JPH10323283A - 加熱調理器 - Google Patents
加熱調理器Info
- Publication number
- JPH10323283A JPH10323283A JP13638097A JP13638097A JPH10323283A JP H10323283 A JPH10323283 A JP H10323283A JP 13638097 A JP13638097 A JP 13638097A JP 13638097 A JP13638097 A JP 13638097A JP H10323283 A JPH10323283 A JP H10323283A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- potassium hexatitanate
- coating
- cooking surface
- spherical ceramic
- aluminum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Abstract
(57)【要約】
【課題】 素材の溶射処理が無くても、金属ヘラ等で容
易に傷が付いたり剥がれたりすることのない、耐磨耗性
に優れた非粘着性被覆を有するホットプレート等の加熱
調理器を提供することを目的とする。 【解決手段】 加熱調理器の調理器基材１上に、球状セ
ラミック顔料ａと六チタン酸カリウムウイスカーｂを組
み合わせて含有する下塗り層２と、六チタン酸カリウム
ウイスカーｂを含むフッ素樹脂系上塗り層３を形成する
ことによって、金属ヘラ等で容易に傷が付いたり剥がれ
たりすることのない、耐磨耗性に優れた非粘着性被覆を
調理器の調理面に形成することができる。
易に傷が付いたり剥がれたりすることのない、耐磨耗性
に優れた非粘着性被覆を有するホットプレート等の加熱
調理器を提供することを目的とする。 【解決手段】 加熱調理器の調理器基材１上に、球状セ
ラミック顔料ａと六チタン酸カリウムウイスカーｂを組
み合わせて含有する下塗り層２と、六チタン酸カリウム
ウイスカーｂを含むフッ素樹脂系上塗り層３を形成する
ことによって、金属ヘラ等で容易に傷が付いたり剥がれ
たりすることのない、耐磨耗性に優れた非粘着性被覆を
調理器の調理面に形成することができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はホットプレートなど
の加熱調理器に関するもので、特に、耐摩耗性と非粘着
性を兼ね備えた加熱調理器に関するものに関する。
の加熱調理器に関するもので、特に、耐摩耗性と非粘着
性を兼ね備えた加熱調理器に関するものに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、非粘着性が要求されるホットプレ
ートなどの加熱調理器の調理面に対しては、フッ素樹脂
と耐熱性をもつ合成樹脂の混合物を主成分とした被覆
や、耐熱性をもつ合成樹脂を主成分とした塗料を下塗り
にし、フッ素樹脂を主成分とした塗料を上塗りにする被
覆が行われている。
ートなどの加熱調理器の調理面に対しては、フッ素樹脂
と耐熱性をもつ合成樹脂の混合物を主成分とした被覆
や、耐熱性をもつ合成樹脂を主成分とした塗料を下塗り
にし、フッ素樹脂を主成分とした塗料を上塗りにする被
覆が行われている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ホットプレートなどの
加熱調理器の調理面の被覆は、耐熱性、非粘着性ととも
に金属ヘラ等で容易に傷が付いたり剥がれたりすること
のない耐摩耗性が要求されている。
加熱調理器の調理面の被覆は、耐熱性、非粘着性ととも
に金属ヘラ等で容易に傷が付いたり剥がれたりすること
のない耐摩耗性が要求されている。
【０００４】しかしながら、従来のフッ素樹脂と耐熱性
をもつ合成樹脂の混合物を主成分とした被覆や、耐熱性
をもつ合成樹脂を主成分とした塗料を下塗りにし、フッ
素樹脂を主成分とした塗料を上塗りにする被覆は、非粘
着性や基材との密着性に優れるものの、金属製品で擦ら
れると素地に達する傷が入るといった耐摩耗性に劣る欠
点があった。
をもつ合成樹脂の混合物を主成分とした被覆や、耐熱性
をもつ合成樹脂を主成分とした塗料を下塗りにし、フッ
素樹脂を主成分とした塗料を上塗りにする被覆は、非粘
着性や基材との密着性に優れるものの、金属製品で擦ら
れると素地に達する傷が入るといった耐摩耗性に劣る欠
点があった。
【０００５】また、この欠点を解消するために、基材に
セラミックス溶射を行うことも行われているが、工程は
煩雑であり、設備が必要になったりしてコスト高となっ
ていた。
セラミックス溶射を行うことも行われているが、工程は
煩雑であり、設備が必要になったりしてコスト高となっ
ていた。
【０００６】本発明は、このような従来の問題点を解決
しようとするもので、基材の溶射処理が無くても金属ヘ
ラ等で容易に傷が付いたり剥がれたりすることのない耐
摩耗性に優れた非粘着性被覆を有するホットプレートな
どの加熱調理器を提供することを目的とするものであ
る。
しようとするもので、基材の溶射処理が無くても金属ヘ
ラ等で容易に傷が付いたり剥がれたりすることのない耐
摩耗性に優れた非粘着性被覆を有するホットプレートな
どの加熱調理器を提供することを目的とするものであ
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、加熱調理器の調理面に、球状セラミック顔
