JPH10322959A - キャンドモータ及びその製造方法 - Google Patents
キャンドモータ及びその製造方法Info
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- JPH10322959A JPH10322959A JP9144745A JP14474597A JPH10322959A JP H10322959 A JPH10322959 A JP H10322959A JP 9144745 A JP9144745 A JP 9144745A JP 14474597 A JP14474597 A JP 14474597A JP H10322959 A JPH10322959 A JP H10322959A
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- resin
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- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K5/00—Casings; Enclosures; Supports
- H02K5/04—Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
- H02K5/12—Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof specially adapted for operating in liquid or gas
- H02K5/132—Submersible electric motors
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- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K3/00—Details of windings
- H02K3/46—Fastening of windings on the stator or rotor structure
- H02K3/50—Fastening of winding heads, equalising connectors, or connections thereto
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K15/00—Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
- H02K15/12—Impregnating, heating or drying of windings, stators, rotors or machines
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- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 冷却に直接関わるコイル部、即ちコイル端部
及びコイルと固定子鉄心との間に樹脂を充填し、しかも
この樹脂充填時に発生する応力がキャンに直接作用しな
いようにしたキャンドモータ及びその製造方法を提供す
る。 【解決手段】 モータフレーム1とキャン5とで囲まれ
た空間のコイル部2,2a,2b以外の空隙部分を気泡
材6a,6bで、コイル部2,2a,2bを充填樹脂で
それぞれ充填して固定子を構成したことを特徴とする。
及びコイルと固定子鉄心との間に樹脂を充填し、しかも
この樹脂充填時に発生する応力がキャンに直接作用しな
いようにしたキャンドモータ及びその製造方法を提供す
る。 【解決手段】 モータフレーム1とキャン5とで囲まれ
た空間のコイル部2,2a,2b以外の空隙部分を気泡
材6a,6bで、コイル部2,2a,2bを充填樹脂で
それぞれ充填して固定子を構成したことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータのコイル部
をキャンで覆って、外部雰囲気の影響によるコイル部の
絶縁劣化対策を施すとともに、コイル部に樹脂を充填し
て冷却効率を高めたキャンドモータ及びその製造方法に
関する。
をキャンで覆って、外部雰囲気の影響によるコイル部の
絶縁劣化対策を施すとともに、コイル部に樹脂を充填し
て冷却効率を高めたキャンドモータ及びその製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】キャンドモータは、例えば水中ポンプを
稼働するためにポンプに内蔵されて使用される。この様
な雰囲気下で使用する場合、モータの内部に外部の水が
浸水してコイルを含む絶縁物が劣化することが懸念され
