JPH08175736A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH08175736A
JPH08175736A JP6326196A JP32619694A JPH08175736A JP H08175736 A JPH08175736 A JP H08175736A JP 6326196 A JP6326196 A JP 6326196A JP 32619694 A JP32619694 A JP 32619694A JP H08175736 A JPH08175736 A JP H08175736A
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JP
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sheet
transfer
sheet bundle
sheets
paper
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JP6326196A
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English (en)
Inventor
Daisuke Ishizuka
大介 石塚
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シート後処理部からシート束を搬出してシー
ト束収納部などにこれらを移送する際にかかる時間の無
駄をなくすようにした画像形成装置を提供する。 【構成】 複写機本体100と、この複写機本体100
から排出されるシートを丁合・仕分けするソータ400
と、このソータ400から紙束Aを搬出するスタッカ5
00とを有する画像形成装置において、スタッカ500
に設定された複数種の移送モードと、ソータ400に収
納されている紙を数えるシート数カウント部と、このシ
ート数カウント部によりカウントされたシートの数に応
じてスタッカ500の移送モードを選択する移送モード
選択部とを具え、シートの数が多い場合には低速で移送
し、逆にシートの数が少ない場合には高速で移送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成部と、シート
を丁合・仕分けするシート後処理部と、このシート後処
理部からシート束を搬出するシート束移送部とを有する
画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ソート機能が組み込まれた一部の事務用
複写機などにおいては、画像形成部と、この画像形成部
から排出されるシートを丁合・仕分けするソータ、すな
わちシート後処理部と、このシート後処理部からシート
束を搬出してシート束収納部などに移送するシート束移
送部とを有する画像形成装置が組み込まれている。
【0003】従来、この種の画像形成装置において、シ
ート後処理部から搬出されるシート束の移送に関して
は、シート後処理部にあるシートの数のいかんに係わら
ず、一定の制御および速度でのみ行なわれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】画像形成部から排出さ
れるシートを丁合・仕分けするシート後処理部と、シー
ト後処理部からシート束を搬出してシート束収納部など
に移送するシート束移送部とを有する従来の画像形成装
置においては、シート後処理部にあるシートの数のいか
んに係わらず、シート束移送部によるシートの搬出が一
定の制御および速度でのみ行われていたため、時間的な
無駄を生ずる場合がある。
【0005】例えば、シートの数が少ないシート束の移
送時には、シートの数が多いシート束の移送時よりも高
速で搬送することができるにも係わらず、シートの数が
多いシート束の移送時と同じ速度で搬送しており、時間
的な無駄を生ずる。
【0006】
【発明の目的】本発明の目的は、シート後処理部からシ
ート束を搬出してシート束収納部などにこれらを移送す
る際にかかる時間の無駄をなくすようにした画像形成装
置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による第一の形態
は、画像形成部と、この画像形成部から排出されるシー
トを丁合・仕分けするシート後処理部と、シート後処理
部からシート束を搬出するシート束移送部とを有する画
像形成装置において、前記シート束移送部に設定された
複数種の移送モードと、前記シート後処理部に収納され
ている前記シートを数えるシート数カウント部と、この
シート数カウント部によりカウントされた前記シートの
数に応じて前記シート束移送部の前記移送モードを選択
する移送モード選択部と、この移送モード選択部にて選
択された移送モードで前記シート束移送部を作動させる
制御部とを具えたことを特徴とする画像形成装置にあ
る。
【0008】ここで、前記移送モード選択部は、前記シ
ート数カウント部によりカウントされた前記シートの数
が少量の場合に、整合棒を用いた前記移送モードを選択
する一方、前記シートの数が多量の場合に、押出し部材
を用いた前記移送モードを選択するものであることが望
ましい。
【0009】また、前記シート数カウント部によりカウ
ントされた前記シートの数が少量の場合に前記移送モー
ド選択部にて選択される前記移送モードにおける前記シ
ート束の移送速度は、前記シートの数が多量の場合に前
記移送モード選択部にて選択される前記移送モードにお
ける前記シート束の移送速度よりも高速に設定されてい
ることが好ましい。
【0010】一方、本発明による第二の形態は、画像形
成部と、この画像形成部から排出されるシートを丁合・
仕分けするシート後処理部と、このシート後処理部で丁
合・仕分けされたシート束を積み重ねるシート束収納部
と、前記シート後処理部から搬出される前記シート束を
このシート束収納部へ移送するシート束移送部とを有す
る画像形成装置において、前記シート束移送部に設定さ
れた複数種の移送モードと、前記シート後処理部に収納
されている前記シートを数えるシート数カウント部と、
このシート数カウント部によりカウントされた前記シー
トの数に応じて前記シート束移送部の前記移送モードを
選択する移送モード選択部と、この移送モード選択部に
て選択された移送モードで前記シート束移送部を作動さ
せる制御部とを具えたことを特徴とする画像形成装置に
ある。
【0011】ここで、前記移送モード選択部は、前記シ
ート数カウント部によりカウントされた前記シートの数
が少量の場合に、整合棒を用いた前記移送モードを選択
する一方、前記シートの数が多量の場合に、押出し部材
を用いた前記移送モードを選択するものであることが望
ましい。
【0012】また、前記シート数カウント部によりカウ
ントされた前記シートの数が少量の場合に前記移送モー
ド選択部にて選択される前記移送モードにおける前記シ
ート束の移送速度は、前記シートの数が多量の場合に前
記移送モード選択部にて選択される前記移送モードにお
ける前記シート束の移送速度よりも高速に設定されてい
ることが好ましい。
【0013】
【作用】本発明によると、画像形成部から排出されるシ
ートは、シート後処理部にて丁合・仕分けされ、このシ
ート後処理部からシート束移送部によってシート束が搬
出され、必要に応じてこれがシート束収納部に積み重ね
られる。
【0014】移送モード選択部は、シート数カウント部
にてカウントされるシート後処理部に収納されているシ
ートの数に応じて最適な移送モードを選択し、制御部は
この選択された移送モードでシート束移送部を作動させ
る。
【0015】ここで、整合棒および押し出し部材をシー
ト束移送部に組み込んだ画像形成装置では、移送モード
選択部は、シート数カウント部によりカウントされたシ
ートの数が少量の場合に、整合棒を用いた移送モードを
選択する一方、シートの数が多量の場合に、押出し部材
を用いた移送モードを選択することができる。
【0016】また、シート数カウント部によりカウント
されたシートの数が少量の場合に移送モード選択部にて
選択される移送モードにおけるシート束の移送速度は、
シートの数が多量の場合に移送モード選択部にて選択さ
れる移送モードにおけるシート束の移送速度よりも高速
に設定されている。
【0017】
【実施例】本発明による画像形成装置をソータ付き事務
用複写機に応用した一実施例について図1〜図10を参
照しながら詳細に説明する。
【0018】本実施例の全体の外観を図1に示し、その
概略構造を図2に示す。これらの図において、100は
複写機本体、200はペデスタル、300は循環式自動
原稿送り装置、400は本発明のシート後処理部として
のソータ、500は本発明のシート束収納部としてのス
タッカである。
【0019】図2に示す複写機本体100において、1
01は原稿が載置されるプラテンガラス、103は原稿
を照明する露光ランプ、105, 107, 109はそれ
ぞれ原稿の光路を合焦および変倍機能を有する結像レン
ズ111に導く反射鏡(以下、これらをそれぞれ走査ミ
ラーと記述する)、113は結像レンズ111からの光
路を感光ドラム131に導く第4の反射鏡(以下、これ
を走査ミラーと記述する)である。115は走査ミラー
105, 107, 109および結像レンズ111などの
光学系を駆動する光学系駆動モータ、117, 119,
121はそれぞれセンサである。
【0020】133は感光ドラム131を駆動するメイ
ンモータ、135は高圧ユニット、137はブランク露
光ユニット、139は現像器、140は現像ローラ、1
41は転写帯電器、143は分離帯電器、145はクリ
ーニング装置である。
【0021】151は上段紙カセット、153は中段紙
