JPH10334591A - 単一プログラム伝送ストリーム伝送マルチメディアシステム及びその方法 - Google Patents

単一プログラム伝送ストリーム伝送マルチメディアシステム及びその方法

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JPH10334591A
JPH10334591A JP10055410A JP5541098A JPH10334591A JP H10334591 A JPH10334591 A JP H10334591A JP 10055410 A JP10055410 A JP 10055410A JP 5541098 A JP5541098 A JP 5541098A JP H10334591 A JPH10334591 A JP H10334591A
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JP
Japan
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program
transmission stream
transmission
recording
digital interface
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JP10055410A
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Il-Ju Na
日 柱 羅
Jeong-Tae Kim
廷 泰 金
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Samsung Electronics Co Ltd
Original Assignee
Samsung Electronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 単一プログラム伝送ストリーム伝送マルチメ
ディアシステム及びその方法を提供する。 【解決手段】 所望のプログラムのプログラム番号を入
力するための入力手段と、第１デジタルインタフェース
を有し、受信される伝送ストリームから前記入力手段に
より入力されたプログラム番号に対応するプログラムの
伝送ストリームを抽出して前記プログラム番号とこれに
対応するプログラム情報を含む訂正されたＰＡＴと共に
単一プログラム伝送ストリームに伝送する受信器と、第
２デジタルインタフェースを有し、前記第２デジタルイ
ンタフェースを通して前記受信器から伝送される単一プ
ログラム伝送ストリームを記録し、記録された単一プロ
グラム伝送ストリームを再生して再生された単一プログ
ラム伝送ストリームを前記第１デジタルインタフェース
を通して前記受信器に伝送する記録／再生装置とを含
む。本発明によれば、別途のプログラム番号を伝送しな
くても多様なデジタルＡ／Ｖ機器を一つの機器で統合制
御することができる。またＡＴＶでＯＳＧを提供するこ
とにより、一貫したＯＳＧを提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はデジタルオーディオ
／ビデオ（以下、Ａ／Ｖという）機器分野に係り、特に
デジタルインタフェースを有するデジタルＡ／Ｖ機器が
相互連結されたマルチメディアシステム分野に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のアナログで具現されたＡ／Ｖ機器
では一つの機器から他の機器を制御することができなか
ったが、大分のＡ／Ｖ機器が段々デジタル化されるにつ
れてこれも可能になってきた。例えば、ＨＤ−ＤＶＣＲ
会議(High Definition−Digital Video Cassette Recor
der Conference）ではＡＶ／Ｃ ＣＴＳ(Audio／VideoC
ontrol Command and Transaction Set)というコマンド
セットを定義して、遠隔制御器が被制御機器（ローカル
機器という）をして動作命令をＩＥＥＥ１３９４直列バ
スを通して伝送させるようにしている。ここで、ＩＥＥ
Ｅ１３９４直列バスはＩＥＥＥ（国際電気電子工学会）
で定義した高速データ伝送に対する規格であり、デジタ
ルマルチメディアシステムの各機器を相互連結するイン
タフェースとして用いられ、等時伝送モードと非同期伝
送モードを有し、Ａ／Ｖデータは等時伝送モードを用い
て実時間で伝送され、通信に必要な読出／書込み／ロッ
ク(Read ／Write ／Lock）のようなトランザクションは
非同期伝送モードを用いて非同期的に伝送される。前記
ＡＶ／Ｃ ＣＴＳのようなコントロールコマンドは正に
この非同期伝送モードを用いて非同期的に伝送される。
【０００３】しかしながら、現在までＡＶ／Ｃ ＣＴＳ
で定義されている内容は主に直／間接的な使用者入力ボ
タンをコマンド化したものであり、すべての動作のコマ
ンド化がまだ完成されておらず、現在も引き続き更新さ
れているところである。かつ、今までは使用者に表示し
