JPH10336563A - 撮像装置及び撮像方法 - Google Patents

撮像装置及び撮像方法

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JPH10336563A
JPH10336563A JP9157827A JP15782797A JPH10336563A JP H10336563 A JPH10336563 A JP H10336563A JP 9157827 A JP9157827 A JP 9157827A JP 15782797 A JP15782797 A JP 15782797A JP H10336563 A JPH10336563 A JP H10336563A
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JP
Japan
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Application number
JP9157827A
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Inventor
Makoto Yokoi
誠 横井
Tatsuo Arai
達夫 新井
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録する画像の画質を劣化させることなくバ
ッテリー寿命を長期化することのできる撮像装置を提供
する。 【解決手段】 間引き表示モードが設定されておらず単
に記録モードのみが設定されている場合には、DMAコ
ントローラ12は、カラープロセス回路11の全YUV
データ出力を、カラープロセス回路11のフレーム同期
信号、水平同期信号、メモリ書き込みイネーブル等を用
いて一度DMAコントローラ12内部のバッファに書き
込み、DRAMI/F12を介してDRAM13にDM
A転送する。間引き表示モードが設定されている場合に
は、DMAコントローラ12は、1フレーム分のYUV
データの3/4を間引いて、全YUVデータの1/4に
当たるYUVデータをDMAコントローラ12内部のバ
ッファに書き込み、DRAMI/F12を介してDRA
M13にDMA転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被写体を撮像して
その画像データに基づき表示や記録を行う撮像装置及び
撮像方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の撮像装置として、所謂デジタルカ
メラが知られている。このデジタルカメラは、記録モー
ドと再生モードとを設定可能であり、記録モードの状態
においては、CCDから周期的に取り込まれた画像情報
に基づき被写体像を表示画面に表示する。また、この表
示画面に被写体像が表示されている記録モードの状態
で、表示画面を被写体像を視認しつつ記録保存を行いた
いタイミイングでシャッターキーを操作すると、現在C
CDから取り込んでいる1フレーム分の画像情報がフラ
ッシュメモリに書き込まれる。また、再生モードでは、
画像選択キー等の押下に応じてフラッシュメモリから特
定の1フレーム分の画像情報が読み出されて、この読み
出された画像情報に基づく画像が表示画面に表示され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のデジ
タルカメラにあっては、前記記録モードにおいて、周期
的にCCDから取り込んだ1フレーム分の画像情報から
得られたYUVデータを全てDRAMに書き込み、該D
RAMより読み出してVRAMに書き込み、ビデオエン
コーダはDRAMよりデータを読み出してビデオ信号を
発生し、表示画面に被写体像を表示させる。この記録モ
ードにおいて、ユーザが表示画面で被写体像を視認する
目的は、主として表示される被写体像の画角や露出等の
確認であり、前記再生モードにおける記録した画像の表
示のように、必ずしも被写体像を鮮明に表示する必要は
ない。
【0004】しかるに、従来のデジタルカメラにおいて
は、CCDから取り込まれる画像情報を全て周期的にD
RAMに転送し、さらにこれに合わせて全ての画像情報
のVRAMへの転送、該VRAMからのビデオエンコー
ダによる全データの周期的な読み出しとが行われる。し
たがって、被写体像を必ずしも鮮明に表示する必要がな
いのにも拘わらず、1フレーム分の全データが周期的に
DRAM、VRAM、ビデオエンコーダに転送されるこ
