JPH10337178A - 培養容器アセンブリ、これに用いる蓋およびこれを用いた細胞培養方法 - Google Patents

培養容器アセンブリ、これに用いる蓋およびこれを用いた細胞培養方法

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JPH10337178A
JPH10337178A JP10071052A JP7105298A JPH10337178A JP H10337178 A JPH10337178 A JP H10337178A JP 10071052 A JP10071052 A JP 10071052A JP 7105298 A JP7105298 A JP 7105298A JP H10337178 A JPH10337178 A JP H10337178A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 培養容器アセンブリを出入りするガスの拡散
速度を変化させるための手段および生物学的汚染物の出
入りを実質的に最低限にするための手段を備えたインビ
トロで細胞成長または組織培養するための培養容器アセ
ンブリを提供すること。 【解決手段】 開放端32およびプレートの外縁を形成
する直立した側壁28を有する複数のウェル26および
ハンドルを備えたプレート20と、ガス透過性膜102
を連結したオリフィス100を有するカバー62に、さ
らに取り外しできるように取り付けたガス不透過性フィ
ルムおよびハンドル50とかみ合うレバー90を備えた
蓋60からなる培養容器アセンブリ10を作製する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインビトロ(in vit
ro)で細胞成長または組織培養するのための装置および
方法に関する。より詳述すると、本発明はアセンブリを
出入りするガスの拡散速度を変化させるための手段、お
よびそのアセンブリ内の細胞または組織培養に関して生
物学的汚染を実質的に最低限にするための手段を有する
培養容器アセンブリ、これに用いる蓋およびこれを用い
た細胞培養方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】培養容器は、米国特許第4,495,289 号、
第5,026,649 号、第5,358,871 号および第5,366,893 号
ならびにヨーロッパ特許出願公開第0 483 620 A2号およ
び英国特許出願公開第GB 2 268 187 A号に記載されてい
る。培養容器は、ウェル(wells )を備えており、それ
らのウェルは一般的に円形の形状をしているとともに細
胞の付着、成長、および分化がその上で起こる膜を有す
る細胞培養挿入部(cellculture insert )をそれらの
ウェル内に導入できるサイズを有する。ウェルを含んだ
培養容器は、典型的には矩形であり、標準の分析装置に
適合するように標準サイズを有する。培養容器に使用さ
れる細胞培養挿入部は、米国特許第4,871,674 号、第5,
026,649 号および第5,366,893 号に記載されている(こ
れは引用することで本明細書の一部とする)。
【0003】細胞の培養は、細胞損傷が生じることなく
細胞に充分に酸素を供給する能力に依存する。細胞呼吸
用の酸素は、細胞の上にある上部空間中の大気から液体
培養培地を通って供給される。
【0004】例えば、スパージング、表面のエアレーシ
ョン、培地灌流といった培養の通気は、酸素の利用性を
増加することができる。しかしながら、かかる方法では
細胞損傷が起こる可能性がある。シリコーンゴム製の管
を用いてウェルと大気の間の配管(tubing)を行うこと
により細胞培養におけるガス交換を改善することがなさ
れているが、かかる方法は不便であり、細胞懸濁液が汚
染されることがある。
【0005】多数の培養容器が市販され、特許公報に記
載されているけれども、培養容器アセンブリを出入する
ガスの拡散速度を変化させるための手段を提供するにも
かかわらず、依然として密閉系を提供し、それにより容
器に対する生物学的汚染物の出入口が実質的に最低限に
されるような培養容器は入手可能ではないと思われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、培養容器アセンブリを出入りするガスの拡散速度を
変化させるための手段および生物学的汚染物の出入りを
実質的に最低限にするための手段を有する培養容器アセ
ンブリ、これに用いる蓋およびこれを用いた細胞培養方
法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のアセン
ブリは、組織培養培地または細胞培養挿入部を受け入れ
るための開口部を有する複数のウェルおよび当該プレー
トの外縁を形成する直立した側壁を備える試験プレー
ト、前記ウェルをおおって前記プレート上に置かれる取
り外しできる蓋であって、前記ウェルをおおって広が
る、上面および下面を有する本質的に平らなカバーと、