なかったあるいは表示する必要のなかった部分に対する
情報の伝送に関するコマンドが具備されていないため、
機器間の相互自由な遠隔制御が困難であった。
【０００４】一方、ＨＤ−ＤＣＶＲ会議で発行された
“Specification of Consumer −UseDigital VCRs usin
g ６．３mm magnetic tapes −PART ８:ATV Specific
ations of Consumer −Use Digital VCR ”及び“Speci
fications of Digital Interface for Consumer Electr
onic Audio ／Video Equipment −PART１＆ PART ４”
を見てみると、６．３mmの磁気テープを記録媒体として
用いるＨＤＶＣＲでＩＥＥＥ１３９４を用いて伝送され
るＭＰＥＧ２−ＴＳ(Moving Picture Experts Group ２
−Tranport Stream)状のＡＴＶ信号を記録できるように
既定している。特に、前記文献ではＭＰＥＧ２−ＴＳを
ＤＶＣ(Digital Video Cassette ：カムコーダという）
の場合と同様に一つの共通的なフォーマット、すなわち
ＣＩＰ(Common Isochronous Packet）ヘッダ構造でＩＥ
ＥＥ１３９４の等時伝送モードを用いて伝送するように
規定しており、コントロールコマンドとしてはＡＶ／Ｃ
ＣＴＳを採択している。ここで、ＭＰＥＧ２はＭＰＥ
Ｇ２−システム、ＭＰＥＧ２−ビデオ、ＭＰＥＧ２−オ
ーディオの三つの規格で代表されるが、このうちＭＰＥ
Ｇ２−システムに定義された伝送規格としては伝送スト
リーム（ＴＳ）とプログラムストリーム（ＰＳ）があ
る。
【０００５】ＡＴＶとＨＤＶＣＲの間のデータ伝送が行
われる典型的な形態は図１に示した通りである。下記の
［１］ブルーブックの定義に応じると、ＩＥＥＥ１３９
４ケーブル３０に連結されＡＴＶ１０からＨＤＶＣＲ２
０の間に記録時に伝送されるＡ／Ｖデータはマルチプロ
グラムＭＰＥＧ２−ＴＳであり、再生時にＨＤＶＣＲ２
０からＡＴＶ１０へと伝送されるデータは単一プログラ
ムＭＰＥＧ２−ＴＳである。ここで、［１］ブルーブッ
クはＨＤ−ＤＶＣＲ会議で提案している“Specificatio
n of Consumer −Use Digital VCRs using ６．３mm m
agnetic tapes”、“Specification of Digital Interf
ace for Consumer Electronic Audio／Video Equipment
”、“Specifications of AV／C Command and Transac
tion Set for Digital Interface ”を含むことを称す
る。かつ、ＡＴＶ(Advanced Television）はＡＴＳＣ(A
dvanced Television Systems Committee）で提案してい
る米国型ＨＤＴＶのことをいう。そして、前記［１］ブ
ルーブックで提案するコントロールコマンドであるＡＶ
／Ｃ ＣＴＳはＶＣＲサブ−デバイスに対するコントロ
ールコマンドを定義しているが、ほとんどの部分が機械
的な動作に関することである。
【０００６】例えば、ＡＴＶ１０の遠隔制御器１１によ
り早送り、巻戻しなどの命令はＩＥＥＥ１３９４直列バ
スを通してＨＤＶＣＲ２０に伝送できるようになってい
る。ところが、ＶＣＲサブ−デバイスコントロールコマ
ンドにはＭＰＥＧ２システム層に関わる情報（例えば、
プログラム番号）を伝送するコマンドが含まれていな
い。
【０００７】従って、記録時にＡＴＶ１０からＨＤＶＣ
Ｒ２０へＭＰＥＧ２−ＴＳを伝送するが、ＨＤＶＣＲ２
０ではＡＴＶ１０から伝送されるＭＰＥＧ２−ＴＳの分
析に必要な情報（プログラム番号）をＨＤＶＣＲ用遠隔
制御器２１を用いて使用者から受け入れなければならな
い。かつ、再生時には記録された単一プログラムＭＰＥ
Ｇ２−ＴＳをＨＤＶＣＲ２０からＡＴＶ１０へ伝送し、
この際ビデオ補助（ＶＡＵＸ）領域に記録されたプログ
ラム番号もＨＤＶＣＲ２０からＡＴＶ１０へ伝送される
べきである。更に、前記［１］ブルーブックではテープ
のＶＡＵＸ領域にプログラム番号も記録するように定義
している。
【０００８】ところが、図１のようなマルチメディアシ
ステムは使用者にＡＴＶに連結される各機器毎に独立的
な遠隔制御器を要求するので、すなわち放送信号を記録
／再生できる複数個の機器がＡＴＶに接続されている場
合には使用者が各々の記録／再生装置に対する遠隔制御
器を用いて動作命令を入力しなければならないので不便
であった。
【０００９】かつ、図１に示したマルチメディアシステ
ムにおいて、ＭＰＥＧ２−ＴＳ内のプログラムガイド情
報（ＰＳ）を分析してプログラムを選択するためには、
まずＨＤＶＣＲ２０はＡＴＶ１０から伝送されるマルチ
プログラムＭＰＥＧ２−ＴＳ内のプログラムガイド情報
を分析しなければならない。前記分析されたプログラム
ガイド情報をＯＳＧ(On Screen Graphic）ディスプレイ
にディスプレイするためには、ＩＥＥＥ１３９４ではＯ
