JP2513210Y2 - ワ―ク取付装置 - Google Patents

ワ―ク取付装置

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JP2513210Y2
JP2513210Y2 JP1990012770U JP1277090U JP2513210Y2 JP 2513210 Y2 JP2513210 Y2 JP 2513210Y2 JP 1990012770 U JP1990012770 U JP 1990012770U JP 1277090 U JP1277090 U JP 1277090U JP 2513210 Y2 JP2513210 Y2 JP 2513210Y2
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JP
Japan
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work
work holder
holder
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spring
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日出雄 岩崎
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は工作機械に於けるシエービング盤のワーク外
段取用のワーク取付装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のワーク外段取用のシエービング盤の取付具とし
て第2図に示すものがある。
図において1はワーク、2,3はワーク1の左右に対向
配置したワークホルダ、4は左右のセンターである。
ワーク1はその基準穴にあらかじめ機外に於て1方の
ワークホルダ2の基準軸部に差し込み、他方のワークホ
ルダ3をかぶせることにより、ワーク1があたかも一体
の軸物のようになり両センター4間に取付けられ、両セ
ンターにより挾み込まれてワークが固定されていた。
なおaはワーク1とワークホルダ2の基準軸部とのは
め合い部のワーク基準穴であり、b,b′は歯車仕上げ加
工であるシエービング加工用ワークの歯車端面を示す。
〔考案が解決しようとする課題〕 ところで従来の外段取のワーク取付具は、第2図示に
ようにソリツドタイプのみであり、このタイプはワーク
1の基準穴に固定のワークホルダ2の基準軸部が挿入さ
れるためワークと基準軸部とのはめ合いa部のすきまが
最大で数十μm発生し、歯車仕上加工であるシエービン
グ加工でワーク穴と取付センターの偏心により歯溝のフ
レが過大となる不具合があり精密歯車加工上の問題点と
なつていた。
また歯車端面b,b′とワーク基準穴aとの真角度が問
題で通常加工基準側のbは比較的穴aと真角度は良く出
ているが、b,b′の平行度が悪い場合が多く、ホルダ2,3
をクランプすると取付中心に対し、ワークが倒れ、歯面
が倒れて加工されることが多い不具合がありソリツドタ
イプのワーク取付具の問題点となつていた。
本考案は上記各不具合点を解決するためコレツトを採
用しはめ合い部のガタを無くすと同時にワークを取付具
に固定する主の力をコレツトの張り力とし、ワーク端面
の押えはバネ力によりワーク加工中の振動を防止する力
を従の力とする新たなワーク取付装置を提供しようとす
るものである。
〔課題を解決するための手段〕
このため本考案のワーク取付装置は、対向配置された
センター間でワークを保持するワーク取付装置におい
て、互いに嵌合することによって、同一の軸線上を相互
に摺動自在に組合せ可能な一対のワークホルダ部材から
なり、一方のワークホルダ部材にはワークの側面に当接
する押付部材を設け、当該一方のワークホルダ部材の同
一軸心に常時縮径の状態をなすコレットチャックを設
け、他方のワークホルダ部材は前記一方のワークホルダ
部材と接近することによって前記コレットチャックが拡
径するように構成され、該他方のワークホルダ部材には
バネを介してワーク側面に当接する押付部材を設けたこ
とを特徴としている。
〔作用〕
上述の本考案のワーク取付装置は、外段取によるワー
ク取付時、ワークをその1側で組込んだホルダ中のコレ
ツトにはめ込み、これに他側で組立てたホルダを挿入押
圧し、両センタ間は挾み込む。その結果コレツトのテー
パー面に対向配置したセンターバーのテーパー部でコレ
ツトを押し広げワークを両センターの同心上に精度良く
クランプできる。またワークの端面は固定基準側のワー
クホルダにより精度良く受けることができると共に、精
度の悪い他側面はバネの力を受ける摺動自在のワークホ
ルダにより軽く押されているのみで、ワークホルダのは
め合い部に持たせているガタのため傾むいてクランプで
きるためワークが傾むことなく両端面をバネ力で保持で
きる。
〔実施例〕
以下図面により本考案の1実施例について説明する
と、第1図は本考案ワーク取付装置の側断面図である。
図において1はシエービング加工すべき被加工物であ
