JPH10329117A - 瓦用の成形金型 - Google Patents

瓦用の成形金型

Info

Publication number
JPH10329117A
JPH10329117A JP13848897A JP13848897A JPH10329117A JP H10329117 A JPH10329117 A JP H10329117A JP 13848897 A JP13848897 A JP 13848897A JP 13848897 A JP13848897 A JP 13848897A JP H10329117 A JPH10329117 A JP H10329117A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tile
mold
molding
die
molding die
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP13848897A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3626325B2 (ja
Inventor
Akinori Miyazono
秋則 宮園
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MIYAZONO SEISAKUSHO KK
Miyazono Seisakusho KK
Original Assignee
MIYAZONO SEISAKUSHO KK
Miyazono Seisakusho KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MIYAZONO SEISAKUSHO KK, Miyazono Seisakusho KK filed Critical MIYAZONO SEISAKUSHO KK
Priority to JP13848897A priority Critical patent/JP3626325B2/ja
Publication of JPH10329117A publication Critical patent/JPH10329117A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3626325B2 publication Critical patent/JP3626325B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moulds, Cores, Or Mandrels (AREA)
  • Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 一組の上型と下型により予備成形及び本成形
に対応することによって、瓦本体の凹凸部が大きい形状
の瓦、瓦本体の肉厚の変化が大きい形状の瓦製品の歩留
りの低下(悪化)を未然に防止するとともに、予備成形
と本成形とを2回に別けて成形する手段に対して多大な
設備費を投じることなく簡易に対応することができる。 【解決手段】 瓦用の成形プレス装置等に組付けられる
上型及び下型とからなる瓦用の成形金型1であって、上
型2或いは下型3の成形すべき瓦の型面に対し、成形す
べき瓦の膨出部位に対応する部位に補助型部材6を配設
し、この補助型部材は成形すべき瓦の膨出部位の形状に
対応した予備成形用型面11と本成形用型面12とを備
えるとともに、プレス成形に際し、予備成形用型面11
と本成形用型面12とを選択可能に上型或いは下型の成
形すべき瓦の型面に表出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、瓦用の成形プレス
装置等に組付けられる上型及び下型とからなり、とく
に、荒成形(本明細書では予備成形という。)と本成形
の2回のプレス成形に供される瓦用の成形金型に係り、
詳しくは、成形すべき瓦にあって、その瓦表面及び裏面
にリブ等の膨出部が形成される瓦の成形に対応する成形
金型に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、瓦の成形にあって、瓦本体の凹
凸部が大きい形状の瓦、瓦本体の肉厚の変化が大きい形
状の瓦においては、プレス成形後の乾燥及び焼成工程時
に歪みやヒケ、亀裂等が生起し易くなり、瓦製品として