ＳＧの伝送規格が定められていないため、前記プログラ
ムガイド情報に対するＯＳＧをＭＰＥＧ２−ＴＳにエン
コーディングしてＡＴＶ１０に伝送し、ＨＤＶＣＲ用遠
隔制御器２１のアップ／ダウンキーによりＡＴＶ１０に
ディスプレイされるＯＳＧを見ながら所望のプログラム
のプログラム番号を入力するようになっている。従っ
て、このようなシステムはＨＤＶＣＲ２０でこのＯＳＧ
をＭＰＥＧ２−ＴＳへのエンコーディングのためのエン
コーディング回路が別途に要るようになり、ＯＳＧの構
成のためにＭＰＥＧ２−ＴＳからプログラムガイドに関
わる情報を分析できる能力が要求され、前記ＯＳＧの発
生はＶＣＲ製造業者に頼るので、一貫したＯＳＧを提供
できない問題点があった。もし、ＡＴＶ１０が伝送され
るＭＰＥＧ２−ＴＳ内のプログラムガイド情報を分析し
内蔵されたＯＳＧディスプレイを用い分析されたプログ
ラムガイド情報をディスプレイして、使用者がＡＴＶ用
遠隔制御器１１によりプログラム番号を入力してもこの
プログラム番号をＨＤＶＣＲ２０へ伝送できるコマンド
が定義されていないため、プログラム番号を伝送するこ
とができなかった。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記の問題点
を解決するために案出されたものであり、受信器に受信
されるマルチプログラムの伝送ストリームから所望の単
一プログラムの伝送ストリームだけを記録／再生装置に
伝送して一つの入力手段により統合制御されるマルチメ
ディアシステムを提供することにその目的がある。
【００１１】かつ、本発明の他の目的は受信器で前記Ｍ
ＰＥＧ２−ＴＳ内のプログラムガイド情報を分析してＯ
ＳＧディスプレイにディスプレイした後、入力されるプ
ログラム番号に当たる単一プログラム伝送ストリームを
伝送する伝送マルチメディアシステムを提供することで
ある。なお、本発明の更に他の目的は受信されるマルチ
プログラムの伝送ストリームから所望の単一プログラム
の伝送ストリームだけを伝送する方法を提供することで
ある。
【００１２】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明の単一プログラム伝送ストリーム伝送マルチメ
ディアシステムは、所望のプログラムのプログラム番号
を入力するための入力手段と、第１デジタルインタフェ
ースを有し、受信される伝送ストリームから前記入力手
段により入力されたプログラム番号に対応するプログラ
ムの伝送ストリームを抽出して前記プログラム番号とこ
れに対応するプログラム情報を含む訂正されたＰＡＴ(P
rogram Association Table）と共に単一プログラム伝送
ストリームに伝送する受信器と、第２デジタルインタフ
ェースを有し、前記第２デジタルインタフェースを通し
て前記受信器から伝送される単一プログラム伝送ストリ
ームを記録し、前記記録された単一プログラム伝送スト
リームを再生して再生された単一プログラム伝送ストリ
ームを前記第１デジタルインタフェースを通して前記受
信器に伝送する記録／再生装置とを含むことを特徴とす
る。ここで、受信器は、前記受信される伝送ストリーム
内のプログラムガイド情報を分析するプログラムガイド
分析器と、前記分析されたプログラムガイド情報をＯＳ
ＧディスプレイにディスプレイするＯＳＧ発生器とを更
に含むことを特徴とする。
【００１３】かつ、前記他の目的を達成するために本発
明の伝送方法は、デジタルインタフェースを有し伝送ス
トリームを受信する受信器からデジタルインタフェース
を有し伝送ストリームを記録／再生する記録／再生装置
へ伝送ストリームを伝送する方法において、（ａ）記録
を希望するプログラム番号を入力する段階と、（ｂ）受
信される伝送ストリーム内のＰＡＴを前記（ａ）段階で
入力されたプログラム番号に当たるプログラム番号とこ
れに対応するプログラム情報を含むように訂正して前記
訂正されたＰＡＴを出力する段階と、（ｃ）受信された
伝送ストリームから前記（ａ）段階で入力されたプログ
ラム番号に当たる伝送ストリームを抽出して前記訂正さ
れたＰＡＴと共に単一プログラム伝送ストリームとして
前記記録／再生装置に伝送する段階とを含むことを特徴
とする。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を添付した
図面に基づき更に詳細に説明する。本発明では説明の便
宜上、ＭＰＥＧ２−ＴＳ放送信号受信器の代表的な例と
してはＡＴＶを挙げ、ＭＰＥＧ２−ＴＳ記録／再生装置
の代表的な例としてはＨＤＶＣＲを挙げることにする。
しかし、ＭＰＥＧ２−ＴＳを送受信できるデジタルイン
タフェースを有するすべての機器は後述するＡＴＶの役
割に取って代わることができ、類似にＭＰＥＧ２−ＴＳ
記録／再生できる機器はＨＤＶＣＲの役割に取って代わ
ることができる。
【００１５】かつ、図２に示されたマルチメディアシス
テムは回路の簡略化のためにＡＴＶ１００にＨＤＶＣＲ
２００だけがＩＥＥＥ１３９４ケーブル３００にて連結
されているが、他のデジタルＡ／Ｖ機器がＡＴＶ１００
及び／又はＨＤＶＣＲ２００にＩＥＥＥ１３９４ケーブ