料と六チタン酸カリウムウイスカーを組み合わせて含有
する下塗り層と、六チタン酸カリウムウイスカーを含む
フッ素樹脂系上塗り層を形成することによって、金属ヘ
ラ等で容易に傷が付いたり剥がれたりすることのない、
耐摩耗性に優れた非粘着性被覆を調理器に形成すること
ができる。
に本発明は、加熱調理器の調理面に、球状セラミック顔
料と六チタン酸カリウムウイスカーを組み合わせて含有
する下塗り層と、六チタン酸カリウムウイスカーを含む
フッ素樹脂系上塗り層を形成することによって、金属ヘ
ラ等で容易に傷が付いたり剥がれたりすることのない、
耐摩耗性に優れた非粘着性被覆を調理器に形成すること
ができる。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の発明
は、アルミニウムまたはアルミニウム合金からなるホッ
トプレートなどの加熱調理器の調理面に、球状セラミッ
ク顔料と六チタン酸カリウムウイスカーを含む耐摩耗性
に優れた下塗り層を塗布し、さらに非粘着性に優れたフ
ッソ樹脂からなる上塗り層を塗布し、フッソ樹脂の融点
以上の温度で焼成することによって耐摩耗性に優れた非
粘着性被覆を形成する作用を有する。
は、アルミニウムまたはアルミニウム合金からなるホッ
トプレートなどの加熱調理器の調理面に、球状セラミッ
ク顔料と六チタン酸カリウムウイスカーを含む耐摩耗性
に優れた下塗り層を塗布し、さらに非粘着性に優れたフ
ッソ樹脂からなる上塗り層を塗布し、フッソ樹脂の融点
以上の温度で焼成することによって耐摩耗性に優れた非
粘着性被覆を形成する作用を有する。
【０００９】請求項２に記載の発明は、アルミニウムま
たはアルミニウム合金からなるホットプレートなどの加
熱調理器の調理面に、球状セラミック顔料を３〜３０W
％、六チタン酸カリウムウイスカーを１〜１５W％含む
耐摩耗性に優れた下塗り層を塗布し、さらに六チタン酸
カリウムウイスカーを０．０５〜５W％含む非粘着性に
優れたフッソ樹脂系上塗り層を塗布し、フッソ樹脂の融
点以上の温度で焼成することによって耐摩耗性に優れた
非粘着性被覆を形成する作用を有する。
たはアルミニウム合金からなるホットプレートなどの加
熱調理器の調理面に、球状セラミック顔料を３〜３０W
％、六チタン酸カリウムウイスカーを１〜１５W％含む
耐摩耗性に優れた下塗り層を塗布し、さらに六チタン酸
カリウムウイスカーを０．０５〜５W％含む非粘着性に
優れたフッソ樹脂系上塗り層を塗布し、フッソ樹脂の融
点以上の温度で焼成することによって耐摩耗性に優れた
非粘着性被覆を形成する作用を有する。
【００１０】請求項３に記載の発明は、アルミニウムま
たはアルミニウム合金からなるホットプレートなどの加
熱調理器の調理面に、球状セラミック顔料と六チタン酸
カリウムウイスカーを含む耐摩耗性に優れた塗料と、非
粘着性に優れたフッソ樹脂からなる塗料を一層の塗膜と
して塗布し、フッソ樹脂の融点以上の温度で焼成するこ
とによって耐摩耗性に優れた非粘着性被覆を形成する作
用を有する。
たはアルミニウム合金からなるホットプレートなどの加
熱調理器の調理面に、球状セラミック顔料と六チタン酸
カリウムウイスカーを含む耐摩耗性に優れた塗料と、非
粘着性に優れたフッソ樹脂からなる塗料を一層の塗膜と
して塗布し、フッソ樹脂の融点以上の温度で焼成するこ
とによって耐摩耗性に優れた非粘着性被覆を形成する作
用を有する。
【００１１】請求項４に記載の発明は、アルミニウムま
たはアルミニウム合金からなるホットプレートなどの加
熱調理器の調理面に、球状セラミック顔料と六チタン酸
カリウムウイスカーを含む耐摩耗性に優れた下塗り層を
塗布し、さらに球状セラミック顔料と六チタン酸カリウ
ムウイスカーを含む非粘着性に優れたフッソ樹脂からな
る上塗り層を塗布し、フッソ樹脂の融点以上の温度で焼
成することによって耐摩耗性に優れた非粘着性被覆を形
成する作用を有する。
たはアルミニウム合金からなるホットプレートなどの加
熱調理器の調理面に、球状セラミック顔料と六チタン酸
カリウムウイスカーを含む耐摩耗性に優れた下塗り層を
塗布し、さらに球状セラミック顔料と六チタン酸カリウ
ムウイスカーを含む非粘着性に優れたフッソ樹脂からな
る上塗り層を塗布し、フッソ樹脂の融点以上の温度で焼
成することによって耐摩耗性に優れた非粘着性被覆を形
成する作用を有する。
【００１２】
【実施例】 （実施例１）以下、本発明の実施例１について図１に基
づき説明する。通常、本発明の非粘着性被覆の形成は、
アルミニウムまたはアルミニウム合金からなる基材１
に、下塗り層２及び上塗り層３について各々所定の成分
を溶媒中に含有させて塗料としたものを塗布することに
よって行う。塗布を容易にするために、分散剤、粘度調
整剤、レベリング剤を添加することもできる。
づき説明する。通常、本発明の非粘着性被覆の形成は、
アルミニウムまたはアルミニウム合金からなる基材１
に、下塗り層２及び上塗り層３について各々所定の成分
を溶媒中に含有させて塗料としたものを塗布することに
よって行う。塗布を容易にするために、分散剤、粘度調
整剤、レベリング剤を添加することもできる。
【００１３】下塗り層２には、球状セラミック顔料ａと
六チタン酸カリウムウイスカーｂを含み、上塗り層３に
は六チタン酸カリウムウイスカーとフッ素樹脂などの粘
着塗料で構成している。
六チタン酸カリウムウイスカーｂを含み、上塗り層３に
は六チタン酸カリウムウイスカーとフッ素樹脂などの粘
着塗料で構成している。
【００１４】アルミニウムまたはアルミニウム合金から
なる調理器の基材１の調理面の下地処理は、あらかじめ
