JP4084485B2 - 油圧式オートテンショナ - Google Patents

油圧式オートテンショナ Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無端環状の平ベルト、Vベルト、歯付ベルト、チェーン等の伝動部材に適度な張力(テンション)を自動的に与えるための油圧式オートテンショナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の油圧式オートテンショナとしては、特表平2−500210号公報に記載のものが知られている。図10及び図11は同公報記載の構造を示し、Vベルト1が滑車2と遊び滑車3に巻き掛けられている。遊び滑車3はアーム4の先端に回動可能に取り付けられ、アーム4の基端は軸部5に揺動可能に取り付けられている。アーム4の中央部には油圧式オートテンショナ50が連結されている。
【0003】
油圧式オートテンショナ50は、有底筒状のケーシング51と、ケーシング51内に嵌入されたシリンダ52と、ケーシング51の開口端部を経てシリンダ52内に摺動可能に進入したピストン53と、ケーシング51の開口端部に設けられてピストン53に摺接するシールリング54とを備え、ピストン53の上端が前記アーム4に連結されている。シリンダ52内の高圧油室55と、シリンダ52・ケーシング51間の低圧油室56とは、シリンダ52下部の逆止弁57及び通路58を介して連通し、該通路58を経て低圧油室56から高圧油室55へオイルが流れるとともに、シリンダ52・ピストン53間のクリアランス59を介しても連通し、該クリアランス59を経て高圧油室55から低圧油室56へオイルが流れるようになっている。
【0004】
ピストン53の途中部には、係合リング60が嵌着されるとともに、下方から係合リング60に係合するスプリングシートアッパ61が遊嵌されている。スプリングシートアッパ61は、ケーシング51の開口端部にカシメにより固着された蓋62に当接して抜けないようになっており、該蓋62の内周に前記シールリング54が取り付けられている。低圧油室56内において、シリンダ52下部に一体形成されたスプリングシートロア63と前記スプリングシートアッパ61との間にはリターン用コイルスプリング64が装着され、リターン用コイルスプリング64はスプリングシートアッパ61及び係合リング60を介してピストン53をシリンダ退出方向(図では上方)へ付勢している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記油圧式オートテンショナ50には下記の問題があった。
▲1▼ 低圧油室56内にリターン用コイルスプリング64が余裕をもって収まるスペースが必要であり、その分テンショナ50の外径寸法が大きくなるため、コンパクト化に限界がある。
▲2▼ ベルト1に高張力を与える必要がある場合には、リターン用コイルスプリング64に高いバネ荷重が必要となるが、そのようなコイルスプリングは設計的に難しい。
▲3▼ リターン用コイルスプリング64には、そのバネ定数等により決まる固有振動数での共振の問題がある。すなわち、ベルト1の回転数が高くなり前記固有振動数にかかってリターン用コイルスプリング64が共振すると、テンショナ50が正常に作動しなくなるため、高回転化に対応しにくい。
【0006】
本発明の目的は、上記問題を解決し、特に径方向にコンパクト化することができ、ベルト等の伝動部材の高張力化及び高回転化に容易に対応することができる油圧式オートテンショナを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、ケーシングに設けられたシリンダ孔に対してプランジャに設けられたピストン部が進入し、該シリンダ孔とピストン部の端面との間に高圧油室が形成された油圧式オートテンショナにおいて、プランジャに設けた被圧面とケーシングとの間にリターン用高圧ガスを封入した高圧ガス室を設け、該被圧面にかかるリターン用高圧ガスの圧力によりプランジャをケーシングから退出する方向に付勢し、ケーシングの内部に該ケーシングの内径より外径が小さい内筒を設け、該内筒の外周面とケーシングの内周面との間をシリンダ孔とし、該内筒の内側に高圧油室に連通し得る低圧油室を形成し、該低圧油室の上部に高圧ガス室を設けたことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の油圧式オートテンショナを具体化した複数の実施形態例について、図1〜図9を参照して説明する。なお、第一実施形態及び第三実施形態は、参考例である。これらの油圧式オートテンショナは、無端環状の平ベルト、Vベルト、歯付ベルト、チェーン等の伝動部材に適度な張力を自動的に与えるための汎用品である。油圧式オートテンショナと伝動部材との間の構造は、特に限定されず、例えば図10に示すように従来の油圧式オートテンショナ50に代えて使用できる。
