JPH1033587A - 吸収性物品の包装構造 - Google Patents

吸収性物品の包装構造

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JPH1033587A
JPH1033587A JP8193346A JP19334696A JPH1033587A JP H1033587 A JPH1033587 A JP H1033587A JP 8193346 A JP8193346 A JP 8193346A JP 19334696 A JP19334696 A JP 19334696A JP H1033587 A JPH1033587 A JP H1033587A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 開封が容易で取り出し容易性に優れた吸収性
物品の包装構造を提供すること。 【構成】 生理用ナプキン2とこれを個装する包装材3
とからなり、該生理用ナプキン2の非肌当接面22側に
設けられた粘着層23と該包装材3の内面とを剥離自在
に粘着させてなり、上記包装材3の長手方向における左
右両側縁部33の一部を接着させて設けられたシール部
11により封止されており、上記包装材3の長手方向に
おける左右両側縁部33,33には、左右一対の巾狭部
34が設けられており、上記シール部11は、該巾狭部
34,34が設けられている部位以外の部位を接着して
形成されている吸収性物品の包装構造1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吸収性物品の包装
構造に関し、特に、開封が容易であり、且つ吸収性物品
を衛生的に保存できる吸収性物品の包装構造に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】吸収性
物品としては、生理用ナプキン等があり、該生理用ナプ
キンは、通常、該ナプキンをショーツに固定し且つその
使用中におけるズレを防止するための粘着層を有し、該
生理用ナプキンの保存時においては、該粘着層を保護す
るために、剥離紙を該粘着層に粘着させている。このよ
うな生理用ナプキンにおいては、その使用に際して、剥
離紙を剥離・廃棄する必要があるため、剥離紙の廃棄処
分が厄介であり、また、便器に廃棄した場合には便器を
詰まらせるという問題がある。
【0003】そこで、内面が剥離処理された包装材を用
いることにより、剥離紙を用いずに生理用ナプキンの粘
着層を保護する、生理用ナプキンの包装構造が提案され
ている。従来、このような包装構造としては、上記包装
材の長手方向に対する左右両側縁部の一部を融着させて
設けられたシール部により封止されているものが、種々
提案されている(例えば、実開昭57−160721号
公報、実開平5−130号公報、特開平6−14962
号公報等)。具体的には、図18に示すように、従来の
包装構造101は、生理用ナプキン102とこれを個装
する包装材103とからなり、該生理用ナプキン102
の非肌当接面122側に設けられた粘着層123と該包
装材103の内面とを剥離自在に粘着させてなり、上記
包装材103の長手方向に対する左右両側縁部133を
融着させて設けられたシール部111により封止されて
いる。そして、上記シール部11は、包装材103の左
右両側の全辺を接着させて形成されていた。
【0004】しかし、このような従来の包装構造101
においては、上記シール部111が、包装材103によ
り3層若しくはそれ以上の積層構造を有するため、前方
部135と後方部136とを剥離させて開封した後、更
に、前方端部137及び後方端部138を剥離させる必
要があったため、開封に際して複雑な動作が要求され、
取り出し容易性に劣るという問題があった。
【0005】従って、本発明の目的は、開封が容易で取
り出し容易性に優れた吸収性物品の包装構造を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記問題
を解消するために鋭意検討した結果、左右両側縁部にお
ける一部が幅狭になされた包装材を用いた包装構造が上
記目的を達成しうることを知見した。
【0007】本発明は、上記知見に基づいてなされたも
のであり、吸収性物品とこれを個装する包装材とからな
り、該吸収性物品の非肌当接面側に設けられた粘着層と
該包装材の内面とを剥離自在に粘着させてなり、上記包
装材の長手方向における左右両側縁部の一部を接着させ
て設けられたシール部により封止されている吸収性物品
の包装構造であって、上記包装材の長手方向における左
右両側縁部には、左右一対の巾狭部が設けられており、
上記シール部は、上記巾狭部が設けられている部位以外
の部位を接着して形成されていることを特徴とする吸収
性物品の包装構造を提供するものである。
【0008】また、本発明は、上記吸収性物品及び上記
包装材は、それらの長手方向に、前方部、中央部及び後
方部の3つに区分されており、上記巾狭部は、上記包装
材における上記後方部の左右両側縁部に設けられてお
り、上記吸収性物品と上記包装材とは、一体に、上記中
