JPH10327845A - 雰囲気調整剤及び嫌気性細菌の培養法 - Google Patents
雰囲気調整剤及び嫌気性細菌の培養法Info
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- JPH10327845A JPH10327845A JP8422198A JP8422198A JPH10327845A JP H10327845 A JPH10327845 A JP H10327845A JP 8422198 A JP8422198 A JP 8422198A JP 8422198 A JP8422198 A JP 8422198A JP H10327845 A JPH10327845 A JP H10327845A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】系内を迅速に嫌気状態とし、かつ安定した炭酸
ガス発生機能を有し、さらに長期間保存しても機能低下
のないコンパクトで収納性のよい雰囲気調整剤及び雰囲
気調整剤包装体、及びこれを用いた嫌気性細菌の培養法
を提供する。 【解決手段】アスコルビン酸類、金属化合物、水及び活
性炭からなる酸素吸収剤１００重量部とアルカリ土類金
属水酸化物５〜２０重量部とからなり、そのｐＨ（ＪＩ
ＳＫ１４７４）が１０〜１２．５である雰囲気調整剤を
用いる。
ガス発生機能を有し、さらに長期間保存しても機能低下
のないコンパクトで収納性のよい雰囲気調整剤及び雰囲
気調整剤包装体、及びこれを用いた嫌気性細菌の培養法
を提供する。 【解決手段】アスコルビン酸類、金属化合物、水及び活
性炭からなる酸素吸収剤１００重量部とアルカリ土類金
属水酸化物５〜２０重量部とからなり、そのｐＨ（ＪＩ
ＳＫ１４７４）が１０〜１２．５である雰囲気調整剤を
用いる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は雰囲気調整剤及び嫌
気性細菌の培養法に関する。さらに詳しくは、炭酸ガス
濃度を調整し、酸素吸収性能に優れ、長期間保存しても
性能低下のないコンパクトで収納性のよい雰囲気調整
剤、これを小袋に充填した雰囲気調整剤包装体、及びそ
の雰囲気調整剤包装体を用いた嫌気性細菌の培養法に関
する。
気性細菌の培養法に関する。さらに詳しくは、炭酸ガス
濃度を調整し、酸素吸収性能に優れ、長期間保存しても
性能低下のないコンパクトで収納性のよい雰囲気調整
剤、これを小袋に充填した雰囲気調整剤包装体、及びそ
の雰囲気調整剤包装体を用いた嫌気性細菌の培養法に関
する。
【０００２】
【従来の技術】近年、各種の嫌気性細菌を培養しその存
在を検出することが細菌検査の手法として有用なものと
され、多くの方法が開発されている。特に、嫌気性細菌
培養のための雰囲気を簡易な方法で作り出すことが要求
され、各種の雰囲気調整剤が提案されている。例えば、
アスコルビン酸類を含んだ嫌気性細菌培養のための雰囲
気調整剤として、特開昭５８−５１８９０、特開昭５９
−９８６８６では、６時間以内に嫌気状態にしかつ所定
の炭酸ガス濃度にする雰囲気調整剤が開示されている
が、雰囲気調整に時間がかかるため細菌検査の精度に支
障をきたす問題があった。また特開昭５４−１０５２８
８では、アスコルビン酸系主剤で２種以上のアルカリ性
化合物を含む雰囲気調整剤を用いた嫌気性細菌の培養法
が開示されているが、含有の炭酸塩又は炭酸水素塩の影
響でｐＨ調整が不十分であり保存安定性が劣る問題があ
った。さらに特開平１−２０２２８１ではアスコルビン
酸類を主剤とした水酸化アルカリ、活性炭、第一鉄塩、
水及び珪酸カルシウムからなる雰囲気調整剤が開示され
ているが、水酸化アルカリの粒度の影響で分級し炭酸ガ
ス濃度にばらつきが生じる上、含有の珪酸カルシウムの
影響で酸素吸収反応が阻害されそのため剤が大型化する
という問題があった。
在を検出することが細菌検査の手法として有用なものと
され、多くの方法が開発されている。特に、嫌気性細菌
培養のための雰囲気を簡易な方法で作り出すことが要求
され、各種の雰囲気調整剤が提案されている。例えば、
アスコルビン酸類を含んだ嫌気性細菌培養のための雰囲
気調整剤として、特開昭５８−５１８９０、特開昭５９
−９８６８６では、６時間以内に嫌気状態にしかつ所定
の炭酸ガス濃度にする雰囲気調整剤が開示されている
が、雰囲気調整に時間がかかるため細菌検査の精度に支
障をきたす問題があった。また特開昭５４−１０５２８
８では、アスコルビン酸系主剤で２種以上のアルカリ性
化合物を含む雰囲気調整剤を用いた嫌気性細菌の培養法
が開示されているが、含有の炭酸塩又は炭酸水素塩の影
響でｐＨ調整が不十分であり保存安定性が劣る問題があ
った。さらに特開平１−２０２２８１ではアスコルビン
