JP3149273B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3149273B2
JP3149273B2 JP19777592A JP19777592A JP3149273B2 JP 3149273 B2 JP3149273 B2 JP 3149273B2 JP 19777592 A JP19777592 A JP 19777592A JP 19777592 A JP19777592 A JP 19777592A JP 3149273 B2 JP3149273 B2 JP 3149273B2
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  • Dovetailed Work, And Nailing Machines And Stapling Machines For Wood (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成装置に付設さ
れていて、原稿の第1のページをプラテンガラス上の片
側に、第2のページをプラテンガラス上の第1のページ
とは逆側に載置することが可能な自動原稿送り装置と、
上記画像形成装置から排紙されるシート材を分類、収
納、針打ちするシート後処理装置を備えた画像形成装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、原稿の第1のページをプラテンガ
ラス上の片側に、第2のページをプラテンガラス上の第
1のページと逆側に載置することが可能であって、画像
形成装置に付設された自動原稿送り装置と、上記画像形
成装置から排紙されるシート材を分類、収納、針打ちす
るシート後処理装置を備えた画像形成装置において、シ
ート後処理装置のステイプラのステイプル位置が固定で
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の画像形
成装置においては、シート後処理装置のステイプラの位
置が固定であったために、縦原稿、横原稿のそれぞれか
ら画像形成したシート材に応じて、最適なステイプル位
置にステイプルすることができなかった。
【0004】本発明は、原稿の書式が縦書きか横書きか
に応じて、最適なステイプル位置にステイプルすること
ができる画像形成装置を提供することを目的とするもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、原稿の第1の
ページをプラテン上の片側に、第2のページをプラテン
上の前記第1のページとは逆側に載置することが可能な
自動原稿送り装置と、排紙されるシート材を針打ちする
シート後処理装置と、を備えた画像形成装置において、
原稿が縦書き原稿か横書き原稿かを選択する選択手段
と、該選択手段により選択された書式に応じて、前記シ
ート後処理装置が針打ちする位置を可変とする制御手段
と、を有することを特徴とする。
【0006】また、前記シート後処理装置は、針打ちす
る綴じ装置を1組付設し、該綴じ装置を移動させること
により針打ちする位置を可変とすることを特徴とする。
【0007】また、前記シート後処理装置は、綴じ装置
を複数組付設し、針打ちする綴じ装置を選択することに
より、針打ちする位置を可変とすることを特徴とする。
【0008】また、前記自動原稿送り装置は、第1のペ
ージをプラテン上の左右どちらかに載置し、第2のペー
ジを載置しないことを特徴とする。
【0009】
【作用】プラテン上に載置する原稿は、選択手段の操作
により、縦書き原稿、横書き原稿が選択される。原稿
は、自動原稿送り装置により、第1のページをプラテン
上の片側に、第2のページをプラテン上の第1のページ
とは逆側に載置される。上記、選択手段の選択結果に応
じて、第1のページ、第2のページをそれぞれプラテン
上の左右どちらかに置き、一連の複写手続きの後、画像
形成したシート材は、選択手段の選択結果に応じて、最
適な位置にステイプルする。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例1について説明する。 A.本体(100) 図1の本体100において、101は原稿を載置するプ
ラテンガラス、103は原稿を照明する照明ランプ(露
光ランプ)、105,107,109はそれぞれ原稿の
光路を変更する走査用ミラー(走査ミラー)、111は
合焦及び変倍機能を有するレンズ、113は光路を変更
する第4の反射ミラー(走査ミラー)である。115は
光学系を駆動する光学系モータ、117,119,12
1はそれぞれセンサである。
【0011】131は感光ドラム、133は感光ドラム
131を駆動するメインモータ、135は高圧ユニッ
ト、137はブランク露光ユニット、139は現像器、
140は現像ローラ、141は転写帯電器、143は分
離帯電器、及び145はクリーニング装置である。
【0012】151は上段カセット、153は下段カセ
ット、171は手差し給紙口、155及び157は給紙
ローラ、159はレジストローラである。また、161
は画像記録された給紙を定着側へ搬送する搬送ベルト、
163は搬送されてきた記録紙を熱圧着で定着させる定
着器、167は両面記録の際に用いるセンサである。
【0013】上述の感光ドラム131の表面は光導電体
と導電体を用いたシームレス感光体からなり、このドラ
ム131は回動可能に軸支されて、後述の複写開始キー
の押下に応答して作動するメインモータ133により、
本図の矢印の方向に回転を開始する。ついで、ドラム1
31の所定回転制御及び電位制御処理(前記処理)が終
了すると、プラテンガラス101上に置かれた原稿は、
第1走査ミラー105と一体に構成された照明ランプ1
03により照明され、その原稿の反射光は第1走査ミラ
ー105、第2走査ミラー107、第3走査ミラー10
9、レンズ111、及び第4走査ミラー113を経てド
ラム131上に結像する。
【0014】ドラム131は高圧ユニット135により
コロナ帯電される。その後、照明ランプ103により照
射された像(原稿画像)がスリット露光され、公知のカ
ールソン方式でドラム131上に静電画像が形成され
る。
【0015】次に、感光ドラム131上の静電画像は、
