JPH10335231A - 液処理装置 - Google Patents

液処理装置

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JPH10335231A
JPH10335231A JP14736797A JP14736797A JPH10335231A JP H10335231 A JPH10335231 A JP H10335231A JP 14736797 A JP14736797 A JP 14736797A JP 14736797 A JP14736797 A JP 14736797A JP H10335231 A JPH10335231 A JP H10335231A
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JP
Japan
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processing
liquid
temperature
processing liquid
buffer tank
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Pending
Application number
JP14736797A
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English (en)
Inventor
Noritsugu Yoshizawa
規次 吉沢
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保存安定性が悪い処理液を用いる場合にも、
材料安定性を維持し、しかも連続的に処理を行うことが
できる液処理装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 処理液を被処理体に供給する処理液供給
手段11と、処理液を収容する処理液容器1と、この処
理液容器1内の処理液の温度を保存温度に調整する温度
調整手段3と、保存温度の処理液を貯留して使用温度に
する処理液貯留容器5と、使用温度の処理液を前記処理
液貯留容器5から前記処理液供給手段に送出する処理液
送出手段とを具備することを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レジスト液や現像
液を用いて半導体ウエハ等の被処理体に対して液処理を
行う装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からレジスト塗布・現像装置等の液
処理装置は、クリーンルームの環境下に置かれるため、
液処理に使用する処理液(薬液)は装置内において室温
である。
【0003】従来のレジスト塗布・現像装置は、図2に
示すように、それぞれ塗布カップを有する現像ユニット
21および塗布ユニット22を備えており、現像ユニッ
ト21および塗布ユニット22の下部には、それぞれケ
ミカルエリア23が設けられており、そのケミカルエリ
ア23内に支持台24が設置され、その支持台24上に
レジスト液や現像液等の処理液を収容した薬液ボトル2
5がされている。このような構成のために、処理液は室
温保存が前提となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電子線
直描レジスト、例えば化学増幅型レジストのように、現
在試作開発段階にあるレジスト材料の多くは、図3
(A)および図3(B)に示すように、室温保存では材
料自体の安定性に欠け、数ヶ月で感度変動や線幅変動を
起こす。
【0005】このような材料の経時劣化を簡便に救済す
るため、レジスト材料を5℃程度の温度に冷蔵保存し、
使用の時にレジスト材料を冷蔵庫から取り出す方法が行
われている。
【0006】しかしながら、処理液を保存の際に冷蔵庫
に入れ、使用の時に装置内に設置するのでは、処理液の
交換、配管の洗浄等のような人が介在するメンテナンス
を頻繁に行う必要があり、手間とコストが高くなってし
まう。
【0007】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、保存安定性が悪い処理液を用いる場合にも、材料
安定性を維持し、しかも連続的に処理を行うことができ
る液処理装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は以下の手段を講じた。本発明は、被処理体
に対して処理液を供給して被処理体を処理する液処理装
置であって、処理液を被処理体に供給する処理液供給手
段と、処理液を収容する処理液容器と、この処理液容器
内の処理液の温度を保存温度に調整する温度調整手段
と、保存温度の処理液を貯留して使用温度にする処理液
貯留容器と、使用温度の処理液を前記処理液貯留容器か
ら前記処理液供給手段に送出する処理液送出手段とを具
備することを特徴とする液処理装置を提供する。