る。そのため、キャンでコイルを含む絶縁物を覆い、絶
縁物と水等とが直接接することの無いように構成されて
いる。
稼働するためにポンプに内蔵されて使用される。この様
な雰囲気下で使用する場合、モータの内部に外部の水が
浸水してコイルを含む絶縁物が劣化することが懸念され
る。そのため、キャンでコイルを含む絶縁物を覆い、絶
縁物と水等とが直接接することの無いように構成されて
いる。
【0003】一般に、キャンドモータの固定子(ステー
タ)は、以下のようにして製造されている。即ち、先ず
コイルを巻回した固定子鉄心を円筒状のフレーム内に挿
入して固定する。次いで、フレームの両端に側板を嵌合
し該側板の外周部とフレームの両端とを溶接する。そし
て、固定子鉄心の内径とほぼ同じ外径の円筒状のキャン
を該固定子鉄心内に挿入し、キャンの両端部をフレーム
内に嵌合した側板の内周部に溶接する。しかる後、キャ
ンの内側から該キャンに固定子鉄心方向に向けて圧力を
かける、いわゆる拡管技術により、キャンを拡径させて
固定子鉄心に嵌着する。
タ)は、以下のようにして製造されている。即ち、先ず
コイルを巻回した固定子鉄心を円筒状のフレーム内に挿
入して固定する。次いで、フレームの両端に側板を嵌合
し該側板の外周部とフレームの両端とを溶接する。そし
て、固定子鉄心の内径とほぼ同じ外径の円筒状のキャン
を該固定子鉄心内に挿入し、キャンの両端部をフレーム
内に嵌合した側板の内周部に溶接する。しかる後、キャ
ンの内側から該キャンに固定子鉄心方向に向けて圧力を
かける、いわゆる拡管技術により、キャンを拡径させて
固定子鉄心に嵌着する。
【0004】以上の工程により、固定子鉄心および該鉄
心に巻回されたコイルは、外周をフレームで、両端を側
板で、内周をキャンでそれぞれ覆われて外部とは完全に
遮断された密閉状態となり、これによって、ポンプの取
扱液(水)の影響による絶縁劣化が皆無となるようにし
たキャンドモータの固定子が製作される。
心に巻回されたコイルは、外周をフレームで、両端を側
板で、内周をキャンでそれぞれ覆われて外部とは完全に
遮断された密閉状態となり、これによって、ポンプの取
扱液(水)の影響による絶縁劣化が皆無となるようにし
たキャンドモータの固定子が製作される。
【0005】ここで、汎用モータとキャンドモータの大
きな差異は、コイルで発生する熱の冷却方法にある。即
ち、汎用モータにあっては、一般に大気雰囲気下で使用
されるため、モータの外部から風を送ることで、モータ
内部で発生した熱をある程度取り去ることができる。従
って、冷却が必要な機種では、自冷、他冷いずれかの方
法でコイルに冷却風を巡環して、コイルの温度上昇を抑
制することが行われている。
きな差異は、コイルで発生する熱の冷却方法にある。即
ち、汎用モータにあっては、一般に大気雰囲気下で使用
されるため、モータの外部から風を送ることで、モータ
内部で発生した熱をある程度取り去ることができる。従
って、冷却が必要な機種では、自冷、他冷いずれかの方
法でコイルに冷却風を巡環して、コイルの温度上昇を抑
制することが行われている。
【0006】一方、キャンドモータにあっては、コイル
を含む絶縁物が、フレーム、両側板及びキャンで覆われ
ており、このため、冷却風等で直接モータ内部を冷却す
ることができない。従って、コイルで発生する熱は、コ
イルを納めた固定子鉄心、固定子鉄心を固定するフレー
ムを介して該フレーム表面から放出されている。
を含む絶縁物が、フレーム、両側板及びキャンで覆われ
ており、このため、冷却風等で直接モータ内部を冷却す
ることができない。従って、コイルで発生する熱は、コ
イルを納めた固定子鉄心、固定子鉄心を固定するフレー
ムを介して該フレーム表面から放出されている。
【0007】そこで、コイルで発生する熱を効率良くフ
レームに伝達するために、コイルとコイルが納められる
固定子鉄心のスロットの壁面との間に空隙が生じないよ
うに、ここに熱伝導率の優れた樹脂を充填し、さらに固
定子鉄心とフレームの界面にも空隙が生じないように、
同様の樹脂を充填することが広く行われている。
レームに伝達するために、コイルとコイルが納められる
固定子鉄心のスロットの壁面との間に空隙が生じないよ
うに、ここに熱伝導率の優れた樹脂を充填し、さらに固
定子鉄心とフレームの界面にも空隙が生じないように、
同様の樹脂を充填することが広く行われている。
【0008】この樹脂の充填は、フレームを立てた状態
で、上部に配した側板に2個の孔を開けて各孔にパイプ
をそれぞれ接続し、一方のパイプから樹脂を充填するこ
とによって一般に行われている。具体的には、一方のパ
イプにバルブを介して真空ポンプを接続し、もう一方の
パイプにはバルブを介して樹脂を充たした漏斗を接続す
る。次いで、真空ポンプを駆動させ、バルブを開けてキ
ャン内を真空雰囲気としこれを維持する。この状態でも