現像器139の現像ローラ140により現像され、トナ
ー像として可視化され、そのトナー像が転写帯電器14
1により、後述のように転写紙上に転写される。
【0016】すなわち、上段カセット151もしくは下
段カセット153内の転写紙または手差し給紙口171
にセットされた転写紙は、給紙ローラ155もしくは1
57により本体装置内に送られ、レジストローラ159
により正確なタイミングをもって感光ドラム131の方
向に送られ、潜像先端と転写紙の先端とが一致される。
その後、転写帯電器141とドラム131との間を転写
紙が通過することにより、ドラム131上のトナー像が
転写紙上に転写される。
【0017】この転写終了後、転写紙はドラム131か
ら分離帯電器143により分離され、搬送ベルト161
により定着器163に導かれ、加圧および加熱により定
着され、その後、排出ローラ165により本体100の
外に排出され、図示された排紙トレイ430上に積載さ
れる。
【0018】転写後のドラム131は、そのまま回転を
続行して、クリーニングローラ及び弾性ブレードで構成
されたクリーニング装置145により、その表面が清掃
される。
【0019】B.ペディスタル(200) 図1のペディスタル200は、本体100から切り離す
ことができ、2、000枚の転写紙を収納し得るデッキ
201及び両面コピー用の中間トレイ203とを有して
いる。また、その2、000枚収納可能なデッキ201
のリフタ205は、給紙ローラ207に常に転写紙が当
接するように、転写紙の量に応じて上昇する。また、2
11は両面記録側ないし多重記録側の経路と排出側経路
との経路を切り換える排紙フラッパ、213,215は
搬送ベルトの搬送路、217は転写紙押え用の中間トレ
イおもりであり、排紙フラッパ211、及び搬送路21
3,215を通った転写紙は裏返しされて両面コピー用
中間トレイ203に収納される。
【0020】219は両面記録と多重記録の経路との多
重フラッパであり、搬送路213と215の間に配設さ
れ、上方に回動することにより転写紙を多重記録用搬送
路221に導く。223は多重フラッパ219を通る転
写紙の末端を検知する多重排紙センサである。225は
経路227を通じて転写紙をドラム131側へ給紙する
給紙ローラである。229は機外へ転写紙を排出する排
出ローラである。
【0021】両面記録(両面複写)時や多重記録(多重
複写)には、まず、本体100の排紙フラッパ211を
上方に上げて複写済の転写紙をペディスタル200の搬
送路213,215をして中間トレイ203に格納す
る。このとき、両面記録時には多重フラッパ219を下
げておき、多重記録時には多重フラッパ219を上げて
おく。この中間トレイ203は、例えば99枚までの複
写紙を格納することができる。中間トレイ203に格納
された転写紙は中間トレイおもり217により押えられ
る。
【0022】次に行う裏面記録時、または多重記録時に
は中間トレイ203に格納されている転写紙が、下から
1枚ずつ給紙ローラ225、おもり217との作用によ
り、経路227を介して本体100のレジストローラ1
59へ導かれる。
【0023】C.RDF(循環式自動原稿送り装置)
(300) 図3に詳細に示すように、RDF300には原稿束Sを
セットする第1の原稿トレイとしての積載トレイ310
と、原稿束SSをセットする第2の原稿トレイとしての
積載トレイ350が装備されている。
【0024】また、積載トレイ310側には、原稿給送
手段の一方の部分を構成する給送手段が装備されてい
る。この給送手段は、半月ローラ331と、分離搬送ロ
ーラ332と、分離ベルト333と、分離モータSPR
MTRと、レジスト・ローラ335と、全面ベルト33
6と、ベルト・モータBELTMTRと、搬送大ローラ
338と、搬送モータFEEDMTEと、排紙ローラ3
40と、フラッパ341と、リサイクルレバー342
と、給紙ストッパ343と、給紙センサENTS、反転
センサTRNS、排紙センサEJTS等から構成されて
いる。
【0025】ここで、半月ローラ331と分離搬送ロー
ラ332と分離ベルト333は、分離モータSPRMT
Rにより回転して、積載トレイ310上の原稿束Sの最
下部から原稿を1枚ずつ分離する。
【0026】また、レジスト・ローラ335と全面ベル
ト336は、ベルト・モータBETMTRにより回転し
て分離された原稿をシートパスa,bを介して原稿台ガ
ラス101上の露光位置(シートパスc)まで搬送す
る。また、搬送大ローラ338は搬送モータFEEDM
TRにより回転して原稿台ガラス101上の原稿をシー
トパスcからシートパスeに搬送する。このシートパス
eに搬送された原稿は、排紙ローラ340により原稿を
積載トレイ310の原稿束S上に戻される。
【0027】また、リサイクルレバー342は、原稿の
一循環を検知するもので、原稿給送開始時にリサイクル
レバー342を原稿束Sの上部に載せ、原稿が順次給送
され、最終原稿の後端がリサイクルレバー342を抜け
る時に自重で落下したことで原稿の一循環を検知する。
【0028】上記給送手段330では、両面原稿時に、
原稿を一旦シートパスa,bからcに導き、次いで搬送
大ローラ338を回転し、フラッパ341を図3に示す
点線位置に切り換えることで原稿の先端をシートパスd
に導き、次いでレジストローラ335によりシートパス
bを通し、この後全面ベルト336で原稿を原稿台ガラ
ス101上に搬送して停止することで原稿を反転させて
いる。すなわち、原稿をシートパスc〜d〜bの経路で
反転させている。
【0029】なお、原稿束Sの原稿を1枚ずつシートパ
スa〜b〜c〜d〜eを通して、リサイクルレバー34
2により一循環したことが検知されるまで搬送すること
によって、原稿の枚数をカウントすることができる。
【0030】更に、該RDF300の本体右方には、プ
ラテン101上の画像読み取り終了後のシート原稿Sを
プラテン101への搬入方向とは反対側に排出し、原稿
トレイ310上の原稿束Sの最上部に搬出する第2の原
稿排紙路(シートパスg)が構成されている。シートパ
スg中には、シート原稿Sを搬送するための第1搬送ロ
ーラ343、第2搬送ローラ344が配置され、更にシ
