JP2891334B2 - 培養スライドのアセンブリ - Google Patents
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- JP2891334B2 JP2891334B2 JP8104877A JP10487796A JP2891334B2 JP 2891334 B2 JP2891334 B2 JP 2891334B2 JP 8104877 A JP8104877 A JP 8104877A JP 10487796 A JP10487796 A JP 10487796A JP 2891334 B2 JP2891334 B2 JP 2891334B2
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- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M23/00—Constructional details, e.g. recesses, hinges
- C12M23/02—Form or structure of the vessel
- C12M23/08—Flask, bottle or test tube
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
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- C12M25/00—Means for supporting, enclosing or fixing the microorganisms, e.g. immunocoatings
- C12M25/06—Plates; Walls; Drawers; Multilayer plates
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
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- C12M41/30—Means for regulation, monitoring, measurement or control, e.g. flow regulation of concentration
- C12M41/36—Means for regulation, monitoring, measurement or control, e.g. flow regulation of concentration of biomass, e.g. colony counters or by turbidity measurements
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- Immunology (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、細胞培養過程にお
いて使用するためのアセンブリ及び同アセンブリを使用
する方法に関する。特に、当該アセンブリは、チャンバ
部とネック部とを備えた容器と、スライドと、同スライ
ドから容器を分離するための手段とを含む。
いて使用するためのアセンブリ及び同アセンブリを使用
する方法に関する。特に、当該アセンブリは、チャンバ
部とネック部とを備えた容器と、スライドと、同スライ
ドから容器を分離するための手段とを含む。
【0002】
【従来の技術】特定の培地内で種々の細菌、細胞又は組
織を成長させ、次いで、生じた成長を試験することは医
学研究過程のみならず生化学の研究においてしばしば望
ましいことである。この技術の特別な使用方法は、宿主
細胞(host cell)を成長せしめ、次いで、こ
の成長させた細胞を使用してウイルスの活性を検知する
ウイルス学の研究におけるものである。
織を成長させ、次いで、生じた成長を試験することは医
学研究過程のみならず生化学の研究においてしばしば望
ましいことである。この技術の特別な使用方法は、宿主
細胞(host cell)を成長せしめ、次いで、こ
の成長させた細胞を使用してウイルスの活性を検知する
ウイルス学の研究におけるものである。
【0003】組織細胞の成長のような生化学反応又は成
長を行うために有用な典型的な装置が米国特許第3,7
26,764号に記載されている。この米国特許第3,
726,764号における装置は、液体不浸透性のシー
