JPH10336824A - ケ−ブル吊り下げ用螺旋状支持具の施工方法と施工用具 - Google Patents

ケ−ブル吊り下げ用螺旋状支持具の施工方法と施工用具

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JPH10336824A
JPH10336824A JP16355897A JP16355897A JPH10336824A JP H10336824 A JPH10336824 A JP H10336824A JP 16355897 A JP16355897 A JP 16355897A JP 16355897 A JP16355897 A JP 16355897A JP H10336824 A JPH10336824 A JP H10336824A
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G1/00Methods or apparatus specially adapted for installing, maintaining, repairing or dismantling electric cables or lines
    • H02G1/02Methods or apparatus specially adapted for installing, maintaining, repairing or dismantling electric cables or lines for overhead lines or cables
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G7/00Overhead installations of electric lines or cables
    • H02G7/05Suspension arrangements or devices for electric cables or lines
    • H02G7/06Suspensions for lines or cables along a separate supporting wire, e.g. S-hook
    • H02G7/10Flexible members or lashings wrapped around both the supporting wire and the line or cable

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  • Electric Cable Installation (AREA)
  • Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 宙吊り作業をする必要のない安全工法で、し
かも脱落や横ずれしないケ−ブル吊り下げ用螺旋状支持
具の施工方法と施工用具を提供する。 【解決手段】 螺旋状支持具6の施工方法において、螺
旋状支持具をメッセンジャワイヤ2に取付けて他方の電
柱1b側に移送する手順と、該最初の螺旋状支持具の他
端と次の螺旋状支持具の一端をジョイントスリ−ブにて
連結を繰り返す手順と、該螺旋状支持具をメッセンジャ
ワイヤに固定する手順と、ケ−ブル吊り下げ用螺旋状支
持具内にケ−ブルを引き込む手順とにより、電柱1a付
近だけでケ−ブルの布設工事が行えるようにした施工方
法と、導入案内具16と、落下防止懸吊具17と、メッ
センジャワイヤに遊装する筒状導入ガイド19と、ケ−
ブルを引き込む引き紐通し具とからなるケ−ブル吊り下
げ用螺旋状支持具の施工用具と、両ピンチロ−ラ,で圧
接して送り出すようにした送り出し機30からなるよう
にしたケ−ブル吊り下げ用螺旋状支持具の施工用具を構
成するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケーブルをメッセ
ンジャワイヤに吊り下げるための螺旋状支持具の施工方
法と同施工用具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、メッセンジャワイヤにケーブルを
吊り下げ固定する方法として、図14に示すようなハン
ガ−方式100によるものが多く使用されている。その