【0013】
[第一実施形態]
まず、図1〜図4に示す第一実施形態の油圧式オートテンショナ10は、有底筒状のケーシング11を備え、ケーシング11の下面に一体形成された取付部12には、環状のカラー13がドライベアリング14を介して回動可能に設けられている。ケーシング11の内周下部には縮径した被圧入部15が設けられ、被圧入部15の内周面とケーシング11の内底面とには油溝16が凹設されている。
【0014】
ケーシング11内には、ケーシング11の内径より一回り小さい外径をもつ有底の内筒17が挿入され、その下端部が被圧入部15に圧入固定されている。ケーシング11の開口端部から内筒17の内側のシリンダ孔17aには、プランジャ8の下端部に設けられた棒状のピストン部18が所定のクリアランス30をもって上下摺動可能に進入している。プランジャ8の上端部の取付部19には、環状のカラー13がドライベアリング14を介して回動可能に設けられ、該カラー13が、例えば図10のアーム4に連結される。
【0015】
シリンダ孔17aとピストン部18の下端面との間には高圧油室23が形成され、内筒17の外周面とケーシング11の内周面との間には低圧油室24が形成されている。高圧油室23と低圧油室24には適量のオイルが入れられている。高圧油室23と低圧油室24とは、内筒17の底壁に設けられた連通孔26とその高圧油室23側に設けられた逆止弁25と前記油溝16とを介して、低圧油室24から高圧油室23への一方向に連通可能となっている。また、高圧油室23と低圧油室24とは、内筒17・ピストン部18間のクリアランス30を介して、高圧油室23から低圧油室24へオイルがリークし得るようになっている。
【0016】
プランジャ8の上部であって取付部19より下部には、プランジャ8の外周に圧入固定された短筒状の固定部27と、固定部27の上端から外周へフランジ状に広がる被圧面28と、被圧面28の外縁から下方へ延びて低圧油室24に進入する長筒状のカバー部29とが一体形成されてなるガスケース31が設けられている。プランジャ8の上下動に拘らず、カバー部29の下端は常に低圧油室24内のオイルに浸っている。このカバー部29の内側であって低圧油室24の上部にはリターン用高圧ガス36が封入された高圧ガス室35が形成され、被圧面28にかかるリターン用高圧ガス36の圧力によりプランジャ8をケーシング11から退出する方向(図では上方向)に付勢している。
【0017】
高圧ガス室35にリターン用高圧ガス36を封入する方法としては、オートテンショナ10の組み付けを高圧ガス雰囲気中を行うことにより自然に封入する方法や、ガスケース31等に設けた注入口(図示略)からリターン用高圧ガス36を注入する方法(逆止弁、ゴム栓等を利用可)等を例示することができる。ケーシング11の開口端部内周の段付き部には、ガスケース31のカバー部29に摺接するシールリング20がリング金具21とともに装着され、該シールリング20は同開口端部内周の溝に嵌着されたストッパリング22に下方から係止して抜けないようになっている。
【0018】
このように、低圧油室24の上部の高圧ガス室35に封入されたリターン用高圧ガス36がプランジャ8を付勢しているため、低圧油室24内にコイルスプリング用のスペースが不要であり、その分、テンショナ10の外径寸法を小さくすることができる。また、リターン用高圧ガス36の圧力は調節が容易で調節可能幅も広く、その圧力を高くすることにより高荷重を発生してベルト1に高い張力を与えることができるので、高張力用(例えば、高変動トルクの四気筒エンジンやディーゼルエンジン等のベルト伝動部材)のテンショナにも対応する。また、リターン用高圧ガス36には共振の問題が事実上起こらないため、バネ定数等に関係なく高回転まで使用可能となる。
【0019】
プランジャ8の上部であって取付部19より下部には、プランジャ8からケーシング11の開口端部(特にガスケース31とシールリング20)を被いケーシング11の外周にまで配される樹脂製のダストカバー32が取り付けられ、該ダストカバー32はプランジャ8と共に上下動するようになっている。ダストカバー32は、ケーシング11の外周に配された筒部33と、該筒部33の上端を塞ぐプレート状の蓋部34とが一体に形成されものである。蓋部34の内周縁は、プランジャ8の上部に一体形成されたフランジ部9と、ガスケース31の天井部の上面とによって締め代をもって挟持されており、確実にシールされている。このように、ダストカバー32がガスケース31とシールリング20との摺動部を被っているので、ダスト、水等がその摺動部に入ったり、ガスケース31が錆たりするのを防止・軽減でき、摺動部の磨耗を防止・軽減して、テンショナ機能を維持できる。
