JPH10320724A - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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Publication number
JPH10320724A
JPH10320724A JP12875597A JP12875597A JPH10320724A JP H10320724 A JPH10320724 A JP H10320724A JP 12875597 A JP12875597 A JP 12875597A JP 12875597 A JP12875597 A JP 12875597A JP H10320724 A JPH10320724 A JP H10320724A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disk drive
humidity
recording
disk
drive device
Prior art date
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Pending
Application number
JP12875597A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsuhiro Kumagai
厚博 熊谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP12875597A priority Critical patent/JPH10320724A/ja
Publication of JPH10320724A publication Critical patent/JPH10320724A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスクドライブ装置内の高湿あるいは結露
状態が検知されると、その後の動作を停止するようにし
た記録再生装置を得る。 【解決手段】 ディスクドライブ装置のホルダー9の開
口部9a近くの上面で、ヘッド11,13の近傍に湿度
あるいは結露を検知する湿度センサー20を備え、高湿
度や結露状態が湿度センサー20によって検知される
と、ディスクドライブ装置のその後の動作を停止しディ
スクのダメージ、読み/書き動作時の誤動作を未然に防
止できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばパソコンや
ワープロ等、フロッピーディスク・ドライブ装置を有す
る記録再生装置に関し、詳しくは、フロッピーディスク
・ドライブ装置内の高湿度あるいは結露状態を検出セン
サーによって検知するようにしたことによって、フロッ
ピーディスク・ドライブ装置の駆動を停止し、ディスク
のダメージや書込み/読取り不良を防止できるようにし
たものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子機器メディアでは、高湿での
使用条件下あるいは結露が発生する使用条件下では動作
不良等の問題が発生しやすいことが判っているため、フ
ロッピーディスク・ドライブ装置を有する電子機器にお
いても、その使用環境条件は電子機器メディアと同等に
制限されていた。
【0003】このため、フロッピーディスク・ドライブ
装置は安定した環境条件でのみ使用されることが製造メ
ーカー側としても当然前提とされており、フロッピーデ
ィスク・ドライブ装置の評価においてさえ高湿あるいは
結露条件での使用は考慮されていなかった。従って、デ
ィスクトップ型パソコンやノート型パソコンでも上述し
た場合の対応については全く考慮されていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実際に
はフロッピーディスク・ドライブ装置を搭載した電子機
器が高湿の環境条件下で使用されることもあり、このよ
うな場合、機器内部に結露の発生は避けられず、例え
ば、ディスク面やヘッドに発生した結露に異物が付着す
ることで、ディスクにダメージが生じたりあるいは書込
み/読取り時の誤動作は避けることができない。
【0005】本発明は、上述したような課題を解消する
ためになされたもので、ディスクドライブ装置内の高湿
度状態あるいは結露状態が検知されると、その後の動作
を停止するようにした記録再生装置を得ることを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明による記録再生装置は、ディスクドライブ装
置のヘッド近傍に高湿度あるいは結露を検知する検出セ
ンサーを備えたものである。
【0007】高湿度あるいは結露状態が検出センサーに
よって検知されると、ディスクドライブ装置のその後の
動作を停止しディスクのダメージ、読み/書き動作時の
誤動作を未然に防止できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明による記録再生装置
の実施の形態をフロッピーディスク・ドライブ装置に適
用した例をとって図面を参照して説明する。
【0009】図1はフロッピーディスク・ドライブ装置
の内部を示した一部破断斜視図と3.5インチのフロッ
ピーディスクの斜視図を示し、図2にフロッピーディス
ク・ドライブ装置の拡大断面図を示す。
【0010】まず、フロッピーディスク・ドライブ装置
の構成について説明する。フロッピーディスク・ドライ
ブ装置の全体を符号1で示し、その外筐体2の一側部に
ディスク挿入口3がある。
【0011】フロッピーディスク4はカートリッジ5内
にディスク6(図2参照)が収容され、シャッター7の
開放動作によって上下両面に有する開口窓8からディス
ク6が露出する。
【0012】フロッピーディスク4がディスク挿入口3
から挿入されると、シャッター7が開放した状態でホル
ダー9に保持され、このホルダー9と共にフロッピーデ
ィスク4が移動して読み/書き位置に位置決めされる。
そして、フロッピーディスク4の位置決め状態において
シャッター7の開口窓8から露出しているディスク6の
下面が下ヘッドキャリッジ10の下ヘッド11に接近し
て対応し、シャッター7の開口窓8から露出しているデ
ィスク6の上方に上ヘッドキャリッジ12の上ヘッド1
3が待機する。この上ヘッドキャリッジ12はキャリッ
ジ本体部14にヒンジ部15を介して支持されている。
【0013】ディスク6への読み/書き動作にあって
は、スピンドルモータ16が外筐体2の窓孔2aを通じ
て上動しディスク6の図示しないチャッキングプレート
を吸着し、ディスク6を回転駆動する。そして、読み/
書き動作において図2の仮想線で示すようにホルダー9
の開口部9a及びシャッター7の開口窓8を通じて下動
してディスク6の上面に接近して対応し読み/書き動作
が開始される。読み/書き動作に伴って下ヘッドキャリ
ッジ10がガイド軸17に沿って移動する。