ブラスト処理をすることが望ましい。
なる調理器の基材１の調理面の下地処理は、あらかじめ
ブラスト処理をすることが望ましい。
【００１５】また、前記球状セラミック顔料ａは、ガラ
スビーズ、球状シリカ等の真球に近い硬質材料を指し、
これらのうちガラスビーズとは、高温の炎の中に吹き込
まれた微小のガラス粉末が浮遊状態で溶融して、その表
面張力で自ら球形になったもので、その形状は真球に近
い。表面は平滑で硬質であり、且つ球状であるところか
ら、外圧に対してきわめて変形しにくい。平均粒子径と
して２〜２０μｍのものが好適に用いられる。
スビーズ、球状シリカ等の真球に近い硬質材料を指し、
これらのうちガラスビーズとは、高温の炎の中に吹き込
まれた微小のガラス粉末が浮遊状態で溶融して、その表
面張力で自ら球形になったもので、その形状は真球に近
い。表面は平滑で硬質であり、且つ球状であるところか
ら、外圧に対してきわめて変形しにくい。平均粒子径と
して２〜２０μｍのものが好適に用いられる。
【００１６】六チタン酸カリウムウイスカーｂは、極め
て微細な繊維状単結晶物質であることから、均一補強に
よる引っ張り強度の増大、耐摩耗性の向上をもたらすも
ので、平均繊維長５〜３０μｍのものが好適に用いられ
る。
て微細な繊維状単結晶物質であることから、均一補強に
よる引っ張り強度の増大、耐摩耗性の向上をもたらすも
ので、平均繊維長５〜３０μｍのものが好適に用いられ
る。
【００１７】また、ここで云うフッ素樹脂は、主にポリ
テトラフルオロエチレン（ＰＴＦＥ）、テトラフルオロ
エチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体（ＦＥ
Ｐ）、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキル
ビニルエーテル共重合体（ＰＦＡ）の単独又は混合物が
好適に用いられる。
テトラフルオロエチレン（ＰＴＦＥ）、テトラフルオロ
エチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体（ＦＥ
Ｐ）、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキル
ビニルエーテル共重合体（ＰＦＡ）の単独又は混合物が
好適に用いられる。
【００１８】その他、被覆中には着色顔料として弁柄な
どの酸化鉄系着色顔料、カーボンブラックや酸化チタン
などを含むことができる。
どの酸化鉄系着色顔料、カーボンブラックや酸化チタン
などを含むことができる。
【００１９】強固な接着性と耐食性を得るために、最も
望ましいブラスト処理は、研磨材としてJIS・R611-1974
記載のかっ色アルミナ質研磨材、白色アルミナ質研磨
材、淡紅色アルミナ質研磨材、解砕型アルミナ質研磨
材、人造エメリー研磨材などアルミナ質研磨材及び黒色
炭化けい素質研磨材、緑色炭化けい素質研磨材など炭化
けい素質研磨材を用いて素材表面を研削し、なおかつ表
面あらさを中心線平均あらさ（Ra）で0.5以上とする方
法である。
望ましいブラスト処理は、研磨材としてJIS・R611-1974
記載のかっ色アルミナ質研磨材、白色アルミナ質研磨
材、淡紅色アルミナ質研磨材、解砕型アルミナ質研磨
材、人造エメリー研磨材などアルミナ質研磨材及び黒色
炭化けい素質研磨材、緑色炭化けい素質研磨材など炭化
けい素質研磨材を用いて素材表面を研削し、なおかつ表
面あらさを中心線平均あらさ（Ra）で0.5以上とする方
法である。
【００２０】研磨材としてガラスビーズを用いた場合、
素材表面の研削効果が少ないため、表面あらさが中心線
平均あらさ（Ra）で0.5以上であっても、強固な接着性
が得られず望ましくない。また、スチールグリットやス
チールショット、カットワイヤーなどの鉄系研磨材は、
素材表面に残留し錆を発生させることがあり、望ましく
ない。
素材表面の研削効果が少ないため、表面あらさが中心線
平均あらさ（Ra）で0.5以上であっても、強固な接着性
が得られず望ましくない。また、スチールグリットやス
チールショット、カットワイヤーなどの鉄系研磨材は、
素材表面に残留し錆を発生させることがあり、望ましく
ない。
【００２１】ブラスト処理された加熱調理器の調理面
に、下塗り層２を被覆厚が５〜１００μｍになるように
一般的な静電塗装機、エアスプレーガン等で塗布し、８
０〜１００℃程度で乾燥した後、上塗り層３を被覆厚が
５〜１００μｍになるように、同じく塗装し予備乾燥を
した後フッソ樹脂の融点以上の温度で焼成する。
に、下塗り層２を被覆厚が５〜１００μｍになるように
一般的な静電塗装機、エアスプレーガン等で塗布し、８
０〜１００℃程度で乾燥した後、上塗り層３を被覆厚が
５〜１００μｍになるように、同じく塗装し予備乾燥を
した後フッソ樹脂の融点以上の温度で焼成する。
【００２２】球状セラミックａは硬度の向上をさせるこ
とができ、かつ六チタン酸カリウムウイスカーｂは耐摩
耗性を向上させることができる。
とができ、かつ六チタン酸カリウムウイスカーｂは耐摩
耗性を向上させることができる。
【００２３】このようにして作成した加熱調理器の調理
面の評価をするために、いろいろな配合比率で調理面を
形成し、比較実験を行った。
面の評価をするために、いろいろな配合比率で調理面を
形成し、比較実験を行った。
【００２４】（表１）に示すように、表中のサンプル１
〜６のようにＰＴＦＥ、ＰＦＡ、ＦＥＰ等のフッ素樹脂
のうちから単独または混合物、ポリアミドイミド樹脂、
