JPH10324333A - 紙製包装容器 - Google Patents

紙製包装容器

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Publication number
JPH10324333A
JPH10324333A JP13380597A JP13380597A JPH10324333A JP H10324333 A JPH10324333 A JP H10324333A JP 13380597 A JP13380597 A JP 13380597A JP 13380597 A JP13380597 A JP 13380597A JP H10324333 A JPH10324333 A JP H10324333A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
management information
opening
packaging container
sealed
paper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13380597A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Tomikanehara
勉 冨金原
Etsuo Shimamura
悦夫 島村
Takuya Adachi
卓也 足立
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP13380597A priority Critical patent/JPH10324333A/ja
Publication of JPH10324333A publication Critical patent/JPH10324333A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】容器自体に関わる管理情報を一般の消費者には
目に付かない場所に設けて商品としての紙製包装容器の
外観を損なわないようにし、管理情報から紙製包装容器
の組立工程における製造条件などを捜し出し易くする。 【解決手段】シールして隠蔽される貼り合わせ対向面1
1bに印字された管理情報を設け、貼り合わせ対向面1
1a,11bをシールしてなるシール部12に管理情報
10を隠蔽した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はジュースなどの飲料
や酒などの液体を収容するようにした紙製包装容器に関
するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来から内容量が30
0ミリリットル程度の小型の容器、特に、ジュースやコ
ーヒーなどの飲料を充填した容器においては金属缶が使
用されているが、飲料後の空缶を不燃物である金属製廃
棄物として取り扱わなけならず、その廃棄量が増大する
傾向から空缶に対する処理に手間を要するようになって
きている。この点から近年においては300ミリリット
ル程度の内容量を有し自動販売機にも収容できるように
した円筒状の紙製包装容器が提案されるようになってき
ている。図4は円筒状の紙製包装容器1を示していて、
この紙製包装容器1では、胴板2の側縁を合わせてこの
部分をヒートシールすることで円筒状の胴部3を形成
し、そして、その胴部3の底側開口を閉鎖するようにし
て底板4を配置し、その底板4の折り起こされた周縁を
胴部3の底側開口において内方側に折り込んだ開口周縁
に合わせてこの両者を共締めしヒートシールすることに
より底部5を形成し、さらに、前記胴部3の天側開口を
閉鎖するようにして天板6を配置し、その天板6の折り
起こされた周縁を前記胴部3の天側開口において内方に
折り曲げられる開口周縁に合わせてこれを共締めしヒー
トシールすることによって天部7を形成するようにして
いる。そして、前記天板6には予め飲み口8が開口さ
れ、この飲み口8を通して殺菌、充填を行った後に蓋材
9にて前記飲み口8を覆うようにしてこの紙製包装容器
1が得られていた。図4において(イ)は正置した状態
を示し、(ロ)は倒置した状態を示している。なお、内
容物の賞味期限を長くするため、前記包装容器を予め殺
菌して無菌充填包装を行うようにしている。
【0003】上記の紙製包装容器の製造に際し、内容物
の充填工程では飲み口の近傍に取り付けられている上記
蓋材を立ち起こして飲み口に進入する充填ノズルと干渉
しないようにし、そして、その飲み口に挿入された充填
ノズルによって内容物の充填を行い、充填後に前記蓋材
を倒して飲み口を覆い、ヒートシールによりその蓋材で
飲み口を封止するようにして無菌充填包装を行ってい
る。この無菌充填包装にあっては、前述のように上記紙
製包装容器における容器の成形工程と充填工程とを連続
して行う方法と、成形工程と充填工程とを別々に行うこ
とが考えられる。後者の場合は、容器の成形工程と内容
物の充填工程とを連続させずに切り離すようにしてお