の歩留りの悪化を招来するという問題点があった。そし
て、上記問題点を解消するために、プレス成形にあっ
て、予備成形と本成形とを2回に別けて成形する手段が
採用されているが、その予備成形と本成形に使用される
成形金型は、2回の成形に対応するそれぞれの型面を形
成した2組のものが用意されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
成形金型にあっては、上記したように、2回の成形に対
応するそれぞれの型面を形成した2組のものが用意され
ることから、その成形プレス装置がそれぞれの成形金型
を組付けた2台必要となり、必然的にその成形における
設備投資費が多く費やされる結果、大量生産の瓦には対
応できるものの、特殊な瓦や比較的少量生産の瓦の成形
にあっては著しいコスト高となる等の問題点を招来し、
対応できないのが現状である。そこで、本発明は、上記
した問題点に鑑み、一組の上型と下型により予備成形及
び本成形に対応することによって、瓦本体の凹凸部が大
きい形状の瓦、瓦本体の肉厚の変化が大きい形状の瓦製
品の歩留りの低下(悪化)を未然に防止するとともに、
予備成形と本成形とを2回に別けて成形する手段に対し
て多大な設備費を投じることなく簡易に対応することが
できる瓦用の成形金型を提供することを目的とするもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した課題を達成する
ために、請求項1の発明は、瓦用の成形プレス装置等に
組付けられる上型及び下型とからなる瓦用の成形金型で
あって、該上型或いは下型の成形すべき瓦の型面に対
し、該成形すべき瓦の膨出部位に対応する部位に補助型
部材を配設し、この補助型部材は前記成形すべき瓦の膨
出部位の形状に対応した予備成形用型面と本成形用型面
とを備えるとともに、プレス成形に際し、該予備成形用
型面と本成形用型面とを選択可能に前記上型或いは下型
の成形すべき瓦の型面に表出するように構成したことを
特徴とするものである。この構成によれば、一組の上型
或いは下型の成形すべき瓦の型面に対し、瓦の予備成形
時には補助型部材の予備成形用型面を表出してその予備
成形に対応し、また、瓦の本成形時には補助型部材の本
成形用型面を表出してその本成形に対応することがで
き、一組の上型と下型により予備成形及び本成形の2回
のプレス成形に一台の成形プレス装置で対応することが
できる。
【0005】請求項2の発明は、請求項1記載の瓦用の
成形金型であって、補助型部材は、その予備成形用型面
を成形すべき瓦の膨出部位に対応する凹形状に形成し、
かつ本成形用型面を成形すべき瓦の膨出形状に合致する
凹形状或いは偏平面形状に形成したことを特徴とするも
のである。この構成によれば、成形すべき瓦にあって、
膨出部位の成形素地の押圧状態の粗密差を可及的に無く
するものである。
【0006】請求項3の発明は、請求項1記載の瓦用の
成形金型であって、補助型部材を上型或いは下型の型面
に対して所定範囲の回動可能に装設し、この回動位置を
制御することによって予備成形用の型面と本成形用型面
とを選択して前記上型或いは下型の成形すべき瓦の型面
に表出することを特徴としたものである。この構成によ
れば、上記した請求項1と同様に、一組の上型或いは下
型の成形すべき瓦の型面に対し、瓦の予備成形時及び本
成形時に応じて補助型部材の予備成形用型面及び本成形
用型面を表出してそれぞれの成形に対応することができ
るとともに、上型或いは下型の成形すべき瓦の型面に対
する補助型部材における予備成形用型面及び本成形用型
面の表出動作を簡単かつ円滑に遂行することができるも
のである。
【0007】請求項4の発明は、請求項1記載の瓦用の
成形金型であって、補助型部材の外周面に対し予備成形
用型面と本成形用型面とを同一面上に形成するととも
に、該補助型部材を上型或いは下型の型面に対して横方
向の摺動可能に装設し、この摺動位置を制御することに
よって予備成形用型面と本成形用型面とを選択して前記
上型或いは下型の成形すべき瓦の型面に表出することを
特徴としたものである。この構成によれば、上記した請
求項1と同様に、一組の上型或いは下型の成形すべき瓦
の型面に対し、瓦の予備成形時及び本成形時に応じて補
助型部材の予備成形用型面及び本成形用型面を表出して
それぞれの成形に対応することができるとともに、上型
或いは下型の成形すべき瓦の型面に対する補助型部材に
