JPH10326397A - 通報履歴記憶機能を有した緊急通報電話装置 - Google Patents

通報履歴記憶機能を有した緊急通報電話装置

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JPH10326397A
JPH10326397A JP13356397A JP13356397A JPH10326397A JP H10326397 A JPH10326397 A JP H10326397A JP 13356397 A JP13356397 A JP 13356397A JP 13356397 A JP13356397 A JP 13356397A JP H10326397 A JPH10326397 A JP H10326397A
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emergency
supporter
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JP13356397A
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Kazuo Fukuda
一生 福田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】緊急ボタンの押下に応じて在宅介護支援センタ
ーなどに通報をしたときに、その通報の履歴を記憶する
機能を有する緊急通報電話装置の提供。 【解決手段】一人暮らしの老人などの弱者の操作に応じ
て生成され、在宅介護支援センター等の支援者へ通報さ
れるべき緊急ボタン21の押下の情報が入力される通報
イベントIF回路16と、該情報が回路16へ入力され
たとき支援者の通信装置の電話番号を電話回線1へ送信
し、支援者通信装置が該電話番号に応答したときは電話
回線1を介して前記情報を支援者通信装置へ送信する自
動送信手段(14,20,6,5,4,3,2)とを有
する緊急通報電話装置において、通報制御メモリ17及
び時計15を備え、自動送信手段は、回路16へ前記情
報が入力されたときは、該情報の種類、電話番号、該情
報を送信した時の時刻および該情報の送信の有無を通報
履歴データとしてメモリ17へ記憶する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、独居老人、寝たき
り老人などの如く災害や病気に対して適切な行動を自ら
とるのが困難ないわゆる社会的な弱者の自宅などに設置
され、火災の発生や急病などの際に支援を求める弱者の
情報を在宅介護支援センターや介護協力者等の支援者へ
伝達するのを容易にする緊急通報電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の緊急通報電話装置については、
日本アビオニクス株式会社の技術誌編集委員会から平成
8年3月31日に発行された技術誌”Avio技報”V
ol.17,No.1の36〜46ページに掲載された
福田一生他著の『新「おとなりさん」緊急通報システム
の開発』なる論文に詳しい記載がある。
【0003】通常のプッシュボタン式の電話機で、火災
の発生や自分の急病などの緊急事態を在宅介護支援セン
ターや介護協力者等の支援者へ伝達するには、通報する
べき電話の相手を決め、その相手の電話番号を調べ、電
話機のハンドセットを持ち上げ(オフフックし)、プッ
シュボタンを順次に押下して通報先の電話番号を入力
し、相手が応答したら用件を話すという手順を採る必要
がある。
【0004】このような一般的な方法で弱者が緊急時に
電話をすると、電話先を決めるとき、電話番号を調べる
とき、電話番号を入力するとき、及び用件を話すとき、
にそれぞれかなりの時間を要する。また、慌てたり驚い
たりという精神的ショック状態に陥ったことにより、或
いは肉体的障害より、通報ができないこともある。この
ような事態を避ける手段として開発され実用化されてい
るのが、福田などの前記論文に記載された新「おとなり
さん」緊急通報システムである。
【0005】新「おとなりさん」緊急通報システムにお
いて、弱者側の自宅に設置されるのが緊急通報電話装置
である。この緊急通報電話装置には、緊急ボタンが備え
られている。火災発生や急病のときには、独り暮らしの
老人等の弱者はとにかく緊急ボタンを押下すれば、緊急
事態の発生を通報するべく予め定められた相手(在宅介
護支援センターや協力者)に電話を掛け、相手が電話に
応答する(オフフックする)と通話路を形成する。
【0006】この従来の緊急通報電話装置は、緊急ボタ
ンの押下の情報が入力される入力インターフェース、お
よびその入力インターフェースに入力された緊急ボタン
押下の情報で起動される自動送信手段を備える。この自
動送信手段はメモリ付きのマイクロプロセッサを有す
