JPH10334093A - かな漢字変換装置 - Google Patents

かな漢字変換装置

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JPH10334093A
JPH10334093A JP9141561A JP14156197A JPH10334093A JP H10334093 A JPH10334093 A JP H10334093A JP 9141561 A JP9141561 A JP 9141561A JP 14156197 A JP14156197 A JP 14156197A JP H10334093 A JPH10334093 A JP H10334093A
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JP
Japan
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kana
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character string
kanji conversion
kanji
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JP9141561A
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English (en)
Inventor
Katsuya Kono
勝也 河野
Shigeki Hataya
茂樹 畑谷
Yoshitake Inoue
喜勇 井上
Hiroyuki Kumai
裕之 隈井
Akira Nakajima
晃 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】途中まで入力したかな文字列の変換結果を確定
したときに、続いて入力したかな文字列の変換精度を高
める。 【解決手段】「文入力モード」保持手段106を設け
て、文が入力され始めてから文の終わりを示す文字また
は記号が入力されるまでの間は「文入力モード」情報を
オンに設定する。かな漢字変換手段103は、この「文
入力モード」情報を参照して文字列を解析して変換処理
を行うようにし、入力途中で文字列の変換を確定して
も、続いて入力されたかな文字列を正しく解析してかな
漢字変換できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータやワ
ードプロセッサなどの情報処理装置において日本語入力
手段として用いるかな漢字変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】入力したかな文字列に基づいてかな漢字
変換辞書を検索して漢字かな混じり文字列に変換して表
示や出力を行うかな漢字変換装置がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のかな漢字変換装
置は、入力した読みかな文字列を漢字に変換して確定し
てしまうと、その後に続きのかな文字列を入力して変換
するときに、助詞から始まるかな文字列がかな漢字変換
の対象となった場合には、助詞は文頭に現れないものと
して変換処理を行うために、先頭にある助詞のかな文字
の読みで始まる自立語に変換してしまう問題があった。
【0004】本発明は、かな文字列を漢字に変換する過
程において、その前のかな文字列のかな漢字変換が確定
し、次いで、助詞で始まるかな文字列をかな漢字変換す
るような場合でも正しい漢字に変換することかできるか
な漢字変換装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、文字を入力す
る入力手段と、読み文字列とその漢字を対応させて格納
したかな漢字変換辞書と、前記入力手段から入力された
読み文字列に基づいて前記かな漢字変換辞書を検索して
漢字かな混じり文字列に変換するかな漢字変換手段と、
前記読み文字列および漢字かな混じり文字列を表示する
表示手段を備えたかな漢字変換装置において、前記かな
漢字変換手段は、読み文字列をかな漢字変換したときに
は変換結果の末尾に文の終わりを表す文字または記号が
あるか否かを確認し、文の終わりを表す文字または記号
がないときには文の入力途中であることを表す文入力モ
ード情報を設定し、その後の読み文字列はこの文入力モ
ード情報を参照して直前の変換結果に継続する読み文字
列としてかな漢字変換処理を行うようにし、前記変換結
果の末尾に文の終わりを表す文字または記号があること
