JPH10326683A - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

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JPH10326683A
JPH10326683A JP13698697A JP13698697A JPH10326683A JP H10326683 A JPH10326683 A JP H10326683A JP 13698697 A JP13698697 A JP 13698697A JP 13698697 A JP13698697 A JP 13698697A JP H10326683 A JPH10326683 A JP H10326683A
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frequency
resonance
inverter circuit
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Koji Fujimoto
幸司 藤本
Hiroshi Seike
宏 清家
Koji Saeki
浩司 佐伯
Masaharu Kitadou
正晴 北堂
Kazunori Kidera
和憲 木寺
多津彦 ▲松▼本
Tatsuhiko Matsumoto
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数のランプ負荷を、始動点灯させる場合、一
灯外れ時、無負荷時、ランプ寿命末期時等において、特
別な保護回路を必要とすることなく、インバータ回路の
スイッチング素子にストレスが加わるのを防止すること
ができる放電灯点灯装置を提供することにある。 【解決手段】インバータ回路1は電源投入時に先ず各ラ
ンプ負荷21 〜2n に十分な始動電圧が得られる周波数
にて動作してランプ負荷21 〜2n を点灯させる。ラン
プ点灯後は点灯時の共振カーブに移行し、必要なランブ
電流を得る為の点灯周波数に発振周波数を下げる。また
ランブ負荷を一本以上外した時にインバータ回路1は発
振周波数を遅相領域の始動点灯時の周波数で動作する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高周波に変換する
インバータ装置によりランプ負荷を高周波点灯させる放
電灯点灯装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の放電灯点灯装置を図36
に示す。この放電灯点灯装置は、直流電圧を高周波電圧
に変換するインバータ回路1の出力を複数のランプ負荷
1 、22 (例えばFCL40W,FCL32W〕に印
加して、ランプ負荷21 ,22を高周波点灯するもので
ある。
【0003】上記直流電圧は、交流電源ACをダイオー
ドD1 乃至D4 からなるダイオードブリッジにより整流
し、この整流出力を平滑コンデンサC0 にて完全平滑し
て作成したものである。この放電灯点灯装置では、イン
バータ回路1として他励式のハーフブリッジ構成のもの
を用い、主スイッチング素子Q1 ,Q2 、これら主スイ
ッチング素子Q 1 ,Q2 を駆動する為の駆動回路4、主
スイッチング素子Q1 ,Q2 を交互にオンオフ制御する
為の制御回路5で構成してある。なお、主スイッチング
素子Q1,Q2 には、主スイッチング素子Q1 ,Q2
夫々両端に還流用のダイオードD 5 、D6 を逆並列に接
続されている。このインバータ回路1の出力には、チョ
ークコイルL2 とコンデンサC4 からなる共振回路31
と、チョークコイルL1 とコンデンサC3 からなる共振
回路32 とが接続してあり、この共振回路31 ,3 2
インバータ回路1で励振して異ワットのランプ負荷
1 ,22 を始動点灯するようにしてある。また、コン
デンサC1 ,C2 は直流カット用のコンデンサであると
共に、主スイッチング素子Q1 のオン時に充電された電
荷がトランジスタQ2 のオン時の電源として用いられる
ものである。
【0004】制御回路5によって図37に示す発振周波
数f2 にて主スイッチング素子Q1,Q2 を交互にオン
オフ制御して、インバータ回路1を発振動作させると、
共振回路31 ,32 によって始動電圧が得られ、この高
圧の始動電圧がランプ負荷2 1 ,22 の両端に印加さ
れ、ランプ負荷21 ,22 が点灯する。この点灯後はラ
ンブ負荷21 ,22 を含めた共振カーブがカーブ又は
’からカーブに移行する。
【0005】更に所定のランプ出力を得るために、制御
回路5によって主スイッチング素子Q1 ,Q2 の発振周
波数をf1 に移行させる。尚図2のf0 は無負荷時の共
振周波数である。ところが、この回路にあっては、ラン
プ点灯中例えばランプ負荷21 を外し再度そのままの状
態でランブ負荷21 を再装着すると、この時インバータ
回路1は発振周波数f1 にて動作しているため再装着ラ
ンプ負荷21 が点灯前は図に示す進相領域で動作するこ
とになる。この場合、主スイッチング素子Q1 ,Q
2 は、特別な保護回路を設けない限りその耐量を超え即
破壊に至ることが知られている。また、無負荷の状態か
らランプ負荷が再装着された時にも、上記と同様の課題
が生じる。さらにランプ負荷が寿命末期になった状態に
おいても、無負荷状態に近くなるので、インバータ回路
1が発振周波数f1 にて動作しているため上記と同様の
課題が生じる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
放電灯点灯装置で、複数のランプ負荷を、始動点灯させ
る場合、一灯外れ時、無負荷時、ランプ寿命末期時等に
おいて、スイッチング素子に過大な電流が流れ破壊に至
る恐れがあった。本発明は、このような点に鑑みてなさ
れてもので、その目的とするところは、複数のランプ負
荷を始動点灯時させる場合、一灯外れ時、無負荷時、ラ
ンプ寿命末期時等において、特別な保護回路を必要とす
ることなく、インバータ回路のスイッチング素子にスト
レスが加わるのを防止することができる放電灯点灯装置
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明では、一つのインバータ回路の出力に
並列に接続される複数の共振回路を備え、共振回路の一
端に結合される複数のランプ負荷を含む負荷回路を複数
備えた放電灯点灯装置において、点灯時の共振周波数を
無負荷時の共振周波数より低くし且つ始動から点灯に至
る動作が遅相領域で為されるようにインバータ回路の発
振周波数を限定したものであって、ランプ負荷外れを検
出する手段と、該手段が少なくともランプ負荷が一灯外
れたことを検出したときに複数の無負荷共振周波数の内
最も高く且つ始動動作時に十分な電圧が出力可能な周波
数となるようにインバータ回路の発振周波数を制御する
手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】請求項2の発明では、一つのインバータ回
