JPH10328434A - 往復動式切断手工具 - Google Patents

往復動式切断手工具

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JPH10328434A
JPH10328434A JP13981197A JP13981197A JPH10328434A JP H10328434 A JPH10328434 A JP H10328434A JP 13981197 A JP13981197 A JP 13981197A JP 13981197 A JP13981197 A JP 13981197A JP H10328434 A JPH10328434 A JP H10328434A
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blade
plate
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plating layer
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JP13981197A
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Hitoshi Suzuki
仁 鈴木
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TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【課題】任意硬度の刃先を得るのに適し、切れ味を向上
できてそのばらつきを少なくできると共に、製造性も向
上できる往復動式電気かみそりを得ることにある。 【解決手段】往復動式電気かみそりの内刃が備える多数
枚の内刃板を、金属製の内刃板主板34と、この主板3
4の少なくとも刃先側端部の両側面に内刃板主板の刃先
端面33b側程厚みを増して被着された金属めっき層3
5とで形成する。これら内刃板の刃先36を、内刃板の
厚み方向に沿って研磨されて外刃の内面に接する研磨面
33aと、この面33aから内刃板主板34の側面に至
るめっき層35の斜状面35aとで鋭角に形成する。そ
れにより、刃先36をエッチング処理やプレス加工によ
ることなく簡単に作ることができて、刃先36の強度が
内刃板主板34の材質に制約されないようにしたことを
特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多数の刃孔を有し
た板状の外刃の内面を摺動して前記刃孔に通されるひげ
や毛玉等を切断する往復動式電気かみそりや毛玉取り等
の往復動式切断手工具に係り、特に、内刃が備える多数
枚の内刃板を改善した往復動式切断手工具に関する。
【0002】
【従来の技術】往復動式電気かみそり等が備える内刃
は、その振動方向に並設される多数枚の内刃板を有して
いて、外刃内面に摺接する各内刃板の縁部には刃先が形
成されている。この刃先は、内刃板の刃先端面を内刃板
の厚み方向に研磨した研磨面と、内刃板の刃先側端部両
側面に夫々内刃板の厚み方向に凹ませて設けられたV字
状溝の前記研磨面側斜状面とで形成されている。前記V
字状溝は、精密プレス加工により設けられるか、もしく
は特開昭54−79771号公報の振動式電気かみそり
の内刃製造方法に示されるようにエッチング処理で設け
られる。したがって、従来の内刃板の刃先は、内刃板の
板厚の幅内に設けられるとともに、内刃板を構成する金
属そのもので形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため、従来は内刃
板の刃先硬度が内刃板の材質に左右されてしまい、刃先
硬度を外刃の材質などに応じて適合させるには、内刃板
自体の材質を変更する必要がある等、任意な刃先硬度を
得るのに不適当である。
【0004】その上、内刃板の厚みは薄いから、前記V
字状溝も浅く、それに伴いV字状溝の研磨面側斜状面と
前記研磨面とがなす角度、つまり、刃先角度は90°に
近い角度とならざるを得ない。そのため、鋭い刃先でひ
げ等を切断することができず、切れ味を向上させること
が難しい。又、前記V字状溝をエッチング処理で形成す
るにしても、或いはプレス加工により形成するにして
も、既述のように内刃板は薄いため、その深さの管理が
困難であってばらつきが大きいので、切れ味のばらつき
が大きい。
【0005】しかも、従来は内刃板に対するエッチング
又はプレス加工をした上で、刃先の硬さを確保するため
に必ず焼き入れ処理が必要であるので、製造に要する工
