JPH10325448A - 油圧式オートテンショナ - Google Patents
油圧式オートテンショナInfo
- Publication number
- JPH10325448A JPH10325448A JP15011197A JP15011197A JPH10325448A JP H10325448 A JPH10325448 A JP H10325448A JP 15011197 A JP15011197 A JP 15011197A JP 15011197 A JP15011197 A JP 15011197A JP H10325448 A JPH10325448 A JP H10325448A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure chamber
- ball
- check
- cylinder
- seat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/08—Means for varying tension of belts, ropes, or chains
- F16H7/0848—Means for varying tension of belts, ropes, or chains with means for impeding reverse motion
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/08—Means for varying tension of belts, ropes, or chains
- F16H2007/0802—Actuators for final output members
- F16H2007/0812—Fluid pressure
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/08—Means for varying tension of belts, ropes, or chains
- F16H7/0848—Means for varying tension of belts, ropes, or chains with means for impeding reverse motion
- F16H2007/0859—Check valves
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Check Valves (AREA)
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 チェックボールとボールシートとの吸着現象
を低減して、異音の発生が無い静かな油圧式オートテン
ショナを提供する。 【解決手段】 油圧式オートテンショナの逆止弁25
は、シリンダ17の底壁17aに開けられた弁孔26
と、弁孔26の上縁が丸取りされてなるボールシート3
1と、ボールシート31に受けられたチェックボール2
7と、リテーナ28と、バネ29とからなる。ボールシ
ート31のシート面は、弁孔26と滑らかに連続するR
面形状でもよいし、弁孔26と角部を介して連続するR
面形状でもよい。長期の使用でボールシート31が摩耗
しても、シート面がR面形状であるからチェックボール
27との当接幅Wは小さく、チェックボール27がボー
ルシート31に吸着する現象が低減され、圧力変動によ
る異音の発生を防止できる。
を低減して、異音の発生が無い静かな油圧式オートテン
ショナを提供する。 【解決手段】 油圧式オートテンショナの逆止弁25
は、シリンダ17の底壁17aに開けられた弁孔26
と、弁孔26の上縁が丸取りされてなるボールシート3
1と、ボールシート31に受けられたチェックボール2
7と、リテーナ28と、バネ29とからなる。ボールシ
ート31のシート面は、弁孔26と滑らかに連続するR
面形状でもよいし、弁孔26と角部を介して連続するR
面形状でもよい。長期の使用でボールシート31が摩耗
しても、シート面がR面形状であるからチェックボール
27との当接幅Wは小さく、チェックボール27がボー
ルシート31に吸着する現象が低減され、圧力変動によ
る異音の発生を防止できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無端環状の平ベル
ト、Vベルト、歯付ベルト、チェーン等の伝動部材に適
度なテンションを自動的に与えるための油圧式オートテ
ンショナに関するものである。
ト、Vベルト、歯付ベルト、チェーン等の伝動部材に適
度なテンションを自動的に与えるための油圧式オートテ
ンショナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の油圧式オートテンショナとして
は、特表平2−500210号公報に記載のものが知ら
れている。図11及び図12は同公報記載の構造を示
し、Vベルト1が滑車2と遊び滑車3に巻き掛けられて
いる。遊び滑車3はアーム4の先端に回動可能に取り付
けられ、アーム4の基端は軸部5に揺動可能に取り付け
られている。アーム4の中央部には油圧式オートテンシ
ョナ50が連結されている。
は、特表平2−500210号公報に記載のものが知ら
れている。図11及び図12は同公報記載の構造を示
し、Vベルト1が滑車2と遊び滑車3に巻き掛けられて
いる。遊び滑車3はアーム4の先端に回動可能に取り付
けられ、アーム4の基端は軸部5に揺動可能に取り付け