ルを備えたガラス製のスライドに取り付けられたチャン
バである。このチャンバをガラス製のスライドから分離
するために特別な工具がシール内に打ち込まれる。
長を行うために有用な典型的な装置が米国特許第3,7
26,764号に記載されている。この米国特許第3,
726,764号における装置は、液体不浸透性のシー
ルを備えたガラス製のスライドに取り付けられたチャン
バである。このチャンバをガラス製のスライドから分離
するために特別な工具がシール内に打ち込まれる。
【0004】米国特許第3,726,764号に記載さ
れているような典型的な装置に直面しているユーザーが
有する問題点は、チャンバをスライドから取り外すため
に別個の工具を使用することは、不便であり且つチャン
バとスライドとを分離するのに高い技能と注意力を払う
にもかかわらず、ガラス製のスライドを壊さない可能性
が常に確実なわけではなく、従って、スライド上の細胞
の汚染防止もまた確実ではないということである。
れているような典型的な装置に直面しているユーザーが
有する問題点は、チャンバをスライドから取り外すため
に別個の工具を使用することは、不便であり且つチャン
バとスライドとを分離するのに高い技能と注意力を払う
にもかかわらず、ガラス製のスライドを壊さない可能性
が常に確実なわけではなく、従って、スライド上の細胞
の汚染防止もまた確実ではないということである。
【0005】医学及び研究製品の効能に関して特に強調
すると、細胞培養製造を有効に且つ効率良く行うための
改良された装置が必要とされている。この改良された装
置は、作業を行う人をより良く保護すると共に、現在市
販されている器具と比較して製造が比較的簡単で且つ低
廉である。
すると、細胞培養製造を有効に且つ効率良く行うための
改良された装置が必要とされている。この改良された装
置は、作業を行う人をより良く保護すると共に、現在市
販されている器具と比較して製造が比較的簡単で且つ低
廉である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、細胞培養製
造を有効に且つ効率良く行うための改良された組織の成
長又は細胞の培養のような生化学的な反応及び成長を行
うための培養スライド装置を提供することを目的とす
る。
造を有効に且つ効率良く行うための改良された組織の成
長又は細胞の培養のような生化学的な反応及び成長を行
うための培養スライド装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の装置は、好まし
くは、ベース部材、協働可能な容器、容器をベース部材
に取り外し自在に取り付けるための手段、及びベース部
材を容器から分離するための手段を含む。
くは、ベース部材、協働可能な容器、容器をベース部材
に取り外し自在に取り付けるための手段、及びベース部
材を容器から分離するための手段を含む。
【0008】好ましくは、容器は、前方部分と、後方部
分と、頂面から開口した底面まで延びている側壁とを含
み、底面は、ベース部材と取り外し自在にかみ合う。容
器の前方端部にはシール可能な開口部が設けられてい
る。最も好ましくは、容器の底面は、液体不浸透性シー
ルによってベース部材に取り外し自在に取り付けられ
る。好ましくは、液体不浸透性のシールは、オルガノポ
リシロキサンのエラストマのみならずシリコン又はアク
リレートの組成物のエラストマによって作ってもよい。
ベース部材を容器から分離するための手段は、可動レバ
ーであるのが最も好ましい。レバーは、容器の後方部分
に隣接して取り付けられるのが望ましい。このレバー
は、容器とベース部材とを分離するためにこれらの間に
適当な力を付与するために使用してもよい。
分と、頂面から開口した底面まで延びている側壁とを含
み、底面は、ベース部材と取り外し自在にかみ合う。容
器の前方端部にはシール可能な開口部が設けられてい
る。最も好ましくは、容器の底面は、液体不浸透性シー
ルによってベース部材に取り外し自在に取り付けられ
る。好ましくは、液体不浸透性のシールは、オルガノポ
リシロキサンのエラストマのみならずシリコン又はアク
リレートの組成物のエラストマによって作ってもよい。
ベース部材を容器から分離するための手段は、可動レバ
ーであるのが最も好ましい。レバーは、容器の後方部分
に隣接して取り付けられるのが望ましい。このレバー
は、容器とベース部材とを分離するためにこれらの間に