とにより、消費電力が大きく損失することとなる。しか
も、デジタルカメラにおいて記録モードの状態が占める
時間的割合が圧倒的に大きいことから、これらに起因し
てバッテリー寿命が大幅に短縮化してしまう。
【0005】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、記録する画像の画質を劣化させる
ことなくバッテリー寿命を長期化することのできる撮像
装置及び撮像方法を提供することを目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明の撮像装置にあっては、被写体を撮像して被写
体像を表す信号を発生する撮像手段と、該撮像手段より
発生した信号に基づき前記被写体像の画像データを生成
する生成手段と、取り込み操作に応答して前記生成手段
により生成された画像データを記録する記録手段と、前
記生成手段により生成された画像データに基づき被写体
像を表示させるとともに、再生操作に応答して前記記録
手段に記録されている画像データに基づく画像を表示さ
せる表示制御手段とを有する撮像装置において、前記生
成手段により生成される1フレーム分の画像データを間
引いて、前記表示制御手段に転送する転送手段を設けて
ある。
【0007】かかる構成において、生成手段は撮像手段
より発生した信号に基づき被写体像の画像データを生成
し、この生成された画像データは、表示制御手段に対し
ては、転送手段により間引かれて転送され、表示制御手
段はこの間引かれた画像データに基づき被写体像を表示
させる。したがって、生成手段から表示制御手段に転送
される画像データのデータ量が減少することにより、デ
ータ転送や表示等に要する消費電力が減少する。しか
し、記録手段は、生成手段により生成された画像データ
を全て記録し、表示制御手段はこの記録手段に記録され
ている画像データに基づき画像を表示させる。よって、
間引かれていない画像データに基づき記録、再生が行わ
れることから、記録、再生時の画像の劣化はない。
【0008】また、本発明の撮像方法にあっては、被写
体を撮像して被写体像を表す信号を発生し、この発生し
た信号に基づき前記被写体像の画像データを生成し、取
り込み操作に応答して前記画像データを記録する一方、
前記生成された画像データに基づき被写体像を表示させ
るとともに、再生操作に応答して記録されている前記画
像データに基づく画像を表示させる撮像方法において、
前記生成された画像データを間引き、この間引かれた画
像データに基づき前記被写体像を表示させる。したがっ
て、被写体像の表示は、間引かれた画像データに基づき
なされることから消費電力が減少し、画像データの記録
及び記録された画像データに基づく画像の表示は、間引
かれない画像データにより行われることから、表示され
る画像の劣化はない。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
に従って説明する。図1(a)(b)は本実施の形態に
かかるデジタルカメラの外観図である。同図に示すよう
に、デジタルカメラは、直方体形状の本体1を有し、こ
の本体1の背面には表示画面2が、前面隅部にはレンズ
3が各々配設され、上面にはシャッターキー4とその他
のキー5とが配置されている。その他のキー5は、記録
モードと再生モードとを選択的に設定するためのモード
選択キー、記録モードにおいて間引き表示モードを設定
するための間引きモード設定キー、再生モードにおいて
再生する画像を選択するための画像選択キー等で構成さ
れている。
【0010】図2は、本実施の形態にかかるデジタルカ
メラのブロック構成図であり、前記レンズ3の後方にC
CD6が配置されている。該CCD6は、タイミイング
発生器7、垂直ドライバ8によって駆動され、一定周期
毎に光電変換出力を1フレーム分出力する。この光電変
換出力は、サンプルホールド回路9でサンプルホールド
され、A/D変換器10でデジタルデータに変換され、
カラープロセス回路11でカラープロセス処理され、デ
ジタルの輝度、色差マルチプレクス信号(YUVデー
タ)とがDMA(Direct Memory Access)コントローラ1
2に出力される。DMAコントローラ12は、カラープ
ロセス回路11のYUVデータ出力を、同じくカラープ
ロセス回路11の同期信号、メモリ書き込みイネーブ
ル、クロック出力を用いて一度DMAコントローラ12
内部のバッファに書き込み、DRAMI/F13を介し
てDRAM14にDMA転送を行う。このとき、単に記
録モードが設定されている場合には、1フレーム分のY
