JP2021176519A - 電気髭トリマー - Google Patents

電気髭トリマー Download PDF

Info

Publication number
JP2021176519A
JP2021176519A JP2021079199A JP2021079199A JP2021176519A JP 2021176519 A JP2021176519 A JP 2021176519A JP 2021079199 A JP2021079199 A JP 2021079199A JP 2021079199 A JP2021079199 A JP 2021079199A JP 2021176519 A JP2021176519 A JP 2021176519A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting
shaped
cutting element
comb
teeth
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2021079199A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7425015B2 (ja
Inventor
シュー シアオラン
Xiaolan Xu
ローダー ロマン
Roeder Roman
ピーター アンドレアス
Peter Andreas
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Braun GmbH
Original Assignee
Braun GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Braun GmbH filed Critical Braun GmbH
Publication of JP2021176519A publication Critical patent/JP2021176519A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7425015B2 publication Critical patent/JP7425015B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26BHAND-HELD CUTTING TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B26B19/00Clippers or shavers operating with a plurality of cutting edges, e.g. hair clippers, dry shavers
    • B26B19/38Details of, or accessories for, hair clippers, or dry shavers, e.g. housings, casings, grips, guards
    • B26B19/3846Blades; Cutters
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26BHAND-HELD CUTTING TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B26B19/00Clippers or shavers operating with a plurality of cutting edges, e.g. hair clippers, dry shavers
    • B26B19/02Clippers or shavers operating with a plurality of cutting edges, e.g. hair clippers, dry shavers of the reciprocating-cutter type
    • B26B19/04Cutting heads therefor; Cutters therefor; Securing equipment thereof
    • B26B19/042Long hair cutters or older types comprising a cutting grid
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26BHAND-HELD CUTTING TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B26B19/00Clippers or shavers operating with a plurality of cutting edges, e.g. hair clippers, dry shavers
    • B26B19/02Clippers or shavers operating with a plurality of cutting edges, e.g. hair clippers, dry shavers of the reciprocating-cutter type
    • B26B19/04Cutting heads therefor; Cutters therefor; Securing equipment thereof
    • B26B19/06Cutting heads therefor; Cutters therefor; Securing equipment thereof involving co-operating cutting elements both of which have shearing teeth
    • B26B19/063Movable or adjustable cutting head
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26BHAND-HELD CUTTING TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B26B19/00Clippers or shavers operating with a plurality of cutting edges, e.g. hair clippers, dry shavers
    • B26B19/38Details of, or accessories for, hair clippers, or dry shavers, e.g. housings, casings, grips, guards
    • B26B19/3853Housing or handle
    • B26B19/386Means for attaching the head thereto

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Forests & Forestry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Dry Shavers And Clippers (AREA)

Abstract

【課題】複数日分のあご髭の無精髭などの、体毛を切断できる少なくとも1列の櫛状切断歯を有する一対の協働する切断要素を備える、電気かみそり及び/又はトリマーのための切断装置システムを提供する。【解決手段】電気かみそり及び/又はトリマーのための切断装置システムであって、少なくとも1列の櫛状切断歯6,7を有する一対の協働する切断要素4,5を備え、切断要素は、支持構造体によって互いに対して移動可能に支持されており、切断要素のうちの少なくとも1つは、断面視で、支持構造体に取り付けられた一対の折れた保持フランジ4a,4bと、わずかにドーム形状又は平坦な中心区分4cとを含むC字形状を有し、櫛状切断歯の列は、折れた保持フランジと中心区分との間の移行区分内で形成されている。折れた保持フランジは、櫛状切断歯の間引きされた歯先を形成する階段状の凹状窪みを備え得る。【選択図】図5

