JPS6152579A - 断熱箱体の製造方法 - Google Patents
断熱箱体の製造方法Info
- Publication number
- JPS6152579A JPS6152579A JP17413084A JP17413084A JPS6152579A JP S6152579 A JPS6152579 A JP S6152579A JP 17413084 A JP17413084 A JP 17413084A JP 17413084 A JP17413084 A JP 17413084A JP S6152579 A JPS6152579 A JP S6152579A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat insulating
- box
- insulating material
- foaming
- heat
- Prior art date
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- Granted
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- Refrigerator Housings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、冷蔵庫のように合成樹脂を真空成形等で形成
した内箱ど外箱との間に断熱材を発泡充填してなる断熱
箱体の製造方法に関する。
した内箱ど外箱との間に断熱材を発泡充填してなる断熱
箱体の製造方法に関する。
従来、冷蔵庫の扉等の断熱箱体の製造にあっては、隔平
な矩形容器状をなす鋼板製の扉枠（１）と、この扉枠（
１）の内側に配置された合成樹脂製の扉内板（２）間に
ウレタン樹脂製の断熱材（３）を発泡充填しており、該
断熱材の光泡充ｌ眞時には、発泡用冶具（４）にて扉内
板（２）を押える様にしている。前記扉内板（２）には
、通常棚等を取り付ける為の突出部（５）が膨出形成さ
れており、この突出部（５）の突出基部（６）と前記発
泡用冶具（４）との間には、型抜きの容易化、及び寸法
ばらつきのある扉内板への対処を目的として比較的大き
なりリアランスが存在している。ところで、合成樹脂製
の扉内板（２）は、一般に真空成形により製作されるの
で、その成形技術上の制約から突出部（５）の突出基部
（６）周辺に、薄肉部分が形成されることが避けられな
いものである。
な矩形容器状をなす鋼板製の扉枠（１）と、この扉枠（
１）の内側に配置された合成樹脂製の扉内板（２）間に
ウレタン樹脂製の断熱材（３）を発泡充填しており、該
断熱材の光泡充ｌ眞時には、発泡用冶具（４）にて扉内
板（２）を押える様にしている。前記扉内板（２）には
、通常棚等を取り付ける為の突出部（５）が膨出形成さ
れており、この突出部（５）の突出基部（６）と前記発
泡用冶具（４）との間には、型抜きの容易化、及び寸法
ばらつきのある扉内板への対処を目的として比較的大き
なりリアランスが存在している。ところで、合成樹脂製
の扉内板（２）は、一般に真空成形により製作されるの
で、その成形技術上の制約から突出部（５）の突出基部
（６）周辺に、薄肉部分が形成されることが避けられな
いものである。
従って、扉枠（１）と扉内板（２）間に断熱材の原液を
注入充填した場合に、前述のように発泡用治具（４）と
突出部（５）の突出基部く６）との間に大きな隙間（ク
リアランス）が存在する関係上、その発泡に伴う自由膨
張過程に（１５いて、発泡熱により薄肉部の剛性が低下
し第２図に示す如く、原液が突出部（５）内に立ち上が
り始めたときに発泡圧によって突出基部（６）周辺の薄
肉部分が上方へ変形され、この後に第３図に示す如く原
液が突出部（５）内に充満して、前記自由膨張が停止し
たときに、いわゆるパック圧によって突出基部（６）周
辺の薄肉部分に対し下方への変形力が作用するものであ
り、結果的に扉内板（２）における突出部（５）の突出
”基部（６）にクラック状のしわが生じてしまい製品の
意匠外観の悪化を沼くばかりか冷Ｔ＆庫用扉そのものが
不良品となって歩留りの低下を来たす虞があった。
注入充填した場合に、前述のように発泡用治具（４）と
突出部（５）の突出基部く６）との間に大きな隙間（ク
リアランス）が存在する関係上、その発泡に伴う自由膨
張過程に（１５いて、発泡熱により薄肉部の剛性が低下
し第２図に示す如く、原液が突出部（５）内に立ち上が
り始めたときに発泡圧によって突出基部（６）周辺の薄
肉部分が上方へ変形され、この後に第３図に示す如く原
液が突出部（５）内に充満して、前記自由膨張が停止し
たときに、いわゆるパック圧によって突出基部（６）周
辺の薄肉部分に対し下方への変形力が作用するものであ
り、結果的に扉内板（２）における突出部（５）の突出
”基部（６）にクラック状のしわが生じてしまい製品の
意匠外観の悪化を沼くばかりか冷Ｔ＆庫用扉そのものが
不良品となって歩留りの低下を来たす虞があった。
（発明の目的）
本発明は上述した従来技術の問題点を除去し、断熱材の
発泡充填時における合成樹脂製の内箱の薄肉部にしわが
生じることを確実に防止できる断熱箱体の製造方法を提
供することを目的とする。
発泡充填時における合成樹脂製の内箱の薄肉部にしわが
生じることを確実に防止できる断熱箱体の製造方法を提
供することを目的とする。
本発明は、真空成形等により箱状に形成した合成樹脂製
の内箱と外箱との間に断熱材が発泡充填されるものにお
いて、前記内箱における隅部等の薄肉部層辺部分を、断
熱材の発泡充填時に冷却し、もって該薄肉部にしわが生
じることを確実に防止する断熱箱体のｔ４３Ｂ方法であ
る。
の内箱と外箱との間に断熱材が発泡充填されるものにお
いて、前記内箱における隅部等の薄肉部層辺部分を、断
熱材の発泡充填時に冷却し、もって該薄肉部にしわが生
じることを確実に防止する断熱箱体のｔ４３Ｂ方法であ
る。
以下、本発明の実施例について第１図を参照して説明す
る。
る。
本実施例においては、第２図乃至第３図に示す従来例と