手順は図15に示すように、電柱101a,101b間
に予め張設されたメッセンジャワイヤ102に、先ず金
車121を取り付ける。その後、引綱122を金車12
1に通してウインチ103に接続した後、引綱122に
連結したケーブル114を巻き上げて電柱間に引き入れ
る。その後、金車121を外しながら、図14のハンガ
−106,…,106を50〜60cm毎に取り付け
る。しかしこれ等の作業は、全て電柱101a,101
b間に、図15の作業員104が宙乗りになって行う
(宙乗り作業という)ものであるため、作業員104の
熟練度を要し、危険な時間のかかる工事となっていた。
また作業中、金車121が落下して通行人を傷付ける事
故も発生しており、これに対する改善が強く望まれてい
た。
【0003】また、このハンガ−によるケーブルの取り
付けは、外的要因が作用して脱落や横ずれが発生し、ケ
ーブルの適正な支持が損なわれて、ケーブルの特性に悪
影響を及ぼす場合もあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の事情に鑑み、本
発明は、宙乗り作業をする必要のない安全工法で、しか
も脱落や横ずれしないケーブル吊り下げ用螺旋状支持具
の施工方法とその螺旋状支持具内にケーブルを引き込む
ための施工用具の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、電柱間に張設したメッセンジャワイヤに
ケーブルを吊り下げるための螺旋状支持具の施工方法に
おいて、一方の電柱付近で上記メッセンジャワイヤの外
径とケーブルの外径の和より大きい内径を持つ螺旋状支
持具をメッセンジャワイヤに取付けて他方の電柱側に移
送する手順と、該最初の螺旋状支持具の他端に次の螺旋
状支持具の一端をジョイントスリーブにて連結を繰り返
す手段と、始めの螺旋状支持具が他方の電柱に達した時
点で固定具にて該螺旋状支持具をメッセンジャワイヤに
固定する手順と、引き紐通し具を用いケーブル吊り下げ
用螺旋状支持具内にケーブルを引き込む手順とにより、
電柱付近だけでケーブルの布設工事が行えるようにした
ケーブル吊り下げ用螺旋状支持具の施工方法と、螺旋状
支持具を貫挿自在に遊挿させるリング部とメッセンジャ
ワイヤに支承させる支承部とからなる導入案内具と、メ
ッセンジャワイヤの先端に懸吊する落下防止懸吊具と、
メッセンジャワイヤに遊装する筒状導入ガイドと、電柱
間のメッセンジャワイヤに装着したケーブル吊り下げ用
螺旋状支持具内にケーブルを引き込む引き紐通し具とか
らなるケーブル吊り下げ用螺旋状支持具の施工用具と、
螺旋状支持具をハンドルで回動しうる両ピンチロ−ラ間
で圧接して送り出すようにした送り出し機からなるケー
ブル吊り下げ用螺旋状支持具の施工用具とを構成するも
のである。
【0006】
【発明の実施の態様】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて詳しく説明する。図1は本発明のケーブル吊り下
げ用螺旋状支持具の施工方法の一実施例を示す略示側面
図である。次の図2(イ)は本発明の施工方法に使用す
る螺旋状支持具の一実施例を示す側面図であり、図2
(ロ)は図2(イ)をA〜A線で切断した断面図であ
る。また図3は本発明の施工方法によるジョイントスリ
ーブの連結状態の一実施例を示す斜視図である。さらに
図4は本発明の施工方法による螺旋状支持具でメッセン
ジャワイヤとケーブルを巻き付けた状態の一実施例を示
す断面図である。さらにまた図5(イ)は、本発明の施
工方法に使用するジョイントスリーブの一実施例を示す
斜視図であり、図5(ロ)は図5(イ)をB−B線で切
断した断面図である。
【0007】図1に示すように、電柱1a,1b間に
は、予めメッセンジャワイヤ2がウインチ3にて張設さ
れている。作業員4は、一方の電柱1a付近の約1m前
後の位置に設置したバケット5内に乗って螺旋状支持具
の施工作業を行う。
【0008】次に図2(イ)、(ロ)に示すように、本
発明の螺旋状支持具6は、心線7の回りを合成樹脂材料
で被覆8しており、長手方向は螺旋形状9に曲成した7
5cmまたは100cmの規定長に切断したものであ
る。この螺旋状支持具の一端10の方には何も嵌挿して
いないが、他端11の方には予めジョイントスリーブ1
2の半分を残して嵌挿し、図3に示すような圧着工具1