られている。アーム4の中央部には油圧式オートテンシ
ョナ50が連結されている。
【0003】油圧式オートテンショナ50は、有底筒状
のケーシング51と、ケーシング51内に嵌入されたシ
リンダ52と、ケーシング51の開口端部を経てシリン
ダ52内に摺動可能に進入したピストン53と、ケーシ
ング51の開口端部に設けられてピストン53に摺接す
るシールリング54とを備え、ピストン53の上端が前
記アーム4に連結されている。シリンダ52内の高圧室
55と、シリンダ52・ケーシング51間の低圧室56
とは、シリンダ52下部の逆止弁57及び通路58を介
して連通し、該通路58を経て低圧室56から高圧室5
5へ作動油70が流れるとともに、シリンダ52・ピス
トン53間のクリアランス59を介しても連通し、該ク
リアランス59を経て高圧室55から低圧室56へ作動
油70が流れるようになっている。
のケーシング51と、ケーシング51内に嵌入されたシ
リンダ52と、ケーシング51の開口端部を経てシリン
ダ52内に摺動可能に進入したピストン53と、ケーシ
ング51の開口端部に設けられてピストン53に摺接す
るシールリング54とを備え、ピストン53の上端が前
記アーム4に連結されている。シリンダ52内の高圧室
55と、シリンダ52・ケーシング51間の低圧室56
とは、シリンダ52下部の逆止弁57及び通路58を介
して連通し、該通路58を経て低圧室56から高圧室5
5へ作動油70が流れるとともに、シリンダ52・ピス
トン53間のクリアランス59を介しても連通し、該ク
リアランス59を経て高圧室55から低圧室56へ作動
油70が流れるようになっている。
【0004】ピストン53の途中部には、係合リング6
0が嵌着されるとともに、下方から係合リング60に係
合するスプリングシートアッパ61が遊嵌されている。
スプリングシートアッパ61は、ケーシング51の開口
端部にカシメにより固着された蓋62に当接して抜けな
いようになっており、該蓋62の内周に前記シールリン
グ54が取り付けられている。低圧室56内において、
シリンダ52下部に一体形成されたスプリングシートロ
ア63と前記スプリングシートアッパ61との間にはリ
ターンスプリング64が装着され、リターンスプリング
64はスプリングシートアッパ61及び係合リング60
を介してピストン53をシリンダ退出方向(図では上
方)へ付勢している。
0が嵌着されるとともに、下方から係合リング60に係
合するスプリングシートアッパ61が遊嵌されている。
スプリングシートアッパ61は、ケーシング51の開口
端部にカシメにより固着された蓋62に当接して抜けな
いようになっており、該蓋62の内周に前記シールリン
グ54が取り付けられている。低圧室56内において、
シリンダ52下部に一体形成されたスプリングシートロ
ア63と前記スプリングシートアッパ61との間にはリ
ターンスプリング64が装着され、リターンスプリング
64はスプリングシートアッパ61及び係合リング60
を介してピストン53をシリンダ退出方向(図では上
方)へ付勢している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記油圧式オートテン
ショナ50に設けられる一般的な逆止弁57は、図13
に示すように、シリンダ52の底壁52aに開けられた
弁孔65と、弁孔65の上縁が面取りされてなるボール
シート66と、ボールシート66に受けられたチェック
ボール67と、チェックボール67を囲むようにシリン
ダ52の底壁に嵌着されたリテーナ68と、リテーナ6
8・チェックボール67間に装着されたバネ69とから
なる。
ショナ50に設けられる一般的な逆止弁57は、図13
に示すように、シリンダ52の底壁52aに開けられた
弁孔65と、弁孔65の上縁が面取りされてなるボール
シート66と、ボールシート66に受けられたチェック
ボール67と、チェックボール67を囲むようにシリン
ダ52の底壁に嵌着されたリテーナ68と、リテーナ6
8・チェックボール67間に装着されたバネ69とから
なる。
【0006】ここで、ボールシート66のシート面はC
面形状であるから、使用の当初は、チェックボール67
はボールシート66に略線接触で当接する。しかし、長
期の使用でチェックボール67がボールシート66に無
数回当接すると、図14に示すように、ボールシート6
6がチェックボール67に倣う凹球面66aに摩耗し
て、当接幅Wひいては当接面積が大きくなるため、チェ
ックボール67がボールシート66に吸着し、衝撃的な
圧力変動が起こって異音が発生することがあった。
面形状であるから、使用の当初は、チェックボール67
はボールシート66に略線接触で当接する。しかし、長
期の使用でチェックボール67がボールシート66に無
数回当接すると、図14に示すように、ボールシート6
6がチェックボール67に倣う凹球面66aに摩耗し
て、当接幅Wひいては当接面積が大きくなるため、チェ
ックボール67がボールシート66に吸着し、衝撃的な
圧力変動が起こって異音が発生することがあった。
【0007】本発明の目的は、上記問題を解決し、チェ
ックボールとボールシートとの吸着現象を低減して、異
音の発生が無い静かな油圧式オートテンショナを提供す
ることにある。
ックボールとボールシートとの吸着現象を低減して、異
音の発生が無い静かな油圧式オートテンショナを提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第一の発明は、有底筒状のケーシングの内部に筒状
