JPH10323463A - 電気かみそり用スリット刃 - Google Patents
電気かみそり用スリット刃Info
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- JPH10323463A JPH10323463A JP13635197A JP13635197A JPH10323463A JP H10323463 A JPH10323463 A JP H10323463A JP 13635197 A JP13635197 A JP 13635197A JP 13635197 A JP13635197 A JP 13635197A JP H10323463 A JPH10323463 A JP H10323463A
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- blade
- slit
- slits
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 肌当たりを悪くすることなく寝ている毛につ
いての導入切断効率を高める。 【解決手段】 断面逆U字形であり且つ上面壁から側壁
に至るスリット21が多数形成された固定刃20と、上
記固定刃20の内面に摺接する可動刃26とからなるス
リット刃である。上記スリット21を複数列設け、スリ
ット21間の桟22に添って立ち上がる櫛状突起を備え
たコーム4を上記スリット列間の小間隙25に配置す
る。コームの上端は固定刃20の上面以下の高さとす
る。スリット列間の小間隙25にコーム4を配置してい
ることから、寝ている毛を起こすことができる尖ったコ
ーム4を配置してもコーム4が肌当たりを悪くしてしま
うことがない。
いての導入切断効率を高める。 【解決手段】 断面逆U字形であり且つ上面壁から側壁
に至るスリット21が多数形成された固定刃20と、上
記固定刃20の内面に摺接する可動刃26とからなるス
リット刃である。上記スリット21を複数列設け、スリ
ット21間の桟22に添って立ち上がる櫛状突起を備え
たコーム4を上記スリット列間の小間隙25に配置す
る。コームの上端は固定刃20の上面以下の高さとす
る。スリット列間の小間隙25にコーム4を配置してい
ることから、寝ている毛を起こすことができる尖ったコ
ーム4を配置してもコーム4が肌当たりを悪くしてしま
うことがない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は往復式電気かみそり
用のスリット刃に関するものである。
用のスリット刃に関するものである。
【0002】
【従来の技術】往復式電気かみそりにおいては、剃りス
ピードの向上と毛(髭)を短く剃り上げることとを目的
として、粗剃り用の刃と仕上げ剃り用の刃とを設けると
ともにこれら両種の刃が肌に同時に接するようにしたも
のが提供されている。この時、一対の仕上げ剃り用の刃
の間に粗剃り用の刃を配置する場合、スリット刃と称さ
れる粗剃り用の刃が好適に用いられている。このスリッ
ト刃は、断面逆U字形であり且つ上面壁から側壁に至る
スリットが多数形成された固定刃と、往復駆動されて上
記固定刃の上面壁の内面に摺接する可動刃とからなるも
ので、スリットが側壁部分に至るものとなっているため
に、長い毛についての導入切断効率が高くなっている。
ピードの向上と毛(髭)を短く剃り上げることとを目的
として、粗剃り用の刃と仕上げ剃り用の刃とを設けると
ともにこれら両種の刃が肌に同時に接するようにしたも
のが提供されている。この時、一対の仕上げ剃り用の刃
の間に粗剃り用の刃を配置する場合、スリット刃と称さ
れる粗剃り用の刃が好適に用いられている。このスリッ
ト刃は、断面逆U字形であり且つ上面壁から側壁に至る
スリットが多数形成された固定刃と、往復駆動されて上
記固定刃の上面壁の内面に摺接する可動刃とからなるも
ので、スリットが側壁部分に至るものとなっているため
に、長い毛についての導入切断効率が高くなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、寝ている毛に
ついての導入効率については、スリット刃においても十
分ではない。固定刃におけるスリット間の桟は、上面壁
から側壁にかけての部分が滑らかな曲面を描くものとな
