JPH10321704A - 基板移載機 - Google Patents

基板移載機

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JPH10321704A
JPH10321704A JP14463397A JP14463397A JPH10321704A JP H10321704 A JPH10321704 A JP H10321704A JP 14463397 A JP14463397 A JP 14463397A JP 14463397 A JP14463397 A JP 14463397A JP H10321704 A JPH10321704 A JP H10321704A
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JP
Japan
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link
distal end
clamp
wafer
ball screw
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Application number
JP14463397A
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English (en)
Inventor
Yukinori Yuya
幸則 油谷
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Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】枚葉式半導体製造装置に於いて、複数の被処理
基板を一度に移載可能とし、スループットの向上を図
る。 【解決手段】昇降可能且回転可能な進退機構部25を有
し、該進退機構部に水平方向に進退可能にチャッキング
ヘッド26が設けられ、該チャッキングヘッドに複数の
クランプ30,34が設けられ、該各クランプに基板搬
送プレート33,37が上下に取付けられると共に少な
くとも1つのクランプが前記チャッキングヘッドの進退
方向と直交する方向に移動可能に支持された構成とし、
一度に複数の被処理基板を基板搬送プレート上に受載
し、枚葉式反応室内に一度に複数の被処理基板を平置き
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体製造過程に於
いて、ウェーハ等の被処理基板を移載する基板移載機に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】ウェーハ等被処理基板表面に多数の半導
体素子を形成する為、被処理基板に成膜等種々の処理を
行う半導体製造装置には多数の被処理基板を一度に処理
するバッチ式のものと、被処理基板を1枚或は複数枚ず
つ処理する枚葉式のものがある。いずれの場合も半導体
製造装置内部での被処理基板の移載は基板移載機によっ
て行われ、バッチ式の場合には基板搬送プレートが複数
枚設けられた基板移載機により一度に複数の被処理基板
が移載され、枚葉式の場合には被処理基板を1枚ずつ基
板移載機により移載している。
【0003】先ず、図16〜図20に於いて、従来のウ
ェーハ移載機を具備するバッチ式の半導体製造装置の概
略を説明する。
【0004】筐体1の前面にはカセット投入口2が設け
られ、該カセット投入口2の後方にはカセットローダ3
が設けられ、該カセットローダ3の後方にはカセット棚
4が設けられ、該カセット棚4の上方にはバッファカセ
ット棚5が設けられ、前記カセット棚4の後方にはウェ
ーハ移載機6が設けられている。
【0005】該ウェーハ移載機6は昇降可能且回転可能
な進退機構部7を有し、該進退機構部7には水平方向に
進退可能にチャッキングヘッド8が設けられている。該
チャッキングヘッド8にはウェーハ搬送プレート9が鉛
直方向に所要段(図示では5段)取付けられている。
【0006】前記ウェーハ移載機6の後方上部には反応