Description

本発明は、複数日分のあご髭の無精髭などの、体毛を切断することに関する。より具体的には、本発明は、少なくとも1列の櫛状切断歯を有する一対の協働する切断要素を備える、電気かみそり及び/又はトリマーのための切断装置システムに関し、切断要素は、支持構造体によって互いに対して移動可能に支持されており、切断要素のうちの少なくとも1つは、断面視で、支持構造体に取り付けられた一対の折れた(dog-eared)保持フランジと、わずかにドーム形状又は平坦な中心区分と、を含む、C字形状を有し、櫛状切断歯の列は、折れた保持フランジと中心区分との間の移行区分内で形成されている。
電気かみそり及びトリマーは、様々な機構を利用して、毛髪切断機能を提供する。一部の電気かみそりは、剪断フォイル内の穿孔に入る毛髪を切断するために、剪断フォイルに対して移動可能な下方切断装置と協働する穿孔剪断フォイルを含む。かかる剪断フォイルタイプのかみそりは、多くの場合、日常的に使用されて、短いあご髭の無精髭が皮膚表面のすぐ上で切断される、清浄な髭剃りを提供する。
他方で、櫛状の縁部を有する一対の協働する切断要素を含む他の切断装置システムは、互いに対して往復運動又は回転する1つ以上の列の櫛状又は熊手状切断歯を含み、多くの場合、例えば、皮膚に対して非常に小さい角度又は非常に弾力性のある皮膚から成長することに起因して、切断することが困難な、より長いあご髭の無精髭又は問題の毛髪を切断するために使用される。かかる櫛状又は熊手状切断要素の歯は、通常、駆動運動のタイプに応じて、互いに実質的に平行に、又は実質的に径方向に突起し、切断歯間の間隙に入る毛髪を切断することができ、切断又は剪断は、協働要素の切断歯が、指状切断歯の間の間隙を閉鎖し、互いに通過するときに、はさみ状の方法で達成される。
より長い毛髪のためのかかる切断装置システムは、電気かみそり又はトリマーに一体化されてもよく、それと同時に、前述の剪断フォイル切断装置を備え得る。例えば、切断要素は、例えば、切断要素の両側に配置された2列の櫛状切断歯と、櫛状切断歯の列の間の剪断フォイル状切断穿孔の領域と、を含み得る。
例えば、欧州特許第2425938(B1)号は、剪断フォイル切断装置間に一体化された一対の長い毛髪トリマーを有するかみそりを示す。更に、欧州特許第2747958(B1)号及び中国実用新案第206287174(U)号は、かみそりヘッドの両側に配置された2列の協働する切断歯を有する毛髪トリマーを開示し、上部櫛状切断要素の切断歯が、下部切断要素の歯先を張り出し、丸みを帯びかつ厚化された歯先を備え、これにより、突起する歯先が皮膚に突き刺さること、及び皮膚を刺激することを防止する。同様の切断装置システムが、米国特許出願公開第2017/0050326(A1)号に示されており、このような切断装置システムでは、下部櫛状切断要素は、固定され、上部櫛状切断要素は、移動可能である。
対向する縁部における櫛状切断歯の列と、櫛状歯の列の間の剪断フォイル状切断穿孔とを組み合わせるかみそり及び/又はトリマーは、C字形状の外側切断要素を含む場合があり、その縁部は、折れて、C字又はU字の肢部のように内向きに屈曲した肢部を形成し、かかる折れた肢部は、支持フレームによって保持される。折れた肢部を外側切断要素の中心部分と接続する移行縁部分は、より長い無精髭を切断するための櫛状の歯の列を形成するように輪郭形成又は構成され、一方で、切断要素の中心部分は、短毛髪を切断するための少なくとも1つの穿孔の領域が提供される。外側切断要素は、板形状であり得る内側切断要素と協働し、外側切断要素の櫛状歯と協働するための対向する縁部における櫛状歯の列、及び更に、外側切断要素内の穿孔と協働するための櫛状の歯状縁部の間の少なくとも1つの穿孔又は他の切り欠きの領域を含み得る。
このため、短い毛髪を切断するための切断穿孔のような剪断フォイル及びより長い毛髪又は無精髭を切断するための櫛状切断歯が、同じ切断要素に一体化されてもよく、内側切断要素は、支持構造体の中心ベース部分から内側切断要素に向かって延在する一対の可撓性ばねアームを含み得る、ばね装置によって、通常外側切断要素に対して付勢されてもよい。ばねアームは、一種のV字形状の構成を有してもよく、穿孔の中心領域と対向する歯状縁部との間の区分で内側切断要素と接触してもよい。内側切断要素の外側切断要素に対するこのような付勢に起因して、穿孔内で切断される毛髪を引くこと又は抜くことは回避され得るが、他方で、切断要素間の摩擦は、むしろ高く、駆動ユニットによる高いエネルギー消費、及び更に、多くの場合、不愉快又は不快であると感じられる切断要素の加熱を引き起こす。このような切断装置システムは、中国実用新案第209478241(U)号及び米国特許出願公開第2018/0257248(A1)号に示される。
同様の切断装置システムが、欧州特許第3131716(B1)号によって開示されており、支持構造体は、外側切断要素を支持構造体の対向する縁部分に保持する外側フレームを含み、このような外側フレームは、歯状の櫛状縁部において内側切断要素を支持するための肩部を形成する階段状突起部を、内側表面に含む。より具体的には、外側支持フレームの内側表面における突起する肩部は、肩部から外側切断要素まで延在する間隙を画定し、その間隙において、内側切断要素が摺動可能に受容され、かかる間隙は、内側切断要素の垂直厚さに適合された、垂直隙間を提供する。突起する肩部と外側切断要素との間の垂直隙間に応じて、摩擦が低減されてもよく、一方で切断装置システムは、内側切断要素が外側切断要素に十分に近接して保持されない場合があるため、切断穿孔によって切断される毛髪を抜く又は引く傾向があり、そのため切断される毛髪は、外側切断要素の切断穿孔と、それと協働する内側切断要素の穿孔又は切り欠きとの間に詰まってしまう可能性がある。
このようなあご髭の無精髭用トリマー及びかみそりは、非常に異なり、多岐にわたる機能的な要件及び性能問題、例えば、密着性、徹底性、切断場所の良好な視認性、効率、及び心地よい肌触り、良好な人間工学並びに取り扱いに対処する必要がある。密着性は、残りの無精髭が短い又は非常に短いことを意味するのに対し、徹底性は、特に首のような問題箇所において、剃りきれない毛髪がより少ないことを意味する。効率は、所望のトリミング結果を達成するために十分な、より少なく、より速いストロークを意味する。心地よい肌触りは、個々のユーザに依存するが、多くの場合、切り傷又は擦傷の形態の刺激が少なく、皮膚上へのより良好な滑りを含む。切断場所の視認性は、局所的な精度で除毛髪を達成するためのスタイリング又は縁部の輪郭化の場合に特に重要である。
そのような様々な性能問題を同時に満たすことは、非常に困難である。このようなニーズを満たすことは、かかる複数機能の切断装置要素は、1つの特定の切断機能に排他的に適合されないことがあるので、剪断フォイル状の穿孔及び櫛状の歯の列などの異なるタイプの切断輪郭が、互いに対して往復運動するC字形状の切断刃などの同一の切断要素に一体化されるとき、更により困難となる。
より具体的には、折れた保持フランジとドーム形状の中心区分との間の移行領域内に形成された櫛状切断歯が、皮膚に対して平行に延在する短い無精髭又は毛髪を逃す傾向があるため、かかるC字形状の切断装置要素が、十分な徹底性及び密着性を達成することは困難である。折れた保持フランジ及び歯先の湾曲した輪郭に起因して、かかる短い無精髭及び横になる毛髪が歯の上に引っ掛かることがない場合があり、このため歯間の割れ目に適切に入らない可能性がある。
欧州特許第2425938(B1)号 欧州特許第2747958(B1)号 中国実用新案第206287174(U)号 米国特許出願公開第2017/0050326(A1)号 中国実用新案第209478241(U)号 米国特許出願公開第2018/0257248(A1)号 欧州特許第3131716(B1)号
本発明の根底にある目的は、先行技術の欠点の少なくとも1つを回避する、かつ/又は既存の解決方法を更に発展させる、改善された切断装置システムを提供することである。本発明の根底にあるより具体的な目的は、縁部の輪郭化の良好な制御を含み、同時に皮膚刺激を回避する、毛髪及びより長い無精髭の近接し、かつ徹底的な切断を提供することである。本発明の根底にある別の目的は、毛髪を抜くこと及び引くことを回避するための、協働する切断歯及び切断穿孔の確実かつ清浄な切断動作である。
一態様によれば、切断動作の密着性及び徹底性は、C字形状の切断要素によって、皮膚刺激を回避する心地よい肌触りと組み合わされてもよく、その折れた保持フランジは、櫛状の歯をより薄くする階段状の輪郭を有し、歯間の隙間への毛髪及び無精髭の螺合を強化するが、依然として支持構造体における折れたフランジの安定した装着及び保持を可能にする。
より具体的には、櫛状切断歯が形成される移行領域における折れた保持フランジは、櫛状切断歯の間引きされた歯先を形成する階段状の凹状窪みを備え得る。かかる階段状の凹状窪みに起因して、切断歯は、外側の皮膚側から皮膚側に対して遠い方の外側の反対側への全体的な厚さを考慮して、更に短い無精髭及び皮膚に対して横になる毛髪を歯の上に引っ掛け、歯の切断縁部と係合させるのに十分に薄くなる一方で、他方では、歯先から更に離れた部分を有する、折れた保持フランジは、C字形状の切断装置要素の中心区分から十分な距離を提供して、折れたフランジを保持するフレーム部分などの切断装置システムの他の要素又は部分を収容することができる。
階段状の凹状窪みは、C字形状の切断要素の中心区分によって形成された皮膚接触面/皮膚に面する表面から離れる方向に面してもよく、その結果、かかる折れた保持フランジの階段状の、窪んだ輪郭にもかかわらず、C字形状の切断要素は、皮膚接触面及び/又は皮膚に面する表面を画定する連続的に凸状若しくはドーム形状、又は平坦な前面を有してもよく、これにより、C字形状の切断装置要素の中心区分に配置され得る、剪断フォイル状の穿孔などの他の毛髪切断構造体の連続的な皮膚係合を可能にする。