適当な力を付与するために使用してもよい。
【0009】最も好ましくは、このベース部材は顕微鏡
用スライドである。このベース部材と容器とは、ガラス
又はプラスチックで作られるのが最も好ましい。
用スライドである。このベース部材と容器とは、ガラス
又はプラスチックで作られるのが最も好ましい。
【0010】装置内で生化学反応又は成長を行わせるた
めに、液体組織培地が、容器の前方端部に設けられた開
口部から装置内に導入される。この培地は、培養されて
組織培養が成長してベース部材に付着するのを可能にす
る。液体培地は、次いで装置から取り外され、容器がレ
バーの助けを借りてベース部材から取り外される。ベー
ス部材上の組織培養の成長は、次いで、所望通りに処理
され且つ顕微鏡によって検査される。この装置は、嫌気
性のチャンバとして又は微生物アッセイのための血液培
養チャンバとしても有用である。
めに、液体組織培地が、容器の前方端部に設けられた開
口部から装置内に導入される。この培地は、培養されて
組織培養が成長してベース部材に付着するのを可能にす
る。液体培地は、次いで装置から取り外され、容器がレ
バーの助けを借りてベース部材から取り外される。ベー
ス部材上の組織培養の成長は、次いで、所望通りに処理
され且つ顕微鏡によって検査される。この装置は、嫌気
性のチャンバとして又は微生物アッセイのための血液培
養チャンバとしても有用である。
【0011】本発明の特徴は、使用が容易であり、容器
とスライドとの間に分離工具を打ち込む必要なく、レバ
ーによって容器をベース部材から容易に取り外すことが
でき、取り外しのための力が実質的に減じられる。本発
明の別の特徴は、このアセンブリは、レバーがアセンブ
リに取り付けられる点において実質的に自己装備(se
lf−contained)型であるという点である。
また、この装置は、光学的に透明なプラスチックによっ
て作ることができるので、容易に廃棄可能である。更
に、本発明の装置は、容器をベース部材から分離する手
段によって、生化学反応の完全性を維持することによっ
てスライド上に生化学反応を行うための方法を改良す
る。
とスライドとの間に分離工具を打ち込む必要なく、レバ
ーによって容器をベース部材から容易に取り外すことが
でき、取り外しのための力が実質的に減じられる。本発
明の別の特徴は、このアセンブリは、レバーがアセンブ
リに取り付けられる点において実質的に自己装備(se
lf−contained)型であるという点である。
また、この装置は、光学的に透明なプラスチックによっ
て作ることができるので、容易に廃棄可能である。更
に、本発明の装置は、容器をベース部材から分離する手
段によって、生化学反応の完全性を維持することによっ
てスライド上に生化学反応を行うための方法を改良す
る。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明は多くの異なった形態によ
る実施形態によって実現することができるけれども、本
明細書においては、本発明の好ましい実施形態を図示し
且つ詳細に説明する。しかしながら、本開示は、本発明
の原理の例示と考えられるべきものであり、本発明を図
示した実施形態に限定することを意図するものではな
い。本発明の範囲と精神から逸脱することなく種々の他
の変形が当業者に明らかであろう。本発明の範囲は、特
許請求の範囲及びその等価物によって決められるであろ
う。
る実施形態によって実現することができるけれども、本
明細書においては、本発明の好ましい実施形態を図示し
且つ詳細に説明する。しかしながら、本開示は、本発明
の原理の例示と考えられるべきものであり、本発明を図
示した実施形態に限定することを意図するものではな
い。本発明の範囲と精神から逸脱することなく種々の他
の変形が当業者に明らかであろう。本発明の範囲は、特
許請求の範囲及びその等価物によって決められるであろ
う。
【0013】本発明の好ましい装置が図1に示されてい
る。装置10は、ベース部材12と、容器14と、可動
のレバー16とを含む。
る。装置10は、ベース部材12と、容器14と、可動
のレバー16とを含む。
【0014】ベース部材12は、平らな上面20と、上
面20に直角の互いに対向する端部22と24とを有す
る。ベース部材12の上面20は平らであって容器14
のための係合面を形成している。ベース部材12は顕微
鏡用スライドであるのが好ましい。このような顕微鏡用
スライドは、洗浄されて生化学または細菌の成長を抑制