酸類を主剤とした水酸化アルカリ、活性炭、第一鉄塩、
水及び珪酸カルシウムからなる雰囲気調整剤が開示され
ているが、水酸化アルカリの粒度の影響で分級し炭酸ガ
ス濃度にばらつきが生じる上、含有の珪酸カルシウムの
影響で酸素吸収反応が阻害されそのため剤が大型化する
という問題があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来技術の
前記問題点を解決したものであり、系内を迅速に嫌気状
態とし、かつ、安定した炭酸ガス発生機能を有し、さら
に長期間保存しても機能低下のないコンパクトで収納性
のよい雰囲気調整剤、これを小袋に充填した雰囲気調整
剤包装体、及びその雰囲気調整剤包装体を用いた嫌気性
細菌の培養法を提供する。
前記問題点を解決したものであり、系内を迅速に嫌気状
態とし、かつ、安定した炭酸ガス発生機能を有し、さら
に長期間保存しても機能低下のないコンパクトで収納性
のよい雰囲気調整剤、これを小袋に充填した雰囲気調整
剤包装体、及びその雰囲気調整剤包装体を用いた嫌気性
細菌の培養法を提供する。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、アスコルビン
酸類、金属塩、水及び活性炭からなる酸素吸収剤１００
重量部とアルカリ土類金属水酸化物５〜２０重量部とか
らなり、そのｐＨ（ＪＩＳＫ１４７４）が１０〜１２．
５である雰囲気調整剤に関する。また本発明は、前記酸
素吸収剤が、平均粒径０．１〜２mmの活性炭にアスコル
ビン酸類、金属塩及び水を含侵させた粉体からなること
を特徴とする雰囲気調整剤に関する。また本発明は、前
記アルカリ土類金属水酸化物が、平均粒径１〜１００μ
m の粉体からなることを特徴とする雰囲気調整剤に関す
る。また本発明は、前記の雰囲気調整剤を、通気性包材
からなる小袋に充填してなる雰囲気調整剤包装体に関す
る。また本発明は、この雰囲気調整剤包装体を、嫌気性
細菌を接種した培地と共に密閉容器内に封入し、封入後
３時間以内に酸素濃度が０．１％以下で炭酸ガス濃度が
９〜１２％に雰囲気濃度を調整することを特徴とする嫌
気性細菌の培養法に関する。
酸類、金属塩、水及び活性炭からなる酸素吸収剤１００
重量部とアルカリ土類金属水酸化物５〜２０重量部とか
らなり、そのｐＨ（ＪＩＳＫ１４７４）が１０〜１２．
５である雰囲気調整剤に関する。また本発明は、前記酸
素吸収剤が、平均粒径０．１〜２mmの活性炭にアスコル
ビン酸類、金属塩及び水を含侵させた粉体からなること
を特徴とする雰囲気調整剤に関する。また本発明は、前
記アルカリ土類金属水酸化物が、平均粒径１〜１００μ
m の粉体からなることを特徴とする雰囲気調整剤に関す
る。また本発明は、前記の雰囲気調整剤を、通気性包材
からなる小袋に充填してなる雰囲気調整剤包装体に関す
る。また本発明は、この雰囲気調整剤包装体を、嫌気性
細菌を接種した培地と共に密閉容器内に封入し、封入後
３時間以内に酸素濃度が０．１％以下で炭酸ガス濃度が
９〜１２％に雰囲気濃度を調整することを特徴とする嫌
気性細菌の培養法に関する。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明においては、アスコルビン酸類としてＬ−アスコ
ルビン酸、Ｌ−アスコルビン酸ナトリウム、Ｌ−アスコ
ルビン酸カルシウム、Ｄ−ｉｓｏ−アスコルビン酸ナト
リウムの単独もしくはこれらの混合物が用いられる。こ
れらアスコルビン酸類は、水に溶解して水溶液とし活性
炭に含浸させて用いることが好ましい。活性炭にアスコ
ルビン酸類の水溶液を含浸させる場合、アスコルビン酸
類の水溶液濃度は濃い方が、活性炭の使用量を少なくす
ることができるため好ましく、アスコルビン酸類の飽和
水溶液とすることが好ましい。このため、溶解度の高い
アスコルビン酸類を使用することが好ましく、具体的に
は、Ｌ−アスコルビン酸ナトリウムを使用することが特
に好ましい。アスコルビン酸類の量は、活性炭１００重
量部に対して２０〜２００重量部が好ましく、５０〜１
５０重量部がより好ましい。
本発明においては、アスコルビン酸類としてＬ−アスコ
ルビン酸、Ｌ−アスコルビン酸ナトリウム、Ｌ−アスコ
ルビン酸カルシウム、Ｄ−ｉｓｏ−アスコルビン酸ナト
リウムの単独もしくはこれらの混合物が用いられる。こ
れらアスコルビン酸類は、水に溶解して水溶液とし活性
炭に含浸させて用いることが好ましい。活性炭にアスコ
ルビン酸類の水溶液を含浸させる場合、アスコルビン酸
類の水溶液濃度は濃い方が、活性炭の使用量を少なくす
ることができるため好ましく、アスコルビン酸類の飽和
水溶液とすることが好ましい。このため、溶解度の高い
アスコルビン酸類を使用することが好ましく、具体的に
は、Ｌ−アスコルビン酸ナトリウムを使用することが特
に好ましい。アスコルビン酸類の量は、活性炭１００重
