JPH02242780A - きのこ栽培瓶のキャップ着脱機 - Google Patents

きのこ栽培瓶のキャップ着脱機

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JPH02242780A
JPH02242780A JP1059415A JP5941589A JPH02242780A JP H02242780 A JPH02242780 A JP H02242780A JP 1059415 A JP1059415 A JP 1059415A JP 5941589 A JP5941589 A JP 5941589A JP H02242780 A JPH02242780 A JP H02242780A
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cap
bottle
mushroom cultivation
mouth
around
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JP1059415A
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Kazuyoshi Takato
高藤 和芳
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、えのき茸等のきのこの人工栽培に用いる、コ
ンテナ内に収容したきのこ栽培瓶の瓶口周囲からキャッ
プを離脱したり、該瓶口周囲にキャップを被着したりす
るキャップ着脱機に関する。
[従来の技術] 従来より、えのき茸等のきのこの人工栽培においては、
ポリプロピレン製等の広口のきのこ栽培瓶を用いてきの
こ栽培が盛んに行われている。
このきのこ栽培瓶を用いたきのこ栽培においては、きの
こ栽培瓶に充填したおが屑と米糠などからなる培養基を
高圧蒸気滅菌などにより滅菌したり、培養基を滅菌して
からその滅菌した培養基にきのこの菌糸を蔓延させたり
するまでの間、きのこ栽培瓶の外部からその内部の培養
基に雑菌が侵入してきのこの菌糸の生育が阻害されない
ように、きのこ栽培瓶の瓶口周囲にキャップを被着して
、該キャップによりきのこ栽培瓶の瓶口上面を通気性を
持たせて塞いでいる。
また、きのこ栽培瓶の瓶口周囲とキャップ内周面との間
に、突起や突状などからなる係脱自在の係止手段を備え
ていて、該係止手段によりキャップ内周面をきのこ栽培
瓶の瓶口周囲に係止させることにより、キャップを上記
瓶口周囲に容易に離脱しないように被着している。
従って、上記きのこ栽培瓶内部の滅菌済みの培養基にき
のこの種菌を接種する際には、その瓶口周囲に被着した
キャップを上記係止手段を解放させて瓶口周囲から一時
離脱させる面倒で手数の掛かる作業が必要となる。
そのため、従来より、搬送の容易化を図るためにコンテ
ナ内に並べて収容した複数本のきのこ栽培瓶の瓶口周囲
からキャップを離脱させたり、該瓶口周囲にキャップを
被着させたりするキャップ着脱機が開発され、コンテナ
内に収容したきのこ栽培瓶内の培養基にきのこの種菌を
接種する際に用いられている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来のキャップ着脱機は、キャップをき
のこ栽培瓶の瓶口上面と平行に瓶口上方に押し上げたり
瓶口周囲に降下させたりして、キャップをきのこ栽培瓶
の瓶口周囲に着脱する方式のため、キャップをきのこ栽
培瓶の瓶口周囲に被着した際に、キャップ下端縁がきの
こ栽培瓶の瓶口上端縁に重なり合って引っ掛かった状態
となって、キャップをきのこ栽培瓶の瓶口周囲に円滑か
つ的確に被着することができなかった。
またそれとともに、キャップをきのこ栽培瓶の瓶口周囲
から離脱させる際に、キャップと瓶口との間に備えた突
起や突条などからなる係止手段が容易に解放されずに、
キャップをきのこ栽培瓶の瓶口周囲から容易かつ円滑に