3により予め圧着しており現場での手間を省くようにし
ている。またこの螺旋状支持具6の螺旋内径Dは、図4
に示すようにメッセンジャワイヤ2の外径dとケーブル
14の外径d´の和より大きくしており、例えば200
%以上であることが好ましい。
【0009】本発明の施工方法に使用するジョイントス
リーブ12は、図5(イ)、(ロ)に示すようなもの
で、金属製のものからなっており、本実施例の場合はア
ルミニウムを使用している。この長手方向には貫通孔1
5を穿設しており、これは螺旋状支持具6の断面外形に
合わせた形となっている。この貫通孔15は、本実施例
の場合は、ストレ−トな穴になっていて、図2(イ)の
螺旋状支持具6の他端11が半分まで嵌挿された形で圧
着されている。
【0010】次の図6は本発明の施工方法に使用する場
合の、導入案内具の正面図である。また図7は、同導入
案内具を使用する場合の、螺旋状支持具の先端をメッセ
ンジャワイヤに懸吊する落下防止懸吊具の正面図であ
る。さらに図8は本発明の施工方法による螺旋状支持具
をメッセンジャワイヤに取付ける際に、導入案内具と送
り出し機を使用した場合の一実施例を示す、図1とは逆
に右の電柱側から作業する状態の側面図である。そして
図9は、螺旋状支持具の送り出し機の一実施例を示す拡
大側面図である。さらにまた図10は、本発明の施工方
法による螺旋状支持具の結合と接合状態の一実施例を示
す略示分解側面図である。そしてまた図11は、本発明
の施工方法による固定具の一実施例を取付けた状態を示
す略示側面図である。
【0011】先ず螺旋状支持具6をメッセンジャワイヤ
2に取付ける手順は、図8に示すように、メッセンジャ
ワイヤ2に支点となる導入案内具16を取付ける。その
導入案内具16とは、図6に示すように、螺旋状支持具
6を貫挿自在に遊挿させるリング部16aと、メッセン
ジャワイヤ2に支承させる支承部16bとからなってい
る。この支承部16bは基部材161と基部材161を
貫通するU字形部材162とからなり、U字形部材16
2の一方の上端部にねじ163を設け、ねじ163にナ
ット164を螺合して基部材161とU字形部材162
を着脱自在に装着する。そして基部材161とU字形部
材162との間の輪部165にメッセンジャワイヤ2に
装着させ、リング部16aに螺旋状支持具6を挿通させ
る。
【0012】導入案内具16は、メッセンジャワイヤ2
と同じ高さ位置に取付けられるが、この時リング部16
aの輪は、メッセンジャワイヤ2より幾分下にあって、
螺旋状支持具6の曲がり角度に対して、これが直角にス
ム−スに入りうるように配置されている。また螺旋状支
持具6の先端は、図8の落下防止懸吊具17で釣支す
る。
【0013】落下防止懸吊具17とは、図7に示すよう
に、メッセンジャワイヤ2に懸吊させるための先端の渦
巻部17aと、螺旋状支持具6を嵌挿させるための後端
の嵌挿部17bとからなっている。この嵌挿部17b
に、螺旋状支持具6の先端を嵌挿させ、渦巻部17aを
メッセンジャワイヤ2に懸吊させて、螺旋状支持具6が
外れて落ちないようにする。
【0014】一本目の螺旋状支持具6a端に落下防止懸
吊具17を挿入、固定し、他方の電柱1b側に移送す
る。この移送が、図10に示す如く一本目の螺旋状支持
具6aの他端11aに達すると、図5(イ)のジョイン
トスリーブ12の貫通孔15の図5(ロ)の半分の貫通
孔15aに、他端11aを嵌挿させて予め圧着させてい
る。従って、残り半分15bの貫通孔内は空いているの
で、ここに二本目の螺旋状支持具6bの一端10bを嵌
挿して、図3に示した圧着工具13で圧着固定する。こ
の接続による連結を繰り返す手順と、先の移送手順とを
繰り返して、螺旋状支持具6の装着を進めてゆく。
【0015】この作業をすすめると、やがて最初の一本
目の螺旋状支持具6aの一端10aが、図10に示す他
方の電柱1bの位置に到達し、電柱1aと電柱1b間に
は、全ての螺旋状支持具6a〜6i(図11)の装着が
完了する。この時点で、落下防止懸吊具17を取り外し
螺旋状支持具6aと、最後の螺旋支持具6iを、メッセ
ンジャワイヤ2に、図11に示すような固定具18,
…,18を使用して固定させる。この固定具18は、1
個だけではなく、2〜3個取り付けて固定することが望
ましい。
【0016】また、図8に示すように、電柱1aと導入