路の出力に並列に接続される複数の共振回路を備え、共
振回路の一端に結合される複数のランプ負荷を含む負荷
回路を複数備えた放電灯点灯装置において、点灯時の共
振周波数を無負荷時の共振周波数より低くし且つ始動か
ら点灯に至る動作が遅相領域で為されるようにインバー
タ回路の発振周波数を限定し、ランプ負荷の寿命末期を
検出する手段と、該手段がランプ負荷の寿命末期を検出
すると、点灯維持可能な周波数よりも低い保護動作用の
周波数にインバータ回路の発振周波数を制御する手段と
を備えたことを特徴とする。
【0009】請求項3の発明では、請求項2の発明にお
いて、上記保護動作用の周波数を略5℃において正常な
ランプ負荷が立ち消えしない周波数に設定したことを特
徴とする。請求項4の発明では、請求項2の発明におい
て、点灯動作から保護動作に移行する際に、一定期間始
動動作時の発振周波数でインバータ回路を動作させるこ
とを特徴とする。
【0010】請求項5の発明では、一つのインバータ回
路の出力に並列に接続される複数の共振回路を備え、共
振回路の一端に結合される複数のランプ負荷を含む負荷
回路を複数備えた放電灯点灯装置において、点灯時の共
振周波数を無負荷時の共振周波数より低くし且つ始動か
ら点灯に至る動作が遅相領域で為されるようにインバー
タ回路の発振周波数を限定したものであって、ランプ負
荷外れを検出する手段と、該手段が少なくともランプ負
荷が一灯外れたことを検出したときに複数の無負荷共振
周波数の内最も高く且つ始動動作時に十分な電圧が出力
可能な周波数となるようにインバータ回路の発振周波数
を制御する手段と、ランプ負荷の寿命末期を検出する手
段と、該手段がランプ負荷の寿命末期を検出すると、点
灯維持可能な周波数よりも低い保護動作用の周波数にイ
ンバータ回路の発振周波数を、優先的に制御する手段と
を備えたことを特徴とする。
【0011】請求項6の発明では、一つのインバータ回
路の出力に並列に接続される複数の共振回路を備え、共
振回路の一端に結合される複数のランプ負荷を含む負荷
回路を複数備えた放電灯点灯装置において、点灯時の共
振周波数を無負荷時の共振周波数より低くし且つ始動か
ら点灯に至る動作が遅相領域で為されるようにインバー
タ回路の発振周波数を限定したものであって、ランプ負
荷を外れを検出手段と、ランプ負荷を予熱するための予
熱動作時のインバータ回路の発振周波数を始動動作時の
発振周波数よりも高くし、且つ上記手段が無負荷を検出
した時には予熱動作時の発振周波数にインバータ回路の
発振周波数を移行させる手段を備えたことを特徴とす
る。
【0012】請求項7の発明では、請求項1乃至請求項
6の発明において、複数のランプ負荷とは、異なるワッ
トの放電灯を含むことを特徴とする。の放電灯点灯装
置。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明の基本的な放電灯点灯
装置の回路構成を示しており、この基本的な回路構成
は、商用電源からなる交流電源ACを整流平滑、又はチ
ョッパ回路により昇圧する等によって交流を直流に変換
する直流変換部6と、この直流変換部6の出力を直流電
源Eとするインバータ回路1により直流電源Eの直流電
圧を数十kHzの交流電圧に変換する。インバータ回路
1の出力端にはn個の共振回路31 〜3nが接続され
る。各共振回路31 〜3nの一端に放電灯たるランプ負
荷21 〜2nが結合される。ランプ負荷21 〜2nには異
ワットのランブ負荷〔例えばFCL40W,FCL32
W,FCL30W〕が組み合わされる場合もある。
【0014】各共振回路31 〜3nの無負荷共振周波数
をf01〜f0nとし、先ず各ランプ負荷21 〜2n に十分
な始動電圧が得られる周波数f3 にてインバータ回路1
を発振させランプ負荷21 〜2n を点灯させる。ランプ
点灯後は図2に示すように点灯時の共振カーブA1 〜A
nに移行する。尚B1 〜Bn,B1 ’〜Bn ’は共振回路
1 〜3nの無負荷共振カーブを示す。
【0015】インバータ回路1の発振周波数は必要なラ
ンブ電流を得る為に点灯周波数をf 1 まで下げる。ここ
で本発明ではランブ負荷を一本以上外した時にインバー
タ回路1の発振周波数をf3 ’まで上げる(f3
3 ’)。これにより、外したランプ負荷を再装着した
時に、ランプ始動前に対応する共振回路は無負荷共振カ
ーブの遅相側にて動作するためインバータ回路1に過大
な電流が流れることを防止できる。また十分な始動電圧
が得られるので再装着ランプ負荷は十分始動点灯でき
る。
【0016】以下の構成を基本とする実施形態により本
発明を更に詳説する。 (実施形態1)図3は本実施形態の回路構成を示してお
り、本実施形態は直流変換部6として、商用電源(AC
100V)からなる交流電源ACを整流するダイオード
1 〜D4 からなるダイオードブリッジと、該ダイオー
ドブリッジの出力を電源とし、チョークコイルL0 とM
OSFETからなるスイッチング素子Q0 とダイオード
7 とコンデンサC0 より構成あれる昇圧チョッパとで
構成され、昇圧チョッパは、チョッパ制御部7により直
流電圧Eとして250Vを出力するよう動作している。
チョッパ制御部7は、力率改善用のIC〔例えばMC3
3262モトローラ社製〕などによって構成される。イ
ンバータ回路1は、MOSFETからなるスイッチング
素子Q1 ,Q2 でハーフブリッジ構成となっており、ス
イッチング素子Q1 ,Q2 を交互にオンさせる駆動回路
〔例えばIR2111,IR社(インターナシャナル・
レクチファイアー・コオーポレーション)製等で構成〕
4、インバータ制御部8により制御されている。
【0017】インバータ制御部8は図4に示すように汎
用のIC(例えば、μPC494NEC社製など)8a
等で構成され、IC8aはRT端子から流れ出す電流が
多いほど、発振周波数は高くなるもので、RT端子とグ
ランドの間には抵抗R15とコンデンサC12との並列回路
を接続するとともに、抵抗R16,R17、トランジスタQ
12の直列回路を接続している。そして抵抗R17、トラン
ジスタQ12の直列回路にはトランジスタQ11を並列接続
してある。そしてトランジスタQ11のベースは抵抗R18
を介して入力端子aに、またトランジスタQ12のベース
は抵抗R19を介して入力端子bに接続している。入力端
子aにはタイマ部10の出力tim1が、また入力端子
bにはランプ外れ検出部9の検出出力及びタイマ部10
の出力tim2 が接続される。
【0018】タイマ部8は図5に示すように電源電圧V
ccを抵抗R1 ,R2 で分圧して得られた基準電圧と、
電源投入時から抵抗R5 を介して充電されるコンデンサ
10の電圧とを比較するコンパレータCP1 と、電源電
圧Vccを抵抗R3 ,R4 で分圧して得られる基準電圧
と上記コンデンサC10の電圧とを比較するコンパレータ
CP2 等で構成され、コンパレータCP1 は電源投入か
らコンデンサC10の電圧が基準電圧を越えるまで出力t