離脱させることができなかった。
本発明は、かかる課題に鑑みなされたもので、その目的
は、キャップをきのこ栽培瓶の瓶口周囲に容易かつ的確
に着脱することの可能な、きのこ栽培瓶のキャップ着脱
機(以下、単にキャップ着脱機という)を提供すること
にある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明のキヤ・ノブ着脱機
は、第1図ないし第7図にその構成例を示したように、
コンテナ10内に収容したきのこ栽培瓶12の瓶口14
周囲の瓶肩部16に降下、押接させて、前記きのこ栽培
瓶12の位置決めを行う押さえプレート18と、前記押
さえプレート18により位置決めしたきのこ栽培瓶の瓶
口14周囲に被着したキャップ20の下端縁にその外側
から侵入させて、該キャップの下端縁を斜め上方に押し
上げることによりキャップ20を前記瓶口14周囲の係
止手段22から解放させたり、前記係止手段22から解
放させたキャップ20を瓶口14上方に押し上げたりす
る楔型のスライダ24と、キャップ20上面をその下方
に押圧して、前記瓶口14上方に押し上げたキャップ2
0を前記スライダ24との間に挟持したり、前記瓶口1
4上方に押し上げたキャップ20を前記瓶口14周囲に
降下させたりするキャップ押さえ26と、前記スライダ
24により瓶口14上方に押し上げるキャップ20を瓶
口14上面に対して斜め上方に漸次傾斜させるようにキ
ャップ20周囲をガイドしたり、前記キャップ押さえ2
6により瓶口14周囲に降下させる斜め上方に傾斜する
キャップ20を瓶口14上面に対して漸次平行に戻すよ
うにキャップ20周囲をガイドしたりするガイド28と
を備えたことを特徴とする。
[作用] 本発明の上記構成のキャップ着脱機により、コンテナ1
0内に収容したきのこ栽培瓶の瓶口14周囲に被着した
キャップ20を、瓶口14上方に離脱させる際は、コン
テナ10内のきのこ栽培瓶12の瓶口周囲の瓶肩部16
に押さえプレート18を降下、押接させて、きのこ栽培
瓶12の位置決めを行う。次に、上記押さえプレー)1
8により位置決めしたきのこ栽培瓶の瓶口14周囲に被
着したキャップ20の下端縁にその外側から楔型のスラ
イダ24を侵入させてキャップ20の下端縁を斜め上方
に押し上げることにより、キャップ20をきのこ栽培瓶
の瓶口14周囲の係止手段22から漸次解放させる。次
に、上記キャップ20の下端縁に侵入させたスライダ2
4により、瓶口14周囲の係止手段22から解放させた
キャップ20をきのこ栽培瓶の瓶口14上方に押し上げ
る。
またその際に、上記スライダ24により瓶口14上方に
押し上げるキャップ20周囲を、ガイド28によりキャ
ップ20を瓶口14上面に対して斜め上方に漸次傾斜さ
せるようにガイドする。そして、このようにしてきのこ
栽培瓶の瓶口14上方に斜め上方に傾斜させた状態で押
し上げたキャップ20上面をその上方からキャップ押さ
え26で押圧して、瓶口14上方にキャップ20をスラ
イダ24とキャップ押さえ26との間に斜め上方に傾斜
させた状態で挟持する。
すると、キャップ20を瓶口14上面に対して斜め上方
に漸次傾斜させることにより、係止手段22によりきの
こ栽培瓶の瓶口14周囲に容易に離脱しないように被着
したキャップ20を、てこの原理を用いて、係止手段2
2を漸次解放させるようにして、キャップ20に小さい
力を加えるだけで、コンテナ10内のきのこ栽培瓶の瓶
口14周囲から容易かつ的確に離脱させることができる
また、本発明の上記構成のキャップ着脱機により、きの
こ栽培瓶の瓶口14周囲にキャップ20を被着する際は
、押さえプレート18をコンテナ10内に収容したきの
こ栽培瓶12の瓶口周囲の瓶肩部16に降下、押接させ
て、きのこ栽培瓶12の位置決めを行う。そして、前記
のようにしてきのこ栽培瓶の瓶口14上方にスライダ2
4とキャップ押さえ26との間に斜め上方に傾斜させた
状態で挟持したキャップ20を、コンテナ10内のきの