ル３００にて連結されているかもしれない。図２におい
て、本発明は一つのＡＴＶ用遠隔制御器１２０を用い、
記録時にはＡＴＶ１００からＨＤＶＣＲ２００へ単一Ｍ
ＰＥＧ２−ＴＳが伝送される。この際、受信されるマル
チプログラムＭＰＥＧ２−ＴＳから使用者がＡＴＶ用遠
隔制御器１２０により入力されたプログラム番号に当た
る単一プログラムＭＰＥＧ２−ＴＳが伝送されると同時
にマルチプログラムＭＰＥＧ２−ＴＳ内のＰＡＴ情報を
訂正して単一プログラムＭＰＥＧ２−ＴＳのための訂正
されたＰＡＴ情報も共に伝送され、再生時にはＨＤＶＣ
Ｒ２００からＡＴＶ１００へ単一プログラムＭＰＥＧ２
−ＴＳが伝送されている。
【００１６】一方、前記遠隔制御器は本発明の一実施例
であって、他の入力装置が使用されうる。図３はＡＴＶ
１００とＨＤＶＣＲ２００の間に単一プログラム伝送ス
トリームの伝送を具現した装置のブロック図である。図
３において、チューナ１０１はアンテナを通して伝送さ
れるマルチプログラムＭＰＥＧ２−ＴＳから所望のプロ
グラムが含まれた周波数帯域を選択する。チャンネルデ
コーダ１０２は伝送された信号を復調し誤謬訂正符号を
取り除いて所望のチャンネルのマルチプログラムＭＰＥ
Ｇ２−ＴＳを抽出する。このＭＰＥＧ２−ＴＳはＭＰＥ
Ｇ２システム層に当たる。
【００１７】ここで、本発明の理解を助けるためにＭＰ
ＥＧ２システム層の概略を説明する。一つのプログラム
はビデオ情報、オーディオ情報及び使用者データ情報か
ら構成されている。ＭＰＥＧ２システム層で定義してい
るＭＰＥＧ２−ＴＳは一つのストリームの中に多数のプ
ログラムに当たるビデオ、オーディオ、使用者データ情
報が時分割してマルチプレックスされている。このＭＰ
ＥＧ２−ＴＳには受信器でデマルチプレックスする際所
望のプログラムに当たるオーディオ、ビデオ、使用者デ
ータ情報を適宜に分析できるようにプログラム特定情報
（以下、ＰＳＩという）が含まれる。
【００１８】ＰＳＩは大体テーブル状でなっているが、
代表的なテーブルとしてはＰＡＴ、ＰＭＴ(Program Map
Table）、ＣＡＴ(Conditional Access Table)等があ
る。一番重要なテーブルはＰＡＴとＰＭＴであり、ＰＭ
Ｔは一つのプログラム当たり１つが存在し、該プログラ
ムのビデオストリームとオーディオストリームを含んで
いる伝送ストリームパケットに対する一連番号（以下、
ＰＩＤ(Packet Identification）という）を項目別に整
理したテーブルである。すなわち、プログラムのビデオ
ストリームはＰＩＤ＝ＸＸＸＸ、オーディオストリーム
はＰＩＤ＝ＹＹＹＹで示される。伝送ストリームのパケ
ットの長さは１８８バイトに固定される。
【００１９】一つの伝送ストリーム（ＴＳ）には一般に
多数個のプログラムが存在するので、伝送ストリーム内
には多数個のＰＭＴが存在する。従って、伝送ストリー
ム内に伝送されている多数個のプログラムと各々のプロ
グラムのＰＭＴに対するＰＩＤとを連結させる総合的な
テーブルが要るようになるが、そのテーブルはＰＡＴと
呼ばれる。一つのプログラムは一つのプログラム番号に
代表されるので、ＰＡＴの項目は大分プログラム番号＝
ＸＸＸＸとＰＭＴ ＰＩＤとの関係を示す情報から構成
されている。
【００２０】一方、ＰＡＴ分析器１０４はスイッチング
制御器１０３を通してチャンネルデコーダ１０２の出力
であるマルチプログラムＭＰＥＧ２−ＴＳ内のＰＡＴパ
ケットを抽出してＰＡＴを分析し、ＡＴＶマイクロコン
ピュータ１０９を通して出力される使用者が選択したプ
ログラム番号に当たるプログラムのＰＭＴ ＰＩＤを出
力するが、ＰＡＴのＰＩＤは“０”に約束されているの
で、ＰＡＴのＰＩＤが“０”であるかを検査してＰＡＴ
を抽出する。かつ、ＰＡＴ分析器１０４は分析されたＰ
ＡＴに基づき入力信号がチャンネルデコーダ１０２から
出力されるマルチプログラムＭＰＥＧ２−ＴＳであるか
又は付加ヘッダ挿入／除去器１１４を通してＨＤＶＣＲ
２００から伝送される単一プログラムＭＰＥＧ２−ＴＳ
であるかを検査してその検査結果をＡＴＶマイクロコン
ピュータ１０９に出力する。
【００２１】ここで、受信されるマルチプログラムＭＰ
ＥＧ２−ＴＳのＰＡＴをテーブル化したのが図４であ
る。図４から分かるように、ＰＡＴには各プログラム番
号に対してそのプログラム番号に対応するプログラムの
情報を含んでいるＰＭＴのパケットＩＤが並んである。
ＰＭＴ分析器１０５はＰＡＴ分析器１０４からＰＭＴの
ＰＩＤを受けて、ＰＭＴを分析して前記分析されたＰＭ
Ｔ内のビデオＰＩＤ（Ｖ＿ＰＩＤ）とオーディオＰＩＤ
（Ａ＿ＰＩＤ）を抽出する。ビデオデコーダ１０６は抽
出されたビデオＰＩＤ（Ｖ＿ＰＩＤ）に応じてチャンネ
ルデコーダ１０２から出力されるマルチプログラムＭＰ
ＥＧ２−ＴＳからビデオストリームを分離し、前記分離
されたビデオストリームを復号化して、前記復号化され
た画像信号を表示器（図示せず）にディスプレイする。
オーディオデコーダ１０７は抽出されたオーディオＰＩ
Ｄ（Ａ＿ＰＩＤ）に応じてチャンネルデコーダ１０２か
ら出力されるマルチプログラムＭＰＥＧ２−ＴＳからオ
ーディオストリームを復号化して、前記復号化された音