案内具16との間の布設工事位置では、メッセンジャワ
イヤ2に遊装する筒状導入ガイド19を、また、その後
部には、後から取付ける螺旋状支持具6b以降の5〜1
0本をストックさせるためのストックホルダー20を取
付け、1本ずつ取出して、接続による連結送り込みの作
業をするようにすれば、さらに楽に早く布設作業を行な
うことが出来る。なお図示してないが、ストックホルダ
ー20は縦方向に割れ目を入れてあり、メッセンジャワ
イヤ2に簡単に覆装し固定させたり、取り外すことが出
来るようになっている。なお図8は図1とは逆に、右の
電柱1a側から作業する状態を示している。
【0017】螺旋状支持具6の送り出しには、図9の送
り出し機30を使用すると便利である。送り出し機30
は、ハンドル31を右回りに回転させると、チェ−ン3
2を介してユニバ−サルジョイント33が駆動されるの
で、ユニバ−サルジョイント33に連結している上部の
ピンチロ−ラ34aも右回りに回転する。上部のピンチ
ロ−ラ34aには、スプリング35を介して下部のピン
チロ−ラ34bが圧接されている。従って螺旋状支持具
6を、両ピンチロ−ラ34a,34b間で圧接しておけ
ば、ハンドル31を右回りに回動させると、送り出すこ
とが出来る。
【0018】次の図12は本発明の引き紐通し具の一実
施例を使用した、施工の例を示す略示側面図である。最
後の図13は、本発明の引き紐通し具の一実施例を示す
側面図である。図12に示すように、電柱1a,1b間
に張設されたメッセンジャワイヤ2に巻回された螺旋状
支持具6の径内に、一方の電柱1a付近に設置したバケ
ット5に乗った作業員4が、引き紐通し具21を使っ
て、引き紐部22を送り込むのである。
【0019】ここで本発明の引き紐通し具21の構造に
ついて、詳しく説明する。図13はその一実施例を示し
ている引き紐部22と、先導通し部23と、羽根部24
とからなり、さらに本実施例の場合は、これに連結部2
5と、カップリング部26とを設けている。
【0020】即ち、本発明の引き紐通し具21は、先端
に円錐状先導通し部23を設け、後方には板バネ等の羽
根部24を張着し、後端には弾発性剛体からなる引き紐
部22を設けたものである。
【0021】引き紐部22は、本実施例の場合、2.5
mmφ程度のグラスファイバーにより補強された合成樹
脂(FRP)製からなっている。これは、金属製または
合成樹脂材料被覆品でもよいが、螺旋状支持具6の径内
を、挿入しうるだけの直線性を保ちうるだけの剛体で、
しかも弾発性も若干有するものからなっている。
【0022】連結部25は、縦方向に割れた構造のカッ
プリング部26の開閉のための支持部であって、ステン
レス等の金属製からなる引き紐部22を連結するための
スリーブ27が、本実施例の場合は取り付けられてい
る。カップリング部26は薄肉厚の金属製からなり、本
実施例の場合はステンレスからなっている。
【0023】引き紐通し具21は、先端に円錐状の先導
通し部23を設けている。本実施例の場合、ロケットタ
イプの金属製であるが、先が尖った円錐状のものであれ
ば、形状や材質は適宜選択することができる。また先導
通し部23の後方には、板バネ24a等の羽根部24が
張り出した状態で着けられている。
【0024】板バネ24aは、何条かのピアノ線を曲げ
たものからなり、先導通し部23の後方外周に銀ロウ付
けされ、裾の広がつたロケット状の延長で、丁度茶筅の
ように何条かの分離した集合体からなっている。なお本
実施例の場合は、羽根部24は板バネ4本からなり、上
の2本には先導通し部23の近くに連結部25を設けて
いる。ただしこの連結部25は、先導通し部23の後方
に、先導通し部23と一体で設けるようにしてもよい。
【0025】従って、羽根部24の各板バネ24a〜2
4aは、広がった状態の外径より小さい外周内に挿入す
ると、自動的に径が小さく縮小され、開放されると再び
反発しうるように付勢されている。この羽根部24の外
径は、少なくとも縮小された状態では、螺旋状支持具6
の内径へ挿入しうるものでなければならない。また羽根
部24の長さLは、少なくとも螺旋支持具6の一ピッチ
長Pより長くしておく必要があり、好ましくは二ピッチ
長以上の長さのものが望ましい。
【0026】連結部25の上方には、本実施例の場合、
図12のメッセンジャワイヤ2を覆装するカップリング