量部に対して２０〜２００重量部が好ましく、５０〜１
５０重量部がより好ましい。
【０００６】本発明における活性炭は、おが粉、石炭、
椰子殻等を原料として水蒸気賦活、薬品賦活、炭酸ガス
賦活等の各種製法で製造されたものが用いられる。アス
コルビン酸類及び金属塩を水溶液とし、活性炭に含浸さ
せる方法が、雰囲気調整剤の酸素吸収と炭酸ガス発生を
安定させ、かつ剤のコンパクト化ができる点で有効であ
る。活性炭の粒径は、０．１〜２ｍｍが好ましく、０．
２〜１ｍｍがより好ましい。活性炭の粒径が小さ過ぎる
と、雰囲気調整剤の流動性が悪くなり通気性包装体への
自動充填が困難となる。また、大きすぎると酸素吸収性
能が低下したり、剤が包装体を突き破り内容物がこぼれ
出すおそれがある。
椰子殻等を原料として水蒸気賦活、薬品賦活、炭酸ガス
賦活等の各種製法で製造されたものが用いられる。アス
コルビン酸類及び金属塩を水溶液とし、活性炭に含浸さ
せる方法が、雰囲気調整剤の酸素吸収と炭酸ガス発生を
安定させ、かつ剤のコンパクト化ができる点で有効であ
る。活性炭の粒径は、０．１〜２ｍｍが好ましく、０．
２〜１ｍｍがより好ましい。活性炭の粒径が小さ過ぎる
と、雰囲気調整剤の流動性が悪くなり通気性包装体への
自動充填が困難となる。また、大きすぎると酸素吸収性
能が低下したり、剤が包装体を突き破り内容物がこぼれ
出すおそれがある。
【０００７】本発明における金属塩は、塩化第１鉄、塩
化第２鉄、硫酸第１鉄、硫酸第２鉄、塩化マンガン、硫
酸亜鉛、硫酸銅、塩化銅の無水塩又は含水塩が好ましく
用いられ、硫酸第一鉄およびその含水塩が特に好ましく
用いられる。金属塩の量はアスコルビン酸類１００重量
部に対して５〜２０重量部が好ましい。ここで、炭酸塩
および炭酸水素塩を添加することは、炭酸ガス発生量を
制御できず、品質の安定した雰囲気調整剤を得ることが
できないため好ましくない。
化第２鉄、硫酸第１鉄、硫酸第２鉄、塩化マンガン、硫
酸亜鉛、硫酸銅、塩化銅の無水塩又は含水塩が好ましく
用いられ、硫酸第一鉄およびその含水塩が特に好ましく
用いられる。金属塩の量はアスコルビン酸類１００重量
部に対して５〜２０重量部が好ましい。ここで、炭酸塩
および炭酸水素塩を添加することは、炭酸ガス発生量を
制御できず、品質の安定した雰囲気調整剤を得ることが
できないため好ましくない。
【０００８】本発明におけるアルカリ土類金属水酸化物
は、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウムまたはこれ
らの混合物が好ましく用いられる。アルカリ土類金属水
酸化物は、平均粒径が１〜１００μm の粉体が好ましく
用いられ、平均粒径が２〜５０μm の粉体がより好まし
く用いられる。粒径が小さ過ぎると粉体のハンドリング
が困難になり、大き過ぎると分級して活性炭との混合均
一性が悪くなるため、性能が安定した雰囲気調整剤を工
業生産することが困難になる。
は、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウムまたはこれ
らの混合物が好ましく用いられる。アルカリ土類金属水
酸化物は、平均粒径が１〜１００μm の粉体が好ましく
用いられ、平均粒径が２〜５０μm の粉体がより好まし
く用いられる。粒径が小さ過ぎると粉体のハンドリング
が困難になり、大き過ぎると分級して活性炭との混合均
一性が悪くなるため、性能が安定した雰囲気調整剤を工
業生産することが困難になる。
【０００９】アルカリ土類金属水酸化物の配合量は、活
性炭にアスコルビン酸類、金属塩及び水を含侵させた酸
素吸収剤１００重量部に対して５〜２０重量部が必要で
ある。この量より少ない場合、酸素吸収及び炭酸ガス発
生が迅速に行われない。また、この量より多いと炭酸ガ
スの発生量が少なくなり、嫌気性細菌培養に好適なガス
雰囲気を調整することができない。
性炭にアスコルビン酸類、金属塩及び水を含侵させた酸
素吸収剤１００重量部に対して５〜２０重量部が必要で
ある。この量より少ない場合、酸素吸収及び炭酸ガス発
生が迅速に行われない。また、この量より多いと炭酸ガ
スの発生量が少なくなり、嫌気性細菌培養に好適なガス
雰囲気を調整することができない。
【００１０】雰囲気調整剤のｐＨは活性炭のｐＨ、金属
塩の種類と添加量、アルカリ土類金属水酸化物の種類と
添加量など各成分の種類と配合比によって変動するが、
前記記載の好ましい範囲で各添加物を混合し、最終的に
得られた雰囲気調整剤のｐＨ（測定法；ＪＩＳＫ１４７
４）を１０〜１２．５とすることが必要である。ｐＨが
１０より低い場合は、酸素吸収反応及び炭酸ガス発生機
能が迅速に行われない上、雰囲気調整剤保存中の炭酸ガ
ス発生を抑制することができない。また、ｐＨが１２．
５を越える場合は、保存中に主剤であるアスコルビン酸