im1 を”H”とし、コンパレータCP2 は電源投入か
らコンデンサC10の電圧が基準電圧を越えるまで出力t
im2 を”H”とするもので、出力tim1 ,tim2
の出力幅が図6(a)(b)に示すようになるように、
コンパレータCP1 ,CP2 の基準電圧を抵抗R1 ,R
2 やR3,R4 で設定している。抵抗R6 ,R7 はプル
アップ用抵抗、ダイオードD8 、D9 は逆流防止用ダイ
オードである。
【0019】電源電圧Vccは、ダイオードD1 〜D4
からなるダイオードブリッジの出力を抵抗R01とコンデ
ンサC01で平滑し、この平滑されたコンデンサC01の両
端電圧を更にツェナーダイオードZD01で一定化して得
られるものである。ランプ外れ検出部9は共振回路
1 ,32 のチョークコイルL2 ,L1 の2次巻線の出
力を取り込み、ランプ電流の有無によりランプ外れを検
出するもので、上記チョークコイルL2 の2次巻線とチ
ョークコイルL1 の2次巻線との極性を逆にしてその2
次出力を図7に示すようにコンデンサC21,C22と抵抗
8 ,R 9 とを介して加算し、その加算された電圧を抵
抗R10、R11で分圧した後、ダイオードD10で整流して
コンパレータCP3 の非反転入力端に入力するようにな
っている。コンパレータCP3 はその入力電圧と、電源
電圧Vccを抵抗R12,R 13で分圧して得られた基準電
圧とを比較してランプ外れ時には抵抗R14で電源電圧V
ccに吊り上げられた”H”出力を逆流防止用のダイオ
ードD11を介して発生するようになっている。
【0020】インバータ回路1の出力部にはチョークコ
イルL2 とコンデンサC4 とからなる共振回路31 や、
チョークコイルL1 とコンデンサC1 とからなる共振回
路3 2 が接続されており、これら共振回路31 ,32
インバータ回路1で励振してランプ負荷21 ,22 を始
動点灯させる。ここでランプ負荷21 としてFCL32
Wを、またランプ負荷22 として、FCL40Wの蛍光
ランブを使用している。共振回路31 ,32 のチョーク
コイルL2 ,L1 の2次巻線はランブ外れ検出部9に接
続され、ランブ外れ検出部9がランプ外れを検出すると
インバータ制御部8の発振周波数を変化させるように構
成されている。
【0021】而して、今交流電源ACが投入されると、
抵抗R01を介して、コンデンサC01に充電電流が流れ、
その両端電圧がツエナーダイオードZ01によって略12
Vとなり、該電圧が制御電源の電源電圧Vccとして各
部に供給される。これによりチョッパ制御部7、インバ
ータ制御部8が動作を開始し、平滑コンデンサC0 に略
250Vの直流電圧が発生する。ー方タイマ部10から
は、図6(a)(b)に示すようにtim1 、tim2
なる信号が電源投入と同時に出力される。インバータ制
御部8の信号入力端aには信号tim1 、信号入力端b
には信号tim 2 とランブ外れ検出部9の検出出力が接
続されているため、信号tim1 が”H”時にはトラン
ジスタQ11がオンして発振周波数がf5 、信号tim2
が”H”、信号tim1 が”L”の時にはトランジスタ
11がオフ、トランジスタQ12がオンして発振周波数f
3 となる。つまり図8のような周波数変化となる。周波
数f5 でランブ負荷21 ,22 を先行予熱し、その後ラ
ンプ負荷21 ,22 が放電開始するに十分な電圧を得ら
れる周波数f3 に変化してランプ負荷21 ,22 が始動
点灯する。信号tim2 が”L”となると、必要なラン
プ電流が得られる周波数f1 にて動作する〔通常点灯状
態〕。図8中Aは点灯時の共振カーブを示す。
【0022】ランプ外れ検出部9は、2灯のランプ電流
が打ち消し合うように〔チョークコイルL1 ,L2 の二
次巻線の極性を逆に〕接続しているため、出力は”L”
となっており、インバータ制御部8のIC8aのRT端
子から流れ出す電流は、通常点灯動作では抵抗R15で決
まる。ここで、ランブ負荷21 又は22 が抜かれるとラ
ンブ外れ検出部9の出力は”H”となり、インバータ制
御部8のトランジスタQ12がオンするため発振周波数は
3 ’(=f3 )に変化するが、もう一方のランブ負荷
2 又は21 は点灯を維持するため、光出力を得ること
ができる。
【0023】外れたランブ負荷21 又は22 を再装着し
ても、インバータ回路1は発振周波数f3 ’で動作して
いるため、つまり、再装着されたランブ負荷21 又は2
2 が点灯開始する前にその共振回路31 又は32 の無負
荷共振カーブの遅相B側にて動作しているため、特別な
手段を用いずともインバータ回路1のスイッチング素子
1 ,Q2 の耐量を超えることはない。また、ランプ負
荷21 又は22 の放電開始電圧を得ることができるので
ランブ負荷21 又は22 は点灯する。〔ランブ負荷の脱
着時に電源リセツトなどの手段を用いることなく再始動
可能となる。〕尚図8中B’は共振回路31 又は32
進相側の無負荷共振カーブを示す。本実施形態では周波
数f3 ’=f3 としたが、f3 ’は複数の無負荷共振周
波数の最も高いf0 よりも高く且つランプ負荷の放電開
始に十分な電圧が出力可能な周波数であれば、f3 と一
致させる必要はない。
【0024】また本実施形態では、電源投入後周波数を
5 →f3 に変化させる際、瞬時に切り替えているが、
周波数をスムーズに変化させれば、インバータ回路1の
スイッチング素子Q1 ,Q2 にかかるストレスをより低
減することができる。 (実施形態2)本実施形態は図9に示す構成となり、実
施形態1のランプ外れ検出部9の代わりにランプ電流検
出部11を備え、このランプ電流検出部11に共振回路
1 ,32 のチョークコイルL1 ,L2 の2次巻線が接
続され、またインバータ制御部8として図10に示す回
路が用いられている点で実施形態1と相違する。
【0025】ランプ電流検出部11は図11に示すよう
にチョークコイルL1 ,L2 の2次出力をコンデンサC
23,C24を通じて夫々取り込み、抵抗R20,R21の分圧
回路及び抵抗R22,R23の分圧回路で夫々分圧してその
分圧出力をダイオードD7 ,D7 ’によりオア接続し、
そのオア出力を図12に示すコンパレータCP4 で基準
値と比較し、エミレス等によってランプ電流が所定値以
上となったか否かを検出するようになっている。基準値
は抵抗R24,R25で電源電圧Vccを分圧して得るもの
であり、コンパレータCP4 は非反転入力端子に入力さ
れる上記オア出力が基準値を上回ると出力を”H”とす
るようになっている。尚抵抗R26はプルアップ抵抗、ダ
イオードD12は逆流防止用のダイオードである。
【0026】インバータ制御部8は図10に示すように
基本的には図4の実施形態1に用いたインバータ制御部
8の構成を用いているが、抵抗R15に抵抗R27を介して
トランジスタQ13を並列接続するとともに、該トラジス
タQ13のベース・エミッタ間にトランジスタQ14を並列
に接続し、トランジスタQ13のベースは抵抗R28を介し
て入力端子cに、またトランジスタQ14のベースは抵抗
