JPH1032150A - 保安機能付コンデンサ - Google Patents
保安機能付コンデンサInfo
- Publication number
- JPH1032150A JPH1032150A JP20305296A JP20305296A JPH1032150A JP H1032150 A JPH1032150 A JP H1032150A JP 20305296 A JP20305296 A JP 20305296A JP 20305296 A JP20305296 A JP 20305296A JP H1032150 A JPH1032150 A JP H1032150A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- capacitor
- case
- terminal
- capacitor element
- lid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ケースが破壊し、ケース内の物質が漏出する
事の事故を防止し、安全性の高い保安機能付コンデンサ
を提供すること。 【解決手段】 底部5に薄肉部6を設けた第1のケース
4にコンデンサ素子1を収納し、第1の端子8,9を貫
通して設けた第1の蓋7を前記第1のケース4に取り付
けたコンデンサ11と、このコンデンサ11の少なくと
も前記底部5を接触してスライド可能に収納する第2の
ケース10と、前記第1の端子8,9に接続し前記コン
デンサ11のスライドにより短絡しうる第2の端子1
5,16を貫通して設けるとともに前記第2のケース1
0に取り付けた第2の蓋14とを有することを特徴とす
る保安機能付コンデンサ23。
事の事故を防止し、安全性の高い保安機能付コンデンサ
を提供すること。 【解決手段】 底部5に薄肉部6を設けた第1のケース
4にコンデンサ素子1を収納し、第1の端子8,9を貫
通して設けた第1の蓋7を前記第1のケース4に取り付
けたコンデンサ11と、このコンデンサ11の少なくと
も前記底部5を接触してスライド可能に収納する第2の
ケース10と、前記第1の端子8,9に接続し前記コン
デンサ11のスライドにより短絡しうる第2の端子1
5,16を貫通して設けるとともに前記第2のケース1
0に取り付けた第2の蓋14とを有することを特徴とす
る保安機能付コンデンサ23。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は保安機能付コンデン
サに関する。
サに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のアルミ電解コンデンサ等のコンデ
ンサは、コンデンサ素子をケースに収納し、蓋をして密
閉した構造になっている。そして特に、電解コンデンサ
は、過電圧が印加されるとケース内のガス圧が上昇して
破壊することがあるが、これを防止するために、ケース
の底部に防爆作用を有する薄肉部を設け、さらにコンデ
ンサ素子に電流ヒューズや温度ヒューズを接続してい
る。この電流ヒューズは例えばケースの外部やケース内
部のコンデンサ素子の端面に配置し、そして温度ヒュー
ズはコンデンサ素子の巻心部等に配置している。
ンサは、コンデンサ素子をケースに収納し、蓋をして密
閉した構造になっている。そして特に、電解コンデンサ
は、過電圧が印加されるとケース内のガス圧が上昇して
破壊することがあるが、これを防止するために、ケース
の底部に防爆作用を有する薄肉部を設け、さらにコンデ
ンサ素子に電流ヒューズや温度ヒューズを接続してい
る。この電流ヒューズは例えばケースの外部やケース内
部のコンデンサ素子の端面に配置し、そして温度ヒュー
ズはコンデンサ素子の巻心部等に配置している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の電流ヒ
ューズ等を接続する構造では、電解コンデンサに過電圧
が急激に印加されず徐々に印加された場合、薄肉部が作
動した後に電流ヒューズが作動することがあり電解コン
デンサの破壊を防止できない欠点がある。また、温度ヒ
ューズを用いた場合にも、印加された過電圧が定格電圧
に比べてそれほど高くないときには、コンデンサ素子
は、発熱が少なく、温度ヒューズが作動するまでの温度
に達しないことがある。このため、電流ヒューズの場合
と同様に温度ヒューズが作動する前に薄肉部が作動し、
電解コンデンサが破壊する欠点がある。
ューズ等を接続する構造では、電解コンデンサに過電圧