のシリンダを設けて、該シリンダの内側及び外側に高圧
室及び低圧室を形成し、該シリンダの底壁に高圧室と低
圧室とを一方向に連通させる逆止弁を設け、ケーシング
の開口端部から高圧室にプランジャのピストン部を進入
させ、リターンスプリングによりプランジャを退出方向
に付勢するようにした油圧式オートテンショナにおい
て、逆止弁のチェックボールを受けるボールシートのシ
ート面をR面形状とすることにより、チェックボールと
ボールシートとの吸着現象を低減したことを特徴とす
る。
に、第一の発明は、有底筒状のケーシングの内部に筒状
のシリンダを設けて、該シリンダの内側及び外側に高圧
室及び低圧室を形成し、該シリンダの底壁に高圧室と低
圧室とを一方向に連通させる逆止弁を設け、ケーシング
の開口端部から高圧室にプランジャのピストン部を進入
させ、リターンスプリングによりプランジャを退出方向
に付勢するようにした油圧式オートテンショナにおい
て、逆止弁のチェックボールを受けるボールシートのシ
ート面をR面形状とすることにより、チェックボールと
ボールシートとの吸着現象を低減したことを特徴とす
る。
【0009】また、第二の発明は、有底筒状のケーシン
グの内部に筒状のシリンダを設けて、該シリンダの内側
及び外側に高圧室及び低圧室を形成し、該シリンダの底
壁に高圧室と低圧室とを一方向に連通させる逆止弁を設
け、ケーシングの開口端部から高圧室にプランジャのピ
ストン部を進入させ、リターンスプリングによりプラン
ジャを退出方向に付勢するようにした油圧式オートテン
ショナにおいて、逆止弁のチェックボールを受けるボー
ルシートのシート面に二以上の逃げ溝を形成することに
より、チェックボールとボールシートとの吸着現象を低
減したことを特徴とする。
グの内部に筒状のシリンダを設けて、該シリンダの内側
及び外側に高圧室及び低圧室を形成し、該シリンダの底
壁に高圧室と低圧室とを一方向に連通させる逆止弁を設
け、ケーシングの開口端部から高圧室にプランジャのピ
ストン部を進入させ、リターンスプリングによりプラン
ジャを退出方向に付勢するようにした油圧式オートテン
ショナにおいて、逆止弁のチェックボールを受けるボー
ルシートのシート面に二以上の逃げ溝を形成することに
より、チェックボールとボールシートとの吸着現象を低
減したことを特徴とする。
【0010】また、第三の発明は、有底筒状のケーシン
グの内部に筒状のシリンダを設けて、該シリンダの内側
及び外側に高圧室及び低圧室を形成し、該シリンダの底
壁に高圧室と低圧室とを一方向に連通させる逆止弁を設
け、ケーシングの開口端部から高圧室にプランジャのピ
ストン部を進入させ、リターンスプリングによりプラン
ジャを退出方向に付勢するようにした油圧式オートテン
ショナにおいて、高圧室及び低圧室に注入した作動油7
0に固体潤滑剤を添加することにより、逆止弁のチェッ
クボールとそれを受けるボールシートとの吸着現象を低
減したことを特徴とする。
グの内部に筒状のシリンダを設けて、該シリンダの内側
及び外側に高圧室及び低圧室を形成し、該シリンダの底
壁に高圧室と低圧室とを一方向に連通させる逆止弁を設
け、ケーシングの開口端部から高圧室にプランジャのピ
ストン部を進入させ、リターンスプリングによりプラン
ジャを退出方向に付勢するようにした油圧式オートテン
ショナにおいて、高圧室及び低圧室に注入した作動油7
0に固体潤滑剤を添加することにより、逆止弁のチェッ
クボールとそれを受けるボールシートとの吸着現象を低
減したことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の油圧式オートテン
ショナを実施した形態例について、図面を参照して説明
する。この油圧式オートテンショナ10は、無端環状の
平ベルト、Vベルト、歯付ベルト、チェーン等の伝動部
材に適度なテンションを自動的に与えるための汎用品で
ある。油圧式オートテンショナ10と伝動部材との間の
構造は、特に限定されず、例えば図11に示すように従
来の油圧式オートテンショナ50に代えて使用できる。
ショナを実施した形態例について、図面を参照して説明
する。この油圧式オートテンショナ10は、無端環状の
平ベルト、Vベルト、歯付ベルト、チェーン等の伝動部
材に適度なテンションを自動的に与えるための汎用品で
ある。油圧式オートテンショナ10と伝動部材との間の
構造は、特に限定されず、例えば図11に示すように従
来の油圧式オートテンショナ50に代えて使用できる。
【0012】図1〜図5に示す第一実施形態の油圧式オ
ートテンショナ10は、有底筒状のケーシング11を備
え、ケーシング11の下面に一体形成された取付部12
には、環状のカラー13がドライベアリング14を介し
て回動可能に設けられている。ケーシング11の内周下
部には縮径した被圧入部15が設けられ、被圧入部15
の内周面とケーシング11の内底面とには油溝16が凹
設されている。
ートテンショナ10は、有底筒状のケーシング11を備
え、ケーシング11の下面に一体形成された取付部12
には、環状のカラー13がドライベアリング14を介し
て回動可能に設けられている。ケーシング11の内周下
部には縮径した被圧入部15が設けられ、被圧入部15
の内周面とケーシング11の内底面とには油溝16が凹
設されている。
【0013】ケーシング11内には、ケーシング11の
内径より一回り小さい外径をもつ有底筒状のシリンダ1
7が挿入され、その下端部が被圧入部15に圧入固定さ
れている。ケーシング11の開口端部からシリンダ17
内(後述する高圧室23)には、プランジャ8の下端部