カセット、171は手差し給紙口、155, 157は給
紙ローラ、159はレジストローラである。また、16
1は画像記録されたシート、すなわち記録済みの複写用
紙(以下、単に紙と略称する)を定着側へ搬送する搬送
ベルト、163は搬送されてきた紙を熱圧着で定着させ
る定着器、167は両面記録の際に用いるセンサであ
る。
【0022】前記感光ドラム131の表面は、光導電体
と導電体とを用いたシームレス感光体からなり、この感
光ドラム131は回動可能に軸支されている。そして、
後述する複写開始キー605(図3参照)の押し下げに
応答して作動するメインモータ133により、図2中、
矢印の方向に回転を開始する。次いで、感光ドラム13
1の所定回転制御および電位制御処理、すなわち前処理
が終了すると、プラテンガラス101上に置かれた原稿
は、第1走査ミラー105と一体に設けられた露光ラン
プ103により照明され、原稿の反射光は第1走査ミラ
ー105、第2走査ミラー107、第3走査ミラー10
9、結像レンズ111、および第4走査ミラー113を
経て感光ドラム131の表面に結像する。
【0023】感光ドラム131は高圧ユニット135に
よってコロナ帯電される。その後、露光ランプ103に
より照明された原稿の画像がスリット露光され、公知の
カールソン方式によって感光ドラム131の表面にその
静電潜像が形成される。この感光ドラム131上の静電
潜像は、現像器139の現像ローラ140により現像さ
れ、トナー像として可視化され、そのトナー像が転写帯
電器141によって紙に転写される。
【0024】すなわち、上段紙カセット151もしくは
中段紙カセット153内に収納された紙、または手差し
給紙口171にセットされた紙は、給紙ローラ155,
157により複写機本体100内に送られ、レジストロ
ーラ159により正確なタイミングをもって感光ドラム
131の方に送られ、静電潜像の先端と紙の先端とを合
致させる。その後、転写帯電器141と感光ドラム13
1との間を紙が通過することにより、感光ドラム131
上のトナー像が紙の上に転写される。この転写終了後、
紙は感光ドラム131から分離帯電器143により分離
され、搬送ベルト161により定着器163に導かれ、
加圧および加熱により定着され、その後、排出ローラ1
65により複写機本体100外に排出される。
【0025】転写後の感光ドラム131は、そのまま回
転を続行し、クリーニングローラおよび弾性ブレードを
有するクリーニング装置145によって、その表面が清
掃される。
【0026】前記ペデスタル200は、複写機本体10
0から切り離すことができ、本実施例では2000枚の
紙を収納し得る紙デッキ201と、両面複写用の中間ト
レイ203とを有している。また、紙デッキ201のリ
フタ205は、給紙ローラ207に常に紙が当接するよ
うに、紙の積載量に応じて上昇する。211は両面記録
あるいは多重記録側の経路と排出側経路とを切り換える
排紙フラッパ、213, 215は搬送ベルトによる搬送
路、217は紙押さえ用の中間トレイおもりである。そ
して、排紙フラッパ211および搬送路213, 215
を通った紙は裏返しされ、両面複写用の中間トレイ20
3に収納される。219は両面記録および多重記録のた
めの多重フラッパであり、搬送路213, 215の間に
配設され、上方に回動することにより紙を多重記録用搬
送路221に導く。223は多重フラッパ219を通る
紙の末端を検知する多重排紙センサである。225は複
合経路227を通じて紙を感光ドラム131側へ給紙す
る給紙ローラである。229は複写機本体100外へ紙
を排出する排出ローラである。
【0027】紙に対する両面複写時や多重複写時には、
まず、複写機本体100の排紙フラッパ211を上方に
上げて記録済みの複写紙をペデスタル200の搬送路2
13, 215を介して中間トレイ203に格納する。こ
の時、両面複写時には多重フラッパ219を下げてお
き、多重複写時には多重フラッパ219を上げておく。
この中間トレイ203は、例えば99枚までの紙を格納
することができる。中間トレイ203に格納された紙
は、中間トレイおもり217により押さえられる。
【0028】次に行う裏面記録時、または多重複写時に
は、中間トレイ203に格納されている紙が、給紙ロー
ラ225および中間トレイおもり217の作用により、
下から一枚ずつ複合経路227を介して複写機本体10
0のレジストローラ159へ導かれる。
【0029】本実施例における複写機本体100に設け
た操作パネルの配置構成を図3に示す。この操作パネル
は、後述するようなキー群とディスプレイ群とを有す
る。
【0030】前記循環式自動原稿送り装置(以下、これ
をRDFと記述する)300の部分を抽出した図4に示
すように、このRDF300は原稿束Mがセットされる
積載トレイ310を装備している。
【0031】この積載トレイ310には、半月ローラ3
31, 分離搬送ローラ332, 分離ベルト333, 分離
モータ334, レジストローラ335, 搬送モータ33
8,排紙ローラ340, フラッパ341, リサイクルレ
バー342, 給紙ストッパ350, 図示しない給紙セン
サ, 反転センサ352(図12参照), 第一排紙センサ
353(図12参照)などを有する給送手段330が設
けられている。
【0032】ここで、半月ローラ331および分離搬送
ローラ332および分離ベルト333は、分離モータ3
34により回転し、積載トレイ310上の原稿束Mの最
下部から原稿を1枚ずつ分離する。
【0033】レジストローラ335および全面ベルト3
36は、ベルトモータ354により回転して分離された
原稿を原稿搬送経路w1,w2 を介してプラテンガラス1
01上の露光位置、すなわち原稿搬送経路w3 まで搬送
する。また、搬送大ローラ337は搬送モータ338に
より回転してプラテンガラス101上の原稿を原稿搬送
経路w3 から原稿搬送経路w5 に搬送する。この原稿搬
送経路w5 に搬送された原稿は、排紙ローラ340によ
り積載トレイ310の原稿束M上に戻される。
【0034】前記リサイクルレバー342は、原稿束M
の一循環を検知するもので、原稿給送開始時にリサイク
ルレバー342を原稿束Mの上部に載せ、原稿が順次給
送され、最終原稿の後端がリサイクルレバー342を抜
ける時に自重で落下したことで原稿束Mの一循環を検知
するようになっている。
【0035】前記給送手段330では、表裏両面に情報
が記録された原稿の複写を行う際に、この原稿を原稿搬
送経路w1,w2 から原稿搬送経路w3 に導き、次いで搬
送大ローラ337を回転し、フラッパ341を切り換え
ることで原稿の先端を原稿搬送経路w4 に導き、次いで
レジストローラ335により原稿搬送経路w2 を通し、
この後、全面ベルト336により原稿をプラテンガラス
101上に搬送して停止することで原稿を反転させてい
る。つまり、原稿を原稿搬送経路w3,w4,w2の順に搬
送することにより、原稿を反転させている。
【0036】なお、原稿束Mの原稿を1枚ずつ原稿搬送
経路w1 〜w5 を順に通し、リサイクルレバー342に
より一循環したことが検知されるまで搬送することによ
り、原稿の枚数をカウントすることができる。
【0037】このRDF300の図4中、右方には、プ
ラテンガラス101上の画像読み取り終了後のシート状
をなす原稿をプラテンガラス101への搬入方向とは反
対側に搬出し、原稿トレイ310上の原稿束Mの最上部
に搬出する原稿排紙路w6 が形成されている。この原稿
排紙路w6 の途中には、原稿束Mを搬送するための第1
搬送ローラ343および第2搬送ローラ344が配置さ
れ、さらに原稿排紙路w6 の下流には第2の排紙ローラ
345が設けられており、この原稿排紙路w6を搬送さ
れてきた原稿束Mを原稿トレイ310上の原稿束Mの最
上部に排出する。また、原稿排紙路w6 の上方には、原
稿排紙カバー346が配置されており、この原稿排紙路
6 には、当該原稿排紙路w6 中の原稿束Mの前端およ
び後端を検知するための透過形の光センサである第二排
紙センサ355(図12参照)が配置されている。
【0038】次に、原稿トレイ310の揺動動作につい
て説明する。
【0039】トレイ揺動モータ356のモータ出力軸
は、トレイ揺動アーム軸348に連結されている。原稿
トレイ310の下面には、トレイ揺動ころ347が配置
されている。このトレイ揺動ころ347は、トレイ揺動
アーム349の先端に設けられ、トレイ揺動アーム34
9の反対側はトレイ揺動アーム軸348に固定されてい
る。そして、トレイ揺動アーム348を回転することに
より、トレイ揺動アーム349は図4中、実線と破線位
置の間を揺動し、原稿トレイ310を図4中、実線位置
と破線位置との間で揺動させる。
【0040】357(図12参照)は、原稿トレイ31
0が図4中、実線で示した上方位置に到達したことを検
知する上部リミットスイッチであり、358(図12参
照)は、原稿トレイ310が図4中、破線で示した下方
位置に到達したことを検知する下部リミットスイッチで
ある。トレイ揺動モータ356は、これら上部リミット
スイッチ357および下部リミットスイッチ358の検
知により回転が制御されるようになっている。
【0041】次に、本発明のシート後処理部、すなわち
ソータ400について、その概略構造を表す図5〜図8
により説明する。
【0042】すなわち、ソータ400は機体402およ
びビンユニット403を具え、この機体402には搬入
口404に近接する一対の搬入ローラ405が設けられ
ている。これら搬入ローラ405の下流には、搬送通路
406, 407へ紙の搬送方向を切り換えるフラッパ4
09が配設されている。そして、一方の搬送通路406
はほぼ水平方向に延び、その下流に一対の搬送ローラ4
08が配設されている。また、他方の搬送通路406は