り、成形工程で作製された容器を必要なら殺菌を行い、
所要量ごとに充填工程に持ち込んで充填を行うようにし
ている。ところでこのような紙製包装容器に対しては一
般の金属缶からなる液体容器の場合と同じように、充填
年月日や製造番号などの管理情報10を飲み口のシール
後に容器の底板に印字するようにしており、胴板や底
板、天板などに対する印刷ズレ、気密性の不良などの不
都合が検査によって発見された場合に、前記管理情報に
基づいてどのロッドの容器に対して不良が発生している
かなどの遡る調査に役立てるようにしている。
【0004】しかしながら、上述したように底板に対し
て情報の印字が行われているため、一般消費者が購入時
にこの紙製包装容器を手に取った場合にその管理情報が
目に付き易く、商品としての外観を損なうという不都合
が生じていた。また、容器自体の問題の原因などを捜し
出す上で充填後に印字された上記情報を利用している
が、容器自体とは関連性の薄い充填年月日を印字する
と、成形工程側でのどういう条件のもとで成形、あるい
は殺菌をしたものであるか、そして、どういう材質の包
装材から得た天板、底板、側板であるのか、などの情報
を直ぐには捜し出せないという不都合がある。そこで本
発明は上記事情に鑑みて、容器自体に関わる管理情報を
一般の消費者には目に付かない場所に設けるようにする
ことを課題とし、商品としての紙製包装容器の外観を損
なわないようにして、そして、管理情報から紙製包装容
器の成形工程における製造条件などを捜し出し易くする
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を考慮
してなされたもので、胴板の側縁を合わせてシールした
円筒状の胴部と、前記胴部の底側開口を閉鎖するように
して底板を配置し、底板の周縁を胴部の底側開口の開口
周縁に合わせてシールした底部と、前記胴部の天側開口
を閉鎖するようにして天板を配置し、天板の周縁を胴部
の天側開口の開口周縁に合わせてシールした天部とから
なる紙製包装容器であって、シールして隠蔽される貼り
合わせ対向面に管理情報が設けられ、貼り合わせ対向面
をシールしてなるシール部に前記管理情報が隠蔽されて
いることを特徴とする紙製包装容器を提供して、上記課
題を解消するものである。そして、包装容器が無菌充填
用であるとすることができるものである。
【0006】
【発明の実施の形態】つぎに本発明を図1から図3に示
す実施の形態に基づいて詳細に説明する。なお、図4と
図5に示す従来例と構成が重複する部分は同符号を付し
てその説明を省略する。図1は紙製包装容器における胴
部3を分解した状態で示すものである。図示されている
ように貼り合わされる胴板2の側縁において、シールに
よって隠蔽されることになる二つの貼り合わせ対向面1
1a,11bの内、胴板2の印刷面側(外側)と同じ側
に位置している貼り合わせ対向面11bに、容器自体に
関連付けられた管理情報10が印刷、或は印字により設
けられており、二つの貼り合わせ対向面11a,11b
を貼り合わせてヒートシールすることでこの管理情報が
シール部12に隠蔽されるように設けられている。な
お、前記管理情報の印刷や印字は例えば、前記胴板2に
対しての意匠用の印刷を施すと同時に行われるようにし
ている。このようにシール部12における一方の貼り合
わせ対向面11bに管理情報10が位置して隠蔽されて
いるため、紙製包装容器1の外観には管理情報が現れず
外観を損なうことがない。また、管理情報を確認する場
合には胴部のシール部を引き剥ぐようにして胴板の側縁
の間を開けばよく、一方の貼り合わせ対向面に位置する
管理情報が現れ、この管理情報が容器自体に関連付けら
れたものとしているため、この情報に基づいて成形工程
側などで使用された包装材の種類や成形条件、殺菌条件
などが調べ易くなる。
【0007】上記した例においては 胴板2の側縁にお
ける貼り合わせ対向面に管理情報を配したものである
が、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、
図3に示すように、胴部3と底部5とにおいては、その
胴部3の底側開口の開口周縁の内面に貼り合わせ対向面
13aが設けられているとともに、この開口周縁を胴部
の内方に折り込んだときに対向する底板4の周縁の外面
に貼り合わせ対向面13bが設けられており、この内、
貼り合わせ対向面13aに管理情報10を印刷や印字に
より設けており、上述した底部形成の際の開口周縁の折
り返しでこの管理情報は隠れ、ヒートシールしてなるシ
ール部にこの管理情報が隠蔽されることになる。管理情
報を確認する場合は上記例と同じようにシール部におけ
る胴部底部側の開口周縁と底板の周縁とを引き剥ぐよう
にすれば、前記貼り合わせ対向面が現れて管理情報を見
ることができる。無菌充填包装を行う場合は、前記包装
容器を成形後に殺菌を行い、その条件を保管しておくこ
とにより、前記容器の管理情報として確認することがで
きる。