類が分解して性能劣化が起こるため、嫌気性細菌を培養
するための雰囲気ガス調整が困難となる。
塩の種類と添加量、アルカリ土類金属水酸化物の種類と
添加量など各成分の種類と配合比によって変動するが、
前記記載の好ましい範囲で各添加物を混合し、最終的に
得られた雰囲気調整剤のｐＨ（測定法；ＪＩＳＫ１４７
４）を１０〜１２．５とすることが必要である。ｐＨが
１０より低い場合は、酸素吸収反応及び炭酸ガス発生機
能が迅速に行われない上、雰囲気調整剤保存中の炭酸ガ
ス発生を抑制することができない。また、ｐＨが１２．
５を越える場合は、保存中に主剤であるアスコルビン酸
類が分解して性能劣化が起こるため、嫌気性細菌を培養
するための雰囲気ガス調整が困難となる。
【００１１】本発明の雰囲気調整剤を嫌気性細菌の培養
等の用途で使用する際には、これを通気性包材からなる
小袋に充填した雰囲気調整剤包装体として用いることが
望ましい。本発明で雰囲気調整剤包装体を作成するのに
用いられる通気性包材は、酸素と炭酸ガスを通過するも
のであればよく、酸素透気度３００ｃｃ／HR・cm2 以上
かつ炭酸ガス透気度３００ｃｃ／HR・cm2 以上の包材が
好ましい。通気性包材としては、公知の通気性包材が使
用でき、例えば、合成繊維からなる不織布、合成紙、マ
イクロポーラスフィルム、紙等、さらには補強材として
開孔ポリエチレン、ワリフ等を貼り合わせた複合包材等
が用いられる。
等の用途で使用する際には、これを通気性包材からなる
小袋に充填した雰囲気調整剤包装体として用いることが
望ましい。本発明で雰囲気調整剤包装体を作成するのに
用いられる通気性包材は、酸素と炭酸ガスを通過するも
のであればよく、酸素透気度３００ｃｃ／HR・cm2 以上
かつ炭酸ガス透気度３００ｃｃ／HR・cm2 以上の包材が
好ましい。通気性包材としては、公知の通気性包材が使
用でき、例えば、合成繊維からなる不織布、合成紙、マ
イクロポーラスフィルム、紙等、さらには補強材として
開孔ポリエチレン、ワリフ等を貼り合わせた複合包材等
が用いられる。
【００１２】本発明の雰囲気調整剤包装体を嫌気性細菌
を接種した培地と共に密閉容器内に封入し、封入後３時
間以内に酸素濃度が０．１％以下で炭酸ガス濃度が９〜
１２％に雰囲気濃度を調整することができる。即ち、本
発明によれば、簡便でかつ精度のよい嫌気性細菌の培養
法が提供できる。
を接種した培地と共に密閉容器内に封入し、封入後３時
間以内に酸素濃度が０．１％以下で炭酸ガス濃度が９〜
１２％に雰囲気濃度を調整することができる。即ち、本
発明によれば、簡便でかつ精度のよい嫌気性細菌の培養
法が提供できる。
【００１３】
【実施例】以下に実施例を挙げて説明する。 ［実施例１］平均粒径０．５ｍｍ（最大径０．９ｍｍ）
の顆粒状活性炭４ｋｇを３０Ｌナウターミキサーに入
れ、４５％アスコルビン酸ナトリウム水溶液１０ｋｇに
硫酸第一鉄７水塩０．６ｋｇを溶解した液を注入して活
性炭に含浸させた後、平均粒径２０μm （最大径５０μ
m ）の粉末水酸化マグネシウム２．０ｋｇを入れて混合
し、混合した粉体を排出した。排出に際しては、ガスバ
リア性袋（ポリ塩化ビニリデンコートナイロン／ポリエ
チレンラミネートフィルム）内に２ｋｇ／袋で排出し、
排出順にＮｏを記載して８袋を得た。粉体の流動性は良
好であり、何ら問題なく排出できた。排出順の１，５，
８袋目からそれぞれサンプル２０ｇを取り出し、内側に
開孔ポリエチレンフィルムをラミネートした紙（酸素透
気度；２０００ｃｃ／HR・cm2 ）で作成した袋（サイ
ズ；１００×１４０ｍｍ）に充填しヒートシールして、
各雰囲気調整剤包装体を作成した。作成した包装体をポ
リ塩化ビニリデンコートされたナイロン／ポリエチレン
ラミネートフィルムの袋（サイズ；４００×２２０ｍ
ｍ）に空気２．５Ｌと共に密封し、次いでこの密封袋を
３７℃の恒温槽中に保管して、袋内ガス組成の変化を経
時的に測定した。結果を表１に示す。
の顆粒状活性炭４ｋｇを３０Ｌナウターミキサーに入
れ、４５％アスコルビン酸ナトリウム水溶液１０ｋｇに
硫酸第一鉄７水塩０．６ｋｇを溶解した液を注入して活
性炭に含浸させた後、平均粒径２０μm （最大径５０μ
m ）の粉末水酸化マグネシウム２．０ｋｇを入れて混合
し、混合した粉体を排出した。排出に際しては、ガスバ
リア性袋（ポリ塩化ビニリデンコートナイロン／ポリエ
チレンラミネートフィルム）内に２ｋｇ／袋で排出し、
排出順にＮｏを記載して８袋を得た。粉体の流動性は良
好であり、何ら問題なく排出できた。排出順の１，５，
８袋目からそれぞれサンプル２０ｇを取り出し、内側に
開孔ポリエチレンフィルムをラミネートした紙（酸素透
気度；２０００ｃｃ／HR・cm2 ）で作成した袋（サイ
ズ；１００×１４０ｍｍ）に充填しヒートシールして、