おける予備成形用型面及び本成形用型面の表出動作を簡
単かつ円滑に遂行することができるものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
について図にしたがって説明する。図1〜図6におい
て、予備成形及び本成形を行うための既存の瓦成形用プ
レス装置(図示しない)に組付けられる成形金型1は、
一組の上型2及び下型3とから構成され、該上型2及び
下型3の相対向する下面及上面には成形すべき瓦の形状
に対応する下型型面2a及び上型型面3aがそれぞれ形
成されている。
【0009】そして、前記上型2の相対向する一方側
(図1において左右側)の側面には平板状の長尺の側枠
体4a,4aが垂下状態で取付けられ、また、下型3の
相対向する一方側(図1において前後側)の側面には平
板状の長尺の側枠体5a,5aが立設状態で取付けられ
ている。
【0010】しかして、上型2及び下型3は、その瓦成
形作業に伴う押圧状態から型締め状態に至る間、上型2
の側枠体4a,4aの内面が下型3の相対向する他方側
(図1において左右側)の側周面に接触状態で嵌合され
るとともに、下型3の側枠体5a,5aの内面が上型2
の相対向する他方側(図1において前後側)の側周面に
接触状態で嵌合され、上型2の上型型面2aと下型3の
下型型面3aとそれぞれの側枠体4a,4a,5a,5
aとで囲まれた空間部S(成形すべき瓦の形状となる空
間部)が形成されるものである。
【0011】前記下型3において、該下型3内に組込ま
れた補助型部材6は、型フレーム7と該型フレーム7内
に組付けられた可動型部材8とからなり、この型フレー
ム7は所望の長さの直方体に形成されており、そのほぼ
中心部には該中心部より若干上方変位した位置を中心と
する断面真円状の取付孔9が長手方向に沿って貫設され
ていて、この取付孔9における型フレーム7上面側に対
向する部位が開放され、これにより、該型フレーム7上
面には所定の幅の開口部10がその長手方向に沿って形
成されるものである。
【0012】前記可動型部材8は、型フレーム7におけ
る取付孔9と合致する断面真円の円柱状に形成されると
ともに該取付孔9内に回動可能に嵌挿されており、その
外周の相対向する2箇所には予備成形用型面11と本成
形用型面12とが180度の変位した位置にその長手方
向に沿って形成されて前記型フレーム7の開口部10に
それぞれ表出されるようになっている。
【0013】前記予備成形用型面11は、型フレーム7
の開口部10に表出位置された状態において、該型フレ
ーム7の上面と同一面上に位置するように形成された偏
平面11aと、該偏平面11aの中央部に長手方向に沿
って形成された成形すべき瓦の膨出部位に対応する凹部
11b(本実施の形態にあっては、図4に示すように、
成形すべき瓦の表面に形出するほぼ椀形状に対応する円
弧状の凹部)とからなる。また、本成形用型面12は、
型フレーム7の開口部10に表出位置された状態におい
て、該型フレーム7の上面と同一面上に位置するように
形成された偏平面12a(本実施の形態にあっては、図
4に示すように、成形すべき瓦の表面に形出するほぼ椀
形状に対応する裏面が偏平面である)となしている。
【0014】前記型フレーム7には、前記取付孔9の一
方側端部にモータ収納の空所12が該取付孔9に対し隔
壁13にて区画形成されており、この空所12内には小
型のステップモータ14が組付けられており、そのモー
タ軸14aは隔壁13を貫通して前記可動型部材8の中
心部に臨み、回転を伝達するように構成されている。
【0015】しかして、可動型部材8は型フレーム7の
取付孔9内においてその内周面(取付孔9)と外周面
(可動型部材8)との摺接面を案内としてモータ軸14
aを介してステップモータ14の駆動により少なくとも
180度の範囲で間欠回動するように制御されている。
【0016】そして、上記した構成の補助型部材6は、
下型3の下型型面3aに対し、成形すべき瓦の膨出部位
に対応する位置に組込まれるものである。すなわち、該
下型3の下型型面3aにおける成形すべき瓦の膨出部位
に対応する位置(本実施の形態にあっては、図4に示す
ように、成形すべき瓦がその表面の瓦の流れ方向に沿っ
てほぼ椀形状の膨出部が2個所所定の間隔で形出される
形状であり、この2箇所の膨出部に対応する位置)に該
補助型部材6の型フーム7に合致する角孔状の装着孔1