っており、寝ている毛がこの桟に添って桟の上に乗り上
げてしまうからである。
ついての導入効率については、スリット刃においても十
分ではない。固定刃におけるスリット間の桟は、上面壁
から側壁にかけての部分が滑らかな曲面を描くものとな
っており、寝ている毛がこの桟に添って桟の上に乗り上
げてしまうからである。
【0004】もちろん、桟の上面壁から側壁にかけての
部分を尖ったものとすれば寝ている毛と肌との間に尖っ
た部分が入って毛を起こし、この毛をスリットに導くこ
とができるが、このような尖った部分を設けたならば、
スリット刃を肌に押し当てた時、尖った部分が肌に当た
ることになり、肌当たりが非常に悪いものとなってしま
う。
部分を尖ったものとすれば寝ている毛と肌との間に尖っ
た部分が入って毛を起こし、この毛をスリットに導くこ
とができるが、このような尖った部分を設けたならば、
スリット刃を肌に押し当てた時、尖った部分が肌に当た
ることになり、肌当たりが非常に悪いものとなってしま
う。
【0005】一方、刃への毛の導入効率を高めるため
に、櫛状突起を備えたコームを刃に隣接させて設けるこ
とも従来よりなされている。このコームは長い毛の流れ
を整えて刃のスリットあるいは刃溝への毛の導入を良く
するのであるが、このようなコームをスリット刃に隣接
させて設けたとしても、寝ている毛を起こすという点に
関しては改善を図ることができない。つまり、寝ている
毛を起こすためにコームを尖ったものとすれば、やはり
肌当たりが悪くなってしまうからである。
に、櫛状突起を備えたコームを刃に隣接させて設けるこ
とも従来よりなされている。このコームは長い毛の流れ
を整えて刃のスリットあるいは刃溝への毛の導入を良く
するのであるが、このようなコームをスリット刃に隣接
させて設けたとしても、寝ている毛を起こすという点に
関しては改善を図ることができない。つまり、寝ている
毛を起こすためにコームを尖ったものとすれば、やはり
肌当たりが悪くなってしまうからである。
【0006】本発明はこのような点に鑑み為されたもの
であり、その目的とするところは肌当たりを悪くするこ
となく寝ている毛についての導入切断効率を高めた電気
かみそり用スリット刃を提供するにある。
であり、その目的とするところは肌当たりを悪くするこ
となく寝ている毛についての導入切断効率を高めた電気
かみそり用スリット刃を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、断面
逆U字形であり且つ上面壁から側壁に至るスリットが多
数形成された固定刃と、上記固定刃の内面に摺接する可
動刃とからなるスリット刃であり、上記スリットが複数
列設けられており、スリット間の桟に添って立ち上がる
櫛状突起を備えたコームがスリット列間の小間隙に配置
されているとともに、コームの上端が固定刃の上面以下
の高さとされていることに特徴を有している。スリット
列間の小間隙にコームを配置することで、寝ている毛を
起こすことができる尖ったコームを配置してもコームが
肌当たりを悪くしてしまうことがないようにしたもので
ある。
逆U字形であり且つ上面壁から側壁に至るスリットが多
数形成された固定刃と、上記固定刃の内面に摺接する可
動刃とからなるスリット刃であり、上記スリットが複数
列設けられており、スリット間の桟に添って立ち上がる
櫛状突起を備えたコームがスリット列間の小間隙に配置
されているとともに、コームの上端が固定刃の上面以下
の高さとされていることに特徴を有している。スリット
列間の小間隙にコームを配置することで、寝ている毛を
起こすことができる尖ったコームを配置してもコームが
肌当たりを悪くしてしまうことがないようにしたもので
ある。
【0008】この時、上記小間隙の幅を0.5〜1m
m、コームの上端を固定刃の上面より0〜0.2mm低
くしておくと、最も好ましい結果を得ることができる。
また、小間隙を挟む左右のスリット列は半ピッチずらし
てスリットを形成しておくと、コームによる毛起こしの
効率を高くすることができる。そして、コームの櫛状突
起は桟側が太い台形状の平面形状となっていると、スム
ーズな毛の流れとスリットへの毛の導入効率の向上を得
ることができる。
m、コームの上端を固定刃の上面より0〜0.2mm低
くしておくと、最も好ましい結果を得ることができる。
