JP2021063599A - 熱交換器 - Google Patents

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政弘 山本
Masahiro Yamamoto
政弘 山本
博 出家
Hiroshi Deie
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喜代美 榊原
Kiyomi Sakakibara
喜代美 榊原
隆志 西迫
Takashi Nishisako
隆志 西迫
小林 裕之
Hiroyuki Kobayashi
裕之 小林
杏菜 鶴岡
Anna Tsuruoka
杏菜 鶴岡
福太郎 足立
Fukutaro Adachi
福太郎 足立
倫太郎 小野
Rintaro Ono
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Abstract

【課題】本発明の少なくとも一つの実施形態は、熱交換管内に異物が詰まることによる熱交換性能の低下を抑制することができる熱交換器を提供することを目的とする。【解決手段】熱媒体が流れる複数の熱交換管37と、熱交換管の長手方向の一端部に配置され、複数の熱交換管と連通して熱媒体を熱交換管へ流入させる流入側タンク43と、熱交換管の長手方向の他端部に配置され、複数の熱交換管と連通して熱媒体を熱交換管から流出させる流出側タンク45と、を備え、流入側タンクへ熱媒体を供給する配管が接続される流入口47と流出側タンクから熱媒体を排出する配管が接続される流出口49とを、流入側タンクと流出側タンクとの延在方向において同一側に設けられる熱交換器15であって、流入側タンク及び流出側タンクの延在方向において、流入口及び流出口から離れるに従って、熱交換管の長手方向の長さが短くなることを特徴とする。【選択図】図4

Description

本開示は、車両用空調装置のヒータコア、水冷式内燃機関のラジエータ、または水冷式インタークーラなどとして用いられる熱交換器に関する。
これら車両用空調装置のヒータコア、水冷式内燃機関のラジエータ、または水冷式インタークーラなどとして用いられる熱交換器は、例えば、特許文献1に示されるように、主に、両端部がそれぞれヘッダタンクに接続された複数の熱交換管と、隣り合う熱交換管どうしの間に配置された放熱用のコルゲートフィンと、一方のヘッダタンクの一端側に接続され該ヘッダタンク内に流体を流入する流入部と、他方のヘッダタンクに流入部と同じ側に接続され該ヘッダタンクから流体を流出させる流出部と、が備えられている。
そして、特許文献1では、複数の熱交換管内を流れる流体の流量のばらつきを防ぎ均一化を図るために、一方の上ヘッダタンクへの流入部を構成する供給配管接続部に最も遠い流路群の熱交換管の内面が平滑に形成されて、流路抵抗が相対的に小さくなされ、供給配管接続部に最も近い流路群の熱交換管の内面に凸部が複数形成されて、流路抵抗が大きくなされる構成が示されている。
特開2018−194189号公報
しかしながら、特許文献1では、供給配管接続部に最も近い流路群の熱交換管の内面に凸部が複数形成されて、流路抵抗が大きくなされる構成のため、この凸部によって、熱交換管内に侵入した異物が引っ掛かり詰まりを起こすおそれがある。
すなわち、熱交換器が設置される冷却回路内を循環する流体中(冷却水中)には、冷却回路内のアルミニウム(アルミニウム合金含む)が何らかの要因で腐食し、その異物(酸化物)が流体(冷却水)に運ばれて、熱交換管内に侵入して異物が凸部に引っ掛かり詰まりを起こすおそれがある。
このように熱交換管内に異物が詰まると、熱交換管への流体(冷却水)の流入量が低下してしまい、熱交換器としての性能が低下する。
そこで、上記課題に鑑み、本発明の少なくとも一つの実施形態は、熱交換管内に異物が詰まることによる熱交換性能の低下を抑制することができる熱交換器を提供することを目的とする。