の棒状のピストン部18が所定のクリアランス30をも
って上下摺動可能に進入している。プランジャ8の上端
部の取付部19には、環状のカラー13がドライベアリ
ング14を介して回動可能に設けられ、該カラー13
が、例えば図11のアーム4に連結される。
内径より一回り小さい外径をもつ有底筒状のシリンダ1
7が挿入され、その下端部が被圧入部15に圧入固定さ
れている。ケーシング11の開口端部からシリンダ17
内(後述する高圧室23)には、プランジャ8の下端部
の棒状のピストン部18が所定のクリアランス30をも
って上下摺動可能に進入している。プランジャ8の上端
部の取付部19には、環状のカラー13がドライベアリ
ング14を介して回動可能に設けられ、該カラー13
が、例えば図11のアーム4に連結される。
【0014】プランジャ8の上部であって取付部19よ
り下部には、ケーシング11の開口に進入した長めの外
筒41aと、プランジャ8の外周に圧入された短めの内
筒と、両筒の上端部を塞ぐ天井部とが一体形成されたス
プリングカバー41が圧入固定されている。スプリング
カバー41の天井部の下面と、被圧入部15の上面に設
置されたスプリングシート40との間には、リターンス
プリング44が圧縮状態で装着され、プランジャ8を退
出方向(図では上方)へ付勢している。ケーシング11
の開口端部内周の段付き部には、スプリングカバー41
の外筒41aに摺接するシールリング20がリング金具
21とともに装着され、該シールリング20は同開口端
部内周の溝に嵌着されたストッパリング22に下方から
係止して抜けないようになっている。
り下部には、ケーシング11の開口に進入した長めの外
筒41aと、プランジャ8の外周に圧入された短めの内
筒と、両筒の上端部を塞ぐ天井部とが一体形成されたス
プリングカバー41が圧入固定されている。スプリング
カバー41の天井部の下面と、被圧入部15の上面に設
置されたスプリングシート40との間には、リターンス
プリング44が圧縮状態で装着され、プランジャ8を退
出方向(図では上方)へ付勢している。ケーシング11
の開口端部内周の段付き部には、スプリングカバー41
の外筒41aに摺接するシールリング20がリング金具
21とともに装着され、該シールリング20は同開口端
部内周の溝に嵌着されたストッパリング22に下方から
係止して抜けないようになっている。
【0015】こうして、スプリングカバー41の外筒4
1aは、後述する低圧室24からケーシング11の開口
端部を越えて上方へ延出し得るようになっており、該外
筒41aとプランジャ8との間にリターンスプリング4
4が配されているため、テンショナ全体の高さを高くし
なくても、リターンスプリング44の取り付け高さを最
大限に確保することができる。よって、コンパクトであ
りながら、高荷重を発揮する長いリターンスプリング4
4を使用することができ、高張力用(例えば、高変動ト
ルクの四気筒エンジンやディーゼルエンジン等のベルト
伝動部材)のテンショナに対応する。
1aは、後述する低圧室24からケーシング11の開口
端部を越えて上方へ延出し得るようになっており、該外
筒41aとプランジャ8との間にリターンスプリング4
4が配されているため、テンショナ全体の高さを高くし
なくても、リターンスプリング44の取り付け高さを最
大限に確保することができる。よって、コンパクトであ
りながら、高荷重を発揮する長いリターンスプリング4
4を使用することができ、高張力用(例えば、高変動ト
ルクの四気筒エンジンやディーゼルエンジン等のベルト
伝動部材)のテンショナに対応する。
【0016】シリンダ17の内周面とピストン部18の
下端面との間で高圧室23が形成されている。また、シ
リンダ17の外周面とケーシング11の内周面と、スプ
リングカバー41との間で低圧室24が形成され、作動
油7を貯油する構造となっている。高圧室23と低圧室
24とは、シリンダ17底壁に設けられた逆止弁25及
び前記油溝16を介して一方向に連通する。
下端面との間で高圧室23が形成されている。また、シ
リンダ17の外周面とケーシング11の内周面と、スプ
リングカバー41との間で低圧室24が形成され、作動
油7を貯油する構造となっている。高圧室23と低圧室
24とは、シリンダ17底壁に設けられた逆止弁25及
び前記油溝16を介して一方向に連通する。
【0017】逆止弁25は、図4に示すように、シリン
ダ17の底壁17aに開けられた弁孔26と、弁孔26
の上縁が丸取りされてなるボールシート31と、ボール
シート31に受けられたチェックボール27と、チェッ
クボール27を囲むようにシリンダ17底壁に嵌着され
たリテーナ28と、リテーナ28・チェックボール27
間に装着されたバネ29とからなる。従って、作動油7
は逆止弁25及び油溝16を経て低圧室24から高圧室
23の方向にのみ流入し、逆方向の流出は防止される。
図1は、プランジャ8が上昇して、高圧室23に作動油
7が充満したときの状態を示している。
ダ17の底壁17aに開けられた弁孔26と、弁孔26
の上縁が丸取りされてなるボールシート31と、ボール
シート31に受けられたチェックボール27と、チェッ
クボール27を囲むようにシリンダ17底壁に嵌着され
たリテーナ28と、リテーナ28・チェックボール27
間に装着されたバネ29とからなる。従って、作動油7
は逆止弁25及び油溝16を経て低圧室24から高圧室
23の方向にのみ流入し、逆方向の流出は防止される。
図1は、プランジャ8が上昇して、高圧室23に作動油
7が充満したときの状態を示している。