下方向に延び、その下流に一対の搬送ローラ411が配
設されている。さらに、これら搬送ローラ411の近傍
には、電動ステープラ412, 414が配設されてい
る。
【0043】前記搬入ローラ405および前記搬送ロー
ラ408, 411は、搬送モータ413(図13参照)
により駆動される。前記一方の搬送通路406には、紙
の通過を検出するノンソートパスセンサ401が配設さ
れ、前記他方の搬送通路407にはソートパスセンサ4
15が配設されている。また、搬送ローラ408, 41
1の下流側には、多数のソートビンBを有するビンユニ
ット403が配置されている。そして、このビンユニッ
ト403のフックと機体402との間には、当該ビンユ
ニット403の重量を支えるばねが掛け渡され、このば
ねのばね力によってビンユニット403は機体402に
対し昇降自在に支持されている。
【0044】ビンユニット403の基端側の上下部に
は、ガイドローラ417, 419が回動自在に支持され
ている。これらガイドローラ417, 419は、前記機
体402に上下方向に延びるように設けられた案内溝4
20内を転動して前記ビンユニット403を案内するよ
うに構成されている。また、機体402にはシフトモー
タ421が配設されている。機体402に枢支された回
転軸422にはリードカム423およびスプロケット4
25が一体的に固定されている。このスプロケット42
5と前記シフトモータ421の出力軸とにはチェーン4
26が掛け渡されており、これによりシフトモータ42
1の回転力はチェーン426を介して回転軸422へ伝
達されるようになっている。
【0045】さらに、前記ビンユニット403は、傾斜
部および垂直部からなる底部フレーム427と、この底
部フレーム427の先端手前側と奥側とに垂直に設けら
れた一対のフレーム429と、これらフレーム429に
支持されたカバー430とを有するユニット本体431
を具えている。このユニット本体431の手前側には、
図8に示すように、紙Sに当接して整合することが可能
な基準板455が設けられている。
【0046】前記底部フレーム427の基端奥側には、
図7に示すように、整合モータ433aにより回動する
下アーム434aが回動自在に支持されている。さら
に、カバー430の前記下アーム434aと対向する上
アーム435aは、前記カバー430に回動自在に支持
された軸436aに固定されている。この上アーム43
5aの回動中心と前記下アーム434aの回動中心とに
は、軸437aが架設されている。前記下アーム434
aの先端と前記上アーム435aの先端とには、整合棒
439aが架設されており、この整合棒439aは整合
モータ433aにより回動してソートビンB上の紙Sを
手前側に整合するようになっている。
【0047】同様に、前記底部フレーム427の基端奥
側には、図7に示すように、整合モータ433b(図1
3参照)により回動する下アーム434bが回動自在に
支持されている。さらに、カバー430の前記下アーム
434bと対向する上アーム435bは、前記カバー4
30に回動自在に支持された軸436bに固定されてい
る。前記下アーム434bの先端と前記上アーム435
bの先端とには、整合棒439bが架設されており、こ
の整合棒439bは整合モータ433bにより回動して
ソートビンB上の紙Sを奥側に整合するようになってい
る。
【0048】前記整合モータ433a, 433bは、ス
テッピングモータであって、整合棒439a, 439b
の位置は、ステッピングモータに与えるパルス数で正確
に制御できる。また、410a, 410b(図13参
照)は、整合棒439a, 439bの位置を検知するた
めの整合棒ホームセンサであって、整合棒439a, 4
39bの位置は、これら整合棒ホームセンサ410a,
410bと、整合モータ433a, 433bに与えられ
るパルス数とで制御することができる。
【0049】前記ソートビンBの先端手前および奥に
は、図8に示すように、それぞれ係合板440が形成さ
れている。そして、これら係合板440が前記フレーム
429の内側に設けられた図示しない支持板と係合する
ことにより、ソートビンBは先端側を支持されるように
なっている。また、ソートビンBの基端手前および奥側
には、それぞれ支持軸441が固定されており、この支
持軸441にはローラ442が回動自在に取り付けられ
ている。
【0050】さらに、ソートビンBには、前記軸437
aから所定距離に前記整合棒439aの回転距離より長
く、かつ前記整合棒439aの幅よりも充分幅広な長孔
443aと、前記軸436bから所定距離に前記整合棒
439bの回転距離より長く、かつ前記整合棒439b
の幅よりも充分幅広な長孔443bとが設けられてい
る。
【0051】ソートビンBの基端部Baは、紙収納面B
bに対して垂直に立ち上がっている。これらソートビン
Bは機体402に対して先端を上に所定角度傾斜してお
り、この傾斜によって、紙Sは前記紙収納面Bbを滑
り、紙Sの後端が基端部Baに当接して紙Sの前後方向
が整合されるようになっている。
【0052】また、電動ステープラ412, 414が進
入するソートビンBの部分には、切り欠きC1, C2が
設けられており、ソートビンBと電動ステープラ41
2, 414とが干渉しないようになっている。
【0053】各ソートビンBに形成された長孔443a
には、前記整合棒439aが貫通しており、この整合棒
439aは長孔443a内を回動し、ソートビンB上の
紙Sを手前側に整合するように構成されている。
【0054】同様に、各ソートビンBの長孔443bに
は、前記整合棒439bが貫通しており、この整合棒4
39bは長孔443b内を回動し、ソートビンB上の紙
Sを奥側に整合するように構成されている。
【0055】また、前記リードカム423には、前記ロ
ーラ442よりも若干幅の広い螺旋溝432が刻設され
てローラ442と係合しており、このリードカム423
の回転により、ローラ442が螺旋溝432に沿って昇
降するように構成されている。なお、リードカム423
の1回転は、リードカム423の近傍に配設されたリー
ドカムセンサ416によって検出される。また、ビンユ
ニット403の位置はビンホームポジションセンサ41
8によって検出される。
【0056】ソートビンB上の紙Sの存在は、ソートビ
ン紙有無検知センサ428によって検出される。
【0057】前記一対の搬送ローラ411の近傍には、
ソートビンBに収納された複数枚の紙Sを綴じ止めする
2個の電動ステープラ412, 414が、紙Sの搬入方
向に直交する位置に駆動手段により進退可能に配設され
ている。そして、通常、ソートビンBの上下動の際に、
図5に示す綴じ止め位置PA に移動し、複数枚の紙Sを
綴じ止めする。この際、電動ステープラ412, 414
は、独立に移動可能に構成されている。綴じ止め終了
後、これら電動ステープラ412, 414は、ステープ
ラ移動モータ444(図13参照)によって図5の待機
位置PB に復帰する。
【0058】また、電動ステープラ412, 414は、
ステープルモータ438a, 438b(図13参照)の
回転によりステープル動作を行い、複数のソートビンB
に対してそれぞれ複数枚の紙Sを綴じ止めする場合、第
一のソートビンBの複数枚の紙Sのステープル動作を行
った後、ビンユニット403が所定の位置に移動して、
第二のソートビンBに収納した複数枚の紙Sを綴じ止め
し、このようにして第三のソートビンB以降に対して順
にステープル動作を行うようになっている。
【0059】また、本実施例では電動ステープラ41
2, 414を二台設けているため、オペレータの選択に
より、何れか一方(1箇所ステープル)、または両方
(2箇所ステープル)作動させることができるようにな
っている。電動ステープラ412, 414の選択につい
ては後述する。
【0060】なお、424a, 424b(図13参照)
は、マニュアルステープルキーであって、ソート終了後
にマニュアルステープルキー424aを押し下げた場合
には、一箇所ステープル動作を行い、424bを押し下
げた場合は二箇所ステープル動作を行うようになってい
る。
【0061】図8に示すように、ソータ400の奥側の
ビンユニット403に設けられた垂直軸450aには、
L字状のアーム450bが垂直軸450aを中心として
回転自在に軸支されている。このアーム450bの先端
には、下方を向いた押し棒450cが固定され、これら
垂直軸450a, アーム450b, 押し棒450cなど
で押し出し部材450が構成されている。この押し出し
部材450は、図示しない駆動手段により回動されるよ
うになっており、所定のソートビンB上の原稿束Mの位
置を手前に押し出したりすることが可能である。
【0062】次に、図9を用いて本発明のシート束収納
部、すなわちスタッカ500について説明する。
【0063】ソータ400から受け取った紙束は、紙束
搬送ローラ501, 502によって搬送される。上部紙
束搬送ローラ501は、下部紙束搬送ローラ502と転
接し得るように揺動アーム503に支持され、揺動アー
ム503はプーリ504, 505およびタイミングベル
ト506を介し、アーム揺動モータ507によって上下
に揺動する。図中、実線で示す揺動アーム503の位置
は、紙束搬送を行うための搬送位置であり、この位置は
紙束搬送センサ508によって検知される。また、破線
で示す位置は、紙束を受け取るための受け取り位置であ
り、この位置は紙束受け取りセンサ509によって検知
される。下部紙束搬送ローラ502は、図示しない紙束
搬送モータによって駆動され、上部紙束搬送ローラ50
1と共働して紙束の搬送を行う。なお、この紙束搬送モ
ータは図示しないエンコーダを有しており、移動量の計
測が可能である。510は紙束搬送ローラ501, 50