【0014】フロッピーディスク4の排出動作は、エジ
ェクトボタン18を操作することでエジェクトスライダ
ー19の移動動作によってディスク挿入口3から排出さ
れる。
【0015】このように構成したフロッピーディスク・
ドライブ装置1には、その内部の湿度あるいは結露を検
出するための湿度センサーが取り付けられている。
【0016】特にドライブ装置1内で発生する結露で最
も問題となるのは、ディスク面やヘッド表面に結露が発
生すると、これらの面に塵埃や異物等が付着しやすくな
り、この結果、ディスクやヘッドにダメージが発生した
り、読み/書き動作中に誤動作が生じることである。
【0017】ところで、結露の発生メカニズムはディス
ク挿入口3から流入した高湿の外気がホルダー9の開口
部9aよりディスク面に侵入し、この際、高湿の外気が
温度差の異なるヘッドやディスクの金属表面に触れるこ
とによって結露が発生するのである。
【0018】従って、結露の発生の原因となる高湿の外
気を検知する湿度センサーの取り付け位置としては、上
ヘッド13の近くで外気を検知できる位置に配置するの
が最も有効である。
【0019】そこで、本発明ではホルダー9の上面で開
口部9aの近くに湿度センサー20を配置した。ホルダ
ー9は上下動することからエジェクトスライダー19と
の間に比較的広い隙間が形成されているので、ホルダー
9の上面に湿度センサー20を取り付けてもドライブ装
置自体に何等制約を受けることもなく、また、湿度セン
サー20を任意なサイズにすることができる。
【0020】また、湿度センサー20としては、湿度に
応じて抵抗値が増大するセンサー素子を例えば、親水性
のセラミック材中にモールドしたデバイスが使用されて
いる。
【0021】かくして、ディスク挿入口3から流入しホ
ルダー9の開口部9aより内部に侵入する高湿の外気は
湿度センサー20によってその湿度量が検知されること
になる。従って、結露が発生するような高い湿度条件下
でディスクドライブ装置が使用されているとき、湿度セ
ンサー20からの検知情報によって例えば、スピンドル
モータの駆動を止め読み/書き動作を停止させること
で、ディスク及びヘッドに生じるであろうダメージ及び
読み/書き動作中の誤動作を未然に防止することができ
るといった利点がある。
【0022】本発明は、上述しかつ図面に示した形態に
限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲内で
種々の変形実施が可能である。
【0023】本例では上ヘッド13側の近くにのみ湿度
センサー20を取り付けた場合について説明したが、下
ヘド11側の近くにも湿度センサーを配置するとさらに
好適である。この場合の湿度センサーの取り付け位置と
しては下ヘッドキャリッジ10や外筐体2の底部裏面が
適している。
【0024】また、湿度センサー20はパソコンやワー
プロ等のフロッピーディスク・ドライブ装置に適用され
る以外、その他、各種の記録再生装置における電子機器
メディアの湿度/結露対策に広く適用可能である。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明の記録再生装
置は、ディスクドライブ装置のヘッド近傍に高湿度ある
いは結露を検知する検出センサーを備えたことにより、
湿度センサー20からの検知情報によってディスクドラ
イブ装置の駆動を停止させ、これによって、結露の発生
しやすい環境条件下で使用した場合においてディスク及
びヘッドに生じるダメージを防止することができ、ま
た、読み/書き動作中の誤動作を未然に防止することが
できるといった効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本例によるディスクドライブ装置とフロッピー
ディスクの斜視図である。
【図2】ディスクドライブ装置の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 ディスクドライブ装置、3 ディスク挿入口、4
フロッピーディスク、6 ディスク、7 シャッター、
9 ホルダー、9a 開口部、10,12 ヘッドキャ
リッジ、11,13 ヘッド、20 湿度センサー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクドライブ装置を有する記録再生
    装置において、 上記ディスクドライブ装置のヘッド近傍に当該ドライブ
    装置内の高湿度あるいは結露を検知する検出センサーを
    備えたことを特徴とする記録再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の記録再生装置において、 上記検出センサーはディスクを保持するホルダー上で、
    上記ヘッドが出入りする開口窓の近くに配置されている
    ことを特徴とする記録再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の記録再生装置において、 上記検出センサーが湿度量に応じて抵抗値が増大するセ
    ンサー素子であることを特徴とする記録再生装置。
JP12875597A 1997-05-19 1997-05-19 記録再生装置 Pending JPH10320724A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12875597A JPH10320724A (ja) 1997-05-19 1997-05-19 記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12875597A JPH10320724A (ja) 1997-05-19 1997-05-19 記録再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10320724A true JPH10320724A (ja) 1998-12-04

Family

ID=14992672

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12875597A Pending JPH10320724A (ja) 1997-05-19 1997-05-19 記録再生装置

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JP (1) JPH10320724A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6867939B2 (en) * 2001-02-21 2005-03-15 Fujitsu Limited Disk unit and information processing apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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