また、小間隙を挟む左右のスリット列は半ピッチずらし
てスリットを形成しておくと、コームによる毛起こしの
効率を高くすることができる。そして、コームの櫛状突
起は桟側が太い台形状の平面形状となっていると、スム
ーズな毛の流れとスリットへの毛の導入効率の向上を得
ることができる。
【0009】さらに、コームの櫛状突起は小間隙の幅方
向において逆テーパ型断面を夫々有するものとしたり、
小間隙の幅方向において上端側の0.1〜0.3mmの
範囲が太くなっているものとすると、毛を起こすことを
より確実なものとすることができる。コームの櫛状突起
間の溝部の深さはスリットの深さより大となっているこ
とが好ましい。コームに毛が引っ掛かってしまうことを
避けることができる。
向において逆テーパ型断面を夫々有するものとしたり、
小間隙の幅方向において上端側の0.1〜0.3mmの
範囲が太くなっているものとすると、毛を起こすことを
より確実なものとすることができる。コームの櫛状突起
間の溝部の深さはスリットの深さより大となっているこ
とが好ましい。コームに毛が引っ掛かってしまうことを
避けることができる。
【0010】また、コームは該コームに係合するととも
に固定刃との係合部を備えている保持部材によって固定
刃に取り付けると、コームの取り付けを簡便に行うこと
ができる。
に固定刃との係合部を備えている保持部材によって固定
刃に取り付けると、コームの取り付けを簡便に行うこと
ができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の一例につい
て説明すると、図2に示す往復式電気かみそりは、本体
5の上端に一対のネット刃1,1と、両ネット刃1,1
間に配されたスリット刃2とが平行並列に配設されたも
ので、これらネット刃1,1及びスリット刃2は、モー
タ(図示せず)によって同時に駆動される。
て説明すると、図2に示す往復式電気かみそりは、本体
5の上端に一対のネット刃1,1と、両ネット刃1,1
間に配されたスリット刃2とが平行並列に配設されたも
ので、これらネット刃1,1及びスリット刃2は、モー
タ(図示せず)によって同時に駆動される。
【0012】上記ネット刃1,1は、図6に示すよう
に、金属薄板から形成されるとともに多数の刃孔が形成
されている外刃10と、この外刃10を保持している取
付枠11と、外刃内面に摺接する図8に示した内刃12
とからなるもので、取付枠11はその両外側面に外刃取
付のための複数個のヒートシール用突起13と、連結ボ
ス14と、係合突起15とを備えており、両端面にはE
字状をなした弾性アーム16を一体に備え、弾性アーム
16における中央片の先端部には係合突起17を備えて
いる。
に、金属薄板から形成されるとともに多数の刃孔が形成
されている外刃10と、この外刃10を保持している取
付枠11と、外刃内面に摺接する図8に示した内刃12
とからなるもので、取付枠11はその両外側面に外刃取
付のための複数個のヒートシール用突起13と、連結ボ
ス14と、係合突起15とを備えており、両端面にはE
字状をなした弾性アーム16を一体に備え、弾性アーム
16における中央片の先端部には係合突起17を備えて
いる。
【0013】スリット刃2は、図5に示すように、断面
逆U字形であって両側壁に至るスリット21を上面壁に
多数備えた固定刃20と、固定刃20の長手方向両端に
夫々固定される一対の支持枠29,29と、固定刃20
の内面に摺接する内刃26と、可動刃26に固着された
継手27と、上記支持枠29と継手27との間に配され
て継手27と可動刃26とを上方に押し上げて可動刃2
6を固定刃20の上面壁内面に押し付ける押し上げばね
28,28とからなるものとして形成されたもので、固
定刃20の中央部にはスリット21間の桟22同士をつ
ないでいる連結桟24が設けられているとともに、中央
部が凹設されることによって上面壁の中央部に溝25が
形成され、この結果、該スリット刃2では2つのスリッ
ト列が小間隙である溝25を挟んで左右に並ぶものとな
っている。もっとも、図示例のものでは左右でスリット
21を半ピッチずらしている。
逆U字形であって両側壁に至るスリット21を上面壁に
多数備えた固定刃20と、固定刃20の長手方向両端に
夫々固定される一対の支持枠29,29と、固定刃20
の内面に摺接する内刃26と、可動刃26に固着された
