JPH10324291A - 自転車の変速装置 - Google Patents

自転車の変速装置

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JPH10324291A
JPH10324291A JP14853497A JP14853497A JPH10324291A JP H10324291 A JPH10324291 A JP H10324291A JP 14853497 A JP14853497 A JP 14853497A JP 14853497 A JP14853497 A JP 14853497A JP H10324291 A JPH10324291 A JP H10324291A
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JP
Japan
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output
circuit
bicycle
parking mode
cpu
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Application number
JP14853497A
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English (en)
Inventor
Toru Arai
亨 荒井
Shigeru Okamoto
茂 岡本
Kazuo Suekane
和男 末包
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Sansha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Sansha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication of JPH10324291A publication Critical patent/JPH10324291A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62MRIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
    • B62M25/00Actuators for gearing speed-change mechanisms specially adapted for cycles
    • B62M25/08Actuators for gearing speed-change mechanisms specially adapted for cycles with electrical or fluid transmitting systems

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自転車の走行中に制御装置に内蔵するCPU
が暴走してもパーキングモードに入ることなく自転車の
走行を停止させる。 【解決手段】 制御装置12に,パーキングモード時に
高周波クロックパルスを出力するCPUと,クロックパ
ルスを入力する第1の単安定マルチバイブレータ22
と,パーキングモードスイッチ18がオン時に出力する
インバータ機能を有するパーキングモード回路と,第1
の単安定マルチバイブレータの出力とパーキングモード
回路の出力を入力する第1のナンド回路24と,変速用
モータ13の回転方向を指令する変速指令信号と第1の
ナンド回路24の出力とを入力する第2及び第3のナン
ド回路25,26と,第1のナンド回路24の出力に設
けられた第2の単安定マルチバイブレータ27と,第2
の単安定マルチバイブレータ27の出力と上記第2及び
第3のナンド回路25及び26の出力とをそれぞれ入力
し,変速用モータ13を駆動するモータ駆動回路14と
が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自転車の変速装置に
関するものである。特に駐輪時の盗難防止用にペダルを
漕ぐことができないパーキングモードの安全対策を行う
自転車の変速装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自転車に用いられている変速装置は図3
に示すようなものがある。図3において11はリチウム
等の乾電池,12は乾電池11を電源とし,内部でデジ
タル演算処理した後,変速時に変速用モータを変速指令
するマイクロコンピュータ等を内蔵する制御装置,13
は変速用モータで通常直流モータが使用され,例えば正
の電圧が印加すると正回転して,ギヤーを小から大に変
更し,負の電圧が印加すると逆回転して,ギヤーを大か
ら小に変更させて変速させる。14は制御装置12の変
速指令信号を受け,変速用モータ13を駆動するモータ
駆動回路,15は変速時の設定値を指令する変速設定器