声信号をスピーカのような音声出力装置（図示せず）を
通して出力する。
【００２２】ＰＧ分析器１０８はチャンネルデコーダ１
０２から出力されるマルチプログラムＭＰＥＧ２−ＴＳ
内のプログラムガイド情報を分析してＡＴＶマイクロコ
ンピュータ１０９に出力する。ＯＳＧ発生器１１１はＡ
ＴＶマイクロコンピュータ１０９の制御下でプログラム
ガイド情報をグラフィックソース１１０から発生される
ＯＳＧ用の背景画面として用いられるグラフィック信号
にミキシングしてディスプレイにディスプレイしたりプ
ログラムガイド情報をビデオデコーダ１０６で復号化さ
れた画像信号にミキシングしてディスプレイにディスプ
レイしたりする。この際、使用者は遠隔制御器１２０を
通して所望のプログラムのプログラム番号を入力するよ
うになる。このＯＳＧはＡＴＶ１００で再生されるの
で、連結される機器の製造業者に問わず同じ形態のＯＳ
Ｇを提供するようになる。かつ、ＨＤＶＣＲ２００のＨ
ＤＶＣＲ信号処理器２０５はＭＰＥＧ２−ＴＳ内のプロ
グラムガイド情報を分析する必要がない。
【００２３】ここで、ＯＳＧ発生器１１１の代りにプロ
グラムガイド情報をＯＳＤ(On Screen Display）に発生
するＯＳＤ発生器から構成することもできる。かつ、Ｐ
ＡＴ分析器１０４乃至ＯＳＧ発生器１１１をＡＴＶ信号
処理器として称することもできる。一方、記録時受信さ
れるマルチプログラムＭＰＥＧ２−ＴＳから単一プログ
ラムを抽出するためにはプログラム番号が必要である。
プログラム番号は使用者により選択され、これを知らな
ければＭＰＥＧ２−ＴＳに伝送されるＰＡＴとＰＭＴ情
報を分析することができない。伝送されるＭＰＥＧ２−
ＴＳが単一プログラムＭＰＥＧ２−ＴＳである場合にも
プログラム番号は必要である。何故ならば、ＭＰＥＧ２
システム層に定義されたＭＰＥＧ２−ＴＳ構造は単一プ
ログラムＭＰＥＧ２−ＴＳと多重プログラムＭＰＥＧ２
−ＴＳに全部共通的に一貫したフォーマットを有するか
らである。
【００２４】従来では、記録時にマルチプログラムＭＰ
ＥＧ２−ＴＳ伝送である場合、プログラム番号を伝送し
ないままＨＤＶＣＲ２００から単一プログラムを抽出す
ることはできなかった。しかし、ＡＴＶ１００が自分の
遠隔制御器１２０を通して使用者から入力されたプログ
ラム番号を用いて一つのプログラムを抽出し、単一プロ
グラムＭＰＥＧ２−ＴＳのための訂正されたＰＡＴと共
に単一プログラムＭＰＥＧ２−ＴＳ状でＨＤＶＣＲ２０
０に伝送する場合には、ＨＤＶＣＲ２００は別途にプロ
グラム番号を伝送されなくてもプログラム番号を認知で
きるようになる。すなわち、ＡＴＶ１００からＨＤＶＣ
Ｒ２００へ単一プログラムＭＰＥＧ２−ＴＳを伝送する
時、現在伝送される単一プログラム内に一つのプログラ
ム番号しか無いので、ＨＤＶＣＲ２００は自動的にプロ
グラム番号を認知するようになる。従って、ＡＴＶ用遠
隔制御器１２０を通してプログラム番号を入力するＡＴ
Ｖ１００では別途のプログラム番号だけを伝送しなくて
もＨＤＶＣＲ２００が訂正されたＰＡＴを通してＰＭＴ
のＰＩＤを分かるようになり、ＰＭＴにより所望のオー
ディオとビデオパケットを選択することができる。かか
る事実は再生時にも適用される。
【００２５】従って、図３に示したＰＡＴ訂正器１１２
はＰＡＴ分析器１０４で分析されたＰＡＴに基づき図５
に示したような単一プログラムＭＰＥＧ２−ＴＳ伝送の
ためのＰＡＴに訂正する。図５に示したような訂正され
たＰＡＴ構造を図４に示したチューナ１０１にて受信さ
れるＰＡＴ構造と比較してみると、単一プログラム番号
とこれに当たるＰＭＴのＰＩＤ、そして選択的にネット
ワークＰＩＤのためのプログラム番号“０”とネットワ
ークＰＩＤのみが含まれ、斜線で示した領域、すなわち
セクション長さと誤謬訂正コード（ＣＲＣ３２で表記さ
れている）は変化されている。
【００２６】単一伝送ストリーム抽出器１１３はチャン
ネルデコーダ１０２から出力されるマルチプログラムＭ
ＰＥＧ２−ＴＳから入力されたプログラム番号に当たる
単一プログラムＭＰＥＧ２−ＴＳを抽出してＰＡＴ訂正
器１１２で訂正されたＰＡＴと共に付加ヘッダ挿入／除
去器１１４に出力する。ここで、スイッチング制御器１
０３はＡＴＶマイクロコンピュータ１０９から出力され
るモードスイッチング制御信号に応じてディスプレイモ
ードであればチャンネルデコーダ１０２の出力をＰＡＴ
分析器１０４及びＰＧ分析器１０８に出力し、記録モー
ドであれば単一伝送ストリーム抽出器１１３から出力さ
れる単一プログラムＭＰＥＧ２−ＴＳを付加ヘッダ挿入
／除去器１１４に出力し、再生モードであれば付加ヘッ
ダ挿入／除去器１１４を通して出力されるＨＤＶＣＲ２
００から伝送された単一プログラムＭＰＥＧ２−ＴＳを
ＰＡＴ分析器１０４及びＰＧ分析器１０８に出力する。
【００２７】一方、トランザクション層、ＩＥＥＥ１３
９４直列バス運営層、リンク層１１５、物理層１１６は
ＩＥＥＥ１３９４プロトコルであり、ＡＴＶ用デジタル
インタフェースとして称することができ、トランザクシ
ョン層、ＩＥＥＥ１３９４直列バス運営層はＡＴＶマイ
クロコンピュータ１０９にソフトウエアとして内蔵され
