JP3278683B2 - 超音波モータ - Google Patents

超音波モータ

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JP3278683B2
JP3278683B2 JP02191194A JP2191194A JP3278683B2 JP 3278683 B2 JP3278683 B2 JP 3278683B2 JP 02191194 A JP02191194 A JP 02191194A JP 2191194 A JP2191194 A JP 2191194A JP 3278683 B2 JP3278683 B2 JP 3278683B2
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公彦 末松
敬介 本多
正典 佐藤
浩 佐々木
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Honda Electronics Co Ltd
Sharp Corp
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Honda Electronics Co Ltd
Sharp Corp
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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、円環型圧電セラミック
に圧接される摺動体とシャフト又は1つのギアを一体と
する超音波モータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、円環型圧電セラミックの端
面に摺動体を輪ゴムで圧接するようにした超音波モータ
を提案している(特願平4−72569号、特願平4−
73601号、特願平4−73602号参照)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この超
音波モータでは、摺動体にシャフト又はにギアを設ける
場合、シャフト又はギアを固定する固定板を摺動体に設
けなければならないため、構造が複雑になり、製造作業
が繁雑になり、コストが高くなるという欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、広いベースの
上部に固定部を装着し、該固定部の中央に支持軸を装着
したベース部材と、前記固定部に中央の孔を挿入固定す
る円環型圧電セラミックと、円盤の周辺より下方に多数
の挟持部が一体に突出され、該挟持部のそれぞれの内側
にセラミック挟持部が一体に形成され、前記挟持部のそ
れぞれ外側に加圧材挟持部が形成され、前記円盤の中央
上部にギアが形成され、該ギアの中心及び前記円盤の中
心に軸孔を設けた摺動体と、該摺動体の加圧材挟持部に
装着される加圧材とからなり、前記ベース部材の固定部
に前記円環型圧電セラミックを固定し、前記摺動体の軸
孔に前記ベース部材の支持軸を挿入し、前記摺動体のセ
ラミック挟持部で前記円環型圧電セラミックの端面を支
持して挟持するとともに、前記加圧材挟持部に加圧材を
装着して、前記円環型圧電セラミックの中心方向に圧力
を加えて一体構造とするものであり、又、前記加圧材は
輪ゴム又はリング状のスプリングでもよい。
【0005】
【作用】本発明では、ベース部材に固定部と支持軸を一
体に設け、固定部に円環型圧電セラミックを固定し、
又、摺動体とシャフト又はギアを一体に構成してシャフ
ト又はギアにベース部材の支持軸を挿入して摺動体とシ
ャフト又はギアを回転可能に支持するとともに、摺動体
を円環型圧電セラミックの端面と摺接させ、摺動体の外
側より輪ゴム又はリング状スプリングを嵌め込んで摺動
体を円環型圧電セラミックに圧接することにより、超音
波モータを構成する。
【0006】このように摺動体とシャフト又はギアを一
体に構成し、ベース部材に支持軸を一体に設けることに
より、組み立て作業が簡単になり、コストが安くなる。
【0007】
【実施例】図1は、本発明の1実施例の超音波モータの
ベース部材の斜視図で、ベース部材1はベース2のほぼ
中央部分に、図2に示すように円環型圧電セラミック3
を固定する固定部4が形成され、この固定部4の上部に
支持軸5が固着されている。
【0008】又、図3に示すように、摺動体6は円盤7
の周囲に多数の挟持部8がほぼ等間隔に円盤7から一方
の面に突出するように一体に形成されるとともに、挟持
部8は内側に円環型圧電セラミック3を挟持するセラミ
ック挟持部8aを設け、外側に輪ゴム又はリング型スプ
リング等の加圧材を挟持する加圧材挟持部8bを設けて
おり、又、円盤7の他方の面の中心にギア9が一体に固
着され、ギア9の中心に支持軸5が通る軸孔10が形成
されている。
【0009】このように構成された本実施例では、図2
に示すように、ベース部材1の固定部4を円環型圧電セ
ラミック3の中心の透孔3aに押し込むと、ベース部材
1が合成樹脂で構成されているので、固定部4の先端が
潰れて円環型圧電セラミック3はベース部材1に固着さ
れる。
【0010】又、ベース部材1の支持軸5を図3に示す
摺動体6のギア9の軸孔10に挿入することにより、摺
動体6は支持軸5で回転可能に支持され、さらに、摺動
体6の挟持部8aで円環型圧電セラミック3を挟持し、
加圧材挟持部8bに輪ゴム又はリング型スプリング等の
加圧材11を装着すると、摺動体6の挟持部8を円環型
圧電セラミック3に圧接することができる。
【0011】このように構成した本実施例の超音波モー
タでは、摺動体6とギア9を円盤7で一体に構成し、円
環型圧電セラミック6を固着したベース部材1に組み付
けることによりギア付きの超音波モータが簡単に構成で
きるので、組み立て作業が簡単になり、コストが安くな
るという利点がある。
【0012】なお、上記実施例では、摺動体6にギア9
を固着した例を示したが、シャフトでもよいし、このシ
ャフトにプーリー等を固着してもよいし、さらに、ベー
ス部材1の固定部4に予め円環型圧電セラミック3へ給
電するリード線を配線し、円環型圧電セラミック3を組
み付ける時に円環型圧電セラミック3の電極が接続され
るようにしてもよい。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の超音波モ
ータでは、摺動体とギアを円盤で一体に構成し、円環型
圧電セラミックを固着したベース部材に組み付けること
によりギア付きの超音波モータを簡単に構成できるの
で、組み立て作業が簡単になり、コストが安くなるとい
う利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例の超音波モータのベース部材
の斜視図である。
【図2】図1のベース部材に円環型圧電セラミックを組
み付けた斜視図である。
【図3】本発明の1実施例の超音波モータの摺動体の斜
視図である。
【図4】本発明の1実施例の超音波モータの斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 ベース部材 2 ベース 3 円環型圧電セラミック 4 固定部 5 支持軸 6 摺動体 7 円盤 8 挟持部 9 ギア 10 軸孔 11 加圧材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本多 敬介 愛知県豊橋市三本木町字新三本木62番地 の1 (72)発明者 佐藤 正典 愛知県豊橋市大岩町字小山塚20番地 本 多電子株式会社内 (72)発明者 佐々木 浩 東京都中央区銀座4丁目5番16号 株式 会社服部セイコー事業開発室内 (56)参考文献 特開 平7−303382(JP,A) 特開 平5−244785(JP,A) 実開 平3−127491(JP,U) 実開 平3−104095(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02N 2/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 広いベースの上部に固定部を装着し、該
    固定部の中央に支持軸を装着したベース部材と、前記固
    定部に中央の孔を挿入固定する円環型圧電セラミック
    と、円盤の周辺より下方に多数の挟持部が一体に突出さ
    れ、該挟持部のそれぞれの内側にセラミック挟持部が一
    体に形成され、前記挟持部のそれぞれ外側に加圧材挟持
    部が形成され、前記円盤の中央上部にギアが形成され、
    該ギアの中心及び前記円盤の中心に軸孔を設けた摺動体
    と、該摺動体の加圧材挟持部に装着される加圧材とから
    なり、前記ベース部材の固定部に前記円環型圧電セラミ
    ックを固定し、前記摺動体の軸孔に前記ベース部材の支
    持軸を挿入し、前記摺動体のセラミック挟持部で前記円
    環型圧電セラミックの端面を支持して挟持するととも
    に、前記加圧材挟持部に加圧材を装着して、前記円環型
    圧電セラミックの中心方向に圧力を加えて一体構造とす
    ることを特徴とする超音波モータ。
  2. 【請求項2】 前記加圧材は輪ゴム又はリング状のスプ
    リングであることを特徴とする請求項1記載の超音波モ
    ータ。
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JP5153185B2 (ja) * 2007-03-30 2013-02-27 キヤノン株式会社 振動波駆動装置及び振動子

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