29を介して入力端子b’に接続した回路を付加し、入力
端子cには上記コンパレータCP4 の出力を、また入力
端子b’には入力端子bと同様にタイマ部10の信号t
im2 を接続してある点で実施形態1のものと相違す
る。尚入力端子aにはタイマ部10の信号tim1 を、
また入力端子bにはタイマ部10の信号tim2 を接続
してある。
【0027】而して、今交流電源ACが投入されると、
抵抗R01を介して、コンデンサC01に充電電流が流れ、
その両端電圧はツエナーダイオードZ01によって略12
Vとなり、該電圧が制御電源の電源電圧Vccとして各
部に供給される。これによりチョッパ制御部7、インバ
ータ制御部8が動作を開始し、コンデンサC0 に略25
0Vの直流電圧が発生する。ー方タイマ部10からは、
tim1 、tim2 なる信号が電源投入と同時に出力さ
れる。インバータ制御部8の信号入力端aには信号ti
1 、信号入力端bには信号tim2 が接続されている
ため、信号tim1 が”H”時にはトランジスタQ11
オンして発振周波数がf5 、信号tim 2 が”H”、信
号tim1 が”L”の時にはトランジスタQ11がオフ、
トランジスタQ12がオンして発振周波数f3 となる。つ
まり図8のような周波数変化となる。周波数f5 でラン
ブ負荷21 ,22 を先行予熱し、その後ランプ負荷
1 ,22 が放電開始するに十分な電圧を得られる周波
数f3 に変化してランプ負荷2 1 ,22 が始動点灯す
る。信号tim2 が”L”となると、必要なランプ電流
が得られる周波数f1 にて動作する〔通常点灯状態〕。
【0028】ここで、接続されているランブ負荷21
は22 の少なくともどちらか一方が寿命末期となると、
ランブ電流検出部11の抵抗分圧している部分〔R20
21、あるいはR22とR23〕の電位が上昇し、出力信号
は”H”となる。従って、コンパレータCP4 の出力
は”H”となり、この時、信号tim2は”L”である
から、インバータ制御部8のトランジスタQ14はオフ、
トランジスタQ13はオン、発振周波数はf4 となる。こ
のとき、周波数f4 は複数の無負荷共娠周波数の最も高
いf0 よりも高く且つ正常ランプ負荷21 ,22 が点灯
維持可能な周波数となるよう、抵抗R27の値を設定して
おく。以上の電源投入からの周波数の変化を第13図に
示す。図13中Aは点灯時の共振カーブを、B,B’は
共振回路3 1 又は32 の遅相側、進相側の無負荷共振カ
ーブを示す。
【0029】また、寿命末期のランプ負荷が接続された
状態で電源投入されると、信号tim2 が”H”から”
L”に変化するとき、ランプ負荷がエミレス点灯した場
合、ランプ電流が大きいため、コンパレータCP4 の出
力は”H”となり、発振周波数がf3 からf4 に変化す
る。つまり、ランプ負荷が寿命末期になっても、インバ
ータ回路1は発振周波数f 4 で動作するため、ランプ負
荷が点灯すると共振回路の無負荷共娠カーブの遅相側で
動作し、特別な手段を用いずともインバータ回路1のス
イッチング素子Q1、Q2 の耐量を超えることはない。
【0030】(実施形態3)本実施形態の基本回路構成
を図14に示す。本実施形態は、基本的は実施形態1の
構成と同じであるが、実施形態1が2本のランプ負荷2
1 ,22 に対して本実施形態は2本以上のランプ負荷2
1 〜2n とそれに対応する共振回路3 1 〜3 n を設ける
るともに、直流カット用コンデンサC11〜C1nを備えた
構成のものでたランプ外れ検出部9の代わりに、各ラン
プ負荷21 〜2n のランプ電圧を夫々取り込み、ランプ
寿命を検出する図15に示すランプ寿命検出部12を設
け、図16に示すインバータ制御部8を用いた点で実施
形態1と相違する。
【0031】ランプ寿命検出部12は、図15に示すよ
うに各ランプ電圧をコンデンサC25 1 〜C25n を介して
取り込み夫々の電圧を抵抗R301 〜R30nと、R311
31n とで分圧し、その分圧出力をダイオードD201
20n によってオア接続し、そのオア出力と、基準値と
をコンパレータCP5 で比較して基準値をオア出力が越
えたときに”H”出力を発生するようになっている。基
準値は電源電圧Vccを抵抗R32、R33で分圧して得て
いる。また抵抗R34はプルアップ用抵抗、ダイオードD
13は逆流防止用ダイオードである。
【0032】インバータ制御部8は図16に示すように
トランジスタQ12のベースにオアゲートOR1 の出力を
接続してあり、オアーゲートOR1 は一方の入力端子b
1 にはタイマ部10の信号tim2 を、また他方の入力
端子b2 にはランプ寿命検出部12の検出出力を接続し
て、両入力端子b1 ,b2 の入力信号の論理和をとって
トランジスタQ12をオンさせるようになっている点と、
抵抗R15に抵抗R35を介して並列接続されたトランジス
タQ15と、入力端子dに接続されたランプ寿命検出出力
をノットゲートNT1 で反転した後ベースに接続するト
ランジスタQ16と、このトランジスタQ16に並列に接続
され、トランジスタQ16のオフ時に抵抗R36を介して充
電されるコンデンサC26と、このコンデンサC26の両端
電圧と基準値とを比較し、その比較出力をトランジスタ
15のベースに接続したコンパレータCP6 とを備えた
点で実施形態1のインバータ制御部8と相違する。コン
パレータCP6 の基準値は抵抗R37とR38とで電源電圧
Vccを分圧して得、またコンパレータCP5 の出力端
はプルアップ抵抗R39でプルアップしてある。
【0033】而して、交流電源ACが投入されてから通
常点灯に至るまでの発振周波数の変化は実施形態1と同
様であって図17に示す通りである。今、あるランブ負
荷、例えば21 が寿命末期になったとすると、そのラン
ブ負荷21 の両端電圧が大きくなり、ランプ寿命検出部
12中のコンパレータCP5 の出力は図18(c)に示
すように”H”となる。この時、インバータ制御部8の
トランジスタQ12は図18(e)に示すようにオンとな
り、一方トランジスタQ16は図18(g)に示すように
オンからオフとなる。同時にコンデンサC26は抵抗R36
を通じて流れる電流により充電を始め、抵抗R37、R36
で決まる基準値を越えるまでは図17に示すように発振
周波数はf3 を維持する。そして、基準値を越えるとコ
ンパレータCP6 の出力が”H”となり、トランジスタ
15が図18(f)に示すようにオンとなる。従って、
発振周波数は、抵抗R15,R16,R17,R35で決定され
るf4 となる。このとき、周波数f4 は複数の無負荷共
振周波数よりも高いf0 よりも高くかつ正常ランブが5
℃で点灯維持可能な周波数より低く設定しておく。
【0034】従って、複数のランブ負荷21 〜2n のう
ち、ある一本のランブ負荷が寿命末期となっても、イン
バータ回路1のスイッチング素子Q1 ,Q2 に過大なス
トレスがかかることを防止でき、かつ、光出力を得る事
ができる。また、f4 をもっと高い周波数にすると正常
なランブ負荷のフィラメントに流れる電流を低減でき正