5,15がそれぞれ貫設され、この装着孔15,15内
に型フレーム7の開口部10を有する上面を該下型型面
3aより僅かに低くした状態でそれぞれ組付け装着され
るものである。
【0017】なお、下型3に対する補助型部材6の組付
け装着された状態では、該下型型面3aに対し、型フレ
ーム7の上面及びと可動型部材8における予備成形用型
面11と本成形用型面12との偏平面11a,12as
とが僅かに低く位置されるが、実際のプレス成形時に
は、その低くなった部位全体に伸縮性に富む比較的薄い
ゴム等からなる被覆部材16が予め装着されていて、該
下型型面3aと同一面上に位置するようになすととも
に、該被覆部材16によって型フレーム7の取付孔9と
可動型部材8との摺接面に瓦の成形素地である例えば、
粘土が入込むことを未然に防止するように構成されるも
のである。
【0018】上述のように構成された一組の上型2及び
下型3からなる成形金型1にあっては、瓦用の成形プレ
ス装置(図示しない)に組付けられるものであり、この
上型2と下型3のそれぞれの型面は成形すべき瓦の形状
(本実施の形態にあっては、図4に示すように、成形す
べき瓦Wはその表面に瓦の流れ方向に沿ってほぼ椀形状
の膨出部w1,w1が2個所所定の間隔で形出され、該
膨出部w1,w1に対向する瓦の裏面が偏平面である形
状)に対応して形成されており、この下型3の下型型面
3a上に粘土からなる瓦の成形素地を載置し、下降され
る上型2によって該成形素地を加圧しながらプレス成形
するものであり、このプレス成形が予備成形及び本成形
として2回行われるものである。
【0019】さて、予備成形時にあって、補助型部材6
は、その下型3に対して上記成形すべき瓦Wの形状、す
なわち、膨出部w1,w1に対応して2個所組付け装着
されるものであり、それぞれの両補助型部材6における
可動型部材8の予備成形型面11を型フレーム7の開口
部10に位置させて表出するものである。すなわち、ス
テップモータ14を回転駆動すると、該ステップモータ
14の回転制御によって、可動型部材8が取付孔9内に
おいてその内周面と外周面との摺接面を案内として回動
され、該可動型部材8の予備成形型面11が型フレーム
7の開口部10に位置したときにその回動が停止され
て、予備成形型面11を型フレーム7の開口部10に表
出位置するものである。
【0020】この場合、下型型面3aに対する可動型部
材8の予備成形型面11及び型フレーム7の上面が若干
低くなっているので、同部位に予め被覆部材16を装着
するものである。
【0021】そこで、上述したように、下型3の下型型
面3a上に粘土からなる瓦の成形素地を載置し、下降さ
れる上型2によって該成形素地を加圧しながら予備成形
のプレス成形を行い、成形すべき瓦Wの予備成形がなさ
れる。この場合、成形すべき瓦Wの膨出部w1,w1に
対応する下方の部位は、補助型部材6における可動型部
材8の予備成形型面11がそれぞれ位置されているた
め、該予備成形型面11の凹部11b内に成形素地が入
り込んだ形状でプレス成形される(図5(a)参照)。
そして、上型2で形成された膨出部w1,w1とこの予
備成形型面11の凹部11bで形成された膨部とは他の
偏平部位に比して肉厚となるため、その内部の押圧状態
は該偏平部位に比して粗状態となる。(図3、図5
(b)参照)
【0022】ついで、上述した予備成形が終了すると、
上型2が上昇されて次の本成形に待機する。この本成形
時にあって、ステップモータ14を180度の範囲まで
回転駆動すると、補助型部材6における可動型部材8は
該ステップモータ14の回転制御によって180度回動
(反転状態)される。これによって、可動型部材8は前
述の予備成形型面11にかわって本成形用型面12が型
フレーム7の開口部10に表出位置される。この場合、
可動型部材8の回動に伴って、被覆部材16は可動型部
材8の予備成形型面11から離されるとともに、可動型
部材8の外周に沿って上方へ若干持ち上げられ、再び該
可動型部材8の本成形用型面12上に載置されるもので
ある。また、上記した予備成形を終えた成形素地にあっ
ても回動する可動型部材8の外周によって上方へ若干持
ち上げられ、再び該下型3の下型型面3a上に載置され
るものである。
【0023】そして、再び、上型2が下降され、予備成
形を終えた成形素地を加圧しながら本成形のプレス成形
を行い、成形すべき瓦Wが成形される。この場合、成形
すべき瓦Wの表面に形出するほぼ椀形状の膨出部w1,
w1に対応する裏面が偏平面であるから、該成形すべき
瓦Wの膨出部w1,w1に対応する下方の部位は、補助
型部材6における可動型部材8の本成形型面12の偏平
面11bがそれぞれ位置されて前述した予備成形で形成
された膨部が平面状にプレス成形される(図6(a)参
照)。そして、上型2で形成された膨出部w1,w1に
対応して予備成形型面11の凹部11bで形成された膨
部が平面状にプレス成形されることにより、該膨出部w
1,w1の内部の押圧状態は他の部位と同様に均一密状
態となる(図6(b)参照)。
【0024】ここに、一組の上型2及び下型3からなる
成形金型1を組付けた一台の瓦成形用プレス装置によ
り、瓦の表面に膨出部w1,w1を有する成形すべき瓦
Wにあって、そのプレス成形された内部の押圧状態が密
状態で均一化された製品が得られるものである。
【0025】次に、本発明の第2の実施の形態について
図7〜図10にしたがって説明すると、この実施の形態
は、前述した第1の実施の形態において説明した補助型
部材6における可動型部材8の本成形型面12の形状を
変更した場合であって、この場合は、図10に示すよう
に、成形すべき瓦WAにあって、該瓦の裏面に瓦の流れ
方向に沿ってほぼ台形状の膨出部wa1,wa1が2個
所所定の間隔で形出され、該膨出部wa1,wa1に対
向する瓦の表面が偏平面である形状に対応するもので
る。
【0026】すなわち、補助型部材6における可動型部
材8の本成形型面12は、型フレーム7の上面と同一面
上に位置するように形成された偏平面12aと、該偏平
面12aの中央部に長手方向に沿って形成された成形す
べき瓦waの膨出部wa1,wa1部位に対応するほぼ
台形状の凹部12bとから構成したものであり、その余
の構成は前述した第1の実施の形態と同様であるので、
同一の部材については図中同符号を付してその具体的な
説明を省略する。
【0027】したがって、この実施の形態にあっては、
前述した第1の実施の形態と同様の作用効果を享受する
ものであるが、予備成形状態にあっては、成形すべき瓦
Waの膨出部wa1,wa1に対応する部位に補助型部
材6における可動型部材8の予備成形型面11がそれぞ
れ位置されているため、該予備成形型面11の凹部11
bにより製品としての膨出部wa1,wa1より若干肉
厚の形状でプレス成形されるものであり(図8(a)参
照)、この予備成形型面11の凹部11bで形成された
膨部とは他の偏平部位に比して肉厚となるため、その内
部の押圧状態は該偏平部位に比して粗状態となる(図8
(b)参照)。
【0028】また、本成形にあっては、成形すべき瓦W
aの膨出部wa1,wa1に対応する部位に補助型部材
6における可動型部材8の本成形型面12のほぼ台形状
の凹部12bにより前述した予備成形で形成された膨部
が製品としてのほぼ台形状の膨出部wa1,wa1にプ
レス成形される(図9(a)参照)。そして、この膨出
部wa1,wa1に対応して予備成形型面11の凹部1
1bで形成された膨部が本成形型面の凹部12aにより
製品形状にプレス成形されることにより、該膨出部wa
1,wa1の内部の押圧状態は他の部位と同様に均一密
状態となる(図9(b)参照)。
【0029】ここに、一組の上型2及び下型3からなる
成形金型1を組付けた一台の瓦成形用プレス装置によ
り、瓦の裏面に膨出部wa1,wa1を有する成形すべ
き瓦Waにあって、そのプレス成形された内部の押圧状
態が密状態で均一化された製品が得られるものである。
【0030】さらに、本発明の第3の実施の形態を図1
1〜図13について説明すると、この実施の形態は、前
述した第1の実施の形態における補助型部材6の可動型
部材8を水平方向に摺動可能に設けた態様であり、成形
すべき瓦Wbの上面にほぼ台形状の膨出部Wb1を有
し、かつ該膨出部Wb1に対応する裏面側が偏平面(平
面)状となした形状の瓦に対応するもので、その余の構
成は前述した第1の実施の形態と同様であるので、同一
の部材については図中同符号を付してその具体的な説明
を省略する。
【0031】すなわち、この第3の実施の形態にあって
は、可動型部材8Aが断面矩形状の比較的長尺物から形
成され、かつ型フレーム7Aに対して水平方向に摺動可
能に装設されていて、下型3に対してその下型型面3a
に該可動型部材8Aの上面が同一面となるように、側枠
体5a,5aを貫通して組付けられている。この可動型
部材8Aの上面は全体的に偏平面(平面)状となし、そ
の一部には成形すべき瓦Wbの上面に形成されるほぼ台
形状の膨出部Wb1に対応する位置に円弧状の凹部11
bとなした予備成形型面11Aが形成され、そして、該
予備成形型面11Aを下型3の下型型面3aから脱した
位置には前述の成形すべき瓦Wbの偏平面(平面)状の
裏面に対応する前記偏平面(平面状)12aとなした本
成形型面12Aが形成されている。
【0032】したがって、この実施の形態にあって、予
備成形状態にあっては、成形すべき瓦Wbの膨出部wb
1に対応する部位に補助型部材6における可動型部材8
Aを所望の手段を介して水平方向に移動してその予備成
形型面11Aを対向位置させて前述の実施の形態と同様
に該予備成形型面11Aの凹部11b内に成形素地が入
り込んだ形状で予備成形のプレス成形される(図11
(a)参照)。そして、上型2で形成された膨出部wb
1と予備成形型面11Aの凹部11bで形成された膨部
とは他の偏平部位に比して肉厚となるため、その内部の
押圧状態は該偏平部位に比して粗状態となる。(図11
(b)参照)
【0033】また、本成形にあっては、補助型部材6A
における可動型部材8Aを所望の手段を介して水平方向
に移動して予備成形型面11Aを下型3の下型型面3a
から脱した位置にするとともに、成形すべき瓦Wbの膨
出部wb1に対応する部位に該可動型部材8Aの本成形
型面12Aの偏平面12aを位置させて前述の実施の形
態と同様に本成形を行うものである。この場合、成形す
べき瓦Wbの表面に形出するほぼ台形状の膨出部wb1
に対応する裏面が偏平面であるから、該成形すべき瓦W
bの膨出部wb1に対応する下方の部位は、補助型部材
6Aにおける可動型部材8Aの本成形型面12Aの偏平
面11bがそれぞれ位置されて前述した予備成形で形成
された膨部が平面状にプレス成形される(図12(a)
参照)。そして、上型2で形成された膨出部wb1に対
応して予備成形型面11Aの凹部11bで形成された膨
部が平面状にプレス成形されることにより、該膨出部w
b1の内部の押圧状態は他の部位と同様に均一密状態と
なる(図12(b)参照)。
【0034】ここに、一組の上型2及び下型3からなる
成形金型1を組付けた一台の瓦成形用プレス装置によ
り、瓦の表面に膨出部wb1を有する成形すべき瓦Wb
にあって、そのプレス成形された内部の押圧状態が密状
態で均一化された製品が得られるものであり、その余の
作用効果は前述した第1の実施の形態と同様の作用効果
を享受するものである。
【0035】なお、上述した第1〜第3の実施の形態に
おいて、補助型部材6,6Aを下型3に装設した態様に
ついて説明したが、これに代えて上型2に対して下型3
と同様に装設することができるものであり、成形すべき
瓦における膨出部に対応するそれぞれの予備成形型面1
1,11Aと本成形型面12,12Aの形状も図示のも
のには限定するものではない。
【0036】また、上述した第1及び第2の実施の形態
において、補助型部材6における可動型部材8に対して
180度変位して予備成形型面11と本成形型面12と
を形成したが、これを90度ずつ変位して4面にそれぞ
れ型面を形成してもよく、この場合は、該可動型部材8
の回転範囲の位置制御を行うステップモータ14もそれ
に対応する制御を行うものである。
【0037】
【発明の効果】以上のように、本発明にあっては、一組
の上型或いは下型の成形すべき瓦の型面に対し、瓦の予
備成形時には補助型部材の予備成形用型面を表出し、ま
た、瓦の本成形時には補助型部材の本成形用型面を表出
してそれぞれのプレス成形に対応することができる。こ
のことは、一組の上型及び下型からなる成形金型を組付
けた一台の瓦成形用プレス装置により予備成形及び本成
形の2回の成形に対応することができ、瓦本体の凹凸部
が大きい形状の瓦、瓦本体の肉厚の変化が大きい形状の
瓦製品をそのコスト高となる要因を可及的に押さえて簡
易に製造することができる。
【0038】また、請求項2にあっては、成形すべき瓦
の膨出部位における内部の押圧状態の粗密差を可及的に
無くすることができ、製品の歩留りの低下(悪化)を未
然に防止することができる。
【0039】そして、請求項3及び4にあっては、上型
或いは下型の成形すべき瓦の型面に対する補助型部材に
おける予備成形用型面及び本成形用型面の表出動作を簡