【0018】ボールシート31のシート面は、図5
(a)に示すように弁孔26と滑らかに連続するR面形
状でもよいし、図5(b)に示すように弁孔26と角部
35を介して連続するR面形状でもよい。使用の当初
は、勿論、チェックボール27がボールシート31に略
線接触で当接する。また、長期の使用でチェックボール
27がボールシート31に無数回当接すると、図5に示
すように、ボールシート31がチェックボール27に倣
う凹球面31aに摩耗するが、シート面がR面形状であ
るから、当接幅Wは図14のC面形状の場合と比べて小
さくなる。従って、当接面積も小さくなるため、チェッ
クボール27がボールシート31に吸着する現象が低減
され、圧力変動による異音の発生を防止できる。
(a)に示すように弁孔26と滑らかに連続するR面形
状でもよいし、図5(b)に示すように弁孔26と角部
35を介して連続するR面形状でもよい。使用の当初
は、勿論、チェックボール27がボールシート31に略
線接触で当接する。また、長期の使用でチェックボール
27がボールシート31に無数回当接すると、図5に示
すように、ボールシート31がチェックボール27に倣
う凹球面31aに摩耗するが、シート面がR面形状であ
るから、当接幅Wは図14のC面形状の場合と比べて小
さくなる。従って、当接面積も小さくなるため、チェッ
クボール27がボールシート31に吸着する現象が低減
され、圧力変動による異音の発生を防止できる。
【0019】また、高圧室23と低圧室24とは、シリ
ンダ17・ピストン部18間のクリアランス30を介し
ても連通し、作動油7はクリアランス30を経て高圧室
23から低圧室24へリークし得るようになっている。
ンダ17・ピストン部18間のクリアランス30を介し
ても連通し、作動油7はクリアランス30を経て高圧室
23から低圧室24へリークし得るようになっている。
【0020】プランジャ8の上部であって取付部19よ
り下部には、プランジャ8からケーシング11の開口端
部(特にスプリングカバー41とシールリング20)を
被いケーシング11の外周にまで配されるゴム製のダス
トカバー32が取り付けられ、該ダストカバー32はプ
ランジャ8と共に上下動するようになっている。ダスト
カバー32は、ケーシング11の外周に配された筒部3
3と、該筒部33の上端を塞ぐプレート状の蓋部34と
が一体に形成されものである。蓋部34の内周縁は、プ
ランジャ8の上部に一体形成されたフランジ部9と、ス
プリングカバー41の天井部の上面とによって締め代を
もって挟持されており、確実にシールされている。
り下部には、プランジャ8からケーシング11の開口端
部(特にスプリングカバー41とシールリング20)を
被いケーシング11の外周にまで配されるゴム製のダス
トカバー32が取り付けられ、該ダストカバー32はプ
ランジャ8と共に上下動するようになっている。ダスト
カバー32は、ケーシング11の外周に配された筒部3
3と、該筒部33の上端を塞ぐプレート状の蓋部34と
が一体に形成されものである。蓋部34の内周縁は、プ
ランジャ8の上部に一体形成されたフランジ部9と、ス
プリングカバー41の天井部の上面とによって締め代を
もって挟持されており、確実にシールされている。
【0021】このように、ダストカバー32がスプリン
グカバー41とシールリング20との摺動部を被ってい
るので、ダスト、水等がその摺動部に入ったり、スプリ
ングカバー41が錆たりするのを防止・軽減でき、摺動
部の磨耗を防止・軽減して、テンショナ機能を維持でき
る。さらに、本実施形態では、筒部33とケーシング1
1との隙間が、ケーシング11の開口端側で狭く(隙間
46)かつ筒部33の開口端側で広く(隙間47)なる
ように、ケーシング11の外周面を段48付き構造とさ
れているため、上記効果がさらに高められている。
グカバー41とシールリング20との摺動部を被ってい
るので、ダスト、水等がその摺動部に入ったり、スプリ
ングカバー41が錆たりするのを防止・軽減でき、摺動
部の磨耗を防止・軽減して、テンショナ機能を維持でき
る。さらに、本実施形態では、筒部33とケーシング1
1との隙間が、ケーシング11の開口端側で狭く(隙間
46)かつ筒部33の開口端側で広く(隙間47)なる
ように、ケーシング11の外周面を段48付き構造とさ
れているため、上記効果がさらに高められている。
【0022】仮に、筒部33とケーシング11との隙間
が、全て広い隙間のみだとするとダスト、水等の浸入防
止効果が低下する一方、全て狭い隙間のみだとすると泥
水が表面張力によって隙間46の下部に溜まって落下し
なくなる。本実施形態では、ケーシング11の開口端側
の狭い隙間46がダスト、水等の浸入防止効果を発揮す
るとともに、筒部33の開口端側の広い隙間47が泥水
を溜まらせないで落下させるので、シール性及びテンシ
ョナ機能を維持できる。
が、全て広い隙間のみだとするとダスト、水等の浸入防
止効果が低下する一方、全て狭い隙間のみだとすると泥
水が表面張力によって隙間46の下部に溜まって落下し
なくなる。本実施形態では、ケーシング11の開口端側
の狭い隙間46がダスト、水等の浸入防止効果を発揮す
るとともに、筒部33の開口端側の広い隙間47が泥水
を溜まらせないで落下させるので、シール性及びテンシ
ョナ機能を維持できる。
【0023】以上のように構成された油圧式オートテン
ショナ10を、例えば図11に示すように使用すると、
リターンスプリング44の弾発力によって上方へ付勢さ
れたプランジャ8が、アーム4を上方へ傾動させ、遊び