であり,16は変速位置を設定する変速位置設定用切換
器,17は自転車の走行スピードを検出する速度検出器
である。
【0003】次にこの自転車の変速装置の動作について
説明する。変速位置設定用切換器16の開閉部,例えば
1が接続されている場合,変速設定器15の設定値信号
が開閉部1を介して制御装置12に入力する。もし,変
速位置設定用切換器16の開閉部が例えば開閉部1のま
ま継続して接続されていれば,制御装置12から駆動回
路14へ変速指令信号が出力されず,変速用モータ13
は設定位置1で停止している。
【0004】もし,変速位置設定用切換器16の開閉部
1が開放され,例えば開閉部2が短絡された場合には,
変速設定器15の設定値信号が開閉部2を介して制御装
置12に入力する。制御装置12はデジタル演算処理し
た後,変速指令信号を出力し,モータ駆動回路14を回
転モードとし,変速用モータ13を例えば正回転させ
る。変速用モータ13の回転によって図示しない自転車
に取れ付けられたギヤー位置は1から2に変更され,変
速が行われる。変速後モータ駆動回路14が回転モード
を停止し,変速用モータ13への電力供給をオフさせ
る。さらにモータ駆動回路14は負荷短絡させブレーキ
モードとし,変速用モータ13は発電機となって駆動回
路14を介してエネルギーを放出させて変速用モータ1
3はブレーキが掛かり,目標とする停止位置2で回転を
停止する。この後,駆動回路14がオフして,ブレーキ
モードが開放され,変速工程を終える。
【0005】ところで,自転車は駐輪時に盗難防止用に
ペダルを漕ぐことができなくするパーキングモードが設
けられている。変速位置設定用切換器16の開閉部のパ
ーキングモードの位置Pに設定されると,ギヤーが電子
ロックされて,半回転以上の回転ができなくなり,自転
車を漕いで移動させることができない。また,このパー
キングモードは,図4に示すように変速用開閉部1,
2,3,4の最も小さい値の外側にパーキングモードの
開閉部Pが設けられている。
【0006】今,駐輪し変速位置設定用切換器16をパ
ーキングモードの開閉部Pに接続されると,速度検出器
17の出力が0となる。制御装置12が,この出力0を
例えば6秒間継続されて,停止確認を行うと,制御装置
12はパーキングモードと認識する。この認識により制
御装置12からモータ駆動回路14を介してギヤーを電
子ロックするように指令し,ペダルを半回転以上の回転
ができなくし,自転車を漕いで移動させることはできな
いようにしている。
【0007】もし,変速位置設定用切換器16の開閉器
1に設定されて自転車を走行中に開閉部1から開閉部P
に誤って設定した場合,速度検出器17からの出力は0
より大きいか,又は出力が0で,所定時間より短い期間
となっているため,パーキングモードと認識していな
い。従って制御装置12から変速指令信号が出力され,
モータ駆動回路14を介して変速用モータ13に印加さ
れてギヤーの変更が行われる。そして,変速位置が4を
越えると,パーキングモードスイッチ18をオンさせ
る。このパーキングモードスイッチ18のオン信号が制
御装置12に入力すると,ギヤーがパーキングモードに
移行しないように制御装置12を内部演算処理させる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで,自転車の走
行中に制御装置12に内蔵するマイクロコンピュータが
暴走すると,パーキングモードスイッチ18がオンして
も制御装置12は正常の内部演算処理ができないため,
パーキングモードに移行し,ギヤーが電子ロツクされて
自転車を漕ぐことができず,急激にブレーキが掛かり,
自転車が転倒する事故となる恐れがある。また,マイク
ロコンピュータの暴走の他,速度検出器17の断線,変
速設定器15の断線についても走行中にパーキングモー
ドに移行する恐れがあり,自転車にブレーキが掛かり,
転倒する恐れがある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は,上記の課題に
留意してなされたもので,本発明の自転車の変速装置に
よれば,乾電池と,変速用モータと,上記乾電池の出力
と上記変速用モータの変速を設定する設定値とを入力と
して,内蔵するCPUによりデジタル処理し,上記変速
用モータへの変速を指令する変速指令信号を出力する制
御装置と,上記変速指令信号を受け上記変速モータを駆
動及びブレーキを掛けるモータ駆動回路と,自転車の走
行スピードを検出する変速検出器と,ペダルを漕ぐこと
ができないパーキングモード時に出力するパーキングモ
ードスイッチとが設けられた自転車の変速装置におい
て,上記CPUがパーキングモード時に高周波クロック
パルスを出力するCPUであり,上記制御装置に,上記
CPUと上記クロックパルスを入力する第1の単安定マ
ルチバイブレータと,上記パーキングモードスイッチが
オン時に出力するインバータ機能を有するパーキングモ
ード回路と,上記第1の単安定マルチバイブレータの出