こ栽培瓶の瓶口14近(に降下させる。次に、スライダ
24をキャップ20の下端縁からその外側に離脱させて
、キャップ押さえ26によりキャップ20上面をその上
方から押圧し、キャップ20をその下方のきのこ栽培瓶
の瓶口14周囲に降下させる。またその際に、上記斜め
上方に傾斜させた状態のキャップ20を、その周囲を前
記ガイド28にガイドさせて、きのこ栽培瓶の瓶口14
上面に対して漸次平行に戻すようにする。
すると、キャップ20を瓶口14上面に対して斜め上方
に傾斜させた状態から瓶口14上面と平行な方向に漸次
戻すことにより、キャップ20をきのこ栽培瓶の瓶口1
4周囲の係止手段22に、てこの原理を用いて、漸次係
止させるようにして、キャップ20に小さい力を加える
だけで、キャップ20をコンテナ10内に収容したきの
こ栽培瓶の瓶口14周囲に容易かつ円滑に被着できる。
またそれとともに、キャップ20を斜め上方に傾斜させ
た状態できのこ栽培瓶の瓶口14近くに降下させた際に
、その斜め上方に傾斜させた状態のキャップ下端の開口
部54の形状を、第8図に示したような、その左右の口
径Aが長い楕円形状とすることができる。そして、キャ
ップ20を、上記のように斜め上方に傾斜させた状態で
、きのこ栽培瓶の瓶口14近くに降下させた際に、瓶口
14の左右の周囲面とキャップ2oの左右の内周面との
間に若干の隙間56をあけた状態で、瓶口14の前後の
周囲面にキャップ2oの前後の内周面をまず当接させる
ことができる。そしてその後に、キャップ20をきのこ
栽培瓶の瓶口14上面に対して漸次平行に戻しながら、
キャップ2oをきのこ栽培瓶の瓶口14周囲に降下させ
た際に、上記キャップ20の内周面をきのこ栽培瓶の瓶
口14の前後の周囲面からその左右の周囲面へと漸次当
接させることができる。そして、キャップ20に対する
きのこ栽培瓶の瓶口14の相対的な位置を、きのこ栽培
瓶の瓶口14の周囲面やキャップ20の内周面にガイド
させて、キャップ2oをきのこ栽培瓶の瓶口14周囲に
円滑に被着可能な位置に矯正できる。そして、キャップ
2oの下端縁をきのこ栽培瓶の瓶口14上端縁に引っ掛
かった状態とせずに、キャップ2oをきのこ栽培瓶の瓶
口14周囲に容易かつ的確に被着できる。
[実施例] 次に、本発明の実施例を図面に従い説明する。
第1図ないし第7図は本発明のキャップ着脱機の好適な
実施例を示し、第1図と第2図は該着脱機の概略構造を
示す一部省略正面図とその一部省略平面図、第3図ない
し第6図は該着脱機の動作状態を示す説明図、第7図は
該着脱機の押さえプレートの平面図である。以下、上記
図中の実施例を説明する。
第1図等において、12は、えのき茸などのきのこの人
工栽培に広く一般に用いられている、広口のポリプロピ
レン製のきのこ栽培瓶である。
このきのこ栽培瓶12は、第3図等に示したように、そ
の筒状をした瓶口14周囲の上端縁に、一連に連続する
丈低の突条30を備えている。
20は、上記きのこ栽培瓶の瓶口14周囲に、該瓶口上
面を覆うよう伸して、着脱自在に被着する、ポリプロピ
レン製のキャップである。
このキャップ20は、第3図等に示したように、その筒
状をした側壁内周面に、丈低の小突起32を複数突設し
ている。
そして、この小突起32と前記きのこ栽培瓶の瓶口14
周囲の上端縁の突条30とが、キャップ20をきのこ栽
培瓶の瓶口14周囲に容易に離脱しないように被着させ
る係止手段22を形成している。
また、キャップ20をきのこ栽培瓶の瓶口14周囲に被
着した状態で、キャップ20内周面ときのこ栽培瓶の瓶
口14周囲との間に小間隙があくように、キャップ20
内周面に溝(図示せず)を形成している。
このきのこ栽培瓶12によれば、キャップ20をその瓶
口14周囲にその上方から瓶口14上面を覆うようにし
て降下させて、キャップ内周面の小突起32を瓶口周囲
の突条30下端縁に押入、係止させることにより、キャ
ップ20をきのこ栽培瓶の瓶口14周囲に容易に離脱し