る。そのメモリには、予め定められた複数(例えば4箇
所)の相手の電話番号、および各電話番号に対応付けら
れた優先順位が記憶されている。
【0007】緊急ボタンの押下の情報が入力インターフ
ェースからマイクロプロセッサへ入力されると、優先順
位の高い電話番号をまず発信し、その電話番号の相手が
応答しないときは次の優先順位の電話番号を発信する。
このようにして、マイクロプロセッサの制御により、自
動送信手段は予め定められた優先順位に従って順次に通
報先に電話を自動的に掛ける。予め定めた通報の相手の
全てに電話を掛けてもいずれも応答しなかったときは、
さらに優先順位の高い相手から再度順に電話を掛け、緊
急事態の通報がどこかにできるまで呼び出しを繰り返
す。そこで、この緊急通報電話装置を用いれれば、非常
時にも弱者は確実に適切な相手に電話を掛けることがで
きる。
【0008】この緊急通報電話装置から電話を受けるの
は在宅介護支援センター等の支援者側の電話機等の通信
装置である。この支援者通信装置に留守番電話機能を付
加することにより、緊急電話の際に交わされた会話の内
容などを記録し、弱者の通報に応じた処置が適切であっ
たか否か等を後日に調査するに当たって必要となる情報
を得ることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の緊急
通報電話装置では、何時、どのような種類の情報が入力
され、どの相手の電話番号が送信され、その送信に対す
る結果はどうであったかといった通報履歴は記録されな
い。そこで、従来の緊急通報電話装置から緊急事態等の
通報をしたときは、最も必要な相手に電話をしたときに
その相手が応答したのか又はその相手が不在で応答しな
かったのか、或いは応答したとすれば相手は何回目の呼
び出しに応答したのか、更には機器や電話回線の不具合
で通報できなかったのかといった情報を後日に得ること
ができなかった。したがって、従来の緊急通報電話装置
で通報をしたときにおける事故調査や、緊急通報システ
ムの改善のための実績調査に必要な情報を得るのが困難
であった。
【0010】そこで、本発明の目的は、通報履歴を記憶
する機能を有する緊急通報電話装置の提供にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに本発明は次の手段を提供する。
【0012】一人暮らしの老人などの弱者の操作に応
じて生成され又は火災センサ等のセンサで感知され、在
宅介護支援センターや介護協力者等の支援者へ通報され
るべき弱者側の情報が入力される入力手段と、該情報が
前記入力手段へ入力されたとき前記支援者の通信装置の
電話番号を電話回線へ送信し、該支援者通信装置が該電
話番号に応答したときは該電話回線を介して前記情報を
前記支援者通信装置へ送信する自動送信手段とを有する
緊急通報電話装置において、不揮発性メモリ及び時計を
備え、前記自動送信手段は、前記入力手段へ前記情報が
入力されたときは、該情報の種類、前記電話番号、該情
報を送信した時の前記時計の時刻および該情報の送信の
有無の内の少なくとも1つを通報履歴データとして前記
不揮発メモリへ記憶することを特徴とする通報履歴記憶
機能を有した緊急通報電話装置。
【0013】前記支援者通信装置から前記回線を介し
て送られるコマンドを解読するコマンド解読手段と、該
コマンド解読手段が前記通報履歴データの読取を命令す
る読取コマンドを解読したとき前記不揮発メモリから前
記通報履歴データを読み出す読出手段と、該読出手段で
読み出した前記通報履歴データを音声信号に変換する変
換手段とを備え、前記自動送信手段は、前記変換手段の
出力の前記音声信号を前記回線を介して前記支援者通信
装置へ送信することを特徴とする前記に記載の緊急通
報電話装置。
【0014】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を挙げ、
本発明を一層詳しく説明する。
【0015】図1は、本発明の一実施の形態である緊急
通報電話装置のブロック回路図である。本図において、
1は電話回線、2は転極検出回路、3はダイオードブリ
ッジ回路、4はオフフック回路、5はスピーチネットワ
ーク回路、6はPB信号(プッシュボタン信号)送信回
路、7はPB信号受信回路、8は音声信号回路、9は音
声合成回路、10,11は増幅器、12はスピーカ、1
3はマイクロフォン、14は主制御回路、15は時計回
路、16は通報イベントIF回路(インターフェース回
路)、17は通報制御メモリ、20は主制御回路14の
バス、21は緊急ボタンスイッチ、22は火災センサ出
力線、23は停電検出回路出力線、L1,L2は2線式
電話回線入力端子である。
【0016】転極検出回路2は、電話回線1の極性の変
化を検出する回路である。電話回線の極性には、L1の
電位がL2の電位より高い場合と、L1の電位がL2の
電位より低い場合とがあり、相手側電話機に電話番号を