単かつ円滑に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態を示す成形金型の斜視図であ
る。
【図2】第1の実施の形態を示す成形金型の縦断面図で
ある。
【図3】図2のIII −III 線断面図である。
【図4】第1の実施の形態を示す成形すべき瓦の斜視図
である。
【図5】(a)は第1の実施の形態における予備成形を
示す成形金型の断面図である。(b)は予備成形品を示
す断面図である。
【図6】(a)は第1の実施の形態における本成形を示
す成形金型の断面図である。(b)は本成形品を示す断
面図である。
【図7】第2の実施の形態を示す成形金型の縦断面図で
ある。
【図8】(a)は第2の実施の形態の予備成形を示す図
7のVIII−VIII線断面図である。(b)は予備成形品を
示す断面図である。
【図9】(a)は第2の実施の形態における本成形を示
す成形金型の断面図である。(b)は本成形品を示す断
面図である。
【図10】第2の実施の形態を示す成形すべき瓦の斜視
図である。
【図11】(a)は第3の実施の形態における予備成形
を示す成形金型の断面図である。(b)は予備成形品を
示す断面図である。
【図12】(a)は第3の実施の形態における本成形を
示す成形金型の断面図である。(b)は本成形品を示す
断面図である。
【図13】第3の実施の形態を示す成形金型の断面図で
ある。
【符号の説明】
1 成形金型 2 上型 3 下型 3a 下型型面 6,6A 補助型部材 8,8A 可動型部材 11,11A 予備成形型面 12,12A 本成形型面 W,Wa,Wb 成形すべき瓦 w1,wa1,wb1 膨出部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 瓦用の成形プレス装置等に組付けられる
    上型及び下型とからなる瓦用の成形金型であって、該上
    型或いは下型の成形すべき瓦の型面に対し、該成形すべ
    き瓦の膨出部位に対応する部位に補助型部材を配設し、
    この補助型部材は前記成形すべき瓦の膨出部位の形状に
    対応した予備成形用型面と本成形用型面とを備えるとと
    もに、プレス成形に際し、該予備成形用型面と本成形用
    型面とを選択可能に前記上型或いは下型の成形すべき瓦
    の型面に表出するように構成したことを特徴とする瓦用
    の成形金型。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の瓦用の成形金型であっ
    て、補助型部材は、その予備成形用型面を成形すべき瓦
    の膨出部位に対応する凹形状に形成し、かつ本成形用型
    面を成形すべき瓦の膨出形状に合致する凹形状或いは偏
    平面形状に形成したことを特徴とする瓦用の成形金型。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の瓦用の成形金型であっ
    て、補助型部材の外周面に対し予備成形用型面と本成形
    用型面とを所定の範囲の変位させて形成するとともに、
    該補助型部材を上型或いは下型の型面に対して所定範囲
    の回動可能に装設し、この回動位置を制御することによ
    って予備成形用型面と本成形用型面とを選択して前記上
    型或いは下型の成形すべき瓦の型面に表出することを特
    徴とした瓦用の成形金型。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の瓦用の成形金型であっ
    て、補助型部材の外周面に対し予備成形用型面と本成形
    用型面とを同一面上に形成するとともに、該補助型部材
    を上型或いは下型の型面に対して横方向の摺動可能に装
    設し、この摺動位置を制御することによって予備成形用
    型面と本成形用型面とを選択して前記上型或いは下型の
    成形すべき瓦の型面に表出することを特徴とした瓦用の
    成形金型。
JP13848897A 1997-05-28 1997-05-28 瓦用の成形金型 Expired - Fee Related JP3626325B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13848897A JP3626325B2 (ja) 1997-05-28 1997-05-28 瓦用の成形金型