継手27と、上記支持枠29と継手27との間に配され
て継手27と可動刃26とを上方に押し上げて可動刃2
6を固定刃20の上面壁内面に押し付ける押し上げばね
28,28とからなるものとして形成されたもので、固
定刃20の中央部にはスリット21間の桟22同士をつ
ないでいる連結桟24が設けられているとともに、中央
部が凹設されることによって上面壁の中央部に溝25が
形成され、この結果、該スリット刃2では2つのスリッ
ト列が小間隙である溝25を挟んで左右に並ぶものとな
っている。もっとも、図示例のものでは左右でスリット
21を半ピッチずらしている。
【0014】そして上記溝25内には、櫛状突起である
コーム4が取り付けられている。このコーム4は、スリ
ット刃2におけるスリット21間の桟22と同一ピッチ
で櫛状突起が形成されたものとなっており、コーム4と
の係合突起を側面に有するとともに溝25の底部の貫通
孔にはめ込み及びヒートシール固定される脚部を有する
保持部材46を溝25内に装着することで、溝25によ
って左右に分けられたスリット刃2における一方側の桟
22に添って櫛状突起が並ぶように配設されている。上
記保持部材46を設けたのは、桟22に密着させてコー
ム4を取り付けることを確実に且つ簡便に行えるように
するためである。
コーム4が取り付けられている。このコーム4は、スリ
ット刃2におけるスリット21間の桟22と同一ピッチ
で櫛状突起が形成されたものとなっており、コーム4と
の係合突起を側面に有するとともに溝25の底部の貫通
孔にはめ込み及びヒートシール固定される脚部を有する
保持部材46を溝25内に装着することで、溝25によ
って左右に分けられたスリット刃2における一方側の桟
22に添って櫛状突起が並ぶように配設されている。上
記保持部材46を設けたのは、桟22に密着させてコー
ム4を取り付けることを確実に且つ簡便に行えるように
するためである。
【0015】これらネット刃1,1及びスリット刃2
は、カセット枠3と外刃フレーム50とを介して本体5
の上端部に取り付けられる。カセット枠3は、図7に示
すように、合成樹脂の成形によって矩形枠状に形成され
たもので、その長手方向の両端面の内面両側には、夫々
ガイド溝35と係合孔31,31とを備え、中央部には
ガイドリブ32,32と抜け止め突起33とを備えてお
り、両端外面には飾り釦39が付設されたフック部3
6,36を備えている。これらフック部36,36は、
カセット枠3を外刃フレーム50に着脱自在に取り付け
るためのものである。
は、カセット枠3と外刃フレーム50とを介して本体5
の上端部に取り付けられる。カセット枠3は、図7に示
すように、合成樹脂の成形によって矩形枠状に形成され
たもので、その長手方向の両端面の内面両側には、夫々
ガイド溝35と係合孔31,31とを備え、中央部には
ガイドリブ32,32と抜け止め突起33とを備えてお
り、両端外面には飾り釦39が付設されたフック部3
6,36を備えている。これらフック部36,36は、
カセット枠3を外刃フレーム50に着脱自在に取り付け
るためのものである。
【0016】上記のように形成されたカセット枠3に対
して、ネット刃1における取付枠11は、カセット枠3
の下方開口からカセット枠3内に納められて、上記係合
突起17がカセット枠3の係合孔31に係合することで
カセット枠3に取り付けられる。この取り付け時、上端
が係合孔31に至るガイド溝35は、係合突起17を係
合孔31に誘導する。スリット刃2は、その支持枠29
外面に設けられた凸部29aがガイドリブ32,32間
に上下摺動自在に配されてカセット枠3に取り付けら
れ、またカセット枠3と支持枠29との間に配されたフ
ロートばね38のばね力で抜け止め突起33に支持枠2
9上端が当接する。
して、ネット刃1における取付枠11は、カセット枠3
の下方開口からカセット枠3内に納められて、上記係合
突起17がカセット枠3の係合孔31に係合することで
カセット枠3に取り付けられる。この取り付け時、上端
が係合孔31に至るガイド溝35は、係合突起17を係
合孔31に誘導する。スリット刃2は、その支持枠29
外面に設けられた凸部29aがガイドリブ32,32間
に上下摺動自在に配されてカセット枠3に取り付けら
れ、またカセット枠3と支持枠29との間に配されたフ
ロートばね38のばね力で抜け止め突起33に支持枠2