部26を一体に設けている。一方、連結部25の後端に
は弾発性剛体からなる引き紐部22を設けている。しか
し、先導通し部23の中心に穴を穿設し、引き紐部22
を直接、接着剤で止めるようにしてもよい。
【0027】本実施例のカップリング部26は、メッセ
ンジャワイヤの外径より、やや大きい内径からなり、し
かも上部が縦方向に割れているので、メッセンジャワイ
ヤ2の表面に、下から簡単に覆装させることができる。
【0028】以上のような構造をもつ引き紐通し具21
を、ケーブル吊り下げ用螺旋状支持具6の径内に挿入し
て後部より押せば、本実施例の場合、カップリング部2
6が図12のメッセンジャワイヤ2の表面をスム−スに
スライドする。また、先導通し部23の先端が尖ってい
るので、ケーブル吊り下げ用螺旋状支持具6の径内を掻
き分けるように突進させることができ、羽根部24の外
径は、螺旋状支持具6の内径に添って縮小し、引き紐部
22は螺旋状支持具6の径内に通される。
【0029】そして、他方の電柱1bまで引き紐通し具
21が達したら、引き紐部22の後端にケーブル14
(図1)を接続する。それから図1に示すウインチ3で
引き紐部22を巻き上げて、螺旋状支持具6の径内にケ
ーブル14は引き込まれる。以上のような手順によっ
て、本発明の施工法を完了させることができる。
【0030】本実施例では、引き紐通し具21の引き紐
部22に、直接ケーブル14を接続したが、図示してな
いが、ケーブル引込用ロ−プを接続して、その後方にケ
ーブル14を接続して引き込むようにしてもよい。この
場合、電柱間1a〜1b、図示しないが更にその次の電
柱間を、夫々引き紐通し具21を用いて引込用ロ−プを
夫々の電柱間で布設した後、夫々のロ−プ両端をジョイ
ントすれば、一度に長スパンの引き込みも可能となる。
【0031】なおケーブルを追加施工する時も、図示は
してないが、メッセンジャワイヤ2とケーブル14が既
に入つている螺旋状支持具6の径内に、引き紐通し具2
1を挿入するようにすれば同様に施工できる。
【0032】
【発明の効果】本発明の施工方法と施工用具を使用する
と、危険な宙吊り作業をする必要がなくなり、電柱付近
で一切の作業が出来るようになったので、ケーブル支持
具としての螺旋状支持具の取付け施工は、安全に、楽に
行えるようになった。
【0033】また本発明の施工方法によると、金車等の
布設治具を高所で取り付け、取り外しの作業がなくな
り、通行人に対する部品落下の危険がなくなった。
【0034】本発明の施工方法によると、螺旋状支持具
とジョイントスリーブの圧着固定法によって、また固定
具による螺旋状支持具とメッセンジャワイヤの固定によ
って、横ずれや、脱落の欠点が解消された。
【0035】更に導入案内具を使用すると、螺旋状支持
具の布設工事が、手早く楽に、また確実に行なうことが
できる。
【0036】本発明の引き紐通し具を使用すると、螺旋
状支持具の径内に、ケーブルをスム−スに手早く引き込
むことができるようになった。
【0037】本発明の送り出し機を使用すると、100
0mmの螺旋状支持具は勿論、3000mmや5000
mmのものも、スム−ズに送り込むことができ、またジ
ョイントスリーブでの接続及び圧着作業も軽減される利
点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のケーブル吊り下げ用螺旋状支持具の施
工法の一実施例を示す略示側面図である。
【図2】(イ)は本発明の施工法に使用する螺旋状支持
具の一実施例を示す側面図であり、(ロ)は図2(イ)
をA〜A線で切断した断面図である。
【図3】本発明の施工方法によるジョイントスリーブの
連結状態の一実施例を示す斜視図である。
【図4】本発明の施工法による螺旋状支持具でメッセン
ジャワイヤとケーブルを巻き付けた状態の一実施例を示
す断面図である。
【図5】(イ)は本発明の施工法に使用するジョイント
スリーブの一実施例を示す斜視図であり、(ロ)は図5
(イ)をB−B線で切断した断面図である。
【図6】本発明の施工方法に使用する場合の、導入案内
具の正面図である。
【図7】同導入案内具を使用する場合の、螺旋状支持具
をメッセンジャワイヤに懸吊する落下防止懸吊具の正面
図である。
【図8】本発明の施工方法による螺旋状支持具をメッセ
ンジャワイヤに取付ける際に、導入案内具を使用した場