2によって搬送される紙束を検出する紙束検知センサで
ある。511は紙束積載トレイであり、トレイ支持台5
12に支持される。513はトレイ移動モータであり、
タイミングベルト514, プーリ兼ピニオンギヤ51
5, ラック516を介し、紙束積載トレイ511を移動
させる。トレイ移動モータ513は図示しないエンコー
ダを有し、その移動量を計測できるようになっている。
517は、トレイホームポジションセンサであり、紙束
積載トレイ511のホームポジションを検知する。紙束
積載トレイ511の位置は、トレイホームポジションセ
ンサ517の出力とトレイ移動モータ513のエンコー
ダの出力とに基づいて検出される。トレイ支持台512
は、止め金518a, 518bによりワイヤ519に止
められている。ワイヤ519は、プーリ520a, 52
0b, 520cおよび駆動プーリ521に掛け渡されて
いる。522は駆動プーリ521の駆動軸であり、トレ
イ昇降モータ523によって駆動され、トレイ支持台5
12を上下に移動させる。駆動軸522は図示しない背
面の駆動プーリに接続されており、背面にもワイヤを用
いたトレイ昇降機構が設けられ、トレイ支持台512は
4点で支持される。524は紙面検知センサであり、セ
ンサアーム525によって入力される紙面の高さをアナ
ログ信号として出力するポテンショメータである。トレ
イ昇降モータ523は、紙面検知センサ524の出力に
応じてトレイ支持台512の高さを制御する。
【0064】図10を用いてスタッカ500の動きにつ
いて説明する。紙束Aが挿入されたことを紙束検知セン
サ510が感知すると、アーム揺動モータ507が回転
を始め、上揺動アーム503と下揺動アームとの開口部
が閉じられて行き、紙束Aは上部紙束搬送ローラ501
と下部紙束搬送ローラ502とに挟圧される。上部紙束
搬送ローラ501と下部紙束搬送ローラ502との間に
適当な圧力が加えられると、アーム揺動モータ507は
停止し、次に紙束搬送モータが起動し、上部紙束搬送ロ
ーラ501および下部紙束搬送ローラ502が等速で回
転することにより、紙束Aが搬送される。紙束Aの後端
を紙束検知センサ510が感知すると、紙束搬送モータ
の回転を停止し、続いてアーム揺動モータ507を逆転
させ、上部紙束搬送ローラ501と下部紙束搬送ローラ
502との間の圧を解除する。上記搬送途中にある紙束
Aの後端部が下部紙束搬送ローラ502に当接し、先端
部が紙束積載トレイ511に当接している状態で、前記
トレイ移動モータ513を起動させることにより、紙束
積載トレイ511の搬送方向への移動を行い、紙束Aの
排出終了後に停止させる。こうすることにより、紙束A
の紙束積載トレイ511上でのオフセットが可能とな
る。
【0065】また、紙面検知センサ524からの入力に
基づき、トレイ昇降モータ523を駆動させることによ
り、トレイ支持台512の高さの制御を行う。
【0066】図3において、601はアスタリスクキー
であり、オペレータが綴じ代の量の設定とか、原稿枠消
しのサイズ設定などのモード設定の場合に用いる。60
6はオールリセットキーであり、標準モードに戻す場合
に押す。602は予熱キーであり、複写機本体100を
予熱状態にする場合および予熱状態を解除する場合に押
す。また、オートシャットオフ状態から標準モードに復
帰させる場合にもこの予熱キー602を押す。605は
複写開始キーであり、複写を開始する場合に押す。60
4はクリア・ストップキーであり、待機中はクリアキ
ー、複写記録中はストップキーの機能を有する。クリア
キーとしてのクリア・ストップキー604は、設定した
複写枚数を解除する場合に押す。また、アスタリスクモ
ードを解除する場合にも使用する。また、ストップキー
としてのクリア・ストップキー604は、連続複写を中
断する場合に押す。この押した時点での複写が終了した
後に、複写動作が停止する。
【0067】603はテンキーであり、複写枚数を設定
する場合に押す。また、アスタリスクモードを設定する
場合にも使う。619はメモリキーであり、使用者が頻
繁に使うモードを登録しておくことができる。本実施例
では、M1〜M4の4通りの登録ができるようになって
いる。611, 612は複写濃度キーであり、複写濃度
を手動で調節する場合に押す。613は自動濃度調節
(以下、これをAEと記述する)キーであり、原稿の濃
度に応じて複写濃度を自動的に調節する場合や、あるい
はAEを解除して濃度調節を手動に切り換える場合に押
す。607はカセット選択キーであり、上段紙カセット
151、中段紙カセット153、紙デッキ201を選択
する場合に押す。また、RDF300に原稿が載ってい
る場合には、このカセット選択キー607により自動紙
選択(以下、これをAPSと記述する)を選択できるよ
うになっている。APSが選択された場合には、原稿と
同じ大きさの紙の紙カセットが自動選択される。
【0068】610は等倍キーであり、等倍(原寸)の
複写を行う場合に押す。616は自動変倍キーであり、
指定した紙のサイズに合わせて原稿の画像を自動的に縮
小・拡大する場合に押す。617, 618はズームキー
であり、64%〜142%の間で任意の倍率を指定する
場合に押す。608, 609は定形変倍キーであり、定
形サイズの縮小・拡大を指定する場合に押す。626は
両面キーであり、片面原稿から両面複写を行う場合や、
両面原稿から両面複写を行う場合、さらには両面原稿か
ら片面複写を行う場合に押す。625は綴じ代キーであ
り、紙の左側へ指定された長さの綴じ代を作成すること
ができる。624は写真キーであり、写真原稿を複写す
る場合に押す。623は多重キーであり、二つの原稿か
ら紙の同じ面に画像を作成(合成)する場合に押す。6
20は原稿枠消しキーであり、使用者が定形サイズ原稿
の枠消しを使う場合に押し、その際の原稿のサイズはア
スタリスクキー601で設定する。
【0069】621はシート枠消しキーであた、紙カセ
ットサイズの大きさに合わせて原稿の枠消しをする場合
に押す。622はページ連写キーであり、原稿の左右ペ
ージをそれぞれ別の用紙に分けて複写する時に押す。6
14はステープルやソート、あるいはグループなどの排
紙方式の選択キーであり、記録後の紙をステープルで綴
じることのできる電動ステープラ412, 414が接続
されている場合は、ステープルモード、ソートモードの
選択または解除ができ、ソータ400が接続されている
場合は、ソートモード、グループモードの選択または解
除ができる。615は紙折り選択キーで、A3やB4の
サイズの記録済み用紙をZ形に折るZ折りと、半分に折
る半折りの選択および解除ができる。627は割り込み
キーであり、複写中に押すとその複写が中断され、新た
な複写(以下、割り込み複写と称する)可能状態とな
る。また、割り込み複写のモード設定中に押すと、割り
込み可能状態が解除される。
【0070】628は予約キーであり、予約複写の登録
・解除ができる。予約キー628を押すと、すでに設定
されている複写モードとは異なる複写モードの設定が可
能な状態となる。630は2イン1モードキーで、原稿
をプラテンガラス101上に複数枚載置し、該複数枚の
原稿画像を一枚の紙に画像形成する2イン1モードの選
択および解除ができる。632は横書き縦書き原稿選択
キーで、前記2イン1モードキー630で2イン1モー
ドが指定された時の複数原稿の載置順序を選択すること
ができ、省略時は縦書き原稿選択となる。634は奇偶
入力キーで、原稿束の総枚数が奇数の場合、この奇偶入
力キー634を押圧することで、複写機に原稿枚数を知
らせることができる。
【0071】図3において、701はLCD(液晶)タ
イプのメッセージディスプレイであり、複写に関する情
報を表示するもので例えば5×7ドットで1文字をな
し、40文字文メッセージと、定形変倍キー608, 6
09、等倍キー610、ズームキー617, 618で設
定した複写倍率を表示できる。このメッセージディスプ
レイ701は半透過型液晶であって、バックライトに2
色用いてあり、通常はグリーンのバックライトが点灯
し、異常時や複写不能状態の時にはオレンジのバックラ
イトが点灯する。706は等倍表示器であり、セピア現
像器をセットすると点灯する。702は複写枚数表示器
であり、複写枚数または自己診断コードを表示する。7
05は使用紙カセット表示器であり、上段紙カセット1
51、中段紙カセット153、紙デッキ201の何れか
が選択されているかを表示する。704はAE表示器で
あり、AEキー613によりAEを選択した場合に点灯
する。709は予熱表示器であり、グリーンとオレンジ
の2色LEDであって、レディ時(複写可能時)にはグ
リーンが点灯し、ウエイト時(複写不可時)にはオレン
ジが点灯する。
【0072】708は両面複写表示器であり、両面原稿
から両面複写、片面原稿から両面複写の何れかを選択し
た場合に点灯する。なお、標準モードでRDF300を
使用している時では、複写枚数1枚、濃度AEモード、
オート用紙選択、等倍、片面原稿から片面複写の設定に
なる。RDF300を未使用時の標準モードでは、複写
枚数1枚、濃度マニュアルモード、等倍、片面原稿から
片面複写の設定となっている。RDF300の使用時と
未使用時の差はRDF300に原稿がセットされている
かどうかで決まる。また、710は電源ランプであり、
電源スイッチをオンにすると点灯する。711は割り込
み表示器であり、割り込み複写のモード設定をしている
場合、および割り込み複写中に点灯する。712は予約
登録表示器であり、予約複写が登録されている場合に点
灯する。
【0073】本実施例におけるソータ付き事務用複写機
全体の制御装置180の概略構成を表す図11におい
て、181は本発明を実行するための演算制御を行うC
PU(中央演算処理装置)であり、例えば日本電気株式