央部上に上記後方部、上記前方部の順に、折り重ねられ
ており、上記シール部は、上記包装材における、上記前
方部の左右両側縁部と上記中央部の左右両側縁部とを接
着させて形成されている上記の吸収性物品の包装構造を
提供するものである。
【0009】また、本発明は、上記吸収性物品及び上記
包装材は、それらの長手方向に、前方部、後方部、該前
方部よりも前方に位置する前方端部及び該後方部よりも
後方に位置する後方端部の4つに区分されており、上記
巾狭部は、上記包装材における上記後方部及び上記後方
端部の左右両側縁部に設けられており、上記吸収性物品
と上記包装材とは、一体に、肌当接面に向けて、上記後
方端部を上記後方部上に折り重ね、該後方端部が折り重
ねられた該後方部が上記前方部に折り重ねられており、
更に該後方部が折り重ねられた該前方部上に上記前方端
部が折り重ねられおり、上記シール部は、上記包装材に
おける、上記前方部の左右両側縁部と上記前方端部の左
右両側縁部とを接着させて形成されている上記の吸収性
物品の包装構造を提供するものである。
【0010】また、本発明は、上記吸収性物品及び上記
包装材は、それらの長手方向に、前方部、後方部、該前
方部よりも前方に位置する前方端部、及び該後方部より
も後方に位置する後方端部の4つに区分されており、上
記巾狭部は、上記包装材における上記前方端部及び上記
後方端部の左右両側縁部に設けられており、上記吸収性
物品と上記包装材とは、一体に、上記前方部上に上記前
方端部が折り重ねられており且つ上記後方部上に上記後
方端部が折り重ねられており、更に、該前方端部が折り
重ねられた該前方部と該後方端部が折り重ねられた該後
方部とが重ね合わされており、上記シール部は、上記包
装材における、上記前方部の左右両側縁部と上記後方部
の左右両側縁部とを接着させて形成されている上記の吸
収性物品の包装構造を提供するものである。
【0011】また、本発明は、上記吸収性物品及び上記
包装材は、包装構造の外周面を形成する外周面形成部
と、内部に巻き込まれる巻き込み部とに区分されてお
り、上記巾狭部は、上記巻き込み部の左右両側縁部に設
けられており、上記吸収性物品と上記包装材とは、一体
に、上記巻き込み部からロール状に巻き込まれており、
上記シール部は、上記包装材における上記外周面形成部
の左右両側縁部を、それぞれ2つ折りにして接着させて
形成されている上記の吸収性物品の包装構造を提供する
ものである。
【0012】また、本発明は、上記の吸収性物品の包装
構造の好ましい製造方法として、上記吸収性物品の非肌
当接面と上記包装材の内面とを当接させた後、該吸収性
物品と該包装材とを一体に且つ上記巾狭部が設けられて
いる部位から順次折り畳む折り畳み工程と、折り畳まれ
た包装材における上記巾狭部が設けられている部位以外
の部位を接着して上記シール部を形成するシール部形成
工程とを具備することを特徴とする吸収性物品の包装構
造の製造方法を提供するものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の吸
収性物品の包装構造である生理用ナプキンの包装構造の
形態について詳細に説明する。
【0014】先ず、図1〜4を参照して、本発明の吸収
性物品の包装構造の第1の形態としての生理用ナプキン
の包装構造について説明する。ここで、図1は、本発明
の第1の形態の生理用ナプキンの包装構造を示す斜視図
であり、図2は、図1のII-II 断面図であり、図3は、
包装材上に生理用ナプキンを載置した状態を示す斜視図
であり、図4は、包装材と生理用ナプキンとを一体に折
り込む状態を示す斜視図である。
【0015】図1に示す本形態の生理用ナプキンの包装
構造1は、生理用ナプキン2とこれを個装する包装材3
とからなり、該生理用ナプキン2の非肌当接面22側に
設けられた粘着層23と該包装材3の内面とを剥離自在
に粘着させてなり、上記包装材3の長手方向における左
右両側縁部33の一部を接着させて設けられたシール部
11により封止されている。
【0016】ここで、本形態において用いられる上記生
理用ナプキン2は、図2〜4に示すように、肌当接面2
1が液透過性のシート材により、また、非肌当接面22
が液不透過性のシート材によりそれぞれ形成され、更に
上記肌当接面21と非肌当接面22との間に液保持性の
吸収体(図示せず)を有する、通常の生理用ナプキンで
ある。また、図1及び3に示すように、上記粘着層23
は、上記生理用ナプキン2の非肌当接面22における略
全域に亘って(後述する前方部24、中央部25及び後
方部26に亘って)設けられている。
【0017】上記粘着層23は、上記非肌当接面22上
に粘着剤を塗布するか、あるいは剥離処理した包装材3
に塗布した後上記非肌当接面22上に転写する等して形
成される。上記粘着層23を形成する粘着剤としては、
例えば、スチレン系ブロックポリマー、粘着付与剤及び
軟化剤を主成分とし、スチレン相とゴム相との2相ブロ
ック構造を保持しているものが用いられる。
【0018】上記スチレン系ブロックポリマーとして