程が多く、容易かつ安価に得ることができない。
【0006】したがって、本発明が解決しようとする第
1の課題は、任意硬度の刃先を得るのに適し、かつ、切
れ味を向上できてそのばらつきを少なくできるととも
に、製造性も向上できる往復動式切断手工具を得ること
にある。
【0007】更に、刃先を形成するためのV字状溝を設
けた構成では、刃先によって切断されたひげ屑や切断と
同時にこそぎ取られる皮脂などがV字状溝に付着し止ま
り易い。加えて、V字状溝がエッチング処理で形成され
た内刃板においてはそのV字状溝の内面がかなり荒れて
おり、プレス加工で形成されたV字状溝の内面も焼き入
れによって荒れ易いため、ひげ屑等がV字状溝により、
一層引っ掛かって止まり易い。そのため、ひげ等の切断
抵抗が増えて切れ味が低下し易い。又、前記のように内
刃板にひげ屑等が付着し易いから、その除去も容易では
なく内刃の掃除性も良くないという問題がある。
【0008】したがって、本発明が解決しようとする第
2の課題は、前記第1の課題を解決するにあたり、切れ
味の低下を防止できるとともに内刃の掃除性を向上でき
る往復動式切断手工具を得ることにある。
【0009】又、本発明が解決しようとする第3の課題
は、前記第1の課題を解決するにあたり、刃先を作る研
磨作業を容易化できる往復動式切断手工具を得ることに
ある。
【0010】更に、本発明が解決しようとする第4の課
題は、前記第1ないし第3の課題を解決するにあたり、
切れ味をより向上できるようにした往復動式切断手工具
を得ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、往復動方向に
間隔的に並設された多数枚の内刃板を備える内刃を、多
数の刃孔を有した外刃の内面に摺動させて前記刃孔に通
されたものを切断する往復動式切断手工具を前提とす
る。
【0012】そして、前記第1の課題を解決するため
に、請求項1の発明は、前記各内刃板が、金属製の内刃
板主板と、この主板の少なくとも刃先側端部の両側面に
前記内刃板主板の刃先端面側程厚みを増して被着される
とともに前記内刃板主板と同等以上の硬度を有する金属
めっき層とを有し、かつ、この内刃板の鋭角な刃先を、
前記内刃板の厚み方向に沿って研磨された研磨面とこの
面から前記内刃板主板の側面に至る前記めっき層の斜状
面とで形成したことを特徴としている。
【0013】この請求項1の発明においては、内刃板主
板の刃先側端部に被着された金属めっき層により刃先を
形成したので、このめっき層をなす金属めっき材料を選
択することで、内刃板主板をなす金属材料の硬さに関係
なく刃先の硬さを内刃板主板の硬度と同等以上に任意に
設定できるとともに、このように採用した金属めっき層
の硬度で刃先硬度を保証するので、必要な刃先硬度を付
与するための焼き入れ処理を省略できる。そして、めっ
き層を形成するめっき処理の管理は、金属薄板に対して
V字状溝を付ける精密プレス加工やエッチング処理に比
較してはるかに容易であるから、内刃板主板の刃先端部
に被着される金属めっき層の管理が容易であり、それに
伴い刃先角度等のばらつきを少なくできる。更に、刃先
が、内刃板主板の厚み内に設けられるわけではなく、厚
み方向に沿って外側に張り出すように形成されるので、
金属めっき層の斜状面と研磨面とがなす刃先角度を小さ
く鋭くできる。
【0014】前記第2の課題を解決するために、請求項
1に従属する請求項2の発明は、前記金属めっき層が前
記内刃板主板の両側面全体に被着されていることを特徴
としている。
【0015】この請求項2の発明においては、前記第1
の発明の作用に加えて、次の作用がある。すなわち、金
属めっき層の斜状面の表面は滑らかであるとともに、こ
の斜状面とそれに連続する内刃板主板の側面との間に凹
みが形成されることもないので、刃先で切断されたひげ
屑等が引っ掛かることが少ない。それに加えて、内刃板
主板の側面も金属めっき層で覆われていて滑らかであ
り、そこにひげ屑などが引っ掛かって付着しにくい。し
たがって、ひげ屑等が切断抵抗となることを防止でき
る。又、同様に、内刃板の側面を覆っている滑らかな金
属めっき層により、内刃板に対するひげ等の付着強度を
小さくできる。
【0016】前記第3の課題を解決するために、請求項
3の発明においては、前記各内刃板が、金属製の内刃板
主板と、この主板の刃先側端部を除く両側面に被着され
た電気絶縁膜と、この絶縁膜から外れた前記刃先側端部
に前記内刃板主板の刃先端面側程厚みを増して被着され
るとともに前記内刃板主板と同等以上の硬度を有する金
属めっき層とを有し、かつ、この内刃板の鋭角な刃先
を、前記内刃板の厚み方向に沿って研磨された研磨面と