送出し、その電話番号の電話機がオフフックされ、すな
わち送信側電話機(図1の電話機)と相手側電話機との
間に電話回線1を介した通話路が形成されると、その極
性が反転する。主制御回路14は、メモリ付きマイクロ
プロセッサであり、バス20経由で反転検出回路2の出
力を受けることにより、呼び出し中の相手側電話機の呼
び出しが成功したか否か、すなわち相手側電話機との間
に通話路が形成されたか否を知ることができる。
【0017】ダイオードブリッジ回路3は、交流信号を
扱う電話回線1側と直流信号を扱うスピーチネットワー
ク回路5側との間に設けられた交流直流相互変換回路で
ある。オフフック回路4は、トランジスタでなるスイッ
チ回路であり、バス20を介して主制御回路14から供
給されるオフフック信号によりON/OFFが制御され
る。主制御回路14は、電話番号の送信に先立ってオフ
フック回路4をONにし、通話の終了の時にオフフック
回路4をOFFにする。
【0018】スピーチネットワーク回路5は、2線回路
と4線回路との相互変換をするハイブリッド回路であ
り、専用の集積回路として市販されている。プッシュボ
タン信号送信回路6は、主制御回路14から供給される
電話番号等の命令コードをプッシュボタン信号に変換す
る回路である。プッシュボタン信号受信回路7は、相手
側電話機から電話回線1、スピーチネットワーク回路5
を介して送られた応答信号等のプッシュボタン信号を命
令コードに変換し、主制御回路14へ送る回路である。
【0019】音声信号回路8は、スピーチネットワーク
回路5から供給されるプッシュボタン信号を音声信号に
変換し、この音声信号を増幅器10を介して、スピーカ
12へ供給する。さらに、音声信号回路8は、マイクロ
フォン13から増幅器11を介して供給され、或いは音
声合成回路9から供給される音声信号をプッシュボタン
信号に変換し、スピーチネットワーク回路5へ導く。電
話の相手との通話の際には、マイクロフォン13に音声
を入力し、電話相手の音声をスピーカ12から聞く。
【0020】この実施の形態の緊急通報電話装置は、一
人暮らしの老人などの弱者の住宅に設置される。身体の
具合が急に悪くなったようなときには、この緊急通報電
話装置の使用者は緊急ボタン21を押下する。緊急ボタ
ン21が押下されると、通報イベントIF回路16(前
述の入力手段に相当)には、その緊急ボタン21から地
気電位が入力される。また、火災が発生し、火災センサ
で火災が検知されると、火災センサ出力線22から同様
に地気電位が通報イベントIF回路16へ供給される。
さらに、この緊急通報電話装置の電源が遮断されると、
停電検出回路が停電であると判断し、停電検出回路出力
線23へ地気電位を供給する。この緊急通報電話装置
は、予備電源としてバッテリーを備えるので、停電後5
時間程度の期間は作動を継続する。通報イベントIF回
路16は、支援者へ通報するべきその他の情報、例えば
相談の希望ボタンの押下、ガス漏れセンサの出力、窓開
センサ(盗難センサ)の出力などを受け付けることがで
きるが、緊急通報ボタン21の押下や火災センサ出力線
22と同様に対処できるので、図1では図示を省略して
ある。
【0021】通報イベントIF回路16は、緊急ボタン
21を介して入力される緊急信号(この実施の形態では
地気電位)を、マイクロプロセッサでなる主制御回路1
4が解読できる信号形式に変換し、バス20へ送出す
る。バス20上の信号はディジタル信号である。通報イ
ベントIF回路16は、火災センサ出力線22から入力
される火災センサ出力信号及び停電検出回路出力線23
から入力される停電検出回路出力信号も、緊急信号と同
様に信号変換し、主制御回路14へバス20経由で供給
する。
【0022】いま、緊急ボタン21が押下され、通報イ
ベントIF回路16へ地気電位が供給され、緊急ボタン
が押下されたことを表す信号(緊急ボタン押下信号と称
する)が通報イベントIF回路16からバス20経由で
主制御回路14へ供給されたとする。
【0023】主制御回路14には、緊急ボタン21が押
下されたときに採るべき所定の手順、及び緊急ボタン2
1の押下を知らせるべき相手先(在宅介護支援センター
や協力者などの支援者の通信装置)の電話番号等がメモ
リへコードで予め記憶してある。この実施の形態では、
緊急ボタン21が押下されたときに送信するべき電話番
号は第1から第4までの4つである。各電話番号には第
1から第4までの優先順位がそれぞれ対応付けられてお
り、これらの優先順位も電話番号と同じメモリにテーブ
ル形式で記憶されている。このメモリは、マイクロプロ
セッサの一部をなすRAMでもよいし、EEPROM等
の半導体メモリ、或いは外付けのフロッピーディスク等
の記憶装置のいずれで構成しても差し支えない。
【0024】主制御回路14は、緊急ボタン押下信号を
受けると、メモリを検索し、定められた電話番号を優先
順位の高いものから順に読み出し、読み出したその電話