同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
即ち、本実施例にＪ５いて従来例と異なる点は、第１図
に示す如く、本実施例が、断熱材の発泡充填一時に扉内
板（２）を押さえる上側発泡用冶具（４）に、冷気供給
用のバイブ（７）を貫通させた点にある。そして前記冷
気供給用パイプ（７）の扉内板側の出口（８）は、前記
扉内板（２）の突出基部（６）周辺の薄肉部に冷気が当
たる様な位置に配置されている。しかして、本実施例で
は扉枠（１）と扉内板（２）との間に断熱材原液を注入
すると同時若しくは略同時に図示しない冷気供給源から
の冷気を前記冷気供給用パイプ（７）を通して、矢印Ａ
の如（扉内板（２）の突出基部（６）周辺の薄肉部に当
てる。従って前記薄肉部の剛性が発泡熱により低下する
ことがなく、薄肉部が発泡に伴う自由膨張過程において
受ける各種圧力に充分耐え得、突出基部（６）周辺にク
ラック状のしわが生じることがない。
に示す如く、本実施例が、断熱材の発泡充填一時に扉内
板（２）を押さえる上側発泡用冶具（４）に、冷気供給
用のバイブ（７）を貫通させた点にある。そして前記冷
気供給用パイプ（７）の扉内板側の出口（８）は、前記
扉内板（２）の突出基部（６）周辺の薄肉部に冷気が当
たる様な位置に配置されている。しかして、本実施例で
は扉枠（１）と扉内板（２）との間に断熱材原液を注入
すると同時若しくは略同時に図示しない冷気供給源から
の冷気を前記冷気供給用パイプ（７）を通して、矢印Ａ
の如（扉内板（２）の突出基部（６）周辺の薄肉部に当
てる。従って前記薄肉部の剛性が発泡熱により低下する
ことがなく、薄肉部が発泡に伴う自由膨張過程において
受ける各種圧力に充分耐え得、突出基部（６）周辺にク
ラック状のしわが生じることがない。
尚、本発明は、この実施例にのみ限定されるわけではな
く例えば本実施例では、冷気供給用パイプ（７）の数を
一本のみとしたが、扉内板の大きさと材質（発泡体の大
きざ）使用する断熱材の原液の秤類、発泡条件により最
適な本数とするなどその要旨を逸脱しない範囲内で適宜
変形して実施できるものである。
く例えば本実施例では、冷気供給用パイプ（７）の数を
一本のみとしたが、扉内板の大きさと材質（発泡体の大
きざ）使用する断熱材の原液の秤類、発泡条件により最
適な本数とするなどその要旨を逸脱しない範囲内で適宜
変形して実施できるものである。
（発明の効果〕
以上詳述した如く、本発明によれば真空成形等により箱
状に形成した合成樹脂製の内箱と、外箱との間に断熱材
を発泡充填してなるものにおいて、内箱における隅部等
の薄肉部を断熱材の発泡時に、冷却スるようにしたので
内箱自体に整形を加えることなく該内箱隅部等の薄肉部
においてしわが発生するのを確実に防止することができ
、もって、意匠外観の悪化並びに歩留りの低下を来たす
虞をなくすことができる。
状に形成した合成樹脂製の内箱と、外箱との間に断熱材
を発泡充填してなるものにおいて、内箱における隅部等
の薄肉部を断熱材の発泡時に、冷却スるようにしたので
内箱自体に整形を加えることなく該内箱隅部等の薄肉部
においてしわが発生するのを確実に防止することができ
、もって、意匠外観の悪化並びに歩留りの低下を来たす
虞をなくすことができる。
第１図は本発明の一実施例を示す部分断面図、第２図は
従来例における断熱材の発泡過程を示す ゛部分
断面図、第３図は同じ〈従来例における！！ｌｉ熱材の
発泡過程を示す部分断面図である。 （１）・・・扉枠、（２）・・・扉内板、（３）・・・
断熱材、（４）・・・発泡用治具、（５）・・・突出部
、（７）・・・冷気供給用パイプ （７３１７） 代理人 弁理士 則 近 憲 佑括２
回 名う図
従来例における断熱材の発泡過程を示す ゛部分
断面図、第３図は同じ〈従来例における！！ｌｉ熱材の
発泡過程を示す部分断面図である。 （１）・・・扉枠、（２）・・・扉内板、（３）・・・
断熱材、（４）・・・発泡用治具、（５）・・・突出部
、（７）・・・冷気供給用パイプ （７３１７） 代理人 弁理士 則 近 憲 佑括２
回 名う図
Claims (1)
- 真空成形等により箱状に形成した合成樹脂製の内箱と外
箱との間に断熱材が発泡充填されるものにおいて、前記
内箱における隅部等の薄肉部周辺部分を、断熱材の発泡
時に冷却することを特徴とする断熱箱体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17413084A JPS6152579A (ja) | 1984-08-23 | 1984-08-23 | 断熱箱体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17413084A JPS6152579A (ja) | 1984-08-23 | 1984-08-23 | 断熱箱体の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6152579A true JPS6152579A (ja) | 1986-03-15 |
| JPH0221515B2 JPH0221515B2 (ja) | 1990-05-15 |
Family
ID=15973179
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17413084A Granted JPS6152579A (ja) | 1984-08-23 | 1984-08-23 | 断熱箱体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6152579A (ja) |
-
1984
- 1984-08-23 JP JP17413084A patent/JPS6152579A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0221515B2 (ja) | 1990-05-15 |
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