JPH10325725A - 光波測量機用の視準標的 - Google Patents

光波測量機用の視準標的

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JPH10325725A
JPH10325725A JP13468397A JP13468397A JPH10325725A JP H10325725 A JPH10325725 A JP H10325725A JP 13468397 A JP13468397 A JP 13468397A JP 13468397 A JP13468397 A JP 13468397A JP H10325725 A JPH10325725 A JP H10325725A
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JP
Japan
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color
target
face
surveying instrument
reflectance
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP13468397A
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English (en)
Inventor
Takayuki Kataoka
隆之 片岡
Toshiaki Kondo
利昭 近藤
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH10325725A publication Critical patent/JPH10325725A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光波測量機による自動視準のために視準が困
難になる要因を排除して、的確な視準を可能にするター
ゲットマーク(視準標的)を提供する。 【解決手段】 ベースシート2の表面に、中央部に中心
点3(クロス線3’で中心を表す)を備える反射面4
を、この反射面4の周りを適宜幅で取り囲む高明度色の
環状部5を、さらに最外部に低反射率の色を施した面6
を配置して裏面に貼着手段を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被測定物に貼付し
て視準を確実にできる視準標的(ターゲットマーク)に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、被測定物の位置を測量する際に
は、この被測定物にターゲットマークを貼付し、このタ
ーゲットマークを測角と同時に測距ができる光波測距測
角計により測量する方式が採られている。そして、この
測量を光波測距測角計の視準レンズにカメラを接続し
て、被測量物に貼付されるターゲットマークを前記カメ
ラにより撮像し、この撮像される画像を処理することに
より前記ターゲットマークの中心点を求め、この求めら
れるターゲットマークの中心点に前記視準レンズの中心
点を移動させて自動的に視準する方式が提案されてい
る。この測量に用いられるターゲットマーク10には、
図3で示されるように、所要寸法の角形のシート裏面に
接着層を備え、表面の中央部に中心点11を描いて所要
寸法の円形の反射面12が設けられ、この反射面12の
周囲を黒色に塗り潰した低反射面13を備えたもので、
被測定物に貼り付けて使用できるようにされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のター
ゲットマークでは、測量時に光波測距測角計の投射する
LEDの反射光が強く、そのためCCDカメラで見た場
合、例えば図4(a)で記号aにて示されるように、光
が反射面12の周辺ににじんだようになり、この状態で
は画像処理により視準すると正確な視準ができなくなっ
ていた。なお、測量を行うのが昼間時では明るいので比
較的見やすいが、夜間になると前述の現象が生じやす
い。また、測量時に外乱光が有る場合、図4(b)で示
されるように、その外乱光によりやや明るくなった部分
bも抽出されてしまい、自動視準がうまくいかないこと
が多かった。
【0004】本発明は、このような問題点を解消するた
めになされたもので、自動視準のために投射される光線
や外乱光によって視準が困難になる要因を排除して、的
確な視準を可能にするターゲットマーク(視準標的)の
提供を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段および作用・効果】前述さ
れた目的を達成するために、本発明による光波測量機用
の視準標的は、視準用ターゲットに用いられるシート片
であって、中央部に反射面を備え、この反射面を環状に
取り囲む高明度色面があり、さらにその高明度色面を取
り囲む低反射率の色を施した面で構成されていることを
特徴とするものである。
【0006】本発明によれば、視準標的の中央部に配さ
れる反射面の周りを環状に高明度色面にて取り囲んで、
その外側の配される低反射率の面と遮断するようにした
ことにより、反射面を取り囲む高明度色面により光のに
じみが抑えられた状態になる。その結果、CCDカメラ
に標的が確実に撮影でき、正確な自動視準ができるとい
う効果を奏する。
【0007】また、本発明では、前述の反射面の中心に
低反射率の色でクロス線または中心点を設けるようにす
ることで、目視確認を容易にする。また、前記シート片
の裏面には被測定体に貼着する手段を有する貼着面を備
えることが好ましい。この貼着手段としては、貼着層と
して接着剤が塗布形成されるか、あるいは貼着面に磁性
体が取り付けられるものであるのが好ましい。こうする
と、視準標的として被測定体に取り付ける際、その対象
物に応じて非磁性体の場合には接着剤による貼着、また
は対象物が鉄鋼製品である場合には貼着面に磁性体を備
えるものを用いるなどして、簡便に使用できる効果を奏
する。
【0008】前記高明度色部分には、白色,乳白色,黄
色系の色などが用いられ、最外部の低反射部分の色彩と
しては、艶消しの黒色などを用いるのが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明による光波測量機用
の視準標的の具体的な実施の形態について、図面を参照
しつつ説明する。
【0010】図1(a)に、本発明にかかる光波測量機
用の視準標的(ターゲットマーク)が示されている。こ
のターゲットマーク1は、適宜厚みのプラスチックのベ
ースシート2にて所要寸法の角形にされ、そのベースシ
ート2の裏面には、図2(a)で示されるように、接着
剤層2aが塗布形成され、その接着剤層2aを離形層7
aを有する保護紙7で使用前まで被覆されている。前記
ベースシート2の表面には、中央部分に円形に光波の反
射面4を形成して、中心点3が低反射率の色にて表示さ
れている。前記反射面4の周囲には、適宜幅で白色,乳
白色あるいは黄色など高明度色の環状部5を配し、この
環状部5の外側全体を低反射率の色調、例えば艶消し黒
色を配する低反射率の色を施した面6に形成されてい
る。このターゲットマーク1の表面の各部は、印刷にて
形成することができる。なお、前記反射面4に表示され
る中心位置について、図1(b)にて示されるように、
低反射率の色にてクロス線3’を描いて表示してあって
もよい。
【0011】このようにされたターゲットマーク1は、
自動視準の対象となる被測定物の所要個所に貼付して用
いられる。貼付に際しては、裏面の保護紙7を剥がして
接着剤層2aを露出させた状態で目的個所に貼り付け
る。
【0012】前記ターゲットマーク1において、ベース
シート2の裏面には、前記の接着剤層2aによる貼着手
段のほかに、図2(b)で示されるように、磁性体微粉
を練り込んでなる磁性シート2bを一体に積層されたも
のを用いることができる。なお、この磁性シート2bの
表面には保護紙7を接着しておき、使用時にその保護紙
7を剥がすことで目的物の表面に貼着するようにしても
よい。こうすれば、鉄鋼製の被測定物に対する貼着並び
に使用後の剥離が簡便に行えて、剥離後は貼着個所に跡
形が残らないので都合がよい。なお、前記保護紙7は省
略することができる。
【0013】このターゲットマーク1は、被測定物の所
要位置に貼付して公知の光波測量機を用いて測量する
際、投射されるLEDの反射光が強くてもターゲットマ
ーク1における反射面4と低反射率の色を施した面6と
の境界に高明度色の環状部5が設けられているので、こ
の高明度色の環状部5によって反射面4と低反射率の色
を施した面6とが区分され、従来生じていたにじみが抑
えられて、反射面4の中央部に低反射率の色で描かれて
いる中心点3(またはクロス線3’)がCCDカメラに
よって鮮明に撮影されることになる。したがって、光波
測量機による自動視準が高い確率でできるようになり、
この結果、測定作業が省力化され、コスト低減とより正
確な視準が可能になった。
【0014】以上の説明では、ターゲットマーク1にお
ける中央部の反射面4を円形にしたものであるが、この
反射面の形状については、図示省略するが四角形を含む
多角形として、その周囲に所要寸法でその反射面を取り
囲む高明度色の環状部を形成するようにしても同様効果
を呈するものである。ここで言う高明度色の環状部とは
多角形を含む反射面の周囲を無端状に取り囲む部分を総
称している。 また、本実施例の高明度色の環状部は、
本発明の環状に取り囲む高明度色面に対応する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明にかかる光波測量機用の視準標
的(ターゲットマーク)を示す図で、(a)は中心位置
を点で表し、(b)は中心位置をクロス線で表したもの
である。
【図2】図2は、図1の視準標的(ターゲットマーク)
の一部を縦断した拡大断面図で、(a)はベースシート
の裏面に接着剤層を貼着手段として付されたものを示
し、(b)はベースシートの裏面に磁性体のシートを貼
着手段として付されたものを示している。
【図3】図3は、従来の光波測量機用の視準標的(ター
ゲットマーク)を示す図である。
【図4】図4(a)は、従来のターゲットマークにおけ
る反射光のにじみの一態様を、(b)は外乱光による不
具合の態様を、それぞれ示す説明図である。
【符号の説明】
1 ターゲットマーク 2 ベースシート 2a 接着剤層 2b 磁性シート 3,11 中心点 4,12 反射面 5 高明度色の環状部 6,13 低反射率の色を施した面 7 保護紙

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 視準用ターゲットに用いられるシート片
    であって、中央部に反射面を備え、この反射面を環状に
    取り囲む高明度色面があり、さらにその高明度色面を取
    り囲む低反射率の色を施した面で構成されていることを
    特徴とする光波測量機用の視準標的。
  2. 【請求項2】 前記反射面の中心には、目視確認を容易
    にするために低反射率の色でクロス線または点を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の光波測量機用の視準
    標的。
  3. 【請求項3】 前記シート片の裏面には被測定体に貼着
    する手段を有する貼着面を備えている請求項1または2
    に記載の光波測量機用の視準標的。
  4. 【請求項4】 前記貼着手段は、貼着層として接着剤が
    塗布形成されている請求項3に記載の光波測量機用の視
    準標的。
  5. 【請求項5】 前記貼着手段は、貼着面に磁性体が取り
    付けられている請求項3に記載の光波測量機用の視準標
    的。
JP13468397A 1997-05-26 1997-05-26 光波測量機用の視準標的 Withdrawn JPH10325725A (ja)

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