会社製のマイクロコンピュータV50を使用する。18
2は制御手順(制御プログラム)をあらかじめ格納した
ROM(読み取り専用メモリ)であり、CPU181
は、このROM182に格納された制御手順に従ってバ
スを介して接続された各構成部を制御する。183は入
力データの記憶や作業用記憶領域などとして用いる主記
憶装置であるランダムアクセスメモリ(RAM)であ
る。
【0074】184は、メインモータ133などの負荷
にCPU181からの制御信号を出力する出力インタフ
ェース、185はセンサ121などの入力信号を入力し
てCPU181に送る入力インタフェース、186はキ
ー群600とディスプレイ群700とを入出力制御する
入出力インタフェースである。これらのインタフェース
184, 185, 186は、例えば日本電気株式会社製
の入出力回路ポートuPD8255を使用する。さら
に、バスを介して公知の通信IC(例えばuPD825
1)が接続されており、この通信ICは、さらにRDF
300およびソータ400側の通信ICと接続され、複
写機本体100とRDF300およびソータ400との
相互制御に必要な制御データを逐次通信によって授受し
ている。
【0075】複写機本体100からRDF300に送信
するデータは、RDF300に積載されている原稿の給
紙を促す給紙信号、プラテンガラス101上の原稿の排
紙を促す排紙信号、および予約原稿も含めた原稿の給排
紙の形態を決める給排紙モードであり、また複写機本体
100からソータ400に送信するデータは、画像形成
モード、ソータ400に収納するモード、収納されるソ
ータ400に収納される紙枚数、紙サイズ、タイミング
信号などである。
【0076】本実施例におけるRDF300の制御装置
360の概略構成を示す図12に示すように、CPU
(中央演算処理装置)361、ROM(読み出し専用メ
モリ)362、RAM(ランダムアクセスメモリ)36
3、出力インタフェース364、入力ポート365など
からなる制御装置360を備えており、ROM362に
は制御プログラムが格納され、RAM363には入力デ
ータや作業用データが記憶されている。また、出力イン
タフェース364には前述した分離モータ334などの
各種モータやソレノイド駆動手段が接続され、入力ポー
ト365には図示しない給紙センサなどが接続され、C
PU361がROM362に格納された制御プログラム
に従って、バスを介して接続された各部を制御する。ま
た、CPU361はシリアルインタフェース機能を備え
ており、複写機本体100のCPU181とシリアル通
信を行い、複写機本体100との間で制御データの授受
を行っている。RDF300から複写機本体100に送
信されるデータは、原稿のプラテンガラス101上への
給紙完了を示す給紙完了信号などである。
【0077】本発明のシート後処理部であるソータ40
0の制御装置460の概略構成を表す図13に示すよう
に、中央演算処理装置(CPU)461、ROM(読み
出し専用メモリ)462、RAM(ランダムアクセスメ
モリ)463、出力インタフェース464、入力インタ
フェース465などからなる制御装置460を備えてお
り、ROM462には制御プログラムが格納され、RA
M463には入力データや作業用データが記憶されてい
る。また、出力インタフェース464には前述したシフ
トモータ421等の各種モータが接続され、入力インタ
フェース465にはノンソートパスセンサ401や他の
各センサ415, 410a, 410b,416, 418,
424a, 424bおよびスイッチが接続され、CP
U461がROM462に格納された制御プログラムに
従って、バスを介して接続された各部を制御する。ま
た、CPU461はシリアルインタフェース機能を備え
ており、複写機本体100やスタッカ500のCPU1
81, 531とシリアル通信を行い、複写機本体100
からの信号により各部を制御すると共にスタッカ500
へ動作信号を出力する。
【0078】本実施例におけるスタッカ500の制御装
置530の概略構成を表す図14に示すように、中央演
算処理装置(CPU)531、読み出し専用メモリ(R
OM)532、ランダムアクセスメモリ(RAM)53
3、出力インタフェース534、入力インタフェース5
35などからなる制御装置530を備えており、ROM
532には制御プログラムが格納され、RAM533に
は入力データや作業用データが記憶されている。また、
出力インタフェース534には前述したアーム揺動モー
タ507などの各種モータが接続され、入力インタフェ
ース535には紙束搬送センサ508などの各センサが
接続され、CPU531がROM532に格納された制
御プログラムに従ってバスを介して接続された各部を制
御する。また、CPU531はシリアルインタフェース
機能を備えており、ソータ400のCPU461とシリ
アル通信を行って、ソータ400からの信号により各部
を制御する。
【0079】本実施例における処理手順の流れを図15
〜図28のフローチャートを用いて説明する。
【0080】まず、図15において、本実施例の全体の
処理であるモード処理について述べる。S101のステップ
において複写機本体100からの紙排出が開始されるこ
とを示す『ソータスタート信号』の有無を判別し、これ
が出力されている場合にはS103のステップに進む。S101
のステップで『ソータスタート信号』がない場合にはS1
25のステップでマニュアルステープルキー424aのオ
ンをチェックし、オンの場合には後述するマニュアルス
テープル処理(S127のステップ)を行い、オフの場合に
はS101のステップに処理を戻す。
【0081】S103のステップ〜S107のステップでは複写
機本体100から排出される紙の収納に関するモードの
判別を行い、後述するそれぞれの処理に進む。つまり、
ノンソートモードの場合にはノンソート処理(S103,S10
9 のステップ)に、ソートモードの場合にはソート処理
(S105,S111 のステップ)に、そしてグループモードの
場合にはグループ処理(S107,S113 のステップ)にそれ
ぞれ進み、それ以外の場合にはスタック処理(S115のス
テップ)に進む。そして、これらのサブルーチンを処理
した後、ステープルモードの場合には(S117のステッ
プ)後述するステープル処理(S119のステップ)を行
い、その後、スタッカ使用モードの場合には(S121のス
テップ)後述するスタッカ処理(S123のステップ)を行
ってS101のステップに戻る。
【0082】次に、図16で前述のノンソートモードの
動作について説明を行う。まず、最上位ソートビンBに
紙の収納を行うため、ソートビン位置の初期化としてビ
ンユニット403をノンソートホームポジションまで下
降させる(S201のステップ)。そして、ソータ400内
部の紙搬送用のパスとして搬送通路406を選択させる
ため、フラッパ409を切り換える(S203のステッ
プ)。このフラッパ409には、このフラッパ409の
位置を切り換えるための図示しない駆動ソレノイドが連
結されており、この駆動ソレノイドに対する通電がオフ
の場合には、搬送通路407が選択され、逆に駆動ソレ
ノイドに対する通電をオンとすることにより、搬送通路
406が選択されるようになっている。S203のステップ
の後、S205のステップにて搬送モータ413をオンと
し、ノンソートパスセンサ401のオン, オフのチェッ
ク(S207のステップ)および『ソータスタート信号』の
有無のチェック(S209のステップ)を行う。S207,S209
のステップにてノンソートパスセンサ401がオフで、
かつ『ソータスタート信号』が出力されている場合にの
み、S211のステップに進んで搬送モータ413を停止さ
せ、S213のステップにて前記フラッパ409の駆動ソレ
ノイドに対する通電をオフとし、ノンソート処理を終了
させる。
【0083】次に、図17で前述のソートモードの動作
について説明を行う。まず、最上位ソートビンBから紙
の収納を行うための『ビンイニシャル信号』の有無をチ
ェックし(S221のステップ)、『ビンイニシャル信号』
がない場合にはS223のステップに進み、これが出力され
ている場合にはS222のステップに進む。S222のステップ
では、ソートビン位置の初期化としてビンユニット40
3をノンソートホームボジションまで下降させる。S223
のステップでは搬送モータ413をオンにし、次にソー
トパスセンサ415のオン, オフのチェック(S224のス
テップ)を行う。S224のステップでソートパスセンサ4
15をオンにしない場合にはS233のステップに進み、オ
ンとした場合にはS225のステップにおいて、排出された
紙に対して後ほど整合動作を行うため、整合棒439
a, 439bの退避を行う。その後、ソートパスセンサ
415のオフを検知した際に(S226のステップ)紙への
整合動作を行う(S228のステップ)。そして、S229のス
テップでシフト方向反転信号の有無によりそれぞれ整合
棒439a, 439bを退避(S230のステップ)し、1
ビンシフト(S231のステップ)か、あるいは反転処理
(S232のステップ)を行う。ここで、反転処理とはその
後のビンシフト方向を反転させる処理であり、ビンシフ
ト動作は行わない。そして、S233のステップで『ソータ
スタート信号』が出力されている場合にはS224のステッ
プに処理を戻し、また『ソータスタート信号』がない場
合にはステップ234 で搬送モータ413を停止させ、ソ
ート処理を終了させる。
【0084】次に、図18で前述のグループモードの動
作について説明を行う。まず、最上位ソートビンBから
紙の収納を行うための『ビンイニシャル信号』の有無を
チェックし(S301のステップ)、『ビンイニシャル信
号』がない場合にはS305のステップに進み、これが出力