該カバーを包囲し前記カバー上に複数の角部を形成し、
かつ下向きに延びて、内面および外面を有するスカート
とを備える蓋、前記蓋の前記周辺部に設けられた封止材
料、ガス透過性膜をそれぞれ備え、かつ前記試験プレー
トの前記ウェルに位置合わせして配列されている前記平
らなカバーにおける複数のオリフィス、および前記蓋を
前記プレートに取り外しできるように固定するための手
段を備えることを特徴とする。
【0008】請求項2に記載のアセンブリは、請求項1
において、前記オリフィスおよびガス透過性膜をおおっ
て前記カバーに取り外しできるように取り付けられたガ
ス不透過性フィルムをさらに備えており、それによって
前記フィルムを完全にまたは部分的に取り除き、前記ア
センブリを出入りするガスの拡散を補助できることを特
徴とする。
【0009】請求項3に記載のアセンブリは、請求項1
において、前記プレートの前記側壁が上の区分および下
の区分を備えた2段階の区分から成ることを特徴とす
る。
【0010】請求項4に記載の組織培養プレートと関連
して用いる蓋は、上面と下面を備えている本質的に平ら
なカバー、前記カバー上に複数の角部を形成し、かつ下
向きに延びて、内面および外面を有する前記カバーを包
囲するスカート、前記カバーの上面と前記スカートの内
面の間に前記蓋の内方の周辺部、前記周辺部に設けた封
止材料、ガス透過性膜をそれぞれ備えた前記カバーに設
けた複数のオリフィス、前記オリフィスと前記ガス透過
性膜をおおった前記カバーに完全にまたは部分的に取り
外しできるように取り付けたガス不透過性フィルム、お
よび前記スカートの前記外面に設けたレバーを備えてい
ることを特徴とする。
【0011】請求項5に記載の蓋は、請求項4におい
て、前記ガス不透過性フィルムが剥ぎ取り式ラベルであ
ることを特徴とする。
【0012】請求項6に記載の蓋は、請求項4におい
て、前記スカートから内方に離隔し、かつ前記カバーの
前記下面から下向きに延びている複数のリブを備えてい
ることを特徴とする。
【0013】請求項7に記載のインビトロにおける細胞
成長または組織培養のための装置は、本体および取り外
しできる蓋を備えた装置であって、前記本体は上面、下
面、本質的に前記上面と下面の間に配置された複数のウ
ェル、および前記本体の外縁を形成する直立した側壁を
備え、前記取り外しできる蓋は、上壁、前記上壁から延
びた周縁スカートおよび前記本体の前記ウェルに位置合
わせして配列した前記上壁を通って前記装置を出入する
ガスの拡散を許容する手段を備え、該装置を出入りする
ガスの拡散を許容する手段は、複数のオリフィスおよび
該オリフィスと連結しかつ前記本体の前記ウェルに位置
合わせして配列するガス透過性膜からなることを特徴と
する。
【0014】請求項8に記載の装置は、請求項7におい
て、ガスの拡散を補助することができるように前記オリ
フィスをおおって前記カバーに対して部分的または完全
に取り外しできるように取り付けられた複数のガス不透
過性フィルムをさらに備えることを特徴とする。
【0015】請求項9に記載の装置は、請求項7におい
て、前記上壁と前記周縁スカートの間にさらに前記蓋の
内方の周辺部を備えることを特徴とする。
【0016】請求項10に記載の細胞培養方法は、下記
工程を備えることを特徴とする: (a)組織培養培地または細胞培養挿入部を受け入れる
ための開口部を有する複数のウェルおよび当該プレート
の外縁を形成する直立した側壁を備える試験プレート、
前記試験プレートの前記ウェルに配置された少なくとも
1つの細胞培養挿入部、前記ウェルをおおって広がった
本質的に平らなカバーを備え前記プレートをおおって配
置される取り外しできる蓋、該カバーを包囲するスカー
トであって、前記カバーの複数の角部を形成し、かつ前
記プレートの前記側壁に関して離隔して下向きに延びる
スカート、前記カバーと前記スカートの間に設けた前記
蓋の内方の周辺部、前記蓋の前記周辺部に設けた封止材
料、ガス透過性膜をそれぞれ備える複数のオリフィスで
あって、前記プレートの前記ウェルに直接位置合わせし
て配列した複数のオリフィス、前記オリフィスをそれぞ
れおおった前記カバーに取り外しできるように取り付け
たガス不透過性フィルム、ならびに前記蓋および前記蓋
の前記スカートに設けたレバーと前記プレートの前記側
壁に設けた前記レバーのための受け入れハンドルとを備
えた前記プレートを取り外しできるように固定するため
の手段を備えた培養容器を用意し、(b)前記蓋の前記
スカートに向かって前記レバーに水平に力を作用させ、
前記受け入れハンドルから前記レバーをスライドさせ、
前記プレートから前記蓋を持ち上げることにより前記培
養容器から前記蓋を取り出し、(c)前記培養容器の前
記ウェル内に、膜を備える細胞挿入部を置き、(d)前
記培養容器内の前記各細胞挿入部のそれぞれの膜の上に
細胞の層を沈着し、(e)細胞の層を成長培地で覆い、
(f)前記蓋の前記スカートに向かって前記レバーに水
平に力を作用させ、前記プレートの前記受け入れハンド
ル内に前記レバーをスライドさせることにより、前記プ