これら及び他の利点は、図面及び可能な例に言及する以下の説明から明らかになる。
互いに対して往復運動する一対の協働する櫛状切断要素を有する切断システムを含む電気あご髭トリマー/かみそりの斜視図であって、部分図(a)は、電気あご髭トリマーの前側を示し、部分図(b)は、あご上で働くあご髭トリマーを示す。 協働する櫛状切断要素及び切断要素を駆動するための駆動システムを示す、あご髭トリマー/かみそりの断面図である。 一対の協働する櫛状切断要素と、切断要素を互いに対して支持するための支持構造体と、を含む切断装置システムの斜視図である。 切断装置システム及び支持構造体の断面図であり、C字形状の外側切断要素は、外側フレーム部分の周りで屈曲又は湾曲して示されており、内側切断要素は、支持構造体のベース部分から外側フレーム部分まで急角度で延在する支持リブを有するV字形状の内側支持フレームによって支持されるように示され、部分図(a)は、剛性支持リブを示し、一方、図(b)は、可撓性のばね状支持リブを示す。 外側切断要素及び内側切断要素と、外側切断要素を保持するための外側支持フレームと、内側切断要素を支持するための剛性支持リブを含むシュート形状又はトラフ形状の内側支持フレームと、内側切断要素を往復運動させるための駆動要素と、往復運動駆動要素を誘導するための誘導ブロックと、を含む切断装置システムの要素の分解斜視図である。 支持構造体によって許容されるかみそり/トリマーのハンドルに対する切断装置システムの枢動を示す側面図である。 皮膚輪郭化に続いて、切断装置システムの枢動軸を中心に枢動する切断装置システムを示す、側面図である。 切断要素の穿孔の別個の領域を示す外側切断要素の平面図である。 穿孔に入る毛髪を助けるために、皮膚接触面に向かって拡大する円錐又は非円筒形状の輪郭を有する穿孔の断面図である。
切断動作の密着性及び徹底性、同時に皮膚刺激を回避する心地よい肌触りを達成するために、C字形状の切断要素の折れた保持フランジは、櫛状の歯をより薄くする階段状の輪郭を有して、歯間の隙間への毛髪及び無精髭の拾い上げ及び螺合を強化するが、依然として支持構造体における折れたフランジの安定した装着及び保持を可能にする。同時に、このような階段状の輪郭は、切断要素の熊手状縁部に、歯の所望されない偏向を防止し、切断動作を強化する剛性及び堅さを作り出すことに役立つ。
より具体的には、少なくとも1列の櫛状切断歯が形成される移行領域における折れた保持フランジは、櫛状切断歯の間引きされた歯先を形成する階段状の凹状窪みを備え得る。かかる階段状の凹状窪みに起因して、切断歯は、皮膚上に平行に横になる毛髪の下に行くように、及び更に短い無精髭が歯の切断縁部に引っ掛けられかつ係合されるように十分に薄くなる一方で、他方では、歯先から更に離れた部分を有する、折れた保持フランジは、C字形状の切断装置要素の中心区分から十分な距離を提供して、折れたフランジを保持するフレーム部分などの切断装置システムの他の要素又は部分を収容することができる。
このような折れた保持フランジの階段状の、窪んだ輪郭にもかかわらず、C字形状の切断要素は、皮膚接触面及び/又は皮膚に面する表面を画定する連続的に凸状又はドーム形状若しくは平坦な前面を有してもよく、C字形状の切断装置要素の中心区分に配置され得る、剪断フォイル状の穿孔などの他の毛髪切断構造体の連続的な皮膚係合を可能にする。
より具体的には、皮膚接触面/皮膚に面する表面を画定するC字形状の切断要素の中心区分の前側は、櫛状切断歯の歯先に連続的にドーム形状又は連続的に平坦に延在してもよい。
前述のC字形状の切断装置要素を断面視するとき、間引きされた歯先は、このような凹状窪みに起因して、実質的にU字形状に形成されてもよく、及び/又は、互いに背中合わせに折り畳まれて、C字形状の切断装置要素の断面において、U字形状の歯先を形成する、保持フランジ並びに中心区分の隣接する部分を含んでもよい。
切断要素の折れた保持フランジとドーム形状の又は平坦な中心区分との間の前述の移行領域は、断面において、少なくとも165°又は175°で湾曲していてもよい。より具体的には、歯先及び/又は歯において、折れた保持フランジは、中心区分の裏側に押圧され得、その結果C字形状の切断要素を形成する材料は、歯の領域において、ある意味二重となる。その結果として、歯の厚さは、非常に小さくなり、材料の厚さの2倍の量を有意に超えない。
切断要素を断面視するとき、櫛状の歯における折れた保持フランジの階段状の凹状窪みは、2つの変曲点の間に配置されてもよく、断面視で、窪みの凹状輪郭は、凹状窪みに隣接する凸状及び/又は平坦な輪郭に変わる。一方で、歯先は、非常に小さい曲率半径を有する湾曲部分、又はある種の突出ピークを画定する先端部分に関して凸状の輪郭を形成してもよい。他方で、すなわち、歯先とは反対の凹状窪みの端部は、凹状の輪郭が、わずかに凸状又は平坦なフランジ部分に変わってもよい。
C字形状の切断要素の折れたフランジ上の仮想接線を考慮すると、接線は、一方で歯先と、他方で、折れた保持フランジのわずかに凸状又は平坦な部分と接触してもよく、想像接線の2つの接触点の間に、前述の凹状窪みは、接線に間隙を形成してもよい。換言すると、歯先と、折れた保持フランジの端部分との間の移行区分は、C字形状の切断要素の裏側に、一部のたるみ及び/又はへこみ並びに/若しくは平坦部を含んでもよい。C字形状の切断要素の裏側は、C字形状の切断要素の皮膚接触面又は皮膚に面する表面を画定するC字形状の切断要素の中心区分から離れる方向に面している。
前述の階段状の凹状窪みは、断面において滑らかに湾曲していてもよく、及び/又はC字形状の切断要素の熊手状縁部の裏側に沿って浅いシュート形状又はトラフ形状を画定してもよい。
このような窪みの湾曲した輪郭に関わらず、前述の階段状の凹状窪みは、一方で折れた保持フランジを保持する支持構造体のフレーム部分と、他方で櫛状切断歯の歯先との間に提供され得、及び/又は櫛状切断歯の歯先に直接隣接していてもよい。換言すれば、支持構造体の保持フランジは、保持フランジの凹状窪みに到達する前に、折れた保持フランジ上で終端してもよい。
支持構造体の保持フランジと歯先との間の凹状窪みのこのような配置は、間引きされた切断歯を支持構造体のための十分な空間と組み合わせることを可能にする。
櫛状切断歯の厚さ(静止してモータ駆動されないもの)は、C字形状の切断要素の断面視で、切断要素の中心区分及び/又は折れたフランジを形成する材料の厚さの300%未満〜250%未満であってもよい。例えば、C字形状の切断要素がシート厚0.15mmを有するシート状材料から作製されるとき、歯は、1.5mm未満、1mm未満、若しくは0.5mm未満、及び/又は0.3mm〜0.5mm若しくは0.35mm〜0.45mmの範囲の厚さhを有し得る。この厚さは、0.3mm、つまり最も外側の歯先表面の点から、櫛状切断歯の対向する列に向かう方向に内向きに0.3mmで測定される。
断面視で、櫛状切断歯の歯先は、0.25mm未満の曲率半径を有してもよい。
例えば、C字形状の切断要素は、金属シート、具体的に言えば、ばね鋼シートから形成されてもよく、500N/mm超又は750N/mm超の引張強度を有するばね鋼が使用されてもよい。
少なくとも1列の櫛状切断歯に加えて、C字形状の切断要素は、わずかにドーム形状又は平坦な中心区分に提供された少なくとも1つの穿孔領域を含んでもよく、かかる穿孔は、剪断フォイル状の方法で穿孔に入る短い無精髭又は非常に短い毛髪を切断し得る。
短い毛髪を切断するためのこのような切断穿孔は、切断装置システムが前方に移動する櫛状歯の列のうちの1つで剃られる皮膚に沿って移動するとき、櫛状切断歯に続く切断要素の皮膚接触面又は皮膚に面する表面の面積に制限される場合があり、一方で、櫛状歯の対向する列の間の切断要素によって画定される皮膚接触面/皮膚に面する表面の中間部分は、無穿孔である。
互いに分離された穿孔の制限された面積のこのような配置は、非常に短い毛髪は、切断装置システムが通常の様態、すなわち前方に移動している櫛状切断縁部のうちの1つで剃られる皮膚に沿って移動されるとき、櫛状歯、又は櫛状歯に近接する位置の直後の穿孔によって切断されることを考慮し、一方で先行する櫛状切断縁部から更に離れた穿孔は、非常に短い毛髪を切断するのに有効性が低い。非常に短い毛髪を切断するのに有効性が低い皮膚接触面の面積における穿孔の排除に起因して、非常に短い毛髪を切断することにおける効率を犠牲にすることなく、切断要素間の摩擦が低減される。摩擦は、切断要素が互いに対して移動するとき、互いに通過する必要のある穿孔が少ない、より少ない切断縁部のために低減され、このため、剃られる皮膚にわたって前方で移動している切断穿孔から出る、既に切断された毛髪粒子又は毛髪屑は、再度切断又は研削されないので、摩擦損失は低減される。
より具体的には、切断穿孔は、穿孔の2つの分離された細長い領域内に配置されてもよく、これは、皮膚接触面を画定する切断要素の外側の1つの細長い無穿孔中心区分によって互いに分離され、櫛状切断歯の列に沿って延在する各少なくとも2列の穿孔を含む。
櫛状の歯及び穿孔の切断動作に干渉することなく、互いに対して移動する切断要素の十分な支持を可能にするために、穿孔の領域はまた、細長い、外側切断要素の無穿孔側部区分によって、櫛状歯の列から分離、又は離間していてもよく、支持構造体は、穿孔の領域の外側境界に隣接、又は沿って、無穿孔側部区分下の切断要素の内側を支持する一対の可撓性若しくは剛性の支持リブを含んでもよい。より具体的には、このような剛性又は可撓性の支持リブは、支持構造体の中心ベース部分から延在してもよく、外側切断要素の細長い無穿孔側部区分と、C字形状の切断要素の折れた保持フランジの凹状窪みとの間の領域に、他の切断要素の下に延在する支持縁部を有してもよい。
