JPH05259974A - ナースコール装置 - Google Patents

ナースコール装置

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JPH05259974A
JPH05259974A JP5137092A JP5137092A JPH05259974A JP H05259974 A JPH05259974 A JP H05259974A JP 5137092 A JP5137092 A JP 5137092A JP 5137092 A JP5137092 A JP 5137092A JP H05259974 A JPH05259974 A JP H05259974A
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nurse call
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ナースコール子機から呼出しがあった場合に
コードレス電話機で応答可能なナースコール装置を提供
すること。 【構成】 ナースコール子機1011乃至101nからナ
ースコール親機102が呼出されると、アダプタ103
はナースコール親機102を介して出力されるナースコ
ール子機からの呼出信号及び通話信号を電話機用信号に
変換し出力する。コードレス電話子機106は、ナース
コール親機102及びアダプタ103を介して、呼出し
をかけたナースコール子機1011乃至101nとの間で
通話を行なうことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はナースコール装置に関
し、特にコードレス電話機を使用してナースコール子機
と通話が可能なナースコール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から病院等において使用されている
ナースコール装置においては、ナースコール親機がナー
スステーションに配設されると共に、各病室にナースコ
ール子機が配設されている。入院患者は看護婦に用があ
る場合、病室のナースコール子機を操作することにより
ナースステーション内に控えている看護婦を呼出す。看
護婦はナースコール親機で応答することにより患者と通
話を行ない、必要であれば病室に出向き、処置等を行な
うことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のナースコール装
置では、ナースコール子機と通話ができるのは、ナース
コールステーションに設置されたナースコール親機及び
リモート親機のみであった。したがって、看護婦が病室
の巡回等によりナースステーションに不在の場合、患者
は看護婦と連絡をとることができないという問題があっ
た。
【0004】本発明は前記問題点に鑑み成されたもの
で、ナースコール子機から呼出しがあった場合にコード
レス電話機で応答可能なナースコール装置を提供するこ
とを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のナースコール装
置は、ナースコール親機と、前記ナースコール親機との
間で通話を行なう複数のナースコール子機と、前記ナー
スコール親機を介して出力される前記ナースコール子機
からの呼出信号及び通話信号を電話機用信号に変換する
変換手段と、前記ナースコール親機及び前記変換手段を
介して前記各ナースコール子機との間で通話を行なうコ
ードレス電話機とを備えて成ることを特徴としている。
【0006】
【作用】ナースコール子機からナースコール親機が呼出
されると、変換手段は前記ナースコール親機を介して出
力される前記ナースコール子機からの呼出信号及び通話
信号を電話機用信号に変換し出力する。コードレス電話
機は、前記ナースコール親機及び前記変換手段を介して
前記各ナースコール子機との間で通話を行なうことがで
きる。
【0007】
【実施例】図1は、本発明のナースコール装置の実施例
を示すブロック図である。図1において、病室に配設さ
れたn個のナースコール子機1011乃至101nは、ナ
ースステーションに配設されたナースコール親機102
に接続されている。ナースコール親機102の端子R1、
RM、E及びR2は、変換手段としてのアダプタ103の対
応する端子R1、RM、E及びR2に接続されている。アダプ
タ103の端子L1及びL2は構内交換機(PBX)104
に接続されている。PBX104には、電話機1321
乃至132nが接続されていると共に、コードレス電話
親機105が接続されている。コードレス電話親機10
5に対応して、無線で呼出し、通話を行なうコードレス
電話子機106が設けられている。コードレス電話親機
105及びコードレス電話子機106は通常の外線用コ
ードレス電話機であり、本願のコードレス電話機を構成
している。
【0008】ナースコール子機1011乃至101n
は、各々、呼出しスイッチ1071乃至107n、マイク
1081乃至108n、スピーカ1091乃至109nが設