ている。
【００２８】ＨＤＶＣＲ２００は物理層２０１、リンク
層２０２、トランザクション層、ＩＥＥＥ１３９４直列
バス運営層よりなるデジタルインタフェースと、ＨＤＶ
ＣＲマイクロコンピュータ２０３、付加ヘッダ挿入／除
去器２０４、ＨＤＶＣＲ信号処理器２０５から構成され
ている。ここで、トランザクション層、ＩＥＥＥ１３９
４直列バス運営層はＨＤＶＣＲマイクロコンピュータ２
０３にソフトウエアとして内蔵されている。
【００２９】次は、ＩＥＥＥ１３９４直列バスを通して
等時伝送モード時単一プログラムＭＰＥＧ２−ＴＳの伝
送に対して説明することにする。 （Ｉ）記録時 付加ヘッダ挿入／除去器１１４は単一伝送ストリーム抽
出器１１３から出力される訂正されたＰＡＴを含む１８
８バイトの単一プログラムＭＰＥＧ２−ＴＳパケットを
ＩＥＥＥ１３９４インタフェースを通して伝送できるよ
うにタイムスタンプを挿入し、所定バイト（２４バイ
ト）のブロック単位で分割してＣＩＰヘッダが挿入され
たＩＥＥＥ１３９４伝送用データブロックパケットを構
成する。リンク層１１５は付加ヘッダ挿入／除去器１１
４から出力されるＣＩＰヘッダが挿入されたＩＥＥＥ１
３９４伝送用データブロックパケットを再び等時ヘッダ
を付加して等時パケットにパケット化して直列信号に変
換する。物理層１１６は直列信号を電気的な信号に変換
する。
【００３０】電気的な信号はＩＥＥＥ１３９４ケーブル
３００を通してＨＤＶＣＲ用デジタルインタフェースの
物理層２０１に入力されてデジタルデータに変換され、
リンク層２０２はデジタルデータをバイト単位の並列デ
ータに変換した後、等時ヘッダを取り除く。付加ヘッダ
挿入／除去器２０４は再び付加ヘッダ（ＣＩＰヘッダ）
を取り除き、伝送ストリーム（ＴＳ）パケット化してＨ
ＤＶＣＲ信号処理器２０５に出力する。ＨＤＶＣＲ信号
処理器２０５は伝送パケット化された単一プログラムＭ
ＰＥＧ２−ＴＳから訂正されたＰＡＴを分析し、前記分
析されたＰＡＴからＰＭＴのＰＩＤを分析する。そし
て、ＰＭＴのＰＩＤからオーディオＰＩＤ、ビデオＰＩ
Ｄを分析して所望のプログラムのすべてのパケットを抽
出してテープに記録する。
【００３１】（II）再生時 ＨＤＶＣＲ信号処理器２０５はテープから再生されるビ
デオ及びオーディオ信号を伝送ストリームにパケット化
する。付加ヘッダ挿入／除去器２０４はＨＤＶＣＲ信号
処理器２０５でパケット化された伝送ストリームをＩＥ
ＥＥ１３９４インタフェースを通して伝送できるように
タイムスタンプを挿入し、所定バイト（２４バイト）の
ブロック単位で分割してＣＩＰヘッダの挿入されたＩＥ
ＥＥ１３９４伝送用データブロックパケットを構成す
る。リンク層２０２は付加ヘッダ挿入／除去器２０４か
ら出力されるＣＩＰヘッダの挿入されたＩＥＥＥ１３９
４伝送データブロックパケットを再び等時ヘッダを付加
して等時パケットにパケット化して直列信号に変換す
る。物理層２０１は直列信号を電気的な信号に変換す
る。
【００３２】電気的信号はＩＥＥＥ１３９４ケーブル３
００を通してＡＴＶ用デジタルインタフェースの物理層
１１６に入力されてデジタルデータに変換され、リンク
層１１５はデジタルデータをバイト単位の並列データに
変換した後、等時ヘッダを取り除く。付加ヘッダ挿入／
除去器１１４は再び付加ヘッダ（ＣＩＰヘッダ）を取り
除き、伝送ストリームパケット化してＰＡＴ分析器１０
４に出力する。ＰＭＴ分析器１０５は、再生されたＭＰ
ＥＧ２−ＴＳに基づきＰＡＴ分析器１０４で分析された
ＰＡＴのＰＭＴ ＰＩＤを受けて、オーディオＰＩＤと
ビデオＰＩＤを抽出する。ビデオデコーダ１０６及びオ
ーディオデコーダ１０７はこのビデオＰＩＤとオーディ
オＰＩＤに応じてビデオ信号とオーディオ信号に復号化
してディスプレイにディスプレイしたりスピーカを通し
て出力したりする。
【００３３】本発明はＭＰＥＧ２−ＴＳを伝送フォーマ
ットとし、ＭＰＥＧ２−ＴＳデマルチプレクサ／デコー
ダを用いるすべての記録／再生機器に適用することがで
きる。例えば、ＭＰＥＧ２エンコーダ／デコーダを用い
るＤＶＣ及びＭＰＥＧ２−ＴＳ録画用Ｄ−ＶＨＳにも適
用することができる。
【００３４】
【発明の効果】以上、述べたように、本発明はＡＴＶで
使用者が選択したプログラム番号に当たる単一プログラ
ム伝送ストリームを訂正されたＰＡＴと共にＨＤＶＣＲ
に伝送することにより、別途のプログラム番号を伝送し
なくても多様なデジタルＡ／Ｖ機器を一つの機器で統合
制御することができる。かつ、本発明はＡＴＶでＯＳＧ
を提供することにより、一貫したＯＳＧを提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】従来のＡＴＶとＨＤＶＣＲとの間のＭＰＥＧ２
−ＴＳ伝送方式を説明するための図である。
【図２】本発明によるＡＴＶとＨＤＶＣＲとの間のＭＰ
ＥＧ２−ＴＳ伝送方式を説明するための図である。
【図３】本発明による単一プログラム伝送ストリーム伝
送装置の一実施例によるブロック図である。
【図４】図３に示したチューナに受信されるＰＡＴの構
造を示した図である。
【図５】図３に示したＰＡＴ訂正器で訂正されるＰＡＴ
