JP3725477B2 - 生物培養物の成長及び観察装置 - Google Patents

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Description

【0001】
(発明の分野)
本発明は生物学あるいは微生物学の分野に関し、詳しくは、生物培養物の成長、観察、そして同定のための装置に関する。本発明によれば、生物培養物、人間あるいは動物の細胞、植物の細胞、バクテリア、酵母菌、カビ、微生物材料その他のような生体を、処理、成長、保存、移動、観察、同定するための、生物培養物の成長、観察及び同定のための改良装置が提供される。
【0002】
(従来の技術)
現在、生物あるいは微生物材料その他は、周知の、全体に平坦な円筒状のガラスあるいはプラスチック製の皿の上部に、ガラスあるいはプラスチック製の丸いプレートあるいは蓋を緩く被せた、所謂ペトリ皿内で取り扱われる。一般に普及したこの構造は極めてシンプルであり、それ故、製造費用は非常に安価である。にもかかわらず、このペトリ皿には幾つかの重大な欠点がある。
例えば、蓋は皿に緊密に固定される設計となっていないために常に回転(円形のペトリ皿の場合)し、及びあるいは落下して汚染されあるいは壊れさえもする。また、円形のペトリ皿では蓋の固定も大きな問題となる。この問題は皿数が少ない場合はカバーをゴムバンドで固定するという方法で解決することができるが、この作業は、例えば実験室のようにペトリ皿の数が多くなるとたちまちうんざりする退屈なものとなる。
粘着テープを使用してカバーをペトリ皿に固定すると観察を妨げ且つ皿をべと付かせる粘着跡が皿に残り、かくしてペトリ皿の汚染あるいは損壊の恐れが大きくなる。
【0003】
そればかりか、ペトリ皿の側壁や、特には上蓋は皿の内部に含まれる水分あるいは皿内部に配置した生体の成長により生じる結露が付着して明瞭な観察が難しくなるあるいは不可能ともなる。
手袋を付けた手でガラス製のペトリ皿を取り扱うのは、ペトリ皿が湿っている場合は非常に滑りやすくなるので一層危険である。
生物組織の成長、移動、観察を可能としつつ、そうした生物組織への損傷を最小化する既知の装置が存在する。それらの装置では、培養物の成長、移動及び同定の機能が単一の装置内で実施される。
【0004】
例えば米国特許第5,661,029号には、再シール可能な上蓋を備えるトレーを含む生物培養物の成長及び観察システムが開示される。このトレーは、微生物を成長させる成長媒体を収納する凹所あるいはウェルを更に含む。このシステムには、ウェルを覆ってシールされるバリヤ層も別に含まれ得る。
このシステムを使用するに際しては、上蓋を剥がし、バリヤ層を除去し、生物サンプルを成長媒体上に導入する。次いで上蓋を元の位置に再シールし、成長の別の段階での成長及び観察ができるようにする。
しかしながら、上蓋が再シール性であることで、この上蓋の、特に粘着材料の付着部分に汚染が生じ、結局、粘着材料の特性に悪影響が及ぶ恐れがある。
上述した問題に加え、これらの従来装置ではオペレーターは常に両手を使用して(完全には剥がされない再シール性の蓋を片手で押さえ、片手でバリヤ層を除去して微生物を付着させる)操作することが要求されることから、追加的な汚染が生じる可能性がある。また、こうした既知の装置は積み重ねることができないので、移送あるいは廃棄若しくは破棄するに際して大きな保管スペースが必要である。
【0005】
(解決しようとする課題)
従来装置の欠点の少なくとも幾つかが回避され且つ装置全体の使用条件あるいは取り扱い条件を改善する新規且つ斬新な特徴を有する、生物あるいは微生物の成長、観察及びあるいは同定を同一装置内で実施するための、万能の、改良装置を提供することであり、
競合品と比較して過剰に複雑あるいは高価にではなく製造され、積層可能であり、かくして使用後に容易に移送、保管あるいは廃棄することのできるそうした装置を提供することである。
【0006】
(課題を解決するための手段)
本発明によれば、上述した従来装置の欠点の少なくとも幾つかが回避され、且つ装置全体の使用条件あるいは取り扱い条件を改善する新規且つ斬新な特徴を有する、生物あるいは微生物の成長、観察及びあるいは同定を同一装置内で実施するための、万能の、改良装置が提供される。本発によれば、競合品と比較して複雑すぎるあるいは高価すぎる事無く製造され、積層可能であり、かくして使用後に容易に移送、保管あるいは廃棄することのできるそうした装置が提供される。
