JPS6321104B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6321104B2
JPS6321104B2 JP57065120A JP6512082A JPS6321104B2 JP S6321104 B2 JPS6321104 B2 JP S6321104B2 JP 57065120 A JP57065120 A JP 57065120A JP 6512082 A JP6512082 A JP 6512082A JP S6321104 B2 JPS6321104 B2 JP S6321104B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
jig
heat insulating
heat
insulating body
foam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP57065120A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58182075A (ja
Inventor
Seishichi Sakamoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP6512082A priority Critical patent/JPS58182075A/ja
Publication of JPS58182075A publication Critical patent/JPS58182075A/ja
Publication of JPS6321104B2 publication Critical patent/JPS6321104B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は発泡断熱材のいわゆる現場発泡によつ
て製造される断熱体をその発泡時に押える断熱体
製造用の治具に関する。
〔発明の技術的背景〕
従来より例えば冷蔵庫の箱体や扉等の断熱体
は、その外箱と内箱或いは外板と内板など要する
に外殻及び内殻間に発泡ポリウレタンなど発泡断
熱材を注入して発泡充填させるという現場発泡に
よつて製造されている。そしてこのものに於い
て、その発泡断熱材の発泡充填時に断熱体全体を
押える治具は、厚鋼板の接合やアルミニウムの鋳
造等により製造されていて、上記発泡断熱材の発
泡充填時にはその治具全体を外部から熱して内部
の断熱体に熱を与えることにより発泡を促進させ
る様にしていた。
〔背景技術の問題点〕
然しながら上記従来のものによると、断熱材の
発泡促進のためとはいえど、厚鋼板の接合やアル
ミニウムの鋳造等によつて製造された要するに熱
容量の大なる治具を加熱するというのであるか
ら、極めて多くのエネルギーを必要とする問題点
があり、又この場合、治具を断熱体の部分部分の
厚みに応じて加熱するということができず、治具
全体をその断熱体の最も厚い部分に合わせて加熱
するしかないことから、厚みの小なる部分につい
ては余分に多くのエネルギーを費やすことにな
り、ロスが大きいという問題点があつた。更にこ
れらのことから、治具を冷却して断熱材の固化を
促進させるということもできず、ために全体とし
て製造し終えるまでに長時間を要するという問題
点まであつた。
〔発明の目的〕
本発明は上記従来の問題点を解決すべくなされ
たものであり、従つてその目的は、断熱体を特に
その厚みに応じて効果的且つ効率良く加熱及び冷
却でき、以て使用エネルギーの省減化と所要時間
の短縮化とを図り得る断熱体製造用の治具を提供
するにある。
〔発明の概要〕
本発明は、治具の内面側に加熱・冷却用の条体
を、断熱体の厚みの大なる部分ほど配置密度を高
くして設けたことを特徴とするものである。
〔発明の実施例〕
以下本発明を冷蔵庫箱体製造用の治具に適用し
た一実施例につき図面を参照して説明するに、先
ず第1図に於いて、1は基台であり、2は基台1
上に配置した内治具、3は内治具2を包囲して同
じく基台1上に配置した外治具である。而して外
治具3は詳細には側壁4,5及び上壁6など各単
位壁体を箱状に接合して成るもので、更にその各
単位壁体は第2図に示す様に例えばアルミニウム
板や銅板など熱良導体から成る伝熱シート7を内
面部に布設して、これの外面(外治具3全体とし
ては内面側)に加熱、冷却用の条体であるパイプ
8を添設し、そしてその外側を例えば断熱材によ
る断熱層9により覆い、更にその外側を厚鋼板な
ど剛体製の強化壁10により覆つて成る。尚、以
上の外治具3に対して内治具2は上述同様の熱良
導体にて予め箱状に成形した伝熱シート11の外
面(内治具2全体としては内面側)にやはり加
熱、冷却用の条体であるパイプ12を添設し、そ
の外側を上述同様の断熱層13により覆つて、更
にその外側をアルミニウムの鋳造等にて箱状に成
形した強化壁14により覆つて成るもので、治具
全体として第1図の他第3図及び第4図に示す冷
蔵庫箱体15の製造に使用される本実施例の場
合、上記内治具2も、その冷蔵庫箱体15の外殻
としての外箱16と内殻としての冷凍室用内箱1
7及び同じく内殻としての冷蔵室用内箱18並び
に後述する発泡断熱材から成る構造の中で厚みの
大なる冷凍室壁部15aの押えに使用されるもの
2aと厚みの小なる冷蔵室壁部15bの押えに使
用されるもの2bとが存し、その冷凍室壁部15
aの押えに使用されるもの2aと前記外治具3の
中で同じく冷凍室壁部15aの押えに使用される
部分3aについては夫々前記パイプ12,8を他
のもの2b及び他の部分3bより配置密度を高く
して設けている。
さて、上記構成のものに於いては、内治具2及
び外治具3内に冷蔵庫箱体15を収め、そしてそ
