JPH1032213A - 半導体素子 - Google Patents

半導体素子

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JPH1032213A
JPH1032213A JP18765196A JP18765196A JPH1032213A JP H1032213 A JPH1032213 A JP H1032213A JP 18765196 A JP18765196 A JP 18765196A JP 18765196 A JP18765196 A JP 18765196A JP H1032213 A JPH1032213 A JP H1032213A
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JP
Japan
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carbon film
amorphous structure
layer
semiconductor
semiconductor layer
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Pending
Application number
JP18765196A
Other languages
English (en)
Inventor
Daijiro Inoue
大二朗 井上
Shigeyuki Murai
成行 村井
Hisaaki Tominaga
久昭 冨永
Hitoshi Hirano
均 平野
Keiichi Kuramoto
慶一 蔵本
Yoichi Domoto
洋一 堂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 素子表面側から発熱部の熱を効果的に放散し
得る構造を備えた半導体素子を提供する。 【解決手段】 半導体層12上にゲート電極13、ソー
ス電極14及びドレイン電極15を形成し、半導体層1
2の表面を保護層で被覆してなる半導体素子11におい
て、保護層として、非晶質構造を有する炭素膜16を用
いたことを特徴とする半導体素子11。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放熱効果を高める
ための構造が素子表面側に備えられた半導体素子に関
し、例えば、高出力トランジスタのように発熱量が比較
的大きく、従って、発生した熱量を効果的に放散し得る
構造が求められる用途に適した半導体素子に関する。
【0002】
【従来の技術】高出力トランジスタなどの半導体素子で
は、発熱による特性の劣化を防止するためにヒートシン
クなどを用いた放熱構造が設けられていることが多い。
例えば、高出力の電界効果型トランジスタでは、チャネ
ル部における発熱が著しいため、チャネル部の温度を、
例えば50℃以下のように、ある温度以下に保つため
に、種々の放熱構造が提案されている。これを、図14
及び図15を参照して説明する。
【0003】図14は、従来の半導体素子の一例として
の電界効果型トランジスタを説明するための断面図であ
る。電界効果型トランジスタ1は、GaAsなどの半導
体材料よりなる半導体層2の上面にゲート電極3、ソー
ス電極4及びドレイン電極5を形成した構造を有する。
半導体層2上には、電極3〜5を覆うように、SiN膜
またはSiO2 膜などからなる熱導電性が低い絶縁膜6
が形成されている。また、半導体層2の下面には、銅な
どの熱伝導性に優れた金属材料よりなるヒートシンク7
が接合されている。
【0004】電界効果型トランジスタ1では、動作に際
し半導体層2内のチャネル部2aが発熱する。発生した
熱量は、放熱効果に優れたヒートシンク7を介して放散
される。しかしながら、半導体層2の厚みは約数十μm
〜数百μm程度と厚く、チャネル部2aからヒートシン
ク7までの距離がさほど短くないため、熱放散効果は十
分でなく、特に高出力型の電界効果型トランジスタで
は、チャネル部をトランジスタ特性の劣化を引き起こさ
ない温度に維持することが困難であるという問題があっ
た。
【0005】電界効果型トランジスタ1の表面側、すな
わち半導体層2の電極3〜5が設けられている側では、
チャネル部2aから素子表面1aまでの距離が比較的短
い。従って、表面1a側から熱を放散する構造を設けれ
ば、電界効果型トランジスタの放熱効果を高め得ると考
えられる。
【0006】図15は、素子表面側からの放熱を促進す
る構造が設けられた従来の半導体素子を示す断面図であ
る。ここでは、電界効果型トランジスタ1がヒートシン
ク7上に上下逆転されて取り付けられている。すなわ
ち、半導体層2の下面に、ゲート電極3、ソース電極4
及びドレイン電極5が形成されている。ソース電極4及
