JPH1033397A - 調理用作業用具 - Google Patents

調理用作業用具

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JPH1033397A
JPH1033397A JP19586596A JP19586596A JPH1033397A JP H1033397 A JPH1033397 A JP H1033397A JP 19586596 A JP19586596 A JP 19586596A JP 19586596 A JP19586596 A JP 19586596A JP H1033397 A JPH1033397 A JP H1033397A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting board
draining
net
work
board
Prior art date
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Pending
Application number
JP19586596A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Yamanaka
一夫 山中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP19586596A priority Critical patent/JPH1033397A/ja
Publication of JPH1033397A publication Critical patent/JPH1033397A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水槽に載置される水切りプレートやまな板の
使い勝手の向上をはかる。 【解決手段】 水槽11に設置される左右摺動可能な棒
状の素材14により構成された水切りネット15と、前
記水切りネット15内に水切り作業面15aを残すよう
に移動自在に嵌置したまな板16とで構成してあり、ま
な板作業や水切り作業、さらにまな板16を洗うという
使用状態において、必要以上にまな板16が大きくなら
ずそして重くなることもない上、まな板16も洗いやす
く、しかもまな板16は横長の状態で水切り作業面も確
保して使用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、調理用作業用具に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】システムキッチンの進化とともに、図8
に示すような商品の開発がなされてきた。これはまな板
1が水槽2周縁の前後の段部3に嵌置し、左右摺動が可
能で、使い勝手が良いだけではなく意匠性にも長けると
いう特徴を持ったものである。近年さらにシステムキッ
チンの普及とともに様々な改良が加えられ、特開平2−
159226号公報に記載されているようなものが提案
されている。この調理用作業用具は図9に示されている
ように、水槽4にまな板5や、水切棚6を嵌合し、さら
に、上記水切棚6内にまな板5が嵌置されるよう構成さ
れている。そして上記構成により、まな板作業や水切り
作業の作業性の向上をはかっている。
【0003】また図10、図11に示されているよう
に、実開平7−16744号公報に記載されているもの
は、水槽7にまな板8を縦長で嵌合可能にし、かつ、水
槽7に載置される水切りプレート9上に、まな板8を載
置した場合はまな板8が横長になるように構成されてお
り、一般市販品のまな板の使い方と同じ横長で使用でき
るようになっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図8に
示すような従来の調理用作業用具では、まな板1を使い
勝手の向上のため奥行寸法を確保した水槽2にセットす
るので、一般的な市販のまな板に比べて外形寸法が大き
くなる傾向がある。まな板は肉や魚や野菜などさまざま
な素材を切るので、調理中に何度も洗う必要があること
を鑑みれば、大きいまな板は取扱いが非常に困難で使い
勝手が悪いといえる。さらにポリエチレンなどの樹脂素
材で形成されたまな板に至っては大きさだけではなく、
重量も相当なものになり、尚一層取扱いが困難になり使
い勝手が悪くなる。また水槽にセットしたまま洗う場合
にしても、まな板上面に流れ出た水が天板上に溢れ出て
しまい使い勝手が悪い。
【0005】さらに図9に示す従来の調理用作業用具で
は、まな板5と水切棚6を同時に使用すると水槽4が狭
くなり使い勝手が悪くなる。また、作業者の包丁作業の
進行方向を考慮すると本来まな板は横長の形状であるべ
きであるが、まな板5は水槽4の前後に嵌置した使用状
態で縦長の形状なので、使い勝手が悪いという課題を有
していた。無論まな板5の横幅方向を拡張すれば解決さ
れる課題ではあるが、今度はまな板5が大きくなるため
水槽4が狭くなるばかりではなく、前述のようなまな板
5が重くなり取扱いが悪くなるという課題がさらに顕著
に発生する。
【0006】また図10、図11に示す従来の調理用作
業用具では、まな板8を横長で使用可能ではあるが、そ
の際は水切りプレート9にまな板8を載置しなければ水
槽7に設置できず、その際水切りプレート9の作業面1
0をほとんど覆ってしまうため、まな板作業に適正なま
な板8の横長の使用状態では、水切りプレート9の作業
面10を同時に使用することができないし、また作業面
10はプレートであるから洗い作業を行うとその水がは
ねて天板面当を水びたしにするという課題を有してい
た。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、水槽の前後縁部に載置され、左右方向に摺
動可能な棒状の素材により構成された水切りネットと、
前記水切りネット内に嵌置され、この嵌置された状態で
水切りネットに水切り作業面を確保させるとともに水切
りネット内を移動自在としたまな板とを有する構成とし
てある。
【0008】上記発明によれば、まな板作業や水切り作
業、さらに調理中にまな板を洗うという使用状態におい
て、適正な形態及び位置の調理用作業用具の構成とな
り、必要以上にまな板が大きくならず、そして重くなる
こともない。またまな板も洗いやすく、水槽にまな板を
嵌置して洗った際にも、まな板を洗った水が天板上に溢
れ出てくることもない。そしてまな板は横長の状態で水
切り作業面も確保して使用することができ、かつ、水槽
を狭くすることもない。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は、水槽の前後部に載置さ
れ、左右方向に摺動可能な棒状の素材により構成された
水切りネットと、前記水切りネット内に嵌置され、この
嵌置された状態で水切りネットに水切り作業面を確保さ
せるととともに、水切りネット内を移動自在としたまな
板とを有するものである。
【0010】上記構成により、適正な大きさのまな板と
することができるので、必要以上にまな板が大きくなっ
たり重くなったりせず、まな板の取扱いが容易で使い勝
手がよい。また、水切りネットを左右にスライドし、ま
な板を前記水切りネット内で移動させることにより、水
栓の吐水口の直下にまな板を移動させることが容易にで
きるため、調理中に頻繁に行われるまな板を洗うという
作業を簡易に行うことができる。
【0011】そして、水槽に水切りネットとまな板を設
置した状態で、水切りネットの一部は水切り作業面とし
て確保されているため、まな板作業と水切り作業を同時
に行うことができる。さらに従来の水切りプレート上方
では、水栓から水を出しての洗い作業は水はねがするた
め不可能であるが、棒状の素材によって構成された水切
りネットは、水切りネット上方で水作業をしても、水が
棒状の素材を通して通過してしまうため水はねの心配が
なく、前記水切りネット上方で洗い作業を行うことがで
き、水切りネットとまな板を同時に水槽に設置した状態
でも水槽の使える範囲を広く確保することができる。
【0012】また水切りネットは凹状に形成するととも
に、この水切りネット内に嵌置したまな板の上面は天板
の上面とほぼ同じかそれよりも下方に位置するようにし
てあり、これによりまな板を洗った水は、まな板の前後
左右から水槽内に確実に落下することになり、天板上に
水が溢れ出てしまうということも防止することができ
る。
【0013】以下、本発明の実施例について図面を用い
て説明する。 (実施例1)図1は本発明の実施例1の調理用作業用具
の外観斜視図である。また図2は側面断面図である。ま
た図3はまな板を洗っている状態の平面図である。
【0014】図において、11は水槽で、天板12に設
けられている。水槽11周縁の前後の段部13には嵌合
自在にして左右方向に摺動可能とした水切りネット15
が載置してあり、この水切りネット15は棒状の素材1
4により凹状に構成し、かつ平面略四角形状としてあ
る。16は上記水切りネット15内に嵌置したまな板
で、例えば水切りネットの奥行寸法aの約2分の1の奥
行寸法bとして水切りネット15に嵌置した状態で水切
りネット15に水切り作業面15aを確保させるように
してあり、かつ水切りネット15内に嵌置自在にして、
水切りネット15内を前後に摺動可能としてある。そし
て、さらに上記まな板16は水切りネット15内に嵌置
した時、その上面は天板12の上面とほぼ同じかそれよ
りも下方に位置するように構成してある。17は水栓で
ある。
【0015】次に動作、作用について説明すると、まな
板16はその奥行き寸法bを水切りネット15の奥行き
寸法aの例えば約1/2と小さくして水切りネット15
内を前後方向に摺動可能としてあるから、適正なまな板
16の大きさとなり、よって必要以上にまな板が大きく
なったり重くなったりせず、まな板16の取扱いが容易
で使い勝手がよい。
【0016】また、水切りネット15を左右にスライド
し、まな板16を前後にスライドさせることにより、水
栓17の吐水口の直下にまな板16を位置させることが
容易にできるため、調理中に頻繁に行われるまな板16
を洗うという作業を簡易に行うことができる。さらにそ
の際にまな板16を洗った水は、まな板16の上面が天
板12の上面と同じかそれよりも下方に位置するから、
まな板16の前後左右から水槽11内に確実に落下する
ことになり、天板12上に水が溢れ出てしまうというこ
ともない。
【0017】さらに、まな板16の奥行寸法aを水切り
ネット15内に嵌置した状態で、水切りネット15の奥
行寸法bの約2分の1としたので、水槽11に水切りネ
ット15とまな板16を設置した状態で、まな板16は
横長形状に載置され、水切りネット15の奥側は水切り
作業面15aとして確保されているため、まな板16を
使い勝手のよい横長状態で使用することができ、かつ、
まな板作業と水切り作業を同時に行うことができる。
【0018】さらに、棒状の素材14によって構成され
た水切りネット15は、水切りネット15上方で水作業
をしても、水が棒状の素材14間を通して通過してしま
うため水はねの心配がなく、水切りネット15上方で洗
い作業を行うことができ、水切りネット15とまな板1
6を同時に水槽11に設置した状態でも水槽11の使え
る範囲を広く確保することができるものである。
【0019】(実施例2)図4は本発明の実施例2の調
理用作業用具の平面図である。また図5はまな板を洗っ
ている状態の平面図である。
【0020】実施例1と異なる点は、平面略四角形状の
水槽11を平面略長円形状の水槽18にした。さらに平
面略四角形状の水切りネット15を平面略円形状の水切
りネット19にし、さらに、まな板16を水切りネット
19の平面約2分の1の半円形状のまな板20としたと
ころである。
【0021】なお実施例1と同一符号のものは同一構造
を有し、説明は省略する。次に動作、作用について説明
すると、実施例1ではまな板16が水切りネット15内
を前後方向に摺動可能となるよう構成したが、実施例2
ではまな板20が水切りネット19内を水平状態で回転
可能なように構成してあるので、必要以上にまな板が大
きくならずそして重くなることもない。また水栓17の
吐水口の直下にまな板20を移動させることが容易に行
え、まな板20も洗いやすく天板11上に水が溢れ出て
くることもない。そしてまな板20は横長の状態で水切
り作業面も確保して使用することができ、かつ、水槽1
8の水作業可能なスペースを狭くすることもない。
【0022】なお、上記各実施例では、水切りネット1
5、水切りネット19の載置方法を水槽11、水槽18
の周縁の段部13に嵌合自在にして左右に摺動可能とな
るように構成したが、これに限定されるものではなく、
図6に示すように天板21の水槽周縁部に段部22を設
けても可能であるし、また図7に示すように、水槽11
や天板12に段部がなくとも、水切りネット23の平面
状態での前後部分24の形状を水槽11に載置できるよ
う構成しても同様に実施することができる。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、水槽の前
後縁部に載置され、左右方向に摺動可能な棒状の素材に
より構成された水切りネットと、上記水切りネット内に
嵌置され、この嵌置された状態で水切りネットに水切り
作業面を確保させるとともに水切り内を前後に摺動可能
としたまな板とからなるので、適正な大きさのまな板と
することができ、必要以上にまな板が大きくなったり重
くなったりせず、まな板の取扱いが容易で使い勝手がよ
くなる。また、水切りネットを左右にスライドし、まな
板を前後にスライドさせることにより、水栓の吐水口の
直下にまな板をスライドさせることが容易にできるた
め、調理中に頻繁に行われるまな板を洗うという作業を
簡易に行うことができる。さらに、水槽に水切りネット
とまな板を設置した状態で、まな板は横長形状に載置さ
れ、水切りネットの奥側は水切りスペースとして確保さ
れているため、まな板を使い勝手のよい横長状態で使用
することができ、かつ、まな板作業と水切り作業を同時
に行うことができる。さらに従来の水切りプレート上で
は水栓から水を出しての洗い作業は、水はねがするため
不可能であるが、棒状の素材によって構成された本発明
の水切りネットは、水切りネット上方で水作業をして
も、水が棒状の素材間を通して通過してしまうため、水
はねの心配がなく洗い作業を行うことができ、水切りネ
ットとまな板を同時に水槽に設置した状態でも水槽の使
える範囲を広く確保することができるという有利な効果
を有する。
【0024】また水切りネットを凹状にしてまな板の上
面を天板の上面と同じかそれよりも下方に位置する構成
としたものは、まな板を洗った水は、まな板の前後左右
から水槽内に落下することになり、天板上に水が溢れ出
てしまうということもない利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の調理用作業用具の外観斜視
【図2】同調理用作業用具の側面断面図
【図3】同調理用作業用具のまな板を洗っている状態の
平面図
【図4】本発明の実施例2の調理用作業用具の平面図
【図5】同調理用作業用具のまな板を洗っている状態の
平面図
【図6】本発明の他実施例の調理用作業用具の側面断面
【図7】本発明の他実施例の調理用作業用具の側面断面
【図8】従来の調理用作業用具の平面図
【図9】従来の調理用作業用具の他の例を示す外観斜視
【図10】従来の調理用作業用具のさらに他の例を示す
平面図
【図11】同調理用作業用具の一使用状態を示す平面図
【符号の説明】
11 水槽 13 段部 14 棒状の素材 15 水切りネット 15a 水切り作業面 16 まな板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天板に設けられた水槽の前後縁部に載置さ
    れ、左右方向に摺動可能な棒状の素材により構成された
    水切りネットと、前記水切りネット内に嵌置され、この
    嵌置された状態で水切りネットに水切り作業面を確保さ
    せるとともに水切りネット内を移動自在としたまな板と
    を有する調整用作業用具。
  2. 【請求項2】水切りネットは凹状に形成するとともにこ
    の水切りネット内に嵌置したまな板の上面は天板の上面
    とほぼ同じかそれよりも下方に位置するようにした請求
    項1記載の調理用作業用具。
JP19586596A 1996-07-25 1996-07-25 調理用作業用具 Pending JPH1033397A (ja)

Priority Applications (1)

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JP19586596A JPH1033397A (ja) 1996-07-25 1996-07-25 調理用作業用具

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JPH1033397A true JPH1033397A (ja) 1998-02-10

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ID=16348283

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JP19586596A Pending JPH1033397A (ja) 1996-07-25 1996-07-25 調理用作業用具

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JP (1) JPH1033397A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6182305B1 (en) 1999-03-30 2001-02-06 Kohler Co. Cooking sink with cutting board
WO2002028249A1 (en) * 2000-10-04 2002-04-11 Hilton Shane Johnson Food preparation system
ES2333563A1 (es) * 2006-01-20 2010-02-23 Teka Kuchentechnik Gmbh Disposicion integral de cocina y placa de trabajo.

Cited By (3)

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US6182305B1 (en) 1999-03-30 2001-02-06 Kohler Co. Cooking sink with cutting board
WO2002028249A1 (en) * 2000-10-04 2002-04-11 Hilton Shane Johnson Food preparation system
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