が急激に印加されず徐々に印加された場合、薄肉部が作
動した後に電流ヒューズが作動することがあり電解コン
デンサの破壊を防止できない欠点がある。また、温度ヒ
ューズを用いた場合にも、印加された過電圧が定格電圧
に比べてそれほど高くないときには、コンデンサ素子
は、発熱が少なく、温度ヒューズが作動するまでの温度
に達しないことがある。このため、電流ヒューズの場合
と同様に温度ヒューズが作動する前に薄肉部が作動し、
電解コンデンサが破壊する欠点がある。
【0004】本発明は、以上の欠点を改良し、ケースが
破壊し、ケース内の物質が漏出する等の事故を防止し、
安全性の高い保安機能付コンデンサを提供することを課
題とするものである。
破壊し、ケース内の物質が漏出する等の事故を防止し、
安全性の高い保安機能付コンデンサを提供することを課
題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために、底部に薄肉部を設けた第1のケースに
コンデンサ素子を収納し、第1の端子を貫通して設けた
第1の蓋を前記第1のケースに取り付けたコンデンサ
と、このコンデンサの少なくとも前記底部を接触してス
ライド可能に収納する第2のケースと、前記第1の端子
を接続し前記コンデンサのスライドにより短絡しうる第
2の端子を貫通して設けるとともに前記第2のケースに
取り付けた第2の蓋とを有することを特徴とする保安機
能付コンデンサを提供するものである。
解決するために、底部に薄肉部を設けた第1のケースに
コンデンサ素子を収納し、第1の端子を貫通して設けた
第1の蓋を前記第1のケースに取り付けたコンデンサ
と、このコンデンサの少なくとも前記底部を接触してス
ライド可能に収納する第2のケースと、前記第1の端子
を接続し前記コンデンサのスライドにより短絡しうる第
2の端子を貫通して設けるとともに前記第2のケースに
取り付けた第2の蓋とを有することを特徴とする保安機
能付コンデンサを提供するものである。
【0006】本発明によれば、保安機能付コンデンサに
過電圧が加わると、コンデンサ素子が発熱してコンデン
サ内のガス圧が上昇する。このため、第1のケースが底
部の薄肉部の箇所で膨張する。底部が膨張すると、コン
デンサは第2のケースの底部を押し、第2の蓋の方にス
ライドする。コンデンサが第2のケース内をスライドす
ることによって、第2の端子は互いに近づき短絡する。
第2の端子が短絡することによってコンデンサ素子に電
流が流れなくなる。従って、コンデンサ素子の発熱及び
ガス圧の上昇が止む。すなわち、本発明によれば、ガス
圧が上昇した場合に第1のケースの薄肉部を設けた底部
が膨張するのを利用して第2の端子を短絡することによ
り、保安機能付コンデンサが破壊するのを確実に防止で
きる。
過電圧が加わると、コンデンサ素子が発熱してコンデン
サ内のガス圧が上昇する。このため、第1のケースが底
部の薄肉部の箇所で膨張する。底部が膨張すると、コン
デンサは第2のケースの底部を押し、第2の蓋の方にス
ライドする。コンデンサが第2のケース内をスライドす
ることによって、第2の端子は互いに近づき短絡する。
第2の端子が短絡することによってコンデンサ素子に電
流が流れなくなる。従って、コンデンサ素子の発熱及び
ガス圧の上昇が止む。すなわち、本発明によれば、ガス
圧が上昇した場合に第1のケースの薄肉部を設けた底部
が膨張するのを利用して第2の端子を短絡することによ
り、保安機能付コンデンサが破壊するのを確実に防止で
きる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1において、1はコンデンサ素
子である。このコンデンサ素子1は、例えば、陽極箔と
陰極箔とを電解紙を介して積層し、巻回し、陽極リード
線2と陰極リード線3とを引き出した構造になってい
る。なお、コンデンサ素子は金属化フィルムを積層し、
巻回した構造としてもよい。4は、第1のケースであ
り、円筒状等の形状で、アルミ等の金属材からなり、特
に、底部5に肉厚の薄い薄肉部6を設けている。そして
コンデンサ素子1をこの第1のケース4に収納してい
る。7は、エポキシ等の絶縁樹脂製の第1の蓋であり、
第1のケース4の開口部分に取り付け第1のケース4を
密閉している。この第1の蓋7には第1の陽極端子8及
び第1の陰極端子9を貫通して設けている。この第1の
陽極端子8及び第1の陰極端子9は、第1のケース4の
外部に引き出している部分が途中までテーパ状で、先端
が細くなっている。また、第1の陽極端子8及び第1の