は、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレンブロック
共重合体(SEBS)、スチレン−イソプレン−スチレ
ンブロック共重合体(SIS)、スチレン−ブタジエン
−スチレンブロック共重合体(SBS)、スチレン−エ
チレン−プロピレン−スチレン共重合体(SEPS)等
が挙げられる。これらのスチレン系ブロックッポリマー
は、スチレン部分の分子量が、好ましくは7000〜2
0000、ゴム部分の分子量が、好ましくは35000
〜70000のブロック共重合体である。
【0019】また、上記粘着付与剤としては、軟化点が
80℃以上で、分子量が400〜2000であるC5 系
石油樹脂、C9 系石油樹脂、C5 /C9 系石油樹脂、α
ピネン、βピネン又はジペンテンの共重合体であるポリ
テルペン樹脂、ロジン系樹脂、若しくはこれらの水添物
等が挙げられる。上記軟化剤としては、軟化点が10℃
以下で平均分子量が200〜700のプロセスオイル、
各種可塑剤、ポリブテン、液状樹脂等が挙げられる。
【0020】上記粘着剤としては、特に下記組成のもの
が好ましい。 スチレン系ブロックポリマー 100重量部、 粘着付与剤 150〜200重量部、 軟化剤 30〜100重量部
【0021】また、上記包装材3としては、少なくとも
その内面における上記粘着層23が当接する部分が剥離
処理されており、剥離性を有するものであれば特に制限
されないが、厚さ5〜50μmのポリプロピレン、ポリ
エステル、ポリエチレン、ポリビニルアルコール、ある
いは不織布や紙、及びこれらの複合材料等の包装材料の
内面を剥離処理した剥離シートが好ましく挙げられる。
本発明において、上記剥離処理を行うには、上記内面
に、剥離処理剤を塗布するか、剥離テープを貼付するか
又は剥離紙を貼付する等して行うことができる。剥離処
理剤、剥離テープ又は剥離紙の剥離材成分としてはシリ
コーン樹脂系、フッソ樹脂系、又はオクタデシルイソシ
アネート系等のものが好ましい。特に、上記剥離処理と
しては、上記剥離材成分として、シリコーン樹脂系のも
のを用いて、塗布して加熱乾燥するか、スプレーで吹き
つけ薄い被膜を形成させる等するのが好ましい。特に、
本発明において上記包装材3は、ポリエチレンやポリプ
ロピレン等のポリオレフィン、通常のポリエステルによ
り形成されているのが好ましく、更には、薄い該ポリオ
レフィンフィルム又は該ポリエステルフィルムを剥離処
理し、上記包装材料に熱あるいは超音波等により接合し
たものが、適度な剛性を有しており、開封し易く、また
耐熱性に優れているため生産上有利である。
【0022】また、上記包装材3には、その一端部31
において、補助的な封止手段として再接着可能なタブテ
ープ12が配されている。このようにタブテープ12を
配することにより、生理用ナプキンの廃棄時の廃棄性及
び保存時の密開性が向上するので、タブテープを配する
のが好ましい。該タブテープ12としては、通常公知の
ものを特に制限なく用いることができる。尚、該タブテ
ープ12は設けなくてもよい。また、上記包装材3に
は、図3及び4に示すように、その一端部31側におい
て補助的封止手段として、上記タブテープ12に加え
て、更に再接着可能な帯状の粘着材13が、該包装材3
の一側縁から他側縁にかけて(即ち、巾方向全域に亘っ
て)配されている。この様に粘着材13を配することに
より、生理用ナプキンの保存時の密閉性をより向上させ
ることができ、より衛生的である。また、この場合に
は、上記タブテープ12は、主として開封を容易にし、
且つ廃棄時固定用として機能する。上記粘着材13は、
通常の接着剤を塗工したり、通常の両面テープを貼付す
る等して形成することができる。尚、上記粘着材は、設
けなくてもよい。
【0023】そして、本形態の生理用ナプキンの包装構
造1においては、図1から図4に示すように、上記包装
材3の長手方向における左右両側縁部33,33には、
左右一対の巾狭部34が設けられており、上記シール部
11は、該巾狭部34,34が設けられている部位以外
の部位を接着して形成されている。これにより、1回の
開封操作で、包装構造全体が開封されるようになされて
いる。即ち、シール部の開封操作(シール部の引き剥が
し、剥離操作など)を1回行えば、生理用ナプキンを包
装材から容易に脱離させて使用に供することができるよ
うに、なされている。
【0024】更に詳述すると、上記生理用ナプキン2及
び上記包装材3は、図1、2及び3に示すように、それ
らの長手方向に、前方部24,35、中央部25,36
及び後方部26,37の3つに区分されており、上記巾
狭部34,34は、上記包装材3における上記後方部3
7の左右両側縁部に設けられており、上記生理用ナプキ
ン2と上記包装材3とは、一体に、生理用ナプキン2の
肌当接面側に向けて、上記中央部25,36上に上記後
方部26,37、上記前方部24,35の順に、折り重
ねられており、上記シール部1は、上記包装材3におけ
る、上記前方部35の左右両側縁部33aと上記中央部
36の左右両側縁部33bとを接着させて形成されてい
る。ここで、上記前方部24,35、上記中央部25,