う一方のバルブを開き、漏斗に充満した樹脂をキャン内
に充填する。
で、上部に配した側板に2個の孔を開けて各孔にパイプ
をそれぞれ接続し、一方のパイプから樹脂を充填するこ
とによって一般に行われている。具体的には、一方のパ
イプにバルブを介して真空ポンプを接続し、もう一方の
パイプにはバルブを介して樹脂を充たした漏斗を接続す
る。次いで、真空ポンプを駆動させ、バルブを開けてキ
ャン内を真空雰囲気としこれを維持する。この状態でも
う一方のバルブを開き、漏斗に充満した樹脂をキャン内
に充填する。
【0009】この方法によれば、樹脂は、真空下でキャ
ン、フレーム、側板で囲まれた密閉空間の内部に引き込
まれ、コイルの上部から浸透しコイルが挿入された固定
子鉄心のスロットを経て下部のコイルへと導かれる。
ン、フレーム、側板で囲まれた密閉空間の内部に引き込
まれ、コイルの上部から浸透しコイルが挿入された固定
子鉄心のスロットを経て下部のコイルへと導かれる。
【0010】キャン、フレーム、側板で囲まれた密閉空
間内が充分な真空雰囲気下であれば、樹脂は自重により
滴下して下部のキャン内を充満し、しかる後、固定子鉄
心のスロット内の空隙部から該鉄心とフレーム間を満た
し、ついにはキャン上部の固定子鉄心のスロット内の空
隙及び固定子鉄心とフレーム内の空隙をも充満させるこ
とができる。この後、真空ポンプを止め、大気圧に戻し
てから側板に配したパイプを外し、樹脂の硬化プログラ
ムに従った加熱を実施すれば、キャン内に充填された樹
脂は硬化して絶縁及び冷却とその機能を果たす。
間内が充分な真空雰囲気下であれば、樹脂は自重により
滴下して下部のキャン内を充満し、しかる後、固定子鉄
心のスロット内の空隙部から該鉄心とフレーム間を満た
し、ついにはキャン上部の固定子鉄心のスロット内の空
隙及び固定子鉄心とフレーム内の空隙をも充満させるこ
とができる。この後、真空ポンプを止め、大気圧に戻し
てから側板に配したパイプを外し、樹脂の硬化プログラ
ムに従った加熱を実施すれば、キャン内に充填された樹
脂は硬化して絶縁及び冷却とその機能を果たす。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例にあっては、充填した樹脂が完全にキャン内部を充
満して空隙層がなくなり、熱放散性を考慮した場合には
非常に望ましいものの、その反面、次のような問題点が
ある。
来例にあっては、充填した樹脂が完全にキャン内部を充
満して空隙層がなくなり、熱放散性を考慮した場合には
非常に望ましいものの、その反面、次のような問題点が
ある。
【0012】即ち、ここに用いられている樹脂は、一般
にエポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂で、この種の樹脂は、
液状から加熱によりゲル状を経てから完全硬化に至る。
この場合、ゲル状に至る過程で、また完全硬化に至る過
程で反応熱を発生し局部的な温度上昇とその結果として
体積膨脹を起こし、キャン内部の密閉空間で膨脹しよう
とする応力が発生する。しかも、樹脂が完全に硬化した
後の冷却の過程でも、収縮しようとする、いわゆる硬化
収縮による応力がキャンに直接作用する。
にエポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂で、この種の樹脂は、
液状から加熱によりゲル状を経てから完全硬化に至る。
この場合、ゲル状に至る過程で、また完全硬化に至る過
程で反応熱を発生し局部的な温度上昇とその結果として
体積膨脹を起こし、キャン内部の密閉空間で膨脹しよう
とする応力が発生する。しかも、樹脂が完全に硬化した
後の冷却の過程でも、収縮しようとする、いわゆる硬化
収縮による応力がキャンに直接作用する。
【0013】例えば、外径50mmのパイプの中に外径1
0mm、線膨脹率9×10-6mm/mm℃のガラス丸棒を配
し、この空隙にヤング率34,000kg/cm2 、収縮率
1.1%、ポアソン比0.49の樹脂を充填し、130
℃で硬化後20℃迄冷却したと仮定して収縮応力を計算
すると、ガラス丸棒には216kg/cm2 もの応力が加わ
ることになる。
0mm、線膨脹率9×10-6mm/mm℃のガラス丸棒を配
し、この空隙にヤング率34,000kg/cm2 、収縮率
1.1%、ポアソン比0.49の樹脂を充填し、130
℃で硬化後20℃迄冷却したと仮定して収縮応力を計算
すると、ガラス丸棒には216kg/cm2 もの応力が加わ
ることになる。
【0014】ここで、キャンは、キャンドモータの回転
子と固定子の間に介在するもので、モータの特性とし
て、ギャップが極力小さいことが望まれており、このた
め、キャン材としては、例えば0.1mmから0.3mm程
度のステンレス鋼等の薄板が用いられる。この種のキャ
ン材を使用すれば、計算上、1.5kg・f/cm2 から2.
