JP2688641B2 - 保温保冷材一体化配管サポートの製造方法 - Google Patents

保温保冷材一体化配管サポートの製造方法

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JP2688641B2
JP2688641B2 JP5203652A JP20365293A JP2688641B2 JP 2688641 B2 JP2688641 B2 JP 2688641B2 JP 5203652 A JP5203652 A JP 5203652A JP 20365293 A JP20365293 A JP 20365293A JP 2688641 B2 JP2688641 B2 JP 2688641B2
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pipe support
heat insulation
heat insulating
urethane foam
manufacturing
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JP5203652A
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昭夫 岩上
盛孝 江頭
四郎 菊池
登 隅田
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Chiyoda Corp
Nichias Corp
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Chiyoda Corp
Nichias Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、配管の保温保冷材と配
管サポートを一体化させた保温保冷材一体化配管サポー
トの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、LNGなどの低温流体の輸送配
管にあっては、この配管の周囲に断熱筒からなる保温保
冷材が装着されている。この保温保冷材は、一般に所定
長さのほぼ半円筒状の断熱材を配管の周囲に装着して抱
き合わせたうえ、その両端部を接着し、円筒状にして構
成されている。そして、この保温保冷材には、これを支
持面から少し浮かせて、かつ安定に支持するために配管
サポートが一体的に装着されている。
【0003】従来、配管の周囲に配管サポートを有する
保温保冷材を施工する場合、施工現場において、この保
温保冷材に配管サポートの形状に合わせた切欠きを設
け、この切欠きを設けた保温保冷材を配管に取付けた
後、その切欠きに配管サポートを嵌め込み、この配管サ
ポートと保温保冷材の隙間にウレタンフォーム原液を注
入し、発泡させる方法が広く用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の方法の場合、保
温保冷材に配管サポートの外形寸法に合わせて切欠きを
設ける作業を、施工現場において正確に行うことが難し
い。このため、配管サポートの外形寸法より約20mm
以上も大きな切欠きを設けているが、その切削作業に手
間がかかっている。
【0005】また、配管サポートと保温保冷材を型枠に
取付け、この配管サポートと保温保冷材の隙間にウレタ
ンフォーム原液を注入しているが、型枠の取付け、発泡
後の配管サポートと保温保冷材からの型枠の取外し、さ
らに、ウレタンフォーム注入部周辺において、ウレタン
フォーム原液が固まってできた凹凸部の切削などの工程
が必要であり、そのため作業効率が悪くなっている。
【0006】しかも、上記の方法では、配管サポートの
支持面を上向きにした状態で型枠を取付けて、ウレタン
フォーム原液の注入,発泡が行われるため、発泡時に発
生するガスが抜けにくく、注入されるウレタンフォーム
にボイドが生じ易くなっている。
【0007】本発明は、上述したような問題点を解決す
るためになされたものであり、保温保冷材と一体化した
配管サポートの簡便な製造方法を提供することを目的と
している。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る保温保冷材一体化配管サポートの製造
方法は、配管サポートの外形に合わせた切欠きを設けた
保温保冷材および配管サポートをその配管支持面を下に
して治具にセットし、この配管サポートと保温保冷材の
隙間にウレタンフォーム原液を注入し、発泡させて隙間
を充填し、配管サポートと保温保冷材を接着一体化する
ことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】本発明に係る保温保冷材一体化配管サポートの
製造方法によると、配管サポートの配管支持面を下にし
て、この配管サポートおよび配管サポートの外形に合わ
せた切欠きを設けた保温保冷材を治具にセットするた
め、ウレタンフォーム原液の発泡時にガスが抜け易く、
ウレタンフォームにボイドが生じない。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に
説明する。図1は、本発明の一実施例の説明図である。
図に示されるように、本実施例に使用される治具1は、
角柱状のブロック2の上面に、円柱を1/2に縦割した
治具本体3がその平坦面4を接着して構成されている。
【0011】保温保冷材5は、断熱材により円筒を1/
2に縦割した半円筒形状であって、その内周面6を治具
本体3の外周曲面に当てがい、かつ両端面7をブロック
2の上面に当てがって治具1にセットさせてある。
【0012】この半円筒状の保温保冷材5の円周方向の
中間部で、かつ長手方向の中間部または長手方向の両端
部には、配管サポート8の外形に合わせて切欠き9が形
成され、この切欠き9に配管サポート8が一体的に装着
される。
【0013】本実施例では、前記切欠き9を上向きにし
て保温保冷材5を治具1にセットし、この切欠き9に配
管サポート8を、その配管支持面10を下向きにして嵌
め込んである。そして、配管サポート8と保温保冷材5
の隙間にウレタンフォーム11の原液を注入する。これ
により、ウレタンフォーム11の原液は、上方に発泡し
ながら徐々に固まっていき、配管サポート8と保温保冷
材5とを一体的に接着する。この場合、ウレタンフォー
ム11の原液は、上方に発泡していくのでガスが抜け易
く、それにより接着強度が向上する。
【0014】ウレタンフォーム原液の発泡が終了した
後、接着されて一体化した配管サポート8および保温保
冷材5から治具1を取外し、発泡後の上部において、ウ
レタンフォーム11の原液が固まってできた凹凸部を切
削し、この切削部にシールテープまたはマスチックを貼
着する(但し、図示省略)。
【0015】なお、図示例において、配管サポート8と
切欠き9の嵌り合う隙間の断面形状は、上方が拡開した
テーパ状であるが、本発明は、必ずしもこのような隙間
の形状に限定されない。また、治具1の構造も、図示以
外に適宜変更して構わない。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の保温保冷
材一体化配管サポートの製造方法によると、予め工場に
おいて、保温保冷材への切込みの形成と、この切込みへ
の治具を用いての配管サポートの嵌め込みと、保温保冷
材と配管サポートの隙間へのウレタンフォーム原液の充
填などの作業を正確、かつ簡便に行うことができる。
【0017】さらに、配管サポートの配管支持面を下に
して、この配管サポートと保温保冷材を治具にセットで
き、配管サポートと保温保冷材との隙間は上方に開口し
ているため、ウレタンフォーム原液の発泡時にガスが抜
け易く、ボイドが生じないので接着強度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 治具 2 ブロック 3 治具本体 5 保温保冷材 8 配管サポート 9 切欠き 10 配管支持面 11 ウレタンフォーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菊池 四郎 東京都港区芝大門一丁目1番26号 ニチ アス株式会社内 (72)発明者 隅田 登 東京都港区芝大門一丁目1番26号 ニチ アス株式会社内 (56)参考文献 実開 昭60−45986(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配管サポートの外形に合わせた切欠きを
    設けた保温保冷材および切欠きに嵌める配管サポートを
    その配管支持面を下にして治具にセットし、この配管サ
    ポートと保温保冷材の隙間にウレタンフォーム原液を注
    入し、発泡させて隙間を充填し、配管サポートと保温保
    冷材を接着一体化することを特徴とする保温保冷材一体
    化配管サポートの製造方法。
JP5203652A 1993-07-26 1993-07-26 保温保冷材一体化配管サポートの製造方法 Expired - Lifetime JP2688641B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58138543A (ja) * 1982-02-12 1983-08-17 Nippon Steel Corp 異鋼種の連続鋳造方法

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JPH0735291A (ja) 1995-02-07

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