JPH10328758A - ダイ金型の固定方法およびその装置 - Google Patents

ダイ金型の固定方法およびその装置

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JPH10328758A
JPH10328758A JP14664997A JP14664997A JPH10328758A JP H10328758 A JPH10328758 A JP H10328758A JP 14664997 A JP14664997 A JP 14664997A JP 14664997 A JP14664997 A JP 14664997A JP H10328758 A JPH10328758 A JP H10328758A
Authority
JP
Japan
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die
bush
fluid
fixing
die holder
Prior art date
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Pending
Application number
JP14664997A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Kawaguchi
晃司 川口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダイブッシュを変形させないで、常に一定の
力でダイ金型を中心に固定するようにしたダイ金型の固
定方法およびその装置を提供することにある。 【解決手段】 フレーム1上に設けられたダイホルダ5
にダイ金型7を固定するダイ金型の固定方法において、
前記ダイホルダ5に締付けブッシュ11を装着し、さら
にこの締付けブッシュ11に円周方向へ適宜な間隔で複
数の球17を備えたダイブッシュ9を装着した状態で、
前記ダイホルダ5に形成された流体通路19を経て前記
締付けブッシュ11に形成された流体室21に流体を供
給することにより、前記球17が押圧されて前記球17
でダイ金型7を中心に固定することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パンチ金型との
協働でワークにパンチングを行うダイ金型をダイホルダ
に固定するダイ金型の固定方法およびその装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、パンチ金型との協働でワークにパ
ンチング加工を行うダイ金型をダイホルダに固定するダ
イ金型の固定装置としては、例えば特開平6−2970
54号公報が知られている。すなわち、図3および図4
に示されているように、パンチングプレスにおけるフレ
ームとしての下部フレーム101上には複数のねじ10
3でもってダイホルダ105が着脱可能に固定されてい
る。
【0003】このダイホルダ105内にはダイ金型10
7を装着したダイブッシュ109が設けらている。しか
も、このダイブッシュ109と前記ダイホルダ105と
の間には弾性変形部材からなる締付けブッシュ111が
装着されている。この締付けブッシュ111の上部には
クランプ部材113が設けられて前記ダイブッシュ10
9を上方からクランプしている。
【0004】前記ダイホルダ105には例えば2つの流
体通路115が形成されていると共に、この流体通路1
15に連通して前記締付けブッシュ111には流体室1
17が形成されている。
【0005】上記構成により、図示を省略したが機外に
設けた圧力流体発生源より流体として例えば油圧を、矢
印で示した如く流体通路115を経て流体室117内へ
供給すると、締付けブッシュ111の薄肉部111Aが
内側へ弾性変形してダイブッシュ109を内側へ押圧し
てダイ金型107が固定されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のダイ金型107を固定するダイ金型107の固定装
置では、ダイブッシュ109を油圧により変形させてダ
イ金型107を固定させるものであるが、変形させる構
造が計算では算出されない。そのため、あるものは変形
量が小さく充分にダイ金型107を押し付けられない
為、ダイ金型107が抜けてしまうことがある。また、
ダイブッシュ109を充分変形させると、繰り返し行う
ことで寿命が短いものとなってしまう。
【0007】この発明の目的は、ダイブッシュを変形さ
せないで、常に一定の力でダイ金型を中心に固定するよ
うにしたダイ金型の固定方法およびその装置を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明のダイ金型の固定方法は、フ
レーム上に設けられたダイホルダにダイ金型を固定する
ダイ金型の固定方法において、前記ダイホルダに締付け
ブッシュを装着し、さらにこの締付けブッシュに円周方
向へ適宜な間隔で複数の球を備えたダイブッシュを装着
した状態で、前記ダイホルダに形成された流体通路を経
て前記締付けブッシュに形成された流体室に流体を供給
することにより、前記球が押圧されて前記球でダイ金型
を中心に固定することを特徴とするものである。
【0009】請求項2によるこの発明のダイ金型の固定
装置は、フレーム上に設けられたダイホルダにダイ金型
を固定するダイ金型の固定装置において、前記ダイホル
ダに装着される締付けブッシュと、この締付けブッシュ
に装着されると共に前記ダイ金型を装着せしめるダイブ
ッシュと、このダイブッシュの円周方向に適宜な間隔で
形成された複数の溝と、この各溝に設けられた球と、前
記ダイホルダに形成された流体通路と、前記締付けブッ
シュに形成された前記流体通路に連通した流体室と、を
備えてなることを特徴とするものである。
【0010】したがって、請求項1,2では、フレーム
上にはダイホルダが設けられ、このダイホルダ内に締付
けブッシュ,ダイブッシュが順に装着され、このダイブ
ッシュにダイ金型が装着される。そして、ダイホルダに
形成された流体通路に流体発生源より流体を供給する
と、流体は締付けブッシュに形成された流体室に送られ
て、ダイブッシュにおける複数の溝に設けられた球が内
側へ押され、この各球がダイ金型を押えるため、自動球
心力が働き、常にダイ金型は中心でしっかりと固定され
る。
【0011】而して、繰り返しのダイ金型の固定精度が
よく、固定ミスがなくなると共に、ダイブッシュが変形
しないので長寿命化が図られる。
【0012】請求項3によるこの発明のダイ金型の固定
装置は、請求項2のダイ金型の固定装置において、前記
球が鋼球であることを特徴とするものである。
【0013】したがって、請求項1,2と同様の作用を
なすと共になお一層しっかりとダイ金型が固定される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。
【0015】図1および図2を参照するに、パンチプレ
スにおけるフレームとしての下部フレーム1上には複数
のねじ3でもってダイホルダ5が着脱可能に固定されて
いる。このダイホルダ5内にはダイ金型7を装着したダ
イブッシュ9が設けられている。しかも、このダイブッ
シュ9とダイホルダ5との間には例えば弾性変形部材か
らなる締付けブッシュ11が装着されている。この締付
けブッシュ11の上部にはクランプ部材13が設けられ
て前記ダイブッシュ9を上方からクランプしている。
【0016】前記ダイブッシュ9の円周方向には適宜な
間隔例えば等間隔で複数例えば4個の溝15が形成され
ていると共に各溝15には球としての鋼球17が設けら
れている。また、前記ダイホルダ5には例えば2つの流
体通路19が形成されていると共に、この流体通路19
に連通して前記締付けブッシュ11には流体室21が形
成されている。
【0017】上記構成により、図示を省略したが機外に
設けた圧力流体発生源より流体として例えば油圧を、矢
印で示した如く流体通路19を経て流体室21へ供給す
ると、ダイブッシュ9の溝15に入っている鋼球17が
押され、その鋼球17が4点でダイ金型7を押えるた
め、自動球心作用が働き常にダイ金型7は中心でしっか
りと固定することができる。しかも、繰り返し精度がよ
く、固定ミスをなくすることができると共に、ダイブッ
シュ9が変形しないので長寿命化を図ることができる。
【0018】なお、この発明は、前述した発明の実施の
形態に限定されることなく、適宜な変更を行うことによ
り、その他の態様で実施し得るものである。
【0019】
【発明の効果】以上のごとき発明の実施の形態より理解
されるように、請求項1,2の発明によれば、フレーム
上にはダイホルダが設けられ、このダイホルダ内に締付
けブッシュ,ダイブッシュが順に装着され、このダイブ
ッシュにダイ金型が装着される。そして、ダイホルダに
形成された流体通路に流体発生源より流体を供給する
と、流体は締付けブッシュに形成された流体室に送られ
て、ダイブッシュにおける複数の溝に設けられた球が内
側へ押され、この各球がダイ金型を押えるため、自動球
心力が働き、常にダイ金型を中心でしっかりと固定せし
めることができる。
【0020】而して、繰り返しのダイ金型の固定精度が
よく、固定ミスをなくすことができると共に、ダイブッ
シュが変形しないので長寿命化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のダイ金型の固定装置で、図2におけ
るI−I線に沿った断面図である。
【図2】図1におけるII−II線に沿った断面図である。
【図3】従来のダイ金型の固定装置で、図4におけるII
I −III 線に沿った断面図である。
【図4】図3におけるIV−IV線に沿った断面図である。
【符号の説明】
1 下部フレーム(フレーム) 5 ダイホルダ 7 ダイ金型 9 ダイブッシュ 11 締付けブッシュ 15 溝 17 鋼球(球) 19 流体通路 21 流体室