力と,上記パーキングモード回路の出力を入力とする第
1のナンド回路と,上記変速用モータの回転方向を指令
する上記CPUの変速指令信号と,上記第1のナンド回
路の出力とが入力する第2及び第3のナンド回路と,上
記第1のナンド回路の出力に設けられた第2の単安定マ
ルチバイブレータと,上記第2のマルチバイブレータの
出力と上記第2及び第3のナンド回路の出力とをそれぞ
れ入力し,上記モータ駆動回路に駆動信号を出力する第
4及び第5のナンド回路とが設けられたものである。
【0010】制御装置に変速用モータの変速を設定する
設定値を入力し,内部でデジタル処理し,制御装置から
変速用モータの変速を指令する変速指令信号が出力され
る。この変速指令信号によりモータ駆動回路が駆動し
て,変速用モータが起動し,回転モードに入る。この回
転モードにより自転車のギヤーが変更され,変速が行わ
れる。
【0011】今,自転車の走行中に誤ってパーキングモ
ードに設定した場合,速度検出器が走行中であることを
検出し,CPUはパーキングモードを認識することはな
い。自転車のギヤーが変更されていき,パーキングモー
ドに入る前にパーキングモードスイッチはオンし,パー
キングモード回路は“H”を出力する。一方CPUから
高周波クロツクパルスが第1の単安定マルチバイブレー
タに入力し,カウントを開始し“L”を出力する。これ
により第1のナンド回路は“H”を出力する。また,C
PUにはパーキング指令値が入力され,CPU21から
第2及び第3のナンド回路に“H”を出力して,第2及
び第3のナンド回路は“L”を出力する。第2及び第3
のナンド回路の”L”により,第4及び第5のナンド回
路に“H”が出力され,自転車はパーキングモードに入
ることなくブレーキが掛けられる。
【0012】また,走行中にCPUが暴走した場合に
は,CPUから第1の単安定マルチバイブレータに
“H”又は“L”のいずれかを出力し,第1の単安定マ
ルチバイブレータは“H”を出力する。ギヤーは変更さ
れていき,パーキングモードに入る前にパーキングモー
ドスイッチはオンし,パーキングモード回路は“H”を
出力する。これにより,第1のナンド回路は“L”を出
力する。この第1のナンド回路の出力“L”により,第
2の単安定マルチバイブレータはカウントを開始し,
“L”を出力する。このため,第4及び第5のナンド回
路は“H”を出力して自転車はパーキングモードに入る
ことなくブレーキが掛けられる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の自転車の変速装置をその
実施の形態を示した図1に基づいて説明する。図1にお
いて図3と同一の符号のものは同一機能のものを示す。
異なる点は,制御装置12にパーキングモードの安全対
策装置を組み込んだものである。すなわち,21は内部
でデジタル演算処理した後,変速時に変速用モータを変
速指令するCPU,22は第1の単安定マルチバイブレ
ータ,23はパーキングモードスイッチ18の信号を受
けて,スイッチ18がオン時に“H”信号を出力するイ
ンバータ機能のパーキングモード回路,24は単安定マ
ルチバイブレータ22の出力とパーキングモード回路2
3の出力を入力とする第1のナンド回路,25及び26
は変速用モータ13の回転方向を指令するCPU21の
変速指令信号と,上記ナンド回路24の出力が入力する
第2及び第3ナンド回路である。27はナンド回路24
の出力に設けられた第2の単安定マルチバイブレータで
あり,信号“L”が入力するとカウントを開始し,一定
時間“L”を出力する。28,29はそれぞれナンド回
路25,26の出力と第2の単安定マルチバイブレータ
27を入力とするナンド回路であり,その出力信号はモ
ータ駆動回路14に出力されている。
【0014】次に変速位置設定用切換器16の開閉部が
1ないし4のパーキングモードでない通常モードの場合
について説明する。走行中,パーキングモードスイッチ
18はオフしているため,パーキングモード回路23は
“L”となっている。一方,設定用切換器16の開閉部
が例えば1の場合,その設定値信号がCPU21に入力
し,CPU21の内部演算処理により,CPU21から
第1の単安定マルチバイブレータ22には出力されてい
ない。この時,単安定マルチバイブレータ22は動作で
きず,マルチバイブレータ22の出力から“H”のみが
出力する。アンド回路24には“L”と“H”が入力さ
れるので,アンド回路24の出力は“H”を出力する。
【0015】そこで,自転車が設定用切換器16の設定
変更がなければ,CPU21から回転指令信号がいずれ
も“L”が出力されている。また,アンド回路24の出
力は“H”であり,ナンド回路25,26の出力は
“H”のみが出力される。また,単安定マルチバイブレ
ータ27の入力はHが継続して入力しているので,その
出力には“H”が出力している。そしてナンド回路2
8,29がともに“L”信号が出力され駆動回路14に
入力され,変速用モータ13には電圧が印加されず,変