【0009】この構成によれば、装置内において処理液
の最適な保存状態を維持することができるので、保存安
定性が悪い処理液を用いる場合にも、材料安定性を維持
し、しかも連続的に処理を行うことができる。
【0010】また、本発明においては、処理液貯留容器
は残量検知手段を備えていることが好ましく、処理液貯
留容器は温度検知手段を備えていることが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の液処理
装置の一実施形態を示す概略構成図である。ここでは、
塗布ユニットについて説明する。図中1は化学増幅型レ
ジスト等の薬液を収容するレジストボトルを示す。レジ
ストボトル1の上部には、配管が連結されており、その
配管は第1のバッファタンク2に連結されている。これ
らのレジストボトル1 および第1のバッファタンク2
は、両者内に収容された薬液を所定の温度、例えば10
℃以下程度に維持する冷却装置3内に配置されている。
この冷却装置3としては、温度調整可能な手段であれば
いずれのものも使用することができる。
【0012】第1のバッファタンク2には、さらに配管
が連結されており、その配管は使用直前の薬液6を貯留
する第2のバッファタンク5に連結されている。また、
この配管には、第1のポンプ4(ポンプ1)が取り付け
られており、第1のバッファタンク2に収容された薬液
を第2のバッファタンク5に導入できるようになってい
る。
【0013】第2のバッファタンク5の底部には、残量
検知センサ7が設置されており、第2のバッファタンク
5内の薬液がなくなることを未然に防止するようになっ
ている。また、第2のバッファタンク5内の薬液6に
は、フローティング温度センサ8が浮遊している。この
フローティング温度センサ8により薬液6の温度を測定
し、薬液6が使用状態であるかどうかを判断する。これ
らの残量検知センサ7およびフローティング温度センサ
8は、制御回路10に電気的に接続されており、両セン
サの情報に基づいて種々の動作が制御される。
【0014】第2のバッファタンク5には、さらに配管
が連結されており、その配管は薬液を供給する処理液供
給手段であるノズル11に連結されている。また、この
配管には、第2のポンプ9(ポンプ2)が取り付けられ
ており、第2のバッファタンク5に貯留された薬液をノ
ズル11まで送出できるようになっている。
【0015】ノズル11の下部には、塗布カップ12が
配置されており、塗布カップ12の回転可能な支持部材
上には、被処理体であるウエハ13が載置されている。
これにより、第2のバッファタンク5に貯留された薬液
6を第2のポンプ9により導出してノズル11を介して
ウエハ13表面上に供給するようになっている。
【0016】次に、上記構成を有する液処理装置(塗布
ユニット)で実際に塗布処理を行う場合について説明す
る。ここでは、残量検知センサの出力は残量なしのとき
に0とし、残量ありのときに1とする。また、温度セン
サの出力は室温のときに0とし、冷蔵温度であるときに
1とする。
【0017】まず、初期状態においては、第2のバッフ
ァタンク5内には薬液が貯留されていないので、残量検
知センサの出力は0であり、温度が室温であるので、温
度センサの出力は0である。この場合、冷却装置3内の
第1のバッファタンク2に収容された薬液を第1のポン
プ4で第2のバッファタンク5に送出する。一方、第2
のポンプ9はOFF とする(シーケンス1)。
【0018】次いで、第2のバッファタンク5内に薬液
が貯留されると、残量検知センサの出力は1となり、薬
液の温度は冷蔵温度であるので、温度センサの出力は1
となる。この場合、冷却装置3内の第1のバッファタン
ク2に収容された薬液を第1ポンプ4で第2のバッファ
タンク5に送出し続け、第2のポンプ9はOFF のままと
する(シーケンス2)。
【0019】次いで、第2のバッファタンク5内に薬液
が一定量貯留されると、残量検知センサの出力は1とな
り、薬液の温度は室温状態に高められるので、温度セン
サの出力は0となる。この場合、冷却装置3内の第1の
バッファタンク2に収容された薬液の第1のポンプ4で
の送出を停止し、第2のポンプ9をONとしてレジスト液
の供給を行う(シーケンス3)。
【0020】次いで、第2のバッファタンク5内の薬液
が処理によりなくなると、残量検知センサの出力は0と
なる。一方、薬液の温度は室温状態であるので、温度セ
ンサの出力も0となる。この場合、初期状態と同様に、
冷却装置3内の第1のバッファタンク2に収容された薬
液を第1のポンプ4で第2のバッファタンク5に送出す
る。一方、第2のポンプ9はOFF とする(シーケンス
4)。上述した塗布処理シーケンスを下記第1表に示
す。
【0021】
【表1】
【0022】このように第2のバッファタンク5の残量
および薬液の温度を検知して、その情報をフィードバッ
クすることにより、具体的には、残量検知センサおよび
温度センサの出力がいずれも同じ場合に第1のポンプを
ON、第2のポンプをOFF とし、残量検知センサおよび温