9上端が当接する。
【0017】一方、本体5側内にはモータの回転運動を
往復運動に変換する駆動子が納められており、図8に示
すように、本体5の上面より突出する各駆動子の上端の
連結ボス41,42には、ネット刃1,1における各内
刃12,12が連結される。この時、駆動子51,52
と内刃12,12との間には、内刃12を上方へと付勢
する押し上げばね(図示せず)が配設される。また、一
方の駆動子41には補助駆動子44が取り付けられる。
この補助駆動子44は、上記スリット刃2を装着したカ
セット枠3を外刃フレーム50を介して本体5に取り付
けた時、スリット刃2の可動刃26の継手27に係合す
る。
往復運動に変換する駆動子が納められており、図8に示
すように、本体5の上面より突出する各駆動子の上端の
連結ボス41,42には、ネット刃1,1における各内
刃12,12が連結される。この時、駆動子51,52
と内刃12,12との間には、内刃12を上方へと付勢
する押し上げばね(図示せず)が配設される。また、一
方の駆動子41には補助駆動子44が取り付けられる。
この補助駆動子44は、上記スリット刃2を装着したカ
セット枠3を外刃フレーム50を介して本体5に取り付
けた時、スリット刃2の可動刃26の継手27に係合す
る。
【0018】しかして、2つのネット刃1,1とこの間
に位置するスリット刃2とが平行並列に並んでいるとと
もに、粗剃りに適したスリット刃2の両側に仕上げ剃り
に適した一対のネット刃1,1が配されているこの往復
式電気かみそりにおいて、モータを駆動すれば、上記駆
動子によってネット刃1,1の内刃12,12とスリッ
ト刃2の可動刃26とが往復駆動されるものであり、ま
た肌にこれらネット刃1,1とスリット刃2とを押し当
てた時、ネット刃1はその保持枠11における弾性アー
ム16が撓むことでフロートし、スリット刃2はカセッ
ト枠3と支持枠29との間に配されたフロートばね38
のばね力でフロートする。
に位置するスリット刃2とが平行並列に並んでいるとと
もに、粗剃りに適したスリット刃2の両側に仕上げ剃り
に適した一対のネット刃1,1が配されているこの往復
式電気かみそりにおいて、モータを駆動すれば、上記駆
動子によってネット刃1,1の内刃12,12とスリッ
ト刃2の可動刃26とが往復駆動されるものであり、ま
た肌にこれらネット刃1,1とスリット刃2とを押し当
てた時、ネット刃1はその保持枠11における弾性アー
ム16が撓むことでフロートし、スリット刃2はカセッ
ト枠3と支持枠29との間に配されたフロートばね38
のばね力でフロートする。
【0019】ここにおいて、一対のネット刃1,1の間
に配したスリット刃2における固定刃20は、その上面
壁と両側壁との境界部分にスリット21間の桟22の1
80度曲げによって形成されて側方がわへと突出する小
突起23が設けられている。上下高さが桟22の厚みの
略2倍しかない該小突起23は、毛9が桟22の表面に
添って桟22上に乗り上げてしまうことを防ぐものとし
て機能する。また、スリット21間の桟22は小突起2
3を形成する部分においてその幅を細くして、スリット
21の開口効率を高くしているために、この点において
も毛9の導入効率が高くなっている。
に配したスリット刃2における固定刃20は、その上面
壁と両側壁との境界部分にスリット21間の桟22の1
80度曲げによって形成されて側方がわへと突出する小
突起23が設けられている。上下高さが桟22の厚みの
略2倍しかない該小突起23は、毛9が桟22の表面に
添って桟22上に乗り上げてしまうことを防ぐものとし
て機能する。また、スリット21間の桟22は小突起2
3を形成する部分においてその幅を細くして、スリット
21の開口効率を高くしているために、この点において
も毛9の導入効率が高くなっている。
【0020】上記小突起23の存在にもかかわらず、桟
22の上に乗り上げてしまった毛9は、肌と桟22との
間で挟まれた後、溝25に達した時点で元に戻ろうと
し、先端を図9(a)に示すように溝25内に突出させ
る。この時、毛9の先端部がコーム4に引っ掛かり、ス
リット刃2と肌との相対移動に伴って図9(b)に示すよ
うに毛9が起こされるものであり、この起こされた状態
のまま毛9は図9(c)に示すようにスリット21に入っ
て切断される。