常なランプ負荷にかかるストレスを低減できる。
【0035】尚図18(a)は信号tim1 を、同図
(b)は信号tim2 を、同図(d)はトランジスタQ
11の状態を、また図17のAは点灯時の共振カーブを、
B,B’は遅相側、進相側の無負荷共振カーブを夫々示
す。またfa は正常なランプ負荷が立ち消えする発振周
波数を示す。 (実施形態4)本実施形態は、ランプ外れ検出部9以外
にランプ電流検出部12を設け、図19に示すインバー
タ制御部8を設けた点で実施形態1と相違する。ランプ
外れ検出部9の構成は図7と同じ構成であり、ランプ電
流検出部12の構成は図11と同じであって、図12の
コンパレータ回路を用いる。
【0036】インバータ制御部8は、トランジスタQ12
のベースを、ダイオードD14を介して信号tim2 が接
続される入力端子aに接続するとともに、ランプ外れ検
出部9の検出出力が接続される入力端子eに接続し、抵
抗R15には並列に抵抗R38を介して接続したトランジス
タQ17を接続するとともに、トランジスタQ12のベース
・エミッタ間にトランジスタQ19を接続し、更にトラン
ジスタQ17のベース・エミッタ間にトランジスタQ18
接続し、トランジスタQ17のベース及びトランジスタQ
19のベースをランプ電流検出部12のコンパレータCP
4 の出力を接続する入力端子fに接続し、トランジスタ
18のベースを入力端子bに接続していある。
【0037】而して本実施形態では通常点灯に至るまで
の動作は、実施形態1と同様であり、動作状態を図20
に示す。この図20で示すように停止モードから、交流
電源ACが投入されると信号tim1 による予熱モード
(発振周波数f5 )から信号tim2 による始動モード
(発振周波数f3 )を経て、ランプ負荷21 ,22 が共
に正常点灯すると、通常点灯(FULLモード 発振周
波数f1 )となる。次に通常点灯状態にあるランプ負荷
1 ,22 の内のうち一方が外されると、ランプ外れ検
出部9の検出出力が”H”となり、インバー制御部8の
トランジスタQ12がオンするため発振周波数はf3
(=f3 )に変化するが、もう一方は点灯状態を維持す
る(1灯点灯モード)。
【0038】また通常点灯灯状態にあるランプ負荷が寿
命末期となると、ランプ電流検出部12のコンパレータ
CP4 の出力が”H”になり、インバータ制御部8のト
ランジスタQ17、Q19がオンして発振周波数はf4 に変
化する(寿命末期モード)。ここで、もし一本のランプ
負荷が外され、接続されているランプ負荷が寿命末期に
なった場合は、ランプ外れ検出部9の検出出力及びラン
プ電流検出部12のコンパレータCP4 の出力が共に”
H”となるが、インバータ制御部8のトランジスタQ19
がオンするため、トランジスタQ12はオンしない。従っ
て、発振周波数はf4 に変化する。つまりランプ外れよ
りもランプ寿命末期の検出を優先させている。これによ
り、インバータ回路1のスイッチング素子Q1 ,Q2
過大なストレスがかかることを防止するとともに、ラン
プ寿命末期の検出を優先させることにより、ランプ負荷
1 ,22 の管壁温度を下げることが可能となり、その
周辺部品の温度を下げて、より信頼性の高い点灯装置を
提供することができる。尚図20において(脱)はラン
プ外しを意味する。
【0039】(実施形態5)本実施形態は基本的な構成
は実施形態4と同じであるが、インバータ制御部8に接
続されるタイマ部10の構成が図21に示す構成となっ
ている点及びランプ電流検出部12に接続されるコンパ
レータ回路が図22に示すようにコンパレータCP4
の反転入力端子にランプ電流検出部12の検出出力を接
続し、基準値をコンパレータCP4 の非反転入力端子に
接続してある点で実施形態4と相違する。
【0040】タイマ部8は図21に示すようにコンデン
サC10に並列にトランジスタQ20を接続し、このトラン
ジスタQ20のベースにコンパレータCP4 ’の出力を接
続してある。而して本実施形態では通常点灯に至るまで
の動作は、実施形態1と同様で、発振周波数の変化の様
子を図23に示す。通常点灯状態にあるランプ負荷
1 ,22 のうち一方が外されると、ランプ外れ検出部
9の出力が”H”となり、インバータ制御部8のトラン
ジスタQ12がオンするため発振周波数はf3 に変化する
が、もう一方のランプ負荷は点灯維持している。ここ
で、さらにもう一方のランプ負荷も外されると、ランプ
電流検出部12の出力電位が下がり、コンパレータCP
4 の出力は”H”となる。この時、ランプ外れ検出部9
の出力は”L”である。従って、タイマ部8のトランジ
スタQ20はオンして、発振周波数はf5 つまり先行予熱
時の周波数に変化する。
【0041】そして、再びランブ負荷21 ,22 が接続
された場合、その共振回路31 ,3 2 の無負荷共振カー
ブの遅相側にてインバータ回路1が動作しているため、
スイッチング素子Q1 、Q2 に過度のストレスがかかる
ことを防止するとともに、ランプ電流検出部9の出力電
位が上がり、コンパレータCP4 ’の出力は”L”とな
り、トランジスタQ20はオフとなって、先行予熱→始動
→点灯と動作する。つまりランプ脱着再始動可能とな
る。
【0042】また無負荷時(全てのランプ負荷21 ,2
2 が外されている時)、先行予熱時の周波数f5 で動作
するが、このときインバータ回路1を間欠発振させるこ
とにより、スイッチング素子Q1 ,Q2 にかかるストレ
スを更に低減するこができる。 (実施形態6)本実施形態は図24に示す回路を基本構
成としており、主要部は実施形態1と略同じ構成となっ
ている。駆動回路4はインバータ制御部8から出力され
る数10KHzの矩形波信号を入力し、この入力した信
号が”H”レベル区間ではトラジスタQ21がオン、Q22
がオフとなり、電源電圧VccによりトランジスタQ21
を通じてスイッチング素子Q2 をオンさせ、このときス
イッチング素子Q23もオンとなりトランジスタQ24がオ
フ、Q25がオンとなりスイッチング素子Q1 をオフさせ
る。このときコンデンサC30を電源電圧Vccからダイ
オードD30を通じて充電しており、このコンデンサC30
の充電電圧をトランジスタQ24,Q25の駆動電源とする
ようになっている。そして矩形波信号が”L”レベル区
間ではトラジスタQ21がオフ、Q22がオンとなってスイ
ッチング素子Q2 をオフさせ、またスイッチング素子Q
23はオフするため、コンデンサC30を電源としてトラン
ジスタQ24がオン、Q25がオフとなり、スイッチング素
子Q1 をオンさせる。このようにしてインバータ回路1
のスイッチング素子Q1 ,Q2 を交互にオンオフさせる
のである。
【0043】インバータ回路1の出力に接続されている
共振回路31 ,32 のチョークコイルL1 ,L2 の2次
巻線を、図7に示すランブ外れ検出部9と図11のラン
ブ電流検出部12とに接続しており、ランプ電流検出部
12の出力は図12、図22のコンパレータCP4 、C
4 ’からなる回路に接続してある。インバータ制御部
