JPH10321322A - 基板用コネクタ - Google Patents

基板用コネクタ

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JPH10321322A
JPH10321322A JP9128946A JP12894697A JPH10321322A JP H10321322 A JPH10321322 A JP H10321322A JP 9128946 A JP9128946 A JP 9128946A JP 12894697 A JP12894697 A JP 12894697A JP H10321322 A JPH10321322 A JP H10321322A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
board
connector
fitting
fitting portion
fixed
Prior art date
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Pending
Application number
JP9128946A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Matsumoto
浩一 松本
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板に振動や外力等がかかっても基板への取
り付け状態が影響を受けない基板用コネクタを提供す
る。 【解決手段】 一対の基板10,11の一方には雌型コ
ネクタ14が固定され、他方には雄型コネクタ15が固
定されている。雌型コネクタ14には、雄型コネクタ1
5との嵌合部16と、その嵌合部16の両側に薄肉の切
断可能部22を介して一体的に固定された脚部23とが
備えられており、この脚部23を基板11に固定して取
り付けられている。また、嵌合部16には、FPC30
の一端が敷設されそのFPC30の他端が基板11にプ
リントされた導電路に半田付けされている。両コネクタ
を嵌合操作する際には、嵌合部14が基板11に固定さ
れて位置決めされた状態となり、嵌合完了とともに切断
可能部22が切断されてFPC30によって基板10,
11間の位置変化を吸収できる状態となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一対の基板の導電
路間を電気接続するために用いる基板用コネクタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の基板用コネクタとして、
登録実用新案第3007812号公報に記載されたもの
が知られている。図4に示すように、この基板用コネク
タ1は、一対の基板2,2の一方に半田付けにより固定
され、他方の基板に半田付けにより固定された相手側コ
ネクタ3と嵌合可能となっており、両コネクタ1,3を
嵌合接続すると基板2,2同士が両コネクタ1,3を介
して一体的に結合される構成となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した構成
のものでは、両コネクタ1,3が接続された状態で振動
等により基板2,2同士が位置ずれすると、コネクタ
1,3と基板2,2との取り付け部分に力がかかり、半
田が剥がれてしまうという問題があった。
【0004】本発明は上記のような事情に基づいて完成
されたものであって、基板に振動や外力等がかかっても
基板への取り付け状態に影響を受けない基板用コネクタ
の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、一対
の基板の導電路間を電気接続するために一方の基板上に
設けられ、他方の基板に固定された相手側コネクタに嵌
合可能に形成された基板用コネクタにおいて、コネクタ
ハウジングに、相手側コネクタとの電気接続部を備えて
前記相手側コネクタと嵌合する嵌合部と、嵌合部に切断
可能部を介して一体的に形成された脚部とを備え、この
脚部が基板に固定されると共に、電気接続部と前記基板
の導電路との間が可撓性プリント基板によって接続され
てなり、相手側コネクタとの嵌合状態で切断可能部が切
断されて嵌合部が基板に対して移動可能となるところに
特徴を有する。
【0006】請求項2の発明は、請求項1記載の基板用
コネクタにおいて、相手側コネクタとの嵌合操作によっ
て切断可能部が切断されるところに特徴を有する。
【0007】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
記載の基板用コネクタにおいて、可撓性プリント基板の
端部が嵌合部に敷設され、相手側コネクタとの電気接続
部を兼ねているところに特徴を有する。
【0008】
【発明の作用及び効果】請求項1の構成によれば、相手
側コネクタとの嵌合前の状態では、本コネクタの嵌合部
が脚部によって基板に固定されているので、嵌合部が基
板上で動いてしまうことがなく、他方の基板に固定され
た相手側コネクタとの組み付け作業が容易に行える。ま
た、相手側コネクタと嵌合部とが嵌合状態となると、嵌