5kg・f/cm2 程度の圧力がキャンに加わると、キャンは
変形する。
子と固定子の間に介在するもので、モータの特性とし
て、ギャップが極力小さいことが望まれており、このた
め、キャン材としては、例えば0.1mmから0.3mm程
度のステンレス鋼等の薄板が用いられる。この種のキャ
ン材を使用すれば、計算上、1.5kg・f/cm2 から2.
5kg・f/cm2 程度の圧力がキャンに加わると、キャンは
変形する。
【0015】このため、回転子と固定子とのギャップを
極力小さく維持しつつ、キャンの変形を防止するために
は、キャンに作用する力を極力小さくすることが望まれ
ている。しかしながら、樹脂をキャンとステータスロッ
ト内の空隙に充填して冷却効率の向上を図った、上述し
た樹脂充填型のキャンドモータにあっては、この要請に
答えることができないのが現状であった。
極力小さく維持しつつ、キャンの変形を防止するために
は、キャンに作用する力を極力小さくすることが望まれ
ている。しかしながら、樹脂をキャンとステータスロッ
ト内の空隙に充填して冷却効率の向上を図った、上述し
た樹脂充填型のキャンドモータにあっては、この要請に
答えることができないのが現状であった。
【0016】本発明は上記事情に鑑みて為されたもの
で、冷却に直接関わるコイル部、即ちコイル端部及びコ
イルと固定子鉄心との間に樹脂を充填し、しかもこの樹
脂充填時に発生する応力がキャンに直接作用しないよう
にしたキャンドモータ及びその製造方法を提供すること
を目的とする。
で、冷却に直接関わるコイル部、即ちコイル端部及びコ
イルと固定子鉄心との間に樹脂を充填し、しかもこの樹
脂充填時に発生する応力がキャンに直接作用しないよう
にしたキャンドモータ及びその製造方法を提供すること
を目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明のキャンドモータ
は、モータフレームとキャンとで囲まれた空間のコイル
部以外の空隙部分を気泡材で、コイル部を充填樹脂でそ
れぞれ充填して固定子を構成したことを特徴とする。
は、モータフレームとキャンとで囲まれた空間のコイル
部以外の空隙部分を気泡材で、コイル部を充填樹脂でそ
れぞれ充填して固定子を構成したことを特徴とする。
【0018】ここに、前記気泡材として、キャン組立後
にモータフレームとキャンとで囲まれた空間内に注入可
能で、注入時にコイル部に浸透しない粘度を有し、注入
後にキャン内部で発泡させることにより気泡材としての
機能を発揮し、発泡後は減圧雰囲気下で体積を膨脹させ
て前記空間内のコイル部以外の部分を完全に充満させる
ことができるものを使用したことを特徴とする。
にモータフレームとキャンとで囲まれた空間内に注入可
能で、注入時にコイル部に浸透しない粘度を有し、注入
後にキャン内部で発泡させることにより気泡材としての
機能を発揮し、発泡後は減圧雰囲気下で体積を膨脹させ
て前記空間内のコイル部以外の部分を完全に充満させる
ことができるものを使用したことを特徴とする。
【0019】本発明のキャンドモータの製造方法は、キ
ャン組立後、モータフレームとキャンとの間の固定子鉄
心の下方及びその上方の空間にコイル部に浸透しない粘
度を有する液状気泡材を注入し、この液状気泡材を発泡
させた後、コイル部に充填樹脂を充填し硬化させて固定
子を形成することを特徴とする。
ャン組立後、モータフレームとキャンとの間の固定子鉄
心の下方及びその上方の空間にコイル部に浸透しない粘
度を有する液状気泡材を注入し、この液状気泡材を発泡
させた後、コイル部に充填樹脂を充填し硬化させて固定
子を形成することを特徴とする。
【0020】これにより、コイル部を充填樹脂でモール
ドして伝熱効率、ひいては冷却効率を高め、しかも充填
樹脂の硬化反応時、また硬化後の収縮時に発生する応力
をコイル内部及びコイルと気泡材との界面で吸収して、
この応力がキャンに直接作用してしまうことを防止する
ことができる。
ドして伝熱効率、ひいては冷却効率を高め、しかも充填
樹脂の硬化反応時、また硬化後の収縮時に発生する応力
をコイル内部及びコイルと気泡材との界面で吸収して、
この応力がキャンに直接作用してしまうことを防止する
ことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、回転子(ロータ)を省略
したステータの要部を示す立体断面図である。円筒状の
フレーム1の内部には、鉄心3から端部2a,2bを露
出させたコイル2をスロット3a内に巻回した固定子鉄
心3が嵌着されている。フレーム1の両端部には、側板