この面から前記電気絶縁膜に至る前記めっき層の斜状面
とで形成したことを特徴としている。
【0017】この請求項3の発明においては、内刃板主
板と同等以上の硬度を有して内刃板主板の刃先側端部の
外側に厚み方向に沿って張り出された金属めっき層から
なる刃先を有するので、請求項1の発明と同じ作用を有
する。それに加えて、内刃板主板が電気絶縁膜を有して
いるから、刃先側端部に金属めっき層を被着する際に、
この端部への電流密度の集中が著しく高められて、より
厚めに金属めっき層を形成できる。そのため、刃先を作
る研磨面を得るための研磨が可能な深さを大きくでき
る。
【0018】前記第4の課題を解決するために、請求項
1ないし3のいずれかの発明に従属する請求項4の発明
は、前記金属めっき層がニッケルであることを特徴とし
ている。
【0019】この請求項4の発明においては、前記第1
ないし第3のいずれかの課題を解決できることに加え
て、ニッケルは一般的に使用される内刃板主板よりも硬
質であるから、刃先硬度を従来のものよりも高くでき
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図7を参照して本発
明の第1の実施の形態を説明する。
【0021】図1(A)及び(B)は往復動式切断手工
具としての往復動式電気かみそりの切断ヘッドまわりの
構成を示す縦断正面図及び縦断側面図であって、これら
の図中2は、その内部にモータ1の他、蓄電池、各種の
電気部品を搭載した回路基板等が収容された本体ケース
である。本体ケース2の前面(正面)には図2に示すス
イッチつまみ2aが設けられ、このつまみ2aをオン・
オフ操作することでモータ1の運転が制御されるように
なっている。更に、本体ケース2はその上端部にねじ止
めされたトップカバー3を有している。
【0022】このカバー3と本体ケース2の上端壁との
間に空間には内刃駆動子5が収容されている。内刃駆動
子5は長手方向両端部に薄板状の可撓変形部を有してお
り、これら変形部間の硬質部分に幅方向に延びて形成さ
れた溝には駆動軸4が摺動可能に嵌合されている。駆動
軸4は、モータ1の回転軸1aに接続されて、この回転
軸1aに対してモータ1の動力で偏心回転されるもので
ある。この駆動軸4の偏心回転に伴い内刃駆動子5はそ
の可撓変形部の撓みを伴って本体ケース2の幅方向に往
復動されるようになっている。なお、図1中17は、内
刃駆動子5の往復動を許すとともに、切断されたひげ屑
が本体ケース2内に入り込むことを防止するためのゴム
製のシールパッキンである。
【0023】内刃駆動子5の硬質部分の中央部にはトッ
プカバー3外に突出する上向きの内刃取付け軸6が突設
され、この軸6には内刃装置18が着脱可能に挿着され
ている。図3に示すように内刃装置18は、内刃ホルダ
19と、内刃支えベース20と、一対の内刃台支え21
と、一対のばね22と、一対の内刃台23と、一対の内
刃24とを備えている。
【0024】内刃ホルダ19は内刃取付け軸6に上方か
ら着脱可能に挿着されるものであって、この内側には上
方から内刃支えベース20が取付けられている。このベ
ース20は、内刃ホルダ19に支持される取付け軸20
aを中心として回動可能であるとともに、一対の上向き
軸20b、及び一対の支え嵌合部20cを有している。
両内刃台支え21は、上向き軸20b及び支え嵌合部2
0cに上下動可能に嵌合され、かつ、これら上向き軸2
0b及び支え嵌合部20cから上方に抜け出さないよう
に取付られている。これら内刃台支え21は、上向き軸
20bに個別に巻装されたばね22で上方向に付勢され
ており、内刃24が押されたときに、この内刃24とと
もに内刃支え21側に逃げることができるようになって
いる。各内刃台支え21の上部側面には一対の枢軸21
a(一方のみ図示)が夫々一体に突設されている。内刃
台23は、その長手方向中央部に設けた一対の軸受け孔
23aを枢軸21aに嵌合させて一対の内刃台支え21
上に個別に取付けられていて、枢軸21aを中心として
シーソー運動ができるように支持されている。これら一
対の内刃台23上には、後に構成を詳しく説明する内刃
24が個別に連結されている。
【0025】前記本体ケース2にはトップカバー3を周
囲から覆ってフレーム体8が取外し可能に取付けられて
いる。フレーム体8は、トップカバー3に対して左右一
対の掛止解除ボタン9を介して上方に着脱可能な下部フ
レーム8aと、このフレーム8aの上側に軸部13を支
点として回動可能に連結された上部フレーム8bとで形
成されている。なお、図1(A)中9aはばねであっ
て、そのばね力に抗して前記ボタン9が押し込まれ、そ