【0007】
本発明の生物培養物の成長及び観察装置は、生物培養物のための成長媒体を収納するあるいは受けるためのコップ形状のトレーと、このトレーと合致し、且つトレーに弾発的に係脱することのできるキャップとを含み、これらのキャップ及びトレーが、キャップをトレーの内壁に弾発的に係脱させるための弾発係合手段を有し、トレーが、第1の周囲縁部を有する壁にして、装置を使用するに先立って、この第1の周囲縁部と、トレーに係合させたキャップとを覆う取り外し自在のシールを固定することができる壁を有することを特徴としている。
【0008】
(発明の実施の形態)
図1Aを参照するに、本発明の生物培養物の成長及び観察装置1(以下、単に装置1とも称する)が、生物培養物B(図1Bに示す)のための成長媒体を収納するあるいは受けるためのコップ形状のトレー2と、このトレーと合致し、且つトレーに弾発的に係脱させることのできるキャップ4とを含み、これらのキャップ4及びトレー2が、キャップをトレーの内壁6に弾発的に係脱させるための弾発係合手段5を有し、コップ形のトレーが、外側に第1の周囲縁部8を伸延させてなる壁7にして、装置を使用するに先立って、この第1の周囲縁部8の表面と、トレーに係合させたキャップとを覆う取り外し自在のシール10を固定することができる壁7を有していることを特徴としている。
本発明の1実施例における装置1は、トレー2の壁7の第1の周囲縁部8が、トレー2により画定される内容積11から外側方向に伸延されることを特徴としている。
【0009】
図1A及び図4を参照するに、本実施例の装置1は、トレー2の壁7が、外側に伸延する前記第1の周囲縁部8よりも低い高さ位置で外側に伸延する第2の周囲縁部9を有し、キャップ4が、キャップ4をトレー2に弾発的に係合させた場合に第2の周囲縁部9と整列する、外側に伸延する相当する周囲縁部12を有することを特徴としている。
図示された実施例では、トレー2の第1の周囲縁部8の第1の表面13と、トレー2に弾発係合したキャップ4の周囲縁部12の第2の表面14とが、同じ高さ位置付近で同一平面あるいは同一に近い平面内に位置付けられることが好ましい。
本発明の装置1ではキャップ4が、平面あるいは平面に近い表面として形成した表面15を有することが有益である。これにより、装置の保管スペースは最小となる(図5及び図6参照)。
【0010】
図1Aに示されるように、装置1は、少なくとも1つの錠止手段16、16’から成る手段によってキャップ4がトレー2の単数あるいは複数の内壁6に弾発的に係脱される構成をも特徴としている。
該錠止手段16、16’は、トレー2の内壁に位置付けられた第1の要素17と、キャップ4の外側周囲部分付近で、このキャップ4により覆われる表面15から直角方向あるいは直角に近い角度方向で外側に伸延する少なくとも1つの錠止部材20、20’の少なくとも1つの外側表面19に位置付けられ、第1の要素17と協動する少なくとも1つの第2の要素18とより成り立つ。第1の要素17及び第2の要素18は、相互に協動してキャップ4をトレー2に弾発的に係脱させるための補完的な係合表面17’及び18’を有する(図4及び図5参照)。
【0011】
図4及び図5に示す好ましい実施例では、第1の要素17及び第2の要素18は夫々、補完的形状を有する相当する溝/リブと協動するリブ/溝から成り立つ。
錠止手段16、16’の第1の要素17及びこの第1の要素17と協動する第2の要素18は、その他の全ての補完的な雌雄形態のものを使用して実現することができるのは言うまでもない。
図1Aに示される実施例におけるように、装置1はトレー2及びキャップ4の対向する各領域に2つの錠止手段16、16’を配置してこれら錠止手段16、16’間の距離を最大化するのが有益である。
【0012】
図1A及び図5を参照するに、装置1のキャップ4の表面15には、キャップ4を保持し、移動し、トレー2に被せて弾発的に係脱させるための指あるいは機器を受ける、少なくとも1つのキャビティあるいは凹所21、21’が形成される。
これらの凹所21、21’を設けることにより、キャップ4を片手のみで容易に開放することが可能であり、トレー2を他方の手で押さえておく必要がなくなる。また、キャップ4を置かずにトレー2、特には成長媒体3上での操作を実施することができるのでキャップ4の追加的汚染が回避される。