ないように通気性を持たせて被着できる。
以下、第1図等に示したような、搬送の容易なようにコ
ンテナ10内に並べて収容した複数本の上記構成のきの
こ栽培瓶の瓶口14周囲にキャップ20を着脱する本発
明のキャップ着脱機について詳述する。
18は、コンテナ10内に並べて収容した複数本のきの
こ栽培瓶12の瓶口周囲の瓶肩部I6に降下、押接させ
て、上記複数本のきのこ栽培瓶12の位置決めを行う押
さえプレートである。
この押さえプレート18は、第7図に示したように、帯
板34表面に、所定間隔ずつあけて、上記コンテナ10
内に並べて収容した複数本のきのこ栽培瓶の瓶口14を
遊挿する貫通孔36を複数穿設した形状をしている。
また、この押さえプレート18を、その貫通孔36に上
記きのこ栽培瓶の瓶口14を遊挿させた状態で、該瓶口
周囲の瓶肩部16に降下、押接させたり、該瓶口周囲か
らその上方に上昇、離脱させたりする、エアーシリンダ
等からなるコンテナ昇降手段60を備えている。具体的
には、第1図に示したように、きのこ栽培瓶12を収容
したコンテナ10を搭載するプレート62を昇降させる
コンテナ昇降手段60を備えていて、該昇降手段60を
作動させてプレート62上に搭載したコンテナ10を上
昇、降下させることにより、押さえプレート18を、コ
ンテナ10内に収容したきのこ栽培瓶の瓶肩部16に降
下、押接させたり、該瓶肩部16からその上方に上昇、
離脱させたりすることができる。
24は、上記押さえプレート18により位置決めしたき
のこ栽培瓶の瓶口14周囲に被着したキャップ20の下
端縁にその外側から侵入させて、キャップ20の下端縁
を斜め上方に押し上げることにより、キャップ20をき
のこ栽培瓶12の瓶口周囲の係止手段22から解放させ
たり、係止手段22から解放させたキャップ20をきの
こ栽培瓶の瓶口14上方に押し上げたりする、楔型のス
ライダである。
このスライダ24は、第2図に示したように、コンテナ
10内に並べて収容した複数本のきのこ栽培瓶の瓶口1
4両脇に沿って左右にスライドするスライド枠38に所
定間隔ずつあけて複数個固着していて、スライド枠38
をきのこ栽培瓶の瓶口14上方に沿って左右にスライド
させることにより、上記スライダ24をコンテナ10内
に並べて収容した複数本のきのこ栽培瓶の瓶口14周囲
に被着したキャップ20の両脇下端縁に侵入させてキャ
ップ20をきのこ栽培瓶の瓶口14上方の係止手段22
から解放させたり、上記スライダ24をキャップ20の
下端縁からその外側に離脱させたりすることができる。
また、上記スライド枠38には、該スライド枠をコンテ
ナ10内に並べて収容した複数本のきのこ栽培瓶の瓶口
14両脇に沿って左右にスライドさせる、エアーシリン
ダ等からなる移動手段40を備えている。。またそれと
ともに、上記スライド枠38をスライダ24とともに瓶
口14上方に上昇させたり瓶口14周囲に降下させたり
する、エアーシリンダ等からなる昇降手段42を備えて
いて、前記係止手段22から解放させたキャップ20を
スライダ24により瓶口14上方に押し上げることがで
きる。
28は、キャップ20周囲をガイドするガイドである。
このガイド28は、第7図等に示したように、前記押さ
えプレートの貫通孔36の左右の周縁に沿って、一体に
備えていて、その断面形状が、第3図等に示したような
複雑な形状をしている。
このガイド28によれば、キャップ20の下端縁に侵入
させたスライダ24によりキャップ20をきのこ栽培瓶
の瓶口14上方に押し上げた際に、キャップ20周囲を
上記複雑な形状をしたガイド28内周面にガイドさせて
、キャップ20を瓶口14上方に押し上げるのにつれて
キャップ20を瓶口14上面に対して斜め上方に漸次傾
斜させることができる。また、上記のようにして斜め上
方に漸次傾斜させて瓶口14上方に押し上げたキャップ
20上面周囲を、上記複雑な形状をしたガイド28内周
面上端に突出する上端縁44に押接、係止させることが
できる。