【0008】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
胴板の側縁を合わせてシールした円筒状の胴部と、前記
胴部の底側開口を閉鎖するようにして底板を配置し、底
板の周縁を胴部の底側開口の開口周縁に合わせてシール
した底部と、前記胴部の天側開口を閉鎖するようにして
天板を配置し、天板の周縁を胴部の天側開口の開口周縁
に合わせてシールした天部とからなる紙製包装容器であ
って、シールして隠蔽される貼り合わせ対向面に管理情
報が設けられ、貼り合わせ対向面をシールしてなるシー
ル部に前記管理情報が隠蔽されていることを特徴とする
ものである。このように、管理情報が隠蔽されているこ
とから、商品としての紙製包装容器の外観が損なわれる
ことはなくなる。そして、印刷ズレや定期検査などにお
いて充填済みの容器から包装材の種類などや容器本体の
製造条件、容器の殺菌条件を調べる必要がある場合に
は、シール部分を引き剥いで隠蔽されていた管理情報を
確認すればよく、容器成形段階などでの条件や殺菌条
件、保管条件などを特定し易くなり、容器の管理が頗る
簡単になるなど、実用性に優れた効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る紙製包装容器の一例における胴部
を分解した状態で示す説明図である。
【図2】同じく胴部を断面で示す説明図である。
【図3】容器底部側に管理情報が設けられている例を示
す説明図である。
【図4】従来の紙製包装容器を示すもので、(イ)は正
置した状態を示す説明図、(ロ)は倒置した状態を示す
説明図である。
【図5】同じく従来の紙製包装容器を断面で示す説明図
である。
【符号の説明】
1…紙製包装容器 2…胴板 3…胴部 4…底板 5…底部 6…天板 7…天部 8…飲み口 9…蓋材 10…管理情報 11a,11b,13a,13b…貼り合わせ対向面 12…シール部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】胴板の側縁を合わせてシールした円筒状の
    胴部と、前記胴部の底側開口を閉鎖するようにして底板
    を配置し、底板の周縁を胴部の底側開口の開口周縁に合
    わせてシールした底部と、前記胴部の天側開口を閉鎖す
    るようにして天板を配置し、天板の周縁を胴部の天側開
    口の開口周縁に合わせてシールした天部とからなる紙製
    包装容器であって、 シールして隠蔽される貼り合わせ対向面に管理情報が設
    けられ、貼り合わせ対向面をシールしてなるシール部に
    前記管理情報が隠蔽されていることを特徴とする紙製包
    装容器。
  2. 【請求項2】包装容器が無菌充填用である請求項1に記
    載の紙製包装容器。
JP13380597A 1997-05-23 1997-05-23 紙製包装容器 Pending JPH10324333A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13380597A JPH10324333A (ja) 1997-05-23 1997-05-23 紙製包装容器

Applications Claiming Priority (1)

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JP13380597A JPH10324333A (ja) 1997-05-23 1997-05-23 紙製包装容器

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Publication Number Publication Date
JPH10324333A true JPH10324333A (ja) 1998-12-08

Family

ID=15113456

Family Applications (1)

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JP13380597A Pending JPH10324333A (ja) 1997-05-23 1997-05-23 紙製包装容器

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JP (1) JPH10324333A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009208833A (ja) * 2008-03-06 2009-09-17 Dainippon Printing Co Ltd 紙容器
CN105346805A (zh) * 2015-12-18 2016-02-24 大进科技(杭州)有限公司 一种∞字型酒包装盒
CN108248983A (zh) * 2017-02-16 2018-07-06 苍南县棋源包装科技有限公司 一种纸制内卷边圆筒容器

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