レートをおおった前記蓋を固定し、(g)前記オリフィ
スをおおった前記ラベルを完全にまたは部分的に取り外
し、再び取り付けることで、前記培養容器の前記蓋にお
けるオリフィスを通って空気が押し入って到達すること
ができるようにすることにより、各細胞挿入部の膜を直
接的に換気する。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明は、インビトロで細胞成長
または組織培養するためのアセンブリに関するものであ
る。そのアセンブリは、組織培養挿入部のような挿入部
または組織培養培地を受け入れるのに適用した形状のウ
ェルおよび取り外しできる蓋を有する試験プレートを備
えたものである。
【0018】好適には、試験プレートは、上面、下面、
および複数のウェルを備えている。各ウェルは、本質的
に試験プレートの上面および下面の間に配置される。
【0019】アセンブリは、さらに試験プレートの上面
をおおって置くことができる取り外しできる蓋を含んで
いる。蓋は、ウェルの上壁(top wall)および上壁から
下向きに延びた、周縁スカート(peripheral skirt)を
含んでいる。蓋の内側に、周縁スカートの内側に沿っ
て、スカートと上壁が合わさるところにシリコーンのよ
うな封止材料がある。蓋は、ウェルの内部からのサンプ
ルの損失を防ぎ、周囲からアセンブリ内の内容物を保護
し、有害な物質または潜在的に有害な物質が含まれてい
ればアセンブリ内の内容物から使用者を保護するのに役
立つ。
【0020】さらに、アセンブリは、取り外しできるよ
うに蓋とプレートをいっしょに固定(securing)するた
めの手段を備えており、それにより封止材料は蓋とプレ
ートの境界面の間で圧縮され、アセンブリの内部は実質
的に外部の環境から保護されるのでアセンブリ内は生物
学的に安全な環境となる。
【0021】それ故、蓋とプレートがいっしょに固定し
て整列するアセンブリは、ウェルの内部からのサンプル
の損失を防ぎ、周囲からアセンブリ内の内容物を保護
し、ウェルの間の相互汚染からアセンブリの内容物を保
護し、有害な物質または潜在的に有害な物質がアセンブ
リ内の内容物に含まれていればそのような内容物から使
用者を保護するのに役立つ。
【0022】取り外しできるように蓋とプレートを固定
するための手段には、蓋につけたレバーおよびプレート
につけたハンドルが好適である。最も好適なのは、受け
入れハンドル(receiving handle)は開口部(open are
a )を取り囲むフレーム形状であり、この開口部にレバ
ーを差込み、フレームと連結することである。蓋とプレ
ートがいっしょに置かれるとき、蓋がプレートの上面を
おおって適所に下げられるにつれて下向きの力が水平軸
に沿ってレバーに作用する。加圧したレバーは、受け入
れハンドルの開口部内に位置し、次いで力をレバーから
解放するにつれて、レバーは受け入れハンドルのフレー
ムとパチンと合わさる(snap-fit)。
【0023】受け入れハンドルとレバーをパチンと合わ
せる動作は、パチンと音が聞こえるようにすることもで
き、もう一方では非永久ロック(non-permanent lock)
を供給する。さらに、レバーと受け入れハンドルはまと
めると、蓋とプレートをいっしょに実質的に封止し、そ
の際、蓋の上の封止材料は蓋とプレートの境界面で圧縮
される。圧縮された封止材料は、本質的に、蓋とプレー
トの境界面の間の液体および/またはガスの交換を妨げ
る。
【0024】水平軸に沿って水平面に力を作用させるこ
とによりプレートから蓋を取り外し、受け入れハンドル
からレバーが外れる(unsecure)ようにし、プレートか
ら蓋を持ち上げる。
【0025】試験プレートおよびこれと関連する取り外
しできる蓋は、異なるサイズおよび形状に形成して異な
るサイズおよび形状の細胞培養挿入部を使用するように
してもよい。プレートの上面をおおって蓋の位置を変え
る場合に、ウェルの間の相互汚染を減少させるために、
取り外しできる蓋は、一つの方向でプレートの上面をお
おって置かれるように形成してもよい。プレートおよび
取り外しできる蓋は、ウェルおよび細胞培養挿入部が容
易に見えるように、光学的に透明なプラスチックから製
造されたものが好ましい。
【0026】蓋は、プレートのウェルを出入してガスが
拡散できるようにするための手段を備えていることが好
ましい。プレートのウェルを出入してガスが拡散できる
ようにする手段には、少なくとも1つの出入口(ポー
ト)があり、さらに出入口はガスが透過できる膜と連結
していることが最も望ましい。このガス透過性膜は液体
に対して不透過性であることが最も望ましい。最も好適
には、蓋は相方のプレート中にあるウェルと同じ数の出
入口を備えている。さらに、最も好適には、出入口はウ
ェルに合わせて位置づけられるかまたは整列させる。し
たがって、蓋がプレートをおおって置かれたとき、各ウ
ェルは蓋の上の出入口と連結している。ウェルに合わせ
て出入口を位置づけると、直接にそのウェルのガス交換
が改善されるという利点が得られる。さらに、ガス交換