合の一実施例を示す側面図である。
【図9】本発明の螺旋状支持具の送り出し機の一実施例
を示す拡大側面図である。
【図10】本発明の螺旋状支持具の結合と接続状態の一
実施例を示す略示分解側面図である。
【図11】本発明の施工方法による固定具の一実施例を
取り付けた状態を示す略示側面図である。
【図12】本発明の引き紐通し具の一実施例を使用し
た、施工の例を示す略示側面図である。
【図13】本発明の引き紐通し具の一実施例を示す側面
図である。
【図14】従来のケーブル吊り下げ用ハンガー方式の施
工状態の一例を示す略示分解側面図である。
【図15】従来のケーブル吊り下げ用ハンガー方式によ
る施工法の一例を示す略示側面図である。
【符号の説明】
1a 電柱 1b 電柱 2 メッセンジャワイヤ 6 螺旋状支持具 6a 一本目の螺旋状支持具 6b 二本目の螺旋状支持具 6i i番目の螺旋状支持具 10 螺旋状支持具の一端 11 螺旋状支持具の他端 12 ジョイントスリーブ 14 ケーブル 16 導入案内具 16a 導入案内具のリング部 16b 導入案内具の支承部 17 落下防止懸吊具 18 固定具 19 筒状導入ガイド 20 ストックホルダー 21 引き紐通し具 22 引き紐部 23 円錐状先導通し部 24 羽根部 24a 板バネ 25 連結部 26 カップリング部 27 スリーブ 30 送り出し機 31 ハンドル 34a ピンチローラ 34b ピンチローラ D 螺旋状支持具の螺旋内径 d メッセンジャワイヤの外径 d´ ケーブルの外径 L 引き紐通し具の長さ P 螺旋状支持具の一ピッチ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電柱間に張設したメッセンジャワイヤに
    ケーブルを吊り下げるための螺旋状支持具の施工方法に
    おいて、一方の電柱付近で上記メッセンジャワイヤの外
    径とケーブルの外径の和より大きい内径を持つ螺旋状支
    持具をメッセンジャワイヤに取付けて他方の電柱側に移
    送する手順と、該最初の螺旋状支持具の他端に次の螺旋
    状支持具の一端をジョイントスリーブにて連結を繰り返
    す手順と、始めの螺旋状支持具が他方の電柱に達した時
    点で固定具にて該螺旋状支持具をメッセンジャワイヤに
    固定する手順と、引き紐通し具を用いケーブル吊り下げ
    用螺旋状支持具内にケーブルを引き込む手順とにより、
    電柱付近だけでケーブルの布設工事が行えるようにした
    ことを特徴とするケーブル吊り下げ用螺旋状支持具の施
    工方法。
  2. 【請求項2】 螺旋状支持具をメッセンジャワイヤに取
    付ける手順が、螺旋状支持具を貫挿自在に遊挿させるリ
    ング部とメッセンジャワイヤに支承させる支承部とから
    なる導入案内具を使用して、螺旋状支持具を取付けるよ
    うにしたことを特徴とする請求項1記載のケーブル吊り
    下げ用螺旋状支持具の施工方法。
  3. 【請求項3】 導入案内具を使用して螺旋状支持具を取
    付ける手順が、螺旋状支持具を、先端はメッセンジャワ
    イヤに懸吊する落下防止懸吊具にて、また布設工事位置
    ではメッセンジャワイヤに遊装する筒状導入ガイドに
    て、メッセンジャワイヤに釣支するようにしたことを特
    徴とする請求項2記載のケーブル吊り下げ用螺旋状支持
    具の施工方法。
  4. 【請求項4】 螺旋状支持具を貫挿自在に遊挿させるリ
    ング部とメッセンジャワイヤに支承させる支承部とから
    なる導入案内具と、メッセンジャワイヤの先端に懸吊す
    る落下防止懸吊具と、メッセンジャワイヤに遊装する筒
    状導入ガイドと、電柱間のメッセンジャワイヤに装着し
    たケーブル吊り下げ用螺旋状支持具内にケーブルを引き
    込む引き紐通し具とからなることを特徴とするケーブル
    吊り下げ用螺旋状支持具の施工用具。
  5. 【請求項5】 螺旋状支持具をハンドルで回動しうる両
    ピンチロ−ラ間で圧接して送り出すようにした送り出し
    機からなることを特徴とするケーブル吊り下げ用螺旋状
    支持具の施工用具。
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