36及び上記後方部26,37は、位置関係を明確にす
るために便宜上用いたものであり、3つ折りにする際
に、2つの折曲部27,27で区分される3つの領域
を、上記タブテープ12が配されている側を前方部2
4,35とし、次いで、順次中央部25,36及び後方
部26,37としたものである。
【0025】図3に示すように、上記包装材3は、全体
に上記生理用ナプキン2よりも大きくなしてある。従っ
て、包装材3の一端31、他端32及び左右両側縁部3
3,33は、それぞれ、生理用ナプキン2の端縁及び側
縁よりも外方に延出するようになされている。また、上
記巾狭部34,34は、長方形状の包装材における上記
後方部の左右両側縁部を長方形状に切り欠くことにより
形成されている。
【0026】また、本形態においては、図3及び4に示
すように、上記後方部37の全域において巾狭部34,
34が設けられておらず、上記後方部37の左右両側縁
部における上記中央部36側が切り欠かれずに残されて
いる。従って、図1に示すように、この後方部における
切り欠かれていない部分も上記シール部11を形成して
いる。このような構成とすることにより、上記後方部3
7の全域に上記巾狭部34を設けた場合に比して、開封
の操作性をより向上させることができ且つより衛生的に
生理用ナプキンを保存することができる。尚、このよう
な構成とする場合には、上記後方部37におけるシール
される部分が、生理用ナプキン2を取り出す際におけ
る、開封・取り出しという一連の操作に影響を与えない
ようにする必要がある。このため、上記後方部37にお
けるシールされる部分(切り欠かれずに残存する部分)
の長さLは、1〜20mmとするのが好ましい。
【0027】また、本形態の包装構造1は、通常公知の
方法により製造した生理用ナプキン2、及び通常公知の
方法に従って製造したシートを、常法に従って上述の形
状に切り欠くことにより得られた包装材3を用いて、上
記生理用ナプキン2の非肌当接面22と上記包装材3の
内面とを当接させた後、図4に示すように該生理用ナプ
キン2と該包装材3とを一体に且つ上記巾狭部34が設
けられている部位から順次折り畳む折り畳み工程と、折
り畳んだ包装材3における上記巾狭部34が設けられて
いる部位以外の部位を接着して上記シール部11を形成
するシール部形成工程とを行うことにより、製造するこ
とができる。また、上記シール部形成工程において、上
記接着は、上記包装材3を融着、圧着又は接着剤により
接着させることにより行うのが好ましい。
【0028】上記融着は、ヒートシール、超音波による
インパルスシールなどにより行うことができる。上記圧
着は、エンボス加工するなどして行うことができる。上
記接着剤による接着は、ホットメルト接着材を用いるな
どして行うことができる。また、この際用いられる接着
材としては、スチレン−エチレン−ブタジエン−スチレ
ン共重合体(SEBS)、スチレン−イソプレン−スチ
レン共重合体(SIS)、スチレン−ブタジエン−スチ
レン共重合体(SBS)、スチレン−エチレン−プロピ
レン−スチレン共重合体(SEPS)等を用いることが
できる。
【0029】本形態の生理用ナプキンの包装構造1は、
上記タブテープ12を上方に(図1の矢印方向に)引き
上げて上記前方部35と上記中央部36とにより形成さ
れたシール部11を開封することができ、更に、上記生
理用ナプキン2の上記前方部24をもって包装材3から
剥離させる(図4に示す矢印方向に引き剥がす)等し
て、生理用ナプキン2を取り出して使用することができ
る。このため、シール部の開封操作は1回のみ行えば良
く、開封が容易であり、取り出し操作性に優れたもので
ある。また、生理用ナプキンの使用後においては、上記
包装材3で生理用ナプキン2をくるんで、廃棄すること
ができる。
【0030】次いで、図5〜図8を参照して、本発明の
吸収性物品の包装構造の第2の形態について説明する。
ここで、図5は、本発明の吸収性物品の包装構造の第2
の形態としての生理用ナプキンの包装構造を示す斜視図
であり、図6は、図5のVI-VI 断面図である。また、図
7は、包装材の内面上に生理用ナプキンの非肌当接面が
当接するように載置した状態を示す斜視図であり、図8
は、包装材と生理用ナプキンとを一体に4つ折りに折り
畳む態様を示す斜視図である。尚、特に詳述しない点に
ついては、上述した第1の形態と同様であり、上述した
第1の形態における説明が適宜適用される。
【0031】図5〜8に示す本形態の包装構造において
は、上記生理用ナプキン2A及び上記包装材3Aは、そ
れらの長手方向に、前方部24A,35A、後方部25
A,36A、該前方部24A,35Aよりも前方に位置
する前方端部26A,37A、及び該後方部25A,3
6Aよりも後方に位置する後方端部27A,38Aの4
つに区分されており、上記巾狭部34A,34Aは、上
記包装材3Aにおける上記前方端部37A及び上記後方
端部38Aの左右両側縁部に設けられており、上記生理
用ナプキン2Aと上記包装材3Aとは、一体に、肌当接
面21A側に向け、上記前方部24A,35A上に上記
前方端部26A,37Aが折り重ねられており且つ上記
