JPH10330030A - シート処理装置及びこれを備える画像形成装置 - Google Patents

シート処理装置及びこれを備える画像形成装置

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JPH10330030A
JPH10330030A JP14564597A JP14564597A JPH10330030A JP H10330030 A JPH10330030 A JP H10330030A JP 14564597 A JP14564597 A JP 14564597A JP 14564597 A JP14564597 A JP 14564597A JP H10330030 A JPH10330030 A JP H10330030A
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JP
Japan
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sheet
unit
driving
storage unit
moving
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Application number
JP14564597A
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English (en)
Inventor
Norifumi Miyake
範書 三宅
Yoshinori Isobe
義紀 磯部
Koichi Murakami
晃一 村上
Shigeru Sugita
茂 杉田
Hiromichi Tsujino
浩道 辻野
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートの仕分け動作の静音化、シート収納時
間とシート間隔に対応可能なシート処理装置を実現す
る。 【解決手段】 シートを収納するビン428を移動させ
るリードカム424を駆動するビンシフトモータ420
を、画像形成装置の画像形成モードに応じて設定された
複数の速度で駆動する。これにより、ビン428の移動
は、リードカム424の平行溝424b、傾斜溝424
a等の形状に関係なく設定できて、ビン駆動の汎用性を
高めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートに画像を形
成する画像形成装置から通知された情報に応じて、前記
画像形成装置から排出されたシートに対し処理を施すシ
ート処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コピー処理に要する手間を軽減するため
に、画像形成装置は、原稿を自動的に給送するための原
稿自動送り装置、原稿画像が記録されたシートのページ
揃い、分類などを行うソート処理、複数部のシート束を
ステイプルで綴じるステイプル処理などの各処理を選択
的に実行するシート処理装置いわゆるソータなどが取り
付けられるように構成されている。
【0003】このシート処理装置としては、画像形成装
置から排出されたシートを搬送路に沿って搬送し、搬送
されたシートを、シートの収納部である複数のビンを移
動させながら収納することで、各ビンヘの収納/仕分け
を行なうものがある。
【0004】従来、このようなシート処理装置におい
て、動作時に、シートの収納時は収納部の移動を停止
し、シート収納問隔で収納部の移動を行なうよう構成さ
れたものがあった。または、シート処理装置において、
動作時に、シートの収納時、シートの収納間隔を通して
シート収納部の移動を一定速度で行ないながら収納を行
なうことで、動作の静音化、消費電力のピークの低減
化、を実現するものがあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者
の”動作時に、シートの収納時は収納部の移動を停止
し、シート収納間隔で収納部の移動を行なうよう構成さ
れたもの”では、動作が断続的な為、動作音が大きく、
又、後者の“動作時に、シートの収納時、シートの収納
間隔を通してシート収納部の移動を一定速度で行ないな
がら収納を行なう”ものでは、シート収納部の移動を一
定の速度で行なう為に、シート収納部の移動中の位置
が、シート収納部を移動させる構成に依存し、シートの
収納時のシート収納時間とシート収納問隔に関して、汎
用性を損う不具合があった。
【0006】本発明は、シートを仕分けするシート処理
装置の移動時の動作音を低減し、かつ、シート収納部を
移動させる構成に依存することなくシート排出可能な時
間を設定可能なシート処理装置を提供することを目的と
するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
画像形成装置本体から排出されるシートを搬送する搬送
手段と、該搬送手段により搬送されるシート収納する複
数のシート収納手段と、前記シート収納手段を移動させ
るシート収納部移動手段と、前記シート収納部移動手段
を駆動するシート収納部移動部駆動手段と、前記シート
収納部移動部駆動手段の、速度0を含まない複数の駆動
速度であって、前記画像形成装置の画像形成モードによ
り、シートの搬送・排出・収納動作と並行しながら、前
記シート収納部移動部駆動手段の駆動速度を、複数の速
度から複数選択し、シート収納部の移動を行う制御手段
と、を有することを特徴とする。
【0008】請求項2に係る発明は、前記画像形成装置
が、シート収納部の位置を検出する手段と、搬送中のシ
ートの有無を検知するシート検知手段と、を備え、前記
シート収納部移動部の駆動手段の駆動速度が、シート排
出が可能な位置をシート収納部が移動中に、シートの排
出が可能であるような第1のシート収納部移動部の駆動
手段の駆動速度と、シート排出のインターバル中にシー
ト収納部がシート排出が不可能な位置より、シート排出
が可能な第2のシート収納部移動部の駆動手段の駆動速
度、とであることを特徴とする。
【0009】請求項3に係る発明は、画像形成モード
が、画像形成されたシートが排出される毎にシート処理
装置のシート収納部を切り換えるモードの時のみ、シー
トの搬送・排出動作と並行して、シート収納部移動手段
の駆動動作を停止することなく連続的に動作させること
を特徴とする。
【0010】請求項4に係る発明は、シート収納部の移
動動作方向が上昇方向である場合のみ、シートの搬送・
排出動作と並行しながら、シート収納部移動部の駆動動
作を停止することなく、連続的に動作させることを特徴
とする。
【0011】請求項5に係る発明は、画像形成装置本体
から排出されるシートを搬送する搬送手段と、 該搬送
手段により搬送されるシートを収納する複数のシート収