番号をプッシュボタン信号送信回路6へ送る。このと
き、主制御回路14は、オフフック回路4へオフフック
信号を送り、オフフック回路4をONにしておく。プッ
シュボタン信号送信回路6は、コードで表された電話番
号をプッシュボタン信号に変換し、スピーチネットワー
ク回路5へ送る。スピーチネットワーク回路5は、オフ
フック回路4、ダイオードブリッジ回路3、転極検出回
路2、電話回線1を介して支援者通信装置へその電話番
号(該支援者通信装置の電話番号)を送信する。相手側
の支援者通信装置は、その電話番号に応じた呼(call)
を受付けると、応答信号で返信するので、転極検出回路
2は電話回線1の転極を検出する。すると、主制御回路
14は、支援者通信装置がオフフックして通話路が形成
されたことを認識する。
【0025】通話路が形成されると、主制御回路14
は、自分の属する緊急通報電話装置の電話番号及び緊急
ボタン押下を表すコードをプッシュボタン信号送信回路
6へ送出する。プッシュボタン信号送信回路6は、その
コードをプッシュボタン信号に変換する。プッシュボタ
ン信号送信回路6から出力されたプッシュボタン信号は
スピーチネットワーク回路5、オフフック回路4等を介
して支援者通信装置へ伝送され、支援者通信装置ではそ
のプッシュボタン信号で表された電話番号及び緊急ボタ
ン押下信号を解読し、緊急事態の発生及び緊急事態を発
信した弱者の氏名等を音声及び画面に出力する。
【0026】支援者通信装置から支援者が『もしもし、
どうしましたか。』などという応答をすると、応答音が
スピーカ12から音声で出力される。この応答音を確認
したこの図1の緊急通報電話装置の使用者(弱者)はマ
イクロフォン13に向かって緊急通報の内容を話す。緊
急通報が終了すると、支援者は支援者通信装置をオンフ
ックする。このとき、電話回線1の極性が反転するか
ら、転極検出回路2はその転極を検出する。主制御回路
14は、その転極検出から、通話の終了を認識し、オフ
フック回路4にオンフックを命令し、オフフック回路4
をOFFにする。以上に、緊急ボタン21の押下に始ま
り、通話路の形成、通報、通報の終了による通話路の解
放までの本電話装置の一連の作動を説明した。
【0027】最初に送信した第1優先順位の電話番号の
支援者通信装置から一定時間内に応答信号が返信されな
いときは、主制御回路14は第2優先順位の電話番号を
送出する。もし、第2優先順位の相手からも応答がない
ときは、さらに第3優先順位の電話番号を送信し、第3
優先順位の相手からも応答がないときは、さらに第4優
先順位の電話番号を送信し、第4優先順位の相手からも
応答がないときは、次には第1優先順位の電話番号を再
び送信する。このように循環して第1〜第4の優先順位
の相手に順次に電話番号を送信し、いずれの相手からも
応答がないときは、3サイクルだけ送信を繰り返す。3
サイクル内に1度の応答もないことは実用上は考えにく
い。
【0028】主制御回路14には時計回路15の出力の
時刻が常時入力されている。主制御回路14は、通報イ
ベントIF回路16から緊急ボタン押下信号が送られた
とき、その時刻、通報する情報(通報の種類)は緊急ボ
タン押下であること、そして電話番号を出力する度にそ
時刻と電話番号、送信された電話番号に対し相手から応
答があったか又はなかったかを通報制御メモリ17に記
憶させる。通報制御メモリ17はEEPROMでなり、
前述の不揮発性メモリに相当する。
【0029】この通報制御メモリ17に記憶されるデー
タが通報履歴である。後日、この通報制御メモリ17に
記憶されている通報履歴を読み出そうとするときは、支
援者通信装置から、この実施の形態の緊急通報電話装置
の電話番号を電話回線1へ送出し、この緊急通報電話装
置を呼ぶ。このとき、転極検出回路2が転極を検出し、
主制御回路14はオフフック回路4をONにする。この
ようにして通話路が形成されてから、支援者通信装置か
らセカンドダイヤル信号(プッシュボタン式電話機にお
いては、通話路が形成された後に、まず#記号を押下
し、続いて1,2,3等の数字を押下して生成される信
号)を送信する。このセカンドダイヤル信号で、通報履
歴読み出し命令を送信する。
【0030】緊急通報電話装置は、プッシュボタン信号
で表された通報履歴読み出し命令をプッシュボタン信号
受信回路7でコードに変換する。このコードは、主制御
回路14で扱える符号である。主制御回路14は、コー
ドで表された通報履歴読み出し命令を受けると、この命
令を解読し、通報制御メモリ17から通報履歴を読み出
す(前述のコマンド解読手段及び通報履歴読出手段は、
主制御回路14の一部分でなる)。主制御回路14は、
通報制御メモリ17から読み出した通報履歴を音声合成
回路9(前述の音声信号変換回路に相当)へ送る。音声
合成回路9は、そのコードで表された通報履歴を音声信
号に変換し、音声信号回路8へ送る。通報履歴を表す音