内側及び外側切断要素を、切断穿孔が形成される領域内で互いにぴったりと嵌合するように保つために、支持縁部を有する、剛性又は可撓性の支持リブが、穿孔の領域の外側境界に直接隣接して、又は近接して隣接して延在するときに役立ち得る。支持リブは、支持縁部を有し、穿孔の最も外側の列に沿って内側切断要素と直接接触してもよい。
代替的に、支持リブの支持縁部は、穿孔の最も外側の列から離間した線に沿って内側切断要素と接触してもよい。それにもかかわらず、支持リブの支持縁部は、切断要素の対向する縁部において、穿孔の最も外側の列近く、次いで切断歯近くに位置決めされてもよい。より具体的には、穿孔の領域からの支持リブの支持縁部の距離は、櫛状切断歯からの支持縁部の距離の1/3未満又は1/4未満であってもよい。
外側切断要素を介して内側切断要素に誘導された皮膚接触圧をバランスの取れた方法で取るために、内側切断要素に面する支持リブの支持縁部は、切断要素の対向する縁部における櫛状歯の列の間に画定される距離の35%〜70%又は40%〜60%の範囲の距離で互いに離間されてもよい。ユーザの好みに応じて、外側切断要素によって画定される皮膚接触面の異なる部分は、変動する皮膚圧が生じ得るように、変動する力で皮膚に対して圧接されてもよい。そのような変動する圧力を均衡させるために、内側切断要素の断面図を考慮すると、内側切断要素が、内側切断要素のスパン幅の約1/3〜約2/3で支持リブによって支持されるときに役立つ。
内側切断要素に接触する支持リブ及び/又はそれらの支持縁部は、往復運動軸に対して平行に、及び/又は切断要素の対向する縁部における櫛状歯の列に対して平行に延在してもよい。
支持リブは、異なる方法で支持構造体のベース部分に固定されてもよい。例えば、支持リブは、ベース部分に溶接されてもよく、又はベース部分の材料内に埋め込まれてもよい。例えば、別個の支持リブが存在するとき、各々のリブは、支持リブを所望の配向及び位置に保持するために、ベース部分内のスロット状の凹部に挿入されてもよい。
代替的に、支持リブは、鋭角で互いに傾斜し、互いに一体的に接続されてもよく、及び/又は支持リブ要素の一体部品を形成してもよい。より具体的には、支持リブは、切断要素を支持する支持構造体に挿入され得る、及び/又はかかる支持構造体のベース部分に取り付けられ得る支持フレーム挿入部のV字状肢部によって形成されてもよい。このような支持リブ挿入部は、2つの支持リブが記載の傾斜で延在するストリップ状の底部分を含む、シュート状又はトラフ状の構成を有してもよい。このようなシュート状挿入部は、支持構造体内に挿入され、支持構造体のベース部分に固定的に取り付けられ得る。例えば、挿入部の底部分は、挿入部の中心部分において外側支持フレームの底部分の内側表面上に着座されてもよく、外側支持フレームの中心底部分は、支持リブ挿入部用の座部を形成してもよい。支持リブ挿入部を外側支持フレームの底部分上に着座させることは、支持リブ内に誘導された支持力及び圧力を取り得、それによって支持リブ挿入部を外側支持フレームの底部分上に圧接する。
内側支持フレーム挿入部は、外側支持フレームに固定的に取り付けられてもよく、例えば、外側支持フレームに、接着及び/又は溶接並びに/若しくは嵌合して形成されてもよい。
挟持された切断要素は、内側切断要素に接続され、駆動ユニットの駆動動作を伝達する駆動トレーンに結合される駆動装置によって、駆動されてもよく、剛性支持リブ及び外側支持フレームを含む前述の内側支持フレームが、外側切断要素を保持する外側フレーム部分及び内側支持フレームを支持するベース部分を含み、1つ以上の中心の、細長い、又はスリット状の貫通孔を含んでもよく、この中に駆動装置及び/又は駆動トレーンの一部分が、摺動可能に受容される。換言すれば、駆動装置及び/又は駆動トレーンは、内側支持フレーム及び外側支持フレーム内の貫通孔を通って延在し、その中に摺動可能に受容されて、駆動装置、このため、挟持された切断要素の他の切断要素に対する往復運動を可能にする。
駆動装置は、内側切断要素の対向する端部分に取り付けられ、剛性支持リブと内側切断要素との間に画定された内側サブチャンバ内に収容された細長い棒状部分を含んでもよい。
挟持された切断要素は、駆動のタイプに応じて、往復運動又は回転し得る被駆動切断要素であってもよい。
基本的に、協働する切断要素の各々が、駆動されてもよい。しかしながら、容易な駆動システムを安全かつ柔らかい切断動作と組み合わせるために、皮膚接触面を有する上部又は外側切断要素は、起立していてもよく、及び/又は往復運動していなくてもよく、並びに回転していなくともよい、一方で挟持された切断要素であり得る下部又は内側切断要素は、往復運動又は回転振動してもよい。
図1及び図2から分かるように、切断装置システム3は、かみそり及び/又はトリマー1のハンドル100に取り付けられ得る切断装置ヘッド2の一部であり得る。より具体的には、かみそり及び/又はトリマー1は、電池104を収容する細長いハンドル100、制御ユニット111、電気駆動モータ103又は磁気駆動モータ、及びモータの駆動動作を切断装置ヘッド2における切断装置システムに伝達するための駆動トレーン109などの電子構成部品及び/又は電気構成部品を含んでもよく、図1/図2を参照すると、切断装置ヘッド2は、細長いハンドル100の一方の端部に位置決めされてもよい。
一対の協働する切断要素4及び5を含む切断装置システム3は、図1に示される実施例の場合のように、切断装置ヘッド2の唯一の切断装置システムであってもよい。他方で、切断装置システム3は、剪断フォイル切断装置などの他の切断装置システムを有するかみそりヘッド2に組み込まれてもよく、例えば、少なくとも1列の協働する切断歯6、7を有する切断装置システム3は、一対の剪断フォイル切断装置の間に位置決めされてもよく、又は代替的に、かかる剪断フォイル切断装置の前方に位置決めされてもよい。
図1に示されるように、切断装置システム3は、歯間の間隙を閉鎖し、互いに通過することによって切断動作をもたらすように直線経路に沿って互いに対して往復運動することができる、切断歯6及び7の細長い列を含んでもよい。他方で、切断装置システム3はまた、円に沿って位置合わせされ、及び/又は径方向に配置された切断歯6及び7を含んでもよい。このような回転切断要素4及び5は、実質的に径方向に突起する切断歯6及び7を有してもよく、切断要素4及び5は、互いに対して回転するように、及び/又は互いに対して回転振動するように駆動されてもよい。切断動作は、基本的に、径方向に延在する歯としての往復運動する切断要素と同様であり、回転及び/又は回転振動するとき、隣接する歯の間の間隙を周期的に閉鎖並びに再開放し、はさみのように互いの上を通過する。
図2に示されるように、駆動システムは、モータを含んでもよく、モータのシャフトは、駆動体18のチャネル状の輪郭の間に受容される偏心駆動ピンを回転させることができ、この偏心駆動ピンは、切断要素4のうちの1つに接続され、回転する偏心駆動ピンと駆動体18の輪郭との係合に起因する往復運動をもたらす。
図3、図4、及び図5によって示されるように、協働する切断要素4及び5は、基本的に、少なくともほぼ、板形状構成を有し得、各切断要素4及び5は、図4及び図5を参照すると、板形状切断要素4及び5の対向する長手方向側部に配置され得る2列の切断歯6及び7を含む。切断要素4及び5は、切断要素の平坦な側部が互いに上に横になるように支持され、及び位置決めされる。より具体的には、切断要素4及び5の切断歯6及び7は、はさみの刃のように、互いに背中合わせに接する。
このような櫛状切断歯6及び7に加えて、協働する切断要素4及び5は、切断要素4及び5の中間部分において、切断歯6及び7の列の間に配置された少なくとも2つの切断穿孔の領域を備えてもよい。より具体的には、切断装置システム3の皮膚接触面を画定する外側切断要素4の切断穿孔8の各領域は、少なくとも2つの列の穿孔8を含んでもよく、これは円形、卵形、楕円形、又は多角形の形状を有する小さいサイズの貫通孔として形成され得る。
具体的に言えば、穿孔8を形成するこのような小さいサイズの貫通孔は、六角形の形状を有してもよく、このような六角形の貫通孔の長軸、すなわち六角形の形状の対向する角部を通る軸は、切断要素4及び5の往復運動軸10に対して横方向に配向されてもよい。
図9から分かるように、穿孔8は、皮膚接触面/皮膚に面する表面に向かって拡大してもよく、すなわち、穿孔8の断面積は、皮膚接触面に向かってより大きくなる。このようなトランペット状又は円錐形若しくは切頭角錐形状は、図9から分かるように、毛髪が穿孔に入ることに役立つ。
図8から分かるように、穿孔8は、皮膚接触面の中心区分にわたって全く分配されないが、限定された領域のみに配置される。より具体的には、短い毛髪を切断するための切断穿孔8は、切断装置システム3が、前方に移動する櫛状歯6、7の列のうちの1つで剃られる皮膚に沿って移動するとき、櫛状切断歯6、7に続く切断要素4の皮膚接触面又は皮膚に面する表面50の面積70、90に制限され、一方で、櫛状の歯の対向する列の間の切断要素によって画定される皮膚接触面/皮膚に面する表面の中間部分80は無穿孔である。
互いに離間した穿孔8の制限された面積70、90のかかる配置は、非常に短い毛髪が、先行する熊手状の切断縁部のうちの1つの直後に続く穿孔8によって切断され、一方で、先行する櫛状切断縁部から更に離れた穿孔は、非常に短い毛髪を切断するのに有効性が低いことを考慮する。非常に短い毛髪を切断するのに有効性が低い皮膚接触面50の面積における穿孔の排除に起因して、非常に短い毛髪を切断することにおける効率を犠牲にすることなく、切断要素4、5間の摩擦が低減される。摩擦は、切断要素が互いに対して移動するとき、互いに通過する必要のある穿孔が少ない、より少ない切断縁部のために低減され、このため、剃られる皮膚にわたって前方で移動している切断穿孔から出る、既に切断された毛髪粒子又は毛髪屑は、再度切断又は研削されないので、摩擦損失は低減される。