滑車3によってVベルト1に適度なテンションを与える
ことができる。また、過負荷時には、高圧室23の作動
油7をクリアランス30から低圧室24にリークさせ
て、ピストン部18をシリンダ17に深く進入させるこ
とができるため、Vベルト1のテンションを軽減すると
同時に、ベルト長さの変化を吸収(自動調整)すること
が可能となる。
ショナ10を、例えば図11に示すように使用すると、
リターンスプリング44の弾発力によって上方へ付勢さ
れたプランジャ8が、アーム4を上方へ傾動させ、遊び
滑車3によってVベルト1に適度なテンションを与える
ことができる。また、過負荷時には、高圧室23の作動
油7をクリアランス30から低圧室24にリークさせ
て、ピストン部18をシリンダ17に深く進入させるこ
とができるため、Vベルト1のテンションを軽減すると
同時に、ベルト長さの変化を吸収(自動調整)すること
が可能となる。
【0024】次に、図6及び図7に示す第二実施形態
は、ボールシート31のシート面を従来通りのC面形状
とし、該シート面に例えば4本の細い逃げ溝36を略等
間隔で放射状に形成することにより、チェックボール2
7とボールシート31との吸着現象を低減した例であ
る。その他は、第一実施形態と共通である。
は、ボールシート31のシート面を従来通りのC面形状
とし、該シート面に例えば4本の細い逃げ溝36を略等
間隔で放射状に形成することにより、チェックボール2
7とボールシート31との吸着現象を低減した例であ
る。その他は、第一実施形態と共通である。
【0025】また、図8及び図9に示す第三実施形態
は、ボールシート31のシート面を第一実施形態と同様
のR面形状とするとともに、該シート面に例えば4つの
微小な逃げ溝37を略等間隔で形成し、該R面形状と逃
げ溝37とにより、チェックボール27とボールシート
31との吸着現象を低減した例である。その他は、第一
実施形態と共通である。
は、ボールシート31のシート面を第一実施形態と同様
のR面形状とするとともに、該シート面に例えば4つの
微小な逃げ溝37を略等間隔で形成し、該R面形状と逃
げ溝37とにより、チェックボール27とボールシート
31との吸着現象を低減した例である。その他は、第一
実施形態と共通である。
【0026】次に、図10に示す第四実施形態は、高圧
室23及び低圧室24に注入した作動油7に固体潤滑剤
38を添加することにより、チェックボール27とボー
ルシート31との吸着現象を低減した例である。その他
は、第一実施形態と共通である。固体潤滑剤38として
は、二硫化モリブデン、黒鉛、テフロン等の微粒子を例
示でき、その他にも、摩耗に対して悪影響の無い微細粒
子であればよい。
室23及び低圧室24に注入した作動油7に固体潤滑剤
38を添加することにより、チェックボール27とボー
ルシート31との吸着現象を低減した例である。その他
は、第一実施形態と共通である。固体潤滑剤38として
は、二硫化モリブデン、黒鉛、テフロン等の微粒子を例
示でき、その他にも、摩耗に対して悪影響の無い微細粒
子であればよい。
【0027】なお、本発明は前記実施形態に限定される
ものではなく、例えば以下のように、発明の趣旨から逸
脱しない範囲で適宜変更して具体化することもできる。
ものではなく、例えば以下のように、発明の趣旨から逸
脱しない範囲で適宜変更して具体化することもできる。
【0028】(1)第一、第二又は第三実施形態におい
て、第四実施形態のように固体潤滑剤38を添加するこ
と。 (2)第二又は第三実施形態において、逃げ溝36,3
7の数を2つ〜8つの範囲で増減すること。
て、第四実施形態のように固体潤滑剤38を添加するこ
と。 (2)第二又は第三実施形態において、逃げ溝36,3
7の数を2つ〜8つの範囲で増減すること。
【0029】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明に係る油圧式
オートテンショナによれば、チェックボールとボールシ
ートとの吸着現象を低減でき、異音の発生が無い静かな
作動が可能になるという優れた効果を奏する。
オートテンショナによれば、チェックボールとボールシ
ートとの吸着現象を低減でき、異音の発生が無い静かな
作動が可能になるという優れた効果を奏する。
【図1】本発明の第一実施形態に係る油圧式オートテン
ショナを示す断面図である。
ショナを示す断面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】図1のIII−III線断面図である。
【図4】同油圧式オートテンショナの逆止弁を示す断面
図である。
図である。
【図5】同逆止弁のチェックボール及びボールシートの
拡大断面図である。
拡大断面図である。
【図6】本発明の第二実施形態におけるチェックボール
及びボールシートを示す断面図である。
及びボールシートを示す断面図である。
【図7】図6の平面図である。
【図8】本発明の第三実施形態におけるチェックボール
及びボールシートを示す断面図である。
及びボールシートを示す断面図である。
【図9】図8の平面図である。
【図10】本発明の第四実施形態におけるチェックボー
ル及びボールシートを示す断面図である。
ル及びボールシートを示す断面図である。
【図11】油圧式オートテンショナの一使用例を示す概
略図である。
略図である。
【図12】従来の油圧式オートテンショナを示す一部破
断正面図である。
断正面図である。
【図13】同油圧式オートテンショナの逆止弁を示す断
面図である。
面図である。
【図14】同逆止弁のチェックボール及びボールシート