22の上に乗り上げてしまった毛9は、肌と桟22との
間で挟まれた後、溝25に達した時点で元に戻ろうと
し、先端を図9(a)に示すように溝25内に突出させ
る。この時、毛9の先端部がコーム4に引っ掛かり、ス
リット刃2と肌との相対移動に伴って図9(b)に示すよ
うに毛9が起こされるものであり、この起こされた状態
のまま毛9は図9(c)に示すようにスリット21に入っ
て切断される。
【0021】ここにおいて、コーム4は幅の狭い溝25
内に配されており、肌にスリット刃2を押し当てた時
も、溝25内への肌の落込量は微小であることから、寝
ている毛9を起こすことを確実なものとするためにコー
ム4の上端を角のあるものとしていても肌当たりが悪く
なることはない。なお、溝25の幅Wであるが、図10
に示すように、ほぼ1mmあれば桟22と肌との間で挟
まれていた毛9のほぼ全数が元の状態に戻ることと、図
11に示すように、溝25の幅Wが1mm以内であれ
ば、溝25内への肌落込量が0.2mm以下となること
から、幅Wを0.5〜1.0mmとし、スリット刃2の
上面よりコーム4の上端が0〜0.2mm低くなるよう
にしておくと、コーム4による毛9を起こす機能を得ら
れると同時にコーム4を尖ったものとしていても肌当た
りを悪くしてしまうことがないものとなる。なお、図1
1においてイは肌への押し付け力が強い場合を、ロは肌
への押し付け力が弱い場合を示している。
内に配されており、肌にスリット刃2を押し当てた時
も、溝25内への肌の落込量は微小であることから、寝
ている毛9を起こすことを確実なものとするためにコー
ム4の上端を角のあるものとしていても肌当たりが悪く
なることはない。なお、溝25の幅Wであるが、図10
に示すように、ほぼ1mmあれば桟22と肌との間で挟
まれていた毛9のほぼ全数が元の状態に戻ることと、図
11に示すように、溝25の幅Wが1mm以内であれ
ば、溝25内への肌落込量が0.2mm以下となること
から、幅Wを0.5〜1.0mmとし、スリット刃2の
上面よりコーム4の上端が0〜0.2mm低くなるよう
にしておくと、コーム4による毛9を起こす機能を得ら
れると同時にコーム4を尖ったものとしていても肌当た
りを悪くしてしまうことがないものとなる。なお、図1
1においてイは肌への押し付け力が強い場合を、ロは肌
への押し付け力が弱い場合を示している。
【0022】また、溝25を挟む左右のスリット21は
前述のように半ピッチずらしておくことが望ましい。桟
22の上に先端が乗ってしまった毛9が、溝25にきた
時点でその先端をコーム4に引っかけることになるから
である。さらに、コーム4の櫛状突起は図3から明らか
なように、桟22に添わせた部分が太く、溝25の中央
に位置する側が細くなった台形状の平面形状を有するも
のとしておくと、図3中の右側の桟22とコーム4との
間隔を大きくとることができて、この部分の毛9の通過
率を高めることができる上に、図中左側のスリット21
への毛9の導入率を高めることができる。
前述のように半ピッチずらしておくことが望ましい。桟
22の上に先端が乗ってしまった毛9が、溝25にきた
時点でその先端をコーム4に引っかけることになるから
である。さらに、コーム4の櫛状突起は図3から明らか
なように、桟22に添わせた部分が太く、溝25の中央
に位置する側が細くなった台形状の平面形状を有するも
のとしておくと、図3中の右側の桟22とコーム4との
間隔を大きくとることができて、この部分の毛9の通過
率を高めることができる上に、図中左側のスリット21
への毛9の導入率を高めることができる。
【0023】コームの櫛状突起部分は図1から明らかな
ように、逆テーパ面を持つものとしておくことが、毛9
を引っかけて起こす点で有利となるが、図12に示すよ
うに、上部の幅を大きくしただけのもの(幅が大となっ
ている部分の高さは0.1〜0.3mm程度が好まし
い)であってもよく、さらには柱状で幅の変化のないも
のとしてもよい。
ように、逆テーパ面を持つものとしておくことが、毛9
を引っかけて起こす点で有利となるが、図12に示すよ
うに、上部の幅を大きくしただけのもの(幅が大となっ
ている部分の高さは0.1〜0.3mm程度が好まし
い)であってもよく、さらには柱状で幅の変化のないも
のとしてもよい。
【0024】また、コーム4の櫛状突起間の溝部分の深