納手段と、前記シート収納手段を移動させるシート収納
部移動手段と、前記シート収納部移動手段を駆動するシ
ート収納部移動部駆動手段と、前記シート収納部移動部
駆動手段の、速度0を含めた複数の駆動速度であって、
前記画像形成装置の画像形成モードにより、シートの搬
送・排出・収納動作と並行しながら、前記シート収納部
移動部駆動手段の駆動速度として、複数の駆動速度から
少なくとも3の速度を選択して順次切り換えながら、シ
ート収納部の移動を行う制御手段と、を有することを特
徴とする。
【0012】請求項6に係る発明は、画像形成モード
が、シート収納部の位置を検出する手段と、搬送中のシ
ートの有無を検知するシート検知手段と、を備え、該シ
ート収納部移動部の駆動手段の駆動速度が、シート排出
が可能な位置をシート収納部が移動中に、シートの排出
が可能であるような第1のシート収納部移動部の駆動手
段の駆動速度と、速度0のどちらかの速度であり、ま
た、シート排出のインターバル中に、シート収納部がシ
ート排出が不可能な位置へ移動が可能な、第2のシート
収納部移動部の駆動手段の駆動速度と、速度0と、のど
ちらかの速度であることを特徴とする。
【0013】請求項7に係る発明は、画像形成モード
が、画像形成されたシートが排出される毎にシート処理
装置のシート収納部を切り換えるモードのみ、シートの
搬送・排出と並行して、シート収納部移動部の駆動動作
を複数の速度で動作することを特徴とする。
【0014】請求項8に係る発明は、シート収納部の移
動動作方向が上昇方向である場合のみ、シートの搬送・
排出動作と並行しながら、シート収納部移動部の駆動動
作を複数の速度で動作することを特徴とする。
【0015】請求項9に係る発明は、画像形成装置本体
から排出されるシートを搬送する搬送手段と、 該搬送
手段により搬送されるシートを収納する複数のシート収
納手段と、前記シート収納手段を移動させるシート収納
部移動手段と、前記シート収納部移動手段を駆動するシ
ート収納部移動部駆動手段と、前記シート収納部移動部
駆動手段の、0を含めた複数の駆動速度であって、前記
画像形成装置の画像形成モードにより、シートの搬送・
排出・収納動作と並行しながら、1枚のシート排出動作
時の前記シート収納部移動手段の駆動速度として、複数
の駆動速度から少なくとも3つの速度を選択して順次切
り換えながら、シート収納部の移動を行うように制御す
る制御手段と、を有することを特徴とする。
【0016】[作用]以上構成に基づき、画像形成装置
本体で画像形成されて、シート搬送手段により搬送され
るシートは、シート収納部移動手段の駆動によって移動
される複数のシート収納手段に仕分けされる。
【0017】上記シート収納手段の移動時に、上記シー
ト収納部移動手段を駆動するシート収納部移動部駆動手
段の駆動速度として、複数の速度を使用するように制御
することで、シート収納部移動手段の構成に依存するこ
となく、略連続的にシート収納部移動手段が駆動され
て、シート処理装置の動作音が低減される。
【0018】そして、シート収納手段の移動が、シート
収納部移動手段の構成に依存しない複数の速度の制御で
行われることで、シートの収納時のシート収納時間とシ
ート収納間隔に関して、汎用性を持ったシート処理装置
を構成できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
ましい実施の形態を詳細に説明する。
【0020】図1は本発明を適用できる複写装置の一実
施の形態の内部構成を示す図である。本図において、1
00は複写装置本体、200は両面記録の際に記録媒
体、(シート)を裏返しにする両面処理機能や同一記録
媒体に対して複数回の記録を行う多重記録機能を有する
ペディスタル、300は原稿の自動給送を行う循環式原
稿給送・装置(以下、RDFと称する)、400は記録
済のシートを複数のビンに収納する仕分け装置(以下ソ
ータと称する)であり、これらの200〜400の各装
置は装置本体100に対し、自在に組合わせ使用ができ
る。
【0021】A.本体(100) 本体100において、101は原稿を載置する原稿台ガ
ラス、103は原稿を照明する照明ランプ(露光ラン
プ)、105,107,109はそれぞれ原稿の反射光
の光路を変更する走査用反射ミラー(走査ミラー)、1
11は合焦および変倍機能を有するレンズ、113は光
路を変更する第4の反射ミラー(走査ミラー)である。
115は光学系を駆動する光学系モータ、117,12
1はそれぞれセンサである。
【0022】131は感光ドラム(画像形成手段)、1
33は感光ドラム131を駆動するメインモータ、13
5は高圧ユニット、137はブランク露光ユニット、1
39は現像器、140は)現像ローラ、141は転写帯
電器、143は分離帯電器、および145はクリニーン
グ装置である。
【0023】151は上段カセット、153は下段カセ
ット、171は手差し給紙口、155および157は給
紙ローラ、159はレジストローラである。また、16
1は画像記録された記録紙を定着側へ搬送する搬送ベル
ト、163は搬送されてきた記録紙を熱圧着で定着させ
る定着器、167は両面記録の際に用いるセンサであ
る。
【0024】上述の感光ドラム131の表面は光導電体
と導電体を用いたシームレス感光体から成り、このドラ
ム131は回動可能に軸支されて、後述の複写開始キー
の押下に応答して作動するメインモータ133により、
本図の矢印の方向に回転を開始する。次いで、ドラム1
31の所定回転制御および電位制御処理(前処理)が終
了すると、原稿台ガラス101上に置かれた原稿は、第
1走査ミラー105と一体に構成された照明ランブ10
3により照明され、その原稿の反射光は第1走査ミラー
105、第2走査ミラー107、第3走査ミラー10
9、レンズ111、および第4走査ミラー113を経て
ドラム131上に結像する。
【0025】ドラム131は高圧ユニット135により
コロナ帯電されるらその後、照明ランプ103により照
射された像(原稿画像)がスリット露光され、公知のカ
ールソン方式でドラム131上に静電潜像が形成され
る。
【0026】次に、感光ドラム131上の静電潜像は、
現像器139の現像ローラ140により現像され、トナ
ー像として可視化きれ、そのトナー像が転写帯電器14
1により後述のように転写紙としてのシート上に転写さ
れる。
【0027】すなわち、上段カセツト151もしくは下
段カセット153内のシートSまたは手差し給紙口17
1にカセットされたシートSは、給紙ローラ155もし
くは157により本体装置内に送られ、レジストローラ
159により正確なタイミングをもって感光ドラム13
1の方向に送られ、潜像先端とシートの先端とが一致さ
れる。その後、転写帯電器141とドラム131との間