UVデータを全て内部のバッファに書き込んでDRAM
14にDMA転送を行うが、記録モードであって且つ間
引きモードが設定されている場合には、1フレーム分の
YUVデータの3/4を間引いて、1フレーム分の全デ
ータの1/4に当たるデータを内部のバッファに書き込
んで、DRAM14にDMA転送を行う。
【0011】CPU15は、前記YUVデータのDRA
M14へのDMA転送終了後に、このYUVデータをD
RAMI/F13を介してDRAM14より読み出し
て、VRAMコントローラ16介してVRAM17に書
き込む。デジタルビデオエンコーダ(以下、単にビデオ
エンコーダという。)19は、前記YUVデータをVR
AMコントローラ16を介してVRAM17より周期的
に読み出し、これらのデータを元にビデオ信号を発生し
て、前記表示画面2を有する表示装置20に出力する。
CPU15には、さらにバスラインを介してフラッシュ
メモリ21が接続さているとともに、前記シャッターキ
ー4やその他のキー5で構成されるキー部22から操作
情報が入力される。なお、カラープロセス回路11に
は、単に記録モードが設定されている場合と、記録モー
ドの状態でさらに間引き表示モードが設定されている場
合とで、異なる周期の書き込みイネーブルを発生させる
ための制御信号がCPU15から入力される。
【0012】以上の構成にかかる本実施の形態におい
て、単に記録モードが設定されている状態では、レンズ
3の後方に配置された6は、タイミイング発生器7、垂
直ドライバ8によって駆動され、一定周期毎に光電変換
出力を1フレーム分出力する。この光電変換出力は、サ
ンプルホールド回路9でサンプルホールドされ、A/D
変換器10でデジタルデータに変換され、カラープロセ
ス回路11でカラープロセス処理が行われて、デジタル
の輝度、色差マルチプレクス信号(YUVデータ)と
が、DMAコントローラ37に出力される。ここで、本
実施の形態における1フレーム分のYUVデータは、
Y:640×480、Cb:320×240、Cr:3
20×240である。
【0013】そして、間引き表示モードが設定されてお
らず単に記録モードのみが設定されている場合には、D
MAコントローラ12は、カラープロセス回路11の全
YUVデータ出力を、同じくカラープロセス回路11の
フレーム同期信号、水平同期信号、メモリ書き込みイネ
ーブル、クロック出力を用いて一度DMAコントローラ
12内部のバッファに書き込み、DRAMI/F12を
介してDRAM13にDMA転送する。したがって、間
引き表示モードが設定されておらず単に記録モードのみ
が設定されている場合には、図3(a)に示した全転送
時の画像マップにて、転送が行われる。
【0014】すなわち、図4(a)は、カラープロセス
回路11の垂直方向のタイミングチャートであり、フレ
ーム同期信号、水平同期信号とYUVデータとの関係を
示す。このタイミングチャートにおいて、“Yn+Cb
m”“Yn+Crm”(n=0〜619、m=0〜31
9)なる表記は、図3の画像マップに対応してYのnラ
インとCb又はCrのmラインとをマルチプレクスして
いることを表す。したがって、カラープロセス回路11
は、同図に示すように、フレーム同期信号により、第1
フィールドと第2フィールドとからなる1フレーム分の
YUVデータ(Y0〜Y619、Cb0〜Cb319、
Cr0〜Cr319を発生する。
【0015】また、図4(b)及びこれに続く図5は、
水平方向のタイミングチャートであり、図4(a)のY
UVデータが有効データとなる期間中の水平同期信号、
データ同期クロック、YUVデータ、書き込みイネーブ
ル信号の関係を表している。そして、間引き表示モード
が設定されておらず単に記録モードのみが設定されてい
る場合には、図4(b)及び図5に(全転送時)として
示すように、DMAコントローラ12は、書き込みイネ
ーブル信号=Hの場合のデータ同期クロックの立ち下が
りで、YUVデータを内部バッファに取り込み、Y,C
b,Crを振り分けて、DRAM14にDMA転送し、
これにより1フレーム分のY,Cb,Crが全てDRA
M14に転送される。
【0016】また、図6(a)は、間引き表示モードが
設定されておらず単に記録モードのみが設定されている
場合、つまりビデオエンコーダ16のNTSシステムに
おける1フレーム分のYUVデータを全て表示する全表
示モードでの、表示ラインに合わせたVRAM17から
の読み出しラインを表している。また、読み出しライン
は図3(a)の全転送時の画像マップに対応している。