ートパスgの下流には第2の排紙ローラ345が設けら
れており、該シートパスgを搬送されてきたシート束S
を原稿トレイ310上の原稿束Sの最上部に排出する。
【0031】シートパスg上方には、原稿排紙カバー3
46が配置されていて、全面ベルト336下流近傍から
シートパスnに分岐する第3の原稿排紙路(シートパス
n)が構成される。シートパスcとシートパスnの分岐
部には搬送路の切り換えを行うための排紙フラッパ35
5が配置されていて、排紙フラッパソレノイドRFLA
PSLのON/OFFにより図中実線位置と破線位置の
間を揺動することによりパスの切り換えを行っている。
シートパスnの下流には第3の排紙ローラ362が設け
られており、シートパスnを搬送されてきたシート原稿
Sを原稿排紙カバー346上に排出する。
【0032】シートパスgには排紙路中のシート原稿S
の前端及び後端を検知するための透過型の光センサであ
る第2排紙センサLOOPEJTSが配置されている。
【0033】該RDF300本体右側面には、本体外部
からRDF本体内にシート原稿を受け入れる原稿搬入パ
ス(シートパス1)が開口していて、シートパス1から
前記シートパスgに合流する原稿搬入路が構成されてい
る。
【0034】次に原稿トレイ310の揺動動作について
説明する。トレイ揺動モータTRAYMTRのモータ出
力軸はトレイ揺動アーム軸348に結合されている。原
稿トレイ310の下面にはトレイ揺動コロ347が結合
している。トレイ揺動コロ347はトレイ揺動アーム3
49の先端に設けられ、トレイ揺動アーム349の反対
側はトレイ揺動アーム軸348に固定されていて、トレ
イ揺動アーム軸348が回転することによりトレイ揺動
アーム349は図中実線と破線位置の間を揺動し、原稿
トレイ310を揺動中心の回りに図中実線位置と破線位
置間を揺動する。
【0035】TRAYUPLMTSWは原稿トレイ31
0が上方位置(実線位置)に到達したことを検知する上
部リミットスイッチで、TRAYDOWNLMTSWは
原稿トレイ310が下方位置(破線位置)に到達したこ
とを検知する下部リミットスイッチであって、トレイ揺
動モータTRAYMTRは上部、下部リミットスイッチ
の検知より回転を制御する。
【0036】また、積載トレイ350側にも原稿給送手
段の他方の部分を構成する給送手段が装備されている。
この給送手段は、半月ローラ351と、分離搬送ローラ
352と、分離ベルト353と、レジストローラ354
と、搬送モータRFEEDMTRと、給紙ストッパ35
9と、予約給紙センサRENTSと、原稿検知センサR
EMPSと、排紙ローラ362等から構成されている。
【0037】ここで、搬送モータRFEEDMTRをオ
ンすると、半月ローラ351と、分離搬送ローラ352
と、分離ベルト353が回転して、積載トレイ350上
の原稿束SSの最下部から原稿を1枚ずつ分離する。
【0038】また、搬送モータRFEEDMTRをオン
してレジストローラ354を回転し、またベルトモータ
BELTMTRを逆転オンして全面ベルト336を逆転
させると、原稿束SSから分離された原稿をシートパス
k,cに搬送することができる。
【0039】なお、ベルトモータBELTMTRを正転
オンして全面ベルト336を正転し、また、予約搬送モ
ータRFEEDMTRを逆転オンして排紙ローラ362
を逆転すると、原稿台ガラス101上の原稿をシートパ
スcからシートパスnを通って上カバー346上に排紙
することができる。
【0040】図2は上述の本体100に設けた操作パネ
ルの配置構成例を示す。操作パネルは、後に述べるよう
なキー群600とディスプレイ群700とを有する。
【0041】D.シート後処理装置(400) 図5、図6、図7によりソータについて説明する。同図
において、ソータ400,401は機体402及びビン
ユニットからなり、この機体402は搬入口404に近
傍して搬入ローラ対405を備えている。搬入ローラ対
405の下流には、搬送パス406あるいは407へシ
ート搬送方向を切り換えるフラッパ409が配設されて
いる。そして、一方の搬送パス406はほぼ水平方向に
延びて、その下流に搬送ローラ対410が配設されてお
り、また他方の搬送パス406は下方向に延びて、その
下流に搬送ローラ対411が配設されており、更に該ロ
ーラ対411の近傍位置でステイプラ412が配設され
ている。
【0042】搬入ローラ対405と搬送ローラ対41
0,411は、搬送モータ413(図7参照)により駆
動されている。上記搬送パス406には、シートの通過
を検出するノンソートパスセンサS401が、そして搬
送パス407にはソートパスセンサS402が配設され
ている。また、搬送ローラ対410及び411の下流側
には、多数のビンBを備えているビンユニットが配置さ
れており、このビンユニット403のフック416に一
端を係合し、他端を機体402に固定したばね415で
重畳を保持することにより、ビンユニット403は昇降
自在に支持されている。
【0043】ビンユニットの基端側の上下部には、ガイ
ドローラ417,419が回動自在に支持されており、
このガイドローラ417,419は前記機体402に上
下方向に延びるように設けらた案内溝420内を転動し
て前記ビンユニットを案内するように構成されている。
また、機体402にはシフトモータ421が配設されて
いる。機体402に枢支された回転軸422にはリード
カム423及びスプロケット425が固定されている。
このスプロケット425と前記シフトモータ421の出
力軸とにはチェーン426が張設されており、これによ
ってモータ421の回転がチェーン426を介して回転
軸422へ伝達されるようになっている。
【0044】更に、前記ビンユニットは傾斜部及び垂直
部からなる底部フレーム427と、この底部フレーム4
27の先端手前側と奥側とに垂直に設けられた対をなす
フレーム429、フレーム429によって支持されたカ
バー430により構成されるユニット本体431を有し
ている。このユニット本体431の手前側にはシートP
(図6参照)に当接して整合する基準板455が設けら
れている。そして、上記底部フレーム427の基端奥側
には、整合モータ432により回動する下アーム433
が回動自在に支持されている(図7参照)。更にカバー