8は図25に示す回路から構成されており、図19のイ
ンバータ制御部8の回路を基本とし、図12のコンパレ
ータCP4 の出力と基準値とを比較するコンパレータC
10の出力をダイオードD31を介してトランジスタQ 19
のコレクタに接続するとともに、コンパレータCP4
出力が”H”のときにオンするトランジスタQ27と、ト
ランジスタQ27がオンするとベース電流が流れてオン
し、コンデンサC20を充電させるトランジスタQ28と、
コンデンサC20の電圧と基準値とを比較し、出力をトラ
ンジスタQ17及びQ19のベースに接続したコンパレータ
CP11とを備えてある。抵抗R40とR41は電源電圧Vc
cを分圧してコンパレータCP10の基準値を得るための
抵抗であり、抵抗R42とR43は電源電圧Vccを分圧し
てコンパレータCP11の基準値を得るための抵抗であ
り、抵抗R44,R45はプルアップ抵抗である。
【0044】またトランジスタQ18のベースは、図26
に示すようにランプ外れ検出部9の検出出力が”H”
で、コンパレータCP4 の出力が立ち上がた時一定時間
幅のパルスを出力するパルス発生回路13の出力を接続
する入力端子gに接続してある。而して交流電源ACの
投入から始動点灯状態に至るまでは、他の実施形態1乃
至5と同様であり、周波数f1 にてランプ負荷21 ,2
1 は図27の区間に示すように通常点灯する。
【0045】もし通常点灯時において、ランプ負荷
1 ,22 の一方が外された場合、図30(b)に示す
ようにランプ外し検出部9の検出出力が発生し、インバ
ータ制御部8のトランジスタQ12が図30(k)に示す
ようにオンして発振周波数は抵抗R15,R16,R17で決
まり、図29の区間でf3 となる。また、接続されて
いるランプ負荷21 ,22 が寿命末期となると、図28
(a)又は図30(a)に示すようにランプ電流検出部
12のコンパレータCP4 の出力が”H”となり一定時
間をおいてインバータ制御部8のトランジスタQ27がト
ランジスタQ28がオンして一定時間後にコンパレータC
11の出力が図28(f)又は図30(f)に示すよう
に”H”となり、そのため図28(l)又は図30
(l)に示すようにトランジスタQ17がオンする。一方
コンパレータCP4の出力が”H”となると、コンパレ
ータCP10の出力が図28(g)又は図30(g)に示
すように”H”となり、図28(k)のようにトランジ
スタQ12がコンパレータCP11の出力が”H”になって
トランジスタQ19がオンするまでオンするか、或いは図
30(k)のようにトランジスタQ12がコンパレータC
11の出力が”H”になってトランジスタQ19が図28
(i)又は図30(i)に示すようにオンするまでオン
状態を継続する。コンパレータCP11の出力が上述した
ように”H”となり、トランジスタQ12がオフし、図2
8(l)又は図30(l)に示すようにトランジスタQ
17がオンすると、発振周波数は抵抗R15、R38で決ま
り、図27、図29の区間でf4 となる。この時、ラ
ンプ負荷21 又は2 2 の一灯が外されていても、ランプ
寿命末期が優先され、発振周波数はf4 となる。
【0046】さらに、接続されているランブ負荷21
2 が2本とも抜かれた時には、図30(e)に示すよ
うにコンパレータCP4 ’の出力が”H”となり、図2
1に示すタイマ部8のトランジスタQ20がオンして信号
tim1 ,tim2 が図30(c)(d)に示すように
共に”H”となり、そのためトランジスタQ18が図30
(h)に示すようにオンとなり、そのためトランジスタ
13,Q19がオフする。従ってトランジスタQ12が図3
0(k)に示すようにオンし、また信号tim 1 により
及びトランジスタQ11が図30(i)に示すようにオン
し、結果発振周波数は抵抗R15,R18で決まり、図29
の区間で周波数はf5 に変化する。
【0047】周波数f3 ,f4 ,f5 は、いずれもラン
ブが点灯開始する前のその共振回路の無負荷共振カーブ
の遅相側であるから、どの場合でも特別な手段を用いず
ともインバータ回路のスイッチング素子Q1 ,Q2 の耐
量を超えることはなく、インバータ各素子のストレス低
減,破壊防止に有効である。図28(b)は図30
(b)のランプ外れ検出出力を示す、図28(c)
(d)は図30(c)(d)と同様に信号tim1 ,t
im2 を示し、図28(e)は図30(e)と同様にコ
ンパレータCP4 ’の出力を示す。また図28(h)は
図30(h)と同様にトランジスタQ18の動作を示し、
図28(i)は図30(i)と同様にトランジスタQ11
の動作を、また図28(j)は図30(j)と同様にト
ランジスタQ11の動作を、更に図28(k)は図30
(k)と同様にトランジスタQ12の動作を示す。
【0048】ところで、インバータ制御部8に、第31
図のように、抵抗R18とトランジスタQ11の直列回路
に、抵抗R46とトランジスタQ40の直列回路を接続し、
更にこのトランジスタQ40のベース・エミッタ間にトラ
ンジスタQ41を接続し、トランジスタQ40のベースには
調光信号Sを、またトランジスタQ41のベースには信号
tim2 及びランプ外れ検出出力を接続するともにコン
パレータCP10の出力を接続した調光部15が加わった
回路を用いることにより、通常点灯状態として、調光可
能な点灯装置とすることができる。この場合、調光信号
Sがあると、トランジスタQ40がオンして抵抗R46が発
振周波数の決定要素として加わえて調光を行うものであ
るが、その他〔ランプ寿命、ランプ外れ、無負荷〕の信
号がある場合にはトランジスタQ41がオンして調光信号
SをバイパスしてトランジスタQ40をオフさせるように
なっている。つまり他の信号を調光信号Sに対して優先
させている。
【0049】尚本実施形態に於いては、整流手段として
昇圧チョッバ6を用いたが、この手段は特に限定するも
のではない。また、インバータ回路1もハーフブリツジ
型を用いて説明したが、その他のインバータ回路でもか
まわない。複数のランプ負荷についても同じワットでも
異ワットでもかまわない。 (実施形態7)本実施形態は実施形態6の図24に示す
構成を基本として図32に示すようにインバータ制御部
8の発振周波数に連動して昇圧チョッパからなる直流変
換部66が動作する回路を付加している。
【0050】つまりインバータ制御部8から駆動回路4
を通じてインバータ回路1のスイッチング素子Q2 に図
33(a)に示す駆動信号を、また該駆動信号を反転し
た駆動信号をスイッチング素子Q1 に与えられ、両スイ
チング素子Q1 ,Q2 が交互にオンオフを繰り返して動
作しているときに、スイッチング素子Q2 のオン時ドレ
イン・ソース間に流れる電流lD-Q2は図33(b)に示
すようになり、また直流変換部6のスイッチング素子Q
0 には図33(c)に示す駆動信号が与えれ。スイッチ
ング素子Q0 のオン時にドレイン・ソース間に流れる電
流l0 -Q0 は図33(d)に示すようになる。