はウェル毎により直接的に調節することができるが、こ
の場合、各ウェルには、使用者によってガス交換につい
て個別的に配慮がなされるようにしてもよい。
【0027】さらに、蓋に結びつけられているのは、試
験プレートから蓋を取り外すことなしに、ガス透過性膜
を選択的に閉塞するための手段である。膜を選択的に閉
塞する手段としては、薄い不透過性のフィルムが好適で
ある。薄いフィルムを個々の出入口をおおう蓋の上に取
り外しできるように取り付けて、ガス透過性膜を大気に
さらすことを制限するようにしてもよい。蓋を試験プレ
ートから持ち上げたりまたは取り外したりする必要がな
いので、薄い不透過性のフィルムは、ウェル内環境の生
物学的な安全性を維持するのを助ける。
【0028】最も好適には、選択的に膜を閉塞するため
の手段は、剥ぎ取り式ガス不透過性ラベル(label )で
ある。最も好適には、ラベルはプラスチックである。好
適なラベルの材料としては、ガスおよび液体に不透過性
のポリマー性基質樹脂(polymeric substrate resins)
があるが、これらに限定はされない。ラベルは透明でも
または色を指定してもよい。さらに、ラベルの表面は、
追加の情報をラベルの上に手書きできるようにすること
もできる。
【0029】円形であるラベルを提供することは本発明
の範囲内であるけれども、異なる形状のラベルを提供す
ることもできる。
【0030】このラベルを用いると使用者は試験プレー
ト中のガス交換を調節できるので、試験プレート中で細
胞培養の所望の成長を得るのが容易になるが、同時に試
験プレートのウェル内に微生物または他の汚染物が侵入
するのを本質的に防ぐ密封系を依然として提供すること
ができる。ラベルは、ガス交換をほぼ実質的に最大にす
る一方で、試験プレートのウェルにおける汚染の可能性
を最小にする。さらなる利点としては、蓋を取り外すか
または部分的に開く必要なしにもっぱら膜を通してガス
交換が起こることがある。
【0031】ラベルは、試験プレートの滅菌性を弱めた
りまたは漏出を招来するものではない。ラベルは再利用
できるので製造かつ経済的に引き合うということは他の
利点である。
【0032】最も著しいのは、本発明のアセンブリが以
降の利点を提供することである。すなわち、(1)通気
口がある閉じた環境で滅菌性を維持し、かつガス交換を
調節していること、(2)潜在的に有害なサンプルを収
容すること、および(3)酵母、バクテリア、および/
またはウィルスのような環境内の/外因性の汚染物でア
センブリ内の試料が汚染されることを最小限にするこ
と、および(4)生物学的に安全な環境である。
【0033】さらに、本発明のアセンブリが特に有利な
のは、無菌およびガス交換が制御された条件において皮
膚移植のためのケラチン生成細胞を複数層生成すること
が望ましい皮膚の培養のように、複数層の細胞を培養す
る場合である。
【0034】さらに、本発明は、細胞挿入部(cell ins
ert )の膜の表面にある分裂中の細胞に対して直接に酸
素を制御して通過することを可能にする。
【0035】本発明のアセンブリの原理にしたがって、
現在知られておりかつ入手可能であるマルチウェル(mu
ltiwell )組織培養アセンブリに対して著しい改良が提
供される。最も重要なのは、本発明は、アセンブリを出
入りするガスの拡散を本質的に改善するが、同時にマル
チウェルプレートの内容物の滅菌性を維持し、かつウェ
ルと外部の環境との間で充分なガス交換が起こるように
している。従って、本発明のアセンブリは、細胞培養方
法のための条件を最適にするために生物学的に密閉され
た環境を提供するものであり、その際生物学的な汚染
物、ガスおよび/または液体の出入りは、本質的に最小
にされる。
【0036】添付図面に図示し以下に詳細に説明するの
は好適な本発明の実施態様である。本発明は多くの異な
る形態の実施態様によって具現化されるけれども、本開
示は、本発明の原理の一例であり、本発明を例示した実
施態様に限定することを意図するものではない。種々の
他の変形は、本発明の範囲および精神からそれることな
しに当業者によって理解されおよび容易になされる。本
発明の範囲は、添付された請求項およびそれらの均等物
によって判断される。
【0037】図1および図2に示したように組織培養を
成長させるための装置10は、培養容器プレート20お
よび蓋60を備えている。図1および図2に示したよう
に、培養容器プレート20は、上面22および下面24
を含んでいる。さらに培養容器プレートは、プレートの
上面22からプレートの下面24まで延びた側壁28を
各々備えた多数のウェル26を含んでいる。各ウェル
は、上部30および底部36を備えている。上部30
は、開放端32を備えており、それは閉塞端38を備え
た底部36に向かって延びている。
【0038】6個、12個、24個、48個、および9
6個のウェルプレートが一般に知られており、かつ入手
可能であるけれども、プレート20におけるウェル26
の数はいくつでもよい。図1では、単に例示的な目的の