430の前記下アーム433と対向する位置に上アーム
435が、上記カバー430に回動自在に支持された軸
436に固定されており、この上アーム435の回動中
心と前記下アーム433の回動中心には軸437が架設
されている。
【0045】また、上記下アーム433の先端と上記上
アーム435の先端とには、整合棒439が架設されて
おり、この整合棒439は整合モータ432により回動
するように構成されている。上記整合モータ432はス
テッピングモータであって、整合棒439の位置は、ス
テッピングモータに与えるパルス数で正確に制御でき
る。また、符号S403は、整合棒439の位置を検知
するための整合棒ホームセンサであって、整合棒439
の位置は整合棒ホームセンサと整合モータ432に与え
られるパルス数で制御できる。
【0046】前記ビンBは、図6に示すように、先端手
前及び奥にそれぞれ係合板440が形成されている。こ
の係合板440が、前記フレーム429の内側に設けら
れた支持板(図示略)と係合することにより、ビンBは
先端側を支持されるようになっている。また、ビンBの
基端手前及び奥側にはそれぞれ支持軸441が固定され
ており、この支持軸441にはローラ442が回動自在
に支持されている。
【0047】更にビンBには、前記軸437から所定距
離に前記整合棒439の回転距離より長くかつ前記整合
棒439の幅よりも十分幅広な長孔443が開設されて
いる。ビンBの基端部Baはシート収納面Bbに対して
垂直に立ち上がっている。ビンBは機体402に対して
先端を上に所定角度傾斜しており、この傾斜によりシー
トPは、前記シート収納面Bbを滑って後端を基端部B
aに当接して前後方向を整合されるようになっている。
【0048】そして、ビンB1,B2…の長孔443に
は前記整合棒439が嵌挿されており、この整合棒43
9は長孔443内を回動してシートPを前記整合基準板
455へ当接・整合するように構成されている。また、
前記リードカム423は前記ローラ442よりも若干幅
の広い溝423aが螺旋状に刻設されてローラ442と
係合しており、リードカム423の回転によりローラ4
42は溝423aに沿って昇降するように構成されてい
る。なお、リードカム423の1回転はリードカム42
3の近傍に配設されたリードカムセンサS404によっ
て検出される。また、ビンユニット403の位置はビン
ホームポジションセンサS405によって検出される。
【0049】前記ビンBの最下部には2連ステー445
が設けられている。この2連ステー445は、前記ビン
B同様に前記ローラ442が回動自在に支持されてい
て、更に2連パスユニット446が支持可能な構成とな
っている。2連パスユニット446は2連目のソータ4
01にシートPを搬送するものであって、リードカム4
23を回転して2連パスユニット446を2連目のロー
ラ対411と対向する位置に移動し、図示しない2連パ
スモータ447によりシートPを搬送することで、複写
機本体100から排出されたシートPを2連目に収納す
ることができる。なお、ノンソートモードの場合、前記
ビンBの最下部に位置するノンソートトレイ430に排
出される。そして、ノンソートトレイ430のシートP
の存在有無は、ノンソートトレイ紙有無検知センサS4
09によって検出できる。
【0050】ソートビンB上のシートPの存在は、ソー
トトレイ紙有無検知センサ(シート後処理位置選択手
段)S407によって検出できる。
【0051】また、ステイプラ412,480は電動ス
テイプラである。これらのステイプラは、図示しない揺
動モータ450,481により、図6の片矢印方向に揺
動されて実線で示す位置へ移動し、図示しないソレノイ
ド440,482により針打ちが行われ、再び揺動モー
タ450,481によって揺動されてビンBから退避し
て図6に示す点線の位置に移動する。
【0052】なお、ステイプラ480は、排紙される紙
サイズに応じて、矢印の両方向に移動可能であり、転写
紙の端にステイプル可能である。
【0053】ステイプラ412,480の選択について
は、後述する。
【0054】ステイプラ412,480はこのようにし
てビンB内のシートPを綴じ、その後シフトモータ42
1によりビンBを1ビン移動させ、次のビンBに積載さ
れたシートPを綴じていく。なお、S406はマニュア
ルステイプルキーであって、ソート終了後にマニュアル
ステイプルキーS406を押下された場合はステイプル
動作を行う。
【0055】E.キー群(600) 図2において601はアスタリスク(*)キーであり、
オペレータ(使用者)が綴じ代の量の設定とか、原稿枠
消しのサイズ設定等のモード設定のときに用いる。60
6はオールリセットキーであり、標準モードに戻すとき
に押す。602は予熱キーであり、本体100の機械を
予熱状態にするときと、予熱状態を解除するときに押
す。また、オートシャフトオフ状態から標準モードに復
帰させるときにもこのキー602を押す。
【0056】605は複写開始キー(コピースタートキ
ー)であり、複写を開始するときに押す。
【0057】604はクリア・ストップキーであり、待
機(スタンバイ)中はクリアキー、複写記録中はストッ
プキーの機能を有する。このクリアキーは、設定した複
写枚数を解除するときに押す。また*(アスタリスク)
モードを解除するときにも使用する。またストップキー
は連続複写を中断するときに押す。この押した時点での
複写が終了した後に、複写動作が停止する。
【0058】603はテンキーであり、複写枚数を設定
するときに押す。また、*(アスタリスク)モードを設
定するときのも使う。619はメモリキーであり、使用
者が頻繁に使うモードを登録しておくことができる。こ
こではM1〜M4の4通りの登録ができる。
【0059】611及び612は複写濃度キーであり、
複写濃度を手動で調節するときに押す。613はAEキ
ーであり、原稿の濃度に応じて、複写濃度を自動的に調
節するときに、またはAE(自動濃度調節)を解除して
濃度調節をマニュアル(手動)に切り換えるときに押
す。607はカセット選択キーであり、上段カセット1
51、中断カセット153、下段ペーパーデッキ201
を選択するときに押す。また、300に原稿が載ってい