より具体的には、切断穿孔8は、穿孔の2つの分離された細長い領域70、90に配置されてもよく、これは皮膚接触面50を画定する切断要素4の外側の1つの細長い無穿孔中心区分80によって互いに分離され、櫛状切断歯6、7の列に沿って及び/又は櫛状切断歯6、7の列に対して平行に延在する各少なくとも2列の穿孔8を含む。
櫛状の歯6、7及び穿孔8の切断動作に干渉することなく、互いに対して移動する切断要素の十分な支持を可能にするために、穿孔の領域70、90はまた、細長い、外側切断要素の無穿孔側部区分61、62によって、櫛状歯6、7の列から分離、又は離間してもよく、支持構造体は、穿孔の領域70、90の外側境界に隣接して、又は沿って、無穿孔側部区分61、62下の切断要素5の内側を支持する一対の可撓性若しくは剛性の支持リブ19を含んでもよい。
支持構造体14と移動切断要素5との係合に起因する摩擦を低減するために、内側切断要素5は、穿孔8の領域70、90間の無穿孔中心区分80の下で支持されないように延在してもよい。
外側切断要素によって画定される皮膚接触面50の細長い無穿孔中心区分80は、穿孔の領域70、90の各々のサイズ又は幅よりも大きい、サイズ又は幅を有してもよい。より具体的には、皮膚接触面の無穿孔中心区分は、図8を参照すると、各穿孔の領域によって画定される面積の100%〜250%又は110%〜175%の範囲の面積にわたって延在してもよい。
概して、櫛状切断歯の間の切断装置要素4の皮膚接触面50の面積の2/3超又は3/4超が、無穿孔であり得る。換言すれば、図8に示されるように、切断装置システム3の対向する熊手状の歯状縁部の間の皮膚接触面50の1/4〜2/3のみが穿孔されてもよい。穿孔8の面積のそのような制限は、切断要素4、5が互いに対して移動するとき、摩擦を著しく低減し得る。
外側切断装置要素4のかかる穿孔8は、切断要素4及び5が、往復運動軸10に沿って互いに対して往復運動するとき、内側切断要素5内の穿孔9と協働することができる。内側切断要素5の穿孔9はまた、外側切断要素4の穿孔8の形状に対応する形状又は異なる形状の小さいサイズの貫通孔として形成されてもよい。しかしながら、図5から分かるように、内側切断要素5内の穿孔9は、小さいサイズの貫通孔である必要はなく、他の切断要素4内の2つ以上の穿孔8と各々協働するより大きいサイズの切り欠きであってもよい。より具体的には、内側切断要素5内の穿孔9は、長手方向軸で、往復運動軸10に対して横方向に延在する長手方向のスロット状の切り欠きとして形成され得る。このため、内側切断要素5内の各細長い横方向穿孔9は、外側切断要素4内の穿孔の各列と協働し得る。
内側切断要素5内の切り欠きは、外側切断要素4内の穿孔8と重なり合い、往復運動動作に応じて、穿孔8を閉じて、穿孔8及び9に導入される毛髪の剪断動作及び/又は切断をもたらす。
図3及び図8から分かるように、穿孔8の列は、櫛状切断歯6及び7の列の間の切断要素4及び5の部分において、櫛状切断歯6及び7の列に対して実質的に平行に延在してもよい。
互いに背中合わせに横になる及び/又は着座されるが、依然として、切断歯6及び7並びに穿孔8及び9の互いに対する往復移動を可能にする前述の位置において、切断要素4及び5を支持するために、内側切断要素5は、外側切断要素4と、支持構造体14との間に挟持され、これは、図4を参照すると、内側切断要素5を支持する内側フレームと、外側切断要素4を保持する外側フレーム12と、を含む。
より具体的には、支持構造体14は、内側切断要素5が外側切断要素4に対して移動し得る間隙16を画定し、内側切断要素5は、間隙16内で摺動可能に誘導される。
より具体的には、図4及び図5から分かるように、外側切断要素4は、断面視で、皮膚接触面から離れるように屈曲又は湾曲し、支持構造体14の外側フレーム部分12に取り付けられた又は固定された保持フランジを形成する、折れた縁部分4a及び4bを有する実質的にC字形状の構成を有してもよい。図4から分かるように、縁部分4a及び4bは、外側フレーム12の縁部分の周りで後に折り畳まれ、又は屈曲されてもよい。しかしながら、代替的に、切断要素4の保持フランジ4a及び4bを外側フレーム12の内側に着座させることも可能であろう。
切断要素4は、外側フレーム部分12に強固に又は固定的に締結されてもよい。例えば、切断要素4は、外側フレーム12に溶接又は接着されてもよい。
図4及び図5から分かるように、支持構造体14の外側フレーム部分12は、浅いシュート又はトラフを形成する一対の分岐脚部を含んでもよく、外側フレーム12の支持脚部の縁部分は、切断要素4及び5の切断歯6及び7に基本的に対応する歯状縁部を形成するスロット状の切り欠き13を備え得る。より具体的には、外側フレーム12の縁部における切り欠き13は、切断される毛髪が切断要素4及び5の歯6及び7に入ることを可能にするが、同時に、外側切断要素4の切断歯6にある程度の支持を提供する。
外側切断要素4の切断歯6は、後に折り畳まれた支持フランジ4a及び4bと切断装置システム3の皮膚接触面を画定する切断要素4の前側との間の移行領域内に形成されてもよい。
外側切断要素4は、C字形状の板状切断要素を形成してもよく、その縁部は、C字又はU字の肢部のように内向きに屈曲した肢部を形成するために折れ、このような折れた肢部4a及び4bは、外側支持フレーム部分12によって保持される。折れた肢部を外側切断要素の中心部分と接続する移行縁部分は、より長い無精髭を切断するための櫛状歯6の列を形成するように輪郭形成又は構成され、一方で、切断要素4の中心部分4cは、短い毛髪を切断するための穿孔8の領域を提供する。
より具体的には、少なくとも1列の櫛状切断歯6、7が形成される移行領域における折れた保持フランジ4a、4bは、図4a及び図4bを参照すると、櫛状切断歯6、7の間引きされた歯先を形成する階段状の凹状窪み4dを備え得る。かかる階段状の凹状窪みに起因して、切断歯6、7は、皮膚上に平行に横になる毛髪の下に行くように、及び更に短い無精髭が歯6、7の切断縁部に引っ掛けられかつ係合されるように十分に薄くなり、一方で、他方では、歯先から更に離れた部分を有する、折れた保持フランジ4a、4bは、C字形状の切断装置要素4の中心区分4cから十分な距離を提供して、折れたフランジ4a、4bを保持するフレーム部分12などの切断装置システム3の他の要素又は部分を収容することができる。
このような折れた保持フランジ4a、4bの階段状の、窪んだ輪郭4dにもかかわらず、C字形状の切断要素は、皮膚接触面及び/又は皮膚に面する表面50を画定する連続的に凸状又はドーム形状若しくは平坦な前面を有してもよく、C字形状の切断装置要素4の中心区分4c内に配置され得る、剪断フォイル状の穿孔8などの他の毛髪切断構造体の連続的な皮膚係合を可能にする。
より具体的には、皮膚接触面/皮膚に面する表面50を画定するC字形状の切断要素4の中心区分4cの前側は、櫛状切断歯6、7の歯先に連続的にドーム形状又は連続的に平坦に延在してもよい。
前述のC字形状の切断装置要素を断面視するとき、図4a及び図4bを参照すると、間引きされた歯先は、このような凹状窪み4dに起因して、実質的にU字形状に形成されてもよく、及び/又は、互いに背中合わせに折り畳まれて、C字形状の切断装置要素4の断面において、U字形状の歯先を形成する、保持フランジ4a、4b、並びに中心区分4cの隣接する部分を含んでもよい。
図4a及び図4bに示されるように、切断要素4の折れた保持フランジ4a、4bとドーム形状又は平坦な中心部4cとの間の前述の移行領域は、断面において少なくとも165°又は175°で湾曲していてもよい。より具体的には、歯先及び/又は歯6、7において、折れた保持フランジ4a、4bは、中心区分4cの裏側に押圧され得、その結果、C字形状の切断要素4を形成する材料は、歯6、7の領域において、ある意味二重である。その結果として、歯の厚さは、非常に小さくなり、材料の厚さの2倍の量を有意に超えない。
切断要素4を断面視するとき、櫛状の歯6、7における折れた保持フランジ4a、4bの階段状の凹状窪み4dは、2つの変曲点の間に配置されてもよく、断面視で、窪みの凹状輪郭は、凹状窪みに隣接する凸状及び/又は平坦な輪郭に変わる。一方で、歯先は、非常に小さい曲率半径を有する湾曲部分、又はある種の突出ピークを画定する先端部分に関して凸状の輪郭を形成してもよい。他方で、すなわち、歯先とは反対の凹状窪み4dの端部は、凹状の輪郭が、わずかに凸状又は平坦なフランジ部分に変わってもよい。
図4a及び図4bから分かるように、前述の階段状の凹状窪み4dは、断面において滑らかに湾曲していてもよく、及び/又はC字形状の切断要素4の熊手状縁部の裏側に沿って浅いシュート形状又はトラフ形状を画定してもよい。
このような窪み4dの湾曲した輪郭に関わらず、前述の階段状の凹状窪み4dは、一方で折れた保持フランジ4a、4bを保持する支持構造体14のフレーム部分12と、他方で櫛状切断歯6、7の歯先との間に提供され得、及び/又は櫛状切断歯6、7の歯先に直接隣接していてもよい。換言すれば、図4a及び図4bを参照すると、支持構造体の保持フランジは、保持フランジの凹状窪みに到達する前に、折れた保持フランジ上で終端してもよい。
支持構造体14の保持フランジ12と歯先との間の凹状窪み4dのこのような配置は、間引きされた切断歯6、7を支持構造体14のための十分な空間と組み合わせることを可能にする。