びドレイン電極5は、それぞれ、図示のようにSiN膜
やSiO2 膜などからなる絶縁膜6を貫き下方に延ばさ
れている。そして、ソース電極4及びドレイン電極5の
下端がヒートシンク7に接合されている。
【0007】図15に示した電界効果型トランジスタ8
では、チャネル部2aで発生した熱は、半導体よりも熱
導電性が高い電極材料を介してヒートシンク7に伝達さ
れる。他方、ソース電極4及びドレイン電極5とヒート
シンク7との間の距離は、半導体層2の厚みよりも小さ
い。従って、図14に示した電界効果型トランジスタ1
の場合に比べてチャネル部2aで発生した熱をより効果
的に放散させることができる。
【0008】しかしながら、チャネル部2aで発生した
熱は、ソース電極4及びドレイン電極5に伝達されるま
では、半導体層2内を半導体層2の表面と平行な方向に
すなわち、横方向に伝搬する。従って、出力の大きな電
界効果型トランジスタの場合には、放熱効果がなお十分
ではなく、かつ動作の安定性が損なわれるという問題が
あった。
【0009】よって、本発明の目的は、特性の劣化を引
き起こし難く、半導体素子表面側から効果的に熱を放散
し得る構造を備えた半導体素子を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の広い局面によれ
ば、半導体層と、半導体層上に形成された電極と、半導
体層上の電極を被覆するように形成された保護層とを備
える半導体素子において、上記半導体層の少なくとも発
熱部分の上方において、保護層が非晶質構造を有する炭
素膜を有するように構成されていることを特徴とする半
導体素子が提供される。
【0011】本発明にかかる半導体素子では、半導体素
子の表面側に設けられる保護層の少なくとも一部が、上
記非晶質構造を有する炭素膜により構成されている。非
晶質構造を有する炭素膜とは、全体が非晶質構造である
非晶質炭素膜だけでなく、部分的に炭素の微結晶部分が
存在する非晶質炭素膜をも含むものとする。この非晶質
構造を有する炭素膜は、後述の発明の実施形態の説明か
ら明らかなように、従来から用いられているSiN膜や
SiO2 膜などに比べて十分な熱伝導性を有するため、
半導体素子の発熱部分で発生した熱を半導体素子の表面
側から効果的に放散させる。なお、半導体素子の表面と
は、以下、半導体層上に電極が形成されている側の素子
表面をいうものとする。
【0012】本発明の半導体素子では、上記非晶質構造
を有する炭素膜は、保護層の少なくとも一部を構成して
いるが、なかでも、半導体層の少なくとも発熱部分の上
方に配置される。ここでは、発熱部分とは、半導体素子
の構造にもよるが、動作させたときに発熱する部分を言
い、例えば電界効果型トランジスタでは、チャネル部を
指す。本発明の半導体素子では、半導体層の少なくとも
発熱部分の上方において、保護層が、非晶質構造を有す
る炭素膜を有するように構成されており、該非晶質構造
を有する炭素膜の熱伝導性が高く、さらに半導体層に比
べて薄いので、半導体素子の表面側から発熱部分におい
て発生した熱が効果的に放散される。すなわち、本発明
にかかる半導体素子は、素子表面側に保護層として設け
られている絶縁材料層の一部に、上記非晶質構造を有す
る炭素膜を用いたことにより、素子表面側からの熱放散
性を高めたことに特徴を有する。
【0013】本発明の特定的な局面では、上記非晶質構
造を有する炭素膜は、素子表面側に比べて、半導体層側
が水素含有濃度が高くなるように傾斜機能構造を有する
ように構成される。この場合、非晶質構造を有する炭素
膜の半導体層側とは、半導体層に直接接している面側だ
けでなく、非晶質構造を有する炭素膜と半導体層との間
に他の材料層、例えば、絶縁材料よりなる中間層が形成
されている場合には、該中間層と接触する側をいうもの
とする。
【0014】非晶質構造を有する炭素膜が、上記傾斜機
能構造を有する場合には、非晶質構造を有する炭素膜の
半導体層側の水素含有濃度が高くされているため、半導
体層側における内部応力が低減される。従って、非晶質
構造を有する炭素膜を下地となる半導体層や他の材料層
上に形成するに際し、内部応力の低減により、下地とな
る半導体層や他の材料層の反りを防止することができる
とともに、非晶質構造を有する炭素膜の剥離を効果的に
防止することができる。
【0015】また、本発明にかかる半導体素子では、非
晶質構造を有する炭素膜と、半導体層との間に絶縁材料
よりなる中間層が形成されていてもよく、この場合に
は、該中間層と非晶質構造を有する炭素膜とにより前記
保護層が構成されることになる。
【0016】本発明のある限定的な局面によれば、上記
半導体素子は電界効果型トランジスタであり、半導体層
上に、電極としてゲート電極、ドレイン電極及びソース
電極が形成されており、少なくとも、ソース電極とドレ