【0020】
以上のように構成されたオートテンショナ10を、例えば図10に示すように使用したときの作用を説明する。
【0021】
リターン用高圧ガス36は常にプランジャ8を上方へ付勢している。そして、Vベルト1のテンションが過小になると、Vベルト1は遊び滑車3及びアーム4を介して、前記リターン用高圧ガス36によるプランジャ8の上方への変位を許容し、図1に示すように、ピストン部18が内筒17から退出する方向に変位する。すると、高圧油室23の圧力が低圧油室24の圧力より一時的に低下し、逆止弁25が開き、低圧油室24内のオイルが油溝16を経て連通孔26から高圧油室23内に流入する。こうして、Vベルト1に適度なテンションが加わる。
【0022】
Vベルト1のテンションが過負荷等により過大になると、Vベルト1は遊び滑車3及びアーム4を介して、プランジャ8を下方へ強く押圧する。すると、図2に示すように、高圧油室23内のオイルはクリアランス30から低圧油室24にリークする。よって、ピストン部18を内筒17に深く進入させることができるため、Vベルト1のテンションを軽減すると同時に、ベルト長さの変化を吸収(自動調整)することができる。
【0023】
[第二実施形態]
次に、図5〜図7に示す第二実施形態の油圧式オートテンショナ70は、有底筒状のケーシング71を備え、ケーシング71の内周下部には縮径した被圧入部75が設けられ、被圧入部75の内周面とケーシング71の内底面とには油溝76が凹設されている。
【0024】
ケーシング71内には、ケーシング71の内径より一回り小さい外径をもつ有底の内筒77が挿入され、その下端部が被圧入部75に圧入固定されている。内筒77の外周面とケーシング71の内周面との間がシリンダ孔77aとされ、ケーシング71の開口端部からシリンダ孔77aには、プランジャ8の下端部に設けられた筒状のピストン部78が内筒77に対して所定のクリアランス90をもって上下摺動可能に進入している。
【0025】
シリンダ孔77aとピストン部78の下端面との間には高圧油室83が形成され、内筒77の内側には低圧油室84が形成されている。高圧油室83と低圧油室84には適量のオイルが入れられている。高圧油室83と低圧油室84とは、内筒77の底壁に設けられた連通孔86とその高圧油室83側に設けられた逆止弁85と前記油溝76とを介して、低圧油室84から高圧油室83への一方向に連通可能となっている。また、高圧油室83と低圧油室84とは、内筒77・ピストン部78間のクリアランス90を介して、高圧油室83から低圧油室84へオイルがリークし得るようになっている。
【0026】
プランジャ8の上部であって取付部19より下部には、前記筒状のピストン部78に続く有天筒状のガスケース91が設けられている。このガスケース91の内側であって低圧油室84の上部にはリターン用高圧ガス96が封入された高圧ガス室95が形成され、ガスケース91の天面である被圧面88にかかるリターン用高圧ガス96の圧力によりプランジャ8をケーシング71から退出する方向(図では上方向)に付勢している。
【0027】
その他、第一実施形態と共通の部材、部位又は方法については、図5〜図7に第一実施形態と共通の符号を付すにとどめて説明の繰り返しを避ける。本実施形態によっても、第一実施形態と同様の理由により同様の効果が得られる。
【0028】
[第三実施形態]
次に、図8及び図9に示す第三実施形態の油圧式オートテンショナ100は、有底筒状のケーシング101を備え、ケーシング101の内周にはケーシング101の内径と略同一の外径をもつ有底の内筒107が挿入固定されている。内筒107の内側がシリンダ孔107aとされ、ケーシング101の開口端部からシリンダ孔107aには、プランジャ8の下端部に設けられた有底筒状のピストン部108が内筒107に対して所定のクリアランス120をもって上下摺動可能に進入している。本実施形態でケーシング101に内筒107を挿入固定したのは、高精度のシリンダ孔107aを容易に得るためであって、ケーシング101にシリンダ孔107aを直接形成してもよい。
【0029】
シリンダ孔107aとピストン部108の下端面との間には高圧油室113が形成され、ピストン部108の内部には低圧油室114が形成されている。高圧油室113と低圧油室114には適量のオイルが入れられている。高圧油室113と低圧油室114とは、ピストン部108の底壁に設けられた連通孔116とその高圧油室113側に設けられた逆止弁115とを介して、低圧油室114から高圧油室113への一方向に連通可能となっている。また、高圧油室113と低圧油室114とは、内筒107・ピストン部108間のクリアランス120とピストン部108の周壁に形成されたた貫通孔109とを介して、高圧油室113から低圧油室114へオイルがリークし得るようになっている。なお、内筒107の内周上部(貫通孔109より上方)の溝には、ピストン部108の外周面に摺接して前記リークするオイルを封止するOリング110が嵌着されている。