ために6個のウェルを有するプレートが例示されてい
る。最も標準的なマルチウェルプレートは、使用される
個々のウェルを明らかに同定できるようにするために直
交した列と行に配置されたウェルを有する。もちろん、
本発明により、いかなるウェルの配置も考えられるの
で、プレート20におけるウェルの配置は、本質的に本
発明を限定するものではない。
【0039】図に例示したようにプレート20は、典型
的には、透明であって、かつ例えば、ポリビニルクロラ
イドまたはポリスチレンから成る成形品でもよい。
【0040】ウェルを囲み、プレート20の外側の縁取
り(border)を形成しているのが側壁40である。本発
明の実施態様において、プレート20は6個の側壁を有
する。組織培養プレートが矩形または四辺形の形である
ことは周知であるが、本発明の目的のためには、プレー
トは任意の実用的な形状に、かつ任意数のウェルを含む
ように作製することができる。
【0041】側壁40の内側に、かつプレート20の上
面の周りに設けられているのは、埋め込み式の棚(rece
ssed ledge)21であり、これは図1および図2に関連
した図3および図4でより明らかに分かる。棚21は、
プレート20の上面22のウェルを囲んで縁取りを形成
し、さらにそこで側壁40は棚の上に高くした位置まで
伸び、それによって棚の周辺にリム(rim )を形成して
いる。
【0042】側壁40は、上の区分42および下の区分
46を備えた2段階の区分から成る。下の区分46は、
上と下の区分の間の環状肩部44によって上の区分42
から段状になったものである。それ故、上の区分42
は、上面22から環状肩部44まで延びており、下の区
分46は、環状肩部44から下面24の底面48まで延
びている。
【0043】本発明のマルチウェル組織培養アセンブリ
が使用中のときは、下の区分46は、プレート20に対
して環状の基板として働く。
【0044】図1から図3に示したように、ハンドル5
0はプレート20の下の区分46の反対側にとりつけら
れる。各ハンドル50は、プレート20の下の区分から
外側に延びている。各ハンドルは開口部56を取り囲む
閉じたフレーム54を有する。ハンドルが2つの別々の
部品および任意の特定の形状から成ってもよいというこ
とは、十分に本発明の範囲内である。
【0045】蓋60は独立していて、プレートのウェル
の全てをカバーする取り外しできる部材である。図面の
全てに蓋60が例示されているけれども、蓋60の詳細
は、図2および図4に最もよく例示されている。蓋60
は、プレートのウェルの全てをおおって広がるのに充分
に大きい、本質的に平らなカバー62を有している。平
らなカバー62は、上面64および底面66を有する。
カバー62の形状は、プレート20の形状に合致する。
最も好適なのは、図1に示したように、蓋60は、使用
者がプレートをおおった蓋を再度置こうとした場合に、
ウェルの間の相互汚染を減少させるために一つの方向で
プレートの上面をおおって置かれるように形成すること
である。
【0046】カバー62の周りに延びた部分は、垂れ下
がったスカート(skirt )68であり、これは蓋60の
周りに縁取りを形成する。スカート68は、内壁面70
および外壁面72、ならびに各々がカバーから底止め面
74まで下向きに延びている6個の側面を有している。
図4に示したように、カバー62と付随的なスカート6
8の間の移行部は周辺部(perimeter area)69であ
る。さらに、周辺部69の中に沿ってシリコーンのよう
な封止材料がある。内部に向かって、スカート68から
配列され、かつ平らなカバーの底面66から下向きに延
びているのがリブ(rib )78である。かかるリブは、
本質的にスカート68の内壁面70に対して平行に横た
わっており、プレート中の埋め込み式の棚21に下向き
に付属するようにカバーの上に位置する。
【0047】図1から図4に示したように、オリフィス
または出入口100をカバー62上に設置する。ガスに
対して透過性であり、液体に対して不透過性である膜1
02をオリフィスと連結する。プレートをおおって蓋を
置いたときに、各オリフィスおよび膜がプレートのそれ
ぞれのウェルに直接位置合わせするようにオリフィスお
よび連結した膜がカバー上に配列する。
【0048】ガス透過性膜の材料は、試験プレートに酸
素および二酸化炭素のようなガスを自由に通過するけれ
ども、バクテリアおよび真菌のような微生物の通過を防
ぐ限りにおいて、任意の適当なガス透過性材料から作成
することができる。これらの材料としては、ポリエチレ
ン、ポリカーボネート、アクリル系コポリマーおよびポ
リテトラフルオロエチレンが含まれる。
【0049】図3に示すように、蓋60がプレート20
をおおって置かれるとき、スカート68はマルチウェル
プレートの環状肩部44に向かって延びており、それに
よって環状肩部44と底止め面74のその間に空間80
が残る。図3および図4に示したように、封止材料76
は蓋の周辺部69とプレートの側壁40の間で圧縮さ
れ、実質的に環境に対して出入りするいかなる漏出もせ