イン電極とが形成されている部分間の半導体層に構成さ
れているチャネル部上に、上記非晶質構造を有する炭素
膜が保護層として配置されている半導体素子が提供され
る。この場合、動作に際しチャネル部が発熱したとして
も、発生した熱は、上記非晶質構造を有する炭素膜を介
して素子表面側から効果的に放散される。
【0017】また、本発明の別の限定的な局面によれ
ば、上記半導体素子が電界効果型トランジスタであり、
上記電極としてゲート電極、ソース電極及びドレイン電
極が形成されており、かつソース電極及びドレイン電極
上に絶縁材料層が形成されており、該絶縁材料層間にお
いて非晶質構造を有する炭素膜が配置されている半導体
素子が提供される。この構造においても、熱伝導性に優
れた非晶質構造を有する炭素膜が、ソース電極及びドレ
イン電極上に形成された絶縁材料層間に配置されてお
り、従って、ソース電極とドレイン電極との間のチャネ
ル部上に非晶質構造を有する炭素膜が配置されることに
なるため、チャネル部で発生した熱が非晶質構造を有す
る炭素膜を介して素子表面側から効果的に放散される。
【0018】上記のように、チャネル部上に非晶質構造
を有する炭素膜を保護層として配置した構造、並びにソ
ース電極及びドレイン電極上に絶縁材料層を形成し、該
絶縁材料層間に非晶質構造を有する炭素膜を配置した構
造の何れにおいても、非晶質構造を有する炭素膜に前述
した傾斜機能構造を与えてもよく、また非晶質構造を有
する炭素膜と半導体層との間に上記絶縁材料よりなる中
間層を形成したもよい。
【0019】さらに、本発明の半導体素子では、保護層
が形成されている側とは反対側の面にヒートシンクが接
合されていてもよく、それによって半導体素子の裏面側
から熱を効果的に放散させることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明に
かかる半導体素子の実施例を説明する。図1は、本発明
の第1の実施例にかかる半導体素子を説明するための断
面図である。本実施例は、電界効果型トランジスタに適
用したものであり、半導体素子11は、半導体層12上
に、ゲート電極13、ソース電極14及びドレイン電極
15を形成した構造を有する。
【0021】半導体層12は、厚みが30〜100μm
程度であり、GaAsやSi系半導体材料により構成さ
れており、ソース電極14とドレイン電極15との間の
チャネル部12aが動作に際して発熱する領域となる。
【0022】ゲート電極13は、例えばAu/Pd/T
i三層構造材等の金属材料により、ソース電極14及び
ドレイン電極15は、例えばAu/Ni二層構造やAu
−Ge合金などの金属材料により構成されている。
【0023】半導体層12上には、3000〜1000
0Å程度の厚みの非晶質構造を有する炭素膜16が形成
されている。非晶質構造を有する炭素膜16は、本実施
例では保護層と、放熱機能を与える層の双方の機能を有
するものとして構成されている。また、非晶質構造を有
する炭素膜16は、後述するように厚み方向に傾斜機能
構造を有するように構成されている。
【0024】上記半導体層12、ゲート電極13、ソー
ス電極14、ドレイン電極15及び非晶質構造を有する
炭素膜16から構成されるチップ17の裏面側にはヒー
トシンク18が接合されている。ヒートシンク18は、
銅などの金属により構成されている。
【0025】本実施例の半導体素子11では、動作の際
にチャネル部12aが発熱するが、発生した熱は、非晶
質構造を有する炭素膜16と、ヒートシンク18とによ
り放散され、それによってチャネル部12aの温度を例
えば50℃以下に安定に保つことができる。
【0026】非晶質構造を有する炭素膜と、他の絶縁性
材料よりなる膜の特性を下記の表1に示す。
【0027】
【表1】
【0028】表1から明らかなように、非晶質構造を有
する炭素膜は、熱伝導率が400〜1000W/m・k
と、Si3 4 膜やSiO2 膜に比べて1桁以上熱伝導
率が高い。従って、厚みが薄い保護層に非晶質構造を有
する絶縁膜を用いることにより、熱を効果的に放散し得
ることがわかる。なお、非晶質構造を有する炭素膜の熱
伝導率が400〜1000W/m・kと幅があるのは、
非晶質構造を有する炭素膜の水素含有濃度の違いによる
ものである。
【0029】上記のように、本実施例では、熱伝導率が
極めて高い非晶質構造を有する炭素膜16により保護層
が構成されているため、チャネル部12aに近い素子表
面側から効果的に熱を放散させることができる。しか
も、素子裏面側においても、発生した熱がヒートシンク
18から効果的に放散され得る。
【0030】さらに、本実施例では、非晶質構造を有す
る炭素膜16は、前述したように、素子表面側に比べ
て、半導体層12側が水素含有濃度が高くなるように厚
み方向に傾斜機能構造を有する。従って、半導体層12