また逆に、上記のようにして斜め上方に傾斜させた状態
で瓶口14上方に押し上げたキャップ20をキャップ押
さえ26により降下させた際に、キャップ20周囲を上
記複雑な形状をしたガイド28内周面にガイドさせなが
ら、瓶口14周囲に降下させることにより、上記斜め上
方に傾斜させた状態で瓶口14上方に押し上げたキャッ
プ20を、瓶口14上面に対して漸次平行に戻すように
して、コンテナ10内に収容したきのこ栽培瓶の瓶口1
4周囲に降下させることができる。
26は、上記ガイド28にガイドさせて瓶口14上方に
押し上げたキャップ20上面をその上方から押圧して、
瓶口14上方に押し上げたキヤ・ノブ20を前記スライ
ダ24との間に挟持したり、瓶口14上方に押し上げた
キャップ20をきのこ栽培瓶の瓶口14周囲に降下させ
たりするキャップ押さえである。
このキャップ押さえ26は、第3図等に示したように、
エアーシリンダ46の駆動ロッド48先端に、フランジ
50を介して、弾力性のある円柱状のスポンジゴム52
を固着していて、エアーシリンダ46を作動させて駆動
ロッド48を降下させることにより、駆動ロッド48先
端の上記スポンジゴム52を撓ませた状態で、斜め上方
に傾斜させて瓶口14上方に押し上げたキヤ・ツブ20
上面にその上方から平均的に隙間な(押接させることが
できる。
第1図ないし第7図に示したキャップ着脱機は、以上の
ように構成している。
次に、その使用例並びにその作用を説明する。
上述構成のキャップ着脱機により、コンテナ10内に収
容したきのこ栽培瓶の瓶口14周囲に被着したキャップ
20を、瓶口14上方に離脱させる際は、降下した状態
にあるプレート62上に上記きのこ栽培瓶12を収容し
たコンテナ10を搬入、搭載する。そして、コンテナ昇
降手段60を作動させてプレート62を上昇させること
により、コンテナ10内の複数本のきのこ栽培瓶の瓶口
14を押さえプレートの貫通孔36に遊挿させた状態で
、押さえプレート18を上記きのこ栽培瓶12の瓶口周
囲の瓶肩部16に降下、押接させる。
そして、2押さえプレート18により、上記複数本のき
のこ栽培瓶12の位置決めを行う。次に、移動手段40
を作動させて、上記複数本のきのこ栽培瓶の瓶口14両
脇に沿ってスライド枠38を右側に所定距離移動させて
、押さえプレート18により位置決めした複数本のきの
こ栽培瓶の瓶口14周囲に被着したキャップ20の下端
縁にその外側から上記スライド枠38に固着した楔型の
スライダ24を侵入させる。そして、第4図に示したよ
うに、キャップ20の下端縁を上記スライダ24により
てこの原理を用いて押し上げることにより、キャップ2
0をきのこ栽培瓶12の瓶口周囲の小突起32と突条3
0とからなる係止手段22から漸次解放させる。次に、
昇降手段42を作動させて、上記キャップ20の下端縁
に侵入させたスライダ24を固着したスライド枠38を
その上方に上昇させることにより、キャップ20をスラ
イダ24によりきのこ栽培瓶の瓶口14上方に押し上げ
る。またその際に、上記スライダ24により瓶口14上
方に押し上げるキャップ20周囲を押さえプレートの貫
通孔36周縁に備えたガイド28内周面にガイドさせて
、キャップ20を瓶口14上面に対して例えば15e′
前後まで斜め上方に漸次傾斜させるようにする。そして
、第5図に示したよう1こ、ガイド28内周面上端に突
出する上端縁44に、キャップ20を15″前後傾斜さ
せた状態で、キャップ20上面周囲を押接、係止させる
。またそれとともに、エアーシリンダ46を作動させて
、キャップ押さえのスポンジゴム52をきのこ栽培瓶の
瓶口14上方に15°前後斜め上方に傾斜させた状態で
押し上げたキヤ・ノブ20上面にその上方から押接させ
る。そして、上記のようにしてきのこ栽培瓶の瓶口14
上方に押し上げたキヤ・ノブ20をスライダ24とキャ
ップ押さえ26との間に15°前後斜め上方に傾斜させ
た状態で挟持する。
すると、キャップ内周面の小突起32を瓶口周囲の突条