をシートが通過することにより、ドラム131上のトナ
ー像がシート上に転写される。
【0028】この転写終了後、シートSはドラム131
がら分離帯電器143により分離され、搬送ベルト16
1により定着器163に導かれ、加圧および加熱により
定着され、その後、排出ローラ(シート排出手段)16
5により装置本体100の外へ排出される。
【0029】転写後のドラム131は、そのまま回転を
続行して、クリーニングローラおよび弾性ブレードで構
成されたクリーニング装置145により、その表面が清
掃される。
【0030】B.ペディスタル(200) ペディスタル200は、本体100から切り離すことが
でき、2,000枚のシートを収納し得るデッキ201
および両面コピー用中間トレイ203とを有している。
また、その2,000枚収納可能なデッキ201のリフ
タ205は、給紙ローラ207に常にシートが当接する
ように、シートの量に応じて上昇する。また、211は
両面記録側ないし多重記録側の経路と排出側経路との経
路を切換える排紙フラッパ、213,215は搬送ベル
トの搬送路、217はシート押え用の中間トレイおもり
であり、排紙フラッパ211、および搬送路213.2
15を通ったシートは,裏返しされて両面コピー用中間
トレイ203に収納される。219は両面記録と多重記
録の経路を切換える多重フラッパであり、搬送路213
と215の間に配設され、上方に回動することによりシ
ートを多重記録用搬送路221に導く。223は多重フ
ラッパ219を通るシートの末端を検知する多重排紙セ
ンサである。225は経路227を通じてシートをドラ
ム131側へ給紙する給紙ローラである。229は機外
へシートを排出する排出ローラである。
【0031】前記装置本体100の搬送ベルト161、
排出ローラ165、排出ローラ229等により、シート
Sを後述のソータに搬送する搬送手段TPが構成されて
いる。
【0032】両面記録(両面複写)時や多重記録(多重
複写)時には、まず、装置本体100の排紙フラッパ2
11を上方に上げて、複写済のシートをペディスタル2
00の搬送路213,215を介して中間トレイ203
に格納する。このとき、両面記録時には多重フラッパ2
19を下げておき、多重記録時には多重フラッパ219
を上げておく。この中間トレイ203は、例えば99枚
までの複写紙を格納することができる。中間トレイ20
3に格納されたシートは中間トレイおもり217により
押えられる。
【0033】次に、行う裏面記録時、または多重記録時
には、中間トレイ203に格納されているシートが、下
から1枚づつ給紙ローラ225、おもり217との作用
により、経路227を介して本体100のレジストロー
ラ159へ導かれる。
【0034】C.RDF(循環式原稿給送装置)(30
0) RDF300において、301は原稿束302をセット
する積載トレイであり、まず片面原稿時は半月ローラ3
04及び分離ローラ303によって、原稿束の最下部か
ら一枚ずつ分難し、搬送ローラ305及び全面ベルト3
06によりプラテンガラス101の露光位置までパスI
〜IIを介して搬送した後停止し、複写動作がスタートす
る。そして複写終了後はパス IIIを介して、搬送大ロー
ラ307によりパスVヘ送られ、さらに排紙ローラ30
8により、再び原稿束302の上面にもどされる。30
9は原稿の一循環を検知するリサイクルレバーであり、
原稿給送開始時に原稿束の上部に載せ、原稿が順次給送
され、最終原稿の後端がリサイクルレバー309を抜け
る時に、自重で落下したことで原稿の一循環を検知して
いる。
【0035】次に、両面原稿時は前述のように原稿を一
旦パスI,IIから IIIに導き、そこで回動可能な切換フ
ラッパ310を切換ることで原稿の先端をパス IV に導
き、搬送ローラ305によりパスIIを通って全面ベルト
306でプラテンガラス101上に搬送した後停止させ
る。つまり搬送大ローラ307により、パス III〜 IV
〜IIのルートで原稿の反転がなされる構成である。
【0036】また、原稿束302を一枚ずつパスI〜II
〜 III〜 IV 〜VIを介してリサイクルレバー309によ
り一循検知されるまで搬送することで、原稿の枚数をカ
ウントすることもできる。
【0037】D.ソータ ソータ(シート処理装置)400は、25ビンのトレイ
を持ち記録済みシートの積載、仕分けを行なう。
【0038】ソータ動作モードには、ノンソートモー
ド、ソートモード、グループモードがあり、複写装置1
00の表示、操作部600の複写開始キー605が押さ
れたときに、ソータはそれ以前に選択されていた動作モ
ードに基づき動作する。
【0039】このとき、181は本体排紙センサであ
り、装置本体100からの排出中のシートの有無を検知
でき、又、403はソータ排紙センサであり、ソータ4
00のソータ排紙ローラ405を通過中のシートの有無
を検知でき、かつ、最終ローラである排出ローラ近傍に
配置されている為、シートがビンに排出されるタイミン
グをも、把握することが可能になっている。
【0040】1.ノンソートモード ノンソートモード時には、はじめにビンの位置がノンソ
ートホームポジションセンサ407が検知する位置(ノ
ンソートホームポジション)まで移動し、その後シート
収納動作が開始される。シート収納開始後は、ビンシフ
トモータ420は動作せず、ビンシフトと動作は行われ
ない。そのため、コピーされたシートはぺディスタルの
排紙ローラ229から順次排出され、ソータ排紙ローラ
405を通り、そのままトレイに排出され積載される。
【0041】2.ソートモード ソートモード時におけるソート動作は、本体からビンの
イニシャル信号がある場合は、最上位のビンがソータ排
紙ローラ405より上位にあるときは、ビンシフトモー
タ420を動作させ、最上位のビンがソータ排紙ローラ
405より低い位置になるまでビンシフト動作を行ない
停止させる(この位置をソートホームポジションとい
う)。
【0042】そして、コピーされたシートは、ペディス
タルの排紙ローラ229から順次排紙され、ソータ排出
ローラ405より各ビンに排出される。このとき、ビン
シフト動作を伴わせ、ビンを上昇又は下降させる事によ
り、シート収納するビンを選択することができるよう構
成されている。
【0043】ビンシフト駆動部は、図2のように構成さ
れており、ここで420はビンシフトモータ(シート収
納部移動部駆動手段)、422はビンシフトローラ軸で
あり、ビンシフトモータ420が回転すると、歯車等を
介してビンシフトローラ軸が回転する。424はリード
カム(シート収納部移動手段)であり、ビンシフトロー
ラ軸と共に回転する。
【0044】428はビン、426はビンの端部であ
り、この端部426は、リードカム424の傾斜溝(第
2のシート収納部移動部)424a,平行溝(第1のシ
ート収納部移動)424bにはめこまれている。端部4
26は溝424a,424b中を可動である。つまり、
ビンシフトローラ軸422、リードカム424が回転す
ることにより、リードカム424に支持されているビン
の端部426、すなわちビン428が上下に移動する仕
組になっている。
【0045】また、430、432は、扇形の部材と透
過型のセンサを組み合わせたものであり、リードカムセ
ンサと呼ばれる。つまり、扇形の部材430の大きさ、
形状、位置の設定により、扇形の部材430と透過型の
センサ432が交差するか否かで、ビンの位置を検知す
ることができる。
【0046】本実施の形態の場合、ビンがシート排出が
可能な位置(平行部、水平部、平坦部又は非傾斜部とい
う)にある場合に透過型のセンサがオンし、シート排出
が不可能な位置(傾斜部)にある場合にはセンサ432
がオフするよう、扇形の部材430の大きさ、形状、位
置を設定してある。
【0047】3.グループモード グループモード時における丁合動作は、まず、ソートモ
ードと同様に、ビンシフトモータ420を動作させ、ビ
ンをソートホームポジションまで移動させる。そして、
コピーされたシートSは、装置本体の排紙ローラ165
より順次排出され、ソータ排出ローラ405よりビンユ
ニット411の各ビンB1 〜Bn に排出される。そし
て、原稿が変わるたびに、ビンシフトモータ420によ
りビンを上昇又は下降させて丁合を行っていく。
【0048】図3は、上述の装置本体100に設けた操
作パネルの配置構成例を示す。操作パネルは、以下に述
べるようなキー群600とデイスプレイ群700とを有
する。
【0049】E.キー群(600) 図3において、601はアスタリスク(*)キーであ
り、オペレータ(使用者)が、綴じ代量の設定とか、原
稿枠消しのサイズ設定等の設定モードのときに用いる。
606はオールリセットキーであり、標準モードに戻す
ときに押す。602は予熱キーであり、本体100の機
械を予熱状態にするときと、予熱状態を解除するときに
押す。また、オートシャットオフ状態から標準モードに
復帰させるときにもこのキー602を押す。
【0050】605は複写開始キー(コピースタートキ
ー)であり、複写を開始するときに押される。
【0051】604はクリア/ストップキーであり、待
機(スタンバイ)中はクリアキー、複写記録中はストッ
プキーの機能を有する。このクリアキーは、設定した複
写枚数を解除するときに押され、また、*(アスタリス
ク)モードを解除するときにも使用する。また、ストッ
プキーは連続複写を中断するときに押される。この押し
た時点での複写が終了した後に、複写動作が停止する。
【0052】603はテンキーであり、複写枚数を設定
するときに押す。また、*(アスタリスク)モードを設
定するときにも使はれる。619はメモリキーであり、
使用者が頻繁に使うモードを登録しておくことが出来
る。ここでは、M1〜M4の4通りの登録ができる。
【0053】611および612は複写濃度キーであ
り、複写濃度を手動で調節するときに押される。613
はAEキーであり、原稿の濃度に応じて、複写濃度を自
動的に調節するとき、またはAE(自動濃度調節)を解
除して濃度調節をマニュアル(手動)に切換えるときに
押される。607はカセット選択キーであり、上段カセ
ット151、中段カセットl53、下段ペーパーデッキ
20lを選択するときに押される。また、RDF300
に原稿が載っているときには、このキー607によりA
PS(自動紙カセット選択)が選択出来る。APSが選
択されたときには、原稿と同じ大きさのカセットが自動
選択される。
【0054】610は等倍キーであり、等倍(原寸)の
複写をとるときに押される。6l6はオート変倍キーで
あり、指定したシートのサイズに合わせて原稿の画像を
自動的に縮小・拡大するときに押される。617および
618はズームキーであり、64〜142%の間で任意
の倍率を指定するときに押される。608および609
は定形変倍キーであり、定形サイズの縮小・拡大を指定
するときに押される。
【0055】626は両面キーであり、片面原稿から両
面複写、両面原稿から両面複写、または両面原稿から片
面複写をとるときに押される。625は綴じ代キーであ
り、シートの左側へ指定された長さの綴じ代を作成する
事ができる。624は写真キーであり、写真原稿を複写
するときに押される。623は多重キーであり、2つの
原稿からシートの同じ面に画像を作成(合成)する時に
押される。
【0056】620は原稿枠消しキーであり、使用者が
定形サイズ原稿の枠消しを行う時に押され、その際の原
稿のサイズはアスタリスクキー601で設定する。
【0057】621はシート枠消しキーであり、カセッ
トサイズの大きさに合わせて原稿の枠消しをする時に押
される。622はページ連写キーであり、原稿の左右ペ
ージを、それぞれ別のシートに分けて複写するときに押
される。
【0058】614は排紙方法(ステイプル、ソート、
グループ)選択キーであり、記録後のシートをステイプ
ルで綴じることのできるステイプラが接続されている場
合は、ステイプルモード、ソートモードの選択または解
除ができ、仕分けトレイ(ソータ)が接続されている場
合は、ソートモード、グループモードの選択又は解除が
できる。
【0059】615は紙折り選択キーで、A3やB4の
サイズの記録済シートを断面Z形に折るZ折りと、A3
やB4サイズの記録済シートを半分に折る半折りの選択
および解除ができる。
【0060】F.デイスプレイ群(700) 図3において、701は、LCD(液晶)タイプのメッ
セージデイスプレイであり、複写に関する情報を表示す
るもので例えば5×7ドットで1文字をなし、40文字
文メッセージと、定形変倍キー608,609、等倍キ
ー610、ズームキー617,618で設定した複写倍
率を表示できる。このデイスプレイ701は半透過形液
晶であって、バックライトに2色用いてあり、通常はグ
リーンのバックライトが点灯し、異常時とか複写不能状
態時にはオレンジのバックライトが点灯する。
【0061】706は等倍表示器であり、等倍を選択し
たときに点灯する。703はカラー現像器表示器であ
り、セピア現像器をセットすると点灯する。702は複
写枚数表示器であり、複写枚数または自己診断コードを
表示する。705は使用カセット表示器であり、上段カ
セット151、中段カセット153、下段デッキ201
のいずれが選択されているかを表示する。
【0062】704はAE表示器であり、AEキー61
3によりAE(自動濃度調節)を選択したときに点灯す
る。
【0063】709は予熱表示器であり、予熱状態のと
きに点灯する。オートシャットオフ状態のときには、こ
の表示器709は点滅する。707はレディ/ウェイト
表示器であり、グリーンとオレンジの2色LEDであっ
て、レディ時(コピー可能時)にはグリーンが点灯し、
ウエイト時(コピー不可時)にはオレンジが点灯する。
【0064】708は両面複写表示器であり、両面原稿
から両面複写、片面原稿から両面複写のいずれかを選択
したときに点灯する。
【0065】なお、標準モードでRDF300を使用し
ている時では、複写枚数1枚、濃度AEモード、オート
シート選択、等倍、片面原稿から片面複写の設定にな
る。RDF300を未使用時の標準モードでは複写枚数
1枚、濃度マニュアルモード、等倍、片面原稿から片面
複写の設定となっている。RDF300の使用時と未使
用時の差はRDF300に原稿かセットされているかど
うかで決まる。
【0066】また、710は電源ランプで、電源スイッ
チをオンすると点灯する。
【0067】G.ソータ制御装置(500) 図4に、図1の本実施の形態のソータの制御装置500
の回路構成例を示す。
【0068】図4に示すように、中央演算処理装置(C
PU)501、読み出し専用メモリ(ROM)503,
ランダムアクセスメモリ(RAM)505、入力ポート
507及び出力ポート509等からなる制御装置を備え
ており、ROM503には制御プログラムが格納され、
RAM505には入力データや作業用データが記憶さ
れ、入力ポート507には上記リードカムセンサ(43
0、432)等の各センサ及びスイッチが連結され、出
力ポート509には上記ビンシフトモータ420等の負
荷が連結されていて、CPU501かROM503に格
納された制御プログラムに従って、パスを介して接続さ
れた各部を制御する。また、該CPU501はシリアル
インタフェースを備えており、例えば、複写機本体のC
PUとシリアル通信を行なって、複写機本体からの信号
により各部を制御する。
【0069】ついで、図5ないし図13に示すフローに
沿って、本実施の形態の動作について説明する。
【0070】まず、図5に示すように、例えば複写機本
体のコピースータートキー605が押され複写動作が開
始されると、シルアル信号にて複写機本体からソータス
タート信号が送られる。ソータ400は、この信号を待
っていて(Step101)、ソータスタート信号が送
られてくるとStep103に進む。Step103で
は、次にソータスタート信号がなくなるまでの1ジョブ
の間の動作のモードを決め、モードデータをRAM50
5に格納する。
【0071】次に、確定した動作モードに基づき各部を
動作させる。
【0072】すなわち、Step103でノンソートで
あるか否かを判断し、ノンソートであればノンソートモ
ード(Step109)に進む。またStep103で
ノンソートモードでないと判断したばいはStep10
5に進み、ソートであるか否かを判断する。ソートであ
ればソート動作の初期処理である動作変数設定処理(S
tep107)に進み、次に、ソートモード(Step
111)に進む。Step105でソートでないと判断
された場合はグループと判断され、グループモード(S
tep113)に進む。そして、上記いづれかのモード
の動作終了後1ジョブ終了としてプログラムは最初のS
tep101に進行する。
【0073】次に、図6に沿って、ノンソートモードの
動作について説明する。
【0074】ノンソートモードでは最上位ビンに排紙さ
れるため、ビンユニットをノンソートホームポジション
センサ407が検知する位置まで移動させる(Step
201)。
【0075】次に、装置本体100からのソータスター
ト信号の有無を判別する(Step203)。ソータス
タート信号がない場合はメインルーチンに戻るが、ソー
タスタート信号が有る場合は、Step205に進み、
本体排紙信号のオンを待つ。本体排紙信号がオンしたな
らば、シートを排出するため搬送モータ180を回転さ
せる(Step207)。
【0076】次に、ソータ排紙センサ403が、シート
の排出を検知するまで継続して行ない、検知したならば
(Step209)、搬送モータを停止させ(Step
211)、Step203に進み、ソータスタート信号
が無くなるのを待つ。
【0077】次に、図7に沿って本発明の特徴であるソ
ート動作の前処理(動作変数設定処理)について説明す
る。
【0078】Step301において、ソータスタート
信号の有無を判断し、有る場合はStep303に進
み、ここで装置本体100とのシリアル通信から得られ
た情報により、次に装置本体100から排出されてくる
シートサイズ(搬送方向長)、シート搬送速度、あるシ
ートと次のシートとの時間間隔のそれぞれのデータを確
定する。これらのデータは、例えば、装置本体からの通
信で得られる。
【0079】次に、ステップ305に進み、ソートモー
ド動作時のビンシフト動作を行なう、ビンシフト駆動部
の駆動速度の算出を行なう。
【0080】まず、駆動部の第1の速度として、ビン部
へのシート排出時間(シート搬送方向長/シート搬送速
度で得られる)で、リードカム部の前述した平行部(リ
ードカムセンサがオンしている領域)を回動する速度を
設定する。
【0081】又、駆動部の第2の速度として、ビン部へ
のシート間隔時間(前述)で、リードカム部の傾斜部
(リードカムセンサがオフしている領域)を回動する速
度を設定する。
【0082】どちらの場合も、リードカム424の平行
部(平行溝424b)・傾斜部(傾斜溝424a)の割
合は、装置において固定であるので、駆動モータ420
がステッピング・モータであれば、実現は容易であり、
また、他の種類のモータ(例、DCモータ)であって
も、適切な制御を行なうことで可能である。ここで設定
された速度は、後述の説明で使用される。
【0083】なお、ソータ400の断続的な移動による
動作音は、ソータ400の自重の影響によって、上昇時
に特に大きくなり、ソータ400の下降時には、比較的
円滑に行われるので、ソータを移動させるためのリード
カム424、ビンシフトモータ420の速度制御は、ソ
ータ400の上昇時を例にして説明することにする。
【0084】次に、図8のフローチャートを用いて、ソ
ートモードの動作について説明を行なう。
【0085】まず、複写機本体から、ビンユニットをホ
ームポジションに戻すか否かをあらわす“ビンイニシャ
ル信号”が出力されたかを判別し、出力された場合は、
S1105にてビンユニットのイニシャル動作を行な
う。S1105の次、また、S1101で“ビンイニシ
ャル信号”がなかった場合は、S1103にて、シート
の搬送の為に搬送モータを駆動させる。
【0086】S1107では、ソータ400を使った動
作を行なっていることを示す“ソータスタート信号”の
有無を判別し、信号が無い場合はS1123にて、搬送
モータ・ビンシフトモータの各モータを停止し、処理を
メインルーチンに戻す。S1107で“ソータスタート