この図6(a)に示すように、間引き表示モードが設定
されておらず単に記録モードのみが設定されている全表
示モードの状態では、ビデオエンコーダ16は、第1フ
ィールドと第2フィールドとの各々において、ラインN
o.0〜239の各ラインをVRAM17から読み出
す。
【0017】つまり、CPU15は、1フレーム分の全
YUVデータのDRAM14へのDMA転送終了後に、
このYUVデータをDRAMI/F13を介してDRA
M14より読み出して、VRAMコントローラ16介し
てVRAM17に書き込み、デジタルビデオエンコーダ
19は、全YUVデータをVRAMコントローラ16を
介してVRAM17より周期的に読み出し、これらのデ
ータを元にビデオ信号を発生して表示装置20に出力す
る。これにより、表示装置20の表示画面2には、現在
CCD31から取り込んでいる全画像情報に基づく画像
が表示される。
【0018】他方、記録モードの状態でさらに間引き表
示モードが設定されている場合には、DMAコントロー
ラ12は、1フレーム分のYUVデータの3/4を間引
いて、全YUVデータの1/4に当たる、Y:320×
240、Cb:160×120、Cr:160×120
をカラープロセス回路11のフレーム同期信号、水平同
期信号、メモリ書き込みイネーブル、クロック出力を用
いて一度DMAコントローラ12内部のバッファに書き
込み、DRAMI/F12を介してDRAM13にDM
A転送を行う。したがって、間引き表示モードが設定さ
れている場合には、図3(b)に示した間引き転送時の
画像マップにて、転送が行われる。
【0019】すなわち、間引きモードが設定されると、
CPU15がカラープロセス回路11に、該間引きモー
ドが設定されたことを示す制御信号を出力することによ
り、カラープロセス回路11は、図4(b)及びこれに
続く図5に示す、書き込みイネーブル(間引き転送時)
を発生する。この書き込みイネーブル(間引き転送時)
は、全YUVデータの1/4に当たる、Y:320×2
40、Cb:160×120、Cr:160×120が
DMAコントローラ12内部のバッファに書き込まれ得
るタイミングでHとなる信号である。すると、図4
(b)及び図5に(間引き転送時)として示すように、
DMAコントローラ12は、書き込みイネーブル信号=
Hの場合のデータ同期クロックの立ち下がりで、YUV
データを内部バッファに取り込み、Y,Cb,Crを振
り分けて、DRAM14にDMA転送し、これにより1
フレーム分の1/4のY,Cb,CrがDRAM14に
転送される。よって、前述した全表示モードの場合と比
較して、転送するデータ量は1/4となり、これによ
り、消費電力の損失を抑制することができる。
【0020】また、この間引きモードにおける表示ライ
ンも全表示モードの時の1/4となることから、図6
(b)にVRAM17からの読み出しラインを示すよう
に、第1及び第2フィールドで同一のラインが読み出さ
れる。このとき、ビデオエンコーダ16にラインバッフ
ァを設けることにより、()を付して示した読み出しラ
インへのアクセスは不要となることから、これによって
も、消費電力の損失を抑制することができる。
【0021】このとき、表示装置20の表示画面2に
は、全表示モード時の1/4のデータにより被写体像が
表示されることから、被写体像の鮮明性が劣化すること
は否めない。しかし、ユーザが表示画面2で被写体像を
視認する目的は、主として表示される被写体像の画角や
露出等の確認であり、後述する再生モードにおける記録
した画像の表示のように、必ずしも被写体像を鮮明に表
示する必要はない。よって、使用時の支障を来すことな
く、消費電力の損失を抑制して、バッテリー寿命が長期
化を図ることができる。
【0022】そして、このように表示装置2表示画面に
現在画像が表示されている状態で、記録保存を行いたい
タイミイングでシャッターキー4を操作するとトリガを
発生する。するとCPU15は、このトリガに応じてカ
ラープロセス回路11に、前述した図4(b)及び図5
に示す書き込みイネーブル(全転送時)の発生を指示す
る。したがって、現在CCD6から取り込んでいる1フ
レーム分の全YUVデータがDRAM13へDMA転送
され、この1フレーム分の全YUVデータのDMA転送
の終了後、直ちにCCD6からのDRAM13への経路
を停止し、記録保存の状態に遷移する。この記録保存の
状態では、CPU15がDRAM14に書き込まれてい
る1フレーム分の全YUVデータをDRAMI/F13
を介して、図3(a)の全転送時の画像マップにて、フ
ラッシュメモリ21に書き込む。そして、1フレーム分