さD2 は、溝25の側壁部分におけるスリット21の深
さD1 よりも大きくしておくことが望ましい。溝部分の
深さが浅いとスリット4への毛9の導入をコーム4が制
限してしまうことになる上に、コーム4と毛9との接触
圧が大きくなるとともに、溝部分のエッジで毛9を引っ
張ってしまうことになるからである。
さD2 は、溝25の側壁部分におけるスリット21の深
さD1 よりも大きくしておくことが望ましい。溝部分の
深さが浅いとスリット4への毛9の導入をコーム4が制
限してしまうことになる上に、コーム4と毛9との接触
圧が大きくなるとともに、溝部分のエッジで毛9を引っ
張ってしまうことになるからである。
【0025】図13及び図14に示すように、左右両側
の桟22に添わせてコーム4を設けてもよいのはもちろ
んであり、この場合はどちらの方向から毛9をスリット
21に導入する場合でも、コーム4による毛9を起こす
機能を得ることができる。また、図示例においては単一
の固定刃20の中央に溝25を設けることで、左右にス
リット21が同一高さで並ぶようにしたものを示した
が、片側のスリット21と他側のスリット21とを、平
行並列に配設される一対の固定刃20,20の夫々に設
けたものとして形成してもよい。
の桟22に添わせてコーム4を設けてもよいのはもちろ
んであり、この場合はどちらの方向から毛9をスリット
21に導入する場合でも、コーム4による毛9を起こす
機能を得ることができる。また、図示例においては単一
の固定刃20の中央に溝25を設けることで、左右にス
リット21が同一高さで並ぶようにしたものを示した
が、片側のスリット21と他側のスリット21とを、平
行並列に配設される一対の固定刃20,20の夫々に設
けたものとして形成してもよい。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明においては、スリッ
ト間の桟に添って立ち上がる櫛状突起を備えたコームを
スリット列間の小間隙に配置するとともにコームの上端
を固定刃の上面以下の高さとしているために、寝ている
毛を起こすことができる尖ったコームを配置してもコー
ムが肌当たりを悪くしてしまうことがないものであり、
このために肌当たりを悪くすることなく、寝ている毛を
起こしてスリットに導入することができるようになった
ものである。
ト間の桟に添って立ち上がる櫛状突起を備えたコームを
スリット列間の小間隙に配置するとともにコームの上端
を固定刃の上面以下の高さとしているために、寝ている
毛を起こすことができる尖ったコームを配置してもコー
ムが肌当たりを悪くしてしまうことがないものであり、
このために肌当たりを悪くすることなく、寝ている毛を
起こしてスリットに導入することができるようになった
ものである。
【0027】この時、上記小間隙の幅を0.5〜1m
m、コームの上端を固定刃の上面より0〜0.2mm低
くしておくと、肌当たりの点においても毛を起こす効率
の点においても最も好ましい結果を得ることができる。
また、小間隙を挟む左右のスリット列は半ピッチずらし
てスリットを形成しておくと、コームに毛の先端が当た
る確率が増えるために、更に毛起こしの効率を高くする
ことができる。
m、コームの上端を固定刃の上面より0〜0.2mm低
くしておくと、肌当たりの点においても毛を起こす効率
の点においても最も好ましい結果を得ることができる。
また、小間隙を挟む左右のスリット列は半ピッチずらし
てスリットを形成しておくと、コームに毛の先端が当た
る確率が増えるために、更に毛起こしの効率を高くする
ことができる。
【0028】コームの櫛状突起は桟側が太い台形状の平
面形状としておくことで、スムーズな毛の流れを得るこ
とができると同時に、スリットへの毛の導入効率の向上
を得ることができる。さらに、コームの櫛状突起は小間
隙の幅方向において逆テーパ型断面を夫々有するものと
したり、小間隙の幅方向において上端側の0.1〜0.
3mmの範囲が太くなっているものとしておくことで、
コームに当たった毛をより確実に起こすことができる。
面形状としておくことで、スムーズな毛の流れを得るこ
とができると同時に、スリットへの毛の導入効率の向上
を得ることができる。さらに、コームの櫛状突起は小間
隙の幅方向において逆テーパ型断面を夫々有するものと
したり、小間隙の幅方向において上端側の0.1〜0.