度センサの出力が異なる場合に第1のポンプをOFF 、第
2のポンプをONとする。これにより、冷蔵温度状態の安
定な薬液を適宜補充しながら、連続的に液処理を行うこ
とができる。
【0023】この結果、線幅0.2以下の微細なパター
ニングにおいても寸法制御性を高めることができる。さ
らに、保存安定性の悪い処理液を用いる場合であって
も、薬液の運搬や薬液交換等の作業が不要となり、装置
運用の効率が良くなる。
【0024】上記実施形態においては、第2のバッファ
タンク5に温度調整機構を設けない場合について説明し
ているが、本発明においては、第2のバッファタンク5
に温度調整機構を設けて、処理液が使用できる温度に迅
速に調整して処理を行うようにしても良い。
【0025】上記実施形態においては、冷却装置3内に
レジストボトル1と第1のバッファタンク2を配置し、
レジストボトル1に収容された薬液を第1のバッファタ
ンク2を介して第1のポンプ4により第2のバッファタ
ンク5に送出する場合について説明しているが、本発明
においては、冷却装置3内にレジストボトルのみを配置
し、レジストボトルに収容された薬液を第1のポンプ4
により直接第2のバッファタンク5に送出しても良い。
【0026】上記実施形態においては、本発明を塗布ユ
ニットに適用した場合について説明しているが、本発明
は現像ユニットにも同様に適用することができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明の液処理装置
は、処理液の温度を保存温度に調整する温度調整手段
と、保存温度の処理液を貯留して使用温度にする処理液
貯留容器とを具備するので、装置内において処理液の最
適な保存状態を維持することができ、保存安定性が悪い
処理液を用いる場合にも、材料安定性を維持し、しかも
連続的に処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液処理装置の一実施形態を示す概略構
成図である。
【図2】従来の液処理装置を示す概略構成図である。
【図3】化学増幅型レジストの特性を説明するための特
性図であり、(A)は感度と経時との関係を示すもので
あり、(B)は線幅と経時との関係を示すものである。
【符号の説明】
1…レジストボトル、2…第1のバッファタンク、3…
冷却装置、4…ポンプ1、5…第2のバッファタンク、
6…薬液、7…残量検知センサ、8…フローティング温
度センサ、9…ポンプ2 10…制御回路、11…ノズル、12…塗布カップ、1
3…ウエハ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理体に対して処理液を供給して被処
    理体を処理する液処理装置であって、処理液を被処理体
    に供給する処理液供給手段と、処理液を収容する処理液
    容器と、この処理液容器内の処理液の温度を保存温度に
    調整する温度調整手段と、保存温度の処理液を貯留して
    使用温度にする処理液貯留容器と、使用温度の処理液を
    前記処理液貯留容器から前記処理液供給手段に送出する
    処理液送出手段とを具備することを特徴とする液処理装
    置。
  2. 【請求項2】 前記処理液貯留容器は残量検知手段を備
    えていることを特徴とする請求項1に記載の液処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記処理液貯留容器は温度検知手段を備
    えていることを特徴とする請求項1または請求項2に記
    載の液処理装置。
JP14736797A 1997-06-05 1997-06-05 液処理装置 Pending JPH10335231A (ja)

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JP14736797A JPH10335231A (ja) 1997-06-05 1997-06-05 液処理装置

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001307995A (ja) * 2000-04-26 2001-11-02 Nec Corp フォトレジスト露光量の補正方法及びこれを用いた露光装置
KR100922553B1 (ko) 2007-12-26 2009-10-21 주식회사 동부하이텍 반도체 소자 제조 장치
CN102540706A (zh) * 2012-01-18 2012-07-04 上海华力微电子有限公司 一种延长光刻胶有效使用时间的方法
CN103100504A (zh) * 2013-01-29 2013-05-15 石家庄铁道大学 恒温恒湿提拉涂膜机
JP2020155618A (ja) * 2019-03-20 2020-09-24 株式会社Screenホールディングス 基板処理装置

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