後方部25A,36A上に上記後方端部27A,38A
が折り重ねられており、更に、該前方端部26A,37
Aが折り重ねられた該前方部24A,35Aと該後方端
部27A,38Aが折り重ねられた該後方部25A,3
6Aとが重ね合わされており、上記シール部11Aは、
上記包装材3Aにおける、上記前方部35Aの左右両側
縁部33aAと上記後方部36Aの左右両側縁部33b
Aとを接着させて形成されている。ここで、上記前方部
24A,35A、上記後方部25A,36A、上記前方
端部26A,37A、及び上記後方端部27A,38A
は、位置関係を明確にするために便宜上用いたものであ
り、4つ折りにする際に、3つの折曲部28A,28
A,28Aで区分される3つの領域を、後述する両面テ
ープ12Aが配されている側を前方端部26A,37A
とし、次いで、順次前方部24A,35A、後方部25
A,36A及び後方端部27A,38Aとしたものであ
る。
【0032】また、本形態の包装構造1においては、補
助的封止手段として、上記の第1の形態におけるタブテ
ープに代えて、上記前方端部37Aにおける外面側に両
面テープ12が貼着されており、これにより上記前方端
部37A及び後方端部38Aが該両面テープ12Aを介
して粘着されて、封止されている。この際用いられる上
記両面テープ12Aとしては、通常公知のものが特に制
限されずに用いられる。尚、上記補助的封止手段は設け
なくてもよいが、これを有することにより、密閉性の点
でより衛生的となるので好ましい。また、上記両面テー
プ12Aに代えて、ホットメルト等の接着剤を塗布して
もよい。
【0033】また、本形態においては、図7及び8に示
すように、上記前方端部37A及び上記後方端部38A
の全域において巾狭部34A,34Aが設けられておら
ず、それぞれ、上記前方部35A側及び上記後方部36
A側が切り欠かれずに残されている。従って、図5に示
すように、この前方端部37A及び後方端部38Aにお
ける切り欠かれていない部分も上記シール部11Aを形
成している。このような構成とすることにより、上記前
方端部37A及び上記後方端部38Aの全域に上記巾狭
部34Aを設けた場合に比して、開封の操作性をより向
上させることができ且つより衛生的に生理用ナプキン2
Aを保存することができる。尚、このような構成とする
場合には、上記前方端部37A及び上記後方端部38A
におけるシールされる部分が、生理用ナプキン2Aを取
り出す際における、開封・取り出しという一連の操作に
影響を与えないようにする必要がある。このため、上記
前方端部37A及び上記後方端部38Aにおけるシール
される部分(切り欠かれずに残存する部分)の長さLA
は、1〜20mmとするのが好ましい。
【0034】また、本形態の包装構造1Aは、上述した
第1の形態の包装構造と同様に、上記折り畳み工程と上
記シール部形成工程とを経て製造することができる。
【0035】また、本形態の生理用ナプキンの包装構造
1Aは、上記前方部35A及び上記後方部36Aを、図
5の矢印方向に引張って両者を剥離させることにより、
上記前方部35Aと上記後方部36Aとにより形成され
たシール部11Aを開封し、更に、上記生理用ナプキン
2Aの上記前方部24A又は上記後方部25Aをもって
包装材3Aから剥離させる等して、生理用ナプキン2A
を取り出すことにより、使用することができる。また、
生理用ナプキン2Aの使用後においては、上記包装材3
Aで生理用ナプキン2Aをくるんで、廃棄することがで
きる。
【0036】次いで、図9〜図11を参照して、本発明
の生理用ナプキンの包装構造の第3の形態について説明
する。ここで、図9は、本発明の吸収性物品の包装構造
の第3の形態としての生理用ナプキンの包装構造を示す
斜視図であり、図10は、図9のx-x 断面図であり、図
11は、包装材と生理用ナプキンとを一体に4つ折りに
する態様を示す斜視図である。尚、特に詳述しない点に
ついては、上述した第1の形態における説明が適宜適用
される。
【0037】図9〜11に示す本形態の包装構造1Bに
おいては、上記生理用ナプキン2B及び上記包装材3B
は、それらの長手方向に、前方部24B,35B、後方
部25B,36B、該前方部24B,35Bよりも前方
に位置する前方端部26B,37B、及び該後方部25
B,36Bよりも後方に位置する後方端部27B,38
Bの4つに区分されており、上記巾狭部34Bは、上記
包装材3Bにおける上記後方部36B及び上記後方端部
38Bの左右両側縁部に設けられている。また、上記生
理用ナプキン2Bと上記包装材3Bとは、一体に、肌当
接面21Bに向けて、上記後方端部27B,38Bを上
記後方部25B,36B上に折り重ね、該後方端部27
B,38Bが折り重ねられた該後方部25B,36Bが
上記前方部24B,35Bに折り重ねられており、更に
該後方部25B,36Bが折り重ねられた該前方部24
B,35B上に上記前方端部26B,37Bが折り重ね
られている。そして、上記シール部11Bは、上記包装
材3Bにおける、上記前方部35Bの左右両側縁部33
aBと上記前方端部36Bの左右両側縁部33bBとを