るときには、このキー607によりAPS(自動用紙選
択)が選択できる。APSが選択されたときには、原稿
と同じ大きさの転写紙のカセットが自動選択される。
【0060】610は等倍キーであり、等倍(原寸)の
複写をとるときに押す。616はオート変倍キーであ
り、指定した転写紙のサイズに合わせて原稿の画像を自
動的に縮小・拡大するときに押す。617及び618は
ズームキーであり、64〜142%の間で任意の倍率を
指定するときに押す。608及び609は定形変倍キー
であり、定形サイズの縮小・拡大を指定するときに押
す。
【0061】626は両面キーであり、片面原稿から両
面複写、両面原稿から両面複写、また両面原稿から片面
複写をとるときに押す。625は綴じ代キーであり、転
写紙の左側へ指定された長さの綴じ代を作成することが
できる。624は写真キーであり、写真原稿を複写する
ときに押す。623は多重キーであり、2つの原稿から
転写紙の同じ面に画像を作成(合成)するときに押す。
【0062】620は原稿枠消しキーであり、使用者が
定形サイズ原稿の枠消しを使うときに押し、その際の原
稿のサイズはアスタリスクキー601で設定する。
【0063】621はシート枠消しキーであり、カセッ
トサイズの大きさに合わせて原稿の枠消しをするときに
押す。
【0064】622はページ連写キーであり、原稿の左
右ページをそれぞれ別の用紙に分けて複写するときに押
す。
【0065】614は排紙方法(ステイプル、ソート、
グループ)選択キーであり、記録後の用紙をステイプル
で綴じることのできるステイプラが接続されている場合
は、ステイプルモード、ソートモードの選択または解除
ができ、仕分けトレイ(ソータ)が接続されている場合
は、ソートモード、グループモードの選択または解除が
できる。
【0066】615は紙折り選択キーで、A3やB4の
サイズの記録済用紙を断面Z形に折るZ折りと、半分に
折る半折りの選択及び解除ができる。
【0067】627は割り込みキーであり、複写中に押
すとその複写が中断され、新たな複写(以下、割り込み
複写と称する)可能状態となる。また、割込み複写のモ
ード設定中に押すと、割り込み可能状態が解除される。
【0068】628は予約キーであり、予約複写の登録
・解除ができる。予約キー628を押すとすでに設定さ
れている複写モードとは異なる複写モードの設定が可能
な状態となる。ここで、登録したい複写モードを設定
し、設定を終了するときに629の予約設定キーを押
す。これにより、設定した複写モードが805RAM上
に記憶される。
【0069】630は2in1モードキーで、原稿をプ
ラテンガラス上に複数枚載置し、該複数枚の原稿画像を
1枚の転写紙に画像形成する2in1モードの選択及び
解除ができる。
【0070】632は本発明に関わる横書き縦書き原稿
選択キーで、前記2in1モードキーで2in1モード
が指定されたときの複数原稿の載置順序を選択すること
ができ、省略時は、縦書き原稿選択となる。
【0071】634は奇偶入力キーで、原稿束の総枚数
が奇数の場合にこのキーを押圧することで複写機に原稿
枚数を知らせることができる。
【0072】F.ディスプレイ群(700) 図2において、701はLCD(液晶)タイプのメッセ
ージディスプレイであり、複写に関する情報を表示する
もので例えば5×7ドットで1文字分をなし、40文字
分メッセージと、定形変倍キー608,609、等倍キ
ー610、ズームキー617,618で設定した複写倍
率を表示できる。このディスプレイ701は半透過型液
晶であって、バックライトに2色用いてあり、通常はグ
リーンのバックライトが点灯し、異常時とか複写不能状
態時にはオレンジのバックライトが点灯する。
【0073】706は等倍表示器であり、等倍を選択し
たときに点灯する。703はカラー現像器表示器であ
り、セピア現像器をセットすると点灯する。702は複
写枚数表示器であり、複写枚数または自己診断コードを
表示する。705は使用カセット表示器であり、上段カ
セット151、中断カセット153、下段デッキ201
のいずれかが選択されているかを表示する。704はA
E表示器であり、AEキー613によりAE(自動濃度
調節)を選択したときに点灯する。709は予熱表示器
であり、グリーンとオレンジの2色LEDであって、レ
ディ時(コピー可能時)にはグリーンが点灯し、ウェイ
ト時(コピー不可時)にはオレンジが点灯する。
【0074】708は両面複写表示器であり、両面原稿
から両面複写、片面原稿から両面複写のいずれかを選択
したときに点灯する。
【0075】なお、標準モードでRDF300を使用し
ているときでは、複写枚数1枚、濃度AEモード、オー
ト用紙選択、等倍、片面原稿から片面複写の設定にな
る。RDF300を未使用時の標準モードでは複写枚数
1枚、濃度マニュアルモード、等倍、片面原稿から片面
複写の設定となっている。RDF300の使用時と未使
用時の差はRDF300に原稿がセットされているかど
うかかで決まる。
【0076】また、710は電源ランプで、電源スイッ
チをオンすると点灯する。
【0077】711は割り込み表示器で割り込み複写の
モード設定しているとき、及び割り込み複写中に点灯す
る。
【0078】712は予約登録表示器で、予約複写が登
録されているときに点灯する。
【0079】G.本体制御装置(800) 図4は図1の実施例の制御装置800の回路構成例を示
す。図4において801は本発明を実行するための演算
制御を行う中央処理装置(CPU)であり、例えばNE
C(日本電気(株))製のマイクロコンピュータV50
を使用する。803は図9以降に示すような制御手順
(制御プログラム)をあらかじめ格納した読み取り専用
メモリ(ROM)であり、CPU801はこのROMに
格納された制御手順に従ってバスを介して接続された各
構成装置を制御する。805は入力データの記憶や作業
用記憶領域等として用いる主記憶装置であるところのラ
ンダムアクセスメモリ(RAM)である。
【0080】807はメインモータ133等の負荷にC
PU801からの制御信号を出力するインターフェース
(I/O)、809は画先センサ121等の入力信号を
入力してCPU801に送るインターフェース、811