4が連結して固着されている。そして、前記固定子鉄心
3の内周面側に位置して、円筒状のキャン5が前記両側
板4,4に跨って連結して配置され、これによって、コ
イル2を備えた固定子鉄心3が、フレーム1、両側板
4,4及びキャン5で覆われて、外部と完全に遮断され
た密水構造となっている。
を参照して説明する。図1は、回転子(ロータ)を省略
したステータの要部を示す立体断面図である。円筒状の
フレーム1の内部には、鉄心3から端部2a,2bを露
出させたコイル2をスロット3a内に巻回した固定子鉄
心3が嵌着されている。フレーム1の両端部には、側板
4が連結して固着されている。そして、前記固定子鉄心
3の内周面側に位置して、円筒状のキャン5が前記両側
板4,4に跨って連結して配置され、これによって、コ
イル2を備えた固定子鉄心3が、フレーム1、両側板
4,4及びキャン5で覆われて、外部と完全に遮断され
た密水構造となっている。
【0022】前記フレーム1とキャン5との間の鉄心3
及びコイル部2,2a,2b以外の空隙部分、即ち、固
定子鉄心3の下方のコイル端部2aを囲む領域及び固定
子鉄心3の上方のコイル端部2bを囲む領域は、気泡材
6a,6bで充満されている。これに対して、コイル
部、即ち、コイル端部2a,2b及び固定子鉄心3のコ
イル2が納められたスロット3a内は、エポキシ樹脂等
の充填樹脂7で充填されている。
及びコイル部2,2a,2b以外の空隙部分、即ち、固
定子鉄心3の下方のコイル端部2aを囲む領域及び固定
子鉄心3の上方のコイル端部2bを囲む領域は、気泡材
6a,6bで充満されている。これに対して、コイル
部、即ち、コイル端部2a,2b及び固定子鉄心3のコ
イル2が納められたスロット3a内は、エポキシ樹脂等
の充填樹脂7で充填されている。
【0023】ここに、前記気泡材6a,6bとしては、
キャン5を組立てた後にフレーム1とキャン5との間の
空間内に注入可能で、注入時にコイル部内に浸透しない
粘度を有し、注入後にキャン5とフレーム1の空間内部
で発泡させることにより気泡材としての機能を発揮し、
発泡後は減圧雰囲気下で体積を膨脹させてコイル部以外
の部分を完全に充満させることができるものがよい。例
えば発泡倍率が3倍、粘度が100P程度の発泡性シリ
コーン、トスフォーム5000(商品名:(株)東芝シ
リコーン製)が使用されている。
キャン5を組立てた後にフレーム1とキャン5との間の
空間内に注入可能で、注入時にコイル部内に浸透しない
粘度を有し、注入後にキャン5とフレーム1の空間内部
で発泡させることにより気泡材としての機能を発揮し、
発泡後は減圧雰囲気下で体積を膨脹させてコイル部以外
の部分を完全に充満させることができるものがよい。例
えば発泡倍率が3倍、粘度が100P程度の発泡性シリ
コーン、トスフォーム5000(商品名:(株)東芝シ
リコーン製)が使用されている。
【0024】これによって、コイル部をエポキシ等の樹
脂7で充填して伝熱効率を高め、しかも充填樹脂7とキ
ャン5とが直接接触することを阻止し、充填樹脂7の硬
化反応時、また硬化後の収縮時に発生する応力をコイル
2の内部及びコイル2の端部2a,2bと気泡材6a,
6bとの界面で吸収して、この応力がキャン5に直接作
用してしまうことを防止することができる。
脂7で充填して伝熱効率を高め、しかも充填樹脂7とキ
ャン5とが直接接触することを阻止し、充填樹脂7の硬
化反応時、また硬化後の収縮時に発生する応力をコイル
2の内部及びコイル2の端部2a,2bと気泡材6a,
6bとの界面で吸収して、この応力がキャン5に直接作
用してしまうことを防止することができる。
【0025】次に、上記製造例を図2及び図3を参照し
て説明する。先ず、従来技術と同様に、コイル2を巻回
した固定子鉄心3をフレーム1の内部に挿入し固定した
後、フレーム1の両端に側板4を溶接し、更に、固定子
鉄心3の内周側にキャン5を配置して該キャン5の両端
を側板4に溶接し、しかる後、キャン5を拡径させて固
定子鉄心3に嵌合させる。
て説明する。先ず、従来技術と同様に、コイル2を巻回
した固定子鉄心3をフレーム1の内部に挿入し固定した
後、フレーム1の両端に側板4を溶接し、更に、固定子
鉄心3の内周側にキャン5を配置して該キャン5の両端
を側板4に溶接し、しかる後、キャン5を拡径させて固
定子鉄心3に嵌合させる。
【0026】ここに、図2に示すように、フレーム1内
に固定子鉄心3を挿入する時に、該鉄心3の外周面に設
けた溶接溝3b内に、例えばテフロン(商標名)製の屈
曲自在なチューブ8を配しておくとともに、側板4に設