接着させて形成されている。
【0038】また、上記包装材3Bにおける上記前方端
部37Bの端縁、即ち一端縁31Bには、補助的封止手
段としてタブテープ12Bが配されており、該タブテー
プ12Bにより上記一端縁31Bが封止されている。
【0039】ここで、上記前方部24B,35B、上記
後方部25B,36B、上記前方端部26B,37B、
及び上記後方端部27B,38Bは、位置関係を明確に
するために便宜上用いたものであり、4つ折りにする際
に、3つの折曲部で区分される3つの領域を、上記タブ
テープが配されている側を前方端部とし、次いで、順次
前方部、後方部及び後方端部としたものである。
【0040】また、本形態においては、図7及び8に示
すように、上記後方部36Bの全域において巾狭部34
Bが設けられておらず、上記前方部35B側が切り欠か
れずに残されている。従って、図9に示すように、この
後方部36Bにおける切り欠かれていない部分も上記シ
ール部11Bを形成している。このような構成とするこ
とにより、上記後方部36Bの全域に上記巾狭部34B
を設けた場合に比して、開封の操作性をより向上させる
ことができ且つより衛生的に生理用ナプキン2Bを保存
することができる。尚、このような構成とする場合に
は、上記後方部36Bにおけるシールされる部分が、生
理用ナプキン2Bを取り出す際における、開封・取り出
しという一連の操作に影響を与えないようにする必要が
ある。このため、上記後方部36Bにおけるシールされ
る部分(切り欠かれずに残存する部分)の長さLBは、
1〜30mmとするのが好ましい。
【0041】また、本形態においては、図7及び8に示
すように、上記後方部36Bの全域において巾狭部34
Bが設けられておらず、上記前方部35B側が切り欠か
れずに残されている。従って、図9に示すように、この
後方部36Bにおける切り欠かれていない部分も上記シ
ール部11Bを形成している。このような構成とするこ
とにより、上記後方部36Bの全域に上記巾狭部34B
を設けた場合に比して、開封の操作性をより向上させる
ことができ且つより衛生的に生理用ナプキン2Bを保存
することができる。尚、このような構成とする場合に
は、上記後方部36Bにおけるシールされる部分が、生
理用ナプキン2Bを取り出す際における、開封・取り出
しという一連の操作に影響を与えないようにする必要が
ある。このため、上記後方部36Bにおけるシールされ
る部分(切り欠かれずに残存する部分)の長さLBは、
1〜30mmとするのが好ましい。
【0042】また、本形態の包装構造1Bは、上述した
第1の形態の包装構造と同様に、上記折り畳み工程と上
記シール部形成工程とを経て製造することができる。
【0043】また、本形態の生理用ナプキンの包装構造
1Bは、上述した第1の形態の包装構造と略同様にして
使用に供することができる。本形態の包装構造1Bは、
就寝時用の生理用ナプキン等、製品長の長い吸収性物品
に適したものである。
【0044】次いで、図12〜図15を参照して、本発
明の生理用ナプキンの包装構造の第4の形態について説
明する。ここで、図12は、本発明の吸収性物品の包装
構造の第4の形態としての生理用ナプキンの包装構造を
示す斜視図であり、図13は、図10のXIII-XIII 断面
図であり、図14は、生理用ナプキンを、その非肌当接
面が包装材3の内面に当接するように該包装材上に載置
した態様を示す斜視図であり、図15は、包装材と生理
用ナプキンとを一体に2つ折りにした後、ロール状に巻
き込む態様を示す斜視図である。尚、特に詳述しない点
については、上述した第1の形態における説明が適宜適
用される。
【0045】図12〜15に示す本形態の生理用ナプキ
ン2Cの包装構造1Cは、上記生理用ナプキン2C及び
上記包装材3Cが、包装構造1Cの外周面を形成する外
周面形成部24C,35Cと、内部に巻き込まれる巻き
込み部25C,36Cとに区分されており、上記巾狭部
34C,34Cは、上記巻き込み部36Cの左右両側縁
部に設けられており、上記生理用ナプキン2Cと上記包
装材3Cとは、一体に、肌当接面21C側に向けて、上
記巻き込み部36Cにおいてロール状に巻き込まれてお
り、上記シール部11Cは、上記包装材3Cにおける上
記外周面形成部35Cの左右両側縁部33aCを、それ
ぞれ2つ折りにして接着させて形成されている。
【0046】また、本形態においては、図14に示すよ
うに、折曲部28Cで外周面形成部24C,35Cと巻
き込み部25C,36Cとが区分されており、該巻き込
み部36Cの全域において巾狭部34Cが設けられてお
らず、上記外周面形成部35C側が切り欠かれずに残さ
れている。従って、図12に示すように、この後方部3
6Cにおける切り欠かれていない部分も上記シール部1
1Cを形成している。このような構成とすることによ
り、開封の操作性をより向上させることができ且つより
衛生的に生理用ナプキン2Cを保存することができる。
尚、このような構成とする場合には、上記巻き込み部3
6Cにおけるシールされる部分が、生理用ナプキン2C
を取り出す際における、開封・取り出しという一連の操