き止める。
【0050】図1および図2に示したように、レバー9
0はスカート68の外壁面72の反対側に取り付ける。
各レバーは、スカート68の外壁面72から延びる。プ
レートのハンドル50と容易にかみ合う限りにおいて、
レバーがいかなる特別な形状から成ってもよいというこ
とは、十分に本発明の範囲内である。図3および図4に
示したように、各レバーは、外壁面72から外方に延び
る後方端92と前方または作用端94を備えた段状の形
状を有している。後方端92および前方端94は、ピボ
ット位置96で交わる。ピボット位置は、前方端に対し
て融通性を提供し、そのためスカートの外壁面に向かっ
て押したりまたは縮んだりすることができる。前方端9
4は、前方端から外側に伸び、ハンドルとレバーを固定
するために用いられるクリート(cleat )98であり、
それによりクリートはフレームとかみ合う。
【0051】使用時には、図5に示したように、使用者
の手の親指と人差し指を使って前方端の各レバーに水平
に力を作用し、そのことでスカートの外壁面に向かって
レバーの前方端が圧縮される。次いで、蓋をプレートの
上部をおおって下げるにつれてレバーをハンドルの開口
部内にスライドさせ、各レバーに対する力を取り除き、
そして各レバーのクリートをハンドルのフレームにパチ
ンと合わせる。パチンとレバーを合わせる際に、パチン
と音が聞こえるようにすることもできる。パチンと合わ
せることは、蓋とプレート間の非永久ロックを生じ、お
よび蓋の周辺部69とプレートの側壁40の間で封止材
料が圧縮されることである。
【0052】図6に示したように、使用者の手の親指と
人差し指でスカートの外壁面に向かってレバーの前方端
に水平に力を作用することにより、蓋はプレートから取
り外すことができ、そのためにハンドルのフレームから
各レバーのクリートを離し、使用者によって上に向かっ
て持ち上げることで、プレートから蓋を取り外すことに
なる。
【0053】図7に示したように、本発明の他の実施態
様としては、図1の構成要素と本質的に同一である多く
の構成要素を含んでいる。従って、同様の機能を果たす
同様の構成要素は、図7においてそれらの同様の構成要
素を同定するのに接尾辞“a”を用いることを除いて
は、図1におけるそれらの構成要素と全く同じに番号を
つける。
【0054】図7に示されたように、任意的な剥ぎ取り
式の薄いフィルムのラベル(以下、薄膜ラベルともい
う)104は、カバー62aに取り外しできるように取
り付けられてオリフィス100aの膜102aを選択的
に閉塞する。フィルムは、特定な培養の要求にしたがっ
て、完全にまたは部分的に取り外すか、あるいは置いた
ままにしておくことができる。
【0055】慣用的な方法を用いて、カバーに対して剥
ぎ取り式の薄膜ラベルを適用する。これらの方法は、感
圧接着材料のような接着材料を含んでおり、そこで薄膜
ラベルは、必要に応じてカバーから完全にまたは部分的
に取り外すことが容易にでき、そして必要に応じて適用
することができる。薄膜ラベル材料はポリエチレンまた
はポリエチレンテレフタレートから作成してもよく、接
着材料はアクリル系接着剤を含んでなるものであっても
よい。
【0056】図7に示したように、任意の剥ぎ取り式薄
膜ラベル104は、円形であり、かつ使用しやすいよう
につまみ108を有する。円形の剥ぎ取り式薄膜を提供
することは、本発明の範囲内であるけれども、異なる形
状および寸法にしてもよい。
【0057】図8に示したように本発明の他の実施態様
としては、図2の構成要素と本質的に同一である多くの
構成要素を含んでいる。従って、同様の機能を果たす同
様の構成要素は、図8においてそれらの同様の構成要素
を同定するのに接尾辞“b”を用いることを除いては、
図2におけるそれらの構成要素と全く同じ番号をつけ
る。
【0058】図8に示すようにラベル110は、アセン
ブリ10bとともに使用できるラベルの他の実施態様で
ある。図6に示したように本発明のこの実施態様は、蓋
60bの平面的な被覆表面の全体をカバーするラベル1
10であり、1つのラベルで全てのオリフィスを選択的
に閉塞してもよい。
【0059】使用の際には、本発明は以下のように細胞
の培養に使用することができる。すなわち、 a.スカートの外部のウェル面に向かってラベルの前方
に水平に力を作用することにより培養容器アセンブリか
ら蓋を取り除くこと、そのためにハンドルのフレームか
ら各レバーのクリートを離しおよびプレートから蓋を持
ち上げること培養容器アセンブリから蓋を取り除く、 b.培養容器アセンブリ内で細胞挿入部の膜の上に細胞
の層を沈着させ、 c.細胞の層を成長培地で覆い、 d.前方の端の各レバーに水平に力を作用させることに
よりプレートをおおう蓋を固定することによりスカート
の外壁面に向かってレバーの各前方の端を圧縮させ、プ
レートの上部をおおって蓋を下げ、かつプレートのハン
ドルにレバーをスライドさせ、 e.各オリフィスをおおった各ラベルを取り外したりま
たは部分的に取り外したりおよび再び取り付けることに
よって、培養容器の蓋の各オリフィスを通って選択的に