室10が設けられ、該反応室10の下方には図示しない
ボートエレベータが設けられ、該ボートエレベータによ
りウェーハ20が装填されたボート11が前記反応室1
0内部に挿入引出し可能に設けられている。
【0007】前記ボート11について説明する。下部に
は底板12が設けられ、該底板12には複数本、図示で
は4本の支柱13が立設され、該支柱13の上端には天
板14が水平に冠着されている。前記各支柱13には鉛
直方向に複数の爪15が等間隔で多段に、且、前記各支
柱13の各段の前記爪15が同一平面内にある様、水平
内向きに固着され、該爪15上にウェーハ20が載置さ
れる。
【0008】該ウェーハ20は図示しないウェーハカセ
ットに装填された状態で前記筐体1外部から前記カセッ
ト投入口2を介して前記カセットローダ3上に授受さ
れ、該カセットローダ3により前記カセット棚4、前記
バッファカセット棚5の所要位置に前記ウェーハカセッ
ト(図示せず)が収納される。
【0009】前記ウェーハ移載機6のチャッキングヘッ
ド8を後退させ、前記ウェーハ搬送プレート9が前記進
退機構部7より突出しない状態として該進退機構部7を
回転させ、前記チャッキングヘッド8を前記カセット棚
4の所要位置に対峙させる。前記チャッキングヘッド8
を前進させ、前記ウェーハ搬送プレート9を前記カセッ
ト棚4の前記ウェーハカセット(図示せず)内に挿入
し、図示しない移載機エレベータにより前記進退機構部
7を若干上昇させ、複数枚の前記ウェーハ20を前記各
ウェーハ搬送プレート9上に受載する。
【0010】前記チャッキングヘッド8を後退させ、前
記ウェーハ搬送プレート9が前記進退機構部7より突出
しない状態として該進退機構部7を回転させ、前記チャ
ッキングヘッド8を下降状態にある前記ボート11の所
要位置に対峙させる。前記チャッキングヘッド8を前進
させ前記ウェーハ搬送プレート9を前記ボート11内に
挿入し、図示しない移載機エレベータにより前記進退機
構部7を若干下降させ複数枚の前記ウェーハ20を前記
各爪15に載置する。
【0011】前記ボート11の所要段数の前記爪15上
に前記ウェーハ20が装填される迄、前述した動作を繰
り返し行う。
【0012】前記ボートエレベータ(図示せず)は前記
ボート11を前記反応室10内に装入し、前記ボート1
1に装填された複数枚の前記ウェーハ20が一度に成膜
等処理され、該ウェーハ20への処理が完了すると、前
記ボート11を前記反応室10より引出す。
【0013】処理後の前記ウェーハ20は前記筐体1外
部から前記ボート11への移載の手順と逆の手順を行う
ことで前記ボート11から前記カセット棚4の前記ウェ
ーハカセット(図示せず)への移載が行われ、更に、該
ウェーハカセットは前記筐体1外部に搬出される。
【0014】次に図21に於いて、被処理基板を2枚ず
つ処理する枚葉式半導体製造装置の概略を説明する。
【0015】枚葉式反応室16は石英製の偏平な気密容
器17で画成され、該気密容器17内部には2組のウェ
ーハ支持台18,19が対称的に設けられ、該各ウェー
ハ支持台18,19上に2枚のウェーハ20,21が平
置き可能となっている。前記気密容器17の1側面には
図示しないウェーハ搬送口が図示しないゲートバルブに
より気密に閉塞可能に設けられている。
【0016】枚葉式半導体製造装置に於けるウェーハ移
載機(図示せず)はウェーハを受載する為のウェーハ搬
送プレート9が1枚であり、ウェーハを1枚ずつ移載す
る構成となっている。
【0017】前記ウェーハ移載機(図示せず)は、前記
枚葉式反応室16の外部に位置する前記ウェーハ20,
21の収納室(図示せず)から前記ウェーハ搬送プレー
ト9上に前記ウェーハ20を受載し、前記ウェーハ搬送
口(図示せず)を通して前記ウェーハ支持台18上に載
置する。前記ウェーハ21についても同様の手順で前記
ウェーハ支持台19上に載置する。
【0018】前記ウェーハ搬送口(図示せず)が気密に
閉塞され、2枚の前記ウェーハ20,21が成膜処理さ
れ、成膜処理が完了すると、2枚の該ウェーハ20,2