陰極端子9には、各々陽極リード線2及び陰極リード線
3を接続している。10は、第2のケースであり、その
内径がコンデンサ11の外径にほぼ等しい円筒状等で、
アルミ等の金属材からなる。この第2のケース10の底
部12は孔13を設けている。そしてこの第2のケース
10にコンデンサ11を収納し、薄肉部6を孔13の位
置に対向して、コンデンサ11の底部5を第2のケース
10の底部12に接触している。14は、エポキシ等の
絶縁樹脂製の第2の蓋であり、第2のケース10の開口
部分に取りつけ、第2のケース10を密閉している。第
2の蓋14には、第2の陽極端子15及び第2の陰極端
子16を貫通して設けている。この第2の陽極端子15
及び第2の陰極端子16は、第2のケース10の内部側
の部分が二股状になっていて、かつ互いに近い方の片を
折返してR状の突起17及び18にしている。そして第
2の陽極端子15及び第2の陰極端子16の各二股部1
9及び20に第1の陽極端子8及び第1の陰極端子9の
先端21及び22を挿入して接続している。
に基づいて説明する。図1において、1はコンデンサ素
子である。このコンデンサ素子1は、例えば、陽極箔と
陰極箔とを電解紙を介して積層し、巻回し、陽極リード
線2と陰極リード線3とを引き出した構造になってい
る。なお、コンデンサ素子は金属化フィルムを積層し、
巻回した構造としてもよい。4は、第1のケースであ
り、円筒状等の形状で、アルミ等の金属材からなり、特
に、底部5に肉厚の薄い薄肉部6を設けている。そして
コンデンサ素子1をこの第1のケース4に収納してい
る。7は、エポキシ等の絶縁樹脂製の第1の蓋であり、
第1のケース4の開口部分に取り付け第1のケース4を
密閉している。この第1の蓋7には第1の陽極端子8及
び第1の陰極端子9を貫通して設けている。この第1の
陽極端子8及び第1の陰極端子9は、第1のケース4の
外部に引き出している部分が途中までテーパ状で、先端
が細くなっている。また、第1の陽極端子8及び第1の
陰極端子9には、各々陽極リード線2及び陰極リード線
3を接続している。10は、第2のケースであり、その
内径がコンデンサ11の外径にほぼ等しい円筒状等で、
アルミ等の金属材からなる。この第2のケース10の底
部12は孔13を設けている。そしてこの第2のケース
10にコンデンサ11を収納し、薄肉部6を孔13の位
置に対向して、コンデンサ11の底部5を第2のケース
10の底部12に接触している。14は、エポキシ等の
絶縁樹脂製の第2の蓋であり、第2のケース10の開口
部分に取りつけ、第2のケース10を密閉している。第
2の蓋14には、第2の陽極端子15及び第2の陰極端
子16を貫通して設けている。この第2の陽極端子15
及び第2の陰極端子16は、第2のケース10の内部側
の部分が二股状になっていて、かつ互いに近い方の片を
折返してR状の突起17及び18にしている。そして第
2の陽極端子15及び第2の陰極端子16の各二股部1
9及び20に第1の陽極端子8及び第1の陰極端子9の
先端21及び22を挿入して接続している。
【0008】次に、上記の保安機能付コンデンサ23の
製造方法について説明する。先ず、アルミ等の弁作用金
属をエッチングし、陽極化成処理をして酸化皮膜を形成
した陽極箔に、陽極リード線2をコールドウェルド法や
かしめつけ法等により接続する。また、アルミ等の弁作
用金属をエッチングした陰極箔に陰極リード線3をコー
ルドウェルド法等により接続する。そしてこの陽極箔と
陰極箔とを電解紙を介して重ね合せて巻回し、コンデン
サ素子1を形成する。また、アルミ等を高分子フィルム
等に蒸着した金属化フィルムを積層し、巻回し、端面に
メタリコンを形成し、このメタリコンにリード線を接続
してコンデンサ素子としてもよい。次に、例えば、コン
デンサ素子1に真空含浸法や真空加圧含浸法等によって
電解液を含浸する。そしてこのコンデンサ素子1を第1
のケース4に収納する。また、陽極リード線2及び陰極
リード線3を各々第1の陽極端子8及び第1の陰極端子
9に接続する。接続後、第1の蓋7を第1のケース4の
開口部にかしめて取り付け、第1のケース4を密閉す
る。第1のケース4を密閉後、前者の方法により製造し
たコンデンサ素子1の場合には、高温雰囲気中におい
て、段階的に昇圧しながら最終的に定格電圧以上の電圧
を印加してエージング処理する。エージング処理後、コ
ンデンサ11を第2のケース10に収納する。次に、第
1の陽極端子8及び第1の陰極端子9を各々第2の陽極
端子15及び第2の陰極端子16の先の方に接続する。
