JPH10327941A - 天板支持装置 - Google Patents

天板支持装置

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JPH10327941A
JPH10327941A JP14164097A JP14164097A JPH10327941A JP H10327941 A JPH10327941 A JP H10327941A JP 14164097 A JP14164097 A JP 14164097A JP 14164097 A JP14164097 A JP 14164097A JP H10327941 A JPH10327941 A JP H10327941A
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Motomi Shigeta
基実 重田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 脚本体と天板支持アームとの連結部分を隠
し、しかも分解容易で天板ないしは天板支持アームの交
換が容易な天板支持装置を提供する。 【解決手段】 脚本体４の後端面に、ねじ孔１１を穿孔
した取付片１２を、左右の側壁９の間にスリット１３を
残すようにして固定し、前部にスリット１３のいずれか
一方に挿入されるスリット挿入部分１９と後部に支持支
柱２の係止スリット２ａに係合するフック部分１６とを
形成した取付金具１５を、脚本体４の取付片１２に螺着
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ローパーティショ
ンなどの間仕切に、天板を取付けて支持する天板支持装
置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、間仕切の支持支柱に取り付けた脚
本体によって天板を支持すること、及び支持支柱の係止
スリットに係合するフックを有する取付金具により、前
記脚本体を支持支柱に取り付けることは公知である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来構造では、
取付金具は、脚本体の側面からねじ止めされており、取
付金具自体及びその取付ねじなどが側面に露出して、外
観上問題があるばかりでなく、強度的にも問題があっ
た。
【０００４】本発明は、上述の従来構造の欠点がなく、
脚本体を間仕切の支持支柱に取り付ける取付金具、およ
びその取付ねじなどを、外部に露出させない天板支持装
置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、次のようにして解決される。 (１) 天板を支持する脚本体を、間仕切の支持支柱の前
面に突出して取り付ける天板支持装置において、前記脚
本体の後端面に、ねじ孔を穿孔した取付片を、左右の側
壁の間にスリットを残すようにして固定し、前部に前記
スリットのいずれか一方に挿入されるスリット挿入部分
と後部に前記支持支柱の係止スリットに係合するフック
部分とを形成した取付金具を、前記脚本体の取付片に螺
着する。
【０００６】(２) 上記(１)項において、取付金具を、
ねじ孔をあけた中間部分と、この中間部分から直角に折
り曲げた後部のフック部分と、この後部のフック部分と
は反対側の前記中間部分の端部から反対側に直角に折り
曲げられ、前記後部のフック部分と同形で上下逆向きの
フックを有するスリット挿入部分とを有する、折曲部が
直角の断面Ｚ形のものとする。
【０００７】(３) 上記(１)または(２)項において、脚
本体の後端面に、断面コ字状の縦補強材を、コ字の開口
部を後方に向けて配設し、この縦補強材のコ字部の中
に、ねじ孔を穿孔した取付片を、左右の縦補強材の内壁
間にスリットを残すようにして固定する。
【０００８】
【発明の実施の形態】図１及び図２は、本発明の天板支
持装置の一実施例を示すもので、ローパーティションの
ような間仕切(１)は、間柱すなわち支持支柱(２)の両側
面に間仕切パネル(３)を取り付けてなるものである。
【０００９】間仕切(１)のの支持支柱(２)に取り付けら
れる脚本体(４)は、間仕切(１)の前方に直角に突出する
部材であり、床から天板の下面まで延びる支持部分(５)
と、支持部分(５)の下端の前方に張り出す脚(６)と、支
持部分(５)の上端で前方に張り出す天板支持アーム(７)
とを備えている。
【００１０】支持部分(５)の下端の後部及び脚(６)の下
端の前部には、アジャスター(８)が設けられ、アジャス
タ−(８)は床に接している。
【００１１】図２に詳細に示されているように、脚本体
(４)の後端面には、両側板(９)の間に、開口部を後方に
向けた断面コ字形の縦補強材(10)が配設されており、縦
補強材(10)の開口部には、２つのねじ孔(11)（図１参
照）を上下に穿設した取付片(12)が、縦補強材(10)の両
内壁との間に間隙またはスリット(13)を残して、溶接に
より固定されている。
【００１２】ねじ孔(11)の裏側には、ナット(14)が溶接
により固定されている。
【００１３】脚本体(４)を間仕切(１)の支持支柱(２)に
取り付ける取付金具(15)は、折曲部を直角に折り曲げた
断面Ｚ字形の鋼板製の部材であり、図１に示すように、
後部に支持支柱(２)の係止スリット(2a)に係止されるフ
ックを形成したフック部分(16)と、２組の丸孔(17)を穿
設した中間部分(18)と、フック部分(16)と同形であるが
フックの向きが上下逆とされたスリット挿入部分(19)と
を有する。
【００１４】組立に当たっては、まず取付金具(15)を、
そのスリット挿入部分(19)を脚本体(４)の後端面の取付
片(12)の側部のスリット(13)に挿入して、中間部分(18)
の丸孔(17)にボルト(20)を差し込み、脚本体(４）の取
付片(10)のねじ孔(11)すなわち溶接ナット(14)に螺着す
る。次いで、このように脚本体(４)に取り付けた取付金
具(15)のフック部分(16)を、支持支柱(２)の係止スリッ
ト(2a)に係合させて、脚本体(４)を間仕切(１)に取り付
ける。
【００１５】取付金具(15)は、フック部分(16)とスリッ
ト挿入部分(19)とが、フックの上下の向きを異にするだ
けで同形であるので、これを逆にするだけで、同一の取
付金具(15)を勝手違いに用いて、図２に想像線に示すよ
うに脚本体(４)を配置することができる。
【００１６】
【発明の効果】取付金具の後部の部分が、脚本体の後端
面の取付片の両脇に形成されたスリットのひとつに挿入
されて保持されるので、取付金具と脚本体との結合が強
固となり、しかも、これらを締結するボルト類などが露
出しないので、外観が良好となる。
【００１７】請求項２記載の発明のように、取付金具
を、ねじ孔をあけた中間部分と、この中間部分から直角
に折り曲げた後部のフック部分と、この後部のフック部
分とは反対側の前記中間部分の端部から反対側に直角に
折り曲げられ前記後部のフック部分と同形で上下逆向き
のフックを有するスリット挿入部分とを有する、折曲部
が直角の断面Ｚ形のものとすると、同じ取付金具を用い
て逆勝手の脚本体の配置を行うことができる。
【００１８】請求項３記載の発明のように、脚本体の後
端面に、断面コ字状の縦補強材を、コ字の開口部を後方
に向けて配設し、この縦補強材のコ字部の中に、ねじ孔
を穿孔した取付片を、左右の縦補強材の内壁間にスリッ
トを残すようにして固定すると、簡単で強固な構造とす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の天板支持装置を備えた間仕切と脚本体
の、一部を破断して示す分解斜視図である。
【図２】組み立てた状態における天板支持装置の拡大横
断面図である。
【符号の説明】
(１)間仕切 (２)支持支柱 (2a)係止スリット (３)間仕切パネル (４)脚本体 (５)支持部分 (６)脚 (７)天板支持アーム (８)アジャスター (９)側壁 (10)縦補強材 (11)ねじ孔 (12)取付片 (13)スリット (14)ナット (15)取付金具 (16)フック部分 (17)丸孔 (18)中間部分 (19)スリット挿入部分 (20)ボルト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 天板を支持する脚本体を、間仕切の支持
    支柱の前面に突出して取り付ける天板支持装置におい
    て、 前記脚本体の後端面に、ねじ孔を穿孔した取付片を、左
    右の側壁の間にスリットを残すようにして固定し、前部
    に前記スリットのいずれか一方に挿入されるスリット挿
    入部分と後部に前記支持支柱の係止スリットに係合する
    フック部分とを形成した取付金具を、前記脚本体の取付
    片に螺着したことを特徴とする天板支持装置。
  2. 【請求項２】 取付金具を、ねじ孔をあけた中間部分
    と、この中間部分から直角に折り曲げた後部のフック部
    分と、この後部のフック部分とは反対側の前記中間部分
    の端部から反対側に直角に折り曲げられ、前記後部のフ
    ック部分と同形で上下逆向きのフックを有するスリット
    挿入部分とを有する、折曲部が直角の断面Ｚ形のものと
    した請求項１記載の天板支持装置。
  3. 【請求項３】 脚本体の後端面に、断面コ字状の縦補強
    材を、コ字の開口部を後方に向けて配設し、この縦補強
    材のコ字部の中に、ねじ孔を穿孔した取付片を、左右の
    縦補強材の内壁間にスリットを残すようにして固定した
    請求項１または２記載の天板支持装置。
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