球状セラミック顔料、六チタン酸カリウムウイスカーを
（表１）に示す割合で混合し、ディスパーで１時間攪拌
製造したものを下塗り及び上塗り塗料とした。ここで用
いた球状セラミック顔料は、SiO2／Al2O3を主成分とし
た平均粒子径１０〜１２μmのガラスビーズであるが、
その他の金属酸化物も同粒子径のものは適用できる。ア
ルミナ研磨剤を用いてブラスト処理（Ｒａ：２〜４）し
たアルミダイカスト製のホットプレートの調理面に上記
の方法で被膜を形成し、鉛筆硬度、耐摩耗性、非粘着
性、耐塩水噴霧性を調べた。結果は（表１）の通りであ
る。
〜６のようにＰＴＦＥ、ＰＦＡ、ＦＥＰ等のフッ素樹脂
のうちから単独または混合物、ポリアミドイミド樹脂、
球状セラミック顔料、六チタン酸カリウムウイスカーを
（表１）に示す割合で混合し、ディスパーで１時間攪拌
製造したものを下塗り及び上塗り塗料とした。ここで用
いた球状セラミック顔料は、SiO2／Al2O3を主成分とし
た平均粒子径１０〜１２μmのガラスビーズであるが、
その他の金属酸化物も同粒子径のものは適用できる。ア
ルミナ研磨剤を用いてブラスト処理（Ｒａ：２〜４）し
たアルミダイカスト製のホットプレートの調理面に上記
の方法で被膜を形成し、鉛筆硬度、耐摩耗性、非粘着
性、耐塩水噴霧性を調べた。結果は（表１）の通りであ
る。
【００２５】
【表１】 鉛筆硬度は、JIS・K5400・8.4.2鉛筆引っかき値（手か
き法)に基づき評価した。耐摩耗性は、250℃に保持したホ
ットプレートの調理面にサラダ油を数滴滴下し、付属の
金属ヘラに500ｇの荷重をかけ45°の角度で塗膜面に押
し当て、500往復させたあと塗膜の磨耗状態を評価した
もので、◎は、塗膜のハカ゛レがない、△は、上塗塗膜のハカ゛レ
がある、 ×は、ほぼ全面素地の露出があることを示す。
き法)に基づき評価した。耐摩耗性は、250℃に保持したホ
ットプレートの調理面にサラダ油を数滴滴下し、付属の
金属ヘラに500ｇの荷重をかけ45°の角度で塗膜面に押
し当て、500往復させたあと塗膜の磨耗状態を評価した
もので、◎は、塗膜のハカ゛レがない、△は、上塗塗膜のハカ゛レ
がある、 ×は、ほぼ全面素地の露出があることを示す。
【００２６】非粘着性は、250℃に保持したホットプレ
ートの調理面に焼肉のタレを滴下し、15分間加熱後、ペ
ーパータオルで拭き取る操作を５０回繰り返し、塗膜の
状態を評価したもので、◎は、 汚染物が簡単に取れる、
○は、 汚染物の一部がこびりつき強くこすらないと取れ
ないことを示す。
ートの調理面に焼肉のタレを滴下し、15分間加熱後、ペ
ーパータオルで拭き取る操作を５０回繰り返し、塗膜の
状態を評価したもので、◎は、 汚染物が簡単に取れる、
○は、 汚染物の一部がこびりつき強くこすらないと取れ
ないことを示す。
【００２７】耐塩水噴霧性は、試料にＸカットを入れJI
S・K5400・9.1の耐塩水噴霧性に基づく試験を連続240時
間行った後JIS・K5400・8.5.3のＸカットテープ法によ
り評価したものであり◎は10点、○は8点を示す。
S・K5400・9.1の耐塩水噴霧性に基づく試験を連続240時
間行った後JIS・K5400・8.5.3のＸカットテープ法によ
り評価したものであり◎は10点、○は8点を示す。
【００２８】比較例１〜３は（表１）に示す割合で、球
状セラミック顔料、六チタン酸カリウムウイスカーを添
加する以外は、実施例１〜６と同じである。
状セラミック顔料、六チタン酸カリウムウイスカーを添
加する以外は、実施例１〜６と同じである。
【００２９】以上の説明は、溶射処理なしの構成である
が、耐食性や耐摩耗性をさらに向上させるには溶射処理
を実施しても良い。溶射処理を施したときの調理面の断
面図を図２に示す。
が、耐食性や耐摩耗性をさらに向上させるには溶射処理
を実施しても良い。溶射処理を施したときの調理面の断
面図を図２に示す。
【００３０】（実施例２）第２の実施例として図３に示
す。アルミニウムまたはアルミニウム合金からなるホッ
トプレートなどの加熱調理器の調理面１に、球状セラミ
ック顔料ａと六チタン酸カリウムウイスカーｂを含む耐
摩耗性に優れた塗料と、非粘着性に優れたフッソ樹脂か
らなる塗料を、一層の塗膜２として塗布し、フッソ樹脂
の融点以上の温度で焼成することによって耐摩耗性に優
れた非粘着性被覆を形成したものである。
す。アルミニウムまたはアルミニウム合金からなるホッ
トプレートなどの加熱調理器の調理面１に、球状セラミ
ック顔料ａと六チタン酸カリウムウイスカーｂを含む耐
摩耗性に優れた塗料と、非粘着性に優れたフッソ樹脂か
らなる塗料を、一層の塗膜２として塗布し、フッソ樹脂
の融点以上の温度で焼成することによって耐摩耗性に優
れた非粘着性被覆を形成したものである。
【００３１】本実施例によれば、一層で構成したことに
より、塗装の工程を簡素化できコストも安価に出来るも
のである。
より、塗装の工程を簡素化できコストも安価に出来るも
のである。
【００３２】（実施例３）第３の実施例として図４に示
す。アルミニウムまたはアルミニウム合金からなるホッ
トプレートなどの加熱調理器の調理面１に、球状セラミ
ック顔料ａと六チタン酸カリウムウイスカーｂを含む耐
摩耗性に優れた下塗り層２を塗布し、乾燥、焼成を行っ
た後、さらに球状セラミック顔料ａと六チタン酸カリウ
ムウイスカーｂを含む非粘着性に優れたフッソ樹脂から
なる上塗り層３を塗布し、フッソ樹脂の融点以上の温度
で焼成することによって耐摩耗性に優れた非粘着性被覆
を形成したものである。
す。アルミニウムまたはアルミニウム合金からなるホッ