けた穴から、この穴に接続させたパイプ9の内部を通過
させて、このチューブ8を外部に引き出しておく。な
お、図示しないが、側板4に設けた穴にもう一本のチュ
ーブを該チューブの下端が固定子鉄心3のやや上方に達
するように挿通させておく。
に固定子鉄心3を挿入する時に、該鉄心3の外周面に設
けた溶接溝3b内に、例えばテフロン(商標名)製の屈
曲自在なチューブ8を配しておくとともに、側板4に設
けた穴から、この穴に接続させたパイプ9の内部を通過
させて、このチューブ8を外部に引き出しておく。な
お、図示しないが、側板4に設けた穴にもう一本のチュ
ーブを該チューブの下端が固定子鉄心3のやや上方に達
するように挿通させておく。
【0027】そして、図3に示すようにフレーム1を立
てた状態で、圧入器を用いて、前記チューブ8から液状
の気泡材(発泡性シリコーン)6aを固定子鉄心3の下
方に、図示しないチューブから液状の気泡材(発泡性シ
リコーン)6bを固定子鉄心3の上部にそれぞれ注入す
る。この時、固定子鉄心3の下方の気泡材6aの注入に
おいては、固定子鉄心3の下部空隙の体積を予め計算
し、この空隙の体積の1/3から1/3.5程度に抑え
た量を注入する。この範囲であれば、気泡材6aはコイ
ル2以外の空隙部分を完全に覆いコイル2の内部までは
浸透しないことが確認されている。 一方、固定子鉄心
3の上方の気泡材6bにあっては、この気泡材6bの発
泡後もコイル端部2bの上端部が隠れない程度まで注入
する。
てた状態で、圧入器を用いて、前記チューブ8から液状
の気泡材(発泡性シリコーン)6aを固定子鉄心3の下
方に、図示しないチューブから液状の気泡材(発泡性シ
リコーン)6bを固定子鉄心3の上部にそれぞれ注入す
る。この時、固定子鉄心3の下方の気泡材6aの注入に
おいては、固定子鉄心3の下部空隙の体積を予め計算
し、この空隙の体積の1/3から1/3.5程度に抑え
た量を注入する。この範囲であれば、気泡材6aはコイ
ル2以外の空隙部分を完全に覆いコイル2の内部までは
浸透しないことが確認されている。 一方、固定子鉄心
3の上方の気泡材6bにあっては、この気泡材6bの発
泡後もコイル端部2bの上端部が隠れない程度まで注入
する。
【0028】そして、気泡材注入用のチューブ8を引抜
いた後、気泡材6a,6bを発泡させ、これによって、
モータフレーム1とキャン5間のコイル部以外を気泡材
6a,6bで充填する。
いた後、気泡材6a,6bを発泡させ、これによって、
モータフレーム1とキャン5間のコイル部以外を気泡材
6a,6bで充填する。
【0029】発泡が完全に終了した後、従来と同様に、
一方のパイプ9にバルブを介して真空ポンプを接続し、
図示しないもう一方のパイプにはバルブを介してエポキ
シ等の樹脂原料を充たした漏斗を接続する。次いで、真
空ポンプを駆動させ、バルブを開けてキャン5内を真空
雰囲気としこれを維持する。この状態でもう一方のバル
ブを開き、漏斗に充満した樹脂原料をキャン5内に充填
する。すると、充填樹脂7は、上方のコイル端部2bの
気泡材6bで覆われていない部分から気泡材6a,6b
で囲まれたコイル部の内部に浸透する。そして、充填樹
脂7の硬化プログラムに従って加熱し、冷却して作業を
完了させる。
一方のパイプ9にバルブを介して真空ポンプを接続し、
図示しないもう一方のパイプにはバルブを介してエポキ
シ等の樹脂原料を充たした漏斗を接続する。次いで、真
空ポンプを駆動させ、バルブを開けてキャン5内を真空
雰囲気としこれを維持する。この状態でもう一方のバル
ブを開き、漏斗に充満した樹脂原料をキャン5内に充填
する。すると、充填樹脂7は、上方のコイル端部2bの
気泡材6bで覆われていない部分から気泡材6a,6b
で囲まれたコイル部の内部に浸透する。そして、充填樹
脂7の硬化プログラムに従って加熱し、冷却して作業を
完了させる。
【0030】この時、前述のように、充填樹脂7の硬化
反応時、また硬化後の収縮時に発生する応力をコイル2
の内部及びコイル2の端部2a,2bと気泡材6a,6
bとの界面で吸収して、この応力がキャン5に直接作用
してしまうことを防止することができる。しかも、気泡
材6a,6bは、減圧雰囲気下で膨張して、コイル部以
外の部分に完全に充満する。
反応時、また硬化後の収縮時に発生する応力をコイル2
の内部及びコイル2の端部2a,2bと気泡材6a,6
bとの界面で吸収して、この応力がキャン5に直接作用
してしまうことを防止することができる。しかも、気泡
材6a,6bは、減圧雰囲気下で膨張して、コイル部以