上に、半導体層12に反りを生じさせることなく成膜す
ることができ、かつ非晶質構造を有する炭素膜16の剥
離が生じ難い。これを、図2〜図8を参照して説明す
る。
【0031】図2は、非晶質構造を有する炭素膜を基板
上に形成した状態を説明するための断面図である。基板
20上に、非晶質構造を有する炭素膜21が形成されて
おり、該非晶質構造を有する炭素膜21は、基板20か
ら炭素膜21の表面に向けて連続的に水素濃度が低くな
るような傾斜機能構造を有するように構成されている。
このようにして、水素濃度が基板20側において高くさ
れているため、基板20に接する側の内部応力や硬度が
小さくされているため、基板20に反りを与えることな
く非晶質構造を有する炭素膜21を形成することがで
き、かつ該非晶質構造を有する炭素膜21の剥離も生じ
難い。
【0032】また、本発明における厚み方向に傾斜機能
構造を有する炭素膜は、図2に示したように厚み方向に
連続的に水素濃度が変化されているものに限定されず、
図3に示す非晶質構造を有する炭素膜22のように、水
素濃度が相対的に低い層22aと、水素濃度が相対的に
高い層22bとを有するように階段状に水素濃度が変化
されて傾斜機能構造が設けられていてもよい。
【0033】また、上記傾斜機能構造を階段状に形成さ
れる場合、図3に示した2層構造のものに限定されず、
3層以上の多層構造として傾斜機能構造を設けてもよ
い。上記のような傾斜機能構造を有する非晶質炭素膜の
形成は、例えば図4に示すECRプラズマCVD装置を
用いて行うことができる。図3を参照して、真空チャン
バ31の内部にはプラズマ発生室32と、基板20が配
置される反応室が設けられている。プラズマ発生室32
には、導波管33の一端が取り付けられており、導波管
33の他端にはマイクロ波供給手段34が設けられてい
る。マイクロ波供給手段34で発生したマイクロ波が、
導波管33及びマイクロ波導入窓35を通って、プラズ
マ発生室32に導かれる。
【0034】プラズマ発生室32には、プラズマ発生室
32内にアルゴン(Ar)ガス等の放電ガスを導入させ
るための放電ガス導入管36が設けられている。また、
プラズマ発生室32の周囲には、プラズマ磁界発生装置
37が設けられている。真空チャンバ31内の反応室に
は、ドラム状の基板ホルダー38が図4の紙面に垂直な
回転軸のまわりを回転し得るように設けられている。基
板ホルダー38には、モーター(図示せず)が連結され
ている。基板ホルダー38の外周面には、複数の基板2
0が等しい間隔で装着されている。基板ホルダー38に
は、高周波電源39が接続されている。
【0035】また、基板ホルダー38の周囲には、金属
製の筒状のシールドカバー40が基板ホルダー38から
所定の距離を隔てて設けられている。シールドカバー4
0は、アース電位に接続されている。
【0036】シールドカバー40には、開口部41が形
成されており、開口部41を通り、プラズマが基板20
に放射されるように構成されている。真空チャンバー3
1内には、反応ガス導入管42が設けられている。反応
ガス導入管42の先端は、開口部41の上方に位置して
いる。
【0037】図5は、上記反応ガス導入管42の先端部
分近傍を示す平面図である。図5を参照して、反応ガス
導入管42は、外部から真空チャンバー内にCH4 ガス
を導入するガス導入部42aと、ガス導入部42aに対
して垂直方向に接続されたガス放出部42bとを有す
る。ガス放出部42bは、基板ホルダー38の回転方向
Aに対して垂直方向に配置されており、かつ開口部41
の上方の回転方向上流側に位置するように設けられてい
る。ガス放出部42bには、下方に向けて約45°の方
向に複数の孔43が形成されている。複数の孔43が設
けられているため、CH4 ガスが、該孔43からほぼ均
等に放出される。
【0038】上記装置を用い、基板20上に、図2に示
した非晶質構造を有する炭素膜を形成する方法の一例を
具体的に説明する。まず、真空チャンバー31内を例え
ば10-5〜10-7Torrに配置し、基板ホルダー38
を所定の速度で回転させる。次に、放電ガス導入管36
からArガスを5.7×10-4Torrで供給し、マイ
クロ波供給手段34から、2.45MHz、100Wの
マイクロ波を供給し、プラズマ発生室32内に発生した
Arプラズマを基板20の表面に放射する。これと同時
に、反応ガス導入管42からCH4 ガスを1.3×10
-3Torrで供給しつつ、13.56MHzの高周波電
力を基板ホルダー38に印加する。高周波電力の印加に
際しては、図6に示すように、基板に発生する自己バイ
アス電圧が成膜初期において0Vであり、成膜終了時の
15分後において−150Vとなるように高周波電力を
調整しつつ印加した。
【0039】上記の工程により、基板20上に、膜厚3
000Åの非晶質構造を有する炭素膜20を形成するこ
とができた。図7は、基板ホルダーに発生する自己バイ
アス電圧と、該自己バイアス電圧のときに形成される非
晶質構造を有する炭素膜の硬度、内部応力及び水素濃度
との関係を示す図である。これらの測定値は、図4に示
す装置において、基板ホルダー38に発生する自己バイ
アス電圧を一定にした条件で非晶質構造を有する炭素膜
を形成し、得られた炭素膜の各特性を測定することによ
り得た数値である。また、図7における各特性は、自己
バイアス電圧を変化させて非晶質構造を有する炭素膜を
形成し、各特性値を測定することにより、これらの関係
を求めて作製したものである。
【0040】図7から明らかなように、自己バイアス電
圧を変化させることにより、硬度、内部応力及び水素濃
度を変化させ得ることがわかる。従って、非晶質構造を
有する炭素膜21の形成に際し、自己バイアス電圧を0
から−150Vに変化させることにより、厚み方向に傾
斜機能構造を有する炭素膜を形成し得ることがわかる。
すなわち、非晶質構造を有する炭素膜の基板20側の界
面近傍において、水素含有濃度が高く、表面側において
水素含有濃度が低くなるように傾斜機能構造を与えれ
ば、基板20との界面近傍における硬度及び応力を低め
ることができ、基板20に対する非晶質構造を有する炭
素膜21の密着性を高め得ることがわかる。
【0041】次に、図3に示した2層構造の非晶質構造
を有する炭素膜22の形成方法の一例を説明する。炭素
膜の形成条件は、自己バイアス電圧以外は、上述した炭
素膜21の形成の場合と同様とした。自己バイアス電圧
については、図8に示すように、成膜開始から5分後ま
での5分間について0Vとし、その後の15分後までの
間の10分間は−150Vとした。このような工程によ
り、基板20上に、膜厚3000Åの非晶質構造を有す
る炭素膜22を形成した。この場合、自己バイアス電圧
0Vに形成された層が、図3に示した相対的に水素含有
濃度が高い非晶質炭素膜22aとなり、自己バイアス電
圧−150Vで形成した層が非晶質炭素膜層22bとな
る。
【0042】上記のように、図4及び図5を参照して説
明した装置を用いることにより、厚み方向に傾斜機能構
造を有する非晶質炭素膜21,22を形成することがで
き、その場合、下地の基板20に対する密着性が十分で
あり、下地の基板20の反り等が生じ難いことがわか
る。
【0043】図1に戻り、上述した実施例の半導体層1
1では、非晶質構造を有する炭素膜16は、図2に示し
た非晶質構造を有する炭素膜21と同様に構成されてい
る。従って、図4及び図5を参照して説明した装置を用
い、かつ前述した方法を実施例することにより、半導体
層12に対する密着性に優れ、かつ半導体層12の反り
が生じ難い、非晶質構造を有する炭素膜16を形成し得
ることがわかる。
【0044】次に、第1の実施例にかかる半導体素子1
において、チャネル部の発熱に伴う熱が素子表面側から
効果的に放散されることを、具体的な実験例に基づき説
明する。
【0045】図1に示した第1の実施例の半導体素子1
1を、下記の具体的な条件で作製した。すなわち、半導
体層12として、100μmの厚みのGaAs層、ゲー
ト電極13としてAu/Pd/Ti三層構造を有する厚
み5000Åの電極を、ソース電極14及びドレイン電
極15として、Au/Ni二層構造よりなる厚み200
0Åの電極を形成し、ゲート幅1m当たり100mAの
電流が流れ得る電界効果型トランジスタを構成した。保
護層として、厚み5000Åの非晶質構造を有する炭素
膜16を前述した方法に従って、自己バイアス電圧を0
〜−150Vの間で変化させて作製した。また、ヒート
シンク18については、銅リードフレームを用いた。
【0046】上記のようにして得られた半導体素子11
を動作させ、その素子表面温度を放射温度計で測定し
た。結果を図9に示す。図9における横軸の位置は、図
9の下方に示す半導体素子の非晶質構造を有する炭素膜
16の一端から他端までの位置を示す。
【0047】比較のために、図14に示した従来の半導
体素子1についても、同様にして動作させて表面温度を
測定し、図15に結果を示した。なお、比較のために用
意した半導体素子1では、保護膜6をSiN膜で構成し
たことを除いては、半導体素子11と同様にして構成し
た。
【0048】図9及び図15から明らかなように、従来
の半導体素子1では、チャネル部2aの上方において素
子表面温度が50℃程度と高く、かつ保護膜6の領域に
よって表面温度に著しい差のあることがわかる。従っ
て、チャネル部における発熱を、素子表面側から十分に
放散させ得ないことがわかる。
【0049】これに対して、第1の実施例にかかる半導
体素子11では、非晶質構造を有する炭素膜の部分的な
表面温度差が少なく、かつチャネル部の上方において