作に影響を与えないようにする必要がある。このため、
上記後方部36Cにおけるシールされる部分(切り欠か
れずに残存する部分)の長さLCは、1〜20mmとす
るのが好ましい。
【0047】また、上記生理用ナプキン2Cと上記包装
材3Cとは、図15に示すように、それらを長手方向に
略2等分し且つ上記巻き込み部25C,36Cに位置す
る折曲部26Cにて2つ折りに折り重ねられた後、該折
曲部26Cからロール状に巻き込まれている。そして、
上記包装材3における外周面形成部35Cの端縁には、
補助的封止手段としてのタブテープ12Cが設けられて
おり、該タブテープ12Cにより一端縁31Cが封止さ
れている。
【0048】本形態の生理用ナプキン2の包装構造1C
は、上記タブテープ12Cを引き上げて上記シール部1
1Cを開封して、ロール状に巻き込まれた状態を解放す
ることにより、上記の第1の形態と同様にして生理用ナ
プキン2Cを包装材3Cから容易に剥離させて生理用ナ
プキン2Cを使用し、さらに生理用ナプキン2Cの廃棄
時には該包装材3Cで生理用ナプキン2Cをくるんで廃
棄処理することができる。
【0049】次いで、図16及び17を参照して、本発
明の生理用ナプキンの包装構造の他の形態について説明
する。ここで、図16は、本発明の吸収性物品の包装構
造の第5の形態としての生理用ナプキンの包装構造の幅
方向断面図(図13相当図)であり、図17は包装材と
吸収性物品とを一体に巻き込む態様を示す斜視図であ
る。尚、特に詳述しない点については、上述した図1〜
8に示す形態における説明が適宜適用される。
【0050】本形態の生理用ナプキンの包装構造1D
は、上記生理用ナプキン2D及び上記包装材3Dが、包
装構造1Dの外周面を形成する外周面形成部24D,3
5Dと、内部に巻き込まれる巻き込み部25D,36D
とに区分されており、上記巾狭部34Dは、上記巻き込
み部36Dの左右両側縁部に設けられており、上記生理
用ナプキン2Dと上記包装材3Dとは、一体に、肌当接
面側に向けて、上記巻き込み部25D,36Dからロー
ル状に巻き込まれており、上記シール部11は、上記包
装材3Dにおける上記外周面形成部35Dの左右両側縁
部33aDを、それぞれ2つ折りにして接着させて形成
されている。そして、本形態においては、図16及び1
7に示すように、上記生理用ナプキン2Dと上記包装材
3Dとは、上記巻き込み部25D,36D側の端部(他
端部32D)からロール状に巻き込まれている。この他
の形態及び使用方法などは、上述した第4の形態と同じ
である。
【0051】上記の第4及び第5の包装構造1C、1D
は、それぞれコンパクトに包装したい場合に有用なもの
である。
【0052】尚、本発明の吸収性物品の包装構造は、上
述した形態には何ら限定されるものではなく、本発明の
趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、
上記巾狭部の形状は、長方形状とする必要はなく、円弧
状など種々の形状とすることができる。また、上記巾狭
部は、左右対称とする必要もない。更に、上記巾狭部
は、切り欠くことにより形成せずに、包装材を楕円状形
状としたり、包装材の一端側の両側縁を斜めに切断して
包装材全体として5角形状にするなどして形成してもよ
い。
【0053】
【発明の効果】本発明の吸収性物品の包装構造は、開封
が容易で取り出し容易性に優れたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1の形態の生理用ナプキン
の包装構造を示す斜視図である。
【図2】図2は、図1のII-II 断面図である。
【図3】図3は、包装材上に生理用ナプキンを載置した
状態を示す斜視図である。
【図4】図4は、包装材と生理用ナプキンとを一体に折
り込む状態を示す斜視図である。
【図5】図5は、本発明の吸収性物品の包装構造の第2
の形態としての生理用ナプキンの包装構造を示す斜視図
である。
【図6】図6は、図5のVI-VI 断面図である。
【図7】図7は、包装材の内面上に生理用ナプキンの非
肌当接面が当接するように載置した状態を示す斜視図で
ある。
【図8】図8は、包装材と生理用ナプキンとを一体に4
つ折りに折り畳む態様を示す斜視図である。
【図9】図9は、本発明の吸収性物品の包装構造の第3
の形態としての生理用ナプキンの包装構造を示す斜視図
である。
【図10】図10は、図9のx-x 断面図である。
【図11】図11は、包装材と生理用ナプキンとを一体
に4つ折りにする態様を示す斜視図である。
【図12】図12は、本発明の吸収性物品の包装構造の
第4の形態としての生理用ナプキンの包装構造を示す斜
視図である。
【図13】図13は、図10のXIII-XIII 断面図であ
る。
【図14】図14は、生理用ナプキンを、その非肌当接
面が包装材3の内面に当接するように該包装材上に載置
した態様を示す斜視図である。
【図15】図15は、包装材と生理用ナプキンとを一体
に2つ折りにした後、ロール状に巻き込む態様を示す斜
視図である。
【図16】図16は、本発明の吸収性物品の包装構造の
第5の形態としての生理用ナプキンの包装構造の幅方向