るワーク、4,4は左右両側に対向配置したセンタ、6は
ワーク1の内径部を保持するためのコレツトで左右両側
面方向に向けたテーパー形状に構成されている。7はワ
ーク1の左基準面を押えるワークホルダ、8は一体に構
成した右先端がテーパになっており該テーパ部にコレッ
トの左側テーパ孔が嵌合して前記コレット6の左傾斜部
を押し広げられる様に構成されたバー、9はワーク5の
右端面をバネ10の押し力によりクランプするワークホル
ダ、11はその外径をワークホルダ9が摺動可能に構成し
た右側ワークホルダ、12は中央に前記コレツト6に設け
たテーパー部と接触するテーパー部をもつたセンターバ
ー、13は右側ワークホルダ11にはめ込まれたスナツプリ
ングでワークの右端面をクランプするワークホルダ9が
右側ワークホルダ11から抜けるのを防いでいる。14は左
側ワークホルダ7をバー8に止めているセツトスクリユ
ー、15はセンターバー12がバー8より抜けるのを防ぐピ
ン、16はセンターバー12を右へ押しているスプリングで
ある。
次ぎに本考案ワーク取付装置の組込み及び作動につい
て説明すると、外段取時左側ワークホルダ7、バー8、
センターバー12、コレツト6、スプリング16、はセツト
スクリユー14、ピン15で一体に組込まれており、しかも
スプリング16によりセンターバー12は第1図の右方向へ
押されているためコレツト6は張つていない状態であ
る。一方右側のワークホルダ9、11、及びスプリング10
は一体に組込まれスナツプリング13によつてワークホル
ダ9がスプリング10の押し力で外に出ない様に保持され
ている。ここで外段取でワーク取付時ワーク1を一体と
なつた取付具(8,12,6,16)のコレツト6にはめ込む。
その後、もう一方の一体となつた取付具(9,10,11)を
センターバー12の右側ガイド部に、ワークホルダ9がワ
ークの右端面に当るまで挿入する。その後両センター4
にはめ込みセンターがクランプ力で取付具をはさみ込む
と、センターバー12がバネ16に抗して左へ移動し中央の
テーパー部でコレツト6を押し広げ、ワーク1を両セン
ター4,4の同心上に精度よくクランプすることができ
る。またワーク1の左基準面は固定基準のワークホルダ
7により精度よく受けることができ、精度の悪い右端面
はワークホルダ9によりバネ10の力で軽く押されている
のみでワークホルダ9と11は、はめ合い部でかなりのガ
タを持たせている為、傾むいてクランプできるためワー
クが傾くことなく両端面をバネ力で保持できる。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案のワーク取付装置によれば、
コレツトを採用したことによりワークとワークホルダの
はめ合い部のガタを解消しワークを確実に取付具に固定
し精密歯車加工を可能にすると共に、ワーク端面をバネ
により押さえることによりワーク加工中の振動を防止し
ワークを両センターの同心上に精度よくクランプするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例ワーク取付装置の側断面図、
第2図は従来のワーク取付装置の側断面図である。 1……ワーク、4……センター、6……コレツト、7…
…左側ワークホルダ、8……バー、9,11……右側ワーク
ホルダ、10……バネ、12……センターバー、13……スナ
ツプリング、14……セツトスクリユー、15……ピン、16
……スプリング。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】対向配置されたセンター間でワークを保持
    するワーク取付装置において、互いに嵌合することによ
    って、同一の軸線上を相互に摺動自在に組合せ可能な一
    対のワークホルダ部材からなり、一方のワークホルダ部
    材にはワークの側面に当接する押付部材を設け、当該一
    方のワークホルダ部材の同一軸心に常時縮径の状態をな
    すコレットチャックを設け、他方のワークホルダ部材は
    前記一方のワークホルダ部材と接近することによって前
    記コレットチャックが拡径するように構成され、該他方
    のワークホルダ部材にはバネを介してワーク側面に当接
    する押付部材を設けたことを特徴とする取付装置。
JP1990012770U 1990-02-14 1990-02-14 ワ―ク取付装置 Expired - Lifetime JP2513210Y2 (ja)

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JPH03107131U JPH03107131U (ja) 1991-11-05
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JPS4843191U (ja) * 1971-09-25 1973-06-04
JPS6281523U (ja) * 1985-11-08 1987-05-25

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