1は1枚ずつ順次、前述した手順と逆の手順で前記ウェ
ーハ移載機(図示せず)により前記ウェーハ搬送口(図
示せず)を通して外部へ引出される。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のバッチ
式半導体製造装置では、多数のウェーハを一度に処理
し、又、ウェーハの移載も複数枚を一度に行うのでウェ
ーハのスループットは優れているが、ボートにウェーハ
が鉛直方向に多段に装填されている為、各ウェーハ間で
成膜温度等の成膜処理条件を均等とし、各ウェーハ間の
膜厚を均一に処理するのは困難であった。
【0020】各ウェーハ間の膜厚の均一性を向上させ、
同一ウェーハ面内での膜厚の向上を図り、多様な顧客の
要求に応える為の半導体製造装置として、バッチ式半導
体製造装置に対し、1枚ずつ処理を行う枚葉式の半導体
製造装置がある。ウェーハを1枚ずつ処理する枚葉式半
導体製造装置では、処理したウェーハの膜厚、膜質の均
一性には優れているがウェーハを1枚ずつ処理する為、
ウェーハのスループットの向上が図れないという問題が
あった。前述した枚葉式の半導体製造装置はスループッ
トを向上させる為、2枚のウェーハを平面的に収納し、
2枚同時に処理する枚葉式半導体製造装置として具体化
されている。ところが、前述した様に該枚葉式半導体製
造装置に対応するウェーハ移載機はウェーハを1枚ずつ
搬送するものであり、ウェーハの移載についてはウェー
ハを1枚ずつ処理する従来のものと同じであり、総合的
にはスループットは向上しないという問題があった。
【0021】本発明は斯かる実情に鑑み、枚葉式半導体
製造装置に於いて、2枚の被処理基板を一度に移載可能
とし、スループットの向上を図るものである。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明は、昇降可能且回
転可能な進退機構部を有し、該進退機構部に水平方向に
進退可能にチャッキングヘッドが設けられ、該チャッキ
ングヘッドに複数のクランプが設けられ、該各クランプ
に基板搬送プレートが上下に取付けられると共に少なく
とも1つのクランプが前記チャッキングヘッドの進退方
向と直交する方向に移動可能に支持された基板移載機に
係り、前記チャッキングヘッドに一対のラックスライダ
を対向させて設け、該一対のラックスライダの間にピニ
オンを噛合させ、該各ラックスライダにそれぞれクラン
プを設けた基板移載機に係り、前記チャッキングヘッド
にボールネジが設けられ、該ボールネジの中央部にギア
を形成すると共に前記ボールネジの左右にそれぞれ左螺
子、右螺子を刻設し、前記ギアに駆動ギアを噛合すると
共に前記左螺子、右螺子にそれぞれナットを螺合し、該
各ナットにそれぞれクランプを設けた基板移載機に係
り、前記チャッキングヘッドに同一の垂直軸心を中心に
回転自在な従動傘歯車を上下一対設け、該従動傘歯車に
駆動傘歯車を噛合し、前記上段の従動傘歯車に上段クラ
ンプを設け、前記下段の従動傘歯車に下段クランプを設
けた基板移載機に係り、前記チャッキングヘッドにボー
ルネジが回転自在に設けられ、該ボールネジの基端側に
ナットが螺合され、該ナットに第1リンクの基端部が枢
着されると共に第2リンクの基端部が枢着され、前記第
1リンクの先端部と第3リンクの基端部が回転自在に連
結され、前記第2リンクの先端部と第4リンクの基端部
が回転自在に連結され、前記第3リンクの先端部及び前
記第4リンクの先端部が前記ボールネジの先端部に枢着
され、前記第1リンク、第2リンク、第3リンク、第4
リンクにより四辺形リンクが形成され、前記第1リンク
の先端部、第2リンクの先端部にそれぞれクランプが固
着された基板移載機に係り、前記チャッキングヘッドに
ボールネジが回転自在に設けられ、該ボールネジの基端
側にナットが螺合され、該ナットに第1リンクの基端部
が枢着されると共に第2リンクの基端部が枢着され、前
記第1リンクの先端部と第3リンクの基端部が回転自在
に連結され、前記第2リンクの先端部と第4リンクの基
端部が回転自在に連結され、前記第3リンクの先端部及