を確認したときには、その後の読み文字列は文頭からの
文字列であることを表す文入力モード情報を設定し、そ
の後の読み文字列はこの文入力モード情報を参照して文
頭からの読み文字列としてかな漢字変換処理を行うよう
にしたことを特徴とする。
【0006】かな漢字変換手段は、文入力モード情報を
参照することにより、変換対象のかな文字列が文の途中
の文字列か文頭の文字列か認識してかな漢字変換処理を
実行することができるので、変換精度が向上する。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を用い
て説明する。
【0008】図2は、本発明になるかな漢字変換装置を
適用した情報処理装置の外観斜視図である。この情報処
理装置は、大きく分けて、かな漢字変換プログラムに従
ってかな漢字変換処理を実行する手段を格納した本体2
01と、この本体201上に設けられた複数の入力キー
で構成されて文字や命令を入力するキーボード202
と、入力された文字列や変換された文字列などを表示す
るディスプレイ203により構成されている。
【0009】図1は、本発明になる情報処理装置の基本
的構成を示すブロック図である。この実施の形態は、入
力手段101,かな漢字変換辞書102,かな漢字変換
手段103,操作手段104,表示手段105,「文入
力モード」保持手段106で構成されている。
【0010】入力手段101はかな文字列を入力する手
段で、主として、前記キーボード202に設けた文字キ
ーにより実現する。
【0011】かな漢字変換辞書102は、かな文字列で
表わされる読み文字列を索引として表記(漢字)や品詞
などの単語の情報を格納している辞書である。
【0012】かな漢字変換手段103は、前記入力手段
101から入力されたかな文字列を、かな漢字変換辞書
102から検索した漢字の文字列に置き換え、その漢字
の文字列の表記をかな漢字変換の変換候補として出力す
る処理回路である。候補選択においてユーザが選んだ変
換候補をかな漢字変換の結果とする。
【0013】操作手段104は、かな漢字変換の開始や
文の終了を意図的にユーザが指示入力したり変換候補の
選択入力を行うときに、ユーザの操作をかな漢字変換手
段103に伝える手段であり、主として、前記キーボー
ド202に設けたファンクションキーにより実現する。
【0014】表示手段105は、入力されたかな文字列
やかな漢字変換の変換候補およびかな漢字変換結果であ
る漢字混じり文字列を表示するものである。この実施の
形態では前記ディスプレイ203が相当する。
【0015】「文入力モード」保持手段106は、文の
入力途中であるか否かを示すオンまたはオフの何れかの
情報である「文入力モード」情報(フラグ)を保持する
手段である。かな漢字変換された文字列が確定し、かな
漢字変換の操作入力が終了した後も、文の終了の位置ま
では入力終了前の状態を維持し続ける。
【0016】そして、前記かな漢字変換辞書102,か
な漢字変換手段103,「文入力モード」保持手段10
6は、前記本体201内に格納する。
【0017】図3は、かな漢字変換辞書102の登録内
容を例示した図である。この例では、少なくとも以下に
示すような単語が登録してある。ここでは、単語を「表
記(読み)」品詞という形で示す。「聞く(きく)」五
段動詞(終止形)、「菊(きく)」名詞、「球児(きゅ
うじ)」名詞、「給仕(きゅうじ)」名詞、「荒廃(こ
うはい)」名詞、「後輩(こうはい)」名詞、「交配
(こうはい)」名詞、「で(で)」格助詞、「中(な
か)」名詞、「に(に)」格助詞、「荷(に)」名詞、
「の(の)」格助詞、を例示している。
【0018】助詞は、自立語の後に続いて該自立語の文
中での役割を明確にするものである。従って、通常、助
詞は文の先頭に現れることがない。このために、読み文
字列の入力を助詞から始めてかな漢字変換しようとする
と、従来の情報処理装置では、この読み文字列の先頭を
助詞と解析することができずに、この助詞と同じ読み文
字列で始まる自立語に誤変換されることがある。このよ
うに、既存のかな漢字変換では、文の途中で読み文字列
の入力を中断してかな漢字変換を実行し、変換結果を確
定してかな漢字変換処理を一旦終了してしまうと、その
後、助詞などのように通常は文の先頭に現れない部分か
らの読み文字列の入力を再開した場合には、正しく変換
できないものが多い。
【0019】この問題を解決するために、付属語辞書を
使用することにより、入力された先頭の読み文字列を助
詞へ変換できるようにしたかな漢字変換方式も存在す
る。しかし、このようなかな漢字変換方式では、その文