トプレートなどの加熱調理器の調理面１に、球状セラミ
ック顔料ａと六チタン酸カリウムウイスカーｂを含む耐
摩耗性に優れた下塗り層２を塗布し、乾燥、焼成を行っ
た後、さらに球状セラミック顔料ａと六チタン酸カリウ
ムウイスカーｂを含む非粘着性に優れたフッソ樹脂から
なる上塗り層３を塗布し、フッソ樹脂の融点以上の温度
で焼成することによって耐摩耗性に優れた非粘着性被覆
を形成したものである。
【００３３】本実施例によれば、下塗り層と上塗り層に
球状セラミックを添加することにより、さらに硬度と耐
磨耗性を向上させることが出来るものである。また、調
理面の膜厚を厚くすることができるので、さらに、耐久
性の良い調理面を有する加熱調理器を提供することがで
きる。
球状セラミックを添加することにより、さらに硬度と耐
磨耗性を向上させることが出来るものである。また、調
理面の膜厚を厚くすることができるので、さらに、耐久
性の良い調理面を有する加熱調理器を提供することがで
きる。
【００３４】
【発明の効果】請求項１記載の加熱調理器は、アルミニ
ウムまたはその合金からなる調理面に、球状セラミック
顔料と六チタン酸カリウムウイスカーを含む下塗り層、
および、六チタン酸カリウムウイスカーを含む上塗り層
とからなる耐摩耗性に優れた非粘着性被覆を形成してい
るため、調理面は金属ヘラ等で容易に傷が付いたり剥が
れたりすることがない優れた加熱調理器を提供すること
ができる。
ウムまたはその合金からなる調理面に、球状セラミック
顔料と六チタン酸カリウムウイスカーを含む下塗り層、
および、六チタン酸カリウムウイスカーを含む上塗り層
とからなる耐摩耗性に優れた非粘着性被覆を形成してい
るため、調理面は金属ヘラ等で容易に傷が付いたり剥が
れたりすることがない優れた加熱調理器を提供すること
ができる。
【００３５】特に、請求項２に示すように、下塗り層に
ガラスビーズを３〜３０W％、チタン酸カリウムウイス
カーを１〜１５W％、上塗り層に六チタン酸カリウムウ
イスカーを０．０５〜５W％含む場合には特に耐摩耗性
に関して著しい効果を有するものである。
ガラスビーズを３〜３０W％、チタン酸カリウムウイス
カーを１〜１５W％、上塗り層に六チタン酸カリウムウ
イスカーを０．０５〜５W％含む場合には特に耐摩耗性
に関して著しい効果を有するものである。
【００３６】従って、従来より耐摩耗性が必要な加熱調
理器の調理面におこなわれていたセラミックス溶射工程
を不要とすることができ、製造コストも安くなるもので
ある。
理器の調理面におこなわれていたセラミックス溶射工程
を不要とすることができ、製造コストも安くなるもので
ある。
【００３７】また、請求項３記載の発明によれば、アル
ミニウムまたはアルミニウム合金からなる調理面に、球
状セラミックと六チタン酸カリウムウイスカーとフッ素
樹脂系塗料からなる非粘着皮膜を一層で形成しているの
で、製造方法が簡単で、かつ、調理面は金属ヘラ等で容
易に傷が付いたり剥がれたりすることがない優れた加熱
調理器を提供することができる。
ミニウムまたはアルミニウム合金からなる調理面に、球
状セラミックと六チタン酸カリウムウイスカーとフッ素
樹脂系塗料からなる非粘着皮膜を一層で形成しているの
で、製造方法が簡単で、かつ、調理面は金属ヘラ等で容
易に傷が付いたり剥がれたりすることがない優れた加熱
調理器を提供することができる。
【００３８】また、請求項４記載の発明によれば、下塗
り層と上塗り層に球状セラミックを添加することによ
り、さらに硬度と耐磨耗性を向上させることが出来るも
のである。また、２層塗りとすることにより、調理面の
膜厚を厚くすることができるので、さらに、耐久性の良
い調理面を有する加熱調理器を提供することができる。
り層と上塗り層に球状セラミックを添加することによ
り、さらに硬度と耐磨耗性を向上させることが出来るも
のである。また、２層塗りとすることにより、調理面の
膜厚を厚くすることができるので、さらに、耐久性の良
い調理面を有する加熱調理器を提供することができる。
【図１】本発明の実施例１における加熱調理器の調理面
の拡大断面図
の拡大断面図
【図２】本発明の実施例１における溶射処理を施したと
きの加熱調理器の調理面の拡大断面図
きの加熱調理器の調理面の拡大断面図
【図３】本発明の実施例２における加熱調理器の調理面
の拡大断面図
の拡大断面図
【図４】本発明の実施例３における加熱調理器の調理面
の拡大断面図
の拡大断面図
１ 調理器基材 ２ 下塗り層 ３ 上塗り層 ａ 球状セラミック顔料 ｂ 六チタン酸カリウムウイスカー ｃ 溶射処理
フロントページの続き (72)発明者 沖田 和正 三重県名張市蔵持町芝出1109−７ オキツ モ株式会社内 (72)発明者 中野 浩 三重県名張市蔵持町芝出1109−７ オキツ モ株式会社内
Claims (4)
- 【請求項１】 アルミニウムまたはアルミニウム合金か
らなる調理面に、球状セラミック顔料と六チタン酸カリ
ウムウイスカーを含む下塗り層と、六チタン酸カリウム
ウイスカーを含むフッ素樹脂系上塗り層とからなる非粘
着性被覆を形成したことを特徴とする加熱調理器。 - 【請求項２】 下塗り層は、球状セラミック顔料を３〜
３０W％と、六チタン酸カリウムウイスカーを１〜１５W
％含み、上塗り層は、六チタン酸カリウムウイスカーを
０．０５〜５W％含む請求項１記載の加熱調理器。 - 【請求項３】 アルミニウムまたはアルミニウム合金か
らなる調理面に、球状セラミック願料と六チタン酸カリ
ウムウイスカーとフッ素樹脂系塗料からなる非粘着皮膜