【0013】
結局、本発明の装置1は、キャップ4の表面15に2つのキャビティあるいは凹所21、21’を金型内成形あるいは形成し、これらの凹所21、21’の一方がユーザーの親指を受け、他方が人差し指及びあるいは同じ手の他の指を受けるようにしたことで、片手のみを使用してトレー2の、この凹所21、21’位置に配置した錠止手段16、16’にキャップ4を弾発的に係脱させ得るようにしたこと、及び、キャップ4とトレー2の弾発的な脱係合が、錠止手段16、16’の補完的形状の第1の要素17及び第2の要素18が脱係合することにより成り立ち、第1の要素17及び第2の要素18の脱係合が、これらキャップ4及びトレー2が撓み、錠止手段16、16’の補完的形状の第1の要素17及び第2の要素18が相互に離間することで弾発的に脱係合することにより実現されることを特徴とするものである。
【0014】
図1A及び図3に示す好ましい実施例では、装置1のキャップ4に形成した2つのキャビティあるいは凹所21、21’は豆形状とされ、キャップ4に掛かる指あるいは機器の把持を改善するパッドあるいはリブ様の把持手段24、24’が形成されている。
図1Bに明示されるように、トレー2の内容積11は1つ以上の分離壁あるいは分離構造25により仕切られ、成長媒体3を収納するあるいは受ける少なくとも1つのチャンバ26と、その他の多数の個別チャンバ27、27’とが画定される。
【0015】
図1Bに示されるように、トレー2の内壁6の、トレー2に弾発的に係脱するための錠止手段16、16’の第1の要素17、17’を設けた部分は、個別チャンバ27、27’を画定する壁の一部であり且つ、前記第1の要素17、17’と共に係合状態の錠止手段16、16’を形成する第2の要素18、18’を有する錠止部材20、20’(図1Bには示されない)を形成する、キャップ4に位置付けた補完的形状のキャビティあるいは凹所21、21’を受けるに適した形状とされる。
【0016】
特に関心の高い実施例では、装置1はキャップ4の2つのキャビティあるいは凹所21、21’のセクション22、22’及び22”、22”’と、トレー2の個別チャンバ27、27’とが、それら凹所21、21’の底部23、23’及び個別チャンバ27、27’の底部23”、23”’に向かって減寸され、それにより、取り外し自在のシール10を取り外したトレー2を(トレー2をキャップ4で覆う状態で)図6に概略示されるように積み重ねることができるようになっている。
【0017】
これにより、成長媒体3に付着した培養物の調製サンプルを、培養器内での培養期間中、経済的に保管することができる。調製サンプルの移送もずっと容易になり、作業デスク上で分析する際の必要空間もずっと小さくなる。装置1に収納した待機サンプルを保管するために、あるいは、古くなった若しくは無用となった装置1を廃棄するために使用する空間も同様に小さくなるので、空間が少なく且つ高価なものとなる実験室では非常に有利である。
装置1は成長媒体3を収納するあるいは受ける単数あるいは複数のチャンバ26が円形であり、しかも錠止手段16、16’の錠止部材20、20’を収納する単数あるいは複数の個別チャンバ27、27’とは完全に分離されていることも特徴としている。
【0018】
前記チャンバ26は、装置1を等方性の形状とする必要のある生物あるいは微生物に対して使用するのでなければ、非円形(四角形、三角形、矩形など)とすることができる。医学、生物学、微生物学の各用途に対してはチャンバ26を円形とするのが好ましいあるいはそうする必要がある。なぜなら、これらの分野では円形が標準形状であり、正規の試験あるいは正規の設備装置で用いられるからである。
本発明に従う装置1は、キャップ4が円形の補強リング28を有し、この補強リング28の側部から外側に、つまりトレー2により画定される内容積11から外側方向にリング形状の縁部29が伸延される。このリング形状の縁部29は、成長媒体3を収納するあるいは受ける単一のチャンバ26(図1A及び図5)を内側に画定する内壁あるいは分離構造25の縁部と整列する。
【0019】
キャップ4を裏返すと、このリング形状の縁部29を設けた補強リング28は、成長媒体3から落下する水分あるいは液体の液滴を収集するための環状溝としても使用することができる。