接続後、第2の蓋14を第2のケース10の開口部分に
取り付ける。
製造方法について説明する。先ず、アルミ等の弁作用金
属をエッチングし、陽極化成処理をして酸化皮膜を形成
した陽極箔に、陽極リード線2をコールドウェルド法や
かしめつけ法等により接続する。また、アルミ等の弁作
用金属をエッチングした陰極箔に陰極リード線3をコー
ルドウェルド法等により接続する。そしてこの陽極箔と
陰極箔とを電解紙を介して重ね合せて巻回し、コンデン
サ素子1を形成する。また、アルミ等を高分子フィルム
等に蒸着した金属化フィルムを積層し、巻回し、端面に
メタリコンを形成し、このメタリコンにリード線を接続
してコンデンサ素子としてもよい。次に、例えば、コン
デンサ素子1に真空含浸法や真空加圧含浸法等によって
電解液を含浸する。そしてこのコンデンサ素子1を第1
のケース4に収納する。また、陽極リード線2及び陰極
リード線3を各々第1の陽極端子8及び第1の陰極端子
9に接続する。接続後、第1の蓋7を第1のケース4の
開口部にかしめて取り付け、第1のケース4を密閉す
る。第1のケース4を密閉後、前者の方法により製造し
たコンデンサ素子1の場合には、高温雰囲気中におい
て、段階的に昇圧しながら最終的に定格電圧以上の電圧
を印加してエージング処理する。エージング処理後、コ
ンデンサ11を第2のケース10に収納する。次に、第
1の陽極端子8及び第1の陰極端子9を各々第2の陽極
端子15及び第2の陰極端子16の先の方に接続する。
接続後、第2の蓋14を第2のケース10の開口部分に
取り付ける。
【0009】この保安機能付コンデンサ23によれば、
過電圧が印加されて、コンデンサ素子1が発熱し、第1
のケース4内のガス圧が上昇すると、図2に示す通り、
底部5が膨張する。底部5が膨張すると、コンデンサ1
1が第2のケース10の底部12を押して内部をスライ
ドし、第2の蓋14の方に移動する。そして第1の陽極
端子8及び第1の陰極端子9は各々第2の陽極端子15
及び第2の陰極端子16に深く挿入される。第1の陽極
端子8及び第1の陰極端子9は途中までテーパー状にな
っているため、第2の陽極端子15及び第2の陰極端子
16の二股部19及び20が開く。そして二股部19及
び20が開いて突起17及び18が接触することによ
り、第2の陽極端子15と第2の陰極端子16とが短絡
する。
過電圧が印加されて、コンデンサ素子1が発熱し、第1
のケース4内のガス圧が上昇すると、図2に示す通り、
底部5が膨張する。底部5が膨張すると、コンデンサ1
1が第2のケース10の底部12を押して内部をスライ
ドし、第2の蓋14の方に移動する。そして第1の陽極
端子8及び第1の陰極端子9は各々第2の陽極端子15
及び第2の陰極端子16に深く挿入される。第1の陽極
端子8及び第1の陰極端子9は途中までテーパー状にな
っているため、第2の陽極端子15及び第2の陰極端子
16の二股部19及び20が開く。そして二股部19及
び20が開いて突起17及び18が接触することによ
り、第2の陽極端子15と第2の陰極端子16とが短絡
する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について、従来例とと
もに過電圧を印加する試験を行ない、外観の変化を測定
した。実施例及び従来例とも、定格200V、820μ
Fのアルミ電解コンデンサを用いる。そして前者は図1
に示す通りの構造とし、後者は図1の第2のケース10
に収納しないコンデンサ11だけの構造とする。試験条
件は、印加電圧を300V、最大電流を7A、周囲温度
を常温にする。試料数は各々10個とする。試験の結
果、実施例は全数とも、防爆弁が作動することなく、電
解液も漏出しなかった。これに対して、従来例は全数と
も、防爆弁が作動し、電解液が漏出した。
もに過電圧を印加する試験を行ない、外観の変化を測定
した。実施例及び従来例とも、定格200V、820μ
Fのアルミ電解コンデンサを用いる。そして前者は図1
に示す通りの構造とし、後者は図1の第2のケース10
に収納しないコンデンサ11だけの構造とする。試験条
件は、印加電圧を300V、最大電流を7A、周囲温度
を常温にする。試料数は各々10個とする。試験の結
果、実施例は全数とも、防爆弁が作動することなく、電
解液も漏出しなかった。これに対して、従来例は全数と
も、防爆弁が作動し、電解液が漏出した。
【0011】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、底部に薄
肉部を設けたコンデンサを別の第2のケースに収納し、
この第2のケースに第2の端子を貫通して設けた第2の
蓋を取り付け、コンデンサから引き出した第1の端子を
第2の端子に接続し、底部が膨張してコンデンサがスラ
イドすることにより、第2の端子を短絡しているため、
破壊して、コンデンサ素子や電解液等が漏出する等の事
故を防止でき、安全性の高い保安機能付コンデンサが得
られる。
肉部を設けたコンデンサを別の第2のケースに収納し、
この第2のケースに第2の端子を貫通して設けた第2の
蓋を取り付け、コンデンサから引き出した第1の端子を
第2の端子に接続し、底部が膨張してコンデンサがスラ
イドすることにより、第2の端子を短絡しているため、
破壊して、コンデンサ素子や電解液等が漏出する等の事
故を防止でき、安全性の高い保安機能付コンデンサが得
られる。
【図1】本発明の実施の形態の断面図を示す。
【図2】図1の実施の形態の作動した状態の断面図を示
す。
す。
1…コンデンサ素子、 4…第1のケース、 5…底
部、 6…薄肉部、7…第1の蓋、 8,9…第1の端
子、 10…第2のケース、11…コンデンサ、 14
…第2の蓋、 15,16…第2の端子、23…保安機
能付コンデンサ。
部、 6…薄肉部、7…第1の蓋、 8,9…第1の端
子、 10…第2のケース、11…コンデンサ、 14
…第2の蓋、 15,16…第2の端子、23…保安機
能付コンデンサ。
Claims (1)
- 【請求項1】 底部に薄肉部を設けた第1のケースにコ
ンデンサ素子を収納し、第1の端子を貫通して設けた第
1の蓋を前記第1のケースに取り付けたコンデンサと、
このコンデンサの少なくとも前記底部を接触してスライ
ド可能に収納する第2のケースと、前記第1の端子に接
続し前記コンデンサのスライドにより短絡しうる第2の
端子を貫通して設けるとともに前記第2のケースに取り
付けた第2の蓋とを有することを特徴とする保安機能付
コンデンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20305296A JPH1032150A (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 保安機能付コンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20305296A JPH1032150A (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 保安機能付コンデンサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1032150A true JPH1032150A (ja) | 1998-02-03 |
Family
ID=16467553
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20305296A Pending JPH1032150A (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 保安機能付コンデンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1032150A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010272566A (ja) * | 2009-05-19 | 2010-12-02 | Nichicon Corp | 電解コンデンサ |
CN111415820A (zh) * | 2020-05-06 | 2020-07-14 | 广东德帝机电设备有限公司 | 一种主动切断电源的防爆的电力电容器 |
-
1996
- 1996-07-12 JP JP20305296A patent/JPH1032150A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010272566A (ja) * | 2009-05-19 | 2010-12-02 | Nichicon Corp | 電解コンデンサ |
CN111415820A (zh) * | 2020-05-06 | 2020-07-14 | 广东德帝机电设备有限公司 | 一种主动切断电源的防爆的电力电容器 |
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