れによって、フレーム体8を取外し得るようになってい
る。
【0026】上部フレーム8bには金属薄板製の外刃1
0が取付けられている。図1(B)に示されるように外
刃10は、多数の刃孔(図示しない)を有して上向きに
凸となるアーチ状に湾曲された一対の外刃板の一側部を
合成樹脂製の共通縁部材11に夫々かしめて固定すると
ともに、他側部を合成樹脂製の端部縁部材12に夫々か
しめて固定して形成されている。外刃板はニッケルめっ
きされている。この外刃11は、共通縁部材11の長手
方向両端を夫々上部フレーム8bの内側に引っ掛けると
ともに、左右の端部縁部材12を上部フレーム8bの内
面の凹み部に夫々引っ掛けて上方に凸となる湾曲状態に
保持されている。端部縁部材12は前記凹み部内に上下
方向の遊びをもって係合され、それによって前記外刃板
は多少上下方向に動くことができるように設けられてい
る。
【0027】次に、前記一対の内刃24の構成を説明す
る。これらの内刃24は、本体ケース2の幅方向に延び
る中心管31と、前記幅方向に延びる内刃ベース32
と、前記幅方向に並設された多数枚の内刃板33とを備
えている。中心管31はステンレス管などの金属製であ
り、内刃ベース32は合成樹脂や軽金属からなる。各内
刃板33は、図2(A)等に示されるように略半円形状
をなし、その中央部に設けた略十字状の孔33aを中心
管31の外周に嵌合させて、中心管31の軸方向に所定
間隔で取付けられている。内刃ベース32は、中心管3
1全体及び各内刃板33の下部中央部を埋設して、これ
ら中心管31と各内刃板33とを一体的に連結してい
る。内刃ベース32には複数の下向き連結凸部32aが
一体に突設され、これらの凸部32aを前記内刃台23
の連結孔23b(図3参照)に通してかしめることによ
り、内刃台23上に内刃24が取付けられている。
【0028】図2(A)に示されるように各内刃板33
は、刃物用ステンレス等の金属製内刃板主板34と、こ
の主板34の刃先側端部に被着された金属めっき層35
とを有している。
【0029】図7(A)に示されるように内刃板主板3
4の刃先側端部は、その両側面とこれらの面間をつない
だ刃先端面33bとで形取られる直角状の角部34eを
有している。金属めっき層35は内刃板主板34との刃
先側端部のみに設けても良いが、この第1の実施の形態
では後述の理由により内刃板主板34の両側面を含む全
面に設けられている。金属めっき層35の前記刃先側端
部を覆った部分は、前記刃先端面33b側程厚みを増し
て前記刃先側端部に被着されている。この金属めっき層
35には、内刃板主板34をなす金属材料と同等以上の
硬度を有する金属めっき材料を使用でき、第1の実施の
形態では内刃板主板34よりも高硬度のニッケルを採用
している。
【0030】図2及び図7(C)に示されるように各内
刃板33は、前記刃先側端部の両側に半円弧形状をなし
て延びる刃先36を夫々有している。この刃先36は、
内刃板33の刃先側端部をその厚み方向に沿って研磨す
ることにより、内刃板33の刃先側端面をなして設けら
れた研磨面33aと、この面33aから内刃板主板34
の側面に至る金属めっき層35の斜状面35aとで鋭角
に形成されている。
【0031】前記構成の内刃24は次の手順で製造され
る。
【0032】第1工程では、図4に示されるように図示
しない治具に一定間隔で並べてセットされた所定枚数の
内刃板主板34郡の孔33aに対して、内刃板主板34
の並び方向から中心管31を圧入気味に挿通させて、こ
れら中心管31と多数枚の内刃板主板34とを連結す
る。この連結状態は図5及び図6に示される。この状態
では金属製の内刃板主板34の孔33aの一部が同じく
金属製の中心管31の外面に食い込むように圧着され
て、各内刃板主板34は中心管31に対して直角に交差
するように保持される。
【0033】第2工程では、以上のようにして一体化さ
れた中心管31と内刃板主板34とからなる内刃板アッ
センブリに対して、例えばニッケルを金属めっき材料と
する電気めっきを施す。それにより、中心管31の表面
及び各内刃板主板34の全面について金属めっき層35
が被着される。
【0034】この場合、各内刃板主板34の刃先側端部
については、その直角状の角部34e(図7A参照)に
電流が高密度に集中するから、それに応じて前記刃先側
端部に被着される金属めっき層35、刃先端面33b側
程次第に厚みを増す。こうして図7(A)の非めっき状
態から図7(B)に示されるように前記刃先端面33b
を覆う端面カバーめっき部35bが形成されるととも
に、このカバーめっき部35bの両側面には内刃板主板