の拡大断面図である。
の拡大断面図である。
7 作動油 8 プランジャ 10 油圧式オートテンショナ 11 ケーシング 17 シリンダ 18 ピストン部 23 高圧室 24 低圧室 25 逆止弁 27 チェックボール 31 ボールシート 32 ダストカバー 36 逃げ溝 37 逃げ溝 38 固体潤滑剤 44 リターンスプリング
Claims (3)
- 【請求項1】 有底筒状のケーシングの内部に筒状のシ
リンダを設けて、該シリンダの内側及び外側に高圧室及
び低圧室を形成し、該シリンダの底壁に高圧室と低圧室
とを一方向に連通させる逆止弁を設け、前記ケーシング
の開口端部から高圧室にプランジャのピストン部を進入
させ、リターンスプリングによりプランジャを退出方向
に付勢するようにした油圧式オートテンショナにおい
て、 前記逆止弁のチェックボールを受けるボールシートのシ
ート面をR面形状とすることにより、前記チェックボー
ルとボールシートとの吸着現象を低減したことを特徴と
する油圧式オートテンショナ。 - 【請求項2】 有底筒状のケーシングの内部に筒状のシ
リンダを設けて、該シリンダの内側及び外側に高圧室及
び低圧室を形成し、該シリンダの底壁に高圧室と低圧室
とを一方向に連通させる逆止弁を設け、前記ケーシング
の開口端部から高圧室にプランジャのピストン部を進入
させ、リターンスプリングによりプランジャを退出方向
に付勢するようにした油圧式オートテンショナにおい
て、 前記逆止弁のチェックボールを受けるボールシートのシ
ート面に二以上の逃げ溝を形成することにより、前記チ
ェックボールとボールシートとの吸着現象を低減したこ
とを特徴とする油圧式オートテンショナ。 - 【請求項3】 有底筒状のケーシングの内部に筒状のシ
リンダを設けて、該シリンダの内側及び外側に高圧室及
び低圧室を形成し、該シリンダの底壁に高圧室と低圧室
とを一方向に連通させる逆止弁を設け、前記ケーシング
の開口端部から高圧室にプランジャのピストン部を進入
させ、リターンスプリングによりプランジャを退出方向
に付勢するようにした油圧式オートテンショナにおい
て、 前記高圧室及び低圧室に注入した作動油に固体潤滑剤を
添加することにより、前記逆止弁のチェックボールとそ
れを受けるボールシートとの吸着現象を低減したことを
特徴とする油圧式オートテンショナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15011197A JPH10325448A (ja) | 1997-05-23 | 1997-05-23 | 油圧式オートテンショナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15011197A JPH10325448A (ja) | 1997-05-23 | 1997-05-23 | 油圧式オートテンショナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10325448A true JPH10325448A (ja) | 1998-12-08 |
Family
ID=15489737
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15011197A Pending JPH10325448A (ja) | 1997-05-23 | 1997-05-23 | 油圧式オートテンショナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10325448A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003038306A1 (fr) * | 2001-11-02 | 2003-05-08 | Ntn Corporation | Tendeur de chaine |
WO2003070551A1 (fr) * | 2002-02-20 | 2003-08-28 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Amortisseur de direction de motocycle |
EP1416125A2 (en) | 2002-10-28 | 2004-05-06 | Ntn Corporation | Hydraulic tensioner |
KR100744481B1 (ko) * | 2000-03-28 | 2007-08-01 | 주식회사 만도 | 쇼크업소버용 밸브 |
JP2009014026A (ja) * | 2007-07-02 | 2009-01-22 | Ntn Corp | 油圧式オートテンショナ |
JP2009121526A (ja) * | 2007-11-12 | 2009-06-04 | Otics Corp | 油圧式オートテンショナ |
WO2009101915A1 (ja) * | 2008-02-12 | 2009-08-20 | Ntn Corporation | 油圧式オートテンショナ |
JP2013007422A (ja) * | 2011-06-23 | 2013-01-10 | Tsubakimoto Chain Co | 油圧式テンショナ |
KR20170045114A (ko) * | 2015-10-16 | 2017-04-26 | 가부시기가이샤쯔바기모도체인 | 텐셔너 |
-
1997