【0030】
プランジャ8の上部であって取付部19より下部には、前記筒状のピストン部108に続く有天筒状のガスケース121が設けられている。このガスケース121の内側であって低圧油室114の上部にはリターン用高圧ガス126が封入された高圧ガス室125が形成され、ガスケース121の天面である被圧面118にかかるリターン用高圧ガス126の圧力によりプランジャ8をケーシング101から退出する方向(図では上方向)に付勢している。
【0031】
その他、第一実施形態と共通の部材、部位又は方法については、図8及び図9に第一実施形態と共通の符号を付すにとどめて説明の繰り返しを避ける。本実施形態によっても、第一実施形態と同様の理由により同様の効果が得られる。さらに、本実施形態の高圧ガス室125は完全に密閉されているため、オイル漏れに対する信頼性が高い。
【0032】
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のように、発明の趣旨から逸脱しない範囲で適宜変更して具体化することもできる。
【0033】
(1)高圧ガス室はプランジャの被圧面とケーシングとの間に設けるが、ここでケーシングとはその内部のみを指すものではなく外部も含み、ケーシングの例えば外周に高圧ガス室を配置してもよい。
【0034】
【発明の効果】
以上詳述した通り、本発明に係る油圧式オートテンショナによれば、特に径方向にコンパクト化することができ、ベルト等の伝動部材の高張力化及び高回転化に容易に対応することができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態に係る油圧式オートテンショナの伸長状態を縦に切断して示す断面図である。
【図2】同油圧式オートテンショナの圧縮状態を別の位置で縦に切断して示す断面図である。
【図3】図1のIII−III線断面図である。
【図4】図1のIV−IV線断面図である。
【図5】本発明の第二実施形態に係る油圧式オートテンショナの伸長状態を縦に切断して示す断面図である。
【図6】同油圧式オートテンショナの圧縮状態を別の位置で縦に切断して示す断面図である。
【図7】図5のVII−VII線断面図である。
【図8】本発明の第三実施形態に係る油圧式オートテンショナの伸長状態を縦に切断して示す断面図である。
【図9】同油圧式オートテンショナの圧縮状態を別の位置で縦に切断して示す断面図である。
【図10】油圧式オートテンショナの一使用例を示す概略図である。
【図11】従来の油圧式オートテンショナを示す一部破断正面図である。
【符号の説明】
8 プランジャ
9 フランジ部
10 油圧式オートテンショナ
11 ケーシング
16 油溝
17 内筒
17a シリンダ孔
18 ピストン部
23 高圧油室
24 低圧油室
25 逆止弁
26 連通孔
28 被圧面
30 クリアランス
31 ガスケース
35 高圧ガス室
36 リターン用高圧ガス
70 油圧式オートテンショナ
71 ケーシング
76 油溝
77 内筒
77a シリンダ孔
78 ピストン部
83 高圧油室
84 低圧油室
85 逆止弁
86 連通孔
88 被圧面
90 クリアランス
91 ガスケース
95 高圧ガス室
96 リターン用高圧ガス
100 油圧式オートテンショナ
101 ケーシング
107 内筒
107a シリンダ孔
108 ピストン部
109 貫通孔
113 高圧油室
114 低圧油室
116 連通孔
115 逆止弁
118 被圧面
120 クリアランス
121 ガスケース
125 高圧ガス室
126 リターン用高圧ガス

Claims (1)

  1. ケーシングに設けられたシリンダ孔に対してプランジャに設けられたピストン部が進入し、該シリンダ孔とピストン部の端面との間に高圧油室が形成された油圧式オートテンショナにおいて、前記プランジャに設けた被圧面と前記ケーシングとの間にリターン用高圧ガスを封入した高圧ガス室を設け、該被圧面にかかるリターン用高圧ガスの圧力によりプランジャをケーシングから退出する方向に付勢し
    前記ケーシングの内部に該ケーシングの内径より外径が小さい内筒を設け、該内筒の外周面とケーシングの内周面との間を前記シリンダ孔とし、該内筒の内側に前記高圧油室に連通し得る低圧油室を形成し、該低圧油室の上部に前記高圧ガス室を設けたことを特徴とする油圧式オートテンショナ。
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