34の側面に至る斜状面35aが形成される。これら斜
状面35aの表面はめっき層である故に極めて平滑であ
る。
【0035】第3工程では、めっき処理が施された前記
内刃板アッセンブリを、内刃ベース32の成形型内にセ
ットして、この成形型内に内刃ベース32をなす合成樹
脂又は軽金属を溶融状態で充填して、内刃ベース32の
成形を行う。それにより、成形された内刃ベース32を
介して前記内刃板アッセンブリをより確実に一体化す
る。なお、軽金属例えばアルミニューム合金や合成樹脂
の融点は、金属めっき層35の融点よりも低いので、こ
の第3工程によりめっき層35が損傷を受けることはな
い。
【0036】第4工程では、内刃ベース32と前記内刃
板アッセンブリとの一体物を研磨装置にセットして、砥
石等により前記端面カバーめっき部35bを内刃板33
の厚み方向に研磨して、刃先36を形成する。この研磨
の最大切り込み深さを図7(B)に二点鎖線で示す。こ
の研磨工程により研磨面33aが形成されるから、それ
と同時に、この研磨面33aと前記斜状面35aとで挟
まれる鋭く尖った金属めっき層からなる刃先36が形成
される。
【0037】すなわち、以上の4工程により内刃24が
製造される。なお、内刃24の製造にあたり、前記内刃
板アッセンブリに対して内刃ベース32を一体化する前
記第3工程を第2工程として、この後に前記アッセンブ
リに対して金属めっきをするめっき工程を第3工程とし
て実施することもできる。
【0038】前記内刃の製造方法及びそれにより製造さ
れた内刃24によれば、内刃板主板34の刃先側端部に
被着された金属めっき層35により刃先36を形成する
ので、このめっき層35をなす金属めっき材料を選択す
ることで、刃先36の硬さを、内刃板主板34の金属材
料の硬さに関係なく、内刃板主板34の硬度と同等以上
に任意に設定できる点で優れている。そして、前記のよ
うに金属めっき層35の硬度で刃先36硬度を保証する
ので、必要な刃先硬度を付与するための内刃板主板34
に対する焼き入れ処理を省略できる。すなわち、製造工
程が簡単となり容易かつ安価に内刃24を製造できる。
更に、金属めっき層35を形成するめっき処理の管理
は、金属薄板に対してV字状溝を付ける精密プレス加工
やエッチング処理に比較してはるかに容易である。その
ため、内刃板主板34の刃先端部に被着される金属めっ
き層35の管理が容易であり、それに伴い刃先36の角
度等のばらつきを少なくできるから、内刃24の品質を
高めることができる。
【0039】そして、前記の工程を経て製造され前記の
ように内刃台23上に支持された内刃24は、その下方
から前記ばね22で押し上げられるので、その内刃板3
3の研磨面33aは外刃10の外刃板の内面に押付けら
れている。したがって、この往復動式電気かみそりにお
いて、モータ1を運転して内刃駆動子5を左右方向に往
復移動させると、内刃板33が外刃10の内面を摺動す
るから、外刃10の刃孔を通るひげを、内刃24の内刃
板33の刃先36と外刃10の刃孔との間で切断して、
ひげそりができる。
【0040】このひげそりにおいては以下の理由により
ひげの切れ味を向上できる。
【0041】すなわち、内刃24が備える各内刃板33
の刃先36は、薄い内刃板主板34の厚み内に設けられ
るわけではなく、図2(B)及び図7(C)に示される
ように厚み方向に沿って外側に張り出すように形成され
るので、金属めっき層35の斜状面35aと外刃10の
内面に摺接する研磨面33aとがなす刃先36の角度を
小さく鋭くできる。そのため、ひげを切る際の切断抵抗
が小さく、切れ味を向上できる。そして、このように切
断抵抗が少ないことにより、ひげの切断面が斜めになる
ことが少なく、ひげをその軸方向に対して略直角な方向
から切断できるので、深剃りができる。
【0042】更に、金属めっき層35を内刃板主板34
よりも硬質なニッケル製としたことにより、刃先36の
硬度を、内刃板主板34自体で刃先を作っている従来の
ものよりも高くでき、それにより、切れ味を向上でき
る。又、金属めっき層35がニッケル製であるので、外
刃板をめっき処理するためのめっき設備を共用できる。
しかも、前記刃先36の構成によれば、この刃先36を
作っている金属めっき層35の斜状面35aの表面は荒
れておらず滑らかである。加えて、この斜状面35aに
内刃板主板34の側面と刃先36との間には凹みが形成
されることもないので、刃先で切断されたひげ屑や皮脂
等が内刃板33の刃先の間近に引っ掛かって止まること
が少ない。その上、刃先36から連続して内刃板主板3
4の側面も金属めっき層35で覆われていて滑らかであ
り、そこにひげ屑などが引っ掛かって付着しにくいか