図1Bに示す実施例では、成長媒体3を収納しない1つ以上の個別チャンバ27、27’が、装置1に収納した培養物のための特別の成長条件を創出するための、1つあるいは幾つかのガス発生手段30、例えば、CO2釈放タブレットを収納することができる。
この特徴により、装置1は、適合する成長媒体3を使用する条件下に任意の殆どの微生物を成長させるために好適なものとなり、かくして、異なる大気条件に対して、種類の異なる多数の成長用装置を使用することが回避される。
【0020】
適切なガス放出基材を使用するあるいは、チャンバ26を自動調節式の外部のガス供給システム、例えば、主タップに接続した供給パイプを通してガスを射出するニードルに正しく結合することで、その他のガス、例えば空気、窒素、高希釈酸素あるいは低希釈酸素等を使用することができるのは勿論である。
培養物を収納するチャンバ26に発生ガス/供給ガスを送ることができるようにする、あるいは送りを増長させるために、装置1の、チャンバ26、キャップ4と、その他の個別チャンバ27、27’、特には、1つあるいは幾つかのガス発生手段30を格納した個別チャンバ27、27’との間に、空気あるいはガスの通路31を設けることができる。
図1Bの実施例では、空気あるいはガスの通路31は、例えば、分離壁あるいは分離構造25内の小さい凹陥部からなるが、その他の構造、例えば孔あるいは溝とすることもできる。
【0021】
錠止手段16、16’を正しく作動させるために、装置1は、トレー2とキャップ4とを可撓性材料、好ましくは、可撓性で且つ光学的に透明な、曇らない特性のプラスチック材料から作製される。
トレー2及びあるいはキャップ4は様々な種類の材料、特には、種々のプラスチックあるいはガラスから作製することができる。使用するプラスチックは、キャップ4にキャビティあるいは凹所21、21’を熱形成することができるようにするために熱可塑性のものであるのが好ましい。
【0022】
トレー2及びあるいはキャップ4の作製材料、のみならず取り外し自在のシール10の作製材料は当業者にとって一般的なものであり、その物理的及び化学的特性を考慮するに、医学分野あるいは生物学分野での使用に関連する必要特性を有するものである。好適な材料は、例えば、成長媒体3と反応しない且つ酸素、水分あるいは液体水を通さないものである。
【0023】
例えば、熱可塑性材料は、斯界に周知のものの中でも、セルロースプロピオナート、ナイロン、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリウレタン、ポリエチレンテレフタレート、ABS、ポリエチレン、及びビニルなどの広汎なプラスチックから選択することができる。
本発明の装置1は、トレー2の第1の周囲縁部8の第1の表面13に接着、溶接その他によって密封した材料からなる取り外し自在のシール10を有し、前記材料は更に、少なくとも部分的に光学的に透明であり、好ましくは光学的に透明なプラスチックフィルムである。
【0024】
シールで密封することにより、成長媒体3は長期間(保存期間)に渡り損傷を受けずに保管され、また装置1が閉じ且つ侵害されない限り、装置1(成長媒体3を収納したトレー2及びキャップ4)の一体性が維持される。シール10のために好適な材料は、一般に“バリヤ層”として設計されたものである。
シール10は成長媒体3に生物あるいは微生物を植え付ける直前に除去するのが好ましい。
【0025】
図1及び図2に示される非限定的な実施例において、第1の周囲縁部8は、装置を使用するに先立ってシール10を容易に剥がせるようにするための、及びあるいは印付け、記入、あるいはラベル添付するための、少なくとも1つの幅広部分8’、8”を有している。シール10を容易に除去するために、幾つかの部分、例えばこれらの幅広部分8’、8”はシール10に固定しないようにすることができる。
図1Aに示す好ましい実施例の装置1では、コップ状のトレー2及びキャップ4が、ずっと長く伸びた装置を形成し、第1の周囲縁部8の2つの幅広部分8’、8”が長手方向軸線32の左右の各側に対称配置され、これらの幅広部分8’、8”が、左利きあるいは右利きのユーザーが装置1を使用する前にシール10を容易に剥がせるようにする幅広の縁部を提供する。
【0026】
本発明の装置1の使用方法を図1A及び図1Bに示すような装置1を参照して以下に説明する。