び前記第4リンクの先端部が前記ボールネジの先端部に
枢着され、前記第1リンク、第2リンク、第3リンク、
第4リンクにより四辺形リンクが形成され、前記第1リ
ンクの先端部、第2リンクの先端部にそれぞれクランプ
が回転自在に設けられ、該各クランプが平行移動する様
にガイドされた基板移載機に係り、一度に複数の被処理
基板を基板搬送プレート上に受載し、枚葉式反応室内に
一度に複数の前記被処理基板を平置きする。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態を説明する。尚、従来と同様のものは同符号
を付し、説明は省略する。
【0024】先ず、図1〜図4、及び図21を参照しつ
つ本発明の第1の実施の形態を説明する。
【0025】ウェーハ移載機24は昇降可能且回転可能
な進退機構部25を有し、該進退機構部25には水平方
向に進退可能にチャッキングヘッド26が設けられてい
る。該チャッキングヘッド26は右側部分26aと左側
部分26bにより構成され、前記右側部分26a、左側
部分26bは前記チャッキングヘッド26の進退方向に
対して直交する方向に近接離反可能に前記進退機構部2
5に設けられている。
【0026】前記右側部分26aには前記左側部分26
bに突出する上段ラックスライダ27が設けられ、前記
左側部分26bには前記上段ラックスライダ27の直下
方向に下段ラックスライダ28が設けられ、前記上段ラ
ックスライダ27、前記下段ラックスライダ28には両
者の間に設けられたピニオン29が噛合し、該ピニオン
29は図示しないモータにより回転される様になってい
る。
【0027】前記上段ラックスライダ27の上面には平
面形状がL字形を成す上段クランプ30が水平に設けら
れ、該上段クランプ30は基端側の上段ラック固着部3
1と先端側の上段プレート受載部32で構成され、前記
上段ラック固着部31は前記上段ラックスライダ27の
上面に固着され、前記上段プレート受載部32には短冊
状の上段ウェーハ搬送プレート33が取付けられる。
又、前記下段ラックスライダ28の下面には前記上段ク
ランプ30と対称なL字形を成す下段クランプ34が水
平に設けられ、該下段クランプ34は基端側の下段ラッ
ク固着部35と先端側の下段プレート受載部36で構成
され、前記下段ラック固着部35は前記下段ラックスラ
イダ28の下面に固着され、前記下段プレート受載部3
6には短冊状の下段ウェーハ搬送プレート37が取付け
られる。
【0028】尚、2つのラックスライダ27,28は上
下でなく前後に対向させて設けてもよい。
【0029】以下、ウェーハの移載作業、特に枚葉式反
応室16内へウェーハ20,21を装入する場合につい
て説明する。
【0030】前記上段プレート受載部32、前記下段プ
レート受載部36が上下に重合った状態で前記チャッキ
ングヘッド26を前進させ、前記上段ウェーハ搬送プレ
ート33、前記下段ウェーハ搬送プレート37を上下方
向に所要段ウェーハが装填されたウェーハカセット(図
示せず)内に挿入し、図示しない移載機エレベータによ
り前記進退機構部25を若干上昇させ、前記上段ウェー
ハ搬送プレート33上に前記ウェーハ20、前記下段ウ
ェーハ搬送プレート37上に前記ウェーハ21をそれぞ
れ受載する。前記進退機構部25を前記枚葉式反応室1
6の前記ウェーハ搬送口(図示せず)に対峙させ、前記
モータ(図示せず)により前記ピニオン29を回転さ
せ、前記上段ラックスライダ27、前記下段ラックスラ
イダ28を離反方向にスライドさせ、前記上段クランプ
30と前記下段クランプ34を離反させる。前記上段ウ
ェーハ搬送プレート33及び前記下段ウェーハ搬送プレ
ート37上の前記各ウェーハ20,21の中心点の距離
を前記枚葉式反応室16内に平置きされるウェーハの中
心点間の距離と等しくする。前記チャッキングヘッド2
6を前進させ、前記上段ウェーハ搬送プレート33及び
前記下段ウェーハ搬送プレート37を前記枚葉式反応室
16内に装入し、図示しない移載機エレベータにより前
記進退機構部25を若干降下し、2枚の前記ウェーハ2