の構造を示した図である。
【符号の説明】
１００ ATV １０１ チューナ １０２ チャンネルデコーダ １０３ スイッチング制御器 １０４ PAT 分析器 １０６ ビデオデコーダ １０７ オーディオデコーダ １０８ PG分析器 １０９ ATV マイクロコンピュータ １１０ グラフィックソース １１１ OSG 発生器 １２０ ATV 用遠隔制御器 ２００ HDVCR ３００ IEEE 1394 ケーブル

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 所望のプログラムのプログラム番号を入
    力するための入力手段と、 第１デジタルインタフェースを有し、受信される伝送ス
    トリームから前記入力手段により入力されたプログラム
    番号に対応するプログラムの伝送ストリームを抽出して
    前記プログラム番号とこれに対応するプログラム情報を
    含む訂正されたＰＡＴと共に単一プログラム伝送ストリ
    ームに伝送する受信器と、 第２デジタルインタフェースを有し、前記第２デジタル
    インタフェースを通して前記受信器から伝送される単一
    プログラム伝送ストリームを記録し、前記記録された単
    一プログラム伝送ストリームを再生してその再生された
    単一プログラム伝送ストリームを前記第１デジタルイン
    タフェースを通して前記受信器に伝送する記録／再生装
    置とを含むことを特徴とする単一プログラム伝送ストリ
    ーム伝送マルチメディアシステム。
  2. 【請求項２】 前記入力手段は遠隔制御器であることを
    特徴とする請求項１に記載の単一プログラム伝送ストリ
    ーム伝送マルチメディアシステム。
  3. 【請求項３】 少なくとも伝送ストリームを受信する受
    信器と伝送ストリームを記録／再生する記録／再生装置
    を含むマルチメディアシステムにおいて、 前記受信器は、 所望のプログラムのプログラム番号を入力するための入
    力手段と、 受信される伝送ストリーム内のＰＡＴを分析し、前記分
    析されたＰＡＴに基づき所望のプログラムのビデオスト
    リームとオーディオストリームを分離して各々ビデオ信
    号とオーディオ信号を復号化する第１信号処理器と、 前記分析されたＰＡＴを前記プログラム番号とこれに対
    応するプログラム情報を含むように訂正してその訂正さ
    れたＰＡＴを出力するＰＡＴ訂正器と、 前記受信される伝送ストリームから前記プログラム番号
    に当たる伝送ストリームを抽出して前記訂正されたＰＡ
    Ｔと共に単一プログラム伝送ストリームとして出力する
    単一伝送ストリーム抽出器と、 前記単一プログラム伝送ストリームを等時パケットとし
    て伝送する第１デジタルインタフェースとを含み、 前記記録／再生装置は、 前記第１デジタルインタフェースを通して等時パケット
    として伝送される単一プログラム伝送ストリームをデパ
    ケット化する第２デジタルインタフェースと、 前記第２デジタルインタフェースから出力される単一プ
    ログラム伝送ストリームを記録媒体に記録し、前記記録
    媒体から再生される単一プログラム伝送ストリームを前
    記第２デジタルインタフェースに出力する第２信号処理
    器とを含むことを特徴とする単一プログラム伝送ストリ
    ーム伝送マルチメディアシステム。
  4. 【請求項４】 前記入力手段は遠隔制御器であることを
    特徴とする請求項３に記載の単一プログラム伝送ストリ
    ーム伝送マルチメディアシステム。
  5. 【請求項５】 前記受信器は少なくとも一つ以上の記録
    ／再生装置に連結され、前記遠隔制御器により前記記録
    ／再生装置を統合制御することを特徴とする請求項４に
    記載の単一プログラム伝送ストリーム伝送マルチメディ
    アシステム。
  6. 【請求項６】 前記第１及び第２デジタルインタフェー
    スはＩＥＥＥ１３９４インタフェースであることを特徴
    とする請求項３に記載の単一プログラム伝送ストリーム
    伝送マルチメディアシステム。
  7. 【請求項７】 前記受信器はモードスイッチング制御信
    号に応じてディスプレイモードであれば前記受信される
    伝送ストリームを前記第１信号処理器に出力し、記録モ
    ードであれば前記単一伝送ストリーム抽出器から出力さ
    れる単一プログラム伝送ストリームを前記第１デジタル
    インタフェースに出力し、再生モードであれば前記第１
    デジタルインタフェースを通して前記記録／再生装置で
    再生された単一プログラム伝送ストリームを前記第１信
    号処理器に出力するようにスイッチングするスイッチン
    グ制御器を更に含むことを特徴とする請求項３に記載の
    単一プログラム伝送ストリーム伝送マルチメディアシス
    テム。
  8. 【請求項８】 前記第１信号処理器は、 前記受信される伝送ストリーム内のプログラムガイド情
    報を分析するプログラムガイド分析器と、 前記分析されたプログラムガイド情報をＯＳＧディスプ