図4a、図4bによって示されるようなC字形状の切断要素の断面視で、櫛状切断歯6、7の厚さは、切断要素の中心区分及び/又は折れたフランジを形成する材料の厚さの300%未満〜250%未満であってもよい。図4a及び図4bでは、歯6、6の厚さは、歯の垂直寸法であり、歯先の高さに対応する。例えば、C字形状の切断要素4がシート厚0.15mmを有するシート状材料から作製されるとき、歯は、0.5mm未満、及び/又は0.3mm〜0.5mm、又は0.35mm〜0.45mmの範囲の厚さを有し得る。
C字形状の切断要素4は、実質的に一定の厚さを有するシート材料から作製されてもよい。例えば、折れたフランジ4a、4bは、中心区分4cと同じ材料厚を有してもよい。
断面視で、櫛状切断歯の歯先は、0.25mm未満の曲率半径を有してもよい。
例えば、C字形状の切断要素は、金属シート、具体的に言えば、ばね鋼シートから形成されてもよく、500N/mm超又は750N/mm超の引張強度を有するばね鋼が使用されてもよい。
図4から分かるように、外側切断要素4は、支持構造体14の外側フレーム12と共に、外側切断要素4及び外側フレーム12によって囲まれたチャンバ17を画定する。
このようなチャンバ17内に、内側切断要素5を支持するための内側フレーム11が、配置される。内側フレーム11は、支持構造体14のベース区分20から外側切断要素4上に背中合わせに横になる内側切断要素5に向かって延在する、少なくとも一対の支持リブ19を含む。
より具体的には、図4から分かるように、支持リブ19は、外側フレーム12の分岐支持脚部が互いに接合する、外側フレーム12の中心区分から生じる。内側フレーム11の支持リブ19は、ベース区分20から内側切断要素5に向かって、外側フレーム12間の角度φよりかなり急な角度βで延在してもよい。図4aから分かるように、内側フレーム11の支持リブ19は、互いの間に2×20°〜2×40°又は2×25°〜2×30°の角度βを画定してもよく、支持リブ19は、皮膚接触面に対して垂直であり、往復運動軸10に対して平行な中心平面に関して対称に配置されてもよい。
支持リブ19に十分な剛性を与えるために、リブ19は、図4aに示されるような断面図で見られるとき、直線的な長手方向軸を有してもよい。換言すれば、支持リブ19の内側表面及び外側表面は、座屈剛性を達成するように平面及び平坦であってもよい。これらの支持リブ19は、ベース部分20から生じるV字形状構成を画定してもよい。
代替的に、リブ19は、図4bに示されるように、切断要素5を外側切断要素4に向けて内側に付勢するように、可撓性及び/又は弾性的に構成されてもよい。例えば、リブ19は、図4bを参照すると、断面視で、切断要素5を他の切断要素4に対して弾性的に付勢するように、屈曲する湾曲輪郭を有してもよい。
図5から分かるように、支持リブ19は、支持挿入部の一部であってもよく、及び/又は互いに一体的に形成されてもよい。より具体的には、内側フレーム11は、一対の支持リブ19が延在する縁部から、ストリップ状の底部分を含む、シュート状又はトラフ状の構成を有してもよい。例えば、支持リブ19を含む内側フレーム11は、実質的に矩形の金属プレートから形成されてもよく、ストリップ状縁部は、傾斜した支持リブ19を形成するために中間区分に対して屈曲されてもよい。
内側フレーム11は、外側フレーム12及び外側切断要素4によって画定されたチャンバ17に挿入され得る挿入部を形成してもよい。より具体的には、内側フレーム11を形成する挿入部は、外側フレーム12のベース部分20上に着座されてもよく、ベース区分20は、切断装置システム3が剃られる皮膚に対して押圧されるとき、内側フレーム11に誘発される力及び圧力を吸収する。
内側フレーム11は、前述の間隙16が一方で支持リブ19の支持縁部と他方で外側切断要素4の内側との間に、画定されるように構成される。より具体的には、支持リブ19の高さは、リブ19の支持縁部と外側切断要素4との間の間隙16が内側切断要素5の厚さに実質的に対応するように構成され、間隙16は、摩擦を低減し、内側切断要素5と支持リブ19との間、及び内側切断要素5と外側切断要素4との間にいくらかの遊びを提供するように、板状切断要素5の厚さよりもわずかに広くなるように構成されてもよい。このような遊びは、切断装置システム3が無負荷である、すなわち、剃られる皮膚に対して押圧されないときに与えられ得る。動作状態では、外側切断要素4が剃られる皮膚に対して押圧されるとき、そのような遊びが排除され、切断要素4及び5は、毛髪の滑らかな切断を達成するために互いにぴったりと嵌合される。
支持構造体14によって提供されるこのような可能な遊びにもかかわらず、支持リブ19は、間隙16が、その幅において、切断される毛髪の厚さよりも小さい量だけ内側切断要素4の厚さを超えるように構成される。例えば、間隙16の幅は、40μmよりも小さい量又は20μm〜40μmの範囲の量で、挟持された切断要素5の厚さよりも大きくてもよい。
代替的に、図4bに示されるようにリブ19が可撓性であるとき、画定される間隙16は、付勢を達成するために、ゼロか、又は少なくとも切断刃5の厚さよりも小さくてもよい。
図4から分かるように、内側及び外側切断要素4及び5は、わずかに凸状の輪郭を有してもよい。より具体的には、外側切断要素4によって画定される皮膚接触表面は、わずかに凸状、実質的にシュート状の構成を有してもよい。往復運動軸10に対して垂直に取られた断面視で、外側切断要素4の外側表面は、図4を参照すると、わずかにドーム形状であり得る。
内側切断要素5は、わずかに凸状のシュート状の形状に関して、外側切断要素4の形状に実質的に対応する。
図4から分かるように、内側切断要素5に面する支持リブ19の支持縁部は、外側切断要素4の対向する縁部において、櫛状歯6及び7の列の間に画定される距離の約35%〜70%又は40%〜60%の範囲の距離で互いに離間されてもよい。このため、剛性支持リブ19は、往復運動軸10に対して垂直な断面視で、そのスパン幅の約1/3及び約2/3で内側切断要素4を支持してもよい。より具体的には、リブ19の支持縁部は、穿孔8の領域の外側境界に直接隣接して延在してもよく、支持リブ19は、内側切断装置要素5内の穿孔9を形成する切り欠きの外側長手方向輪郭に沿って、内側切断要素5と接触してもよい。
支持構造体14のベース部分20から、外側フレーム12の支持脚部よりも急な角度で延在する支持リブ19の構成に起因して、外側フレーム12及び外側フレーム12に取り付けられた外側切断要素4によって画定されるチャンバ17は、図4を参照すると、支持リブ19によって内側サブチャンバ17i及び一対の外側サブチャンバ17oに分割され、外側サブチャンバ17oは、共に、内側サブチャンバ17iの体積に実質的に対応する体積を有してもよい。
内側フレーム11の剛性支持リブ19は、往復運動軸10に対して実質的に平行に延在してもよい。より具体的には、内側切断要素5に接触するリブ19の支持縁部は、往復運動軸10に対して平行に延在してもよい。
図6及び図7から分かるように、切断装置システム3を含む切断装置ヘッド2は、往復運動軸10に対して実質的に平行に延在し得る枢動軸21を中心としてかみそり/トリマー1のハンドルに対して枢動可能に支持されてもよい。枢動軸21は、切断要素4及び5に近接して、及び/又は外側切断要素4及び外側フレーム12によって包囲されたチャンバ17内に位置決めされ得る。
図5及び図6から分かるように、外側切断要素4を保持する支持構造体14の外側フレーム12は、一対の枢動支持区分12a及び12bを含んでもよく、これは互いから離間され得、及び/又は外側フレーム12の対向する端面に位置決めされ得る。他方で、一対の支持フランジ110は、ハンドル100の切断装置ヘッド側に提供されてもよく、枢動支持フランジ110は、外側フレーム12の枢動支持区分12a及び12bに回転可能に接続されて、枢動軸21を形成し得る。
ばね装置22は、切断装置ヘッド2を所望の相互枢動位置又は配向に付勢するように、枢動軸21に関連付けられてもよく、これは、反対方向への枢動を可能にする中間配向であってもよく、若しくは代替的に、一方向のみに枢動することを可能にする端部位置又は端部配向であってもよい。
ばね装置22は、一方でハンドル100の支持フランジ110及び他方で外側フレーム12と係合され得る。
切断要素4及び5を互いに対して往復運動する様態で駆動するために、駆動装置18は、内側切断要素5に接続されてもよく、かかる駆動装置18は、内側切断要素5の対向する端部分に取り付けられた棒状駆動要素を含んでもよい。他方で、駆動装置18は、ハンドル100から切断装置ヘッド2まで延在する駆動要素と結合される結合区分18cを含んでもよい。より具体的には、支持構造体14の内側フレーム11及び外側フレーム12は、支持構造体14のベース区分20を通って延在する細長い凹部23又は切り欠きを含んでもよく、駆動装置18の前述の結合区間18cは、図5及び図4を参照すると、細長い切り欠き23を通って延在して、ハンドル100内のモータから来る駆動トレーンの駆動要素との結合を可能にし得る。
駆動装置18は、内側フレーム11及び/又は外側フレーム12で摺動可能に誘導されてもよい。例えば、1つ以上の誘導ブロック24又は支持部24が、外側フレーム12に提供されてもよい。例えば、このような誘導ブロック24は、外側フレーム12のベース部分に延在する中心の細長い凹部24に挿入されてもよく、誘導ブロック24は、ロッド状駆動装置18が摺動可能に誘導され得るスロット状の溝25を含んでもよい。
駆動装置18は、内側フレーム11の剛性支持リブ19の間に収容されてもよい。具体的に言えば、駆動装置18は、内側サブチャンバ17i内に収容されてもよく、このため、剛性支持リブ19を含む内側フレーム11を形成するシュート状の挿入部によって包囲されてもよく、駆動装置18の結合区分18cは、内側フレーム11を形成する挿入部の底部分における中心の細長い凹部23を通って延在してもよい。