を一層で形成したことを特徴とする加熱調理器。 - 【請求項４】 アルミニウムまたはアルミニウム合金か
らなる調理面に、球状セラミック顔料と六チタン酸カリ
ウムウイスカーを含む下塗り層と、球状セラミック願料
と六チタン酸カリウムウイスカーを含むフッ素樹脂系上
塗り層とからなる非粘着性被覆を形成したことを特徴と
する加熱調理器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13638097A JP3471562B2 (ja) | 1997-05-27 | 1997-05-27 | 加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13638097A JP3471562B2 (ja) | 1997-05-27 | 1997-05-27 | 加熱調理器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10323283A true JPH10323283A (ja) | 1998-12-08 |
| JP3471562B2 JP3471562B2 (ja) | 2003-12-02 |
Family
ID=15173808
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13638097A Expired - Fee Related JP3471562B2 (ja) | 1997-05-27 | 1997-05-27 | 加熱調理器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3471562B2 (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002322432A (ja) * | 2001-02-26 | 2002-11-08 | Daikin Ind Ltd | 非粘着耐磨耗塗料組成物および非粘着耐磨耗塗装物品 |
| CN100349992C (zh) * | 2004-12-22 | 2007-11-21 | 上海凯林新技术实业公司 | 六钛酸钾晶须的组合物及用途、热喷涂微球及其制造方法和设备及用途 |
| WO2009100266A1 (en) * | 2008-02-07 | 2009-08-13 | E.I. Du Pont De Nemours And Company | Article with non-stick finish and improved scratch resistance |
| WO2010088801A1 (en) * | 2009-02-09 | 2010-08-12 | Whitford B.V. | Composition for use as non-stick coating |
| US20120132655A1 (en) * | 2009-05-15 | 2012-05-31 | Seb S.A. | Cooking Utensil Comprising a Hard Base Made from Ceramic and/or Metal and/or Polymer Material and a Nonstick Coating Containing a Fluorocarbon Resin |
| KR20170102339A (ko) | 2015-02-16 | 2017-09-08 | 다이킨 고교 가부시키가이샤 | 도료 조성물, 도포막 및 적층체 |
| JP2018184663A (ja) * | 2017-04-25 | 2018-11-22 | 佛山市▲順▼▲徳▼区美的▲電▼▲熱▼▲電▼器制造有限公司Ｆｏｓｈａｎ Ｓｈｕｎｄｅ Ｍｉｄｅａ Ｅｌｅｃｔｒｉｃａｌ Ｈｅａｔｉｎｇ Ａｐｐｌｉａｎｃｅｓ Ｍａｎｕｆａｃｔｕｒｉｎｇ Ｃｏ．，Ｌｉｍｉｔｅｄ | 鍋具及び調理器具 |
| CN108968702A (zh) * | 2017-06-01 | 2018-12-11 | 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 | 不粘涂层及其制备方法以及锅具和煮食设备 |
| CN109575711A (zh) * | 2018-11-10 | 2019-04-05 | 宁波贝得厨具有限公司 | 一种耐烧干的不沾涂层及不沾锅 |
| WO2019221117A1 (ja) * | 2018-05-18 | 2019-11-21 | オムロン株式会社 | 電子物品、および電子物品への成膜方法 |
-
1997
- 1997-05-27 JP JP13638097A patent/JP3471562B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (24)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002322432A (ja) * | 2001-02-26 | 2002-11-08 | Daikin Ind Ltd | 非粘着耐磨耗塗料組成物および非粘着耐磨耗塗装物品 |
| CN100349992C (zh) * | 2004-12-22 | 2007-11-21 | 上海凯林新技术实业公司 | 六钛酸钾晶须的组合物及用途、热喷涂微球及其制造方法和设备及用途 |
| JP2011514184A (ja) * | 2008-02-07 | 2011-05-06 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | 不粘着仕上塗料および改善された耐引掻性を有する物品 |