    レイにディスプレイするＯＳＧ発生器とを更に含むこと
    を特徴とする請求項３に記載の単一プログラム伝送スト
    リーム伝送マルチメディアシステム。
  9. 【請求項９】 前記ＯＳＧ発生器は前記プログラムガイ
    ド情報を背景画面のグラフィック信号とミキシングして
    ＯＳＧを発生することを特徴とする請求項８に記載の単
    一プログラム伝送ストリーム伝送マルチメディアシステ
    ム。
  10. 【請求項１０】 前記ＯＳＧ発生器は前記プログラムガ
    イド情報を前記復号化されたビデオ信号とミキシングし
    てＯＳＧを発生することを特徴とする請求項８に記載の
    単一プログラム伝送ストリーム伝送マルチメディアシス
    テム。
  11. 【請求項１１】 前記第１信号処理器は、 前記受信される伝送ストリーム内のプログラムガイド情
    報を分析するプログラムガイド分析器と、 前記分析されたプログラムガイド情報をＯＳＤにディス
    プレイするＯＳＤ発生器を更に含むことを特徴とする請
    求項３に記載の単一プログラム伝送ストリーム伝送マル
    チメディアシステム。
  12. 【請求項１２】 前記第２信号処理器は前記第２デジタ
    ルインタフェースを通して伝送される伝送ストリーム内
    のプログラムガイド情報自体を分析しないことを特徴と
    する請求項８に記載の単一プログラム伝送ストリーム伝
    送マルチメディアシステム。
  13. 【請求項１３】 前記受信器は前記単一伝送ストリーム
    抽出器から出力される単一伝送ストリームに付加ヘッダ
    を挿入してＩＥＥＥ１３９４伝送データブロックパケッ
    トから構成し、前記第１デジタルインタフェースを通し
    て入力される再生されたＩＥＥＥ１３９４伝送データブ
    ロックパケットに挿入されている付加ヘッダを取り除く
    付加ヘッダ挿入／除去器を更に含むことを特徴とする請
    求項６に記載の単一プログラム伝送ストリーム伝送マル
    チメディアシステム。
  14. 【請求項１４】 前記記録／再生装置は前記第２デジタ
    ルインタフェースを通して伝送されたＩＥＥＥ１３９４
    伝送データブロックパケットに挿入されている付加ヘッ
    ダを取り除き、前記第２信号処理器で再生される伝送ス
    トリームに付加ヘッダを挿入してＩＥＥＥ１３９４伝送
    データブロックパケットを構成する付加ヘッダ挿入／除
    去器を更に含むことを特徴とする請求項６に記載の単一
    プログラム伝送ストリーム伝送マルチメディアシステ
    ム。
  15. 【請求項１５】 デジタルインタフェースを有し伝送ス
    トリームを受信する受信器からデジタルインタフェース
    を有し伝送ストリームを記録／再生する記録／再生装置
    へ伝送ストリームを伝送する方法において、 （ａ）記録を希望するプログラム番号を入力する段階
    と、 （ｂ）受信される伝送ストリーム内のＰＡＴを前記
    （ａ）段階で入力されたプログラム番号に当たるプログ
    ラム番号とこれに対応するプログラム情報を含むように
    訂正して前記訂正されたＰＡＴを出力する段階と、 （ｃ）受信される伝送ストリームから前記（ａ）段階で
    入力されたプログラム番号に当たる伝送ストリームを抽
    出して前記訂正されたＰＡＴと共に単一プログラム伝送
    ストリームとして前記記録／再生装置に伝送する段階と
    を含むことを特徴とする単一プログラム伝送ストリーム
    伝送方法。
  16. 【請求項１６】 前記（ａ）段階は、 （ａ１）前記伝送ストリーム内のプログラムガイド情報
    を分析する段階と、 （ａ２）前記分析されたプログラムガイド情報をディス
    プレイする段階と、 （ａ３）前記ディスプレイされたプログラムガイド情報
    により所望のプログラム番号を入力する段階とを含むこ
    とを特徴とする請求項１５に記載の単一プログラム伝送
    ストリーム伝送方法。
  17. 【請求項１７】 前記（ａ２）段階では前記分析された
    プログラムガイド情報をＯＳＧディスプレイでディスプ
    レイすることを特徴とする請求項１６に記載の単一プロ
    グラム伝送ストリーム伝送方法。
  18. 【請求項１８】 前記（ａ２）段階では前記分析された
    プログラムガイド情報をＯＳＤでディスプレイすること
    を特徴とする請求項１６に記載の単一プログラム伝送ス
    トリーム伝送方法。
  19. 【請求項１９】 (ｄ）前記再生を希望するプログラム番
    号を入力する段階と、 （ｅ）前記（ｄ）段階で入力されたプログラム番号に当
    たる前記記録／再生装置で再生される単一プログラム伝
    送ストリームを前記受信器に伝送する段階とを更に含む
    ことを特徴とする請求項１５に記載の単一プログラム伝
    送ストリーム伝送方法。
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