30下端縁から漸次離脱させるようにして、てこの原理
を用いて、キャップ20を小さい力で瓶口14上方に押
し上げるだけで、上記小突起32と突条30からなる係
止手段22により容易に離脱しないようにきのこ栽培瓶
の瓶口14周囲に被着したキャップ20を、コンテナ1
0内に並べて収容した複数本のきのこ栽培瓶の瓶口14
周囲からその上方に容易かつ円滑に離脱することができ
る。
また、本発明のキャップ着脱機により、きのこ栽培瓶の
瓶口14周囲にキャップ20を被着する際は、コンテナ
昇降手段60を作動させて、プレート62上に搬入、搭
載したきのこ栽培瓶12を収容したコンテナ10をプレ
ート62とともに上昇させる。そして、押さえプレート
18を、その貫通孔36にコンテナ10内に収容したき
のこ栽培瓶の瓶口14を遊挿させた状態で、きのこ栽培
瓶12の瓶口周囲の瓶肩部16に降下、押接させて、上
記複数本のきのこ栽培瓶12の位置決めを行う。そして
、第6図に示したように、エアーシリンダ46を作動さ
せて駆動ロッド48を降下させるとともに、昇降手段4
2を作動させてスライダ24を備えたスライド枠38を
降下させることにより、前記のようにしてきのこ栽培瓶
の瓶口14上方にスライダ24とキャップ押さえ26と
の間に15°前後斜め上方に傾斜させた状態で挟持した
キャップ20を、コンテナ10内に収容した複数本のき
のこ栽培瓶の瓶口14近くに降下させる。次に、移動手
段40を作動させてスライド枠38を左側に所定距離移
動させることにより、スライダ24をキャップ20の下
端縁からその外側に離脱させる。そして、キャップ押さ
え26のエアーシリンダの駆動ロッド48をさらにその
下方に降下させて、キャップ押さえ26によりキャップ
20をその下方のきのこ栽培瓶の瓶口14周囲に降下さ
せる。またその際に、15°前後斜め上方に傾斜させた
状態のキャップ20を、その周囲を押さえプレートの貫
通孔36周縁のガイド28にガイドさせて、きのこ栽培
瓶の瓶口14上面に対して漸次平行に戻すようにする。
すると、キャップ20内周面の複数の小突起32をきの
こ栽培瓶12の瓶口周囲の突条30下端縁に漸次押入、
係止させるようにして、てこの原理を用いて、キャップ
20を小さい力で瓶口14周囲に降下させるだけで、キ
ャップ20をコンテナ10内に収容した複数本のきのこ
栽培瓶の瓶口l4周囲に、小突起32と突条30とから
なる係止手段22により、容易に離脱しないように容易
かつ円滑に被着できる。
またそれとともに、上記のようにしてキャップ20を1
5°前後斜め上方に傾斜させた状態から瓶口14上面と
平行な状態に戻すようにして、キャップ20をきのこ栽
培瓶の瓶口14周囲に降下させた際に、第8図に示した
ように、キャップ下端の開口部54の左右の口径Aを広
げて、瓶口14の左右の周囲面とキャップ20の左右の
内周面との間に若干の隙間56をあけた状態で、瓶口1
4の前後の周囲面にキャップ20の前後の内周面をまず
当接させた後、キャップ20の内周面をきのこ栽培瓶の
瓶口14の前後の外周面からその左右の外周面へと漸次
当接させることができる。そして、キャップ20に対す
るきのこ栽培瓶の瓶口14の相対的な位置を、きのこ栽
培瓶の瓶口14の外周面やキャップ20の内周面にガイ
ドさせて、キャップ20をきのこ栽培瓶の瓶口14周囲
に円滑に被着可能な位置に矯正できる。そして、キャ、
ブ20の下端縁をきのこ栽培瓶の瓶口14上端縁に引っ
掛けた状態とせずに、キャップ20をきのこ栽培瓶の瓶
口14周囲に常に円滑かつ的確に被着できる。
なお、前記のようにしてコンテナ10内に収容したきの
こ栽培瓶の瓶口14周囲からキャップ20を離脱したり
該瓶口14周囲にキャップ20を被着したりした後は、
コンテナ昇降手段60を作動させて、プレート62を降
下させる。そして、きのこ栽培瓶の瓶肩部16から押さ
えプレート18を離脱させるとともに、押さえプレート
の貫通孔36からきのこ栽培瓶の瓶口14を離脱させる