本発明の装置1は、キャップ4をオペレータに向けた状態、あるいはキャップ4を裏返し、装置1を載置する面をオペレータに向ける状態の何れかの、主に2つの異なる向きで使用することができる。
キャップを裏返した状態で使用する場合、取り外し自在のシール10は装置を裏返す前に且つトレー2を上方に取り外す前に除去しておくのは勿論である。
装置のこれらの2つの使用方法における共通の第1のステップは、簡単な目視検査(トレー2、キャップ4、シール10が光学的に透明な材料であることにより可能である)により汚染の可能性をチェックし、次いで、シール10を剥がして装置1を準備状態とすることである。
【0027】
より古典的な第1のモードでは、装置をキャップ4をオペレーターに向けた状態で平坦な表面に配置し、キャップ4の2つの凹所21、21’を片方の手の指で少し引き寄せてキャップを少し撓ませ、錠止手段16、16’の弾発係合手段5を脱係合させてキャップ4をトレー2から分離させる。キャップ4を置くのではなく片手で保持することでキャップの汚染を防止しつつ、他方の手あるいは他方の手で操作する機器を使用して生物その他を成長媒体3に付着させた後、キャップ4を単にトレー上に注意深く再配置し、次いでトレーに押し付けて弾発係合させ、かくしてトレーにきつく錠止させて装置1を閉鎖する。生物は任意の通常方法、例えば、特に、生物材料(B)を収納した円形の膜を成長媒体3に粘着する状態で多重にあるいはその他の態様で成長媒体3を収納する中央のチャンバ26に付着させる方法で付着させることができる。
【0028】
第2のモードでは、装置1は平坦な表面上に裏返して置かれ、キャップ4の平坦な表面15が前記表面上に載置される。トレー2を、チャンバ26の各側に配置した指を使用して若干絞って寄せて可撓性のトレー2を少し曲げ、錠止手段16、16’の弾発係合手段5を脱係合させてキャップ4からトレー2を分離させる。キャップ4を前記表面上に載置したままで片手でトレー2を分離し、このトレー2を傾けて成長媒体3を収納するチャンバ26をオペレーター側に向け、一方、他方の手あるいは他方の手で操作する機器を使用して生物その他を成長媒体3に付着させる。次いで、トレー2を最初の裏返し位置としてキャップ4を単にトレー上に注意深く再配置し、次いでトレーに押し付けて弾発係合させ、かくしてトレーにきつく錠止させて装置1を閉鎖する。この場合でも、生物材料(B)は生物材料を収納する円形の膜として、落下する恐れなく成長媒体3に粘着する状態で、中央の、成長媒体3を収納するチャンバ26に付着させることができる。
前記2つのモードに共通の次のステップでは、準備状態とした装置1を裏返し、こうして準備した他の装置1(シール10無しの)の間に積み重ね、積み重ねた全体を培養器に配置する。成長期間中あるいはその後、装置1を取り出して任意の既知の方法で観察あるいは処理することができる。
以上、本発明を実施例を参照して説明したが、本発明の内で種々の変更をなし得ることを理解されたい。
【0029】
(発明の効果)
従来装置の欠点の少なくとも幾つかが回避され、且つ装置全体の使用条件あるいは取り扱い条件を改善する新規且つ斬新な特徴を有する、生物あるいは微生物の成長、観察及びあるいは同定を同一装置内で実施するための、万能の、改良装置が提供され、
競合品と比較して過剰に複雑あるいは高価にではなく製造され、積層可能であり、かくして使用後に容易に移送、保管あるいは廃棄することのできるそうした装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1A】 本発明に従う生物培養物の成長及び観察装置(トレー、キャップ、シール)の平面図である。
【図1B】 本発明に従う生物培養物の成長及び観察装置の、シールを取り外して開放状態とした場合の平面図である。
【図2】 本発明に従う生物培養物の成長及び観察装置の底面図である。
【図3】 本発明に従う生物培養物の成長及び観察装置のキャップの底面図である。
【図4】 本発明に従う生物培養物の成長及び観察装置のトレーの側面図である。
【図5】 本発明に従う生物培養物の成長及び観察装置のキャップの側面図である。
【図6】 本発明に従う生物培養物の成長及び観察装置の、使用後のあるいは未使用の積層形態での側面図である。
【符号の説明】
1 生物培養物の成長及び観察装置
2 トレー
4 キャップ
6 内壁
5 弾発係合手段
8 第1の周囲縁部