3mmの範囲が太くなっているものとしておくことで、
コームに当たった毛をより確実に起こすことができる。
【0029】また、コームの櫛状突起間の溝部の深さは
スリットの深さより大としておくことで、コームに毛が
引っ掛かってしまうことを避けることができる。加える
に、コームに係合するとともに固定刃との係合部を備え
ている保持部材によってコームを固定刃に取り付ける
と、コームの取り付けを簡便に且つ確実に行うことがで
きる。
スリットの深さより大としておくことで、コームに毛が
引っ掛かってしまうことを避けることができる。加える
に、コームに係合するとともに固定刃との係合部を備え
ている保持部材によってコームを固定刃に取り付ける
と、コームの取り付けを簡便に且つ確実に行うことがで
きる。
【図1】本発明の実施の形態の一例の部分縦断面図であ
る。
る。
【図2】同上の部分縦断面図である。
【図3】同上の拡大平面図である。
【図4】同上の拡大斜視図である。
【図5】同上の分解斜視図である。
【図6】同上のネット刃の分解斜視図である。
【図7】同上のカセット枠と外刃フレームの斜視図であ
る。
る。
【図8】同上の本体と内刃の斜視図である。
【図9】同上のスリット刃のコームの動作説明図であ
る。
る。
【図10】同上の溝幅と髭復元率との関係の説明図であ
る。
る。
【図11】同上の溝幅と肌落込量との関係の説明図であ
る。
る。
【図12】他例の部分縦断面図である。
【図13】更に他例の部分縦断面図である。
【図14】同上の斜視図である。
2 スリット刃 4 コーム 20 固定刃 21 スリット 26 可動刃
Claims (8)
- 【請求項1】 断面逆U字形であり且つ上面壁から側壁
に至るスリットが多数形成された固定刃と、上記固定刃
の内面に摺接する可動刃とからなるスリット刃であり、
上記スリットが複数列設けられており、スリット間の桟
に添って立ち上がる櫛状突起を備えたコームがスリット
列間の小間隙に配置されているとともに、コームの上端
が固定刃の上面以下の高さにされていることを特徴とす
る電気かみそり用スリット刃。 - 【請求項2】 小間隙の幅が0.5〜1mmであり、コ
ームはその上端が固定刃の上面より0〜0.2mm低く
されていることを特徴とする請求項1記載の電気かみそ
り用スリット刃。 - 【請求項3】 小間隙を挟む左右のスリット列はスリッ
トが半ピッチずらされて設けられていることを特徴とす
る請求項1または2記載の電気かみそり用スリット刃。 - 【請求項4】 コームの櫛状突起は桟側が太い台形状の
平面形状となっていることを特徴とする請求項1〜3の
いずれかの項に記載の電気かみそり用スリット刃。 - 【請求項5】 コームの櫛状突起は小間隙の幅方向にお
いて逆テーパ型断面を夫々有するものであることを特徴
とする請求項1〜4のいずれかの項に記載の電気かみそ
り用スリット刃。 - 【請求項6】 コームの櫛状突起は小間隙の幅方向にお
いて上端側の0.1〜0.3mmの範囲が太くなってい
ることを特徴とする請求項1〜4のいずれかの項に記載
の電気かみそり用スリット刃。 - 【請求項7】 コームはその櫛状突起間の溝部の深さが
スリットの深さより大となっていることを特徴とする請
求項1〜6のいずれかの項に記載の電気かみそり用スリ
ット刃。 - 【請求項8】 コームは該コームに係合するとともに固
定刃との係合部を備えている保持部材によって固定刃に
取り付けられていることを特徴とする請求項1〜7のい
ずれかの項に記載の電気かみそり用スリット刃。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13635197A JPH10323463A (ja) | 1997-05-27 | 1997-05-27 | 電気かみそり用スリット刃 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13635197A JPH10323463A (ja) | 1997-05-27 | 1997-05-27 | 電気かみそり用スリット刃 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10323463A true JPH10323463A (ja) | 1998-12-08 |
Family
ID=15173166
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13635197A Pending JPH10323463A (ja) | 1997-05-27 | 1997-05-27 | 電気かみそり用スリット刃 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10323463A (ja) |
Cited By (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1997
- 1997-05-27 JP JP13635197A patent/JPH10323463A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20040721 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041221 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20050221 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20050419 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |