JPH10322718A - Yc分離装置 - Google Patents

Yc分離装置

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JPH10322718A
JPH10322718A JP9130782A JP13078297A JPH10322718A JP H10322718 A JPH10322718 A JP H10322718A JP 9130782 A JP9130782 A JP 9130782A JP 13078297 A JP13078297 A JP 13078297A JP H10322718 A JPH10322718 A JP H10322718A
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/77Circuits for processing the brightness signal and the chrominance signal relative to each other, e.g. adjusting the phase of the brightness signal relative to the colour signal, correcting differential gain or differential phase
    • H04N9/78Circuits for processing the brightness signal and the chrominance signal relative to each other, e.g. adjusting the phase of the brightness signal relative to the colour signal, correcting differential gain or differential phase for separating the brightness signal or the chrominance signal from the colour television signal, e.g. using comb filter

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のサブサンプリングによりデータを間引
くYC分離装置では、補間のためにフレーム間演算を行
ったデータの保持用に2ライン分のラインメモリが必要
で、回路規模が大きく、性能を上げるためにはハードウ
ェアが増加する。 【解決手段】 第1の分離回路13は、間引き回路12
により間引かれたコンポジット映像信号に対しフレーム
間演算を行って搬送色信号を分離する。適応型補間回路
17は、第1の分離回路13の出力信号を用いてサブナ
イキストサンプリングにより欠落した信号位相での搬送
色信号を補間した補間信号を生成すると共に、第1の分
離回路13の出力信号の高域成分量に応じて、補間信号
に第2の分離回路16の出力搬送色信号から抽出した高
域成分を補正信号として適応的に加算し、この適応的に
加算した信号又は補間信号と第1の分離回路13の出力
信号を、コンポジット映像信号中から分離した搬送色信
号として選択的に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はYC分離装置に係
り、特に輝度信号と搬送色信号とが帯域共用多重化され
ているカラー映像信号から輝度信号(Y)と搬送色信号
(C)とを分離するYC分離装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来のYC分離装置の一例のブロ
ック図を示す。同図に示す3次元YC分離装置では、輝
度信号と搬送色信号とが帯域共用多重化されているカラ
ー映像信号(コンポジット映像信号)は、フレーム間Y
C分離回路81とライン間YC分離回路82とにそれぞ
れ供給されて、それぞれフレーム間の相関を利用したY
C分離とライン間の相関を利用したYC分離とが行わ
れ、それぞれ分離された輝度信号と搬送色信号がセレク
タ83に供給される。
【0003】ここで、フレーム間YC分離回路81の一
部は図7に示す如き構成とされている。この図7は入力
コンポジット映像信号から搬送色信号を分離抽出する回
路で、入力コンポジット映像信号はフレームメモリ85
に供給されて1フレーム遅延された後、非遅延入力コン
ポジット映像信号と減算器86において減算されること
により、搬送色信号のみが抽出分離されて出力される。
なお、減算器86の代わりに加算器を設けることによ
り、入力コンポジット映像信号から輝度信号を抽出分離
することができる。
【0004】再び図6に戻って説明するに、フレーム間
YC分離回路81の出力輝度信号の低域周波数成分のフ
レーム差信号に基づいて動き検出回路84で入力コンポ
ジット映像信号の動き検出が行われ、画像が止まってい
る絵柄(部分)に対しては(すなわち、動き検出により
殆ど動き無しと検出された場合は)、フレーム間YC分
離回路81から出力された輝度信号と搬送色信号とを選
択するようにセレクタ83を制御し、画像が動いている
絵柄(部分)に対しては(すなわち、動き検出により動
き有りと検出された場合は)、ライン間YC分離回路8
2から出力された輝度信号と搬送色信号とを選択するよ
うにセレクタ83を制御する。
【0005】ここで、コンポジット映像信号がNTSC
方式カラー映像信号である場合は、その性質上静止画の
場合は、現フレームと1フレーム前の映像信号とを加算
することにより輝度信号を、また減算することにより搬
送色信号を完全に分離することができることは周知の通
りである。しかし、動きがある絵柄に対してはこの原則
が当てはまらないため、このような動きのある絵柄に対
しては、フィールド内(ライン間)のYC分離への切り
換えが必要になる。
【0006】ここで、上記の回路構成ではフレームメモ
リが必要なために、回路規模が大きい。そこで、従来図
7のフレームメモリ85の容量を少なくするために、図
8に示すように、フレームメモリ85の入力側に間引き
回路87を設け、フレームメモリ85に入るコンポジッ
ト映像信号を間引いてフレームメモリ85及び減算器8
6へ供給し、減算器86の出力搬送色信号を補間回路8
8により補間する構成のYC分離装置も従来より知られ
ている。
【0007】ここで、重要になるのが補間回路88の構
成である。従来のYC分離装置として、上記の補間回路
88をフレーム間演算を行ったデータ(間引いた画像デ
ータ)を3ライン分使って、その相関の強い方向(上
下、左右)補間する構成のものが知られている(例え
ば、特開平7−154820号公報)。
【0008】図9は上記の公報記載の従来のYC分離装
置の一例のブロック図を示す。同図において、入力端子
91に入力されたコンポジット映像信号は、サブサンプ
リング回路92により色副搬送波の周期に従ってサブサ
ンプリングされる。サブサンプリングされた信号は、遅
延回路93により1フレーム遅延されて減算回路94に
供給される一方、直接減算回路94に供給されて減算さ
れて色信号のみが取り出される。
【0009】減算回路94の出力色信号は、水平補間回
路95及び垂直補間回路96にそれぞれ供給され、ここ
でサブサンプリングにより欠落した水平方向及び垂直方
向の信号位相の色信号が補間される。また、減算回路9
4の出力色信号と入力端子91よりのコンポジット映像
信号とは相関検出回路97に入力され、ここでサブサン
プリング回路92で欠落した信号位相での水平方向と垂
直方向とでどちらが相関性が強いかが検出される。
【0010】選択回路98は、相関検出回路97の相関
検出結果に基づき、減算回路94の出力色信号、水平補
間回路95及び垂直補間回路96の各出力信号のうち相
関の強い信号を選択する。これにより、選択回路98か
らはサブサンプリングによる欠落の補償された色信号が
取り出され、出力端子101へ出力される一方、減算回
路100に供給され、ここで遅延回路99により時間合
わせされたコンポジット映像信号と減算されて輝度信号
を出力させる。この輝度信号は出力端子102へ出力さ
れる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】図9に示した従来のY
C分離装置は、メモリの容量を節約することを目的とし
てサブサンプリングによりデータを間引いているため、
その補間が必要となる。そのため、従来のYC分離装置
は、フレーム間演算により行ったデータ(間引いたも
の)を3ライン分使って、その相関の強い方向から(上
下、左右)補間するようにしているために、フレーム間
演算を行ったデータの保持用に2ライン分のラインメモ
リが必要で、回路規模が大きくなってしまう。また、従
来のYC分離装置では、補間の性能を決める回路が独立
しており、性能を上げるためにはその分ハードウェアが
増加するという問題がある。
【0012】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
小規模な回路構成で補間精度を良好にYC分離し得るY
C分離装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、図1の原理ブロック図に示す構成としたも
のである。本発明は同図に示すように、入力端子11よ
り入力された、輝度信号と搬送色信号とが帯域共用多重
化されているコンポジット映像信号をサブナイキストサ
ンプリングにより間引いて出力する間引き回路12と、
間引き回路12の出力信号からフレーム間演算を行って
搬送色信号を分離する第1の分離回路13と、コンポジ
ット映像信号に対してフィールド内演算を行って搬送色
信号を分離する第2の分離回路16と、第1の分離回路
13の出力信号を用いてサブナイキストサンプリングに
より欠落した信号位相での搬送色信号を補間した補間信
号を生成すると共に、第1の分離回路13の出力信号の
高域成分量に応じて、補間信号に第2の分離回路16の
出力信号から抽出した高域成分を補正信号として適応的
に加算し、この適応的に加算した信号又は補間信号と第
1の分離回路13の出力信号を、コンポジット映像信号
中から分離した搬送色信号として選択的に出力端子19
へ出力する適応型補間回路17と、コンポジット映像信
号から適応型補間回路17の出力搬送色信号を差し引
き、輝度信号を出力端子20へ分離出力する減算回路1
8とからなる。
【0014】上記の第1の分離回路13は、フレームメ
モリ14とフレームメモリ14の入力信号と出力信号と
を減算する減算回路15からなるフレーム間YC分離回
路である。入力コンポジット映像信号は間引き回路12
により間引かれることにより半分のデータとされ、第1
の分離回路13によるフレーム間の演算が行われた後、
間引いてしまったデータが適応型補間回路17におい
て、第2の分離回路16からのフィールド内演算を行っ
た結果から補間し、間引いたデータと補間データの両者
を切り換えて出力する。
【0015】この適応型補間回路17のアルゴリズムに
ついて、次に説明する。実際のいステムでは、4fsc
(fscは色副搬送波周波数)でサンプリングされた搬
送色信号を対象としているが、視覚的に分かり易くする
ために2fscでサンプリングされた色差信号を用いて
説明する。第1の分離回路13の出力信号の高域成分量
が少ない場合(変化の少ない平坦部分)は、図2(A)
に示すように、水平方向に隣接する黒丸で示す2つのデ
ータ(第1の分離回路3の出力搬送色信号)F1とF3
の間の間引き点のデータF2を、白丸で示すように(F
1+F3)/2なる式に基づき直線(平均値)補間す
る。これにより、データF2は元の値に近い値が得られ
る。
【0016】第1の分離回路13の出力信号の高域成分
量が多い場合(変化の大きいエッジ部分)は、図2
(B)に白丸で示すように、上記の水平方向に隣接する
2つのデータF1及びF3で直線補間したデータF2
に、第2の分離回路16によりフィールド内YC分離し
た搬送色信号の高域成分X2を加算した値の適応補間デ
ータとする。この適応補間データ(F2+X2)は、図
2(C)に白丸で示す値となり、これは同図(B)に黒
丸で示す間引き点の本来のデータF2’に近似した値と
なる。
【0017】上記の高域成分X2は、第2の分離回路1
6によりフィールド内YC分離した、図2(D)に示す
搬送色信号の値L1、L2、L3を用いて、図2(E)
に示すように、L2−{(L1+L3)/2}なる値、
すなわち、2つのデータL1とL3の平均値でデータL
2の値から差し引いた値として求められる。
【0018】これは次の理由による。エッジ部分のよう
に高い周波数成分を含んでいる場合、直線補間の値と元
のデータの差が大きくなるため、補正が必要になる。こ
の差はYC分離した結果にドット妨害という形で現れ
る。そこで、フィールド内演算でYC分離したデータ
(これは間引き回路12を通していないので、間引かれ
ていない)において、同じ位置で補間演算をして得られ
る値{(L1+L3)/2}と、その点の実データL2
との差分(図2(E)のX2)を補正値として、第1の
分離回路13によるフレーム間YC分離における先の直
線補間データF2に加算する。
【0019】ただし、フィールド内演算のYC分離は不
完全なので、この補正を行った結果(F2+X2)が補
間の基になった2つのデータF1及びF3の値を越えな
いように、これら2つのデータの間に入るように制限す
る。これは、もしこの2つの値を越えるような周波数の
高いパルス状の成分があったとしても、それは搬送色信
号の帯域特性から考えて、搬送色信号というよりもフィ
ールド内演算のYC分離でのエラー(クロスカラー)で
ある確率の方が高いという考えによる。
【0020】このように、本発明では、間引いた点のデ
ータ(搬送色信号成分)は、その周波数成分に応じて
(ここでは、エッジ/平坦)、補間の特性を切り換え、
元の信号に近付ける(間引き/補間のないシステムでの
信号に近付ける)ことで、少ない容量のメモリでドット
妨害、クロスカラーの少ない高画質のフレーム間YC分
離を実現できる。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。図3は本発明になるYC分離装
置の一実施の形態のブロック図を示す。同図に示すよう
に、入力端子21には、例えば輝度信号の高周波領域に
平衡変調波である搬送色信号が帯域共用多重化されてい
るNTSC方式カラー映像信号が入力され、これよりサ
ブサンプリング回路22、フィールド内YC分離回路2
7及び遅延回路31にそれぞれ供給される。
【0022】サブサンプリング回路22は前記間引き回
路12に相当する回路で、入力NTSC方式カラー映像
信号を、その最高周波数よりも高く、かつ、最高周波数
の2倍の周波数よりも低い周波数のサンプリングパルス
によりサブナイキストサンプリング(すなわち、サブサ
ンプリング)し、得られた信号をフレーム間YC分離回
路23に供給する。フレーム間YC分離回路23は前記
第1の分離回路13に相当する回路で、図1に示したよ
うにフレームメモリ14と、そのフレームメモリ14の
入力信号と出力信号を減算する減算回路15からなり、
フレーム周期毎に位相が同相の輝度信号を打ち消し、フ
レーム周期毎に位相が反転する搬送色信号を分離出力す
る。
【0023】また、フィールド内YC分離回路27は前
記第2の分離回路16に相当する回路で、例えば一つの
ラインメモリとそのラインメモリの入力信号と出力信号
を減算する減算回路からなり、水平走査周波数fHの1
/2の奇数倍の周波数毎に通過域を有し、かつ、水平走
査周波数fHの1/2の偶数倍の周波数毎に減衰域を有
するくし形フィルタ特性により、入力端子21を介して
入力されるNTSC方式カラー映像信号中の水平走査周
波数fHの奇数倍の周波数に集中する性質の輝度信号を
打ち消し、色副搬送波周波数fscが455/2fH
あるから、1/2fHの奇数倍の周波数にエネルギーが
集中し、1水平走査期間毎に位相反転する性質を持つ搬
送色信号を加算して取り出す。
【0024】このフィールド内YC分離回路27の出力
搬送色信号は、高域成分抽出回路28に供給されて、前
述した値X2に相当する高域成分が抽出されて補正信号
として後述の加算回路29に供給される。
【0025】一方、フレーム間YC分離回路23から出
力されたサブサンプリング搬送色信号は、遅延回路2
4、水平補間回路25及びエッジ検出回路26にそれぞ
れ供給される。遅延回路24、水平補間回路25及びエ
ッジ検出回路26は、高域成分抽出回路28、加算回路
29及び選択回路30と共に前述した適応型補間回路1
7を構成している。
【0026】水平補間回路25は、サブサンプリングに
より欠落した信号位相で補間演算して得た搬送色信号を
出力し、加算回路29に供給すると共に選択回路30に
供給する。加算回路29はこの補間演算して得られた搬
送色信号と、高域成分抽出回路28からの搬送色信号の
高域成分とを加算することにより、前記図2(C)に
(F2+X2)で示した適応型補間色信号データを生成
して選択回路30に供給する。
【0027】遅延回路24は、フレーム間YC分離回路
23から出力された搬送色信号を、選択回路25に供給
される水平補間回路25及び加算回路29の各出力信号
との時間合わせのために必要な時間遅延して選択回路3
0に供給する。エッジ検出回路26は、フレーム間YC
分離回路23から出力された搬送色信号のエッジ部分か
否かを検出し、その検出信号を選択回路30へ選択信号
として入力する。
【0028】選択回路30は、図示しない制御部からサ
ブサンプリング回路22のサンプリングパルスに同期し
た間引きパルスが入力され、サブサンプリング出力が得
られる信号位相では、遅延回路24により遅延された搬
送色信号を選択し、サブサンプリングにより欠落した信
号位相では、エッジ検出回路26よりのエッジ検出信号
に応じて水平補間回路25の出力信号及び加算回路29
の出力信号の一方を選択する。
【0029】すなわち、エッジ検出信号が平坦部分を示
しているとき(エッジ検出されないとき)は、図2
(A)と共に説明した直線補間を行う水平補間回路25
の出力信号を選択し、エッジ検出信号がエッジ部分を示
しているとき(エッジ部分の検出時)は、図2(B)〜
(E)と共に説明したように、加算回路29の出力信号
を選択して適応型補間データを出力する。
【0030】選択回路30の出力信号は、入力NTSC
方式カラー映像信号からYC分離された搬送色信号であ
り、出力端子33へ出力される一方、減算回路32に供
給される。減算回路32は入力端子21より時間合わせ
のための遅延回路31を通して入力されたNTSC方式
カラー映像信号から上記の選択回路30の出力搬送色信
号を差し引くことにより、搬送色信号を打ち消し、輝度
信号のみを出力端子34へ出力する。
【0031】このように、この実施の形態では、フレー
ムメモリの容量を小さくするために入力カラー映像信号
に対してサブサンプリングを行うYC分離装置におい
て、従来の垂直補間回路を使用していないので、フレー
ム演算を行った搬送色信号データをその分保持しておく
ためのラインメモリを不要にでき、よって従来に比べて
ハードウェア規模を小さくできる。
【0032】なお、この実施の形態では、フィールド内
YC分離回路27内でラインメモリを使用しているが、
このラインメモリは元々3次元YC分離装置としてシス
テム的に必要である動きのある画像用のライン間YC分
離回路のラインメモリと共用するものであるので、ハー
ドウェアの増加はない。しかも、本実施の形態では、動
画時のYC分離性能、すなわちライン間YC分離性能を
良くすることは、結果的に専用の回路を追加することな
く、適応型補間の精度を向上することになり、トータル
のYC分離の画質を向上することができる。
【0033】
【実施例】次に、本発明の要部である適応型補間回路1
7の実施例について説明する。図4は適応型補間回路1
7の一実施例の回路系統図を示す。同図において、入力
端子41にはフレーム間YC分離回路23から取り出さ
れた、フレーム間演算による搬送色信号の間引きデータ
が入力され、入力端子42にはフィールド内YC分離回
路27から取り出された、ライン間演算による搬送色信
号データが入力される。
【0034】入力端子41を介して入力された上記の間
引きデータは、周期T(ただし、T=1/(4fs
c))の4倍の遅延時間を持つ遅延回路43、遅延時間
2Tの遅延回路44、45、遅延時間4Tの遅延回路4
6をそれぞれ直列に通して計12T遅延された後、減算
回路47に供給され、ここで入力端子41よりの非遅延
間引きデータと減算される。減算回路47は12T離れ
ている2つの間引きデータを減算して差分値を得て絶対
値比較回路48に供給し、ここで所定の一定値と大小比
較させる。
【0035】絶対値比較回路48は、上記の差分値の絶
対値が一定値よりも大きいときはエッジであると判定し
てハイレベルのエッジ検出信号を出力し、一定値以下の
ときはエッジではない(搬送色信号の画像が平坦部分)
と判定してローレベルのエッジ検出信号を出力する。す
なわち、遅延回路43から絶対値比較回路48までの回
路部は、前記エッジ検出回路26を構成している。
【0036】一方、遅延回路43を通して計4T遅延さ
れた間引きデータは、遅延回路45を通して取り出され
た計8T遅延された間引きデータと共に加算回路49に
供給されて加算され、4T離れた水平位置の間引きデー
タ間の加算値とされる。この加算値は、乗算器50で係
数1/2を乗じられることにより平均化され、水平補間
されたデータとされる。すなわち、遅延回路43〜4
5、加算回路49及び乗算器50は、前記水平補間回路
25を構成している。なお、乗算器50及び後述の乗算
器52、58はそれぞれ入力信号を1/2倍する回路で
あるが、シフトレジスタにより1ビット右へシフトする
構成としてもよい。
【0037】また、遅延回路43を通して計4T遅延さ
れた間引きデータは、遅延回路45を通して取り出され
た計8T遅延された間引きデータと共に減算回路51に
供給され、減算され、4T離れた水平位置の間引きデー
タ間の差分値とされる。この差分値は、乗算器52で係
数1/2を乗じられて平均化された後、インバータ53
で位相反転されてメディアン60に供給される一方、直
接メディアン60に供給される。このメディアン60
は、上記の差分値をA、インバータ53から入力された
位相反転差分値を−Aとすると、後述の加算回路59か
ら入力されるデータの値をA以下、−A以上に制限して
出力する回路である。
【0038】一方、入力端子42を介して入力された上
記のライン間演算による搬送色信号データは、遅延時間
4Tの遅延回路54、遅延時間2Tの遅延回路55、遅
延時間2Tの遅延回路56をそれぞれ直列に通して計8
T遅延された後、加算回路57に供給され、ここで遅延
回路54からの4T遅延された搬送色信号データと加算
される。すなわち、加算回路57により互いに4T離れ
た隣接する2つの搬送色信号データが加算され、その加
算データは乗算器58で係数1/2と乗算されて平均化
された後、加算回路59に供給されて遅延回路55から
の計6T遅延された搬送色信号データと加算される。
【0039】これにより、加算回路59からは、搬送色
信号の高域成分が取り出される。すなわち、遅延回路5
4から加算回路59までの回路ブロックは、前記高域成
分抽出回路28を構成している。加算回路59から取り
出された搬送色信号の高域成分データは、メディアン6
0に供給されて、補正を行った結果が補正の基になった
2つの値(図2(B)のF1とF3)を越えないよう
に、乗算器52からの差分値とインバータ53からの差
分値の極性反転値との間の値に制限された後、ミュート
回路61に供給される。
【0040】ミュート回路61は、絶対値比較回路48
からハイレベルの信号が入力されたとき、すなわちエッ
ジであることを示すエッジ検出信号が入力されたとき
は、メディアン60の出力高域成分データをそのまま通
過させ、絶対値比較回路48からローレベルの信号が入
力されたとき、すなわちエッジでないことを示すエッジ
検出信号が入力されたときは、メディアン60の出力高
域成分データを遮断(ミュート)する。ミュート回路6
1の出力高域成分データは、補正信号として減算回路6
2に入力される。
【0041】減算回路62は乗算器50から入力される
水平補間データと、ミュート回路61から入力される補
正信号とを減算する。ここで、上記の補正信号は、上記
の水平補間データに対して2Tだけ位相が異なり、互い
に位相が反転した関係にあるため、減算回路62は水平
補間データと補正信号とを実質的に加算していることと
なる。このようにして、減算回路62から水平補間デー
タと補正信号との実質的な加算データはスイッチ回路6
3の端子63bに入力される。なお、ミュート回路61
からは、絶対値比較回路48から平坦部を示すエッジ検
出信号が入力されたときは、補正信号は出力されないか
ら、この場合は減算回路62からは水平補間データのみ
が出力されることとなる。
【0042】スイッチ回路63は、図示しない制御部か
らサブサンプリング回路22のサンプリングパルスに同
期した間引きパルスがスイッチング制御信号として入力
され、サブサンプリング出力が得られる信号位相では、
遅延回路44から取り出されて端子63aに入力される
6T遅延搬送色信号データを選択して出力端子64へ出
力し、サブサンプリングにより欠落した信号位相では、
減算回路62から取り出されて端子63bに入力される
信号を選択して出力端子64へ出力する。
【0043】前述したように、減算回路62からはエッ
ジ検出時は水平補間データと補正信号(搬送色信号の高
域成分データ)との加算信号が取り出され、エッジ非検
出時(平坦部検出時)は水平補間データのみが取り出さ
れる。従って、ミュート回路61とスイッチ回路63は
前記選択回路30を構成し、減算回路62は前記加算回
路29を構成する。
【0044】このようにして、出力端子64には、サブ
サンプリング出力が得られる信号位相では、フレーム間
YC分離による搬送色信号データが出力され、サブサン
プリングにより欠落した信号位相では、エッジの有無に
応じてフレーム間YC分離による隣接する2つの搬送色
信号データの直線補間データ、又はこの直線補間データ
に、ライン間YC分離による搬送色信号の高域成分デー
タ(適応型補間データ)を加算した搬送色信号データが
取り出される。
【0045】なお、本発明は上記の実施の形態及び実施
例に限定されるものではなく、その他の変形例も可能で
ある。例えば、図3及び図4では、図2(C)〜(E)
と共に説明した適応型補間データを、図5(A)に示す
ように、ライン間YC分離回路71(フィールド内YC
分離回路27に相当)と高域抽出フィルタ72(高域成
分抽出回路28に相当)とからなる構成により生成する
ものとしているが、図5(B)に示すように、ライン間
YC分離回路71a及び高域抽出フィルタ72aの縦続
回路と、ライン間YC分離回路71b及び高域抽出フィ
ルタ72bの縦続回路を入力に対して並列に設け、それ
らの出力信号をスイッチ回路(SW)73でコントロー
ル(CTL)信号に基づき選択する構成としてもよい。
【0046】この例は、補間に使うライン間YC分離さ
れた搬送色信号として、メインパス(動画時)以外に、
特性の異なるライン間YC分離された搬送色信号を用い
る例である。すなわち、ライン間YC分離回路71aの
特性は、メインパス用なのでトータル的に優れたYC分
離特性が要求されるのに対し、ライン間YC分離回路7
1bは特定の絵柄(信号パターン)においてはライン間
YC分離回路71aよりも優れた特性を持つが、その他
の部分ではライン間YC分離回路71aの特性よりも劣
る(使い物にならない)ものである。
【0047】実際の例としては、ライン間YC分離回路
71aに3ラインロジカルコムフィルタを用い、ライン
間YC分離回路71bに水平方向に帯域制限しない3ラ
インコムフィルタを用いることが考えられる。スイッチ
回路73によるライン間YC分離回路71a及び71b
の出力の切り換えは、垂直方向に相関がある場合はライ
ン間YC分離回路71b側、垂直方向に相関がない場合
はライン間YC分離回路71a側の出力を使用するよう
に行う。水平方向に相関がなく、垂直方向の相関が強い
絵柄の場合は、水平方向に帯域制限しない3ラインコム
フィルタの方がドット妨害が少ないことが知られている
からである。
【0048】ここで、ライン間YC分離回路が71aと
71bの2つ存在するので、回路規模が2倍になるよう
な印象を受けるが、実際はライン間YC分離回路71a
において既に3ライン分のコンポジット映像信号が存在
するので、その前提で3ラインコムフィルタを構成する
には、単にそれらを足し合わせるだけなので、ラインメ
モリや複雑なロジックを追加する必要はなく、図5
(A)に比べ回路増はごく僅かで済む。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
フレームメモリの容量を小さくするために入力カラー映
像信号に対してサブサンプリングを行うYC分離装置に
おいて、間引いた点のデータ(搬送色信号成分)は、そ
の周波数成分に応じて(ここでは、エッジ/平坦)、補
間の特性を切り換え、元の信号に近付ける(間引き/補
間のないシステムでの信号に近付ける)ようにしたた
め、従来の垂直補間回路のような、フレーム演算を行っ
た搬送色信号データをその分保持しておくためのライン
メモリを不要にでき、よって従来に比べてハードウェア
規模を小さくできる。
【0050】また、本発明によれば、動画時のYC分離
性能、すなわちライン間YC分離性能は、適応型補間デ
ータを出力することで、従来に比べて補間精度を向上で
き、これによりトータルのYC分離の画質を向上するこ
とができ、少ない容量のフレームメモリでドット妨害、
クロスカラーの少ない高画質のフレーム間YC分離を実
現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の作用説明図である。
【図3】本発明の一実施の形態のブロック図である。
【図4】本発明の一実施例の回路系統図である。
【図5】本発明の要部の各例を示すブロック図である。
【図6】従来のYC分離装置の一例のブロック図であ
る。
【図7】図6中のフレーム間YC分離回路の一例のブロ
ック図である。
【図8】図6中のフレーム間YC分離回路の他の例のブ
ロック図である。
【図9】従来のYC分離装置の他の例のブロック図であ
る。
【符号の説明】