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレーム上に設けられたダイホルダにダ
    イ金型を固定するダイ金型の固定方法において、前記ダ
    イホルダに締付けブッシュを装着し、さらにこの締付け
    ブッシュに円周方向へ適宜な間隔で複数の球を備えたダ
    イブッシュを装着した状態で、前記ダイホルダに形成さ
    れた流体通路を経て前記締付けブッシュに形成された流
    体室に流体を供給することにより、前記球が押圧されて
    前記球でダイ金型を中心に固定することを特徴とするダ
    イ金型の固定方法。
  2. 【請求項2】 フレーム上に設けられたダイホルダにダ
    イ金型を固定するダイ金型の固定装置において、前記ダ
    イホルダに装着される締付けブッシュと、この締付けブ
    ッシュに装着されると共に前記ダイ金型を装着せしめる
    ダイブッシュと、このダイブッシュの円周方向に適宜な
    間隔で形成された複数の溝と、この各溝に設けられた球
    と、前記ダイホルダに形成された流体通路と、前記締付
    けブッシュに形成された前記流体通路に連通した流体室
    と、を備えてなることを特徴とするダイ金型の固定装
    置。
  3. 【請求項3】 前記球が鋼球であることを特徴とする請
    求項2記載のダイ金型の固定装置。
JP14664997A 1997-06-04 1997-06-04 ダイ金型の固定方法およびその装置 Pending JPH10328758A (ja)

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JP14664997A JPH10328758A (ja) 1997-06-04 1997-06-04 ダイ金型の固定方法およびその装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107737831A (zh) * 2017-09-14 2018-02-27 东莞市联洲知识产权运营管理有限公司 一种具有侧夹持机构的五金打孔机构
WO2018041223A1 (zh) * 2016-08-31 2018-03-08 无锡市光彩机械制造有限公司 钢板的冲切缺口模具

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