ら、ひげ屑等を速やかに下方に排出できる。したがっ
て、これらの理由により切断されたひげ屑等が切断抵抗
となることが少なくなり、切れ味を向上できる。
【0043】又、前記のように刃先36の斜状面35a
だけではなく、それに連続して内刃板主板34の側面も
金属めっき層35で覆われていて、そこにひげ屑等が付
着しにくく、付着していてもその付着強度は小さいか
ら、内刃板33に付着しているひげ屑等を掃除により除
去する際にも、ひげ等を内刃板33から簡単に除去でき
することができ、掃除性を向上できる。
【0044】図8から図10は本発明の第2の実施の形
態を示している。この実施の形態は基本的には前記第1
の実施の形態と同様な構成であるので、同様構成部分に
は前記第1の実施の形態と同じ符号を付して、その構成
および作用の説明を省略し、以下異なる部分について説
明する。この実施の形態が前記第1の実施の形態と異な
る部分は、内刃板主板の側面に電気絶縁膜を設けた点で
ある。
【0045】すなわち、この第2の実施の形態におい
て、各内刃板主板34の側面には、この主板34の刃先
側端部を除いて、言い換えれば、外刃36が設けられる
部分を除いて電気絶縁製のレジスト膜37が夫々被着さ
れている。外刃36の斜状面35aは研磨面33aから
レジスト膜37にわたって設けられていて、斜状面35
aは、レジスト膜37との間に段差を形成することなく
連続され、或いは段差を形成してもレジスト膜37に連
続する部分がレジスト膜37より厚くなるように連続さ
れている。なお、以上の点以外の構成は、図示されない
部分を含めて前記第1の実施の形態と同じである。
【0046】したがって、この第2の実施の形態に係る
往復動式電気かみそりにおいても、前記第1の実施の形
態と同様の作用を得て、本発明の課題を解決できる。
【0047】なお、レジスト膜37を有する内刃24は
以下の工程を経て製造される。
【0048】第1工程では、図10(A)のように各内
刃板主板34の夫々の両側面に対して図10(B)に示
されるようにレジスト膜37を被着する。このとき、内
刃板主板34の刃先側端部へのレジスト膜37の被着は
除外される。
【0049】次の、第2工程では、レジスト膜37が被
着された所定枚数の内刃板主板34図示しない治具に一
定間隔で並べてセットした状態で、セットされた所定枚
数の内刃板主板34郡の孔33aに対して、内刃板主板
34の並び方向から中心管31を圧入気味に挿通させ
て、これら中心管31と多数枚の内刃板主板34とを連
結する。この連結状態は図8及び図9に示される。この
状態では金属製の内刃板主板34の孔33aの一部が同
じく金属製の中心管31の外面に食い込むように圧着さ
れて、各内刃板主板34は中心管31に対して直角に交
差するように保持される。この第2工程は、第1の実施
の形態で説明した製造方法中の第1工程に相当する。
【0050】この後に実施される第3工程では、以上の
ようにして一体化された中心管31と内刃板主板34と
からなる内刃板アッセンブリに対して、例えばニッケル
を金属めっき材料とする電気めっきを施す。それによ
り、中心管31の表面及び各内刃板主板34の露出され
た刃先側端部について金属めっき層35が被着される。
すなわち、各内刃板主板34の刃先側端部への電流密度
の集中に応じて前記刃先側端部に、その刃先端面33b
側程次第に厚みを増して金属めっき層35が被着され
て、図10(C)に示されるように前記刃先端面33b
を覆う端面カバーめっき部35bが形成されるととも
に、このカバーめっき部35bの両側面はレジスト膜3
7に至る斜状面35aで形成される。これら斜状面35
aの表面はめっき層である故に極めて平滑である。
【0051】この場合、各内刃板主板34の刃先側端部
の直角状の角部34e(図7A参照)に電流が高密度で
集中するとともに、レジスト膜37で内刃板主板34の
側面が覆われているので、前記電流密度で集中が著しく
促進される。したがって、端面カバーめっき部35bは
より厚く生成される。この第3工程は、第1の実施の形
態で説明した製造方法中の第2工程に相当する。
【0052】次の第4工程では、めっき処理が施された
前記内刃板アッセンブリを、内刃ベース32の成形型内
にセットして、この成形型内に内刃ベース32をなす合
成樹脂又は軽金属を溶融状態で充填して、内刃ベース3
2の成形を行う。それにより、成形された内刃ベース3
2を介して前記内刃板アッセンブリをより確実に一体化
する。この第4工程は、第1の実施の形態で説明した製
造方法中の第3工程に相当する。
【0053】最後の第5工程では、内刃ベース32と前