速用モータ13はそのままの状態を継続して変速は行わ
れない。
【0016】もし,変速位置設定用切換器16を開閉部
1から開閉部2に切換え,変速の指令が行われたとする
と,この設定値信号がCPU21に入力し,CPU21
の内部演算処理により,CPUからナンド回路25,2
6に例えば図1に示すようにそれぞれ“L”,“H”が
入力する。ナンド回路24の出力は“H”であるため,
ナンド回路25の出力には“H”が,また,ナンド回路
26には“L”が出力する。ところで単安定マルチバイ
ブレータ27にはナンド回路24の信号“H”が入力し
ているため,出力には“H”が出力し,アンド回路2
8,29の出力にはそれぞれ“L”“H”が出力する。
アンド回路28の出力が“L”のため,駆動回路14を
介して変速用モータ13が例えば正回転し,変速値が1
から2に変速が行われる。
【0017】次に自転車を駐輪し,変速位置設定用切換
器16の開閉部をPのパーキングモードにした場合につ
いて説明する。この時,速度検出器17の変速検出が0
で,所定時間(例えば6秒間)以上継続するので,CP
U21は内部演算処理により,パーキングモードを認識
し,CPU21は単安定マルチバイブレータ22には
“H”が出力している。従って,単安定マルチバイブレ
ータ22の出力には“H”が出力されている。一方,パ
ーキングモードPの設定によりパーキングモードスイッ
チ18がオンし,パーキング回路23から“H”を出力
する。第1の単安定マルチバイブレータ22の出力及び
パーキング回路23の出力が“H”によりナンド回路2
4の出力は“L”となり,この“L”信号がナンド回路
25,26に入力し,ナンド回路25,26ともに
“H”を出力する。一方,ナンド回路24の“L”によ
り単安定マルチバイブレータ27から“L”が出力され
る。これにより,ナンド回路28,29はともに“H”
を出力し,ナンド回路28,29の出力“H”により駆
動回路14を介して変速用モータ13はブレーキが掛け
られる。
【0018】そして,自転車を駐輪から走行に移る場
合,設定用切換器16を開閉部Pから開閉部を例えば4
に変更すると,パーキングモードスイッチ18がオフ
し,パーキング回路23が“L”を出力する。また,C
PU21は出力されず,単安定マルチバイブレータ22
は“H”を出力しており,ナンド回路24は“H”を出
力し,上記の通常の走行時の変更に移すことができる。
【0019】次に自転車を走行中に開閉部1から開閉部
Pに誤って設定した場合,上述のように速度検出器17
からの出力は0より大きいか,又は出力が0で所定時間
より短い期間0となっているため,CPU21はパーキ
ングモードと認識していない。この時,CPUから図2
(a)に示すように第1の単安定マルチバイブレータ2
2に高周波のクロックパルスを出力する。単安定マルチ
バイブレータ22はクロックパルスの立ち上がりの信号
を受け,図2(b)に示すようにカウントを開始し,出
力には“L”を出力する。また,パーキングモードスイ
ッチ18はオフしているため,パーキングモード回路2
3は“L”を出力している。この単安定マルチバイブレ
ータ22及びパーキングモード回路23の出力信号
“L”により,ナンド回路24は図2(d)に示すよう
に“H”を出力する。そして,上述のように変更され,
開閉部1から開閉部4まで順次変更されていく。なお,
単安定マルチバイブレータ22の出力は,カウントアッ
プするまで“L”を出力し,カウントアップすると
“H”を出力する。
【0020】そして,時刻t2で開閉部4の位置を越え
たとき,パーキングモードスイッチ18はオンし,パー
キングモード回路23の出力は図2(c)に示すように
“H”を出力する。一方CPU21はパーキングモード
を認識していないため,図2(a)に示すように高周波
のクロックパルスを出力している。単安定バイブレータ
22はそのカウント中は図2(b)に示すように“L”
を出力し,ナンド回路24は図2(d)に示すように
“H”を出力する。一方CPU21にはパーキング指令
値が入力され,CPU21からナンド回路25,26は
“H”を出力する。このため,ナンド回路25,26に
は“H”“H”が入力され,ナンド回路25,26の出
力に図2(e),(f)に示すように,“L”を出力す
る。ナンド回路28,29は図2(h),(i)に示す
ように“H”を出力し,駆動回路14にはブレーキモー
ドが入力し,自転車はパーキングモードに移行すること
なく,ブレーキが掛けられる。
【0021】もし,自転車の走行中にCPU21が暴走
すると,CPU21から単安定マルチバイブレータ24
に“H”又は“L”を出力し,単安定マルチバイブレー
タ22は“H”を出力している。自転車の走行中は,パ
ーキングモードスイッチPはオフしており,パーキング
回路23の出力は“L”を出力している。このため,ナ
ンド回路24の出力は“H”を出力し,上述のようなナ
ンド回路25,26の入力信号に応じて変速されてい
く。
【0022】ここでもし,パーキングモード側に移動し
ようとする場合,単安定マルチバイブレータ22が出力
される信号は“H”を出力しており,開閉部4の位置を
越えてパーキングモードスイッチ18がオンすると,パ
ーキング回路23の出力は“H”を出力する。この時,
第1の単安定マルチバイブレータ22の出力“H”とパ
ーキング回路23の出力“H”によりナンド回路24の
出力は“L”となる。このナンド回路24の出力“L”
が第2の単安定マルチバイブレータ27に入力し,カウ
ントを開始する。このカウント中は第2の単安定マルチ
バイブレータ27は“L”を出力し,ナンド回路28,
29は“H”を出力する。この為,駆動回路14にはブ
レーキモードが入力し,自転車はブレーキが掛けられ
る。
【0023】自転車の走行中にマイクロコンピュータが
暴走しても,パーキングモードに移行することなくブレ
ーキが掛かり,自転車が転倒する事故を回避することが
できる。
【0024】上記実施の形態では,マイクロコンピュー
タの暴走について説明したが,速度検出器17の断線,
変速設定器15の断線についてもパーキングモードに移
行する前のパーキングモードスイッチ18のオンにより
ナンド回路24が“H”から“L”に変更され,単安定
マルチバイブレータ27から出力“L”が出力され,ナ
ンド回路28,29は“H”を出力し,駆動回路14は
ブレーキモードが入力し,自転車はパーキングモードに
移行することなくブレーキが掛けられる。
【0025】
【発明の効果】本発明の自転車の変速装置によると,自
転車の走行中にマイクロコンピュータの暴走,速度検出
の断線,変速設定器の断線についてもパーキングモード
に移行することなくブレーキが掛かり,自転車が転倒す
る事故を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自転車の変速装置の一実施の形態のブ
ロック図である。
【図2】図1の各部のタイムチャート図である。
【図3】従来の自転車の変速装置のブロック図である。
【図4】変速設定切換の模擬図である。
【符号の説明】
1,2,3,4 ギヤーの設定位置 11 乾電池 12 制御装置 13 変速用モータ 14 モータ駆動回路 15 変速設定器 16 変速位置設定用切換器 17 速度検出器 18 パーキングモードスイッチ 21 CPU 22,27 単安定マルチバイブレータ 23 パーキングモード回路 24,25,26,28,29 ナンド回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乾電池と,変速用モータと,上記乾電池
    の出力と上記変速用モータの変速を設定する設定値とを
    入力として,内蔵するCPUによりデジタル処理し,上
    記変速用モータへの変速を指令する変速指令信号を出力
    する制御装置と,上記変速指令信号を受け上記変速モー
    タを駆動及びブレーキを掛けるモータ駆動回路と,自転
    車の走行スピードを検出する変速検出器と,ペダルを漕
    ぐことができないパーキングモード時出力するパーキン
    グモードスイッチとが設けられた自転車の変速装置にお
    いて,上記CPUがパーキングモード時に高周波クロッ
    クパルスを出力するCPUであり,上記制御装置に,上
    記CPUと上記クロックパルスを入力する第1の単安定
    マルチバイブレータと,上記パーキングモードスイッチ
    がオン時に出力するインバータ機能を有するパーキング
    モード回路と,上記第1の単安定マルチバイブレータの
    出力と,上記パーキングモード回路の出力を入力とする
    第1のナンド回路と,上記変速用モータの回転方向を指
    令する上記CPUの変速指令信号と,上記第1のナンド
    回路の出力とが入力する第2及び第3のナンド回路と,
    上記第1のナンド回路の出力に設けられた第2の単安定
    マルチバイブレータと,上記第2のマルチバイブレータ
    の出力と上記第2及び第3のナンド回路の出力とをそれ
    ぞれ入力し,上記モータ駆動回路に駆動信号を出力する
    第4及び第5のナンド回路とが設けられたことを特徴と
    する自転車の変速装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002264860A (ja) * 2001-03-07 2002-09-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電気動力装置付き車輌

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JP2002264860A (ja) * 2001-03-07 2002-09-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電気動力装置付き車輌

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