断面図(図13相当図)である。
【図17】図17は、包装材と吸収性物品とを一体に巻
き込む態様を示す斜視図である。
【図18】図18は、従来のナプキンの包装構造を示す
斜視図である。
【符号の説明】
1 包装構造 11 シール部 12 タブテープ 2 生理用ナプキン 21 肌当接面 22 非肌当接面 23 粘着部 24 前方部 25 中央部 26 後方部 3 包装材 31 一端 32 他端 33 側縁部 34 巾狭部 35 前方部 36 中央部 37 後方部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸収性物品とこれを個装する包装材とか
    らなり、該吸収性物品の非肌当接面側に設けられた粘着
    層と該包装材の内面とを剥離自在に粘着させてなり、上
    記包装材の長手方向における左右両側縁部の一部を接着
    させて設けられたシール部により封止されている吸収性
    物品の包装構造であって、 上記包装材の長手方向における左右両側縁部には、左右
    一対の巾狭部が設けられており、 上記シール部は、上記巾狭部が設けられている部位以外
    の部位を接着して形成されていることを特徴とする吸収
    性物品の包装構造。
  2. 【請求項2】 上記吸収性物品及び上記包装材は、それ
    らの長手方向に、前方部、中央部及び後方部の3つに区
    分されており、 上記巾狭部は、上記包装材における上記後方部の左右両
    側縁部に設けられており、 上記吸収性物品と上記包装材とは、一体に、上記中央部
    上に上記後方部、上記前方部の順に、折り重ねられてお
    り、 上記シール部は、上記包装材における、上記前方部の左
    右両側縁部と上記中央部の左右両側縁部とを接着させて
    形成されていることを特徴とする請求項1記載の吸収性
    物品の包装構造。
  3. 【請求項3】上記吸収性物品及び上記包装材は、それら
    の長手方向に、前方部、後方部、該前方部よりも前方に
    位置する前方端部及び該後方部よりも後方に位置する後
    方端部の4つに区分されており、 上記巾狭部は、上記包装材における上記後方部及び上記
    後方端部の左右両側縁部に設けられており、 上記吸収性物品と上記包装材とは、一体に、肌当接面に
    向けて、上記後方端部を上記後方部上に折り重ね、該後
    方端部が折り重ねられた該後方部が上記前方部に折り重
    ねられており、更に該後方部が折り重ねられた該前方部
    上に上記前方端部が折り重ねられおり、 上記シール部は、上記包装材における、上記前方部の左
    右両側縁部と上記前方端部の左右両側縁部とを接着させ
    て形成されていることを特徴とする請求項1記載の吸収
    性物品の包装構造。
  4. 【請求項4】 上記吸収性物品及び上記包装材は、それ
    らの長手方向に、前方部、後方部、該前方部よりも前方
    に位置する前方端部、及び該後方部よりも後方に位置す
    る後方端部の4つに区分されており、 上記巾狭部は、上記包装材における上記前方端部及び上
    記後方端部の左右両側縁部に設けられており、 上記吸収性物品と上記包装材とは、一体に、上記前方部
    上に上記前方端部が折り重ねられており且つ上記後方部
    上に上記後方端部が折り重ねられており、更に、該前方
    端部が折り重ねられた該前方部と該後方端部が折り重ね
    られた該後方部とが重ね合わされており、 上記シール部は、上記包装材における、上記前方部の左
    右両側縁部と上記後方部の左右両側縁部とを接着させて
    形成されていることを特徴とする請求項1記載の吸収性
    物品の包装構造。
  5. 【請求項5】 上記吸収性物品及び上記包装材は、包装
    構造の外周面を形成する外周面形成部と、内部に巻き込
    まれる巻き込み部とに区分されており、 上記巾狭部は、上記巻き込み部の左右両側縁部に設けら
    れており、 上記吸収性物品と上記包装材とは、一体に、上記巻き込
    み部においてロール状に巻き込まれており、 上記シール部は、上記包装材における上記外周面形成部
    の左右両側縁部を、それぞれ2つ折りにして接着させて
    形成されていることを特徴とする請求項1記載の吸収性
    物品の包装構造。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の吸収製物品の製造方法
    であって、上記吸収性物品の非肌当接面と上記包装材の
    内面とを当接させた後、該吸収性物品と該包装材とを一
    体に且つ上記巾狭部が設けられている部位から順次折り
    畳む折り畳み工程と、 折り畳まれた包装材における上記巾狭部が設けられてい
    る部位以外の部位を接着して上記シール部を形成するシ
    ール部形成工程とを具備することを特徴とする吸収性物
    品の包装構造の製造方法。
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