように構成したことを特徴とする請求項1〜3のい
    ずれかに記載の食器洗浄乾燥機付き流し台。
  10. 【請求項10】 蓋体の屈曲部にシール部材を設けたこ
    とを特徴とする請求項9記載の食器洗浄乾燥機付き流し
    台。
  11. 【請求項11】 蓋体の屈曲部に、該蓋体により洗浄乾
    燥槽の開口部を閉塞したときに、該蓋体の平板化を保持
    するロック手段を設けたことを特徴とする請求項10記
    載の食器洗浄乾燥機付き流し台。
  12. 【請求項12】 蓋体に備えたハンドル及びロック手段
    の上面と前記蓋体の上面とをほぼ等しく形成したことを
    特徴とする請求項11記載の食器洗浄乾燥機付き流し
    台。
  13. 【請求項13】 蓋体の閉塞時に、ロック手段を取付手
    段に係止するように構成したことを特徴する請求項11
    又は12記載の食器洗浄機付き流し台。
  14. 【請求項14】 流し台のシンク部が形成された面より
    低い面に開口部を設け、この開口部に取付枠及び蓋体を
    設置して、該蓋体の上面が前記シンク部が形成された面
    とほぼ同一平面上にあるように構成したことを特徴とす
    る請求項1〜3のいずれかに記載の食器洗浄乾燥機付き
    流し台。
  15. 【請求項15】 取付枠の周縁に排水路を設け、この排
    水路から洗浄乾燥槽内に排水するように構成したことを
    特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の食器洗浄乾
    燥機付き流し台。
  16. 【請求項16】 排水路に設けた排水口に可撓性の排水
    管を接続し、該排水管の先端部を洗浄乾燥槽の周壁内面
    に臨ませたことを特徴とする請求項15記載の食器洗浄
    乾燥機付き流し台。
  17. 【請求項17】 流し台の上面側において洗浄乾燥槽の
    外部に発光部を設けると共に、流し台のキャビネット内
    に受光部を設け、該受光部を制御部に接続したことを特
    徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の食器洗浄乾燥
    機付き流し台。
  18. 【請求項18】 発光部からの光を洗浄乾燥槽を透過し
    て受光部で受光させるようにしたこを特徴とする請求項
    17記載の食器洗浄乾燥機付き流し台。
  19. 【請求項19】 受光部を、洗浄乾燥槽の外壁又は該外
    壁に近接して設けたことを特徴とする請求項17記載の
    食器洗浄乾燥機付き流し台。
  20. 【請求項20】 洗浄乾燥槽を、赤外線を反射する色調
    又は材料で構成し、受光部に対応する部位を赤外が透過
    する色調又は材料で構成したことを特徴とする請求項1
    7〜19のいずれかに記載の食器洗浄乾燥機付き流し
    台。
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