Claims (13)

  1. 電気かみそり及び/又はトリマー(1)のための切断装置システムであって、少なくとも1列の櫛状切断歯(6、7)を有する一対の協働する切断要素(4、5)を備え、前記切断要素(4、5)が、支持構造体(14)によって互いに対して移動可能に支持されており、前記切断要素(4、5)のうちの少なくとも1つが、断面視で、前記支持構造体(14)に取り付けられた一対の折れた保持フランジ(4a、4b)と、ドーム形状又は平坦な中心区分(4c)と、を含む、C字形状を有し、前記少なくとも1列の櫛状切断歯(6、7)が、前記折れた保持フランジ(4a、4b)と前記中心区分(4c)との間の移行区分内で形成されており、前記折れた保持フランジ(4a、4b)が、前記移行区分において、前記櫛状切断歯(6、7)の間引きされた歯先を形成する階段状の凹状窪み(4d)を備えることを特徴とする、切断装置システム。
  2. 前記間引きされた歯先が、断面において、U字形状に形成されており、及び/又は、互いに背中合わせに折り畳まれて、断面において、U字形状の歯先を形成する、前記保持フランジ(4a、4b)並びに前記中心区分(4c)の隣接する部分を含む、請求項1に記載の切断装置システム。
  3. 前記移行区分が、断面において少なくとも165°又は少なくとも175°に湾曲している、請求項1又は2に記載の切断装置システム。
  4. 前記階段状の凹状窪み(4d)が、前記折れた保持フランジ(4a、4b)に取り付けられた前記支持構造体(14)のフレーム部分(12)と前記櫛状切断歯(6、7)の先端部との間に、及び/又は前記櫛状切断歯(6、7)の前記歯先にすぐ隣接して提供されている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の切断装置システム。
  5. 前記階段状の凹状窪み(4d)が、前記切断要素(4)の前記中心区分(4c)によって画定されている皮膚接触面及び/又は皮膚に面する表面(50)から離れる方向に面している、請求項1〜4のいずれか一項に記載の切断装置システム。
  6. 前記歯(6、7)が、少なくとも前記歯先において、断面視で、前記C字形状の切断要素(4)が形成されているシート材料の厚さの300%未満又は250%未満の厚さを有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載の切断装置システム。
  7. 前記歯(6、7)が、少なくとも前記歯先において、断面視で、1mm未満又は0.5mm未満の厚さ(h)を有する、請求項1〜6のいずれか一項に記載の切断装置システム。
  8. 前記櫛状切断歯(6、7)の歯先が、前記C字形状の切断要素(4)が形成されているシート材料の厚さの150%未満又は125%未満の曲率半径を有する、請求項1〜7のいずれか一項に記載の切断装置システム。
  9. 前記C字形状の切断要素(4)が、500N/mm超の引張強度を有するばね鋼製の金属シートから形成されている、請求項1〜8のいずれか一項に記載の切断装置システム。
  10. 前記切断要素(5)のうちの他方が、前記C字形状の切断要素の前記折れた保持フランジ(4a、4b)と前記中心区分(4c)との間の間隙、及び/又は前記中心区分(4c)と前記凹状窪み(4d)との間の間隙に延在する、請求項1〜9のいずれか一項に記載の切断装置システム。
  11. 前記C字形状の切断要素(4)が、前記C字形状の切断要素(4)の前記中心区分(4c)において少なくとも1つの穿孔領域(8)を備え、前記支持構造体(14)が、前記支持構造体(14)の基部から延在し、前記C字形状の切断要素(4)の前記少なくとも1つの穿孔領域(8)と前記折れた保持フランジ(4a、4b)の前記凹状窪み(4d)との間に位置決めされた区分において、前記切断要素(5)の他方を支持する支持縁部を形成する支持リブ(19)を含む、請求項1〜10のいずれか一項に記載の切断装置システム。
  12. 前記内側切断要素(5)に面する前記支持リブ(19)の前記支持縁部が、前記切断要素(4、5)の前記対向する縁部において、前記櫛状歯(6、7)の前記列の間に画定された距離の35%〜70%又は40%〜60%の範囲の距離で互いに離間されている、請求項11に記載の切断装置システム。
  13. 請求項1〜12のいずれか一項により構成されている、切断装置システムを備える、電気かみそり及び/又はトリマー。
JP2021079199A 2020-05-08 2021-05-07 電気髭トリマー Active JP7425015B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP20173681.6A EP3907048B1 (en) 2020-05-08 2020-05-08 Electric beard trimmer
EP20173681.6 2020-05-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021176519A true JP2021176519A (ja) 2021-11-11
JP7425015B2 JP7425015B2 (ja) 2024-01-30