の全YUVデータの圧縮処理及びフラッシュメモリ21
への全圧縮データの書き込み終了に伴って、CPU15
は再度CCD6からDRAM14への経路を起動する。
【0023】また、再生モードでは、CPU15はCC
D6からDRAM14への経路を停止し、画像選択キー
等の押下に応じてCPU15がフラッシュメモリ21か
ら特定の1フレーム分の全符号データを読み出してVR
AMコントローラ16を介して、VRAM17へ1フレ
ーム分の全YUVデータを展開する。すると、ビデオエ
ンコーダ19は、VRAM17に展開されている1フレ
ーム分の全YUVデータを元にビデオ信号を発生し、表
示装置20の表示画面2で表示を行う。したがって、再
生モードにおいては、1フレーム分の全YUVデータを
元に画像が表示されることから画質の劣化はなく、よっ
て、再生モードのおける画質の劣化を伴わずに、前述し
たように消費電力の損失を抑制することができる。
【0024】なお、この実施の形態においては、カラー
プロセス回路11の書き込みイネーブルに基づき、YU
Vデータの間引きを行うようにしたが、DMAコントロ
ーラ12のカラープロセス回路11とのインタフェース
部で、カラープロセス回路11のフレーム同期信号、水
平同期信号、データ同期クロックを用いて書き込みイネ
ーブル信号を発生させて、この発生させた書き込みイネ
ーブル信号に基づき、間引きを行うようにしてもよい。
【0025】図7及び図8で構成される一連のタイミン
グチャートは、本発明の他の実施の形態を示すものであ
る。すなわち、前述した実施の形態では、カラープロセ
ス回路11のYUVデータは常に1フレーム分出力し、
カラープロセス回路11の制御信号及びDMAコントロ
ーラ12により、YUVデータを間引くようにしたのに
対し、本実施の形態は、カラープロセス回路11のYU
Vデータ出力自体を間引くようにしたものである。
【0026】すなわち、間引き表示モードが設定されて
いる場合には、同図のYUVデータ(間引き転送時)に
示したように、書き込みイネーブル(間引き転送時)が
Hとなっている状態で、データ同期クロックに同期して
発生したYUVデータのみをカラープロセス回路11か
ら出力させる。これにより、間引き表示モードが設定さ
れている場合には、1フレーム分のYUVデータが間引
かれて、間引かれた後のYUVデータのみが前述と同様
にして転送されて、被写体像の表示に供されることとな
る。
【0027】なお、実施の形態においては、記録モード
とは別に間引き表示モードを設定して、記録モード時
に、1フレーム分の全YUVデータに基づく被写体像
と、間引かれたYUVデータに基づく被写体像とを選択
的に表示できるようにしたが、記録モード時には、間引
かれたYUVデータに基づく被写体像のみを表示する構
成としてもよい。その場合であっても、前述と同様に、
シャッターキー4が操作された際には、1フレーム分の
全YUVデータをフラッシュメモリ21に記憶させるよ
うにすれば、記録される画像の画質が劣化することはな
い。また、実施の形態では、間引き表示モードにおいて
は1フレーム分のYUVデータの3/4を間引いて、1
/4のデータを転送するようにしたが、間引くデータ比
率はこれに限定されるものでないことは勿論である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、被写体像
を表す信号に基づき生成された被写体像の画像データを
間引き、この間引かれた画像データに基づき被写体像を
表示させるようにしたことから、消費電力の損失を抑制
して、バッテリー寿命の長期化を図ることができる。こ
のとき、表示された表示される被写体像を視認する目的
は、主として表示される被写体像の画角や露出等の確認
であり、間引かれた画像データにより表示される画像が
劣化しても支障はないことから、使用時の支障を来すこ
となく、バッテリー寿命の長期化を図ることができる。
しかも、画像データの間引きは被写体像を表示する場合
のみであって、画像データを記録したり、この記録した
画像データの再生時には行わないことから、画像の記録
及び再生時の画質を劣化させることなく、バッテリー寿
命の長期化を図ることができる。
【0029】
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施の形態のかかるデジタ
ルカメラの外観を示す斜視図、(b)は同装置の異方向
からの斜視図である。
【図2】同デジタルカメラのブロック構成図である。
【図3】(a)は全転送時の画像マップ、(b)は間引