【0051】チョッパ制御部7には、平滑コンデンサC
0 に並列に分圧抵抗R50とR51の直列回路を接続し、こ
の分圧回路の抵抗51に並列接続したコンデンサC50の両
端電圧をを取り込んで、オンデュティを決定している。
図33(c)(d)に斜線で示した変化幅はチョッバ出
力電圧のリップル電圧により決定される。本実施形態で
は、図に示す様にスイッチング素子Q0 とインバータ回
路1のスイッチング素子Q2 は連動しながら同一の周波
数にて動作している。又、インバータ回路1のスイッチ
素子Q1 ,Q2 は図33(a)では略50%のオンデュ
ティで動作している。
【0052】上記図33の場合には発振周波数を50k
Hzの場合を示しているが、次に一灯点灯時やランプ寿
命末期時等直流変換部6の負荷が非常に軽負荷となって
チョパ6の出力電圧が異常に昇圧するのを防止するため
に、これらが検出されたときにはインバータ制御部8は
発振周波数を略80kHzに移行する。この場合の各部
の波形は図34(a)〜(d)に示すようになる。この
場合図34(a)に示すスイッチング素子Q2 のオンデ
ュテを略50%にて、動作させているが、一方直流変換
部6のスイッチング素子Q0 のオンデュティ幅は図33
(b)の時より図34(b)に示すように狭くする。こ
のように、発振周波数を上げながら直流変換部6のオン
デュティ幅を狭くするように制御することにより直流変
換部6の出力電圧を異常に昇圧することを防止できる。
本実施形態における、インバータ回路1の発振周波数,
スイッチング素子Q1 ,Q2 のオンデュティ、直流変換
部6のスイッチング素子Q0 のオンデュティ等は一例で
あり他の例にも適用可能である。その他の回路について
は実施形態6と同様であり、周波数の変化も同様であ
る。
【0053】図35は本実施形態の動作変化をまとめた
もので、ランブ外れ、ランブ寿命末期、ランプ無負荷な
どの状態でもインバータ回路1のスイッチング素子
1 、Q 2 かかるストレス低減を低滅できる。尚図35
は基本的には実施形態4で図19により示した流れ図と
同じであるが、実施形態6の図31で示した調光部15
を併設した場合における調光モード(DIMモード)を
加えている。 尚本実施形態で用いるチョッパ制御部
8、インバータ制御部8、タイマ部10、ランプ電流検
出部12は具体的には実施形態6に於ける回路を用いて
おり、これらの回路構成はコンパレータCP4 ,C
4 ’の回路を含めて一個のバイポーラICにて構成す
ることも可能である。
【0054】
【発明の効果】請求項1の発明では、一つのインバータ
回路の出力に並列に接続される複数の共振回路を備え、
共振回路の一端に結合される複数のランプ負荷を含む負
荷回路を複数備えた放電灯点灯装置において、点灯時の
共振周波数を無負荷時の共振周波数より低くし且つ始動
から点灯に至る動作が遅相領域で為されるようにインバ
ータ回路の発振周波数を限定したものであって、ランプ
負荷外れを検出する手段と、該手段が少なくともランプ
負荷が一灯外れたことを検出したときに複数の無負荷共
振周波数の内最も高く且つ始動動作時に十分な電圧が出
力可能な周波数となるようにインバータ回路の発振周波
数を制御する手段とを備えたので、ランプ負荷の外れが
あっても残りのランプ負荷を点灯維持することができ、
しかもランプ負荷が外れた場合共振回路の進相領域で動
作することがないので、外れたランプ負荷を再装着され
ても、特別な保護回路を設けずともインバータ回路のス
イッチング素子に過大な電流が流れるのを防止しつつ再
始動できるいう効果がある。
【0055】また請求項2の発明では、一つのインバー
タ回路の出力に並列に接続される複数の共振回路を備
え、共振回路の一端に結合される複数のランプ負荷を含
む負荷回路を複数備えた放電灯点灯装置において、点灯
時の共振周波数を無負荷時の共振周波数より低くし且つ
始動から点灯に至る動作が遅相領域で為されるようにイ
ンバータ回路の発振周波数を限定し、ランプ負荷の寿命
末期を検出する手段と、該手段がランプ負荷の寿命末期
を検出すると、点灯維持可能な周波数よりも低い保護動
作用の周波数にインバータ回路の発振周波数を制御する
手段とを備えたので、ランプ負荷の何れかが寿命末期に
なっても、共振回路の進相領域で動作することがないの
で、特別な保護回路を設けずともインバータ回路のスイ
ッチング素子に過大な電流が流れるのを防止することが
できるという効果がある。
【0056】請求項3の発明では、請求項2の発明にお
いて、上記保護動作用の周波数を略5℃において正常な
ランプ負荷が立ち消えしない周波数に設定したので、保
護動作時にあっても低温時においても立ち消えすること
がなく、光出力を確保できる。請求項4の発明では、請
求項2の発明において、点灯動作から保護動作に移行す
る際に、一定期間始動動作時の発振周波数でインバータ
回路を動作させるので、インバータ回路のスイッチング
素子にかかるストレスをより低減することがでる。
【0057】更に請求項5の発明では、一つのインバー
タ回路の出力に並列に接続される複数の共振回路を備
え、共振回路の一端に結合される複数のランプ負荷を含
む負荷回路を複数備えた放電灯点灯装置において、点灯
時の共振周波数を無負荷時の共振周波数より低くし且つ
始動から点灯に至る動作が遅相領域で為されるようにイ
ンバータ回路の発振周波数を限定したものであって、ラ
ンプ負荷外れを検出する手段と、該手段が少なくともラ
ンプ負荷が一灯外れたことを検出したときに複数の無負
荷共振周波数の内最も高く且つ始動動作時に十分な電圧
が出力可能な周波数となるようにインバータ回路の発振
周波数を制御する手段と、ランプ負荷の寿命末期を検出
する手段と、該手段がランプ負荷の寿命末期を検出する
と、点灯維持可能な周波数よりも低い保護動作用の周波
数にインバータ回路の発振周波数を、優先的に制御する
手段とを備えたので、請求項1、請求項2の発明と同様
な効果が有るとともに、ランプ寿命末期の検出による動
作を優先させているため、ランプ負荷の管璧温度を下げ
ることが可能となり、その周辺部品の温度を下げて、よ
り信頼性の高い放電灯点灯装置を得ることができるとい
う効果がある。
【0058】また更に請求項6の発明では、一つのイン
バータ回路の出力に並列に接続される複数の共振回路を
備え、共振回路の一端に結合される複数のランプ負荷を
含む負荷回路を複数備えた放電灯点灯装置において、点
灯時の共振周波数を無負荷時の共振周波数より低くし且
つ始動から点灯に至る動作が遅相領域で為されるように
インバータ回路の発振周波数を限定したものであって、
ランプ負荷を予熱するための予熱動作時のインバータ回
路の発振周波数を始動動作時の発振周波数よりも高く
し、且つ無負荷時には予熱動作時の発振周波数にインバ
ータ回路の発振周波数を移行させる手段を備えので、無
負荷時には上記請求項1と同様に、共振回路の進相領域
で動作することなく、特別な保護回路を設けずともイン
バータ回路のスイッチング素子に、過大な電流が流れる
のを防止でき、しかもランプ負荷の再装着時には先行予