する油、グリース、界面活性剤、研磨剤、又はその他の
物質が除去されたソーダーガラスによって製造されるの
が好ましい。別の方法として、顕微鏡用スライドは、プ
ラスチックによって製造してもよい。このようなプラス
チック材料としてはポリスチレン等がある。
面20に直角の互いに対向する端部22と24とを有す
る。ベース部材12の上面20は平らであって容器14
のための係合面を形成している。ベース部材12は顕微
鏡用スライドであるのが好ましい。このような顕微鏡用
スライドは、洗浄されて生化学または細菌の成長を抑制
する油、グリース、界面活性剤、研磨剤、又はその他の
物質が除去されたソーダーガラスによって製造されるの
が好ましい。別の方法として、顕微鏡用スライドは、プ
ラスチックによって製造してもよい。このようなプラス
チック材料としてはポリスチレン等がある。
【0015】容器14は、端部24に近接して配置され
且つベース部材12の上面20に当て付けられて係合し
て上面20の実質的な部分30を端部22の近くで露出
させた状態にする。この自由な面領域30は、エッチン
グを施して、ラベルのような特定するための適当なマー
キングを受け入れることができるようにすることができ
る。
且つベース部材12の上面20に当て付けられて係合し
て上面20の実質的な部分30を端部22の近くで露出
させた状態にする。この自由な面領域30は、エッチン
グを施して、ラベルのような特定するための適当なマー
キングを受け入れることができるようにすることができ
る。
【0016】容器14は、開口した底部42と開口した
頂部44とを形成している、互いに対向する長手方向の
側壁34と36と、互いに対向した横側壁38及び40
とを含む。これらの側壁は、頂面から底面まで延びてい
る。底面には、底部開口42を取り巻いている周方向に
沿って外方を向いたフランジ50が設けられている。容
器14は更に側壁38にネック部43を含む。ネック部
43は、キャップ51を受け入れるためにねじが切られ
ている。このネック部は、容器と一体化されていて、容
器と一体化された一端と細胞及び培養液が装置内に導入
される開口部を形成している他端とを有する円筒形の導
管を形成している。ネック部43とキャップ51とは、
哺乳動物の細胞及び培養液のような物質を装置内導入す
るための多くの公知の手段の一つを構成している。一般
的に知られているように、キャップ51は、ネック部4
3からねじを緩めて取り外されて、細胞及び培養液を装
置内に導入することができる開口部を提供する。キャッ
プは、続いてネック部に再びねじ込まれて装置を再度シ
ールする。
頂部44とを形成している、互いに対向する長手方向の
側壁34と36と、互いに対向した横側壁38及び40
とを含む。これらの側壁は、頂面から底面まで延びてい
る。底面には、底部開口42を取り巻いている周方向に
沿って外方を向いたフランジ50が設けられている。容
器14は更に側壁38にネック部43を含む。ネック部
43は、キャップ51を受け入れるためにねじが切られ
ている。このネック部は、容器と一体化されていて、容
器と一体化された一端と細胞及び培養液が装置内に導入
される開口部を形成している他端とを有する円筒形の導
管を形成している。ネック部43とキャップ51とは、
哺乳動物の細胞及び培養液のような物質を装置内導入す
るための多くの公知の手段の一つを構成している。一般
的に知られているように、キャップ51は、ネック部4
3からねじを緩めて取り外されて、細胞及び培養液を装
置内に導入することができる開口部を提供する。キャッ
プは、続いてネック部に再びねじ込まれて装置を再度シ
ールする。
【0017】図2に示すように、レバー16は、後方端
部52と前方すなわち作動端部54とを有する。レバー
16の後方端部52と前方端部54とは、枢支位置56
において合致している。後方端部52は、容器14の側
壁40に沿ってフランジ50に取り付けられている。こ
のレバーは、ほぼ垂直方向上方又は下方に動かすことが
できるように容器に取り付けられている。
部52と前方すなわち作動端部54とを有する。レバー
16の後方端部52と前方端部54とは、枢支位置56
において合致している。後方端部52は、容器14の側
壁40に沿ってフランジ50に取り付けられている。こ
のレバーは、ほぼ垂直方向上方又は下方に動かすことが
できるように容器に取り付けられている。
【0018】レバー16は、プラスチック又はその他の