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13848897A JP3626325B2 (ja) 1997-05-28 1997-05-28 瓦用の成形金型

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10329117A true JPH10329117A (ja) 1998-12-15
JP3626325B2 JP3626325B2 (ja) 2005-03-09

Family

ID=15223279

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13848897A Expired - Fee Related JP3626325B2 (ja) 1997-05-28 1997-05-28 瓦用の成形金型

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3626325B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007220430A (ja) * 2006-02-15 2007-08-30 Nissan Motor Co Ltd 燃料電池用セパレータの検査方法および製造方法
WO2008025933A1 (en) 2006-09-01 2008-03-06 Monier Technical Centre Limited Improved method for the manufacture of a building product

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110788969A (zh) * 2019-11-28 2020-02-14 江苏华路建设工程有限公司 一种建筑工程中用的板材模具

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007220430A (ja) * 2006-02-15 2007-08-30 Nissan Motor Co Ltd 燃料電池用セパレータの検査方法および製造方法
WO2008025933A1 (en) 2006-09-01 2008-03-06 Monier Technical Centre Limited Improved method for the manufacture of a building product

Also Published As

Publication number Publication date
JP3626325B2 (ja) 2005-03-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0055174B1 (en) A plastic molding and a method of its manufacture
JPS63264308A (ja) タイヤ加硫成形用金型
JPH10329117A (ja) 瓦用の成形金型
CN112976230A (zh) 坐便器胚体的制作方法及坐便器胚体
EP0838279A1 (en) Press die formed of cement-based composition and method of manufacturing the same
KR100401618B1 (ko) 펀치 프레스 장치
CN216914805U (zh) 一种能旋转角度的吸塑模具
CN214772779U (zh) 一种可拆卸组合式制砖模具
JPH105906A (ja) 有底容器の製造方法
JPH0716405Y2 (ja) 飾りコンクリートブロック成形用型枠
JP2002346663A (ja) プレス型製作方法
JPH09123139A (ja) レリーフ成形用型
KR200233735Y1 (ko) P.p치솔 제조용 가변형 모핀조합 금형구조
KR100416078B1 (ko) P.p치솔 제조용 가변형 모핀조합 금형구조
CN2491208Y (zh) 橡胶薄板硫化模具
JP2605862Y2 (ja) 焼き瓦
JPH065845Y2 (ja) 湿式タイル素地成形用型
JPH0228021Y2 (ja)
JPH05237826A (ja) 蟻溝付タイルの成型装置
CN116968335A (zh) 一种人造石英石开孔台面的成型方法及模具
JPH0428682Y2 (ja)
JPH0611136Y2 (ja) ゴム成形金型
JPH0238363B2 (ja)
JP3293351B2 (ja) 模様付け金型および模様付け方法
KR20040067556A (ko) 구면거울 제조방법 및 그 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20040227

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20040810

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Effective date: 20041004

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Effective date: 20041102

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20041202

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091210

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101210

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111210

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees