JPH10331638A - 自動車用オイルクーラの取付構造 - Google Patents

自動車用オイルクーラの取付構造

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JPH10331638A
JPH10331638A JP15756397A JP15756397A JPH10331638A JP H10331638 A JPH10331638 A JP H10331638A JP 15756397 A JP15756397 A JP 15756397A JP 15756397 A JP15756397 A JP 15756397A JP H10331638 A JPH10331638 A JP H10331638A
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oil cooler
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cooled oil
cooling
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Harumi Iwatate
晴美 岩立
Sen Murae
選 村江
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Toyo Radiator Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車内冷房用凝縮器が駆動されている場合にお
いても、自動車用空冷オイルクーラの冷却性能を十分に
保持できるオイルクーラの取付構造の提供。 【解決手段】 凝縮器1の冷媒流路の下流側の端部に形
成される凝縮部分3の風下位置に空冷オイルクーラ4を
配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車内冷房用凝縮器
がエンジンルーム内に配置されたものにおいて、自動車
用空冷オイルクーラの冷却性能を向上させるものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の空冷オイルクーラは、他の自動車
用熱交換器が配置された後の適宜な空きスペースに配置
されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】エンジンルーム内は特
に夏期において、車内冷房用の凝縮器の放熱と、エンジ
ン冷却用ラジエータの放熱とにより、高温にならざるを
得ない。そのため、任意位置に空冷オイルクーラを配置
しても、そこを流通する自動変速機用オイルやエンジン
オイルを適切な温度に保つことができない場合が存在し
た。そこで、本発明は特に車内冷房用凝縮器が駆動され
ている状態においても、空冷オイルクーラの冷却性能を
十分確保できる自動車用オイルクーラの取付構造を提供
することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の自動車用オイル
クーラの取付構造は、エンジンルーム内に配置された車
内冷房用凝縮器1のチューブ1aとフィン1bの外面側
に冷媒冷却用の送風2が行なわれるものにおいて、その
冷媒流路の下流側の端部に形成される冷媒凝縮部分3で
あって、その凝縮部分3の前記送風2の風下位置に空冷
オイルクーラ4を配置したことを特徴とする。また請求
項2記載の本発明は、前記請求項1の発明において、前
記空冷オイルクーラ4と前記凝縮器1との間にエンジン
冷却水冷却用のラジエータ5が配置され、そのラジエー
タ5は一対の離間したタンク5a,5b間に多数のチュ
ーブ5cとフィン5dとが並列され、夫々のチューブ5
cの冷却水9の流通方向の下流端部に形成される低水温
部6が前記空冷オイルクーラ4に近接されているもので
ある。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図1は本発明の自動車用オイルク
ーラの取付構造を模式的に示す説明図であり、図2は図
1を左側から見た説明図である。この例は自動車のエン
ジンルーム内において、その前端から凝縮器1とラジエ
ータ5と空冷オイルクーラ4とが順に配置されている。
そして、送風2がエンジンルームの前端から後方に向け
て流通し、それら各熱交換器を通過する。凝縮器1はこ
の例では、蛇行状に配置されたチューブ1aと、それら
の外面に接触固定されたフィン1bとからなる。そし
て、図示しない圧縮器を通過した冷媒7が凝縮器1の上
端から流入し、それが蛇行状の冷媒流路を流通し下端か
ら流出して、図示しない膨張弁を介し蒸発器に導かれ
る。
【0006】このような凝縮器1の各フィン1b間に送
風2を導くと、チューブ1aの上部において高温,高圧
の冷媒ガスは、それが次第に下部に流通するにしたがっ
て充分冷却され、その下端部では凝縮して中温の液体と
なる。そして、凝縮器1の下端部に冷媒7の凝縮部分3
が形成され、そこを通過した送風2のみが他の部分を通
過したものよりも低温となっている。即ち、冷媒7はそ
れが凝縮するまで一定の温度を保つため、凝縮部分3以
外を通過した後の送風2は比較的温度が高い。そして冷
媒7に凝縮が始まると、送風2による冷却で次第にその
温度が低下するため、凝縮部分3を通過した送風2の温
度は他の部分を通過したものより低くなる。
【0007】次に、凝縮器1に隣接してラジエータ5が
並列されている。このラジエータ5は、上下に一対のタ
ンク5a,タンク5bが配置され、それらの間に多数の
チューブ5c,フィン5dが配置されている。チューブ
5cの両端は、タンク5a,タンク5bに連通する。そ
して、図示しないエンジンのウォータージャケットを通
過した冷却水9が上側のタンク5aに流入し、多数のチ
ューブ5cを介して下側のタンク5bに導かれる。この
冷却水9は、ラジエータ5の上部から下部に向かって次
第に冷却され、ラジエータ5の下部では低水温部6が形
成される。そしてこのラジエータ5の低水温部6と凝縮
器1の凝縮部分3とが並列され、その低水温部6の背面
側に空冷オイルクーラ4が配置されている。空冷オイル
クーラ4は、図2に示す如く、凝縮部分3および低水温
部6に並列して細長く配置されている。そして、その空
冷オイルクーラ4はチューブおよびフィンからなる。
【0008】なお、ラジエータ5の背面側外周にはシュ
ラウド11が取り付けられ、その開口端部近傍に送風用の
ファン12が設けられている。このファン12は、エンジン
により駆動される場合とモータにより駆動される場合と
がある。そして自動車の低速走行時および停車中のエン
ジンのアイドリング時においては、ファン12によって起
風された送風2が凝縮器1,ラジエータ5,空冷オイル
クーラ4に導かれる。そして凝縮部分3,低水温部6を
通過した最も低温の送風2が空冷オイルクーラ4を通過
し、その冷却効率を向上させる。また自動車の中速およ
び高速走行時においては、その走行に基づく送風2が凝
縮部分3,低水温部6を通過し、空冷オイルクーラ4を
冷却する。
【0009】
【発明の作用・効果】本発明の自動車用オイルクーラの
取付構造は、凝縮器1の冷媒流路の下流端部に形成され
る凝縮部分3であって、その凝縮部分3の風下位置に空
冷オイルクーラ4が配置され、その凝縮部分3を通過し
た低温の送風2により空冷オイルクーラ4が冷却される
ため、空冷オイルクーラ4の熱交換を促進することがで
きる。すなわち、凝縮器における所謂サブクール部分を
利用して、そこを通過した冷風のみにより空冷オイルク
ーラ4のオイル8を冷却することができる。次に請求項
2記載の本発明は、空冷オイルクーラ4と凝縮器1との
間にラジエータ5が配置されたものであり、そのラジエ
ータ5の夫々のチューブ5cの冷却水9の流通方向の下
流端部に存在する低水温部6が、空冷オイルクーラ4に
近接されるように配置したから、ラジエータ5の他の部
分を流通する送風2に比べて低温のものが空冷オイルク
ーラ4を通過するため、熱交換をさらに促進することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動車用オイルクーラの取付構造を示
す説明図。
【図2】図1を左側から見た説明図。
【符号の説明】
1 凝縮器 1a チューブ 1b フィン 2 送風 3 凝縮部分 4 空冷オイルクーラ 5 ラジエータ 5a タンク 5b タンク 5c チューブ 5d フィン 6 低水温部 7 冷媒 8 オイル 9 冷却水 10 給水キャップ 11 シュラウド 12 ファン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンルーム内に配置された車内冷房
    用凝縮器1のチューブ1aとフィン1bの外面側に冷媒
    冷却用の送風2が行なわれるものにおいて、 その冷媒流路の下流側の端部に形成される冷媒凝縮部分
    3であって、その凝縮部分3の前記送風2の風下位置に
    空冷オイルクーラ4を配置したことを特徴とする自動車
    用オイルクーラの取付構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記空冷オイルクー
    ラ4と前記凝縮器1との間にエンジン冷却水冷却用のラ
    ジエータ5が配置され、そのラジエータ5は一対の離間
    したタンク5a,5b間に多数のチューブ5cとフィン
    5dとが並列され、夫々のチューブ5cの冷却水9の流
    通方向の下流端部に形成される低水温部6が前記空冷オ
    イルクーラ4に近接されている自動車用オイルクーラの
    取付構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006216398A (ja) * 2005-02-04 2006-08-17 Toyota Motor Corp 燃料電池車の冷却装置
KR100759792B1 (ko) * 2001-09-08 2007-09-20 한라공조주식회사 일체형 열교환기
CN107237681A (zh) * 2017-08-15 2017-10-10 桂林航天工业学院 一种降温性能卓越的汽车水箱

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CN107237681B (zh) * 2017-08-15 2023-06-09 桂林航天工业学院 一种降温性能卓越的汽车水箱

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