可撓性の材料によって作ってもよい。任意的ではある
が、レバーは、図5に示すように、容器の後方端部52
と側壁40との間の孔の開いた端縁60において容器か
ら取り外すこともできる。
可撓性の材料によって作ってもよい。任意的ではある
が、レバーは、図5に示すように、容器の後方端部52
と側壁40との間の孔の開いた端縁60において容器か
ら取り外すこともできる。
【0019】容器14は、透明なポリマー材料によって
作るのが好ましい。このような材料としては、ポリスチ
レン、ポリプロピレン、セルロイド、ポリメタクリレー
ト及びポリメチルメタクリレートがあるが、これらに限
定されるわけではない。
作るのが好ましい。このような材料としては、ポリスチ
レン、ポリプロピレン、セルロイド、ポリメタクリレー
ト及びポリメチルメタクリレートがあるが、これらに限
定されるわけではない。
【0020】本発明の装置の製造においては、底面48
は、接着のような適当な手段によって端面22の近くの
ベース部材12の上面20に取り外し自在に取り付けら
れている。このような接着剤としては、シリコン又はア
クリレートがある。
は、接着のような適当な手段によって端面22の近くの
ベース部材12の上面20に取り外し自在に取り付けら
れている。このような接着剤としては、シリコン又はア
クリレートがある。
【0021】有用な接着剤のための基本的な条件は、こ
の接着剤が容器14とベース部材12との間の所望の取
り外し自在の接着特性を提供し、液体不浸透性のシール
を提供し、装置内でひき続いて使用される生化学物質に
対して実質的に有毒性がなく、不所望な微生物のための
成長源として作用せず、容器をベース部材から分離する
のに必要な分離力の大きさを減じることである。
の接着剤が容器14とベース部材12との間の所望の取
り外し自在の接着特性を提供し、液体不浸透性のシール
を提供し、装置内でひき続いて使用される生化学物質に
対して実質的に有毒性がなく、不所望な微生物のための
成長源として作用せず、容器をベース部材から分離する
のに必要な分離力の大きさを減じることである。
【0022】図3に示すように、レバーが作動される
と、ベース部材の上面に向かって作動端部に手動による
力がかけられて枢動位置がベース部材の上面と接する。
この動きによって、レバーの作動端部がフランジと容器
の底面とに上方への力を付与することができ、それによ
って、容器がベース部材から取り外される。図4に示す
ように、この容器は、レバーを使用することによってベ
ース部材から取り外すことができる。
と、ベース部材の上面に向かって作動端部に手動による
力がかけられて枢動位置がベース部材の上面と接する。
この動きによって、レバーの作動端部がフランジと容器
の底面とに上方への力を付与することができ、それによ
って、容器がベース部材から取り外される。図4に示す
ように、この容器は、レバーを使用することによってベ
ース部材から取り外すことができる。
【0023】本発明の装置は、例えば、組織培養を成長
させるために以下の方法において採用することができ
る。まず、蓋が容器から取り外される。次いで、成長さ
れるべき細胞の懸濁液を含む所望の液体組織培地が装置
内に配置される。キャップは容器のネック部上に配置さ
れる。次いで、この装置は、適当な培養器内に配置さ
れ、公知の条件下で培養されて組織培養成長を行う。所
望ならば、この成長中に細胞及び培地に適当な処理を実
施して、細胞内の細胞病理学上の変化をさせてもよい。
成長期間が終了すると、多量の組織細胞がベース部材に
付着する。この組織培地は、次いで、吸引によって容器
から取り外される。この容器は、次いで、図3に示すよ
うに、レバーに人が力をかけて図4に示すように容器を
取り外すことにより、ベース部材から取り外される。ベ
ース部材に付着した組織細胞の塊は次いですすがれてベ
ース部材に固定され、固定された組織細胞は、次いで、
適当な染料によって処理されて細胞が着色される。
させるために以下の方法において採用することができ
る。まず、蓋が容器から取り外される。次いで、成長さ
れるべき細胞の懸濁液を含む所望の液体組織培地が装置
内に配置される。キャップは容器のネック部上に配置さ
れる。次いで、この装置は、適当な培養器内に配置さ
れ、公知の条件下で培養されて組織培養成長を行う。所
望ならば、この成長中に細胞及び培地に適当な処理を実
施して、細胞内の細胞病理学上の変化をさせてもよい。
成長期間が終了すると、多量の組織細胞がベース部材に