も、表面温度が34℃程度と低いことがわかる。従っ
て、半導体素子11の表面側からチャネル部で発生した
熱を効果的に放散していることがわかる。
【0050】第2の実施例 図10は、本発明の第2の実施例にかかる半導体素子を
説明するための断面図である。図10において、半導体
素子51は、電界効果型トランジスタに適用したもので
あり、第1の実施例の半導体素子11と異なるところ
は、保護層の構成にあり、その他の点は同一であるた
め、第1の実施例と同一部分については、同一の参照番
号を付することによりその説明は省略する。
【0051】第2の実施例にかかる半導体素子51が異
なるところでは、保護層が、ソース電極14及びドレイ
ン電極15上に形成されている絶縁材料層52,53
と、絶縁材料層52,53間に形成された非晶質構造を
有する炭素膜54とにより構成されていることにある。
図10から明らかなように、非晶質構造を有する炭素膜
54は、絶縁材料層52,53間に配置されているが、
端部において絶縁材料層52,53の上面に至るように
形成されている。
【0052】絶縁材料層52,53は、SiNやSiO
2 などの従来より半導体素子の絶縁膜として慣用されて
いる適宜の材料で構成することができ、その厚みは、通
常、3000〜10000Å程度とされる。また、非晶
質構造を有する炭素膜54についても同様の厚みとされ
ている。
【0053】もっとも、本実施例では、非晶質構造を有
する炭素膜54は、チャネル部12aが設けられている
領域上にだけ存在する。しかしながら、半導体素子51
において動作に際し発熱する部分はチャネル領域12a
であるため、チャネル領域12aの上方において保護層
の一部が非晶質構造を有する炭素膜55で構成されてい
るので、第1の実施例の場合と同様に素子表面側から、
発熱部分すなわちチャネル部12aで発生した熱を効果
的に放散することができる。これを、図11を参照して
具体的な実験例に基づき説明する。
【0054】図11は、第2の実施例にかかる半導体素
子51を、図9に示した第1の半導体素子11の場合と
同様にして構成し、その素子表面温度を測定した結果を
示す図である。半導体素子51の作製にあたっては、図
9に示した半導体素子11の場合と同様とし、ただし、
電極14,15上に厚み5000ÅのSiO2 よりなる
絶縁材料層52,53を形成し、さらに同じく厚み50
00Åの厚み方向に傾斜機能構造を有する非晶質構造を
有する炭素膜54を形成した。この傾斜機能構造を有す
る炭素膜54の形成方法は、図1に示した半導体素子1
1における非晶質構造を有する炭素膜16と同様とし
た。図11から明らかなように、第1の実施例の場合に
比べてチャネル部上方における素子表面温度が若干高く
なるものの、全体として表面温度分布のばらつきが少な
く、かつチャネル部12a上における素子表面温度が3
5℃程度と、従来の半導体素子1の場合(図15参照)
に比べて低め得ることがわかる。よって、第2の実施例
においても、素子表面側からチャネル部12aで発生し
た熱を効果的に放散し得ることがわかる。
【0055】変形例 上述した第1,第2にかかる半導体素子11,51で
は、非晶質構造を有する炭素膜が、半導体層上に直接形
成されていたが、図12及び図13にそれぞれ、断面図
で示すように、非晶質構造を有する炭素膜と、半導体層
12との間に絶縁材料よりなる中間層61,62を形成
してもよい。
【0056】図12は、第1の実施例にかかる半導体素
子11において上記中間層61を形成した変形例を示
し、ここでは、厚み50〜500Å程度の中間層61が
形成されている。この中間層を構成する材料としては、
従来より半導体素子において絶縁膜材料として慣用され
ている適宜の材料、例えば酸化シリコン膜、窒化シリコ
ン膜、窒化アルミニウム膜などを用いることができる。
【0057】同様に、図13に示す構造では、第2の実
施例において非晶質構造を有する炭素膜54と半導体層
12との間に同じく厚み50〜500Å程度の中間層6
2が形成されている。中間層62についても、中間層6
1と同様に材料で構成することができる。
【0058】図12及び図13に示した変形例では、非
晶質構造を有する炭素膜16,54と半導体層12との
間に、上記中間層61,62が形成されているが、この
場合においても、中間層の厚みが50〜500Å程度と
比較的薄いため、やはりチャネル部12aで発生した熱
をチャネル部の上方に位置している非晶質構造を有する
炭素膜16,54により効果的に素子表面側に放散させ
ることができる。
【0059】また、前述してきた第1,第2の実施例及
び上記変形例では、何れの場合においても、非晶質構造
を有する炭素膜16,54において、上記特定の傾斜機
能構造が与えられていたが、傾斜機能構造を有しない、
水素含有濃度が厚み方向において均一な非晶質構造を有