外の部分に完全に充満する。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
キャンとフレームで囲まれた空間内のコイル部以外を気
泡材で充満させ、固定子鉄心のスロット内を中心とする
コイル部及び鉄心から露出したコイル端部にのみエポキ
シ等の充填樹脂を充填させて、充填樹脂がキャンと直接
接触することを防止しつつ、コイルの発生熱を伝熱する
ことができる。
キャンとフレームで囲まれた空間内のコイル部以外を気
泡材で充満させ、固定子鉄心のスロット内を中心とする
コイル部及び鉄心から露出したコイル端部にのみエポキ
シ等の充填樹脂を充填させて、充填樹脂がキャンと直接
接触することを防止しつつ、コイルの発生熱を伝熱する
ことができる。
【0032】そのため、充填樹脂にゲル時や硬化時の反
応熱により局部的な温度上昇を生じてその体積が膨脹し
ても、キャン材とは直接接触しておらず、従ってこの応
力がキャンに作用することはない。しかも、充填樹脂は
コイル部にのみ充填されているため、ここで発生した充
填樹脂の応力の大部分をコイルに吸収させ、一部をコイ
ルと接触している気泡材に吸収させることができる。
応熱により局部的な温度上昇を生じてその体積が膨脹し
ても、キャン材とは直接接触しておらず、従ってこの応
力がキャンに作用することはない。しかも、充填樹脂は
コイル部にのみ充填されているため、ここで発生した充
填樹脂の応力の大部分をコイルに吸収させ、一部をコイ
ルと接触している気泡材に吸収させることができる。
【0033】更に、完全硬化後の冷却過程で生じる収縮
応力もキャンには直接作用することがないため、キャン
がこれら応力に耐えるか否か等を考慮する必要もない。
応力もキャンには直接作用することがないため、キャン
がこれら応力に耐えるか否か等を考慮する必要もない。
【0034】また、キャンドモータの実稼働において、
稼働時は温度上昇、停止中は雰囲気温度になるいわゆる
ヒートサイクルが繰り返し行われ、充填樹脂もコイルと
同様にヒートサイクルが繰り返し行われる。この時も気
泡材は充填樹脂の膨脹収縮に対応して、キャン内部で充
填樹脂に加わる応力を緩和する役割を果し、絶縁体の疲
労を防止することができる。
稼働時は温度上昇、停止中は雰囲気温度になるいわゆる
ヒートサイクルが繰り返し行われ、充填樹脂もコイルと
同様にヒートサイクルが繰り返し行われる。この時も気
泡材は充填樹脂の膨脹収縮に対応して、キャン内部で充
填樹脂に加わる応力を緩和する役割を果し、絶縁体の疲
労を防止することができる。
【図1】本発明の実施の形態における回転子を省略した
モータ要部を示す立体断面図である。
モータ要部を示す立体断面図である。
【図2】図1に示すモータの製造過程における気泡材注
入前の立体断面図である。
入前の立体断面図である。
【図3】同じく、気泡材を発泡させ充填樹脂を充填した
直後の立体断面図である。
直後の立体断面図である。
1 フレーム 2 コイル 2a,2b コイル端部 3 固定子鉄心 4 側板 5 キャン 6a,6b 発泡性気泡材 7 充填樹脂
フロントページの続き (72)発明者 小島 義孝 神奈川県藤沢市本藤沢4丁目1番1号 株 式会社荏原電産内
Claims (3)
- 【請求項1】 モータフレームとキャンとで囲まれた空
間のコイル部以外の空隙部分を気泡材で、コイル部を充
填樹脂でそれぞれ充填して固定子を構成したことを特徴
とするキャンドモータ。 - 【請求項2】 前記気泡材として、キャン組立後にモー
タフレームとキャンとで囲まれた空間内に注入可能で、
注入時にコイル部に浸透しない粘度を有し、注入後にキ
ャン内部で発泡させることにより気泡材としての機能を
発揮し、発泡後は減圧雰囲気下で体積を膨脹させて前記
空間内のコイル部以外の部分を完全に充満させることが
できるものを使用したことを特徴とする請求項1に記載
のキャンドモータ。 - 【請求項3】 キャン組立後、モータフレームとキャン
との間の固定子鉄心の下方及びその上方の空間にコイル
部に浸透しない粘度を有する液状気泡材を注入し、この
液状気泡材を発泡させた後、コイル部に充填樹脂を充填
し硬化させて固定子を形成することを特徴とするキャン
ドモータの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9144745A JPH10322959A (ja) | 1997-05-19 | 1997-05-19 | キャンドモータ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9144745A JPH10322959A (ja) | 1997-05-19 | 1997-05-19 | キャンドモータ及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10322959A true JPH10322959A (ja) | 1998-12-04 |