はキー群600とディスプレイ群700とを入出力制御
するインターフェースである。こかれらのインターフェ
ース807,809,811は例えばNECの入出力回
路ポートuPD8255を使用する。
【0081】更に、バスを介して公知の通信IC(例え
ば、uPD8251)が接続されており、該通信IC
は、更に、RDF、及びソータ側の通信ICと接続さ
れ、複写機本体とRDF、及びソータの相互制御に必要
な制御データを逐次通信によって授受している。
【0082】複写機本体よりRDFに送信するデータ
は、RDFに積載されている原稿の給紙を促す給紙信
号、プラテンガラス101上の原稿の排紙を促す排紙信
号、及び予約原稿も含めた原稿の給排紙の形態を決める
給排紙モードであり、また複写機本体よりソータに送信
するデータは、画像形成モード、ソータに収納するモー
ド、収納されるシートサイズ、タイミング信号等であ
る。
【0083】H.RDF制御装置(900) 図4は本実施例の循環型原稿自動搬送装置の制御装置
(900)の回路構成を示すブロック図であり、制御回
路はROM,RAM等を内蔵したワンチップマイクロコ
ンピュータ(CPU)901を中心に構成されており、
該マイコン901の入力ポートには各種センサの信号が
入力される。また該マイコン901の出力ポートには、
ドライバを介して各負荷が接続されており、更に通信I
C903を介して複写機本体との間で制御データの授受
を行っている。RDFより複写機本体に送信されるデー
タは、原稿のプラテンガラス上への給紙完了を示す給紙
完了信号等である。
【0084】(予約について) 次に、予約複写動作について説明する。ここで、予約複
写とは、すでに設定済で複写開始待ち、または複写中の
第1モードとは異なる第2複写モードを設定して、第1
複写モードによる複写終了後に実行される第2複写モー
ドによる複写のことである。
【0085】複写開始待ちの状態、または複写動作中予
約キー628が押されると、すでに設定してある第1の
複写モードの表示画面(以下メイン画面と称する)とは
異なる表示となる(以下、予約画面と称する)。このと
きすでに設定してある第1複写モードはメモリM1上に
記憶されている。
【0086】予約画面になると、複写動作中であるか否
かに係らず、第2複写モードの設定ができる。第2複写
モードの設定終了は、予約設定キー629を押すことで
なされる。このとき、表示画面はメイン画面に戻り、設
定された第2複写モードはメインM2上に記憶される。
予約複写で複写したい原稿は予約トレイ350上に表面
を上に向けてセットして置く。
【0087】RDF300に原稿をセットした片面モー
ド複写中に予約複写登録された場合で説明する。通常の
複写動作により最終原稿の排紙処理が終了したら排紙指
令を送信して予約準備排紙処理を行う。予約準備排紙処
理が完了したら、原稿移送指令を送信して予約トレイ3
50上の原稿束SSを原稿トレイ310に移送する。本
体では、第1複写モードによる複写動作において、排紙
が完了してメインモータが停止したら、表示画面は設定
された第2複写モードを表示し、メモリM1にメモリM
2の内容を格納し、それが第1複写モードとなる。そし
て、新たに予約複写登録が可能となる。
【0088】原稿が予約トレイ350から原稿トレイ3
10上にすべて移送されたら設定された複写モードによ
る複写を開始する。
【0089】I.ソータ制御装置(1000) また、ソータ制御装置1000は、図8に示すように、
中央演算処理装置(CPU)1001、読み出し専用メ
モリ(ROM)1002、ランダムアクセスメモリ(R
AM)1003、出力ポート1004、入ポート100
5等からなる制御装置1000を備えており、ROM1
002には制御プログラムが格納され、RAM1003
には入力データや作業用データが記憶されている。また
出力ポート1004には前述したシフトモータ416等
の各種モータやソレノイド駆動手段が接続され、入力ポ
ート1005にはノンソートパスセンサS401等のS
401からS406までの各センサ及びスイッチが接続
され、CPU1001がROM002に格納された制御
プログラムに従ってバスを介して接続された各部を制御
する。また、CPU1001はシリアルインターフェー
ス機能を備えており、複写機本体のCPUとシリアル通
信を行って、複写機本体からの信号により各部を制御す
ると共に次ソータへ動作信号を出力する。
【0090】そして、ビンB1,B2…の長孔443に
は前記整合棒439が嵌挿されており、この整合棒43
9は長孔443内を回動してシートPを前記整合基準板
455へ当接・整合するように構成されている。また、
前記リードカム423は前記ローラ442よりも若干幅
の広い溝423aが螺旋状に刻設されてローラ442と
係合しており、リードカム423の回転によりローラ4
42は溝423aに沿って昇降するように構成されてい
る。なお、リードカム423の1回転はリードカム42
3の近傍に配設されたリードカムセンサS404によっ
て検出される。また、ビンユニット403の位置はビン
ホームポジションセンサS405によって検出される。
【0091】前記ビンBの最下部には2連ステー445
が設けられている。この2連ステー445は、前記ビン
B同様に前記ローラ442が回動自在に支持されてい
て、更に2連パスユニット446が支持可能な構成とな
っている。2連パスユニット446は2連目のソータ4
01にシートPを搬送するものであって、リードカム4
23を回転して2連パスユニット446を2連目のロー
ラ対411と対向する位置に移動し、図示しない2連パ
スモータ447によりシートPを搬送することで、複写
機本体100から排出されたシートPを2連目に収納す
ることができる。
【0092】なお、ノンソートモードの場合、前記ビン
Bの最上部に位置するノンソートトレイ430に排出さ
れる。そして、ノンソートトレイ430のシートPの存
在有無は、ノンソートトレイ紙有無検知センサS409
によって検出できる。
【0093】ソートビンB上のシートPの存在は、ソー
トトレイ紙有無検知センサ(シート後処理位置選択手
段)S407によって検出できる。
【0094】また、ステイプラ412は電動ステイプラ
である。このステイプラ412は、図示しない揺動モー
タ450により図6の矢印方向に揺動されて実線で示す
位置へ移動し、図示しないソレノイドにより針打ちが行
われ、再び揺動モータ450によって揺動されてビンB
から退避して図6に示す一点鎖線の位置に移動する。
【0095】ステイプラ412はこのようにしてビンB
内のシートPを綴じ、その後シフトモータ421により
ビンBを1ビン移動させ、次のビンBに積載されたシー
トPを綴じていく。なお、S406はマニュアルステイ
プルキーであって、ソート終了後にマニュアルステイプ
ルキーS406を押下された場合はステイプル動作を行
う。
【0096】(片面モード スモール原稿 原稿カウン
ト無し 2in1モード) 本発明の実施例における制御の流れを図9のフローチャ
ートを用いて説明する。STEP1で原稿セットし、S
TEP2で操作部から、モードキー616により片面複
写モードを選択し、2in1モードキー630により2
in1モードを選択し、STEP3でコピースタートキ
ー707を押して複写処理をスタートする。
【0097】STEP5において、原稿縦書き/横書き
選択手段の選択の結果、指定が縦書きの場合、RDF3
00の原稿トレイ上の原稿を最下部より1枚ずつ順番に
給紙する正順給紙指令をRDF300に送信し(S
6)、図11のAの位置(以降、左載置位置と称す
る)、Bの位置(以降、右載置位置と称する)の両方に
原稿を載置すべく、RDF300に2in1原稿左右載
置指令を送信し(S8)、給紙完了を待ち(S9)、そ
の後、RDF300からの原稿左右載置応答(S9′)
が肯定応答であれば、後述するコピー処理1を行う(S
10)。
【0098】コピー処理1の終了後、最終原稿か否かの
判別を行い(S11)、否定判定であった場合には、S
TEP12に進み、プラテンガラス上に2枚載置されて
いる原稿の順番を入れ換えて排紙する逆順排紙指令と、
次原稿を給紙するための正順給紙指令を送信し(S1
2)、その排給紙処理の完了を待って(S13)、ST
EP10に戻り処理を繰り返す。
【0099】STEP11において、肯定判定であった
場合、STEP14に進み、原稿を順番を入れ換えて排
紙する逆順排紙指令を送信し、原稿の排紙完了を待って
(S15)、複写全処理を終了する。
【0100】STEP9において、否定判定であった場
合、STEP10に進み、後述するコピー処理2を実行
する(S10′)。
【0101】コピー処理2の終了後、最終原稿か、否か
の判別を行い(S11′)、否定判定であった場合に
は、STEP12に進み、プラテンガラス上に1枚載置
されている原稿を排紙する正順排紙指令と、次原稿を給
紙するための正順給紙指令を送信し(S12′)、その
排給紙処理の完了を待って(S13)、STEP10に
戻り処理を繰り返す。
【0102】STEP11′において、肯定判定であっ
た場合、STEP14′に進み、原稿を順番に排紙する
正順排紙指令を送信し、原稿の排紙完了を待って(S1
5′)、複写処理を終了する。
【0103】STEP5において否定判定であった場合
には、図10のSTEP20に進み、RDF300の原
稿トレイ上の原稿を最下部より1枚ずつ逆順に給紙する
逆順給紙指令をRDF300に送信し、原稿を左右載置
すべく、RDF300に2in1原稿左右載置指令を送
信し(S22)、給紙完了を待ち(S23)、その後R
DR300からの原稿左右載置応答(S23′)が肯定
判定であれば後述するコピー処理1を行う(S24)。
【0104】コピー処理1の終了後、最終原稿か否かの
判別を行い(S25)、否定判定であった場合には、S
TEP26に進み、プラテンガラス上に2枚載置されて
いる原稿を順番に排紙する正順排紙指令と、次原稿を順
番を入れ換えて給紙するための逆順給紙指令を送信し、
その排出給紙処理の完了を待って(S27)、STEP
24に戻り処理を繰り返す。
【0105】STEP23′において、否定判定であっ
た場合、STEP24′に進み、後述するコピー処理3
を実行し(S24′)、STEP25に進む。
【0106】STEP25において、肯定判定であった
場合、STEP28に進み、原稿を順番に排紙する正順
排紙指令を送信し(S28)、原稿の排紙完了を待って
(S29)、複写全処理を終了する。
【0107】(コピー処理1) このコピー処理1は、公知の画像形成処理であり、図1
2に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0108】STEP1で光学系がフォワードスキャン
を開始し、画先センサにより画先を検知したら(S
2)、A原稿の露光と共に原稿画像の形成をA原稿長分
行い(S3,4)、所定の紙間分のスキャンを終えた後
(S5)、A原稿と同様にB原稿の露光と共に原稿画像
の形成をB原稿長分行う(S6,7)。
【0109】その後、光学系のモータをオフし(S
8)、バックスキャンを開始して(S9)、所定のバッ
クスキャン制御を実行して光学系を所定のホーム位置に
戻すことで(S10,11,12,13)、コピー処理
を終了する。
【0110】(コピー処理2) このコピー処理2は、公知の画像形成処理であり、図1
3に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0111】STEP1で光学系がフォワードスキャン
を開始し、画先センサにより画先を検知したら(S
2)、A原稿の露光と共に原稿画像の形成をA原稿長分
行い(S3,4)、その後、光学系のモータをオフし
(S8)、バックスキャンを開始して(S9)、所定の
バックスキャン制御を実行して光学系を所定のホーム位
置に戻すことで(S10,11,12,13)、コピー
処理を終了する。
【0112】(コピー処理3) このコピー処理3は、公知の画像形成処理であり、図1
4に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0113】STEP1で光学系がフォワードスキャン
を開始し、画先センサにより画先を検知したら(S
2)、A原稿長分空スキャンを行い(S4)、更に所定
の紙間分のスキャンを終えた後(S5)、B原稿の露光
と共に原稿画像の形成をB原稿長分行い(S6,7)、
その後、光学系のモータをオフし(S8)、バックスキ