7 壁
9 第2の周囲縁部
10 取り外し自在のシール
11 内容積
12 周囲縁部
13 第1の表面
14 第2の表面
15 表面
16、16’ 錠止手段
17 第1の要素
18 第2の要素
19 外側表面
20、20’ 錠止部材
21、21’ キャビティあるいは凹所
25 分離壁あるいは分離構造
26 チャンバ
27、27’ 個別チャンバ
28 補強リング
29 リング形状の縁部
30 ガス発生手段
31 通路

Claims (22)

  1. 生物培養物の成長及び観察装置であって、
    生物培養物のための成長媒体を収納するあるいは受けるコップ形状のトレー2と、該トレーと合致し且つトレーに弾発的に係脱し得るキャップ4とを含み、
    キャップ4及びトレー2が、トレー2の内壁にキャップ4を弾発的に係脱させるための手段を有し、
    トレー2が、第1の周囲縁部8を有する壁7にして、装置1を使用するに先立って第1の周囲縁部8の表面と、トレー2に弾発的に係合したキャップ4とを覆う取り外し自在のシール10を固定することができる壁7を有している生物培養物の成長及び観察装置。
  2. トレー2の壁7の第1の周囲縁部8が、トレー2により画定される内容積11に関して外側に伸延する請求項1の生物培養物の成長及び観察装置。
  3. トレー2の壁7が、第1の周囲縁部8の高さよりも低い高さ位置で外側に伸延する第2の周囲縁部9を有し、キャップ4が、該キャップ4をトレー2に弾発的に係合させた場合に前記第2の周囲縁部9と整列する、外側に伸延する相当する周囲縁部12を有している請求項1あるいは2の生物培養物の成長及び観察装置。
  4. トレー2の第1の周囲縁部8の第1の表面13と、トレー2に弾発的に係合したキャップ4の第2の表面14とが、同一に近い高さ位置で、同一平面あるいは同一に近い平面内に配置される請求項2あるいは3の生物培養物の成長及び観察装置。
  5. キャップ4が平坦あるいは平坦に近い表面15を有している請求項1〜4の何れかの生物培養物の成長及び観察装置。
  6. キャップ4が、トレー2の単数あるいは複数の内壁6に位置付けた少なくとも1つの錠止手段16、16’により弾発的に係脱し、該錠止手段16、16’が、トレー2の内壁に位置付けられた第1の要素17と、キャップ4の外側周囲部分付近で、該キャップ4により覆われる表面15から直角方向あるいは直角に近い角度方向で外側に伸延する少なくとも1つの錠止部材20、20’の少なくとも1つの外側表面19に位置付けた、第1の要素17と協動する少なくとも1つの第2の要素18とより成り立ち、前記第1の要素17及び第2の要素18は、相互に協動してキャップ4をトレー2に弾発的に係脱させるための補完的な係合表面17’、18’を有する請求項1〜5の何れかの生物培養物の成長及び観察装置。
  7. 錠止手段16、16’の第1の要素17及び第2の要素18は、補完的形状を有する相当する溝/リブと協動するリブ/溝から成る請求項6の生物培養物の成長及び観察装置。
  8. 錠止手段16、16’をトレー2及びキャップ4の対向する各領域に配置して該錠止手段16、16’間の距離を最大化した請求項6あるいは7の生物培養物の成長及び観察装置。
  9. トレー2上で該キャップ4を保持し、移動し、降下させ、弾発的に係脱させるオペレーターの指あるいは機器を受けるための少なくとも1つのキャビティあるいは凹所21、21’をキャップ4の表面15に有する請求項1〜8の何れかの生物培養物の成長及び観察装置。
  10. キャップ4の表面15に金型内成形した2つのキャビティあるいは凹所21、21’を有し、該キャビティあるいは凹所21、21’の一方がユーザーの親指を受け、他方がユーザーの同じ手の人差し指及びあるいは他の指を受けるようにし、かくして、ユーザーが片手のみを使用して、キャビティあるいは凹所21、21’に配置した錠止手段16、16’によりキャップ4をトレー2に弾発的に係脱させ得るようにし、トレー2とキャップ4とは、キャップ4及びトレー2が撓み、錠止手段16、16’の補完的形状の第1の要素17及び第2の要素18が相互に離間することで脱係合される請求項9の生物培養物の成長及び観察装置。
  11. キャビティあるいは凹所21、21’が豆形状とされ、キャップ4に掛かる指あるいは機器の把持を改善するパッドあるいはリブ様の把持手段24、24’を形成した請求項10の生物培養物の成長及び観察装置。