声信号は、マイクロフォン13から入力された音声信号
と同様に支援者通信装置へ伝送される。
【0031】なお、主制御回路14へキーボード等のコ
マンド入力装置及びプリンタ等の記録装置を接続して、
そのコマンド入力装置から主制御回路14へ通報履歴読
み出し命令を直接に入力し、コードデータのまま記録装
置へ通報履歴を読み出すようにしても、通報制御メモリ
17に記憶されている通報履歴を読み出すことができ
る。
【0032】以上には、緊急ボタン押下信号に係る通報
履歴の記録及びその通報履歴の読み出しを説明したが、
火災センサ出力線22から通報イベントIF回路16へ
入力される火災情報、停電検出回路出力線23から通報
イベントIF回路16へ入力される停電情報などの緊急
通報に係る通報履歴も同様に通報制御メモリ17に記憶
され、読み出される。
【0033】なお、以上には実施の形態を挙げ本発明を
詳しく説明したが、本発明がこの実施の形態に限定され
るものでないことは言うまでもない。
【0034】
【発明の効果】以上に実施の形態を挙げて具体的に説明
したように、本発明によれば、通報履歴を記憶する機能
を有する緊急通報電話装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すブロック回路図で
ある。
【符号の説明】
1・・・・・電話回線 2・・・・・転極検出回路 3・・・・・ダイオードブリッジ回路 4・・・・・オフフック回路 5・・・・・スピーチネットワーク回路 6・・・・・PB信号(プッシュボタン信号)送信回路 7・・・・・PB信号受信回路 8・・・・・音声信号回路 9・・・・・音声合成回路 10,11・・・・・増幅器 12・・・・・スピーカ 13・・・・・マイクロフォン 14・・・・・主制御回路 15・・・・・時計回路 16・・・・・通報イベントIF回路(インターフェー
ス回路) 17・・・・・通報制御メモリ 20・・・・・主制御回路14のバス 21・・・・・緊急ボタンスイッチ 22・・・・・火災センサ出力線 23・・・・・停電検出回路出力線 L1,L2・・・・・2線式電話回線入力端子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一人暮らしの老人などの弱者の操作に応じ
    て生成され又は火災センサ等のセンサで感知され、在宅
    介護支援センターや介護協力者等の支援者へ通報される
    べき弱者側の情報が入力される入力手段と、該情報が前
    記入力手段へ入力されたとき前記支援者の通信装置の電
    話番号を電話回線へ送信し、該支援者通信装置が該電話
    番号に応答したときは該電話回線を介して前記情報を前
    記支援者通信装置へ送信する自動送信手段とを有する緊
    急通報電話装置において、 不揮発性メモリ及び時計を備え、 前記自動送信手段は、前記入力手段へ前記情報が入力さ
    れたときは、該情報の種類、前記電話番号、該情報を送
    信した時の前記時計の時刻および該情報の送信の有無の
    内の少なくとも1つを通報履歴データとして前記不揮発
    メモリへ記憶することを特徴とする通報履歴記憶機能を
    有した緊急通報電話装置。
  2. 【請求項2】前記支援者通信装置から前記回線を介して
    送られるコマンドを解読するコマンド解読手段と、該コ
    マンド解読手段が前記通報履歴データの読取を命令する
    読取コマンドを解読したとき前記不揮発メモリから前記
    通報履歴データを読み出す読出手段と、該読出手段で読
    み出した前記通報履歴データを音声信号に変換する変換
    手段とを備え、 前記自動送信手段は、前記変換手段の出力の前記音声信
    号を前記回線を介して前記支援者通信装置へ送信するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の緊急通報電話装置。
JP13356397A 1997-05-23 1997-05-23 通報履歴記憶機能を有した緊急通報電話装置 Withdrawn JPH10326397A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6915125B2 (en) 2000-10-06 2005-07-05 Nec Corporation Portable communication device having function of automatically registering a caller's identification data signal
JPWO2017149709A1 (ja) * 2016-03-02 2018-06-28 三菱電機株式会社 空気調和機および空気調和機における異状監視方法

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