の外箱16及び内箱17,18間に発泡断熱材例
えば発泡ポリウレタンの原液を注入して発泡充填
させる折りに各パイプ8,12に例えば高温の蒸
気を流せば、その熱は伝熱シート7,11を経る
のみで冷蔵庫箱体15に直接的に印加されるもの
で、故に治具の全体を熱して断熱体に間接的に熱
を与えていた従来のものとは異なり、冷蔵庫箱体
15を実に効果的に且つ効率良く加熱できるもの
であり、そればかりか特に本実施例のものに於い
てはパイプ8,12の夫々配置密度の違いによつ
て冷蔵庫箱体15をその厚みの大なる部分である
冷凍室壁部15aほど強く加熱できるもので、そ
れ以外の部分である冷蔵室壁部15bを過度に加
熱することもなく、よつてエネルギーを無駄に多
く使用することもなくして一層の省エネルギー化
を達成できる。そして一方、上記断熱材の発泡充
填を終えてから各パイプ8,12に冷気を流せ
ば、上述同様の冷熱印加にてこの場合には冷蔵庫
箱体15を効果的且つ効率良く勿論冷蔵庫箱体1
5の各部の厚みに応じて冷却できるもので、この
ことから断熱材の固化終了までの所要時間の短縮
化も所望に達成できる。
尚、断熱体としては具体的に例示した冷蔵庫箱
体や或いは冷蔵庫扉に限らず、例えば雨戸や保温
ジヤー或いは保温ポツト等の器体であつても良
い。又、加熱、冷却用の条体としてはパイプ以
外、特に加熱用の場合には電気ヒータを用いる様
にしても良い。
その他、本発明は上記し且つ図面に示した実施
例にのみ限定されるものではなく、殊に治具の具
体的構成等につき要旨を逸脱しない範囲内で適宜
変更して実施し得る。
〔発明の効果〕
以上にて明らかな様に本発明は、外殻及び内殻
間に発泡断熱材を注入し発泡充填させて製造する
断熱体をその発泡充填時に押える断熱体製造用の
治具に於いて、該断熱体に面する内面側に加熱、
冷却用の条体を、その断熱体の厚みの大なる部分
ほど配置密度を高くして設けたことを特徴とする
ものであり、以て断熱体を効果的且つ効率良くそ
して特にはその厚みの違いに応じて加熱及び冷却
できて、使用エネルギーの省減化と所要時間の短
縮化を夫々所望に達成し得るという著効を奏する
ものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示したものにて、第
1図は全体の縦断面図、第2図は治具単位壁体の
断面図、第3図は第1図の−線に沿う断面
図、第4図は同−線に沿う断面図である。 図中、2は内治具、3は外治具、8,12は夫
夫パイプ(加熱、冷却用の条体)、15は冷蔵庫
箱体(断熱体)、15aは冷凍室壁部、15bは
冷蔵室壁部である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 外殻及び内殻間に発泡断熱材を注入し発泡充
    填させて製造する部分的に厚さの異なる断熱体を
    その発泡充填時に押えるものであつて、該断熱体
    に面する内面側に加熱、冷却用の条体を、その断
    熱体の厚みの大なる部分ほど配置密度を高くして
    設けたことを特徴とする断熱体製造用の治具。
JP6512082A 1982-04-19 1982-04-19 断熱体製造用の治具 Granted JPS58182075A (ja)

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JP6512082A JPS58182075A (ja) 1982-04-19 1982-04-19 断熱体製造用の治具

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JP6512082A JPS58182075A (ja) 1982-04-19 1982-04-19 断熱体製造用の治具

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Publication Number Publication Date
JPS58182075A JPS58182075A (ja) 1983-10-24
JPS6321104B2 true JPS6321104B2 (ja) 1988-05-02

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ID=13277700

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JP6512082A Granted JPS58182075A (ja) 1982-04-19 1982-04-19 断熱体製造用の治具

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4612334B2 (ja) * 2004-05-06 2011-01-12 ホシザキ電機株式会社 断熱箱体の製造方法およびその製造装置並びに冷蔵庫の断熱箱体
JP5081561B2 (ja) * 2007-10-04 2012-11-28 パナソニック株式会社 断熱箱体の製造方法及び装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4833630A (ja) * 1971-08-24 1973-05-11

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JPS4833630A (ja) * 1971-08-24 1973-05-11

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JPS58182075A (ja) 1983-10-24

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