Family
ID=15369385
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9144745A Pending JPH10322959A (ja) | 1997-05-19 | 1997-05-19 | キャンドモータ及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10322959A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001028073A1 (fr) * | 1999-07-19 | 2001-04-19 | Tokyo R & D Co., Ltd. | Moteur et son procede de production |
JP2007236098A (ja) * | 2006-03-01 | 2007-09-13 | Sanso Electric Co Ltd | モータ部をポッティングにより結露防止したキャンドモータポンプ |
CN106533013A (zh) * | 2016-11-30 | 2017-03-22 | 中山大洋电机股份有限公司 | 一种电机定子绝缘结构及其制造方法和应用其的电机 |
EP3518391A1 (de) * | 2018-01-30 | 2019-07-31 | Siemens Aktiengesellschaft | Thermisch nicht isolierendes schaummaterial zur mechanischen verfestigung und passivierung von komponenten elektrischer maschinen |
-
1997
- 1997-05-19 JP JP9144745A patent/JPH10322959A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001028073A1 (fr) * | 1999-07-19 | 2001-04-19 | Tokyo R & D Co., Ltd. | Moteur et son procede de production |
KR100744252B1 (ko) * | 1999-07-19 | 2007-07-30 | 가부시키 가이샤 도쿄 알 앤드 디 | 전기자동차용 전동장치 및 전동장치의 모터 |
JP2007236098A (ja) * | 2006-03-01 | 2007-09-13 | Sanso Electric Co Ltd | モータ部をポッティングにより結露防止したキャンドモータポンプ |
CN106533013A (zh) * | 2016-11-30 | 2017-03-22 | 中山大洋电机股份有限公司 | 一种电机定子绝缘结构及其制造方法和应用其的电机 |
CN106533013B (zh) * | 2016-11-30 | 2020-01-03 | 中山大洋电机股份有限公司 | 一种电机定子绝缘结构及其制造方法和应用其的电机 |
EP3518391A1 (de) * | 2018-01-30 | 2019-07-31 | Siemens Aktiengesellschaft | Thermisch nicht isolierendes schaummaterial zur mechanischen verfestigung und passivierung von komponenten elektrischer maschinen |
WO2019149417A1 (de) * | 2018-01-30 | 2019-08-08 | Siemens Aktiengesellschaft | Thermisch nicht isolierendes schaummaterial zur mechanischen verfestigung und passivierung von komponenten elektrischer maschinen |
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