JPH10321323A - 基板用コネクタ - Google Patents

基板用コネクタ

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JPH10321323A
JPH10321323A JP9128948A JP12894897A JPH10321323A JP H10321323 A JPH10321323 A JP H10321323A JP 9128948 A JP9128948 A JP 9128948A JP 12894897 A JP12894897 A JP 12894897A JP H10321323 A JPH10321323 A JP H10321323A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
board
connector
female
fpc
housing
Prior art date
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Pending
Application number
JP9128948A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Matsumoto
浩一 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication of JPH10321323A publication Critical patent/JPH10321323A/ja
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 振動等により一対の基板間が位置ずれしても
基板への取り付け状態に影響を受けない基板用コネクタ
を提供する。 【解決手段】 雌型コネクタ14(基板用コネクタ)の
雌型ハウジング16には、その底面の四隅に例えばスポ
ンジよりなる弾性部材23が接着剤により取りつけられ
ており、その弾性部材23の下面が基板11へとやはり
接着剤により取り付けられている。また、雌型ハウジン
グ23の横向き辺25には、FPC30の一端が敷設さ
れて電気接続部33が形成され、そのFPC30の他端
が基板11にプリントされた導電路に半田付けされてい
る。雌型コネクタ14が雄型コネクタ15と接続された
状態で、一対の基板10,11間が位置ずれしても、弾
性部材23及びFPC30によってその位置ずれを吸収
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一対の基板の導電
路間を電気接続するために用いる基板用コネクタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の基板用コネクタとして、
登録実用新案第3007812号公報に記載されたもの
が知られている。図4に示すように、この基板用コネク
タ1は、一対の基板2,2の一方に半田付けにより固定
され、他方の基板に半田付けにより固定された相手側コ
ネクタ3と嵌合可能となっており、両コネクタ1,3を
嵌合接続すると基板2,2同士が両コネクタ1,3を介
して一体的に結合される構成となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した構成
のものでは、両コネクタ1,3が接続された状態で振動
等により基板2,2間の位置がずれると、コネクタ1,
3と基板2,2との取り付け部分に無理な力がかかり、
半田の付着状態に悪影響を与えるという問題があった。
【0004】本発明は上記のような事情に基づいて完成
されたものであって、振動等により一対の基板間が位置
ずれしても基板への取り付け状態に影響を受けない基板
用コネクタの提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、一対
の基板の導電路間を電気接続するために一方の基板上に
設けられ、他方の基板に固定された相手側コネクタに嵌
合可能に形成された基板用コネクタにおいて、コネクタ
ハウジングが弾性部材を介して基板に取り付けられると
共に、コネクタハウジングに備えた相手側コネクタとの
電気接続部と、基板の導電路との間が可撓性プリント基
板によって接続されているところに特徴を有する。
【0006】請求項2の発明は、請求項1記載の基板用
コネクタにおいて、電気接続部が、基板の導電路との間
を接続する可撓性プリント基板により一体的に構成され
ているところに特徴を有する。
【0007】
【発明の作用及び効果】請求項1の構成によれば、本コ
ネクタのコネクタハウジングは、弾性部材及び可撓性プ
リント基板という容易に変形可能なものを介して基板に
取りつけられているので、相手側コネクタに嵌合接続さ
れた状態で一対の基板間が位置ずれしても、その位置ず
れを弾性部材及び可撓性プリント基板によって吸収でき
る。従って、基板間の位置ずれにより、本コネクタ及び
相手側コネクタと各基板との固着部分(例えば、半田付
け部分)に大きな力がかからず、その取り付け状態が変
わることがない。
【0008】請求項2の構成によれば、可撓性プリント
基板に電気接続部が一体的に設けられているので、電気
接続部のための端子金具等を備えたものに比べて部品点
数の削減が図られる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図1ないし図3に基づいて説明する。図1において、符
号10,11は、一対の基板であってその表面には導電
路(図示せず)がプリント配線手段により形成され、そ
の導電路に複数の電子部品(図示せず)が半田付けされ
て実装されている。
【0010】一対の基板10,11のうち図1における
下方側の基板11の上面には本発明の基板用コネクタを
適用した雌型コネクタ14が取り付けられており、それ
と対向する上方側の基板10の下面には、雌型コネクタ
14と嵌合可能な雄型コネクタ15が取り付けられてい
る。
【0011】雌型コネクタ14の雌型コネクタハウジン
グ16(以下、「雌型ハウジング16」という)は、縦
横一対ずつ計4つの対向片によって矩形の枠形状に形成
され、その対向片に囲まれた嵌合空間19内に雄型コネ
クタ15に設けた嵌入突部20が嵌入される構成となっ
ている。雌型ハウジング16のうち下面の四隅には、直
方体状の例えばスポンジよりなる弾性部材23が接着剤
により取りつけられており、その弾性部材23の下面が
基板11へとやはり接着剤により取り付けられている。
これにより雌型ハウジング16が弾性部材23を介して
基板11から離間した状態となっている。
【0012】雌型ハウジング16のうち図1の横方向に
延びる横向き片25,25の内側面には、FPC30の
一端が敷設され、そのFPC30の他端が雌型ハウジン
グ16の下方に延びている。このFPC30は本願の特
許請求項の範囲に記載された可撓性プリント基板に相当
するもので、一定幅の帯状をなす可撓性を有するシート
状の基材31の表面に、複数条の導通部32が一定のピ
ッチでプリント配線手段により形成され、さらにその上
に保護被覆が形成された構造となっている。そして、両
端部で保護被覆が切除されて導電路32がむき出され、
その一端が上記したように横向き片25に敷設されて雌
型コネクタ14の電気接続部33となり(図2参照)、
他端が基板11上の導電路(図示せず)に半田付けされ
ている。
【0013】一方、雄型コネクタ15は、図1に示すよ
うに、その雄型コネクタハウジング26に設けられた平
板状のベース部24に前記雌型ハウジング16内に嵌入
可能な嵌入突部20を備えており、この嵌入突部20を
雌型ハウジング16に嵌合空間19に対向させた状態で
基板10に取り付けられている。嵌入突部20のうち前
記雌型ハウジング16の電気接続部33と対応する側面
には、その電気接続部33の導電路32に対応したピッ
チで薄肉の導電路28が敷設されて雄型コネクタ15の
電気接続部29が形成されており、その導電路28が基
板10まで延びてその基板10上の導電路(図示せず)
に半田付けされている。
【0014】本実施形態の構成は以上のようであり、そ
の作用及び効果について以下説明する。基板10,11
を組み付けるには、両基板10,11のうちコネクタ1
4,15を備えた面同士を対向させ、雌型ハウジング1
6の嵌合空間19内に雄型コネクタ15の嵌入突部20
を押し込む。すると、両コネクタ14,15の嵌合抵抗
により雌型ハウジング16が押されて弾性部材23が押
しつぶされ、雌型ハウジング16が基板11側に押しつ
けられた状態となって嵌合空間19の奥まで嵌入突部2
0が挿入される。すると、雄型コネクタ15のベース部
24が雌型ハウジング16の上面に突き当たり、それ以
上嵌合空間19内に嵌入突部20を押し込めなくなる。
そして、この状態で基板10,11同士の押しつけを止
めると、弾性部材23が復元して雌型ハウジング16が
基板11から離間した状態となり、基板10,11同士
が弾性部材23とFPC30とによって変位可能に連結
された状態となる。これにより、この基板10,11間
が振動等によりを相互に位置ずれしても、その位置ずれ
をFPC30で吸収でき、各コネクタ14,15と各基
板10,11の導電路との半田付け部に大きな力がかか
らなくなり、半田の付着状態に悪影響を与えることがな
くなる。
【0015】このように、本実施形態の雌型コネクタ1
4(基板用コネクタ)によれば、雌型ハウジング16の
基板11への取りつけ部分に弾性部材23を介在させて
あり、なおかつ、その雌型ハウジング16の電気接続部
33はFPC30を介して基板11に半田付けされてい
るので、基板10,11同士の位置ずれを吸収すること
ができ、振動等による基板10,11間の位置ずれによ
ってコネクタと基板との取りつけ部が影響を受けない。
また、電気接続部33がFPC30の導電路32を利用
して形成されているので、電気接続部33に端子金具を
設けたものに比べて部品点数の削減が図られる。
【0016】<他の実施形態>本発明は、前記実施形態
に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するよ
うな実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、
下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実
施することができる。 (1)前記実施形態では、雌型コネクタに本発明の基板
用コネクタを適用した例を示したが、雄型コネクタに適
用してもよい。 (2)前記実施形態では、弾性部材23がスポンジより
形成されていたが、例えば、コイルバネ、ゴム等であっ
てもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る基板用コネクタと相
手側コネクタの斜視図
【図2】その基板用コネクタの正断面図
【図3】その両コネクタの側断面図
【図4】従来の基板用コネクタを示す斜視図
【符号の説明】
10…基板 11…基板 14…雌型コネクタ(基板用コネクタ) 15…雄型コネクタ(相手側コネクタ) 16…雌型コネクタハウジング(コネクタハウジング) 23…弾性部材 30…FPC(可撓性プリント基板) 33…電気接続部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の基板の導電路間を電気接続するた
    めに一方の基板上に設けられ、他方の基板に固定された
    相手側コネクタに嵌合可能に形成された基板用コネクタ
    において、 前記コネクタハウジングが弾性部材を介して前記基板に
    取り付けられると共に、前記コネクタハウジングに備え
    た前記相手側コネクタとの電気接続部と、前記基板の導
    電路との間が可撓性プリント基板によって接続されてい
    ることを特徴とする基板用コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記電気接続部が、前記基板の導電路と
    の間を接続する可撓性プリント基板により一体的に構成
    されていることを特徴とする請求項1記載の基板用コネ
    クタ。
JP9128948A 1997-05-19 1997-05-19 基板用コネクタ Pending JPH10321323A (ja)

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JP9128948A JPH10321323A (ja) 1997-05-19 1997-05-19 基板用コネクタ

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JP9128948A JPH10321323A (ja) 1997-05-19 1997-05-19 基板用コネクタ

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JPH10321323A true JPH10321323A (ja) 1998-12-04

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