合部と脚部との間の切断可能部が切断されて嵌合部が基
板から切り離され、可撓性プリント基板により両基板間
の位置ずれを吸収できる状態となって両基板の導電路間
を電気接続される。従って、一対の基板同士の間が振動
等により位置ずれしても、本コネクタ及び相手側コネク
タと各基板との取り付け部分(例えば、半田付け部分)
に大きな力がかからず、その取り付け状態が変わること
がない。
【0009】請求項2の構成によれば、相手側コネクタ
との嵌合操作に伴って切断可能部が切り離されるので、
別途、切断可能部の切断作業を要せず、作業性がよい。
【0010】請求項3の構成によれば、可撓性プリント
基板の端部が電気接続部を兼ねているのいで、電気接続
部のための端子金具等を備えたものに比べて部品点数の
削減が図られる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図1ないし図3に基づいて説明する。図1において、符
号10,11は、一対の基板であってその表面には導電
路(図示せず)がプリント配線手段により形成され、そ
の導電路に複数の電子部品(図示せず)が半田付けされ
て実装されている。また、基板10,11は図示しない
ケース内の所定位置に組み付けられるようになってい
る。
【0012】一対の基板10,11のうち図1における
下方側の基板11の上面には本発明の基板用コネクタを
適用した雌型コネクタ14が取り付けられており、それ
と対向する上方側の基板10の下面には、雌型コネクタ
14と嵌合可能な雄型コネクタ15が取り付けられてい
る。雌型コネクタ14は、その雌型コネクタハウジング
17に雄型コネクタ15と嵌合可能な嵌合部16を備え
ている。嵌合部16は、縦横一対ずつ計4つの対向片1
8によって矩形の枠形状に形成され、その対向片18に
囲まれた嵌合空間19内に雄型コネクタ15に設けた嵌
入突部20が嵌入される構成となっている。嵌合部16
のうち図1の左右両側に配置された縦向き片21,21
の外側面には、切断可能部22を介して一対の脚部23
が一体的に設けられている。
【0013】脚部23は図2に示すように、嵌合部16
の下面よりも下方に長く延びて基板11に下端面が突き
当てられており、これにより嵌合部16が基板11から
離間した状態となっている。また、脚部23の下面に
は、図示しない突起が突出していてこの突起が基板11
に設けた図示しない貫通孔に差し込まれて雌型コネクタ
ハウジング17が基板11の所定位置に位置決めされて
いる。また、切断可能部22は薄肉状をなし、嵌合部1
6と嵌入突部20との嵌合抵抗によっては切断されない
が、雄型コネクタ15に設けたベース部24を嵌合部1
6の上面に突き当てて強く押すと切断される強度に設定
されている。
【0014】嵌合部16のうち図1の横方向に延びる横
向き片25,25の内側面には、FPC30の一端が敷
設され、そのFPC30の他端が嵌合部16の下方に延
びている。このFPC30は本願の特許請求項の範囲に
記載された可撓性プリント基板に相当するもので、一定
幅の帯状をなす可撓性を有するシート状の基材31の表
面に、複数条の導通部32が一定のピッチでプリント配
線手段により形成され、さらにその上に保護被覆が形成
された構造となっている。そして、両端部で保護被覆が
切除されて導通路32がむき出され、その一端が上記し
たように横向き片25に敷設されて雌型コネクタ14の
電気接続部33となり、他端が基板11上の導電路(図
示せず)に半田付けされている。
【0015】一方、雄型コネクタ15は、図1に示すよ
うに、その雄型コネクタハウジング26に設けられた平
板状のベース部24に前記嵌合部16内に嵌入可能な嵌
入突部20を備えており、この嵌入突部20を嵌合部1
6に嵌合空間19に対向させた状態で基板10に取り付
けられている。嵌入突部20のうち前記嵌合部16の電
気接続部33と対応する側面には、その電気接続部33
の導通路32に対応したピッチで薄肉の導通路28が敷
設されて雄型コネクタ15の電気接続部29が形成され
ており、その導電路28が基板10まで延びてその基板
10上の導電路(図示せず)に半田付けされている。
【0016】本実施形態の構成は以上のようであり、そ
の作用及び効果について以下説明する。基板10,11
同士を組み付けるには、両基板10,11のうちコネク
タ14,15を備えた面同士を対向させて互いに近づけ
る側に押しつけ、雌型コネクタ14の嵌合部16内に雄
型コネクタ15の嵌入突部20を嵌合挿入させる。この
嵌合挿入の過程で両者に備えた電気接続部29,33同
士が摺接し、その摩擦によって嵌合部16が押されるこ
ととなるが、嵌合部16は基板10,11に固定された
脚部23に切断可能部22を介して一体的に固定されて
いるので変位することがなく、スムーズに嵌入操作が行
われる。嵌入突部20が嵌合部16内の奥までに押し込
まれると、雄型コネクタ15のベース部24が雌型コネ
クタ14の嵌合部16の上面に突き当たる。さらに基板
10,11同士を近づける方向に押しつけると、嵌合部
16が大きな力で押されて切断可能部22に所定値以上
の力がかかる。ここで、嵌合部16は基板11から離間
しているので、嵌合部16が基板11側に変位して切断
可能部22が切断される。そして、嵌合部16が脚部2