する炭素膜を用いてもよい。この場合には、例えば、図
4及び図5を参照して説明した装置を用いて非晶質構造
を有する炭素膜を形成する場合、上記自己バイアス電圧
は一定とすればよく、例えば、−50Vとすることによ
り、水素含有濃度が23%の均一な非晶質構造を有する
炭素膜を形成することができる。この場合においても、
非晶質構造を有する炭素膜の水素含有濃度が23%であ
るため、その熱伝導率は700W/m・k程度と、Si
3 4 膜やSiO2 膜に比べて熱伝導率が極めて高い。
従って、素子表面からチャネル部で発生した熱を効果的
に放散させることができる。
【0060】また、上述してきた実施例及び変形例は、
電界効果型トランジスタに適用したものであるが、本発
明は、電界効果型トランジスタ以外の他の半導体素子、
特に動作に際して発生する熱量が大きい適宜の出力トラ
ンジスタなどに好適に使用することできることを指摘し
ておく。
【0061】
【発明の効果】本発明のかかる半導体素子の広い局面に
よれば、半導体素子の少なくとも発熱部分の上方におい
て、保護層が非晶質構造を有する炭素膜を有するように
構成されているため、該非晶質構造を有する炭素膜の熱
伝導率が高く、かつ素子表面と発熱部分との間の距離が
短いため、発熱部分で発生した熱を半導体素子の表面側
から効果的に放散させることができる。従って、例え
ば、高出力トランジスタなどのように発熱量の大きな半
導体素子に利用した場合であっても、安定に動作し得る
半導体素子を構成することが可能となる。
【0062】また、上記非晶質構造を有する炭素膜にお
いて、素子表面側に比べて半導体層側が水素含有濃度が
高くなるように構成した場合には、半導体層側において
非晶質構造を有する炭素膜の硬度及び内部応力が低減さ
れるため、下地となる半導体層や他の層に反りを生じる
ことなく、かつ下地に対する密着性に優れた非晶質構造
を有する炭素膜を形成することができる。
【0063】また、非晶質構造を有する炭素膜と、半導
体層との間に絶縁材料よりなる中間層を形成した場合に
は、保護層が中間層及び非晶質構造を有する炭素膜によ
り構成されるが、この場合であっても、中間層の厚みが
かなり薄いため、非晶質構造を有する炭素膜の高熱伝導
性を利用して、同様に半導体素子表面から発熱部分で発
生した熱を効果的に放散させることができる。加えて、
中間層を形成した構造では、非晶質構造を有する炭素膜
の形成にあたり、該炭素膜の内部応力が半導体層に直接
加わり難いため、中間層を構成する絶縁材料を選択する
ことにより、より一層密着性に優れた非晶質構造を有す
る炭素膜を形成することができるとともに、半導体層の
反りを防止することができる。
【0064】半導体素子が電界効果型トランジスタであ
り、少なくともチャネル部上に非晶質構造を有する炭素
膜が保護層として配置されている構成の場合には、上記
非晶質構造を有する炭素膜によりチャネル部で発生した
熱が素子表面側に効果的に放散されるため、出力を高め
た場合であっても安定に動作し得る電界効果型トランジ
スタを提供することができる。
【0065】同様に、電界効果型トランジスタであり、
ソース電極及びドレイン電極上に絶縁材料層を形成し、
絶縁材料層間に非晶質構造を有する炭素膜を形成した構
造においも、ソース電極とドレイン電極との間のチャネ
ル部の上方に非晶質構造を有する炭素膜が位置すること
になるため、チャネル部で発生した熱を素子表面側に効
果的に放散させることができる。従って、出力を高めた
場合であっても安定に動作し得る電界効果型トランジス
タを提供することができる。
【0066】さらに、本発明において半導体層の上記保
護層が形成されている側とは反対側の面にヒートシンク
を接合した構造では、ヒートシンクにより半導体素子の
裏面側からも熱が放散されるため、発熱部分における温
度上昇をより一層抑制することができる。従って、例え
ば出力トランジスタでは、トランジスタのより一層の高
出力化を果たすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例にかかる半導体素子を説
明するための断面図。
【図2】厚み方向に水素含有濃度が連続的に変化してい
る傾斜機能構造を有する炭素膜を説明するための断面
図。
【図3】厚み方向に水素含有濃度が異なる層が積層され
て傾斜機能構造が構成されている、非晶質構造を有する
炭素膜を説明するための断面図。
【図4】傾斜機能構造を有する炭素膜を形成するための
ECRプラズマCVD装置を説明するための概略構成
図。
【図5】図4に示したECRプラズマCVD装置の開口
部近傍を示す平面図。
【図6】成膜時間と自己バイアス電圧との関係を示す
図。
【図7】(a)〜(c)は、自己バイアス電圧と、硬
度、内部応力及び水素濃度との関係を示す図。
【図8】図3に示した傾斜機能構造型の非晶質構造を有
する炭素膜を形成するための成膜時間と自己バイアス電
圧との関係を示す図。
【図9】第1の実施例の半導体素子における動作時の素
子表面温度の分布を示す図。
【図10】第2の実施例にかかる半導体素子を説明する
ための断面図。
【図11】第2の実施例にかかる半導体素子における動
作時の素子表面温度の分布を示す図。
【図12】第1の実施例にかかる半導体素子の変形例を
説明するための断面図。
【図13】第2の実施例にかかる半導体素子の変形例を
示す断面図。
【図14】従来の半導体素子の一例を示す断面図。
【図15】従来の半導体素子の他の例を示す断面図。
【図16】従来の半導体素子における素子表面温度の分
布を示す図。
【符号の説明】
11…半導体素子 12…半導体層 13…ゲート電極 14…ソース電極 15…ドレイン電極 16…非晶質構造を有する炭素膜 17…素子チップ 18…ヒートシンク 51…半導体素子 52,53…絶縁材料層 54…非晶質構造を有する炭素膜 61,62…中間層
フロントページの続き (72)発明者 平野 均 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 蔵本 慶一 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 堂本 洋一 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体層と、半導体層上に形成された電
    極と、前記半導体層上の電極を被覆するように形成され
    た保護層とを備える半導体素子において、 前記半導体層の少なくとも発熱部分の上方において、前
    記保護層が非晶質構造を有する炭素膜を有することを特
    徴とする、半導体素子。
  2. 【請求項2】 前記非晶質構造を有する炭素膜におい
    て、表面側に比べて半導体層側が水素含有濃度が高くな
    るように傾斜機能構造が設けられている、請求項1に記
    載の半導体素子。
  3. 【請求項3】 前記非晶質構造を有する炭素膜と前記半
    導体層との間に絶縁材料よりなる中間層が形成されてお
    り、中間層及び非晶質構造を有する炭素膜により前記保
    護層が構成されている、請求項1または2に記載の半導
    体素子。
  4. 【請求項4】 前記半導体素子が電界効果型トランジス
    タであり、半導体層上に前記電極としてゲート電極、ド
    レイン電極及びソース電極が形成されており、少なくと
    も、ソース電極とドレイン電極とが形成されている部分
    の間の半導体層に構成されているチャネル部上に、前記
    非晶質構造を有する炭素膜が保護層として配置されてい
    る、請求項1〜3の何れかに記載の半導体素子。
  5. 【請求項5】 前記半導体素子が電界効果型トランジス
    タであり、前記電極としてゲート電極、ソース電極及び
    ドレイン電極が形成されており、かつ前記ソース電極及
    びドレイン電極上に絶縁材料層が形成されており、該絶
    縁材料層間において、非晶質構造を有する炭素膜が形成
    されている、請求項1〜3の何れかに記載の半導体素
    子。
  6. 【請求項6】 前記半導体層の保護層が形成されている
    側とは反対側の面にヒートシンクが接合されている、請
    求項1〜5の何れかに記載の半導体素子。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006037153A (ja) * 2004-07-26 2006-02-09 Shinko Seiki Co Ltd 成膜装置および成膜方法
JP2007157829A (ja) * 2005-12-01 2007-06-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体装置
US7396735B2 (en) 2002-12-09 2008-07-08 Kabushiki Kaisha Toyota Chuo Kenkyusyo Semiconductor element heat dissipating member, semiconductor device using same, and method for manufacturing same
JP2008210847A (ja) * 2007-02-23 2008-09-11 Jtekt Corp 回路構造
JP2012169545A (ja) * 2011-02-16 2012-09-06 Fujitsu Ltd 半導体装置、電源装置、増幅器及び半導体装置の製造方法

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