されている場合にはS303のステップに進む。S303のステ
ップでは、ソートビン位置の初期化としてビンユニット
403をノンソートホームポジションまで下降させる。
S305のステップでは搬送モータ413をオンにし、次に
ソートパスセンサ415のオン, オフのチェック(S307
のステップ)を行う。S307のステップにてソートパスセ
ンサ415をオンにしない場合にはS321のステップに進
み、オンとした場合にはS309のステップにおいて、排出
された紙に対して後ほど整合動作を行うため、整合棒4
39a, 439bの退避を行う。その後、ソートパスセ
ンサ415のオフを検知した際に(S311のステップ)紙
への整合動作を行う(S313のステップ)。そして、S315
のステップでビンシフト信号の有無に基づき、ビンシフ
ト信号が出力されている場合には整合棒439a, 43
9bの退避(S317のステップ)と1ビンシフト(S319の
ステップ)とを行い、ビンシフト信号がない場合にはS3
21のステップに進む。そして、S321のステップにて『ソ
ータスタート信号』が出力されている場合にはS307のス
テップに処理を戻し、また『ソータスタート信号』がな
い場合にはS323のステップにて搬送モータ413を停止
させ、ソート処理を終了させる。
【0085】次に、図19で前述のスタックモードの動
作について説明を行う。まず、最上位ソートビンBから
紙の収納を行うための『ビンイニシャル信号』の有無を
チェックし(S401のステップ)、『ビンイニシャル信
号』がない場合にはS405のステップに進み、これが出力
されている場合にはS403のステップに進む。S403のステ
ップでは、ソートビン位置の初期化としてビンユニット
403をノンソートホームポジションまで下降させる。
S405のステップでは搬送モータ413をオンにし、次に
ソートパスセンサ415のオン, オフのチェック(S407
のステップ)を行う。S407のステップにてソートパスセ
ンサ415をオンにしない場合には、S421のステップに
進み、オンにした場合にはS409のステップにおいて、排
出された紙に対して後ほど整合動作を行うため、整合棒
439a, 439bの退避を行う。その後、ソートパス
センサ415のオフを検知した際に(S411のステップ)
紙への整合動作を行う(S413のステップ)。そして、ス
テップ515 にて収納中のソートビンBの収納枚数が上限
枚数に達していない場合には、S421のステップに進み、
達している場合には整合棒439a, 439bの退避
(S417のステップ)と1ビンシフト(S419のステップ)
とを行う。そして、S421のステップにて『ソータスター
ト信号』が出力されている場合にはS407のステップに処
理を戻し、また『ソータスタート信号』がない場合には
S423のステップにて紙束搬送モータを停止させ、また、
整合棒439a, 439bを紙束Aの排出に備えて紙束
の排出可能な退避位置まで移動し(S425のステップ)、
スタック処理を終了させる。
【0086】次に、図20を用いてステープル処理の説
明をする。図20はステープル処理の流れを示すフロー
チャートであり、まずS501のステップでは一連のステー
プル処理のためにソートビン位置の初期化を行う。初期
化されるソートビン位置は、使用しているソートビンB
の中で最も上あるいは最も下のソートビンBで現在のソ
ートビン位置から最も近い位置である。移動が終了した
ならば、上側の位置の時はシフト方向を下に設定し、下
側の位置の時はシフト方向を上に設定する。次に、S503
のステップにて綴じモードが1箇所ステープルか2箇所
ステープルかの判断を行う。ステープルモードは前述し
たシリアル通信により本体から送られて来るステープル
モードデータにより指定される。S503のステップにて1
箇所ステープルと判断した場合には、プログラムはS505
のステップに移行し、1箇所ステープル処理を行う。ま
た、S503のステップにて2箇所ステープルと判断した場
合にはプログラムは2箇所ステープル処理を行うS507の
ステップに移行する。1箇所ステープル処理を行うS505
のステップおよび2箇所ステープル処理を行うS507のス
テップの詳細は後述する。S505のステップまたはS507の
ステップでステープル処理を終了したならば、プログラ
ムはS509のステップに移行し、ステープルを終了した紙
束Aが一連のステープル処理の最終紙束か否かを判断す
る。最終紙束であると判断した場合にはステープル処理
を終了するが、最終紙束ではないと判断した場合には1
ビンシフトを行ってS503のステップに戻り、処理を続行
する。
【0087】前述したステープル処理のうち、1箇所ス
テープルの詳細を図21に示すフローチャートを用いて
説明する。まず、S521のステップにて電動ステープラ4
12, 414に針があるかないかを判断する。1箇所ス
テープルでは電動ステープラは412を使用するので、
ここでの針の有無の判断し、針なし検知センサ445a
(図13参照)を使用する。針があればプログラムはS5
22のステップに移行し、紙束Aがずれないように整合棒
439a, 439bで紙束Aを抑える。次いで、S523の
ステップに移行し、ステープル処理を行い、S524のステ
ップにて整合棒439a, 439bを退避して1箇所ス
テープル処理を終了する。また、S521のステップにて針
なしと判断した場合には、S525のステップに移行し、複
写機本体100側に針なしアラームを出力して処理を終
了する。
【0088】2箇所ステープルの詳細は、図22に示す
フローチャートのようになり、まずS541のステップにて
電動ステープラ412, 414に針があるかないかを判
断する。2箇所ステープルでは電動ステープラ412,
414を共に使用するので、ここでの針の有無の判断は
電動ステープラ412, 414の何れか一方に針がなけ
れば針なし扱いとする。針があれば、プログラムのS542
のステップに移行し、針がずれないように整合棒439
a, 439bで紙束Aを抑える。次いで、S543のステッ
プに移行し、ステープル処理を行う。電動ステープラ4
12, 414は同時にステープル動作を行うが、それぞ
れのステープルモータ438a, 438bの起動はピー
ク電流が重ならないように若干タイミングをずらしても
良い。ステープル処理終了後、プログラムはS544のステ
ップに移行して整合棒439a,439bを退避させ、
2箇所ステープル処理を終了する。また、S541のステッ
プにて針なしと判断した場合には、メッセージディスプ
レイ701に針なし電動ステープラを表示し(S545のス
テップ)てステープル動作を禁止する。
【0089】図23はスタッカ処理のフローチャートで
ある。スタッカ処理では、S601のステップにて一連のス
タッカ処理のためにソートビン位置の初期化を行う。初
期化されるソートビン位置は、使用しているソートビン
Bのなかで最も上か、あるいは最も下のソートビンBで
現在のソートビン位置から最も近い位置である。移動が
終了したならば、上側の位置の時にはシフト方向を下に
設定し、下側の位置の時にはシフト方向を上に設定す
る。次いで、スタッカ500の使用禁止判断を行い(S6
03のステップ)、S605のステップにて使用禁止か否かを
S603のステップにて設定されたスタッカ禁止フラグによ
って判断する。このS603のスタッカ使用禁止判断処理の
サブルーチンについては後述する。そして、スタッカ禁
止フラグがセットされていないと判断した場合には、プ
ログラムはS607のステップに示す紙束押し出し処理のサ
ブルーチンに移行し、アーム450bを用いて紙束Aを
押し出す。ここで、スタッカ500はスタッカ動作を行
い、終了後に前述したシリアル通信を介してスタッカ収
納完了を知らせてくる。ソータ400はこの信号を待ち
(S609のステップ)、スタッカ500が収納を完了した
ら紙束押し出し用のアーム450bを戻す(S611のステ
ップ)。プログラムはS613のステップに移行し、スタッ
カした紙束Aが最終紙束であったかどうかを判断し、最
終紙束であると判断した場合には、スタッカ処理を終了
する。S613のステップにて最終紙束でないと判断された
場合には、プログラムはS615のステップに移行し、1ビ
ンシフトをしてS603のステップに戻り、処理を続行す
る。また、S605のステップにてスタッカ禁止フラグがあ
り、スタッカ動作を禁止されている場合にはプログラム
はS617のステップに移行し、複写機本体100にスタッ
カ禁止アラームを出力して処理を終了する。
【0090】次に図24を用い、上述したS607のステッ
プの紙束押し出し処理について説明する。まず、ソート
ビンB内の紙の枚数を検知する(S621のステップ)。ソ
ートビンB内の紙の枚数が所定枚数より多いと判断した
場合には、押し出し部材450により紙束Aをスタッカ
500に押し出す(S622のステップ)。また、これが所
定枚数よりも少ないと判断した場合には、整合棒439
a, 439bにより紙束Aを押し出す(S623のステッ
プ)。
【0091】図25は、S603のステップで示したスタッ
カ使用禁止判断処理のフローチャートである。まず、S6
41のステップにてスタッカ500が未積載状態か否かを
判定し、未積載状態であると判断した場合には、初期積
載サイズにサイズデータを格納し(S642のステップ)、
スタッカ禁止フラグをリセットする(S643のステッ
プ)。また、既積載状態であると判断した場合には、初
期積載サイズとサイズデータを比較し(S644のステッ
プ)、これらが異なっていると判断した場合には、スタ
ッカ禁止フラグをセットし(S646のステップ)、これら
が同じであると判断した場合には、さらにスタッカ50
0が積載フル状態になっているか否かを判定し(S645の
ステップ)する。そして、これがフル積載であると判断
した場合にはスタック禁止フラグをセットし(S646のス
テップ)、そうではないと判断した場合にはスタック禁
止フラグをリセットする(S643のステップ)。
【0092】次に、図26を用いて前記S127のステップ
に示したマニュアルステープル処理の説明を行う。マニ
ュアルステープルは、ステープル処理なしのソート処理
を行った後にオペレータがソートビンB内の紙束Aを取
り出す前に限り、ソートビンB内に収納される紙束Aに
対してステープルするモード、もしくはオペレータがソ
ートビンB内に差し込んだ紙束Aをステープルするモー
ドであり、前者は、ソート処理による収納予定ソートビ
ンBすべて、後者は1ソートビンBのみをステープル処
理する。
【0093】まず、S701のステップにて電動ステープラ
412をステープル位置に移動する。移動が終了したら
電動ステープラ412の近傍にあるステープル紙センサ
446a(図13参照)により電動ステープラ412の
部分に紙束Aがあるか否かの判定を行う(S703のステッ
プ)。紙束Aがあると判断した場合には、プログラムは
S705のステップに移行し、電動ステープラ412で針打
ちを行う。S703のステップにて電動ステープラ412の
部分には紙束Aがないと判断した場合、もしくはS705の
ステップにて電動ステープラ412での針打ちが終了し
た後、プラグラムはS707のステップに移行する。
【0094】S707のステップでは、電動ステープラ41
4の近傍にあるステープル紙センサ446b(図13参
照)により電動ステープラ414の部分に紙束Aがある
か否かの判断を行う。ここで、紙束Aがあると判断した
場合には、プログラムはS709のステップに移行し、電動
ステープラ414で針打ちが行われる。S707のステップ
にて電動ステープラ414の部分には紙束Aがないと判
断した場合、もしくはS709のステップにて電動ステープ
ラ414での針打ちが終了した後、プログラムはS711の
ステップに移行し、電動ステープラ412, 414を退
避位置へ移動する。
【0095】次に、図27を用いてスタッカ500の動
作について説明する。まず、S801のステップにて紙束検
知センサ510が紙束Aを検知した場合、S803のステッ
プに移行し、アーム揺動モータ507をオンにし、紙束
搬送センサ508が揺動アーム503を検知した時点で
アーム揺動モータ507を停止させる(S805のステッ
プ, S807のステップ)。次に、紙束搬送モータをオンに
し(S809のステップ)、紙束検知センサ510が紙束A
の後端を検知するまで紙束Aの搬送を行う。そして、紙
束検知センサ510が紙束Aの後端を検知した時点で、
紙束搬送モータを停止させ(S811のステップ, S813のス
テップ)、紙束積載トレイ511上への紙束Aの積載を
終え、続く紙束Aに対して区別できるように紙束積載ト
レイ511のオフセットを行う(S815のステップ)。そ
して、ふたたび紙束Aの収納動作が行えるように、アー
ム揺動モータ507をオンし、紙束受け取りセンサ50
9が揺動アーム503を検知した時点で、アーム揺動モ
ータ507をオフにし、スタック収納枚数を一つ繰り上
げる(S817,S819,S821のステップ)。ここで、ソータ4
00に対して紙束Aの収納動作が完了したことを示すス
タッカ収納完了信号を出力し(S825のステップ)、S801
のステップに戻る。
【0096】一方、S801のステップにて、紙束検知セン
サ510が紙束Aを検知しない場合、S827のステップに
移行してスタッカ500上の紙束Aの有無を検知し、紙
束Aがあると判断した場合にはS801のステップに戻り、
逆にスタッカ500上の紙束Aが取り除かれた場合など
のように、紙束Aがないと判断した場合には、スタック
収納枚数を0にクリアする(S829のステップ)。
【0097】なお、図24に示した紙束押し出し処理の
サブルーチンでは、紙の枚数によって押し出し部材45
0および整合棒439a, 429bの何れか一方を選択
するようにしているが、紙束Aの移送速度を変えること
によっても同様な操作を行うことが可能である。
【0098】このような紙束押し出し処理の別な実施例
を図28のフローチャートに示す。すなわち、ソートビ
ンB内の紙の枚数を検知する(S641のステップ)。ソー
トビンB内の紙の枚数が所定枚数より多い場合には、紙
束移送速度を低速に設定し(S642のステップ)、少ない
場合には紙束移送速度を高速に設定する(S643のステッ
プ)。次いで、設定された速度に応じて紙束Aの移送を
行う(S644のステップ)。
【0099】このように、紙束Aをスタッカ500へ移
送する際にその所要時間が最小となるように、ソータ4
00のソートビンB上の紙束Aの枚数に応じてソータ4
00からスタッカ500への紙束Aの移送速度や移送手
段を選択することにより、複写機全体の画像形成効率の
向上を図ることができる。
【0100】
【発明の効果】本発明の画像形成装置によると、シート
束移送部に複数種の移送モードを設定し、シート後処理
部に収納されているシートをシート数カウント部にて数
え、このシート数カウント部によりカウントされたシー
トの数に応じてシート束移送部の移送モードを移送モー
ド選択部にて選択するようにしたので、少量のシート移
送束の場合(移送に大きなトルクが必要ない場合)に
は、例えば整合棒を使って全ソートビンを同時に高速で
移送し、逆に多量の紙束移送の場合には押し出し部材な
どを用いて低速で移送することができ、より高い画像形
成効率を持つ画像形成装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像形成装置をソータ付き事務用
複写機に応用した一実施例の外観を表す斜視図である。
【図2】図1に示した実施例の機構概念図である。
【図3】図1に示した実施例における操作部および表示
部の部分の平面図である。
【図4】図1に示した実施例におけるRDFの部分の機
構概念図である。
【図5】図1に示した実施例におけるソータの部分の機
構概念図である。
【図6】図1に示した実施例におけるソータの部分の外
観を表す破断斜視図である。
【図7】図1に示した実施例におけるソータの部分の破
断斜視図である。
【図8】図1に示した実施例におけるソータの部分の概
略構造を表す平面図である。
【図9】図1に示した実施例におけるスタッカの部分の
機構概念図である。
【図10】図1に示した実施例におけるソータとスタッ
カとの接続部分を表す機構概念図である。
【図11】図1に示した実施例における複写機本体の部
分の制御機構を表すブロック図である。
【図12】図1に示した実施例におけるRDFの部分の
制御機構を表すブロック図である。
【図13】図1に示した実施例におけるソータの部分の
制御機構を表すブロック図である。
【図14】図1に示した実施例におけるスタッカの部分
の制御機構を表すブロック図である。
【図15】図1に示した実施例におけるモード処理の処
理手順を表すフローチャートである。
【図16】図15に示したノンソート処理のサブルーチ
ンにおける処理手順を表すフローチャートである。
【図17】図15に示したソート処理のサブルーチンに
おける処理手順を表すフローチャートである。
【図18】図15に示したグループ処理のサブルーチン
における処理手順を表すフローチャートである。
【図19】図15に示したスタック処理のサブルーチン
における処理手順を表すフローチャートである。
【図20】図15に示したステープル処理のサブルーチ
ンにおける処理手順を表すフローチャートである。
【図21】図20に示した1箇所ステープル処理のサブ
ルーチンにおける処理手順を表すフローチャートであ
る。
【図22】図20に示した2箇所ステープル処理のサブ
ルーチンにおける処理手順を表すフローチャートであ
る。
【図23】図15に示したスタッカ処理のサブルーチン
における処理手順を表すフローチャートである。
【図24】図23に示した紙束押し出し処理のサブルー
チンにおける処理手順を表すフローチャートである。
【図25】図23に示したスタッカ使用禁止判断処理の
サブルーチンにおける処理手順を表すフローチャートで
ある。
【図26】図15に示したマニュアルステープル処理の
サブルーチンにおける処理手順を表すフローチャートで
ある。
【図27】図1に示した実施例のスタッカにおけるスタ
ッカ動作の処理手順を表すフローチャートである。
【図28】図23に示した紙束押し出し処理のサブルー
チンにおける別な処理手順を表すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
100 複写機本体 101 プラテンガラス 103 露光ランプ 105, 107, 109 走査ミラー(反射鏡) 111 結像レンズ 113 走査ミラー(第4の反射鏡) 115 光学系駆動モータ 117, 119, 121 センサ 131 感光ドラム 133 メインモータ 135 高圧ユニット 137 ブランク露光ユニット 139 現像器 140 現像ローラ 141 転写帯電器 143 分離帯電器 145 クリーニング装置 151 上段紙カセット 153 中段紙カセット 155, 157 給紙ローラ 159 レジストローラ 161 搬送ベルト 163 定着器 165 排出ローラ 167 センサ 171 手差し給紙口 180 複写機本体の制御装置 181 CPU(中央演算処理装置) 182 ROM(読み取り専用メモリ) 183 RAM(ランダムアクセスメモリ) 184 出力インタフェース 185 入力インタフェース 186 入出力インタフェース 200 ペデスタル 201 紙デッキ 203 中間トレイ 205 リフタ 207 給紙ローラ 211 排紙フラッパ 213, 215 搬送路 217 中間トレイおもり 219 多重フラッパ 221 多重記録用搬送路 223 多重排紙センサ 225 給紙ローラ 227 複合経路 229 排出ローラ 300 RDF(循環式自動原稿送り装置) 310 積載トレイ 330 給送手段 331 半月ローラ331 332 分離搬送ローラ 333 分離ベルト 334 分離モータ 335 レジストローラ 336 全面ベルト 337 搬送大ローラ 338 搬送モータ 340 排紙ローラ 341 フラッパ 342 リサイクルレバー 343 第1搬送ローラ 344 第2搬送ローラ 345 第2の排紙ローラ 346 原稿排紙カバー 347 トレイ揺動ころ 348 トレイ揺動アーム軸 349 トレイ揺動アーム 350 給紙ストッパ 352 反転センサ 353 第一排紙センサ 354 ベルトモータ 355 第二排紙センサ 356 トレイ揺動モータ 357 上部リミットスイッチ 358 下部リミットスイッチ 360 RDFの制御装置 361 CPU(中央演算処理装置) 362 ROM(読み出し専用メモリ) 363 RAM(ランダムアクセスメモリ) 364 出力インタフェース 365 入力インタフェース 400 ソータ(シート後処理部) 401 ノンソートパスセンサ 402 機体 403 ビンユニット 404 搬入口 405 搬入ローラ 406, 407 搬送通路 408 搬送ローラ 409 フラッパ 410a, 410b 整合棒ホームセンサ 411 搬送ローラ 412, 414 電動ステープラ 413 搬送モータ 415 ソートパスセンサ 416 リードカムセンサ 417, 419 ガイドローラ 418 ビンホームポジションセンサ 420 案内溝 421 シフトモータ 422 回転軸 423 リードカム 424a, 424b マニュアルステープルキー 425 スプロケット 426 チェーン 427 底部フレーム 428 ソートビン紙有無検知センサ 429 フレーム 430 カバー 431 ユニット本体 432 螺旋溝 433a, 433b 整合モータ 434a, 434b 下アーム 435a, 435b 上アーム 436a, 436b 軸 437a 軸 438a, 438b ステープルモータ 439a, 439b 整合棒 440 係合板 441 支持軸 442 ローラ 443a, 443b 長孔 444 ステープラ移動モータ 445a, 445b 針無し検知センサ 446a, 446b ステープル紙センサ 450 押し出し部材 450a 垂直軸 450b アーム 450c 押し棒 455 基準板 460 ソータの制御装置 461 CPU(中央演算処理装置) 462 ROM(読み出し専用メモリ) 463 RAM(ランダムアクセスメモリ) 464 出力インタフェース 465 入力インタフェース 500 スタッカ(シート束収納部) 501, 502 紙束搬送ローラ 501 上搬送ローラ 502 下搬送ローラ 503 上揺動アーム 503 揺動アーム 504, 505 プーリ 506 タイミングベルト 507 アーム揺動モータ 508 紙束搬送センサ 509 紙束受け取りセンサ 510 紙束検知センサ 511 紙束積載トレイ 512 トレイ支持台 513 トレイ移動モータ 514 タイミングベルト 515 プーリ兼ピニオンギヤ 516 ラック 517 トレイホームポジションセンサ 518a, 518b 止め金 519 ワイヤ 520a, 520b, 520c プーリ 521 駆動プーリ 522 駆動軸 523 トレイ昇降モータ 524 紙面検知センサ 525 センサアーム 530 スタッカの制御装置 531 CPU(中央演算処理装置) 532 ROM(読み出し専用メモリ) 533 RAM 534 出力インタフェース 535 入力インタフェース 600 キー群 601 アスタリスクキー 602 予熱キー 603 テンキー 604 クリア・ストップキー 605 複写開始キー 606 オールリセットキー 607 カセット選択キー 608, 609 定形変倍キー 610 等倍キー 611, 612 複写濃度キー 613 AEキー 614 排紙方式(ステープル・ソート、グループ)選
択キー 615 紙折り選択キー 616 オート変倍キー 617, 618 ズームキー 619 メモリキー 620 原稿枠消しキー 621 シート枠消しキー 622 ページ連写キー 623 多重キー 624 写真キー 625 綴じ代キー 626 両面キー 627 割り込みキー 628 予約キー 629 予約設定キー 630 2イン1モードキー 632 横書き縦書き原稿選択キー 634 奇偶入力キー 636 表紙モードキー 640a, 640b ステープルモード選択キー 642 スタッカ選択キー 700 ディスプレイ群 701 メッセージディスプレイ 702 複写枚数表示器 704 AE表示器 705 使用紙カセット表示器 706 等倍表示器 708 両面複写表示器 709 予熱表示器 710 電源ランプ 711 割り込み表示器 712 予約登録表示器 A 紙束 B ソートビン Ba 基端部 Bb 紙収納面 C1, C2 切り欠き M 原稿束 PA 綴じ止め位置 PB 待機位置 S 紙 w1 〜w5 原稿搬送経路 w6 原稿排紙路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成部と、この画像形成部から排出
    されるシートを丁合・仕分けするシート後処理部と、シ
    ート後処理部からシート束を搬出するシート束移送部と
    を有する画像形成装置において、 前記シート束移送部に設定された複数種の移送モード
    と、 前記シート後処理部に収納されている前記シートを数え
    るシート数カウント部と、 このシート数カウント部によりカウントされた前記シー
    トの数に応じて前記シート束移送部の前記移送モードを
    選択する移送モード選択部とこの移送モード選択部にて
    選択された移送モードで前記シート束移送部を作動させ
    る制御部とを具えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記移送モード選択部は、前記シート数
    カウント部によりカウントされた前記シートの数が少量
    の場合に、整合棒を用いた前記移送モードを選択する一
    方、前記シートの数が多量の場合に、押出し部材を用い
    た前記移送モードを選択するものであることを特徴とす
    る請求項1に記載した画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記シート数カウント部によりカウント
    された前記シートの数が少量の場合に前記移送モード選
    択部にて選択される前記移送モードにおける前記シート
    束の移送速度は、前記シートの数が多量の場合に前記移
    送モード選択部にて選択される前記移送モードにおける
    前記シート束の移送速度よりも高速に設定されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載した画像形成装置。
  4. 【請求項4】 画像形成部と、この画像形成部から排出
    されるシートを丁合・仕分けするシート後処理部と、こ
    のシート後処理部で丁合・仕分けされたシート束を積み
    重ねるシート束収納部と、前記シート後処理部から搬出
    される前記シート束をこのシート束収納部へ移送するシ
    ート束移送部とを有する画像形成装置において、 前記シート束移送部に設定された複数種の移送モード
    と、 前記シート後処理部に収納されている前記シートを数え
    るシート数カウント部と、 このシート数カウント部によりカウントされた前記シー
    トの数に応じて前記シート束移送部の前記移送モードを
    選択する移送モード選択部と、 この移送モード選択部にて選択された移送モードで前記
    シート束移送部を作動させる制御部とを具えたことを特
    徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記移送モード選択部は、前記シート数
    カウント部によりカウントされた前記シートの数が少量
    の場合に、整合棒を用いた前記移送モードを選択する一
    方、前記シートの数が多量の場合に、押出し部材を用い
    た前記移送モードを選択するものであることを特徴とす
    る請求項4に記載した画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記シート数カウント部によりカウント
    された前記シートの数が少量の場合に前記移送モード選
    択部にて選択される前記移送モードにおける前記シート
    束の移送速度は、前記シートの数が多量の場合に前記移
    送モード選択部にて選択される前記移送モードにおける
    前記シート束の移送速度よりも高速に設定されているこ
    とを特徴とする請求項4に記載した画像形成装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20130207334A1 (en) * 2012-02-14 2013-08-15 Fuji Xerox Co., Ltd. Post-processing device and image forming apparatus
US8720880B2 (en) * 2012-02-14 2014-05-13 Fuji Xerox Co., Ltd. Post-processing device and image forming apparatus

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