3から離され、その嵌合部16が基板11から浮いた状
態となったところで基板10,11同士の組み付け作業
が完了する。即ち、組み付けが完了すると、基板10,
11同士が柔軟性があるFPC30によって変位可能に
連結された状態となる。これにより、この基板10,1
1間が振動等によりを相互に位置ずれしても、その位置
ずれをFPC30で吸収でき、各コネクタ14,15と
各基板10,11の導電路との半田付け部に大きな力が
かからず、半田が剥がれるようなことがなくなる。
【0017】このように、本実施形態の雌型コネクタ1
4(基板用コネクタ)によれば、雄側コネクタ15との
嵌合前の状態では、嵌合部16が固定されて動いてしま
うことがないので、雄型コネクタ15との組み付け作業
が容易に行うことができる。また、嵌合状態となると、
嵌合部16が切り離されてFPC30(可撓性プリント
基板)により基板10,11間の位置ずれを吸収できる
状態となるので、基板10,11同士が振動等により位
置ずれしても各コネクタ14,15と各基板10,11
との取り付け部分(半田付け部分)に大きな力がかから
ず、その取り付け状態が変わることがない。しかも、切
断可能部22の切断操作が、基板10,11同士の組み
付け操作に伴って行われるので、別途、切り離し作業を
要せず、作業性がよい。さらに、電気接続部33がFP
C30の導電路32を利用して形成されているので、電
気接続部33に端子金具を設けたものに比べて部品点数
の削減が図られる。
【0018】<他の実施形態>本発明は、前記実施形態
に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するよ
うな実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、
下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実
施することができる。 (1)前記実施形態では、基板10,11の装着作業に
伴って切断可能部22が切断される構成であったが、例
えば、基板の装着作業が完了した後に、ニッパ等の工具
を用いて切断可能部を切断するものとすることもでき
る。 (2)前記実施形態では、雌型コネクタに本発明の基板
用コネクタを適用した例を示したが、雄型コネクタに適
用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る基板用コネクタと相
手側コネクタの斜視図
【図2】その基板用コネクタの正断面図
【図3】その両コネクタの側断面図
【図4】従来の基板用コネクタを示す斜視図
【符号の説明】
10…基板 11…基板 14…雌型コネクタ(基板用コネクタ) 15…雄型コネクタ(相手側コネクタ) 16…嵌合部 17…雌型コネクタハウジング(コネクタハウジング) 22…切断可能部 23…脚部 30…FPC(可撓性プリント基板) 33…電気接続部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の基板の導電路間を電気接続するた
    めに一方の基板上に設けられ、他方の基板に固定された
    相手側コネクタに嵌合可能に形成された基板用コネクタ
    において、 コネクタハウジングに、前記相手側コネクタとの電気接
    続部を備えて前記相手側コネクタと嵌合する嵌合部と、
    前記嵌合部に切断可能部を介して一体的に形成された脚
    部とを備え、 この脚部が前記基板に固定されると共に、前記電気接続
    部と前記基板の導電路との間が可撓性プリント基板によ
    って接続されてなり、 前記相手側コネクタとの嵌合状態で前記切断可能部が切
    断されて前記嵌合部が前記基板に対して移動可能となる
    ことを特徴とする基板用コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記相手側コネクタとの嵌合操作によっ
    て前記切断可能部が切断されることを特徴とする請求項
    1記載の基板用コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記可撓性プリント基板の端部が前記嵌
    合部に敷設され、前記相手側コネクタとの電気接続部を
    兼ねていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載
    の基板用コネクタ。
JP9128946A 1997-05-19 1997-05-19 基板用コネクタ Pending JPH10321322A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005050695A (ja) * 2003-07-29 2005-02-24 Yazaki Corp コネクタおよびコネクタの製造方法
JP2007103047A (ja) * 2005-09-30 2007-04-19 Optrex Corp 雄型コネクタと配線部品との接続構造およびこの雄型コネクタ

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