き転送時の画像マップである。
【図4】(a)は垂直方向のタイミングチャート、
(b)は水平方向のタイミングチャートである。
【図5】図4(b)に続く水平方向のタイミングチャー
トである。
【図6】(a)は全表示モードにおける表示ラインに合
わせたVRAMからの読み出しラインを示す図、(b)
は間引き表示モードにおける表示ラインに合わせたVR
AMからの読み出しラインを示す図である。
【図7】本発明の他の実施の形態における水平方向のタ
イミングチャートである。
【図8】図7に続くタイミングチャートである。
【符号の説明】
6 CCD 11 カラープロセス回路 12 DMAコントローラ 14 DRAM 19 ビデオエンコーダ 20 表示装置 21 フラッシュメモリ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を撮像して被写体像を表す信号を
    発生する撮像手段と、該撮像手段より発生した信号に基
    づき前記被写体像の画像データを生成する生成手段と、
    取り込み操作に応答して前記生成手段により生成された
    画像データを記録する記録手段と、前記生成手段により
    生成された画像データに基づき被写体像を表示させると
    ともに、再生操作に応答して前記記録手段に記録されて
    いる画像データに基づく画像を表示させる表示制御手段
    とを有する撮像装置において、 前記生成手段により生成される1フレーム分の画像デー
    タを間引いて、前記表示制御手段に転送する転送手段を
    設けたことを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記転送手段は、所定の周期で変化する
    信号に同期して間欠的に転送動作することにより、前記
    生成手段により生成された1フレーム分の画像データを
    所定数分の一に間引くことを特徴とする請求項1記載の
    撮像装置。
  3. 【請求項3】 第1のモードと第2のモードとを選択的
    に設定するモード設定手段をさらに有し、 前記転送手段は、前記モード設定手段により前記第1の
    モードが設定されている場合には前記画像データを間引
    いて転送し、前記第2のモードが設定されている場合に
    は前記画像データを間引かずに転送することを特徴とす
    る請求項1記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 被写体を撮像して被写体像を表す信号を
    発生し、この発生した信号に基づき前記被写体像の画像
    データを生成し、取り込み操作に応答して前記画像デー
    タを記録する一方、前記生成された画像データに基づき
    被写体像を表示させるとともに、再生操作に応答して記
    録されている前記画像データに基づく画像を表示させる
    撮像方法において、 前記生成された画像データを間引き、この間引かれた画
    像データに基づき前記被写体像を表示させることを特徴
    とする撮像方法。
  5. 【請求項5】 前記生成された画像データのデータ要素
    を間欠的に転送することにより、前記画像データを所定
    数分の一に間引くことを特徴とする請求項4記載の撮像
    方法。
  6. 【請求項6】 前記生成された画像データを所定数分の
    一に間引く処理を選択的に実行し、この間引かれた画像
    データと間引かれない画像データとのいずれかに基づき
    前記被写体像を表示させることを特徴とする請求項4記
    載の撮像方法。
JP9157827A 1997-05-30 1997-05-30 撮像装置及び撮像方法 Pending JPH10336563A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012011211A1 (ja) * 2010-07-22 2012-01-26 パナソニック株式会社 サムネイル画像生成装置、拡大画像生成装置、サムネイル画像生成方法、及び拡大画像生成方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012011211A1 (ja) * 2010-07-22 2012-01-26 パナソニック株式会社 サムネイル画像生成装置、拡大画像生成装置、サムネイル画像生成方法、及び拡大画像生成方法

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