信号”がある場合は、S1109にてシートが排紙セン
サに到達したかをチェックし、到達した場合はS111
1にて、ビンシフトを行なうビンシフトモータ420を
駆動させる。
【0087】この動作と並行して、シートの搬送/ビン
ヘの排出動作は行われている。
【0088】S1111でのビンシフト駆動部の回転速
度は、前述の“速度1”であり、この速度でビンシフト
駆動部(モータ)を駆動した場合、シートがビン部へ排
出完了した時点(S1113で排紙センサをオフした時
点)で、丁度、リードカムの平行部424bの回動を完
了するはずである。
【0089】そのため、その時点で、ビンシフト動作の
方向反転信号が無い場合(S1115)はS1117
で、ビンシフトの駆動速度を前述の“速度2”に設定
し、ビンシフト駆動部の駆動を続ける。
【0090】この速度で回動を続けると、前述設定した
とおり、シート間隔時間でリードカム424の傾斜部4
24aを回動するようにしてあるので、次のシートの先
端がビン部の排出部に到達した時点には、ビン部の次の
収納ビンのシート排出部への移動が完了している。
【0091】又、S1115で、ビンシフト方向の反転
信号がある場合は、S1119、S1121にて、ビン
シフト動作を停止し、設定されたシフト方向の反転を行
なう。その後、処理は、S1107に戻され、“ソータ
スタート信号”がオフされるまで、同じように繰り返さ
れる。
【0092】ここで、前述ビンシフト駆動部の速度であ
る“速度1”と“速度2”はそれぞれ、本体から排出さ
れるシートの搬送方向の長さ、シート搬送速度、シート
排出間隔とから、演算・算出したものである。
【0093】つまり、図11(a)のように、シートの
排出が開始される時点から、ビンシフト駆動部の速度は
“速度1”に設定され、シートの排出中も駆動部は回動
を行なっている。
【0094】但し、本実施の形態の場合は、この間、リ
ードカム424の平行部424bを回動中であるので、
ビン自体の高さは一定に保たれている。そして、シート
排出完了時には、図11(b)のようになり、シート排
出可能な状態でシート排出を終わらせる。
【0095】また、図11(c)のように、シートの排
出が不可能になった時点より、ビンシフト駆動部の駆動
速度は‘速度2”に切り換えられ、シート排出が可能に
なるまで駆動が続けられる。
【0096】図12に、ソートモード時のタイミングチ
ャートを示す。
【0097】次に、図9を用いて、ビンシフト駆動部の
駆動速度とビン位置の関係について説明を行なう。
【0098】図9において、(a)図はビン部の端部を
係合し移動を可能にしているリードカムの展開モデル図
であり、ビン部の端部はこの溝にそって上昇/下降する
ようになっている。
【0099】本実施の形態では、図に示すように平行な
溝424bと、ビン部の上昇/下降を行なう傾斜した溝
424aが設けられている。( (b)図に従来のビンシフト駆動部の速度制御に基づく
速度変移を示す。この図のように、平行部・傾斜部とも
同一の速度(V0[deg/s])で制御されており
(縦軸:駆動部の駆動速度、横軸:経過時間)、この
時、ビン部の高さ方向の遷移は(c)図のようになる。
縦軸は、ビンの高さを示し、横軸は経過時間である。こ
こで、横軸は(b)に対応してあり、時間の経過に伴
う、駆動部の速度、ビンの位置の関係が示されている。
【0100】このように、ビンシフト駆動部を一定速度
で駆動した場合は、ビンの平行部424aと傾斜部42
4bの時間的比率が、リードカム424の構成と同一に
なる。すなわち、リードカム424の構成を決定するこ
とで、シートの排出を行なう時間と、シートの排出間隔
の時間との比率が決定されてしまい、複写機本体の動作
モード・シートサイズ等に対する汎用性が低いというこ
とがいえる。
【0101】同様に、(d)図に本実施の形態のビンシ
フト駆動部の速度制御に基づく速度変移を、(e)図に
ビン部の高さ方向の遷移を示す。
【0102】(d)図で、この場合、ビンがリードカム
424の平行部424bにある場合の速度を比較的遅く
し([V1deg/s])、ビンがリードカム424の
傾斜部424aにある場合の速度を比較的速く([V2
deg/s])してある([V1<V2])。
【0103】そのため、(d)図のように、平行部42
4bにある時間が、従来例より長くなり、傾斜部424
aにいる時間が短くなっている。この時の、ビンの位置
の時間遷移が(e)図である。
【0104】シート収納部移動部駆動手段としてのビン
シフトモータ420の速度0を含まない複数の駆動速度
は、画像形成装置本体100の画像形成モードにより、
シートの搬送・排出・収納動作と並行しながら決定され
る複数の速度から複数選択して、ビンの移動を行うよう
に制御装置190により制御されている。
【0105】また、ビンシフトモータ420の駆動速度
は、シート排出が可能な位置をビンが移動中に、シート
の排出が可能であるようなリードカム424の平行部
(第1のシート収納部移動部)424bを駆動するビン
シフトモータ420の駆動速度(第1の速度)と、シー
ト排出のインターバル中に、ビンがシート排出が可能な
位置から、シート排出が不可能な位置への移動が可能な
リードカム424の傾斜部(第2のシート収納部移動
部)424aを駆動するビンシフトモータ420の駆動
速度(第2の速度)である。
【0106】また、ビンを移動させるリードカム424
を駆動するビンシフトモータ420は、画像形成装置の
画像形成モードが、画像形成されたシートが排出される
毎に、シート処理装置のビンを切り換えるモード(ソー
トモード)の時のみ、シートの搬送・排出動作と並行し
て、駆動動作を停止することなく、連続的に駆動する。
【0107】上記リードカム424を駆動するビンシフ
トモータ420の速度制御は、ビンの移動動作方向が上
昇方向である場合のみ、シートの搬送・排出動作と並行
しながら、リードカム424の駆動動作を停止すること
なく、連続的に動作される。。
【0108】シート収納部移動部駆動手段としてのビン
シフトモータ420の速度0を含めた複数の駆動速度
は、前記画像形成装置の画像形成モードにより、シート
の搬送・排出・収納動作と並行しながら、前記ビンシフ
トモータ420の駆動速度として、複数の駆動速度から
少なくとも3の速度を選択して順次切り換えながら、シ
ート収納部の移動を行うように制御装置190により制
御されている。
【0109】また、前記画像形成装置は、シート収納部
の位置を検出する手段と、搬送中のシートの有無を検知
するシート検知手段と、を備えており、リードカム42
4のビンシフトモータ420の駆動速度が、シート排出
が可能な位置をビンが移動中に、シートの排出が可能で
あるようなリードカム424の並行部424bを駆動さ
せるビンシフトモータ420の駆動速度と、速度0のど
ちらかの速度である。また、シート排出のインターバル
中に、ビンがシート排出が不可能な位置へ移動が可能
な、リードカム424の傾斜部424aを駆動させるビ
ンシフトモータ420の駆動速度と、速度0と、のどち
らかの速度である。
【0110】また、ビンを移動させるリードカム424
を駆動するビンシフトモータ420は、画像形成モード
が、画像形成されたシートが排出される毎にシート処理
装置のシート収納部を切り換えるモードのみ、シートの
搬送・排出と並行して、リードカム424の駆動動作を
複数の速度で動作する。
【0111】上記リードカム424を駆動するビンシフ
トモータ420の速度制御は、ビンの移動動作方向が上
昇方向である場合のみ、シートの搬送・排出動作と並行
しながら、リードカム424の駆動動作を複数の速度で
動作する。
【0112】シート収納部移動部駆動手段としてのビン
シフトモータ420の速度0を含めた複数の駆動速度
は、ビンシフトモータ420の0を含めた複数の駆動速
度であって、前記画像形成装置の画像形成モードによ
り、シートの搬送・排出・収納動作と並行しながら、1
枚のシート排出動作時の前記リードカム424の駆動速
度として、複数の駆動速度から少なくとも3つの速度を
選択して順次切り換えながら、シート収納部の移動を行
うように制御装置190により制御されている。
【0113】図10に、従来例と本実施の形態に関する
シート搬送・シート間隔を示すモデル図を示す。
【0114】(a)図は従来例であって、前記説明した
とおり、シート搬送を行なう時間:Tpと、シート間隔
の時間:Ti1の比率は、構成上ある決まったものであ
り,実際に、シートの収納を行なう際には、その規律ど
おりに、複写機本体でシート間隔を制御する必要があ
る。
【0115】つまり、リードカム424の回動速度を一
定にする為には、まず、(シートの搬送方向の長さ/シ
ート搬送速度)を算出し、その時間と、リードカムの
(水平部/傾斜部)との比率から導出される時間を、シ
ート間隔とするわけである。
【0116】そのため、リードカム424の形状によっ
て、ソータ400の処理能力が制限され、汎用性が低
く、高い生産性を得られないという不具合があるといえ
る。
【0117】一方、本実施の形態においては、ピンシフ
トの駆動速度を複数持つているので、(b)図に示すよ
うなシート搬送を行なう場合でも、Tp(前述)とシー
ト間隔:Ti2に合わせたビンシフトの駆動速度を設定
することで、リードカム424の形状に無関係に、対応
することができ、複写機本体のシート排出動作に対する
高い汎用性を実現することができる。
【0118】そのため、シート仕分けの生産性に関して
も、リードカム424の構成を理由に、損われることが
なくなっている。
【0119】また、図には示さないが、シート間隔が長
い場合などは、傾斜部424aを回動する際のビンシフ
ト駆動部の駆動速度を低く設定することで、不必要に速
い移動を行なう必要が無く、この場合はビンシフト駆動
動作の静音化を図ることが可能となる。
【0120】また、シート収納部の移動に関して、1枚
のシート収納毎に、シート収納部の位置の補正・レジス
ト合わせの為に、シート収納部の移動を行なう駆動部
が、一時的に停止する制御を伴ってもいいことは言うま
でもない。
【0121】このように、ビンシフトの駆動部の駆動速
度を複数設定することで、構成に制限されない、“汎用
性の高いシート収納動作“が可能となることが、本実施
の形態の大きな特徴である。
【0122】次に、図13に沿って、グループモードの
動作について説明する。
【0123】まず、複写機本体からのビンイニシャル信
号があるか否かを判断し(Step501)、ありの場
合のみビンユニットをホームポジションへ移動する(S
tep503)。
【0124】次にStep505に進行し複写機本体か
らのソータスタート信号が有るか否かを判断する。ソー
タスタート信号があればジョブは継続されているものと
してStep507に進行する。リタースタート信号が
なければ1ジョブ終了としてメインルーチンにもどる。
Step507では排紙信号の有無を判断し、排紙信号
があればStep509に進行する。排紙信号がなけれ
ば再びStep505にもどる。Step511ではビ
ン411内にシートを搬送する搬送動作を行ない、搬送
動作終了後、Step515に進行する。
【0125】Step515では複写機本体からのビン
シフト信号があるか否かを判断して、ビンシフト信号が
ある場合のみビンユニット411を1ビンだけシフトし
(Step517)プログラムはStep505にもど
る。
【0126】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像形成装置本体から排出されるシートを、移動する複
数のシート収納手段に排出して仕分けする時、シート収
納手段方を駆動するシート収納部移動手段を複数の速度
で駆動するように制御したので、シート収納手段を移動
させるシート収納部移動手段の構成に依存することな
く、略連続的にシート収納部移動手段を駆動できて、シ
ート処理装置の動作音を低減することができる。
【0127】そして、シート収納手段の移動を、シート
収納部移動手段の構成に依存しない複数の速度の制御で
行わせることで、シートの収納時のシート収納時間とシ
ート収納間隔に関して、汎用性を持った構成のシート処
理装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシート処理装置及びこれが適用可
能な画像形成装置本体の縦断正面図。
【図2】同じくシート処理装置のビンシフト駆動部の斜
視図。
【図3】同じく画像形成装置の操作パネルの平面図。
【図4】同じくシート処理装置の制御装置のブロック
図。
【図5】同じくシート処理装置のソートモードの動作を
示すフローチャート。
【図6】同じくシート処理装置のノンソートモードの動
作を示すフローチャート。
【図7】同じくシート処理装置のソートモードの初期設
定のフローチャート。
【図8】同じくシート処理装置のソートモードの動作を
示すフローチャート。
【図9】同じくビンシフト駆動部の駆動速度とビン位置
との関係図。
【図10】同じくシート搬送のモデル図。
【図11】同じくシート処理装置のソートモードの動作
図。
【図12】同じくシート処理装置のソートモードのタイ
ミングチャート。
【図13】同じくシート処理装置のグループモードのフ
ローチャート。
【符号の説明】
1 〜Bn ,428 ビン(シート収納手段) TP 搬送手段 100 複写機本体(画像形成装置本体) 137 感光ドラム(画像形成手段) 165 排出ローラ(シート排出手段) 181 本体排紙センサ 190 制御装置(制御手段) 403 ソータ排紙センサ 420 ビンシフトモータ(シート収納部移
動部駆動手段) 424 リードカム(シート収納部移動手
段) 424a リードカムの傾斜溝(第2のシート
収納部移動部) 424b リードカムの平行溝(第1のシート
収納部移動部) 430、432 リードカムセンサ(シート収納部位
置の検知センサ)
フロントページの続き (72)発明者 杉田 茂 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 辻野 浩道 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置本体から排出されるシート
    を搬送する搬送手段と、 該搬送手段により搬送されるシート収納する複数のシー
    ト収納手段と、 前記シート収納手段を移動させるシート収納部移動手段
    と、 前記シート収納部移動手段を駆動するシート収納部移動
    部駆動手段と、 前記シート収納部移動部駆動手段の、速度0を含まない
    複数の駆動速度であって、前記画像形成装置の画像形成
    モードにより、シートの搬送・排出・収納動作と並行し
    ながら、前記シート収納部移動部駆動手段の駆動速度
    を、複数の速度から複数選択し、シート収納部の移動を
    行う制御手段と、 を有することを特徴とするシート処理装置。
  2. 【請求項2】 前記画像形成装置が、シート収納部の位
    置を検出する手段と、搬送中のシートの有無を検知する
    シート検知手段と、を備え、 前記シート収納部移動部の駆動手段の駆動速度が、シー
    ト排出が可能な位置をシート収納部が移動中に、シート
    の排出が可能であるような第1のシート収納部移動部の
    駆動手段の駆動速度と、シート排出のインターバル中に
    シート収納部がシート排出が不可能な位置より、シート
    排出が可能な第2のシート収納部移動部の駆動手段の駆
    動速度、とであることを特徴とする請求項1に記載のシ
    ート処理装置。
  3. 【請求項3】 画像形成モードが、画像形成されたシー
    トが排出される毎にシート処理装置のシート収納部を切
    り換えるモードの時のみ、シートの搬送・排出動作と並
    行して、シート収納部移動手段の駆動動作を停止するこ
    となく連続的に動作させることを特徴とする請求項2に
    記載のシート処理装置。
  4. 【請求項4】 シート収納部の移動動作方向が上昇方向
    である場合のみ、シートの搬送・排出動作と並行しなが
    ら、シート収納部移動部の駆動動作を停止することな
    く、連続的に動作させることを特徴とする請求項3に記
    載のシート処理装置。
  5. 【請求項5】 画像形成装置本体から排出されるシート
    を搬送する搬送手段と、 該搬送手段により搬送されるシートを収納する複数のシ
    ート収納手段と、 前記シート収納手段を移動させるシート収納部移動手段
    と、 前記シート収納部移動手段を駆動するシート収納部移動
    部駆動手段と、 前記シート収納部移動部駆動手段の、速度0を含めた複
    数の駆動速度であって、前記画像形成装置の画像形成モ
    ードにより、シートの搬送・排出・収納動作と並行しな
    がら、前記シート収納部移動部駆動手段の駆動速度とし
    て、複数の駆動速度から少なくとも3の速度を選択して
    順次切り換えながら、シート収納部の移動を行う制御手
    段と、 を有することを特徴とするシート処理装置。
  6. 【請求項6】 前記画像形成装置が、シート収納部の位
    置を検出する手段と、搬送中のシートの有無を検知する
    シート検知手段と、を備え、該シート収納部移動部の駆
    動手段の駆動速度が、シート排出が可能な位置をシート
    収納部が移動中に、シートの排出が可能であるような第
    1のシート収納部移動部の駆動手段の駆動速度と、速度
    0のどちらかの速度であり、また、シート排出のインタ
    ーバル中に、シート収納部がシート排出が不可能な位置
    へ移動が可能な、第2のシート収納部移動部の駆動手段
    の駆動速度と、速度0と、のどちらかの速度であること
    を特徴とする請求項5に記載のシート処理装置。
  7. 【請求項7】 画像形成モードが、画像形成されたシー
    トが排出される毎にシート処理装置のシート収納部を切
    り換えるモードのみ、シートの搬送・排出と並行して、
    シート収納部移動部の駆動動作を複数の速度で動作する
    ことを特徴とする請求項6に記載のシート処理装置。
  8. 【請求項8】 シート収納部の移動動作方向が上昇方向
    である場合のみ、シートの搬送・排出動作と並行しなが
    ら、シート収納部移動部の駆動動作を複数の速度で動作
    することを特徴とする請求項7に記載のシート処理装
    置。
  9. 【請求項9】 画像形成装置本体から排出されるシート
    を搬送する搬送手段と、 該搬送手段により搬送されるシートを収納する複数のシ
    ート収納手段と、 前記シート収納手段を移動させるシート収納部移動手段
    と、 前記シート収納部移動手段を駆動するシート収納部移動
    部駆動手段と、 前記シート収納部移動部駆動手段の、0を含めた複数の
    駆動速度であって、前記画像形成装置の画像形成モード
    により、シートの搬送・排出・収納動作と並行しなが
    ら、1枚のシート排出動作時の前記シート収納部移動手
    段の駆動速度として、複数の駆動速度から少なくとも3
    つの速度を選択して順次切り換えながら、シート収納部
    の移動を行うように制御する制御手段と、を有すること
    を特徴とするシート処理装置。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし9何れか1項記載のシ
    ート処理装置と、シートに画像を形成する画像形成手段
    と、画像形成手段したシートを、前記シート処理装置の
    搬送手段に排出するシート排出手段と、を有することを
    特徴とする画像形成装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6459534B1 (en) 1999-06-14 2002-10-01 Canon Kabushiki Kaisha Projection optical system and projection exposure apparatus with the same, and device manufacturing method

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