  12. トレー2の内容積11が1つ以上の分離壁あるいは分離構造25により仕切られ、成長媒体3を収納するあるいは受ける少なくとも1つのチャンバ26と、その他の多数の個別チャンバ27、27’とが画定される請求項1〜11の何れかの生物培養物の成長及び観察装置。
  13. トレー2の内壁6の、トレー2に弾発的に係脱するための錠止手段16、16’における第1の要素17、17’を設けた部分は個別チャンバ27、27’を画定する壁の一部であり、個別チャンバ27、27’は前記第1の要素17、17’と共に係合状態の錠止手段16、16’を形成する第2の要素18、18’を有する錠止部材20、20’を形成するところの、キャップ4に位置付けた補完的形状のキャビティあるいは凹所21、21’を受けるための適合形状とされる請求項12の生物培養物の成長及び観察装置。
  14. キャップ4のキャビティあるいは凹所21、21’のセクション22、22’及び22”、22”’と、トレー2の個別チャンバ27、27’とが、それら凹所21、21’の底部23、23’及び個別チャンバ27、27’の底部23”、23”’に向かって減寸され、かくして、取り外し自在のシール10を取り外したトレー2を、該トレー2をキャップ4で覆う状態で積み重ねることができるようにした請求項13の生物培養物の成長及び観察装置。
  15. 成長媒体3を収納するあるいは受ける単数あるいは複数のチャンバ26が円形であり且つ錠止手段16、16’の錠止部材20、20’を収納する単数あるいは複数の個別チャンバ27、27’から完全に分離される請求項12、13、14の何れかの生物培養物の成長及び観察装置。
  16. キャップ4が円形の補強リング28を有し、該補強リング28の側部から、トレー2により画定される内容積11側とは反対の外側方向にリング状のリング形状の縁部29が伸延され、該リング形状の縁部29が、成長媒体3を収納するあるいは受ける単一のチャンバ26を内側に画定する内壁あるいは分離構造25の縁部と整列する請求項12〜15の何れかの生物培養物の成長及び観察装置。
  17. 成長媒体3を収納しない1つ以上の個別チャンバ27、27’が、装置1に収納した培養物のための特別の成長条件を創出するための、1つあるいは幾つかのガス発生手段30、例えばCO2釈放タブレットを収納する請求項12〜16の何れかの生物培養物の成長及び観察装置。
  18. チャンバ26と、キャップ4と、その他の個別チャンバ27、27’、特には、1つあるいは幾つかのガス発生手段30を格納した個別チャンバ27、27’との間に、空気あるいはガスの通路31を設けた請求項12〜17の何れかの生物培養物の成長及び観察装置。
  19. トレー2とキャップ4とが可撓性材料、好ましくは、可撓性で且つ光学的に透明な、曇らない特性のプラスチック材料から作製される請求項1〜18の何れかの生物培養物の成長及び観察装置。
  20. 取り外し自在のシール10が、トレー2の第1の周囲縁部8の第1の表面13に接着、溶接その他によって密封した材料からなり、該材料は少なくとも部分的に光学的に透明であり、トレー2の第1の周囲縁部8の、好ましくは光学的に透明なプラスチックフィルムである第1の表面13に接着、溶接その他によって密封した材料からなる取り外し自在のシール10を有し、該シール10の材料は更に、少なくとも部分的に光学的に透明であり、好ましくは光学的に透明なプラスチックフィルムである請求項1〜19の何れかの生物培養物の成長及び観察装置。
  21. トレー2の第1の周囲縁部8が、装置を先ず使用するに先立ってシール10を容易に剥がせるようにするための、及びあるいは印付け、記入、あるいはラベル添付のための、少なくとも1つの幅広部分8’、8”を有している請求項1〜20の何れかの生物培養物の成長及び観察装置。
  22. コップ状のトレー2及びキャップ4が、より長く伸びた装置を形成し、第1の周囲縁部8の2つの幅広部分8’、8”が長手方向軸線32の左右の各側に対称配置され、これらの幅広部分8’、8”が、左利きあるいは右利きのユーザーが装置1を使用する前にシール10を容易に剥がせるようにする幅広の縁部を提供する請求項21の生物培養物の成長及び観察装置。
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