(1)前述した目的を達成するために発明されたものであり、本発明の少なくとも一つの実施形態は、熱媒体が流れるとともに間隔をおいて並設される複数の熱交換管と、前記複数の熱交換管の長手方向の一端部に前記複数の熱交換管の並設方向に延在して配置され、前記複数の熱交換管と連通して前記熱媒体を前記複数の熱交換管へ流入させる流入側タンクと、前記複数の熱交換管の長手方向の他端部に前記複数の熱交換管の並設方向に延在して配置され、前記複数の熱交換管と連通して前記熱媒体を前記複数の熱交換管から流出させる流出側タンクと、を備え、前記流入側タンクへ前記熱媒体を供給する配管が接続される流入口と前記流出側タンクから前記熱媒体を排出する配管が接続される流出口とが、前記流入側タンクと前記流出側タンクとの延在方向において同一側に設けられる熱交換器であって、前記流入側タンク及び前記流出側タンクの延在方向において、前記流入口及び前記流出口から離れるに従って、前記熱交換管の長手方向の長さが短くなることを特徴とする。
このような流入側タンクへ熱媒体を供給する配管が接続される流入口と流出側タンクから熱媒体を排出する配管が接続される流出口とを、流入側タンクと流出側タンクとの延在方向において同一側に設けられる熱交換器では、流入口に近い熱交換管では熱媒体が相対的に多く流れ、流入口から遠い熱交換管では流量が減少する。そのため、熱交換管内を流れる熱媒体の流量にばらつきが生じるとともに、流量が少ない流入口から遠い熱交換管内において異物の詰まりが起こりやすい。
しかし、上記(1)の構成によれば、流入側タンク及び流出側タンクの延在方向において、流入口及び流出口から離れるに従って、熱交換管の長手方向の長さが短く形成されるので、すなわち、熱媒体の流れの遅い(流量が少ない)流入口から遠い熱交換管の長さが流入口側の熱交換管の長さより短くなるので、異物が侵入しても詰まりを起こす領域が短くなるので、詰まりが起こりにくくなる。
また、熱媒体の流れの遅い(流量が少ない)流入口から遠い熱交換管の長さが流入口側の熱交換管の長さより短くなるので、熱交換管の流路抵抗も低減されて、流入口から遠い熱交換管における流量の増大が図れて複数の熱交換管における流量のばらつきも低減できる。
(2)幾つかの実施形態では、前記複数の熱交換管によって形成されるコア部は、前記複数の熱交換管の前記並設方向に直交し且つ前記熱交換管を流れる熱媒体の流れ方向に直交する正面視において、前記流入口及び前記流出口の側を下底とし反対側を上底とする台形状に形成されることを特徴とする。
このような構成によれば、コア部の正面視形状を、流入口及び流出口の側を下底とし反対側を上底とする台形にすることによって、流量が減少する流入口及び流出口から離れる部分の正面視の面積を小さくすることができ、異物が詰まりにくいコア部を有する熱交換器を形成できる。
(3)幾つかの実施形態では、前記台形状の面積は、前記台形状の高さを一辺とする長方形状の面積と同等に設定されることを特徴とする。
このような構成によれば、熱交換器のコア部の長さを従来の長方形状のものと変えることなく、すなわち大型化することなく、異物が詰まりにくいコア部を有する熱交換器を形成できる。これによって、熱交換性能を従来の長方形状のものと変えることなく異物が詰まりにくいコア部を有する熱交換器を容易に形成できる。
(4)幾つかの実施形態では、前記複数の熱交換管によって形成されるコア部は、前記複数の熱交換管の前記並設方向に直交し且つ前記熱交換管を流れる熱媒体の流れ方向に直交する正面視において、前記流入口及び前記流出口の側を底辺とする三角形状に形成されることを特徴とする。
このような構成によれば、コア部の正面視形状を、流入口及び流出口の側を底辺とする三角形状にすることによって、流量が減少する流入口及び流出口から離れる部分の正面視の面積を小さくすることができ、異物が詰まりにくいコア部を有する熱交換器を形成できる。
(5)幾つかの実施形態では、前記三角形状の面積は、前記三角形状の高さを一辺とする長方形状の面積と同等に設定されることを特徴とする。
このような構成によれば、熱交換器のコア部の長さを従来の長方形状のものと変えることなく、すなわち大型化することなく、異物が詰まりにくいコア部を有する熱交換器を形成できる。これによって、熱交換性能を従来の長方形状のものと変えることなく異物が詰まりにくいコア部を有する熱交換器を容易に形成できる。
(6)幾つかの実施形態では、前記熱交換管に流入される前記熱媒体は、内燃機関を冷却する冷却水であり、前記熱交換管は、前記内燃機関の排熱を利用して車室内に供給される空気を加熱する車両の空調装置のヒータコアに用いられることを特徴とする。
このような構成によれば、異物が詰まりにくいコア部を有する車両の空調装置のヒータコアを得ることができる。
本発明の少なくとも一つの実施形態によれば、熱交換管内に異物が詰まることによる熱交換性能の低下を抑制することができる熱交換器を得ることができる。
本発明の一実施形態に係る熱交換器が車両の空調装置のヒータコアに用いられる場合の全体構成図である。 図1に示す実施形態におけるヒータコアの概略形状を示す斜視図である。 図2のA部に示すコア部の詳細構造を示す斜視図である。 図1に示す実施形態のヒータコアの概略を示す正面図である。 いくつかの実施形態に係るヒータコアのコア部、及び該コア部の面積を説明する正面図である。 いくつかの実施形態に係るヒータコアのコア部、及び該コア部の面積を説明する正面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。ただし、実施形態として記載されている、または図面に示されている構成部品の相対的配置等は、本発明の範囲をこれらに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
図1〜4を参照して本発明の一実施形態を説明する。本実施形態では、本発明に係る熱交換器を車両1の空調装置3のヒータコア15に適用した例を説明する。
図1は、車両1の空調装置3の全体構成図を示す。図1に示すように、空調装置3は、空調ダクト7に外気または内気を導き、導かれた空気を車室5内に送出するブロワファン9、空調ダクト7内に導かれた空気を加熱して車室5内を暖房するヒータユニット11、空調ダクト7内に導かれた空気を冷却して車室5内を冷房するクーリングユニット13を備えている。ヒータユニット11によって加熱された温風Eが空調ダクト7から車室5内に送出され、クーリングユニット13によって冷却された冷風Fが空調ダクト7から車室5内に送出される。
このヒータユニット11は、熱交換器であるヒータコア15を構成機器の一つとして有している。エンジン17は水冷式エンジンであり、ヒータコア15とエンジン17との間には、エンジン17から吐出された冷却水(熱媒体)Cが循環する冷却水循環回路19が形成されている。
そして、ブロワファン9によって空調ダクト7内に導かれた外気または内気の導入空気Gをヒータコア15と接触させて熱交換して、エンジン17によって加熱された冷却水Cが導入空気Gによって冷却され、エンジン17の排熱を利用して導入空気Gが温められるようになっている。
また、クーリングユニット13は、エバポレータ21、コンプレッサ23、コンデンサ25、レシーバ27、及び膨張弁29を有して冷凍サイクルを構成している。そして、エンジン17によって稼働されるコンプレッサ23によって圧縮された冷媒は、高温高圧の冷媒ガスとなり、コンデンサ25に送られ、コンデンサ25に送られた冷媒ガスは、走行風やファンにより冷却(液化)され、高圧液状の冷媒はレシーバ27に溜められ、レシーバ27に溜められた高圧液状の冷媒は膨張弁29によって急激に膨張し霧化しやすくされ、エバポレータ21に送られる。エバポレータ21に送られた冷媒液は、周囲から熱を大量に奪い気化する。これにより、空調ダクト7に導入された外気又は内気の導入空気Gは冷却される。一方、気化した冷媒は、低圧の冷媒ガスとなり、コンプレッサ23に回収される。
図2は、ヒータコア15の概略形状を示す斜視図である。図2に示すように、全体形状は、正面視が台形状の四角形であり、扁平状の立方体に形成されている。台形状の下底側には、エンジン17から吐出された冷却水Cが供給される配管31と、熱交換後の冷却水Cを排出する配管33が接続されている。台形状の上底側の長さが下底側より短く形成されている。
図3は、図2のA部の詳細構造を示し、ヒータコア15のコア部35の詳細構造を示す斜視図である。図3に示すように、冷却水Cが流れるとともに間隔をおいて並行に並設される複数の熱交換管37が設けられる。この熱交換管37は、水路39が形成され導入空気Gの流れ方向が長径(又は長辺)方向と一致するように扁平状に形成される。この複数の熱交換管37の夫々の熱交換管37は、外形の断面形状は同一であり長円形状(又は長方形状)を有し、水路39の部分の断面形状も同一であり長円形状(又は長方形状)を有している。
熱交換管37の両側の扁平面には波板状に形成され、長手方向を熱交換管37の長手方向に向け幅方向を導入空気Gの流れ方向に向けた状態で冷却フィン41が接合されており、この冷却フィン41により導入空気Gとの伝熱面積を増大させて冷却水Cと導入空気Gとの熱交換を促進している。
なお、この複数の熱交換管37及び冷却フィン41からなる熱交換部分をヒータコア15のコア部35という。このコア部35は、図2、4に示すように、複数の熱交換管37の並設方向に直交し、且つ熱交換管37を流れる冷却水Cの流れ方向に直交する方向である正面視において、冷却水Cが供給される配管31と冷却水Cを排出する配管33が接続される側を下底とし反対側を上底とする台形状に形成されている。
図4は、ヒータコア15の概略を示す正面図である。図4に示すように、複数の熱交換管37の長手方向の一端部に複数の熱交換管37の並設方向に延在して配置され、複数の熱交換管37の下端部に連通して冷却水Cを夫々の熱交換管37へ流入する流入側タンク43が設けられている。
また、複数の熱交換管37の長手方向の他端部に複数の熱交換管37の並設方向に延在して配置され、複数の熱交換管37の上端部に連通して冷却水Cを夫々の熱交換管37から流出する流出側タンク45が設けられている。
なお、図4に示すヒータコア15の上下関係は、車両1の空調装置3への搭載状態を示し、車両の上下方向を示す。また、逆に流入口47を流出口49より上方に配置してもよく、この場合には、熱交換管37内の冷却水Cの流れによって異物が重力方向に押し出されやすくなる。
流入側タンク43へ冷却水Cを供給する配管31が接続される流入口47と流出側タンク45から冷却水Cを排出する配管33が接続される流出口49とは、流入側タンク43と流出側タンク45との延在方向において同一側に設けられている。
さらに、流入側タンク43及び流出側タンク45の延在方向において、流入口47及び流出口49から遠く離れるにしたがって、熱交換管37の長手方向の長さが短くなるように形成されている。
コア部35の台形状の上底及び下低の両側の部分には、熱交換管37の長手方向と略同一方向に延びてコア部35を補強する枠部材51、53が設けられ、この枠部材51、53と、流入側タンク43及び流出側タンク45によって、ヒータコア15の全体が補強されるようになっている。
以上の実施形態の構成によれば、流入側タンク43及び流出側タンク45の延在方向において、流入口47及び流出口49から遠く離れるにしたがって、熱交換管37の長手方向の長さが短く形成されるので、すなわち、冷却水Cの流れの遅い(流量が少ない)流入口47から遠い熱交換管37の長さが流入口47側の熱交換管37の長さより短くなるので、異物が侵入しても詰まりを起こす領域が短くなり詰まりが起こりにくくなる。
また、冷却水Cの流れの遅い(流量が少ない)流入口47から遠い熱交換管37の長さが流入口47側の熱交換管37の長さより短くなるので、熱交換管37の流路抵抗も低減されて、流入口47から遠い熱交換管37における流量の増大が図れて複数の熱交換管37における流量のばらつきも低減される。
また、複数の熱交換管37によって形成されるコア部35は、複数の熱交換管37の並設方向に直交し、且つ熱交換管37を流れる冷却水Cの流れ方向に直交する方向である正面視において、流入口47及び流出口49の側を下底とし反対側を上底とする台形状に形成されるので、流量が減少する流入口47及び流出口49から遠く離れる部分の正面視の面積を小さくすることができ、異物が詰まりにくいコア部35を有する熱交換器を形成できる。
いくつかの実施形態では、図5に示すように、コア部55の台形状の面積S1は、台形の高さH1を一辺とし、他の一辺を台形の高さH1の中央部(H1/2)における熱交換管37の長手方向の長さL1とする長方形の面積S2と同等になるように設定されている。
このような構成によれば、ヒータコア15のコア部55の面積S1を、従来の長方形状のコア部の面積S2と変えることなく異物が詰まりにくいコア部55を形成できる。すなわち、熱交換性能を従来の長方形状のものと変えることなく異物が詰まりにくいコア部55を容易に形成できる。
なお、図4、5においては、コア部35、55の正面視形状を流入口47及び流出口49の側を下底とし、流入口47及び流出口49とは反対側を上底とする等脚台形として説明したが、等脚台形に限るものではなく、台形の対辺に相当する流入側タンク43と流出側タンク45との長さを、異なる長さとした不等脚台形の形状であってもよい。
いくつかの実施形態では、図6に示すように、複数の熱交換管37によって形成されるコア部65は、正面視において、流入口47及び流出口49の側を底辺とする三角形状に形成される。
そして、三角形状の面積S3は、三角形の高さH2を一辺とし、他の一辺を三角形の高さH2の中央部(H2/2)における熱交換管37の長手方向の長さL2とする長方形の面積S4と同等になるように設定されている。
このような構成によれば、コア部65の正面視形状を三角形にすることによって、流量が減少する流入口47及び流出口49から遠く離れる部分の正面視の面積を小さくすることができ、異物が詰まりにくいコア部65を有する熱交換器を形成できる。
また、三角形の面積S3は、三角形の高さH2を一辺とし、他の一辺を三角形の高さH2の中央部における熱交換管37の長手方向の長さL2とする長方形の面積S4と同等になるように設定されるので、コア部65の長さを従来の長方形状のものと変えることなく異物が詰まりにくいコア部65を形成できる。すなわち、熱交換性能を従来の長方形状のものと変えることなく異物が詰まりにくいコア部65を容易に形成できる。
なお、図6においては、コア部65の正面視形状を流入口47及び流出口49の側を底辺とする二等辺三角形として説明したが、二等辺三角形の形状に限るものではなく、流入口47及び流出口49の側を底辺とする不当辺三角形、直角三角形の形状であってもよい。
本発明の少なくとも一つの実施形態によれば、熱交換管内に異物が詰まることによる熱交換性能の低下を抑制することができる熱交換器を得ることができるので、車両用空調装置のヒータコア、水冷式内燃機関のラジエータ、または水冷式インタークーラなどとしての利用に適している。
1 車両
3 空調装置
5 車室
7 空調ダクト
9 ブロワファン
11 ヒータユニット
13 クーリングユニット
15 ヒータコア(熱交換器)
17 エンジン
21 エバポレータ
37 熱交換管
41 冷却フィン
43 流入側タンク
45 流出側タンク
47 流入口
49 流出口
35、55、65 コア部
S1 台形状の面積
S2、S4 長方形状の面積
S3 三角形状の面積
C 冷却水(熱媒体)
G 導入空気

Claims (6)

  1. 熱媒体が流れるとともに間隔をおいて並設される複数の熱交換管と、前記複数の熱交換管の長手方向の一端部に前記複数の熱交換管の並設方向に延在して配置され、前記複数の熱交換管と連通して前記熱媒体を前記複数の熱交換管へ流入させる流入側タンクと、前記複数の熱交換管の長手方向の他端部に前記複数の熱交換管の並設方向に延在して配置され、前記複数の熱交換管と連通して前記熱媒体を前記複数の熱交換管から流出させる流出側タンクと、を備え、
    前記流入側タンクへ前記熱媒体を供給する配管が接続される流入口と前記流出側タンクから前記熱媒体を排出する配管が接続される流出口とが、前記流入側タンクと前記流出側タンクとの延在方向において同一側に設けられる熱交換器であって、
    前記流入側タンク及び前記流出側タンクの延在方向において、前記流入口及び前記流出口から離れるに従って、前記熱交換管の長手方向の長さが短くなることを特徴とする熱交換器。
  2. 前記複数の熱交換管によって形成されるコア部は、前記複数の熱交換管の前記並設方向に直交し且つ前記熱交換管を流れる熱媒体の流れ方向に直交する正面視において、前記流入口及び前記流出口の側を下底とし反対側を上底とする台形状に形成されることを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
  3. 前記台形状の面積は、前記台形状の高さを一辺とする長方形状の面積と同等に設定されることを特徴とする請求項2に記載の熱交換器。
  4. 前記複数の熱交換管によって形成されるコア部は、前記複数の熱交換管の前記並設方向に直交し且つ前記熱交換管を流れる熱媒体の流れ方向に直交する正面視において、前記流入口及び前記流出口の側を底辺とする三角形状に形成されることを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
  5. 前記三角形状の面積は、前記三角形状の高さを一辺とする長方形状の面積と同等に設定されることを特徴とする請求項4に記載の熱交換器。
  6. 前記熱交換管に流入される前記熱媒体は、内燃機関を冷却する冷却水であり、前記熱交換管は、前記内燃機関の排熱を利用して車室内に供給される空気を加熱する車両の空調装置のヒータコアに用いられることを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の熱交換器。
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