11、21 コンポジット映像信号入力端子 12 間引き回路 13 第1の分離回路 14 フレームメモリ 15、18、32 減算回路 16 第2の分離回路 17 適応型補間回路 19、33 搬送色信号出力端子 20、34 輝度信号出力端子 22 サブサンプリング回路 23 フレーム間YC分離回路 24、31 時間合わせ用遅延回路 25 水平補間回路 26 エッジ検出回路 27 フィールド内YC分離回路 28 高域成分抽出回路 29 加算回路 30 選択回路 41 間引きデータ入力端子 42 ライン間YC分離搬送色信号入力端子 48 絶対値比較回路 60 メディアン 61 ミュート回路 63、73 スイッチ回路 64 搬送色信号出力端子 71、71a、71b ライン間YC分離回路 72、72a、72b 高域抽出フィルタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 輝度信号と搬送色信号とが帯域共用多重
    化されているコンポジット映像信号をサブナイキストサ
    ンプリングにより間引いて出力する間引き回路と、 間引き回路の出力信号からフレーム間演算を行って搬送
    色信号を分離する第1の分離回路と、 前記コンポジット映像信号に対してフィールド内演算を
    行って搬送色信号を分離する第2の分離回路と、 前記第1の分離回路の出力信号を用いて前記サブナイキ
    ストサンプリングにより欠落した信号位相での搬送色信
    号を補間した補間信号を生成すると共に、前記第1の分
    離回路の出力信号の高域成分量に応じて、前記補間信号
    に前記第2の分離回路の出力信号から抽出した高域成分
    を補正信号として適応的に加算し、この適応的に加算し
    た信号又は前記補間信号と前記第1の分離回路の出力信
    号を、前記コンポジット映像信号中から分離した搬送色
    信号として選択的に出力する適応型補間回路と、 前記コンポジット映像信号から前記適応型補間回路の出
    力搬送色信号を差し引き、輝度信号を分離出力する減算
    回路とを有することを特徴とするYC分離装置。
  2. 【請求項2】 前記適応型補間回路は、前記第1の分離
    回路の出力信号の水平方向に隣接する2つのサンプリン
    グデータに基づき、それら2つのサンプリングデータの
    中間位置のデータを直線補間により前記補間信号として
    算出する水平補間回路と、前記第1の分離回路の出力信
    号のエッジ部分を検出するエッジ検出回路と、前記第2
    の分離回路の出力信号の高域成分を前記補正信号として
    抽出する高域成分抽出回路と、前記高域成分抽出回路の
    出力高域成分と前記補間信号とを加算する加算手段と、
    前記サブナイキストサンプリングの出力信号が得られる
    信号位相では、前記第1の分離回路からの搬送色信号を
    選択し、前記サブナイキストサンプリングにより欠落し
    た信号位相では、前記エッジ検出回路よりのエッジ検出
    信号に応じてエッジ非検出時は前記補間信号を選択し、
    エッジ検出時は前記加算手段の出力加算信号を選択する
    選択回路とからなることを特徴とする請求項1記載のY
    C分離装置。
  3. 【請求項3】 前記加算手段は、前記高域成分抽出回路
    の出力高域成分と前記補間信号との加算値が、前記補間
    信号を生成するための前記第1の分離回路の出力信号の
    水平方向に隣接する2つのサンプリングデータの値を越
    えないように制限することを特徴とする請求項2記載の
    YC分離装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の分離回路は、3ラインロジカ
    ルコムフィルタと水平方向に帯域制限をしない3ライン
    コムフィルタを入力信号に対して並列に設けた構成と
    し、前記適応型補間回路は、前記3ラインロジカルコム
    フィルタの出力信号から高域成分を抽出する第1の高域
    抽出フィルタと、前記水平方向に帯域制限をしない3ラ
    インコムフィルタの出力信号から高域成分を抽出する第
    2の高域抽出フィルタと、設定値に比し垂直方向に相関
    があると判定した場合は前記第2の高域抽出フィルタの
    出力信号を前記補正信号として選択し、垂直方向に相関
    がないと判定した場合は前記第1の高域抽出フィルタの
    出力信号を前記補正信号として選択するスイッチ手段と
    を少なくとも含むことを特徴とする請求項1記載のYC
    分離装置。
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