ャンを開始して(S9)、所定のバックスキャン制御を
実行して光学系を所定のホーム位置に戻すことで(S1
0,11,12,13)、コピー処理を終了する。
【0114】(本発明による制御の流れ) 次に図15、16を用いて本発明によるステイプル位置
選択処理について説明する。
【0115】図15は、プラテンガラス上に置かれる第
1のページと第2のページの位置関係と、排紙される転
写紙が、縦原稿/横原稿選択手段の選択結果により変わ
ることを示した図である。つまり、縦原稿の場合、第1
のページをプラテンガラスの左側に置き、転写紙は、第
1のページが右側になる。また、横原稿の場合、第1の
ページがプラテンガラス上の右側におかれ、転写紙は、
第1のページが右側になる。
【0116】また、これに従ってステイプルする場合、
ステイプル位置は縦原稿、横原稿それぞれ図15に示す
とおりである。
【0117】図16は、ステイプル位置選択処理のフロ
ーである。
【0118】STEP1で、ステイプルモードかを判断
する。ステイプルモードならSTEP2に進み、そうで
ないなら戻る。
【0119】STEP2で、原稿の書式が横原稿か、縦
原稿かを判断する。これは、縦書き横書き選択キー63
2の結果から判断する。横原稿の場合、図6のステイプ
ラ412でステイプルし、縦原稿の場合は、ステイプラ
480でステイプルを行う。
【0120】次に、実施例2について説明する。実施例
1では、ステイプラを複数もつことによって、ステイプ
ル位置を可変にすることができた。
【0121】本実施例では、ステイプラを1つにし、ス
テイプラを移動することによってステイプル位置を可変
にする。
【0122】図17を参照して説明すると、ステイプラ
412は、矢印両方向に移動可能であり、円弧片矢印方
向に揺動可能である。
【0123】また、図18を参照して動作を説明する
と、STEP1で、ステイプルモードかを判断する。ス
テイプルモードならSTEP2に進み、そうでないなら
戻る。
【0124】STEP2で、原稿の書式が横原稿か、縦
原稿かを判断する。これは、縦書き横書き選択キー63
2の結果から判断する。横原稿の場合、図17のステイ
プラ412を位置Aに移動して、揺動し、ステイプルす
る。縦原稿の場合は、位置Bに移動して、揺動し、ステ
イプルを行う。
【0125】この実施例では、ステイプラが1つで済む
という利点がある。
【0126】
【発明の効果】本発明によれば、原稿の第1のページを
プラテン上に片側に、第2のページをプラテン上の第1
のページとは逆側に載置することが可能な自動原稿送り
装置と、この画像形成装置から排紙されるシート材を分
類、収納、針打ちするシート後処理装置を備えた画像形
成装置において、原稿が縦書き原稿か横書き原稿かを選
択する選択手段によって、選択された書式に応じて、シ
ート後処理装置が針打ちする位置を可変とすることが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の縦断側面図。
【図2】同じく操作部及び表示部の平面図。
【図3】同じく自動原稿送り装置の縦断側面図。
【図4】同じくシステムを表すブロック図。
【図5】同じくシート後処理装置部の縦断側面図。
【図6】同じくビントレイ及び綴じ手段部の平面図。
【図7】同じくシート後処理装置の斜視図。
【図8】同じくシート後処理装置の制御に係るブロック
図。
【図9】同じく画像形成装置の制御を表すフローチャー
ト。
【図10】同じく画像形成装置の制御を表すフローチャ
ート。
【図11】同じく原稿載置の様子を示す平面図。
【図12】同じくコピー処理のフローチャート。
【図13】同じくコピー処理のフローチャート。
【図14】同じくコピー処理のフローチャート。
【図15】同じく原稿トレイ排出紙の関係を示す概略
図。
【図16】同じくステイプル選択処理のフローチャー
ト。
【図17】ビントレイ及び綴じ手段部の平面図。
【図18】ステイプル位置選択処理のフローチャート。
【符号の説明】
100 画像形成装置 101 プラテンガラス 300 自動原稿搬送装置 S 原稿 400 シート後処理装置 412 綴じ装置(ステイプラ) 480 綴じ装置(ステイプラ) 630 2in1モードキー 632 横書き、縦書き原稿選択キー(選択
手段) 1001 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 37/04 B41J 29/00 B42B 4/00 B42C 1/12 G03G 15/00 534

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の第1のページをプラテン上の片側
    に、第2のページをプラテン上の前記第1のページとは
    逆側に載置することが可能な自動原稿送り装置と、排紙
    されるシート材を針打ちするシート後処理装置と、を備
    えた画像形成装置において、 原稿が縦書き原稿か横書き原稿かを選択する選択手段
    と、 該選択手段により選択された書式に応じて、前記シート
    後処理装置が針打ちする位置を可変とする制御手段と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記シート後処理装置は、針打ちする綴
    じ装置を1組付設し、該綴じ装置を移動させることによ
    り針打ちする位置を可変とすることを特徴とする請求項
    1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記シート後処理装置は、綴じ装置を複
    数組付設し、針打ちする綴じ装置を選択することによ
    り、針打ちする位置を可変とすることを特徴とする請求
    項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記自動原稿送り装置は、第1のページ
    をプラテン上の左右どちらかに載置し、第2のページを
    載置しないことを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置。
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