Family

ID=70680259

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021079199A Active JP7425015B2 (ja) 2020-05-08 2021-05-07 電気髭トリマー

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20210347076A1 (ja)
EP (1) EP3907048B1 (ja)
JP (1) JP7425015B2 (ja)
CN (1) CN113618789B (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3466619A1 (en) * 2017-10-05 2019-04-10 Koninklijke Philips N.V. Blade set and manufacturing method
EP3854538A1 (en) 2020-01-23 2021-07-28 Braun GmbH Electric beard trimmer
EP3854541A1 (en) 2020-01-23 2021-07-28 Braun GmbH Electric beard trimmer
EP3854540A1 (en) 2020-01-23 2021-07-28 Braun GmbH Electric beard trimmer
EP3854542B1 (en) 2020-01-23 2023-12-13 Braun GmbH Electric beard trimmer
EP3907049B1 (en) 2020-05-08 2023-03-22 Braun GmbH Electric beard trimmer
EP3907044A1 (en) 2020-05-08 2021-11-10 Braun GmbH Electric beard trimmer

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10323463A (ja) * 1997-05-27 1998-12-08 Matsushita Electric Works Ltd 電気かみそり用スリット刃
US20180257248A1 (en) * 2016-10-12 2018-09-13 Rangpan Wu Reciprocating Electric Razor Head

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2151965A (en) * 1937-04-05 1939-03-28 Clipshave Inc Hair clipper
IT493135A (ja) * 1951-10-17
US20050097757A1 (en) * 2003-11-10 2005-05-12 Wahl Clipper Corporation Hair trimmer for use in self-cutting or on others
JP4604846B2 (ja) * 2005-05-31 2011-01-05 パナソニック電工株式会社 体毛処理器具
EP2425938B1 (en) 2010-09-03 2014-02-26 Braun GmbH Shaving head with multiple shaving units
CN102452095B (zh) * 2010-10-28 2014-10-29 吉列公司 用于分配液体的毛发移除装置的施用装置
IN2014CN03660A (ja) 2011-11-17 2015-10-16 Koninkl Philips Nv
EP3126105B1 (en) * 2014-03-31 2017-11-15 Koninklijke Philips N.V. Hair clipping device.
JP6333411B2 (ja) 2014-04-18 2018-05-30 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. 刃セット、毛切断装置、及び、関連の製造方法
CN104999485B (zh) 2015-08-20 2019-07-23 珠海新秀丽家居用品有限公司 具有超薄定刀的新型个人护理修剪器
CN206287174U (zh) 2016-11-17 2017-06-30 王小明 一种剃须刀头以及剃须刀
EP3388206A1 (en) * 2017-04-14 2018-10-17 Koninklijke Philips N.V. Attachment comb, cutting head and hair cutting appliance
EP3461602A1 (en) * 2017-10-02 2019-04-03 Koninklijke Philips N.V. Stationary blade and manufacturing method
EP3466619A1 (en) * 2017-10-05 2019-04-10 Koninklijke Philips N.V. Blade set and manufacturing method
CN209478241U (zh) 2018-12-22 2019-10-11 中山市小石陶瓷刀片有限公司 一种往复切割刀头
CN209682252U (zh) * 2019-02-19 2019-11-26 中山市小石陶瓷刀片有限公司 一种多方位切割的往复式电动剃毛刀头
EP3907049B1 (en) * 2020-05-08 2023-03-22 Braun GmbH Electric beard trimmer
CN113910306A (zh) * 2021-11-12 2022-01-11 元海医疗科技有限公司 静刀及具有该静刀的剃毛器

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10323463A (ja) * 1997-05-27 1998-12-08 Matsushita Electric Works Ltd 電気かみそり用スリット刃
US20180257248A1 (en) * 2016-10-12 2018-09-13 Rangpan Wu Reciprocating Electric Razor Head

Also Published As

Publication number Publication date
EP3907048A1 (en) 2021-11-10
EP3907048B1 (en) 2023-03-22
CN113618789A (zh) 2021-11-09
US20210347076A1 (en) 2021-11-11
CN113618789B (zh) 2023-06-02
JP7425015B2 (ja) 2024-01-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2021176519A (ja) 電気髭トリマー
JP7397023B2 (ja) 電気髭トリマー
US11865733B2 (en) Electric beard trimmer
EP3907043B1 (en) Electric beard trimmer
US11633868B2 (en) Electric beard trimmer
JP7481463B2 (ja) 電気髭トリマー
US11731294B2 (en) Electric beard trimmer
US20230019742A1 (en) Cutter system for an electric beard trimmer

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210513

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220525

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220607

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20220907

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20221107

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221205

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230307

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20230607

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20230807

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230905

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20231219

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240118

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7425015

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150