熱を経て再始動ができるという効果がある。
【0059】請求項7の発明では、請求項1乃至請求項
6の発明において、複数のランプ負荷とは、異なるワッ
トの放電灯を含むので、異なるランプ負荷が複数接続さ
れているものにも各請求項の発明の効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本的な回路構成図である。
【図2】同上の動作説明図である。
【図3】本発明の実施形態1の回路構成図である。
【図4】同上のインバータ制御部の回路図である。
【図5】同上のタイマ部の回路図である。
【図6】同上のタイマ部の動作説明用タイムチャートで
ある。
【図7】同上のランプ外れ検出部の回路図である。
【図8】同上の動作説明図である。
【図9】本発明の実施形態2の回路構成図である。
【図10】同上のインバータ制御部の回路図である。
【図11】同上のランプ電流検出部の回路図である。
【図12】同上のコンパレータ回路の回路図である。
【図13】同上の動作説明図である。
【図14】本発明の実施形態3の回路構成図である。
【図15】同上のランプ寿命検出部の回路図である。
【図16】同上のインバータ制御部の回路図である。
【図17】同上の動作説明図である。
【図18】同上の動作説明用タイムチャートである。
【図19】本発明の実施形態4のインバータ制御部の回
路図である。
【図20】同上の動作説明用の流れ図である。
【図21】本発明の実施形態5のタイマ部の回路図であ
る。
【図22】同上のコンパレータ回路の回路図である。
【図23】同上の動作説明図である。
【図24】本発明の実施形態6の回路構成図である。
【図25】同上のインバータ制御部の回路図である。
【図26】同上のパルス発生回路の回路構成図である。
【図27】同上の動作説明図である。
【図28】同上の動作説明用タイミングチャートであ
る。
【図29】同上の動作説明図である。
【図30】同上の動作説明用タイミングチャートであ
る。
【図31】同上の別のインバータ制御部の回路図であ
る。
【図32】本発明の実施形態7の回路図である。
【図33】同上の動作説明用タイミングチャートであ
る。
【図34】同上の動作説明用タイミングチャートであ
る。
【図35】同上の動作説明用の流れ図である。
【図36】従来例の回路構成図である。
【図37】同上の動作説明図である。
【符号の説明】
1 インバータ回路 21 〜2n ランプ負荷 31 〜3n 共振回路 6 直流変換部 AC 交流電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北堂 正晴 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 木寺 和憲 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 ▲松▼本 多津彦 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一つのインバータ回路の出力に並列に接続
    される複数の共振回路を備え、共振回路の一端に結合さ
    れる複数のランプ負荷を含む負荷回路を複数備えた放電
    灯点灯装置において、点灯時の共振周波数を無負荷時の
    共振周波数より低くし且つ始動から点灯に至る動作が遅
    相領域で為されるようにインバータ回路の発振周波数を
    限定したものであって、ランプ負荷外れを検出する手段
    と、該手段が少なくともランプ負荷が一灯外れたことを
    検出したときに複数の無負荷共振周波数の内最も高く且
    つ始動動作時に十分な電圧が出力可能な周波数となるよ
    うにインバータ回路の発振周波数を制御する手段とを備
    えたことを特徴とする放電灯点灯装置。
  2. 【請求項2】一つのインバータ回路の出力に並列に接続
    される複数の共振回路を備え、共振回路の一端に結合さ
    れる複数のランプ負荷を含む負荷回路を複数備えた放電
    灯点灯装置において、点灯時の共振周波数を無負荷時の
    共振周波数より低くし且つ始動から点灯に至る動作が遅
    相領域で為されるようにインバータ回路の発振周波数を
    限定し、ランプ負荷の寿命末期を検出する手段と、該手
    段がランプ負荷の寿命末期を検出すると、点灯維持可能
    な周波数よりも低い保護動作用の周波数にインバータ回
    路の発振周波数を制御する手段とを備えたことを特徴と
    する放電灯点灯装置。
  3. 【請求項3】上記保護動作用の周波数を略5℃において
    正常なランプ負荷が立ち消えしない周波数に設定したこ
    とを特徴とする請求項2記載の放電灯点灯装置。
  4. 【請求項4】点灯動作から保護動作に移行する際に、一
    定期間始動動作時の発振周波数でインバータ回路を動作
    させることを特徴とする請求項2記載の放電灯点灯装
    置。
  5. 【請求項5】一つのインバータ回路の出力に並列に接続
    される複数の共振回路を備え、共振回路の一端に結合さ
    れる複数のランプ負荷を含む負荷回路を複数備えた放電
    灯点灯装置において、点灯時の共振周波数を無負荷時の
    共振周波数より低くし且つ始動から点灯に至る動作が遅
    相領域で為されるようにインバータ回路の発振周波数を
    限定したものであって、ランプ負荷外れを検出する手段
    と、該手段が少なくともランプ負荷が一灯外れたことを
    検出したときに複数の無負荷共振周波数の内最も高く且
    つ始動動作時に十分な電圧が出力可能な周波数となるよ
    うにインバータ回路の発振周波数を制御する手段と、ラ
    ンプ負荷の寿命末期を検出する手段と、該手段がランプ
    負荷の寿命末期を検出すると、点灯維持可能な周波数よ
    りも低い保護動作用の周波数にインバータ回路の発振周
    波数を、優先的に制御する手段とを備えたことを特徴と
    する放電灯点灯装置。
  6. 【請求項6】一つのインバータ回路の出力に並列に接続
    される複数の共振回路を備え、共振回路の一端に結合さ
    れる複数のランプ負荷を含む負荷回路を複数備えた放電
    灯点灯装置において、点灯時の共振周波数を無負荷時の
    共振周波数より低くし且つ始動から点灯に至る動作が遅
    相領域で為されるようにインバータ回路の発振周波数を
    限定したものであって、ランプ負荷を予熱するための予
    熱動作時のインバータ回路の発振周波数を始動動作時の
    発振周波数よりも高くし、且つ無負荷時には予熱動作時
    の発振周波数にインバータ回路の発振周波数を移行させ
    る手段を備えたことを特徴とする放電灯点灯装置。
  7. 【請求項7】複数のランプ負荷とは、異なるワットの放
    電灯を含むことを特徴とする請求項1乃至6記載の放電
    灯点灯装置。
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