そして、プレート62上に搭載したコンテナ10内に収
容したきのこ栽培瓶12を、コンテナ10とともにプレ
ート62外方に搬出する。
すると、瓶口14周囲からキャップ20を離脱したり瓶
口14周囲にキャップ20を被着したりした状態のきの
こ栽培瓶12を収容したコンテナ10を、キャップ着脱
機外部に取り出すことができる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明のキャップ着脱機によれば
、キャップの下端縁をきのこ栽培瓶の瓶口の上端縁に引
っ掛けずに、てこの原理を用いてキャップに小さい力を
加えるだけで、コンテナ内に収容したきのこ栽培瓶の瓶
口周囲からキャップを容易かつ円滑に離脱したり、コン
テナ内に収容したきのこ栽培瓶の瓶口周囲にキャップを
容易かつ的確に被着したりすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はと第2図はそれぞれ本発明のキャップ着脱機の
概略構造を示す一部省略正面図とその一部省略平面図、
第3図ないし第6図は本発明のキャップ着脱機の動作状
態を示す説明図、第7図は第1図のキャップ着脱機の押
さえプレートの平面図、第8図は本発明のキャップ着脱
機を用いてキャップをきのこ栽培瓶の瓶口周囲に被着す
る際の状態を示す説明図である。 10・・・コンテナ、  12・・・きのこ栽培瓶、1
4・・・瓶口、  16・・・瓶肩部、8・・・押さえ
プレート、  20・・・キャップ、2・・・係止手段
、 24・・・スライダ、6・・・キャップ押さえ、 
 28・・・ガイド、6・・・貫通孔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、コンテナ内に収容したきのこ栽培瓶の瓶口周囲の瓶
    肩部に降下、押接させて、前記きのこ栽培瓶の位置決め
    を行う押さえプレートと、前記押さえプレートにより位
    置決めしたきのこ栽培瓶の瓶口周囲に被着したキャップ
    の下端縁にその外側から侵入させて、該キャップの下端
    縁を斜め上方に押し上げることによりキャップを前記瓶
    口周囲の係止手段から解放させたり、前記係止手段から
    解放させたキャップを瓶口上方に押し上げたりする楔型
    のスライダと、キャップ上面をその上方から押圧して、
    前記瓶口上方に押し上げたキャップを前記スライダとの
    間に挟持したり、前記瓶口上方に押し上げたキヤップを
    前記瓶口周囲に降下させたりするキャップ押さえと、前
    記スライダにより瓶口上方に押し上げるキャップを瓶口
    上面に対して斜め上方に漸次傾斜させるようにキャップ
    周囲をガイドしたり、前記キャップ押さえにより瓶口周
    囲に降下させる斜め上方に傾斜するキャップを瓶口上面
    に対して漸次平行に戻すようにキャップ周囲をガイドし
    たりするガイドとを備えたことを特徴とするきのこ栽培
    瓶のキャップ着脱機。
JP1059415A 1989-03-10 1989-03-10 きのこ栽培瓶のキャップ着脱機 Pending JPH02242780A (ja)

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JP (1) JPH02242780A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0546800U (ja) * 1991-11-29 1993-06-22 ケイエル株式会社 キャッピングマシン

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0546800U (ja) * 1991-11-29 1993-06-22 ケイエル株式会社 キャッピングマシン

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