けられている。ナースコール親機102において、受信
回路111の入力部は呼出しスイッチ1071乃至10
nに接続されている。電源VCCと受信回路111の間
には、子機1011乃至101nに対応する発光ダイオー
ド(LED)1101乃至110nが接続されている。受
信回路111の出力部は、呼出信号を発生する発振回路
118、増幅回路119を介して端子R2に接続されてい
る。増幅回路119の出力部にはスピーカ120が接続
されている。選局スイッチ1121乃至112nが、子機
1011乃至101nのマイク1081乃至108n及び1
091乃至109nに接続されている。また、選局スイッ
チ1121乃至112nは、増幅回路115及びコンデン
サ116を介して端子R1に接続されると共に、増幅回路
117を介してたんしRMに接続されている。電源VCC
端子R1の間には、応答検出回路114が接続されてい
る。応答検出回路114には、スイッチ制御回路113
が接続されている。尚、ナースコール親機102におい
ては、説明の便宜上、アースラインは省略し、アース端
子Eのみ示している。
【0009】一方、アダプタ103において、ナースコ
ール親機102の端子R1に接続された端子R1は、コンデ
ンサ121及びトランス122を介して4線ー2線変換
回路124に接続されている。4線ー2線変換回路12
4は端子L1、L2に接続されている。端子RMと端子E間に
接続されたトランス123は4線ー2線変換回路124
に接続されている。端子R1と端子E間には、抵抗125
を介してフォトカプラ126が接続されている。また、
フォトカプラ126は極性反転回路127を介して端子
L1、L2に接続されている。端子R2は、呼出信号検出回路
129及びフォトカプラ130によって構成された呼出
受信回路128、ダイヤル信号発生回路131を介して
端子L1、L2に接続されている。
【0010】以上のように構成されたナースコール装置
の動作を以下説明する。いま、ナースコール子機101
1の呼出しスイッチ1071を押圧操作すると、ナースコ
ール親機102の受信回路111は、これに応答して、
ナースコール子機1011に対応するLED1101を点
灯させる。同時に、受信回路111は、発振回路118
に制御信号を出力する。発振回路118は、前記制御信
号に応答して発振を開始し、呼出し信号を出力する。前
記呼出信号は増幅回路119により増幅された後、スピ
ーカ120に出力される。これにより、スピーカ120
から呼出音が鳴動する。
【0011】一方、前記呼出信号は、端子R2からアダプ
タ103の端子R2に出力される。呼出信号検出回路12
9は前記呼出信号を検出し、フォトカプラ130をフォ
トカプラオン状態に駆動する。フォトカプラ130がオ
ン状態になると、これに応答してダイヤル信号発生回路
131は、予め設定しておいたコードレス電話親機10
5の番号に対応するダイヤル信号を出力する。ダイヤル
信号発生回路131からのダイヤル信号は、端子L1、L2
を介してPBX104に出力され、コードレス電話親機
105が呼出される。これに応答してコードレス親機1
05は、コードレス電話子機106を呼出す。
【0012】コードレス電話子機106が呼出しに応答
すると、コードレス電話親機105を介してPBX10
4がこれを検出し、端子L1、L2の極性を反転する。極性
反転検出回路127は前記極性の反転を検出し、フォト
カプラ126をオン状態に駆動する。フォトカプラ12
6がオン状態になると、マイナス電位がアダプタ103
の端子R1及びナースコール電話親機102の端子R1を介
して応答検出回路114に供給される。応答検出回路1
14は前記マイナス電位を検出し、スイッチ制御回路1
13に応答検出信号を出力する。スイッチ制御回路11
3は前記応答検出信号に応答して、呼出した子機に対応
する選局スイッチ1121を閉状態に制御する。これに
より、子機1011のマイク1081及びスピーカ109
1は、選局スイッチ1121を介して増幅回路116、1
17に接続される。更に、ナースコール親機102の端
子R1、RM、アダプタ103の端子R1、RM、トランス12
2、123、4線ー2線変換回路124、PBX104
及びコードレス電話親機105を介してコードレス電話
子機106に接続される。したがって、子機1011
コードレス電話子機106は、通話が可能になる。
【0013】通話終了後、コードレス電話子機106が
オフフックすると、端子L1、L2の極性が元の状態に反転
する。極性反転検出回路127は、この極性反転を検出
し、応答検出回路114に通話終了を表す信号を出力す
る。応答検出回路114は、極性反転検出回路127か
らの信号に応答して通話終了を表す通話終了信号をスイ
ッチ制御回路113に出力する。スイッチ制御回路11
3は前記通話終了信号に応答して、選局スイッチ112
1を開状態にし、一連の動作が終了する。
【0014】他のナースコール子機とコードレス電話子
機106との間で呼出し、通話を行なう場合にも、前記
同様にして行なわれる。コードレス電話子機106、電
話機1321乃至132nから外線に電話をかける場合に
は、各々、コードレス電話子機106、電話機1321
乃至132nで外線局番をダイヤルし、PBX104を
介して通話がなされる。また、外線からコードレス電話
子機106、電話機1321乃至132nに着信があった
場合には、各々、オフフックすることにより通話がなさ
れる。
【0015】以上述べたように本実施例によれば、ナー
スコール親機102を介して出力されるナースコール子
機1011乃至101nからの呼出信号及び通話信号を電
話機用信号に変換するアダプタ103と、ナースコール
親機102及びアダプタ103を介して各ナースコール
子機1011乃至101nとの間で通話を行なうコードレ
ス電話機105、106とを備えている。
【0016】したがって、コードレス電話機105、1
06を用いてナースコール子機1011乃至101nと通
話が可能となるため、看護婦等はコードレス電話子機1
06を携帯することにより、患者等からの呼出しに素速
く応答することが可能となる。また、既存のナースコー
ル親機102を改造すること無く単に変換手段を接続す
るのみで、ナースコール子機1011乃至101nからナ
ースコール親機102に呼出しがあった場合にコードレ
ス電話子機を用いて応答、通話が可能になる。
【0017】また、コードレス電話機105、106
を、PBX104を介して外線に接続しているので、外
線との通話が可能であるため、巡回中であっても外線電
話の管理が可能になると共に、緊急に外線に電話する必
要が生じた場合でも、直ちに外線電話をかけることが可
能になる。。
【0018】
【発明の効果】本発明のナースコール装置は、特に、ナ
ースコール親機を介して出力されるナースコール子機か
らの呼出信号及び通話信号を電話機用信号に変換する変
換手段と、前記ナースコール親機及び前記変換手段を介
して前記各ナースコール子機との間で通話を行なうコー
ドレス電話機とを備えて成ることを特徴としている。
【0019】したがって、コードレス電話機を用いてナ
ースコール子機と通話が可能となるため、看護婦等はコ
ードレス電話機を携帯することにより、患者等からの呼
出しに素速く応答することが可能となる。また、既存の
ナースコール親機を改造すること無く単に変換手段を接
続するのみで、ナースコール子機からナースコール親機
に呼出しがあった場合にコードレス電話機を用いて応
答、通話が可能になる。
【0020】また、コードレス電話機を、交換機を介し
て外線に接続すれば、外線との通話が可能であるため、
巡回中であっても外線電話の管理が可能になると共に、
緊急に外線に電話する必要が生じた場合でも、直ちに外
線電話をかけることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるナースコール装置の実施例を示す
ブロック図。
【符号の説明】
1011乃至101n・・・ナースコール子機 102・・・ナースコール親機 103・・・変換手段としてのアダプタ 105・・・コードレス電話機を構成するコードレス電
話親機 106・・・コードレス電話機を構成するコードレス電
話子機
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04M 9/00 B 8523−5K H04Q 7/04 A 8523−5K

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ナースコール親機と、前記ナースコール親
    機との間で通話を行なう複数のナースコール子機と、前
    記ナースコール親機を介して出力される前記ナースコー
    ル子機からの呼出信号及び通話信号を電話機用信号に変
    換する変換手段と、前記ナースコール親機及び前記変換
    手段を介して前記各ナースコール子機との間で通話を行
    なうコードレス電話機とを備えて成ることを特徴とする
    ナースコール装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012075093A (ja) * 2010-08-31 2012-04-12 Heiwa Techno System Co Ltd ナースコール・システム
JP2016022154A (ja) * 2014-07-18 2016-02-08 船井電機株式会社 見守りシステム

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JPH0350951A (ja) * 1989-07-19 1991-03-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd インタホン装置
JPH03274830A (ja) * 1990-03-23 1991-12-05 Taiko Denki Seisakusho:Kk ナースコールシステム

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