- 1997-05-23 JP JP15011197A patent/JPH10325448A/ja active Pending
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100744481B1 (ko) * | 2000-03-28 | 2007-08-01 | 주식회사 만도 | 쇼크업소버용 밸브 |
WO2003038306A1 (fr) * | 2001-11-02 | 2003-05-08 | Ntn Corporation | Tendeur de chaine |
WO2003070551A1 (fr) * | 2002-02-20 | 2003-08-28 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Amortisseur de direction de motocycle |
US7318592B2 (en) | 2002-02-20 | 2008-01-15 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Motorcycle steering damper |
CN100363226C (zh) * | 2002-02-20 | 2008-01-23 | 雅马哈发动机株式会社 | 摩托车转向减振器 |
EP1416125A2 (en) | 2002-10-28 | 2004-05-06 | Ntn Corporation | Hydraulic tensioner |
US7037229B2 (en) | 2002-10-28 | 2006-05-02 | Ntn Corporation | Hydraulic tensioner |
JP2009014026A (ja) * | 2007-07-02 | 2009-01-22 | Ntn Corp | 油圧式オートテンショナ |
JP2009121526A (ja) * | 2007-11-12 | 2009-06-04 | Otics Corp | 油圧式オートテンショナ |
WO2009101915A1 (ja) * | 2008-02-12 | 2009-08-20 | Ntn Corporation | 油圧式オートテンショナ |
JP2013007422A (ja) * | 2011-06-23 | 2013-01-10 | Tsubakimoto Chain Co | 油圧式テンショナ |
KR20170045114A (ko) * | 2015-10-16 | 2017-04-26 | 가부시기가이샤쯔바기모도체인 | 텐셔너 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5277664A (en) | Hydraulic tensioner with a molded valve base and cap | |
US5707309A (en) | Hydraulic tensioner with modular inlet check valve with pressure relief | |
US5967920A (en) | Hydraulic tensioner with a bore cup | |
US5643117A (en) | Hydraulic tensioner with check valve vent | |
US5259820A (en) | Hydraulic tensioner having a variable orifice check valve and a double helix internal ratchet | |
KR101133014B1 (ko) | 보조 기계 구동용 벨트의 장력 조정 장치 | |
JP2009222081A (ja) | 油圧式オートテンショナ | |
JPH10325448A (ja) | 油圧式オートテンショナ | |
US4798563A (en) | Self-contained type automatic belt tensioner | |
JPH07280050A (ja) | オイル密封式テンショナのダイヤフラム異常変形防止構造 | |
JP2984624B2 (ja) | 油圧式オートテンショナ | |
JP2001221306A (ja) | 油圧式オートテンショナ | |
JP3378719B2 (ja) | 油圧式オートテンショナ | |
JP2003166607A (ja) | 油圧式オートテンショナ | |
JP3058815B2 (ja) | 油圧式オートテンショナ | |
JP4127921B2 (ja) | 油圧式オートテンショナ | |
JP3917814B2 (ja) | 油圧式オートテンショナ | |
JP4084485B2 (ja) | 油圧式オートテンショナ | |
JP3274767B2 (ja) | 油圧式オートテンショナ | |
JP2000274502A (ja) | オートテンショナ装置 | |
JP3064956B2 (ja) | オートテンショナ | |
JP4025448B2 (ja) | 油圧式オートテンショナ | |
JP4084591B2 (ja) | 油圧式オートテンショナ | |
JP4698457B2 (ja) | 油圧式オートテンショナ | |
JP2000120816A (ja) | 油圧式オートテンショナ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050719 |