0,21をウェーハ支持台18,19に平置きする。
【0031】前記チャッキングヘッド26を後退させ、
前記上段ウェーハ搬送プレート33及び前記下段ウェー
ハ搬送プレート37を前記枚葉式反応室16から引出
す。前記モータ(図示せず)により前記ピニオン29を
前述した場合と反対方向に回転させ、前記上段ラックス
ライダ27、前記下段ラックスライダ28を近接方向に
スライドさせ、前記上段クランプ30と前記下段クラン
プ34を近接方向に移動させ、前記上段ウェーハ搬送プ
レート33及び前記下段ウェーハ搬送プレート37を重
合させる。而して、2枚のウェーハ20,21を同時に
移載することが可能となる。
【0032】前記枚葉式反応室16内からウェーハカセ
ットに移載する場合は、上述した手順と逆の手順によっ
て行われる。
【0033】次に図2、図5、図6を参照しつつ、本発
明の第2の実施の形態を説明する。尚、第1の実施の形
態と同等のものについては同符号を付し説明を省略す
る。
【0034】図5、図6中38はボールネジであり、該
ボールネジ38は前記チャッキングヘッド26の進退方
向に対して水平方向に直交し、前記右側部分26a、前
記左側部分26bに掛渡り回転自在に設けられている。
前記ボールネジ38の左右にそれぞれ左螺子、右螺子
(図示せず)が刻設され、中央部にはウォームホイール
39が刻設されている。該ウォームホイール39にはウ
ォーム40が噛合し、前記ウォーム40は図示しないモ
ータにより回転される様になっている。
【0035】前記ボールネジ38の左螺子部には第1ナ
ット41が螺合し、右螺子部には第2ナット42が螺合
し、前記第1ナット41には前記上段クランプ30が固
着され、前記第2ナット42には前記下段クランプ34
が固着されている。前記上段クランプ30と前記下段ク
ランプ34とは上下方向の位置が異なる様取付けられ、
前記上段クランプ30の下方に前記下段クランプ34が
干渉することなく所要の間隔を明け重合可能となってい
る。
【0036】以下、作動を説明する。
【0037】前記ウォーム40の回転によりウォームホ
イール39を介して前記ボールネジ38が回転し、前記
上段クランプ30と前記下段クランプ34とは互いに離
反し、前記上段ウェーハ搬送プレート33及び前記下段
ウェーハ搬送プレート37上の前記各ウェーハ20,2
1の中心点の距離を前記枚葉式反応室16内に平置きさ
れるウェーハの中心点間の距離と等しくすることができ
る。又、前記ウォームホイール39を前述の場合と反対
方向に回転することにより該ウォームホイール39を介
して前記ボールネジ38が逆転し、前記上段クランプ3
0と前記下段クランプ34は互いに近接し、共に重合す
る。
【0038】本実施の形態に於いても、上下に収納され
たウェーハ20,21を受載し、受載後水平に移動させ
て、2枚のウェーハ20,21を同時に平置きし、更に
平置きされた2枚のウェーハ20,21を同時に受載
し、受載したウェーハ20,21を上下に2段に収納さ
せることができる。
【0039】尚、上記第2の実施の形態に於いては、ボ
ールネジ46がウォームギアによって回転されている
が、傘歯車等、他の駆動装置によって回転されていても
よい。
【0040】次に図7〜図10を参照しつつ本発明の第
3の実施の形態を説明する。尚、第1の実施の形態と同
等のものについては説明を省略する。
【0041】前記チャッキングヘッド26内には同一の
垂直軸心を中心に回転自在な従動傘歯車43,44が上
下一対設けられ、該従動傘歯車43,44に駆動傘歯車
45が噛合し、該駆動傘歯車45は図示しないモータに
設けられている。前記従動傘歯車43の上面には前記上
段クランプ30が固着され、前記従動傘歯車44の下面
には前記下段クランプ34が固着されている。
【0042】以下作動を説明する。
【0043】前記駆動傘歯車45の回転により、前記従
動傘歯車43,44を介して前記上段クランプ30及び
前記下段クランプ34は互いに離反方向に水平回動す
る。而して、前記上段ウェーハ搬送プレート33及び前
記下段ウェーハ搬送プレート37上の前記各ウェーハ2
0,21の中心点の距離を前記枚葉式反応室16内に平
置きされるウェーハの中心点間の距離と等しくすること
ができる。又、前記駆動傘歯車45を前述の場合と反対
方向に回転することにより、前記従動傘歯車43,44
を介して前記上段クランプ30及び前記下段クランプ3
4は互いに近接方向に水平回動し、共に重合する。
【0044】次に図11〜図13を参照しつつ、本発明
の第4の実施の形態を説明する。尚、第1の実施の形態
と同等のものについては同符号を付し説明は省略する。
【0045】図1中の前記チャッキングヘッド26には
該チャッキングヘッド26の進退方向に延びるボールネ
ジ46が回転自在に設けられ、該ボールネジ46の基端
側(図11中左側)にはナット47が螺合されている。
該ナット47の上面には第1リンク48の基端部が第1
ピン49を介して枢着されると共に第2リンク50の基
端部が枢着されている。
【0046】前記第1リンク48の先端部と第3リンク
51の基端部とは第2ピン52を介して前記下段クラン
プ34に連結され、前記第1リンク48の先端部は前記
第2ピン52の中心線53と所要角度、図示では10°
を成し固着され、前記第3リンク51の基端部は前記第
2ピン52を中心として回転自在となっている。前記第
2リンク50の先端部と第4リンク54の基端部とは第
3ピン55を介して前記上段クランプ30に連結され、
前記第2リンク50の先端部は前記第3ピン55の中心
線56と所要角度、図示では10°を成し固着され、前
記第4リンク54の基端部は前記第3ピン55を中心と
して回転自在となっている。前記第3リンク51の先端
部、前記第4リンク54の先端部は第4ピン57を介し
て前記ボールネジ46の先端部に枢着される。
【0047】而して、前記第1リンク48、第2リンク
50、第3リンク51、第4リンク54により四辺形リ
ンクが構成される。該四辺形リンクは好ましくは前記第
1リンク48と第2リンク50、及び第3リンク51と
第4リンク54をそれぞれ等長とする。尚、特に図示し
ないが前記第4ピン57は前記ボールネジ46に嵌合し
たブロック等に固着され、該ボールネジ46に対しては
回転自在となっている。
【0048】以下作動を説明する。
【0049】前記ボールネジ46を回転させ前記ナット
47を前記ボールネジ46の先端方向へ移動させると、
前記ナット47と前記第4ピン57が接近することで前
記第2ピン52と前記第3ピン55は前記第3リンク5
1、第4リンク54を半径として描かれる円周に沿って
離反し、前記第1リンク48、第2リンク50は前記第
1ピン49を中心として角度を拡大しつつ前進する。従
って、前記上段クランプ30、下段クランプ34は相反
する方向に向きを変えながら離反する。
【0050】而して、前記上段ウェーハ搬送プレート3
3及び前記下段ウェーハ搬送プレート37上の前記各ウ
ェーハ20,21の中心点の距離を前記枚葉式反応室1
6内に平置きされるウェーハの中心点間の距離と等しく
することができ、上下2段で受載したウェーハを平置き
することができる。
【0051】又、前記ナット47が前記ボールネジ46
に沿って往復動をすることにより、前記上段クランプ3
0、下段クランプ34は左右前後に水平移動が可能とな
る為、ウェーハ搬送のストロークを長くとることがで
き、ウェーハの搬送が容易になる。
【0052】次に図14〜図15を参照しつつ、本発明
の第5の実施の形態を説明する。尚、第4の実施の形態
と同等のものについては同符号を付し説明は省略する。
【0053】第1リンク48の先端部と第3リンク51
の基端部とは第2ピン52を介して回転自在に連結さ
れ、第2リンク50の先端部と第4リンク54の基端部
とは第3ピン55を介して回転自在に連結されている。
前記第1リンク48と前記第3リンク51の連結部には
前記下段クランプ34が回転自在に設けられ、又、前記
第2リンク50と前記第4リンク54の連結部には前記
上段クランプ30が回転自在に設けられている。更に、
上段クランプ30及び下段クランプ34に図示しないス
ライド軸を掛渡して設け、前記上段クランプ30及び下
段クランプ34と前記スライド軸(図示せず)とは摺動
自在とする。
【0054】以下作動を説明する。
【0055】ボールネジ46を回転させナット47を前
記ボールネジ46の先端方向へ移動させると、前記ナッ
ト47と前記第4ピン57が接近することで前記第2ピ
ン52と前記第3ピン55は前記第3リンク51、第4
リンク54を半径として描かれる円周に沿って離反し、
前記第1リンク48、第2リンク50は前記第1ピン4
9を中心として角度を拡大しつつ前進する。従って、前
記上段クランプ30、下段クランプ34は前記スライド
軸(図示せず)に沿って互いに平行状態を保ちつつ、相
反する方向に離反する。而して、前記上段ウェーハ搬送
プレート33及び前記下段ウェーハ搬送プレート37上
の前記各ウェーハ20,21の中心点の距離を前記枚葉
式反応室16内に平置きされるウェーハの中心点間の距
離と等しくすることができ、上下2段で受載したウェー
ハを平置きすることができる。
【0056】又、前記ナット47が前記ボールネジ46
に沿って往復動をすることにより、前記上段クランプ3
0、下段クランプ34は左右前後に水平移動が可能とな
る為、ウェーハ搬送のストロークを長くとることがで
き、ウェーハの搬送が容易になる。
【0057】尚、上記実施の形態に於いては、前記チャ
ッキングヘッドに固定のクランプを設けて3段とし、前
記上段クランプ30、下段クランプ34が固定クランプ
に対して左右に対称に移動する様にすれば3枚のウェー
ハを同時に移載することも可能である。又、上記実施の
形態では2つのクランプが対称的に左右に移動する構造
としたが、いずれか一方のみが移動する構造としてもよ
い。
【0058】又、上記全ての実施の形態に於いて、被処
理基板はウェーハに限らずガラス基板等であってもよ
い。
【0059】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、枚葉式
半導体製造装置に於いて複数枚の被処理基板を同時に移
載できるので、被処理基板の搬送時間を大幅に短縮で
き、且スループットの向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す側面図である。
【図2】本発明の第1及び第2の実施の形態を示す平面
図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に於けるクランプの
移動機構を示す平面図である。
【図4】該第1の実施の形態に於けるクランプの移動機
構を示す正面図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に於けるクランプの
移動機構を示す平面図である。
【図6】該第2の実施の形態に於けるクランプの移動機
構を示す正面図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態を示す平面図であ
る。
【図8】該第3の実施の形態に於いてクランプが重合し
た状態のクランプの移動機構を示す平面図である。
【図9】該第3の実施の形態に於いてクランプが水平回
転している状態のクランプの移動機構を示す平面図であ
る。
【図10】該第3の実施の形態に於けるクランプの移動
機構を示す側面図である。
【図11】本発明の第4の実施の形態に於いてクランプ
が重合した状態のクランプの移動機構を示す平面図であ
る。
【図12】該第4の実施の形態に於いてクランプが重合
した状態のクランプの移動機構を示す正面図である。
【図13】該第4の実施の形態に於いてクランプが水平
回転している状態のクランプの移動機構を示す平面図で
ある。
【図14】本発明の第5の実施の形態に於いてクランプ
が水平回転している状態のクランプの移動機構を示す平
面図である。
【図15】該第5の実施の形態に於いてクランプが水平
回転している状態のクランプの移動機構を示す正面図で
ある。
【図16】従来のバッチ式半導体製造装置を示す概略説
明図である。
【図17】従来のバッチ式半導体製造装置に於けるウェ
ーハ移載機を示す側面図である。
【図18】従来のバッチ式半導体製造装置に於けるウェ
ーハ移載機を示す平面図である。
【図19】従来のバッチ式半導体製造装置に於けるボー
トを示す立面図である。
【図20】図19のA−A矢視図である。
【図21】枚葉式半導体製造装置に於ける反応室を示す
断面図である。
【符号の説明】
27 上段ラックスライダ 28 下段ラックスライダ 29 ピニオン 30 上段クランプ 34 下段クランプ 38 ボールネジ 39 ウォームホイール 40 ウォーム 41 第1ナット 42 第2ナット 43 従動傘歯車 44 従動傘歯車 45 駆動傘歯車 46 ボールネジ 47 ナット 48 第1リンク 50 第2リンク 51 第3リンク 54 第4リンク

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降可能且回転可能な進退機構部を有
    し、該進退機構部に水平方向に進退可能にチャッキング
    ヘッドが設けられ、該チャッキングヘッドに複数のクラ
    ンプが設けられ、該各クランプに基板搬送プレートが上
    下に取付けられると共に少なくとも1つのクランプが前
    記チャッキングヘッドの進退方向と直交する方向に移動
    可能に支持されたことを特徴とする基板移載機。
  2. 【請求項2】 前記チャッキングヘッドに一対のラック
    スライダを対向させて設け、該一対のラックスライダの
    間にピニオンを噛合させ、該各ラックスライダにそれぞ
    れクランプを設けた請求項1の基板移載機。
  3. 【請求項3】 前記チャッキングヘッドにボールネジが
    設けられ、該ボールネジの中央部にギアを形成すると共
    に前記ボールネジの左右にそれぞれ左螺子、右螺子を刻
    設し、前記ギアに駆動ギアを噛合すると共に前記左螺
    子、右螺子にそれぞれナットを螺合し、該各ナットにそ
    れぞれクランプを設けた請求項1の基板移載機。
  4. 【請求項4】 前記チャッキングヘッドに同一の垂直軸
    心を中心に回転自在な従動傘歯車を上下一対設け、該従
    動傘歯車に駆動傘歯車を噛合し、前記上段の従動傘歯車
    に上段クランプを設け、前記下段の従動傘歯車に下段ク
    ランプを設けた請求項1の基板移載機。
  5. 【請求項5】 前記チャッキングヘッドにボールネジが
    回転自在に設けられ、該ボールネジの基端側にナットが
    螺合され、該ナットに第1リンクの基端部が枢着される
    と共に第2リンクの基端部が枢着され、前記第1リンク
    の先端部と第3リンクの基端部が回転自在に連結され、
    前記第2リンクの先端部と第4リンクの基端部が回転自
    在に連結され、前記第3リンクの先端部及び前記第4リ
    ンクの先端部が前記ボールネジの先端部に枢着され、前
    記第1リンク、第2リンク、第3リンク、第4リンクに
    より四辺形リンクが形成され、前記第1リンクの先端
    部、第2リンクの先端部にそれぞれクランプが固着され
    た請求項1の基板移載機。
  6. 【請求項6】 前記チャッキングヘッドにボールネジが
    回転自在に設けられ、該ボールネジの基端側にナットが
    螺合され、該ナットに第1リンクの基端部が枢着される
    と共に第2リンクの基端部が枢着され、前記第1リンク
    の先端部と第3リンクの基端部が回転自在に連結され、
    前記第2リンクの先端部と第4リンクの基端部が回転自
    在に連結され、前記第3リンクの先端部及び前記第4リ
    ンクの先端部が前記ボールネジの先端部に枢着され、前
    記第1リンク、第2リンク、第3リンク、第4リンクに
    より四辺形リンクが形成され、前記第1リンクの先端
    部、第2リンクの先端部にそれぞれクランプが回転自在
    に設けられ、該各クランプが平行移動する様にガイドさ
    れた請求項1の基板移載機。
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