記内刃板アッセンブリとの一体物を図示しない研磨装置
にセットして、砥石等により前記端面カバーめっき部3
5bを内刃板33の厚み方向に研磨して、刃先36を形成
する。この研磨の最大切り込み深さを図10(C)に二
点鎖線で示す。この研磨工程により研磨面33aが形成
されるから、それと同時に、この研磨面33aと前記斜
状面35aとで挟まれる鋭く尖った金属めっき層からな
る刃先36が形成される。この第5工程は、第1の実施
の形態で説明した製造方法中の第4工程に相当する。
【0054】そして、この第5工程においては、既述の
ように端面カバーめっき部35bをなすめっき量が多く
厚いので、刃先36を作るに際しての切り込み深さの自
由度が高められる。そのため、研磨可能な深さが大きく
なって、刃先36を作る研磨作業の容易化を図ることが
できる。
【0055】それにより、特に、図10(C)中一点鎖
線で示す切り込み深さ、言い換えれば、内刃板主板34
の刃先端面33bに達しない研磨深さで研磨する場合に
は、図10(D)に示すような両側の刃先36が一体に
つながったキャップ状構造を得ることができる。このよ
うな構成であれば、内刃24が外刃10の内面を摺動す
る際において、刃先36が内刃板主板34から剥がされ
る恐れをなくすことができる点で優れている。
【0056】なお、内刃24の製造にあたり、前記内刃
板アッセンブリに対して内刃ベース32を一体化する前
記第3工程を第2工程として、この後に前記アッセンブ
リに対して金属めっきをするめっき工程を第3工程とし
て実施することもできる。
【0057】また、本発明は、前記各実施の形態で述べ
た内刃の製造手順を工程とする往復動式電気かみそり等
往復動式切断手工具の内刃製造方法を新たな実施の形態
としても良い。
【0058】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0059】請求項1に記載の発明によれば、内刃の内
刃板が、内刃板主板と同等以上の硬度を有して内刃板主
板の刃先側端部の外側に厚み方向に沿って張り出された
金属めっき層からなる刃先を有するので、金属めっき層
製の刃先により任意硬度の刃先を得るのに適し、かつ、
金属めっき層製の鋭い刃先角度により切れ味を向上でき
てそのばらつきを少なくできるとともに、製造性も向上
できる。
【0060】請求項1に従属する請求項2に記載の発明
によれば、請求項1に記載の発明の効果に加えて、切断
抵抗となるひげ屑などが内刃板に付着しにくいから、切
れ味の低下を防止できるとともに内刃の掃除性も向上で
きる。
【0061】請求項3に記載の発明によれば、内刃の内
刃板が、内刃板主板と同等以上の硬度を有して内刃板主
板の刃先側端部の外側に厚み方向に沿って張り出された
金属めっき層からなる刃先を有するので、金属めっき層
製の刃先により任意硬度の刃先を得るのに適し、かつ、
金属めっき層製の鋭い刃先角度により切れ味を向上でき
てそのばらつきを少なくできるとともに、製造性も向上
できる。しかも、その製造において、内刃ベースの側面
に被着された電気絶縁膜により、刃先側端部に対してよ
り厚めに金属めっき層を被着させてその研磨可能な深さ
を大きくできるから、刃先を作る研磨作業を容易化でき
る。
【0062】請求項1ないし3のいずれかに従属する請
求項4に記載の発明によれば、請求項1ないし3のいず
れかの発明の効果に加えて、刃先をなすニッケル製金属
めっき層により刃先硬度が従来のものより高いので、切
れ味を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の第1の実施の形態に係る往復
動式電気かみそりの切断ヘッドまわりの構成を示す縦断
正面図。(B)は図1(A)に示された切断ヘッドまわ
りの構成を示す縦断側面図。
【図2】(A)は第1の実施の形態に係る往復動式電気
かみそりが備える内刃の一部の構成を示す縦断正面図。
(B)は図2(A)中Z−Z線に沿って示す縦断側面
図。
【図3】第1の実施の形態に係る往復動式電気かみそり
が備える内刃装置の構成を分解して示す斜視図。
【図4】第1の実施の形態に係る往復動式電気かみそり
の内刃が有する内刃板主板と中心管との関係を分解して
示す斜視図。
【図5】第1の実施の形態に係る往復動式電気かみそり
の内刃が有する内刃板主板と中心管とが連結された状態
を一部断面して示す正面図。
【図6】第1の実施の形態に係る往復動式電気かみそり
の内刃が有する内刃板主板と中心管とが連結された状態
を示す側面図。
【図7】(A)は第1の実施の形態に係る往復動式電気
かみそりの内刃の製造において用意される内刃板主板の
刃先側端部を示す断面図。(B)は前記内刃板を製造方