各雰囲気調整剤包装体を作成した。作成した包装体をポ
リ塩化ビニリデンコートされたナイロン／ポリエチレン
ラミネートフィルムの袋（サイズ；４００×２２０ｍ
ｍ）に空気２．５Ｌと共に密封し、次いでこの密封袋を
３７℃の恒温槽中に保管して、袋内ガス組成の変化を経
時的に測定した。結果を表１に示す。
【００１４】
【表１】
【００１５】［実施例２］平均粒径２０μm （最大径５
０μm ）の粉末水酸化マグネシウム２．０ｋｇの代わり
に平均粒径２０μm （最大径５０μm ）の粉末水酸化カ
ルシウム２．０ｋｇを用いた以外は実施例１と同様の実
験を実施した。結果を表２に示す。
０μm ）の粉末水酸化マグネシウム２．０ｋｇの代わり
に平均粒径２０μm （最大径５０μm ）の粉末水酸化カ
ルシウム２．０ｋｇを用いた以外は実施例１と同様の実
験を実施した。結果を表２に示す。
【００１６】
【表２】
【００１７】［比較例１］平均粒径２０μm （最大径５
０μm ）の粉末水酸化マグネシウム２．０ｋｇの代わり
に平均粒径０．８ｍｍ（最大径１．２ｍｍ）の顆粒状水
酸化カルシウム２．０ｋｇを用いた以外は実施例１と同
様の実験を実施した。結果を表３に示す。
０μm ）の粉末水酸化マグネシウム２．０ｋｇの代わり
に平均粒径０．８ｍｍ（最大径１．２ｍｍ）の顆粒状水
酸化カルシウム２．０ｋｇを用いた以外は実施例１と同
様の実験を実施した。結果を表３に示す。
【００１８】
【表３】
【００１９】［比較例２］水酸化カルシウム使用量を
５．０ｋｇとした以外は実施例２と同様の実験を実施し
た。結果を表４に示す。
５．０ｋｇとした以外は実施例２と同様の実験を実施し
た。結果を表４に示す。
【００２０】
【表４】
【００２１】［比較例３］平均粒径３５μm （最大径５
０μm ）の粉末炭酸水素ナトリウム２．０ｋｇをアルカ
リ成分として追加して添加した以外は実施例１と同様の
実験を実施した。結果を表５に示す。
０μm ）の粉末炭酸水素ナトリウム２．０ｋｇをアルカ
リ成分として追加して添加した以外は実施例１と同様の
実験を実施した。結果を表５に示す。
【００２２】
【表５】
【００２３】［比較例４］平均粒径０．５ｍｍ（最大径
０．９ｍｍ）の顆粒状活性炭４ｋｇの代わりに、平均粒
径５０μm の粉末珪酸カルシウム２ｋｇと平均粒径０．
５ｍｍ（最大径０．９ｍｍ）の顆粒状活性炭２ｋｇの混
合物を３０Ｌナウターミキサーに入れた以外は実施例１
と同様にして雰囲気調整剤剤を作成しようとしたが、ア
スコルビン酸ナトリウムと硫酸第一鉄７水塩の水溶液が
粉体に含侵しきれず、ミキサー内で泥状となり排出する
ことができなかった。
０．９ｍｍ）の顆粒状活性炭４ｋｇの代わりに、平均粒
径５０μm の粉末珪酸カルシウム２ｋｇと平均粒径０．
５ｍｍ（最大径０．９ｍｍ）の顆粒状活性炭２ｋｇの混
合物を３０Ｌナウターミキサーに入れた以外は実施例１
と同様にして雰囲気調整剤剤を作成しようとしたが、ア
スコルビン酸ナトリウムと硫酸第一鉄７水塩の水溶液が
粉体に含侵しきれず、ミキサー内で泥状となり排出する
ことができなかった。
【００２４】［比較例５］平均粒径５０μm の粉末珪酸
カルシウム２ｋｇを吸着剤成分として追加して添加した
以外は実施例１と同様の実験を実施した。結果を表６に
示す。
カルシウム２ｋｇを吸着剤成分として追加して添加した
以外は実施例１と同様の実験を実施した。結果を表６に
示す。
【００２５】
【表６】
【００２６】［実施例３］実施例１の雰囲気調整剤のｐ
Ｈを測定（ＪＩＳＫ１４７４）したところ、１袋目、５
袋目、８袋目とも１０．６であった。５袋目からサンプ
ルを取り出し実施例１と同様にして雰囲気調整剤包装体
を作成し、これをポリエチレンラミネートアルミ箔積層
フィルムで作成した袋に封入し、密封した（袋内空気１
０ｃｃ以下）。この密封袋を３５℃で３ヶ月間保存し
た。保存後、アルミ箔積層フィルム袋を開封して包装体
を取り出し、これをポリ塩化ビニリデンコートされたナ
イロン／ポリエチレンラミネートフィルムの袋（サイ
ズ；４００×２２０ｍｍ）に空気２．５Ｌと共に密封
し、次いでこの密封袋を３７℃の恒温槽中に保存し、袋
内ガス組成の変化を経時的に測定した。結果を表７に示
す。
Ｈを測定（ＪＩＳＫ１４７４）したところ、１袋目、５
袋目、８袋目とも１０．６であった。５袋目からサンプ
ルを取り出し実施例１と同様にして雰囲気調整剤包装体
を作成し、これをポリエチレンラミネートアルミ箔積層
フィルムで作成した袋に封入し、密封した（袋内空気１
０ｃｃ以下）。この密封袋を３５℃で３ヶ月間保存し
た。保存後、アルミ箔積層フィルム袋を開封して包装体
を取り出し、これをポリ塩化ビニリデンコートされたナ
イロン／ポリエチレンラミネートフィルムの袋（サイ
ズ；４００×２２０ｍｍ）に空気２．５Ｌと共に密封
し、次いでこの密封袋を３７℃の恒温槽中に保存し、袋
内ガス組成の変化を経時的に測定した。結果を表７に示
す。
【００２７】［比較例６］比較例２の雰囲気調整剤のｐ
Ｈを測定（ＪＩＳＫ１４７４）したところ、１袋目、５
袋目、８袋目とも１２．８であった。５袋目からサンプ
ルを取り出して雰囲気調整剤包装体を作成し、実施例３
と同様の保存テストを実施した。結果を表７に示す。
Ｈを測定（ＪＩＳＫ１４７４）したところ、１袋目、５
袋目、８袋目とも１２．８であった。５袋目からサンプ
ルを取り出して雰囲気調整剤包装体を作成し、実施例３
と同様の保存テストを実施した。結果を表７に示す。
【００２８】
【表７】
【００２９】［比較例７］比較例３の雰囲気調整剤のｐ
Ｈを測定（ＪＩＳＫ１４７４）したところ、１袋目と５
袋目は８．４、８袋目は８．３であった。５袋目からサ
ンプルを取り出して雰囲気調整剤包装体を作成し、実施
例３と同様の保存テストを実施した。しかし、保存サン
プルから炭酸ガスが発生し、保存５日目にアルミ箔積層
フィルム袋が破袋したためテストを中断した。
Ｈを測定（ＪＩＳＫ１４７４）したところ、１袋目と５
袋目は８．４、８袋目は８．３であった。５袋目からサ
ンプルを取り出して雰囲気調整剤包装体を作成し、実施
例３と同様の保存テストを実施した。しかし、保存サン
プルから炭酸ガスが発生し、保存５日目にアルミ箔積層
フィルム袋が破袋したためテストを中断した。
【００３０】顆粒状水酸化カルシウムを用いた比較例１
では、主剤であるアスコルビン酸類と水酸化カルシウム
の接触が少ないために酸素吸収性能が悪く、さらに粉体
混合時に分級が発生して炭酸ガス発生がばらつく結果と
なった。また、比較例２及び比較例６のように水酸化カ
ルシウム量が多過ぎる場合には、酸素吸収性能は良好で
あるものの、炭酸ガス発生が不十分であり、しかもｐＨ
が高いために保存安定性が劣る結果となった。また、比
較例３のように炭酸水素ナトリウムを追加して添加した
場合には、炭酸ガス発生が多すぎる上に、ｐＨが低いた
めに保存安定性が劣る結果となった。また、珪酸カルシ
ウムを顆粒状活性炭の一部代替として、又は追加して使
用した場合には、粉体調整が不可能になったり（比較例
４）、酸素吸収性能が劣る結果となった（比較例５）。
一方、本発明に従って調整した雰囲気調整剤は、性能バ
ラツキのない良好な酸素吸収性能と炭酸ガス発生機能を
示し、保存安定性も問題のない結果となっている（実施
例１、２、３）。
では、主剤であるアスコルビン酸類と水酸化カルシウム
の接触が少ないために酸素吸収性能が悪く、さらに粉体
混合時に分級が発生して炭酸ガス発生がばらつく結果と
なった。また、比較例２及び比較例６のように水酸化カ
ルシウム量が多過ぎる場合には、酸素吸収性能は良好で
あるものの、炭酸ガス発生が不十分であり、しかもｐＨ
が高いために保存安定性が劣る結果となった。また、比
較例３のように炭酸水素ナトリウムを追加して添加した
場合には、炭酸ガス発生が多すぎる上に、ｐＨが低いた
めに保存安定性が劣る結果となった。また、珪酸カルシ
ウムを顆粒状活性炭の一部代替として、又は追加して使
用した場合には、粉体調整が不可能になったり（比較例
４）、酸素吸収性能が劣る結果となった（比較例５）。
一方、本発明に従って調整した雰囲気調整剤は、性能バ
ラツキのない良好な酸素吸収性能と炭酸ガス発生機能を
示し、保存安定性も問題のない結果となっている（実施
例１、２、３）。
【００３１】［実施例４］ＧＡＭ寒天培地に、嫌気性菌
としてクロストリジウム ボツリナム（Clostridium bo
tulinum 、供試菌Ｎｏ１と記す）１白金耳を、Ｌ−シス
ティン等を加えて酸化還元電位を低下させた嫌気性菌用
希釈液（以下希釈液と記す）９ｍｌに懸濁し、更に１０
倍毎の希釈により１０4 までの希釈液を調製した。ペト
リ皿に分注固化したＧＡＭ寒天培地２枚ずつに、各希釈
液０．１ｍｌを接種し培養プレートとした。各希釈液ご
との培養プレート２枚と実施例１の雰囲気調整剤包装体
（５袋目）とをガスバリア性フィルム（ポリ塩化ビニリ
デン被覆ナイロン／ポリエチレン）内に封入し、空気量
２．５Ｌと共に密封した。３７℃に３日間保持して嫌気
性菌を培養した後、開封して寒天平板上に出現したコロ
ニー数とコロニー径を測定した。嫌気性菌としてバクテ
ロイデス フラジリス（Bacteroides fragilis、供試菌
Ｎｏ２と記す）を接種し、雰囲気調整剤として実施例１
の雰囲気調整剤包装体（８袋目）を使用した以外は上記
と同様にして嫌気性菌の培養テストを実施した。結果を
表８に示す。
としてクロストリジウム ボツリナム（Clostridium bo
tulinum 、供試菌Ｎｏ１と記す）１白金耳を、Ｌ−シス
ティン等を加えて酸化還元電位を低下させた嫌気性菌用
希釈液（以下希釈液と記す）９ｍｌに懸濁し、更に１０
倍毎の希釈により１０4 までの希釈液を調製した。ペト
リ皿に分注固化したＧＡＭ寒天培地２枚ずつに、各希釈
液０．１ｍｌを接種し培養プレートとした。各希釈液ご
との培養プレート２枚と実施例１の雰囲気調整剤包装体
（５袋目）とをガスバリア性フィルム（ポリ塩化ビニリ
デン被覆ナイロン／ポリエチレン）内に封入し、空気量
２．５Ｌと共に密封した。３７℃に３日間保持して嫌気
性菌を培養した後、開封して寒天平板上に出現したコロ
ニー数とコロニー径を測定した。嫌気性菌としてバクテ
ロイデス フラジリス（Bacteroides fragilis、供試菌
Ｎｏ２と記す）を接種し、雰囲気調整剤として実施例１
の雰囲気調整剤包装体（８袋目）を使用した以外は上記
と同様にして嫌気性菌の培養テストを実施した。結果を
表８に示す。
【００３２】
【表８】
【００３３】
【発明の効果】本発明による雰囲気調整剤は、アスコル
ビン酸類、金属化合物、水及び活性炭からなる酸素吸収
剤１００重量部とアルカリ土類金属水酸化物５〜２０重
量部とからなり、そのｐＨ（ＪＩＳＫ１４７４）が１０
〜１２．５である雰囲気調整剤であり、酸素吸収性能お
よび炭酸ガス発生機能が優れ、長期に保存しても安定し
た機能を保持し、しかも、コンパクトで収納性がよい。
本発明の雰囲気調整剤あるいは雰囲気調整剤包装体を用
いることにより、雰囲気ガス濃度を３時間以内に酸素濃
度０．１％以下かつ炭酸ガス濃度９〜１２％とすること
ができ、嫌気性細菌を好適に培養することができる。
ビン酸類、金属化合物、水及び活性炭からなる酸素吸収
剤１００重量部とアルカリ土類金属水酸化物５〜２０重
量部とからなり、そのｐＨ（ＪＩＳＫ１４７４）が１０
〜１２．５である雰囲気調整剤であり、酸素吸収性能お
よび炭酸ガス発生機能が優れ、長期に保存しても安定し
た機能を保持し、しかも、コンパクトで収納性がよい。
本発明の雰囲気調整剤あるいは雰囲気調整剤包装体を用
いることにより、雰囲気ガス濃度を３時間以内に酸素濃
度０．１％以下かつ炭酸ガス濃度９〜１２％とすること
ができ、嫌気性細菌を好適に培養することができる。
Claims (5)
- 【請求項１】アスコルビン酸類、金属塩、水及び活性炭
からなる酸素吸収剤１００重量部とアルカリ土類金属水
酸化物５〜２０重量部とからなり、そのｐＨ（ＪＩＳＫ
１４７４）が１０〜１２．５である雰囲気調整剤。 - 【請求項２】酸素吸収剤が、平均粒径０．１〜２mmの活
性炭にアスコルビン酸類、金属塩及び水を含侵させた粉
体からなることを特徴とする請求項１記載の雰囲気調整
剤。 - 【請求項３】アルカリ土類金属水酸化物が、平均粒径１
〜１００μm の粉体からなることを特徴とする請求項１
記載の雰囲気調整剤。 - 【請求項４】請求項１乃至３の任意の１項記載の雰囲気
調整剤を、通気性包材からなる小袋に充填してなる雰囲
気調整剤包装体。 - 【請求項５】請求項４記載の雰囲気調整剤包装体を、嫌
気性細菌を接種した培地と共に密閉容器内に封入し、封
入後３時間以内に酸素濃度が０．１％以下で炭酸ガス濃
度が９〜１２％に雰囲気濃度を調整することを特徴とす
る嫌気性細菌の培養法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8422198A JPH10327845A (ja) | 1997-04-01 | 1998-03-30 | 雰囲気調整剤及び嫌気性細菌の培養法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8273897 | 1997-04-01 | ||
| JP9-82738 | 1997-04-01 | ||
| JP8422198A JPH10327845A (ja) | 1997-04-01 | 1998-03-30 | 雰囲気調整剤及び嫌気性細菌の培養法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10327845A true JPH10327845A (ja) | 1998-12-15 |
Family
ID=26423752
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8422198A Withdrawn JPH10327845A (ja) | 1997-04-01 | 1998-03-30 | 雰囲気調整剤及び嫌気性細菌の培養法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10327845A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007268326A (ja) * | 2006-03-30 | 2007-10-18 | Powdertech Co Ltd | 有機系脱酸素剤 |
| JP2009291166A (ja) * | 2008-06-09 | 2009-12-17 | Mitsubishi Gas Chem Co Inc | 雰囲気調整剤及びそれを用いた細胞培養方法 |
| WO2011065363A1 (ja) | 2009-11-24 | 2011-06-03 | 三菱瓦斯化学株式会社 | 雰囲気調整剤組成物 |
| JP2014023541A (ja) * | 2013-11-06 | 2014-02-06 | Mitsubishi Gas Chemical Co Inc | 雰囲気調整剤及びそれを用いた細胞培養方法 |
| JP2020150864A (ja) * | 2019-03-20 | 2020-09-24 | 三菱瓦斯化学株式会社 | 細菌培養用ガス濃度調整剤及びこれを用いた細菌の培養方法 |
| WO2020261951A1 (ja) * | 2019-06-24 | 2020-12-30 | 三菱瓦斯化学株式会社 | 嫌気性細菌培養用ガス濃度調整剤及びこれを用いた嫌気性細菌の培養方法 |
-
1998
- 1998-03-30 JP JP8422198A patent/JPH10327845A/ja not_active Withdrawn
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007268326A (ja) * | 2006-03-30 | 2007-10-18 | Powdertech Co Ltd | 有機系脱酸素剤 |
| JP2009291166A (ja) * | 2008-06-09 | 2009-12-17 | Mitsubishi Gas Chem Co Inc | 雰囲気調整剤及びそれを用いた細胞培養方法 |
| WO2011065363A1 (ja) | 2009-11-24 | 2011-06-03 | 三菱瓦斯化学株式会社 | 雰囲気調整剤組成物 |
| JPWO2011065363A1 (ja) * | 2009-11-24 | 2013-04-11 | 三菱瓦斯化学株式会社 | 雰囲気調整剤組成物 |
| JP5682831B2 (ja) * | 2009-11-24 | 2015-03-11 | 三菱瓦斯化学株式会社 | 雰囲気調整剤組成物 |
| US9085752B2 (en) | 2009-11-24 | 2015-07-21 | Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. | Atmosphere control composition |
| JP2014023541A (ja) * | 2013-11-06 | 2014-02-06 | Mitsubishi Gas Chemical Co Inc | 雰囲気調整剤及びそれを用いた細胞培養方法 |
| JP2020150864A (ja) * | 2019-03-20 | 2020-09-24 | 三菱瓦斯化学株式会社 | 細菌培養用ガス濃度調整剤及びこれを用いた細菌の培養方法 |
| WO2020189167A1 (ja) * | 2019-03-20 | 2020-09-24 | 三菱瓦斯化学株式会社 | 細菌培養用ガス濃度調整剤及びこれを用いた細菌の培養方法 |
| WO2020261951A1 (ja) * | 2019-06-24 | 2020-12-30 | 三菱瓦斯化学株式会社 | 嫌気性細菌培養用ガス濃度調整剤及びこれを用いた嫌気性細菌の培養方法 |
| JP2021000057A (ja) * | 2019-06-24 | 2021-01-07 | 三菱瓦斯化学株式会社 | 嫌気性細菌培養用ガス濃度調整剤及びこれを用いた嫌気性細菌の培養方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050318 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080220 |
|
| A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20080411 |
|
| A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20080416 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080519 |
|
| A761 | Written withdrawal of application |
Effective date: 20080613 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 |