付着する。この組織培地は、次いで、吸引によって容器
から取り外される。この容器は、次いで、図3に示すよ
うに、レバーに人が力をかけて図4に示すように容器を
取り外すことにより、ベース部材から取り外される。ベ
ース部材に付着した組織細胞の塊は次いですすがれてベ
ース部材に固定され、固定された組織細胞は、次いで、
適当な染料によって処理されて細胞が着色される。
【0024】上記したチャンバは4つの側面を有するけ
れども、本発明の装置は、これより多くの又は少ない側
面を有してもよいだけではなく円のような他の幾何学的
形状を採用することもできることが理解できる。
れども、本発明の装置は、これより多くの又は少ない側
面を有してもよいだけではなく円のような他の幾何学的
形状を採用することもできることが理解できる。
【図1】本発明の培養スライド装置の斜視図である。
【図2】図1の培養スライド装置の線2−2に沿った側
方断面図である。
方断面図である。
【図3】レバーの動きを示す図1の培養スライド装置の
側面図である。
側面図である。
【図4】レバーによって容器をベース部材から取り外す
状態を示す斜視図である。
状態を示す斜視図である。
【図5】孔の開いた端縁からレバーを取り外す状態を示
す斜視図である。
す斜視図である。
10 培養スライド装置、 12 ベース部材、
14 容器、16 レバー、 18 蓋、 43
ネック部、 51 キャップ
14 容器、16 レバー、 18 蓋、 43
ネック部、 51 キャップ
フロントページの続き (73)特許権者 595117091 1 BECTON DRIVE, FR ANKLIN LAKES, NEW JERSEY 07417−1880, UNI TED STATES OF AMER ICA (72)発明者 ティモシー・エイ・スティーブンズ アメリカ合衆国ニュージャージー州 07940,マディソン,メイン・ストリー ト 171,アパートメント 57 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C12M 1/00 C12M 1/34 C12M 3/00
Claims (9)
- 【請求項1】 ベース部材と、チャンバ部と同チャンバ
部に結合されて細胞及び培養液を前記チャンバ部に導入
するための開口部を有するネック部とを含む容器と、前
記ネック部の開口部を覆うためのキャップと、前記容器
を前記ベース部材に取り外し自在に取り付ける手段と、
前記容器に取り付けられ同容器を前記ベース部材から分
離するための可動のレバーと、を含む培養スライド装
置。 - 【請求項2】 前記容器を前記ベース部材に取り外し自
在に取り付けるための前記手段が接着剤である、請求項
1に記載の装置。 - 【請求項3】 前記接着剤が、前記容器と前記ベース部
材との間に液体不浸透性のシールを提供する、請求項2
に記載の装置。 - 【請求項4】 前記ベース部材が、平らな上面と、同上
面と直角の互いに対向する端部とを含む、請求項1に記
載の装置。 - 【請求項5】 前記容器が、頂面と底面と、前方部分
と、後方部分と、前記頂面から前記底面まで延びている
側壁とを有し、前記底面は前記ベース部材に取り外し自
在に取り付けられている、請求項1に記載の装置。 - 【請求項6】 前記容器がフラスコの形状に形成されて
いる、請求項1に記載の装置。 - 【請求項7】 前記レバーが後方端と前方端とを有し、
前記後方端と前方端とが枢動位置で結合されている、請
求項1に記載の装置。 - 【請求項8】 前記レバーが、孔の開いた端縁によって
前記容器に取り外し自在に取り付けられている、請求項
7に記載の装置。 - 【請求項9】 ベース部材と、チャンバと同チャンバに
結合されたネック部とを含み前記ベース部材に取り外し
自在に取り付けられた容器と、同容器に取り付けられた
可動レバーと、を有する装置によって組織培養を成長さ
せる方法であって、 細胞の懸濁液を含む液体組織培地を前記ネック部の開口
部を介して前記チャンバに導入し、 前記ネック部の開口部を閉じ、 組織細胞の塊が前記ベース部材に付着するまで前記装置
を培養し、 前記容器を前記レバーによって前記ベース部材から取り
外し、 前記ベース部材に付着した前記組織細胞をすすぎ、 前記組織細胞を固定させ、 前記組織細胞を検査する、ことからなる方法。
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