法を説明するための第2工程を示す前記刃先側端部の断
面図。(C)は前記内刃板を製造方法を説明するための
第4工程を示す前記刃先側端部の断面図。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係る往復動式電気
かみそりの内刃が有する内刃板主板と中心管とが連結さ
れた状態を示す正面図。
【図9】第2の実施の形態に係る往復動式電気かみそり
の内刃が有する内刃板主板と中心管とが連結された状態
を示す側面図。
【図10】(A)は第2の実施の形態に係る往復動式電
気かみそりの内刃の製造において用意される内刃板主板
の刃先側端部を示す断面図。(B)は前記内刃板を製造
方法を説明するための第1工程を示す前記刃先側端部の
断面図。(C)は前記内刃板を製造方法を説明するため
の第3工程を示す前記刃先側端部の断面図。(D)は前
記内刃板を製造方法を説明するための第5工程を示す前
記刃先側端部の断面図。
【符号の説明】
10…外刃、 24…内刃、 33…内刃板、 33a…研磨面、 33b…刃先端面、 34…内刃板主板、 35…金属めっき層、 35a…刃先の斜状面、 36…刃先、 37…レジスト膜(電気絶縁膜)。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】往復動方向に間隔的に並設された多数枚の
    内刃板を備える内刃を、多数の刃孔を有した外刃の内面
    に摺動させて前記刃孔に通されたものを切断する往復動
    式切断手工具において、 前記各内刃板が、金属製の内刃板主板と、この主板の少
    なくとも刃先側端部の両側面に前記内刃板主板の刃先端
    面側程厚みを増して被着されるとともに前記内刃板主板
    と同等以上の硬度を有する金属めっき層とを有し、か
    つ、この内刃板の鋭角な刃先を、前記内刃板の厚み方向
    に沿って研磨された研磨面とこの面から前記内刃板主板
    の側面に至る前記めっき層の斜状面とで形成したことを
    特徴とする往復動式切断手工具。
  2. 【請求項2】前記金属めっき層が前記内刃板主板の両側
    面全体に被着されていることを特徴とする請求項1記載
    の往復動式切断手工具。
  3. 【請求項3】往復動方向に間隔的に並設された多数枚の
    内刃板を備える内刃を、多数の刃孔を有した外刃の内面
    に摺動させて前記刃孔に通されたものを切断する往復動
    式切断手工具において、 前記各内刃板が、金属製の内刃板主板と、この主板の刃
    先側端部を除く両側面に被着された電気絶縁膜と、この
    絶縁膜から外れた前記刃先側端部に前記内刃板主板の刃
    先端面側程厚みを増して被着されるとともに前記内刃板
    主板と同等以上の硬度を有する金属めっき層とを有し、
    かつ、この内刃板の鋭角な刃先を、前記内刃板の厚み方
    向に沿って研磨された研磨面とこの面から前記電気絶縁
    膜に至る前記めっき層の斜状面とで形成したことを特徴
    とする往復動式切断手工具。
  4. 【請求項4】前記金属めっき層がニッケルであることを
    特徴とする請求項1ないし3のうちいずれか1項に記載
    の往復動式切断手工具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003016000A1 (fr) * 2001-08-10 2003-02-27 Matsushita Electric Works, Ltd. Unite a lames internes pour rasoir electrique
WO2008010431A1 (fr) * 2006-07-21 2008-01-24 Panasonic Electric Works Co., Ltd. Lame interne pour rasoir électrique

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US6951056B2 (en) 2001-08-10 2005-10-04 Matsushita Electric Works, Ltd. Electric razor inner blade unit
WO2008010431A1 (fr) * 2006-07-21 2008-01-24 Panasonic Electric Works Co., Ltd. Lame interne pour rasoir électrique

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