空気が押し入って到達することができるようにして各細
胞挿入部の膜を直接的に換気する。
【0060】当業者に理解されるように、本発明の培養
容器アセンブリは、単純な成形できる部品から作製する
ことができ、それは、例えば、ポリエチレン、ポリスチ
レン、ポリエチレンテレフタレートおよびポリプロピレ
ンを含む種々の材料から大量生産が可能である。さら
に、当業者に理解されるように、材料は、成長した培養
細胞を引き続き検査するのに、使用しやすいように僅か
な弾性度を与える物質を選ぶことが望ましい。
【0061】
【発明の効果】以上のように、蓋につけたレバー、プレ
ートにつけたハンドルおよび蓋の周辺部に設けられた封
止材料により、取り外しできるように蓋とプレートをい
っしょに固定することができ、生物学的な汚染物、ガス
および/または液体の出入りを最低限にすることがで
き、ウェルに位置合わせしてオリフィスを設け、該オリ
フィスとカバー上のガス透過性膜を連結させることによ
り、蓋を取り外すことなく、ウェル毎にガス交換するこ
とができ、さらに、ガス透過性膜にガス不透過性ラベル
を取り付けることにより、任意のウェルのガス透過性膜
を選択的に閉塞することができる。ラベルは再利用でき
るので製造かつ経済的にも望ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアセンブリの透視図である。
【図2】蓋と封止材料を取り外した本発明のアセンブリ
の透視図である。
【図3】図1の線3−3に沿って分けたアセンブリの断
面図である。
【図4】図3のアセンブリの部分断面図の拡大図であ
る。
【図5】プレート上に蓋を据えることの説明図である。
【図6】プレートから蓋を取り外すことの説明図であ
る。
【図7】オリフィスをカバーする蓋上のラベルを有する
本発明の他の実施態様の透視図である。
【図8】各オリフィスをカバーするラベルを有する本発
明の他の実施態様の透視図である。
【符号の説明】
10、10b 培養容器アセンブリ、装置 20 培養容器プレート 21 埋め込み式棚 22 上面 24 下面 26 ウェル 28 側壁 30 上部 32 開放端、開口部 36 底部 38 閉塞端 40 側壁 42 上の区分 44 環状肩部 46 下の区分 48 底面 50 ハンドル 54 フレーム 56 開口部 60 蓋 62、62a カバー 64 上面 66 底面 68 スカート 69 周辺部 70 内壁面 72 外壁面 74 底止め面 76 封止材料 78 リブ 80 空間 90 レバー 92 後方端 94 前方端、作用端 96 ピボット位置 98 クリート 100、100a 出入口(ポート)、オリフィス 102、102a 膜 104 剥ぎ取り式薄膜ラベル 108 つまみ 110 ラベル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 595117091 1 BECTON DRIVE, FRA NKLIN LAKES, NEW JE RSEY 07417−1880, UNITED STATES OF AMERICA (72)発明者 ティモシィー エイ.スティーヴンス アメリカ合衆国 10990 ニューヨーク州 ウォーウィック ビッグ アイランド ロード 63 (72)発明者 スーザン エル.バーカー アメリカ合衆国 07670 ニュージャージ ー州 テナフライ ハイウッド アヴェニ ュ 152

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 組織培養培地または細胞培養挿入部を受
    け入れるための開口部を有する複数のウェルおよび当該
    プレートの外縁を形成する直立した側壁を備える試験プ
    レート、 前記ウェルをおおって前記プレート上に置かれる取り外
    しできる蓋であって、 前記ウェルをおおって広がる、上面および下面を有する
    本質的に平らなカバーと、該カバーを包囲し前記カバー
    上に複数の角部を形成し、かつ下向きに延びて、内面お
    よび外面を有するスカートとを備える蓋、 前記蓋の前記周辺部に設けられた封止材料、 ガス透過性膜をそれぞれ備え、かつ前記試験プレートの
    前記ウェルに位置合わせして配列されている前記平らな
    カバーにおける複数のオリフィス、および前記蓋を前記
    プレートに取り外しできるように固定するための手段を
    備えることを特徴とするアセンブリ。
  2. 【請求項2】 前記オリフィスおよびガス透過性膜をお
    おって前記カバーに取り外しできるように取り付けられ
    たガス不透過性フィルムをさらに備えており、それによ
    って前記フィルムを完全にまたは部分的に取り除き、前
    記アセンブリを出入りするガスの拡散を補助できること
    を特徴とする請求項1に記載のアセンブリ。
  3. 【請求項3】 前記プレートの前記側壁が上の区分およ
    び下の区分を備えた2段階の区分から成ることを特徴と
    する請求項1に記載のアセンブリ。
  4. 【請求項4】 上面と下面を備えている本質的に平らな
    カバー、 前記カバー上に複数の角部を形成し、かつ下向きに延び
    て、内面および外面を有する前記カバーを包囲するスカ
    ート、 前記カバーの上面と前記スカートの内面の間に前記蓋の
    内方の周辺部、 前記周辺部に設けた封止材料、 ガス透過性膜をそれぞれ備えた前記カバーに設けた複数
    のオリフィス、 前記オリフィスと前記ガス透過性膜をおおった前記カバ
    ーに完全にまたは部分的に取り外しできるように取り付
    けたガス不透過性フィルム、および前記スカートの前記
    外面に設けたレバーを備えていることを特徴とする組織
    培養プレートと関連して用いる蓋。
  5. 【請求項5】 前記ガス不透過性フィルムが剥ぎ取り式
    ラベルであることを特徴とする請求項4に記載の蓋。
  6. 【請求項6】 前記スカートから内方に離隔し、かつ前
    記カバーの前記下面から下向きに延びている複数のリブ
    を備えていることを特徴とする請求項4に記載の蓋。
  7. 【請求項7】 本体および取り外しできる蓋を備えた装
    置であって、 前記本体は上面、下面、本質的に前記上面と下面の間に
    配置された複数のウェル、および前記本体の外縁を形成
    する直立した側壁を備え、 前記取り外しできる蓋は、上壁、前記上壁から延びた周
    縁スカートおよび前記本体の前記ウェルに位置合わせし
    て配列した前記上壁を通って前記装置を出入するガスの
    拡散を許容する手段を備え、該装置を出入りするガスの
    拡散を許容する手段は、複数のオリフィスおよび該オリ
    フィスと連結しかつ前記本体の前記ウェルに位置合わせ
    して配列するガス透過性膜からなることを特徴とするイ
    ンビトロにおける細胞成長または組織培養のための装
    置。
  8. 【請求項8】 ガスの拡散を補助することができるよう
    に前記オリフィスをおおって前記カバーに対して部分的
    または完全に取り外しできるように取り付けられた複数
    のガス不透過性フィルムをさらに備えることを特徴とす
    る請求項7に記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記上壁と前記周縁スカートの間にさら
    に前記蓋の内方の周辺部を備えることを特徴とする請求
    項7に記載の装置。
  10. 【請求項10】 下記工程を備えることを特徴とする細
    胞培養方法: (a)組織培養培地または細胞培養挿入部を受け入れる
    ための開口部を有する複数のウェルおよび当該プレート
    の外縁を形成する直立した側壁を備える試験プレート、 前記試験プレートの前記ウェルに配置された少なくとも
    1つの細胞培養挿入部、前記ウェルをおおって広がった
    本質的に平らなカバーを備え前記プレートをおおって配
    置される取り外しできる蓋、該カバーを包囲するスカー
    トであって、前記カバーの複数の角部を形成し、かつ前
    記プレートの前記側壁に関して離隔して下向きに延びる
    スカート、 前記カバーと前記スカートの間に設けた前記蓋の内方の
    周辺部、 前記蓋の前記周辺部に設けた封止材料、ガス透過性膜を
    それぞれ備える複数のオリフィスであって、前記プレー
    トの前記ウェルに直接位置合わせして配列した複数のオ
    リフィス、 前記オリフィスをそれぞれおおった前記カバーに取り外
    しできるように取り付けたガス不透過性フィルム、なら
    びに前記蓋および前記蓋の前記スカートに設けたレバー
    と前記プレートの前記側壁に設けた前記レバーのための
    受け入れハンドルとを備えた前記プレートを取り外しで
    きるように固定するための手段を備えた培養容器を用意
    し、 (b)前記蓋の前記スカートに向かって前記レバーに水
    平に力を作用させ、前記受け入れハンドルから前記レバ
    ーをスライドさせ、前記プレートから前記蓋を持ち上げ
    ることにより前記培養容器から前記蓋を取り出し、 (c)前記培養容器の前記ウェル内に、膜を備える細胞
    挿入部を置き、 (d)前記培養容器内の前記各細胞挿入部のそれぞれの
    膜の上に細胞の層を沈着し、 (e)細胞の層を成長培地で覆い、 (f)前記蓋の前記スカートに向かって前記レバーに水
    平に力を作用させ、前記プレートの前記受け入れハンド
    ル内に前記レバーをスライドさせることにより、前記プ
    レートをおおった前記蓋を固定し、 (g)前記オリフィスをおおった前記ラベルを完全にま
    たは部分的に取り外し、再び取り付けることで、前記培
    養容器の前記蓋におけるオリフィスを通って空気が押し
    入って到達することができるようにすることにより、各
    細胞挿入部の膜を直接的に換気する。
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