| WO2009100266A1 (en) * | 2008-02-07 | 2009-08-13 | E.I. Du Pont De Nemours And Company | Article with non-stick finish and improved scratch resistance |
| US8158251B2 (en) | 2008-02-07 | 2012-04-17 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Article with non-stick finish and improved scratch resistance |
| US8883299B2 (en) | 2009-02-09 | 2014-11-11 | Whitford B.V. | Composition for use as non-stick coating |
| WO2010088801A1 (en) * | 2009-02-09 | 2010-08-12 | Whitford B.V. | Composition for use as non-stick coating |
| US20120132655A1 (en) * | 2009-05-15 | 2012-05-31 | Seb S.A. | Cooking Utensil Comprising a Hard Base Made from Ceramic and/or Metal and/or Polymer Material and a Nonstick Coating Containing a Fluorocarbon Resin |
| JP2012526580A (ja) * | 2009-05-15 | 2012-11-01 | セブ ソシエテ アノニム | セラミックおよび／または金属および／またはポリマー材料で作られるハードベースとフッ素樹脂を含む焦げ付き防止コーティングとを有する調理器具 |
| JP2015147067A (ja) * | 2009-05-15 | 2015-08-20 | セブ ソシエテ アノニム | セラミックおよび／または金属および／またはポリマー材料で作られるハードベースとフッ素樹脂を含む焦げ付き防止コーティングとを有する調理器具 |
| US10722069B2 (en) | 2009-05-15 | 2020-07-28 | Seb S.A. | Cooking utensil comprising a hard base made from ceramic and/or metal and/or polymer material and a nonstick coating containing a fluorocarbon resin |
| US10264915B2 (en) * | 2009-05-15 | 2019-04-23 | Seb S.A. | Cooking utensil comprising a hard base made from ceramic and/or metal and/or polymer material and a nonstick coating containing a fluorocarbon resin |
| KR20170102339A (ko) | 2015-02-16 | 2017-09-08 | 다이킨 고교 가부시키가이샤 | 도료 조성물, 도포막 및 적층체 |
| US11845877B2 (en) | 2015-02-16 | 2023-12-19 | Daikin Industries, Ltd. | Coating composition, coating film, and laminated body |
| US11098217B2 (en) | 2015-02-16 | 2021-08-24 | Daikin Industries, Ltd. | Coating composition, coating film, and laminated body |
| JP2018184663A (ja) * | 2017-04-25 | 2018-11-22 | 佛山市▲順▼▲徳▼区美的▲電▼▲熱▼▲電▼器制造有限公司Ｆｏｓｈａｎ Ｓｈｕｎｄｅ Ｍｉｄｅａ Ｅｌｅｃｔｒｉｃａｌ Ｈｅａｔｉｎｇ Ａｐｐｌｉａｎｃｅｓ Ｍａｎｕｆａｃｔｕｒｉｎｇ Ｃｏ．，Ｌｉｍｉｔｅｄ | 鍋具及び調理器具 |
| CN108968702A (zh) * | 2017-06-01 | 2018-12-11 | 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 | 不粘涂层及其制备方法以及锅具和煮食设备 |
| CN108968702B (zh) * | 2017-06-01 | 2023-11-28 | 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 | 不粘涂层及其制备方法以及锅具和煮食设备 |
| CN112118962A (zh) * | 2018-05-18 | 2020-12-22 | 欧姆龙株式会社 | 电子物品、以及对电子物品的成膜方法 |
| JPWO2019221117A1 (ja) * | 2018-05-18 | 2021-07-08 | オムロン株式会社 | 電子物品、および電子物品への成膜方法 |