字が真の文頭である場合に、自立語よりも付属語が優先
されて誤変換を引き起こす場合がある。
【0020】本発明になるかな漢字変換装置は、このよ
うに文の入力を中断した場合でも正しい変換処理を実行
し、且つ、文頭で誤変換を引き起こさないようにするた
めに、「文入力モード」保持手段106を設けて文入力
の継続状態を管理し、かな漢字変換が実行されるたび
に、文の終わりであるか否かを判定し、入力された読み
文字列の先頭が付属語と一致する場合でも、文の先頭で
あれば付属語の助詞よりも自立語を優先させることがで
きるようにするものである。
【0021】「文入力モード」保持手段106は、文の
入力が継続中あるいは継続可能な状態である場合には、
「文入力モード」情報をオンに保持しておく。「文入力
モード」情報は、文入力終了の文字である「。」が、読
み文字列の最後の文字として入力されない限り、「文入
力モード」情報をオンの状態に保持し続ける。従って、
入力された読み文字列が、文の先頭に現れない品詞であ
る助詞から始まる文字列の入力であっても、かな漢字変
換手段103は、その読み文字列を直前の入力の続きと
して正しく解析することができる。「文入力モード」情
報は、初期状態ではオフにしておく。
【0022】図5は、「文入力モード」保持手段106
の「文入力モード」情報を利用した本発明になる情報処
理装置における入力例である。図5は、上から下に向か
って順に文字列の入力が進んでいく様子を表している。
図5では、操作手段104を操作することによりかな漢
字変換の指示を行うタイミングと、入力される読み文字
列ならびに変換結果の文字列と、「文入力モード」情報
の間の順序的対応関係を示している。。そして、かな漢
字変換の指示を行うタイミングを図の左側部に、入力さ
れる読み文字列ならびに変換結果の文字列を右側部に、
「文入力モード」情報の状態を両者の間に示している。
【0023】最初に、文が入力される前は、「文入力モ
ード」情報はオフに設定されている。文の入力が開始さ
れ、かな漢字変換手段103が「文入力モード」情報を
調べるとオフとなっているので、このかな漢字変換手段
103は入力された読み文字列の先頭を文頭として認識
する。入力した「きゅうじ」という読み文字列を操作手
段104からの入力でかな漢字変換を指示すると、かな
漢字変換手段103はかな漢字変換辞書102を検索し
て「球児」,「給仕」という変換候補を出力し、表示手
段105であるディスプレイ203に表示する。ユーザ
が操作手段104によって「給仕」を変換候補を選択し
て確定すると、かな漢字変換は一旦終了する。このと
き、文の終わりを表す「。」などの文字または記号が末
尾に入力されていないので、かな漢字変換手段103
は、「文入力モード」保持手段106における「文入力
モード」情報をオンにするように指示する。
【0024】かな漢字変換手段103は、「文入力モー
ド」情報がオンである限り、入力される読み文字列を直
前に変換された文字列の続きとして扱って解析を行う。
この実施の形態では、続けて「にきく。」という読み文
字列を入力し、操作手段104による指示でかな漢字変
換を実行させると、かな漢字変換手段103は、この読
み文字列を直前に入力された「給仕」の続きと見做して
解析し、最初の変換候補として、助詞から始まる「に聞
く。」という文字列を出力することができる。この変換
候補をそのまま採用して確定すると、文末を表す「。」
が末尾にあるので、かな漢字変換手段103は、「文入
力モード」保持手段106の「文入力モード」情報をオ
フにする指示を行う。この指示を受けて、「文入力モー
ド」保持手段106は「文入力モード」情報をオフに設
定する。こうして、1つ目の文の入力が終了する。
【0025】次に読み文字列が入力されると、かな漢字
変換手段103は、2つ目の文の読み文字列として入力
を受け付ける。1つ目の文と同様に、「こうはい」とい
う読み文字列を入力し、操作手段104による指示でか
な漢字変換を実行させると、かな漢字変換手段103
は、かな漢字変換辞書102を検索して「荒廃」,「後
輩」,「交配」という変換候補を抽出して出力し、表示
手段105であるディスプレイ203に表示する。ユー
ザが操作手段104によって「後輩」を選択して確定す
ると、かな漢字変換が一旦終了する。このとき、文の終
わりを表す「。」などの文字または記号が末尾に入力さ
れていないので、かな漢字変換手段103は、「文入力
モード」保持手段106の「文入力モード」情報をオン
にするように指示し、「文入力モード」保持手段106
は「文入力モード」情報をオンにする。
【0026】続いて「のなかで」と読み文字列を入力し
て操作手段104による指示でかな漢字変換を行わせる
と、かな漢字変換手段103は、「のなかで」という読
み文字列を「後輩」に続く読み文字列として解析を行
い、最初の変換候補として、助詞の「の」から始まる
「の中で」という文字列を変換候補として出力する。こ
の変換候補は正しいのでそのまま採用して確定すること
ができる。そして、文末を表す「。」が末尾にないの
で、「文入力モード」保持手段106は「文入力モー
ド」情報をオンの状態のまま保持する。
【0027】図6は、「文入力モード」保持手段をもた
ない従来の情報処理装置におけるかな漢字変換の入力例
である。「文入力モード」保持手段をもたない従来の情
報処理装置は、図4に示すブロック図のように構成され
る。図1に示した本発明になる情報処理装置と同様な構
成手段には同一の参照符号を付して重複する説明を省略
する。但し、かな漢字変換手段103は、「文入力モー
ド」情報を参照してかな漢字変換を実行する機能をもた
ない。
【0028】入力する読み文字列は図5の例と同じであ
る。まず、図5の例と同様に、入力された「きゅうじ」
という読み文字列を操作手段104による指示でかな漢
字変換させると、かな漢字変換手段103はかな漢字変
換辞書102を検索して「球児」,「給仕」という変換
候補を抽出して出力し、表示手段105であるディスプ
レイ203に表示する。ユーザが操作手段104によっ
て「給仕」を選択して確定すると、かな漢字変換が一旦
終了する。ここまでは、「文入力モード」保持手段の有
無で見かけ上の違いはない。
【0029】その後、図5の例と同様に「にきく。」と
読み文字列を入力して、操作手段104による指示でか
な漢字変換を行わせると、かな漢字変換手段103は、
「給仕」の続きとしては解析できない。言い換えると、
「に」を文頭として変換するために、先頭の読みを格助
詞「に」と解析することができず、この例では、普通名
詞「荷」としてしか解析できない。その結果、かな漢字
変換手段103は、最初の変換候補として、「荷菊。」
という一見すると意味不明な文字列を出力する。この文
字列を選択して希望する文字列に変更しようとしても、
変換候補には目的とする文字列が出力されないので変更
することができない。
【0030】2つ目の文についても、2つ目の文と同様
に、入力された「こうはい」という読み文字列を操作手
段104による指示でかな漢字変換すると、かな漢字変
換手段103はかな漢字変換辞書102を検索して「荒
廃」,「後輩」,「交配」という変換候補を抽出して表
示手段105であるディスプレイ203に表示する。ユ
ーザが操作手段104によって「後輩」を選択入力して
確定すると、かな漢字変換が一旦終了する。その後、図
5の例と同様に「のなかで」と読み文字列を入力して、
操作手段104による指示でかな漢字変換させると、か
な漢字変換手段103は、「後輩」の続きとして解析す
ることができない。言い換えると、「の」を文頭として
変換するために、先頭の読み文字列を格助詞「の」と解
析することができず、この例では、人名「野中」として
しか解析できない。その結果、かな漢字変換手段103
は、最初の変換候補として「野中で」という一見すると
不適切な文字列を変換候補として出力する。この文字列
を選択して希望する文字列に変更しようとしても、1文
目と同様に変換候補に「の中で」の変換候補がないので
候補選択によって変更することができない。
【0031】図面説明は省略するが、文入力の途中で入
力位置が変更された場合は、「文入力モード」保持手段
106の「文入力モード」情報をオフにし、次に入力さ
れる読み文字列を文頭からの入力として解析させるよう
にすることができる。
【0032】図5における2文目の例と同様に、「こう
はい」という読み文字列をかな漢字変換し、「後輩」と
いう変換候補を選択して確定した後に、入力していた行
と異なる行に入力位置を変更した場合には、かな漢字変
換手段103は、「文入力モード」保持手段106の
「文入力モード」情報をオフにする。この場合には、そ
の後に、同様に「のなかで」と読み文字列を入力し、操
作手段104による指示でかな漢字変換を行わせると、
かな漢字変換手段103は、「文入力モード」保持手段
106に保持されている「文入力モード」情報がオフで
あるので、「のなかで」を文頭からの文字列として解析
して、図6の2文目の例と同様に、「野中で」という文
字列を変換候補として出力する。
【0033】図7は、本発明になる情報処理装置におけ
る入力のためにかな漢字変換手段103が実行するかな
漢字変換処理のフローチャートである。ここで、「文入
力モード」保持手段106と「文入力モード」につい
て、再び説明しておく。「文入力モード」保持手段10
6は、文の入力途中であるか否かを示す「文入力モー
ド」情報を保持する。「文入力モード」情報は、オンま
たはオフの何れかの状態にされ、たとえ、かな漢字変換
された文字列が確定して見かけ上はかな漢字変換が終了
したときでもその直前の状態を維持し続ける。文入力が
開始される前には、「文入力モード」保持手段106に
は「文入力モード」情報としてオフという情報が保持さ
れる。
【0034】ステップ701では、入力手段101から
読み文字列が入力されはじめると、かな漢字変換手段1
03は、「文入力モード」保持手段106の「文入力モ
ード」情報の状態を調べ、「文入力モード」がオフであ
れば入力された文字列が文頭から始まっているとして扱
う。
【0035】ステップ702では、入力手段101から
入力された文字列を読みとして次のかな漢字変換処理
(ステップ703)に移る。
【0036】ステップ703では、入力された読み文字
列をもとにかな漢字変換辞書102から単語を検索して
変換候補を作成し、表示手段105であるディスプレイ
203に表示する。そして、ユーザが操作手段104を
用いて変換候補の選択を行うと、かな漢字変換手段10
3は、かな漢字変換の結果を確定し、表示手段105で
あるディスプレイ203に表示する。ステップ704で
は、かな漢字変換の結果の末尾が「。」などの文の終わ
りを示す文字または記号であるか否かを判定する。ま
た、入力位置が直前の入力終了位置から移動しているか
否かを判定する。2つのうちどちらか一方でも成り立っ
ていれば、文の終わりである。文の終わりでなければ、
ステップ702に戻って文の続きの入力を行う。このと
き「文入力モード」保持手段105に保持されている
「文入力モード」情報はオンの状態のままであるので、
次の入力は直前の入力の続きとしてかな漢字変換処理を
行う。
【0037】一方、ステップ704での判定で文の終わ
りが検出されれば、ステップ705において、かな漢字
変換手段103は「文入力モード」保持手段106の
「文入力モード」情報をオフに設定し、文入力を終了す
る。その後、再び文入力が行われた場合には、「文入力
モード」保持手段106に保持されている「文入力モー
ド」情報がオフの状態であるので、かな漢字変換手段1
03は入力された文字列を文頭からの入力としてかな漢
字変換処理を行うようになる。
【0038】「入力モード」情報をオン/オフ形態の情
報として説明したが、2つの状態を識別することができ
る形態の情報であれば、どのような形態の情報を使用し
ても良い。
【0039】
【発明の効果】本発明は、文の終わりを表す文字または
記号が入力されるまでは、1つの文の入力途中であるこ
とを表す「文入力モード」情報を設定するようにしたの
で、入力の途中で文字列の変換を確定したとしても、そ
の続きのかな文字列を文の途中の文字列としてを正しく
解析してかな漢字変換することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる情報処理装置の基本構成を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明になる情報処理装置の外観斜視図であ
る。
【図3】かな漢字変換辞書の登録内容を示した図であ
る。
【図4】従来の情報処理装置のブロック図である。
【図5】本発明になる情報処理装置における入力例であ
る。
【図6】従来の情報処理装置における入力例である。
【図7】本発明になる情報処理装置における文入力のフ
ローチャートである。
【符号の説明】
101…入力手段、102…かな漢字変換辞書、103
…かな漢字変換手段、104…操作手段、105…表示
手段、106…「文入力モード」保持手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 喜勇 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内 (72)発明者 隈井 裕之 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内 (72)発明者 中島 晃 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文字を入力する入力手段と、読み文字列と
    その漢字を対応させて格納したかな漢字変換辞書と、前
    記入力手段から入力された読み文字列に基づいて前記か
    な漢字変換辞書を検索して漢字かな混じり文字列に変換
    するかな漢字変換手段と、前記読み文字列および漢字か
    な混じり文字列を表示する表示手段を備えたかな漢字変
    換装置において、 前記かな漢字変換手段は、読み文字列をかな漢字変換し
    たときには変換結果の末尾に文の終わりを表す文字また
    は記号があるか否かを確認し、文の終わりを表す文字ま
    たは記号がないときには文の入力途中であることを表す
    文入力モード情報を設定し、その後の読み文字列はこの
    文入力モード情報を参照して直前の変換結果に継続する
    読み文字列としてかな漢字変換処理を行うようにしたこ
    とを特徴とするかな漢字変換装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記かな漢字変換手段
    は、前記変換結果の末尾に文の終わりを表す文字または
    記号があることを確認したときには、その後の読み文字
    列は文頭からの文字列であることを表す文入力モード情
    報を設定し、その後の読み文字列はこの文入力モード情
    報を参照して文頭からの読み文字列としてかな漢字変換
    処理を行うようにしたことを特徴とするかな漢字変換装
    置。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、前記かな漢字
    変換手段は、入力位置が変更されたか否かを確認し、変
    更されたときには、その後の読み文字列は文頭からの文
    字列であることを表す文入力モード情報を設定し、その
    後の読み文字列はこの文入力モード情報を参照して文頭
    からの読み文字列としてかな漢字変換処理を行うように
    したことを特徴とするかな漢字変換装置。
  4. 【請求項4】請求項1〜3の1項において、前記かな漢
    字変換手段は、かな漢字変換結果の確定によっては文入
    力モード情報の設定を更新しないようにしたことを特徴
    とするかな漢字変換装置。
  5. 【請求項5】文字を入力する入力手段と、読み文字列と
    その漢字を対応させて格納したかな漢字変換辞書と、前
    記入力手段から入力された読み文字列に基づいて前記か
    な漢字変換辞書を検索して漢字かな混じり文字列に変換
    するかな漢字変換手段と、前記読み文字列および漢字か
    な混じり文字列を表示する表示手段を備えたかな漢字変
    換装置において、 文入力モード情報保持手段を設け、 前記かな漢字変換手段は、読み文字列をかな漢字変換し
    たときには変換結果の末尾に文の終わりを表す文字また
    は記号があるか否かを確認し、文の終わりを表す文字ま
    たは記号がないときには文の入力途中であることを表す
    文入力モード情報を前記文入力モード情報保持手段に設
    定し、その後の読み文字列はこの文入力モード情報を参
    照して直前の変換結果に継続する読み文字列としてかな
    漢字変換処理を行うようにしたことを特徴とするかな漢
    字変換装置。
  6. 【請求項6】請求項5において、前記かな漢字変換手段
    は、前記変換結果の末尾に文の終わりを表す文字または
    記号があることを確認したときには、その後の読み文字
    列は文頭からの文字列であることを表す文入力モード情
    報を前記文入力モード情報保持手段に設定し、その後の
    読み文字列はこの文入力モード情報を参照して文頭から
    の読み文字列としてかな漢字変換処理を行うようにした
    ことを特徴とするかな漢字変換装置。
  7. 【請求項7】請求項5または6において、前記かな漢字
    変換手段は、入力位置が変更されたか否かを確認し、変
    更されたときには、その後の読み文字列は文頭からの文
    字列であることを表す文入力モード情報を前記文入力モ
    ード情報保持手段に設定し、その後の読み文字列はこの
    文入力モード情報を参照して文頭からの読み文字列とし
    てかな漢字変換処理を行うようにしたことを特徴とする
    かな漢字変換装置。
JP9141561A 1997-05-30 1997-05-30 かな漢字変換装置 Pending JPH10334093A (ja)

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JP9141561A JPH10334093A (ja) 1997-05-30 1997-05-30 かな漢字変換装置

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