| WO2019221117A1 (ja) * | 2018-05-18 | 2019-11-21 | オムロン株式会社 | 電子物品、および電子物品への成膜方法 |
| EP3795352A4 (en) * | 2018-05-18 | 2022-03-16 | OMRON Corporation | ELECTRONIC ITEM AND METHOD OF FORMING A FILM ON AN ELECTRONIC ITEM |
| CN109575711B (zh) * | 2018-11-10 | 2020-09-25 | 宁波贝得厨具有限公司 | 一种耐烧干的不沾涂层及不沾锅 |
| CN109575711A (zh) * | 2018-11-10 | 2019-04-05 | 宁波贝得厨具有限公司 | 一种耐烧干的不沾涂层及不沾锅 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3471562B2 (ja) | 2003-12-02 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP1016466B1 (en) | Abrasion resistant coatings | |
| CN101534966B (zh) | 具有粘附性和耐污不粘涂层的玻璃制品 | |
| CN103465574B (zh) | 一种耐刮不粘涂层及其涂覆方法 | |
| CN101462390B (zh) | 具有耐磨性和防腐性的不粘涂层及其涂覆方法 | |
| JP2002523600A (ja) | 熱伝達が改善された非付着性仕上げ | |
| JP3471562B2 (ja) | 加熱調理器 | |
| CN110249012A (zh) | 涂覆有耐磨损和耐刮擦的不粘涂层的基材 | |
| JP5560028B2 (ja) | 高耐摩擦摩耗性を有するフッ素樹脂積層体 | |
| US5037675A (en) | Method of coating aluminum surface | |
| JPH04507369A (ja) | ポリアミドイミド、ポリアリーレンスルフイド又はポリエーテルスルフオンの薄い下塗り層を有する非粘着性コーテイング系 | |
| JPS5824174A (ja) | 定着ロ−ラの製造方法 | |
| JPH0667354B2 (ja) | 加熱調理器 | |
| JP4398043B2 (ja) | フッ素樹脂塗膜を有する物品及びその製造方法 | |
| JP4090031B2 (ja) | 加工性および耐傷付き性に優れた塗装金属板 | |
| JP2001198522A (ja) | 耐摩耗性に優れた透明フッ素樹脂塗装ステンレス鋼板 | |
| JPH0643267B2 (ja) | 赤外線輻射被膜 | |
| JPH0810141A (ja) | 調理器用鍋 | |
| WO2021181549A1 (ja) | 撥水性被膜及びこれが形成された製品、並びにこの撥水性被膜の修復方法及びこの撥水性被膜の劣化検知方法 | |
| JPS5821264B2 (ja) | 電子複写機の定着用加熱ロ−ル | |
| JP2007054749A (ja) | コーティング層およびその形成方法 | |
| KR20160126594A (ko) | 하도로서 법랑코팅을 이용하는 논스틱 도막의 형성 방법 및 상기 논스틱 도막이 피복된 금속제품 | |
| JPH0737108B2 (ja) | 耐熱性プレコート金属板 | |
| JPH02149229A (ja) | 加熱調理器 | |
| JPS625465B2 (ja) | ||
| JPS5891772A (ja) | フツ素樹脂被覆用組成物 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090912 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 6 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090912 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100912 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110912 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 8 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110912 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120912 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 9 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120912 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 10 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130912 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |