JPH10318730A - パターン読取装置 - Google Patents
パターン読取装置Info
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- JPH10318730A JPH10318730A JP12837897A JP12837897A JPH10318730A JP H10318730 A JPH10318730 A JP H10318730A JP 12837897 A JP12837897 A JP 12837897A JP 12837897 A JP12837897 A JP 12837897A JP H10318730 A JPH10318730 A JP H10318730A
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- light
- illumination
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- illumination light
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 プリント基板の配線パターンを的確に読み取
ることができるパターン読取装置を提供する。 【解決手段】 プリント基板9上のX方向に伸びる細長
い照明領域9Aに向けて正反射用照明光11Lおよび乱
反射用照明光13Lを照射し、照明領域9Aからの光9
Lをリニアセンサ16にて受光することによりプリント
基板9上の配線パターン91を読み取るパターン読取装
置において、X方向に複数配列された乱反射用LED1
3からの乱反射用照明光13LをX方向に直交する方向
に対して集光させてプリント基板9上の照明領域9Aに
照射する。これにより照明領域9Aに十分な乱反射用照
明光13Lを照射することができる。その結果、プリン
ト基板9の配線パターン91の2値画像を安定して生成
することができ、配線パターン91を的確に読み取るこ
とができる。
ることができるパターン読取装置を提供する。 【解決手段】 プリント基板9上のX方向に伸びる細長
い照明領域9Aに向けて正反射用照明光11Lおよび乱
反射用照明光13Lを照射し、照明領域9Aからの光9
Lをリニアセンサ16にて受光することによりプリント
基板9上の配線パターン91を読み取るパターン読取装
置において、X方向に複数配列された乱反射用LED1
3からの乱反射用照明光13LをX方向に直交する方向
に対して集光させてプリント基板9上の照明領域9Aに
照射する。これにより照明領域9Aに十分な乱反射用照
明光13Lを照射することができる。その結果、プリン
ト基板9の配線パターン91の2値画像を安定して生成
することができ、配線パターン91を的確に読み取るこ
とができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プリント基板上
に形成された配線パターンの外観検査を行うために用い
られるパターン読取装置に関する。
に形成された配線パターンの外観検査を行うために用い
られるパターン読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プリント基板上の配線パターンを外観検
査するためのパターン読取装置では従来よりプリント基
板からの光を受光し、その受光状態から配線パターンの
欠陥を検出する手法が用いられている。
査するためのパターン読取装置では従来よりプリント基
板からの光を受光し、その受光状態から配線パターンの
欠陥を検出する手法が用いられている。
【0003】図11は従来のパターン読取装置の構成の
概略を示す図である。光源101から出射された光はハ
ーフミラー102にて反射してプリント基板109へと
導かれる。そして、配線パターン191が形成されたプ
リント基板109からの光はハーフミラー102、レン
ズ103を介して受光部104にて受光されるようにな
っている。配線パターン191は銅などの金属により形
成されているので配線パターン191にて反射する単位
面積当たりの光の量は配線パターン191以外の絶縁ベ
ース192にて反射する光の量よりも多い。したがっ
て、受光部104に設けられた1次元あるいは2次元に
配列された個々の受光素子が受光する光の量を検出する
ことによりプリント基板109上の配線パターン191
を読み取ることが可能となる。
概略を示す図である。光源101から出射された光はハ
ーフミラー102にて反射してプリント基板109へと
導かれる。そして、配線パターン191が形成されたプ
リント基板109からの光はハーフミラー102、レン
ズ103を介して受光部104にて受光されるようにな
っている。配線パターン191は銅などの金属により形
成されているので配線パターン191にて反射する単位
面積当たりの光の量は配線パターン191以外の絶縁ベ
ース192にて反射する光の量よりも多い。したがっ
て、受光部104に設けられた1次元あるいは2次元に
配列された個々の受光素子が受光する光の量を検出する
ことによりプリント基板109上の配線パターン191
を読み取ることが可能となる。
【0004】なお、配線パターン191の表面は必ずし
も鏡面ではなかったり、配線パターンの境界線の形状
(段差)がなだらかであったりすることから、他の光源
105を用いて側方からプリント基板109に光を入射
させ、プリント基板109上で乱反射した光を受光部1
04にて受光させることによりさらに的確な配線パター
ン191の読取を行う手法も用いられている。
も鏡面ではなかったり、配線パターンの境界線の形状
(段差)がなだらかであったりすることから、他の光源
105を用いて側方からプリント基板109に光を入射
させ、プリント基板109上で乱反射した光を受光部1
04にて受光させることによりさらに的確な配線パター
ン191の読取を行う手法も用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、配線パターン
の表面は図11に示す装置において想定されている表面
粗さ以上に平坦でない場合がある。特に近年では次工程
におけるレジストや絶縁層との密着性を高めるために銅
の配線パターンの表面を粗化したプリント基板が市場に
出回るようになってきており、このような粗化されたプ
リント基板では配線パターンの表面が粗いため配線パタ
ーンからの光に一層のばらつきが生じることとなる。こ
のような配線パターンの表面が粗い状態では図11に示
すような従来のパターン読取装置の構成では的確な配線
パターンの読取が困難となってしまう。
の表面は図11に示す装置において想定されている表面
粗さ以上に平坦でない場合がある。特に近年では次工程
におけるレジストや絶縁層との密着性を高めるために銅
の配線パターンの表面を粗化したプリント基板が市場に
出回るようになってきており、このような粗化されたプ
リント基板では配線パターンの表面が粗いため配線パタ
ーンからの光に一層のばらつきが生じることとなる。こ
のような配線パターンの表面が粗い状態では図11に示
すような従来のパターン読取装置の構成では的確な配線
パターンの読取が困難となってしまう。
【0006】図12は配線パターンが粗化されたプリン
ト基板からの光の様子の具体的に示す図であり、図11
中符号K−Kで示すプリント基板109上の線状の領域
からの光を受光部104にて受光した際の受光レベル
(プリント基板109上の単位面積から受光部104へ
と導かれる光の量)を示すグラフである。図12に示す
ように全体的には絶縁ベース192からの光の受光レベ
ルは配線パターン191からの光の受光レベルに比べて
低いが、符号Lにて示す配線パターン191からの光の
受光レベルは配線パターン191の表面の粗化の影響を
受けて大きく乱れている。その結果、配線パターン19
1のコントラストの高い画像を得ることができず、配線
パターン191を読み取るための受光レベルの2値化用
しきい値THの設定が困難となる。
ト基板からの光の様子の具体的に示す図であり、図11
中符号K−Kで示すプリント基板109上の線状の領域
からの光を受光部104にて受光した際の受光レベル
(プリント基板109上の単位面積から受光部104へ
と導かれる光の量)を示すグラフである。図12に示す
ように全体的には絶縁ベース192からの光の受光レベ
ルは配線パターン191からの光の受光レベルに比べて
低いが、符号Lにて示す配線パターン191からの光の
受光レベルは配線パターン191の表面の粗化の影響を
受けて大きく乱れている。その結果、配線パターン19
1のコントラストの高い画像を得ることができず、配線
パターン191を読み取るための受光レベルの2値化用
しきい値THの設定が困難となる。
【0007】この発明は上記課題に鑑みなされたもの
で、プリント基板上の配線パターンの表面(特に粗化さ
れた表面)の影響を受けにくく、的確な配線パターンの
読取ができるパターン読取装置を提供することを目的と
している。
で、プリント基板上の配線パターンの表面(特に粗化さ
れた表面)の影響を受けにくく、的確な配線パターンの
読取ができるパターン読取装置を提供することを目的と
している。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、プリ
ント基板の配線パターンを読み取るパターン読取装置で
あって、(a)正反射用の第1の照明光を出射する第1の
光源と、(b)前記第1の照明光を前記プリント基板上の
所定方向に伸びる照明領域に導く第1の光学系と、(c)
乱反射用の第2の照明光を出射する第2の光源と、(d)
前記第2の照明光を前記照明領域に導く第2の光学系
と、(e)前記照明領域からの光を受光する受光手段と、
(f)前記受光手段からの信号に基づいて前記照明領域の
2値画像を生成する2値化手段とを備え、前記第2の光
学系が、(d-1)前記所定方向に直交する方向に対して前
記第2の照明光を集光させる集光手段を有する。
ント基板の配線パターンを読み取るパターン読取装置で
あって、(a)正反射用の第1の照明光を出射する第1の
光源と、(b)前記第1の照明光を前記プリント基板上の
所定方向に伸びる照明領域に導く第1の光学系と、(c)
乱反射用の第2の照明光を出射する第2の光源と、(d)
前記第2の照明光を前記照明領域に導く第2の光学系
と、(e)前記照明領域からの光を受光する受光手段と、
(f)前記受光手段からの信号に基づいて前記照明領域の
2値画像を生成する2値化手段とを備え、前記第2の光
学系が、(d-1)前記所定方向に直交する方向に対して前
記第2の照明光を集光させる集光手段を有する。
【0009】請求項2の発明は、請求項1記載のパター
ン読取装置であって、前記第2の光学系が、前記第1の
照明光が通過する領域外に配置されている。
ン読取装置であって、前記第2の光学系が、前記第1の
照明光が通過する領域外に配置されている。
【0010】請求項3の発明は、請求項2記載のパター
ン読取装置であって、前記集光手段が、(d-1-1)前記所
定方向に直交する面による断面形状が一定のリニアフレ
ネルレンズを有する。
ン読取装置であって、前記集光手段が、(d-1-1)前記所
定方向に直交する面による断面形状が一定のリニアフレ
ネルレンズを有する。
【0011】請求項4の発明は、請求項3記載のパター
ン読取装置であって、前記第2の光源が、(c-1)前記所
定方向に配列された複数の単位光源を有し、前記第2の
光学系が、(d-2)前記所定方向に凹凸の反復を繰り返す
レンチキュラレンズを有する。
ン読取装置であって、前記第2の光源が、(c-1)前記所
定方向に配列された複数の単位光源を有し、前記第2の
光学系が、(d-2)前記所定方向に凹凸の反復を繰り返す
レンチキュラレンズを有する。
【0012】請求項5の発明は、請求項3または4記載
のパターン読取装置であって、前記第2の光源が、前記
第2の光学系に対して軸外しの位置に配置されている。
のパターン読取装置であって、前記第2の光源が、前記
第2の光学系に対して軸外しの位置に配置されている。
【0013】
<1. 第1の実施の形態> <1.1 全体構成の概要>図1はこの発明に係る第1の
実施の形態であるパターン読取装置1の全体構成の概略
を示す図である。
実施の形態であるパターン読取装置1の全体構成の概略
を示す図である。
【0014】パターン読取装置1はプリント基板9上に
形成された配線パターン91の形状を読み取って欠陥が
ないかどうかを検査する装置であり、プリント基板9に
照明光を照射するとともにプリント基板9からの光を受
光するカメラ部10、プリント基板9を移動させる移動
台21、カメラ部10からの画像信号をアナログ−デジ
タル変換するA/D変換部31、A/D変換部31から
のデジタル画像信号を2値化する2値化処理部32、お
よび2値化された画像信号から配線パターン91を検査
するパターン検査部33を有している。
形成された配線パターン91の形状を読み取って欠陥が
ないかどうかを検査する装置であり、プリント基板9に
照明光を照射するとともにプリント基板9からの光を受
光するカメラ部10、プリント基板9を移動させる移動
台21、カメラ部10からの画像信号をアナログ−デジ
タル変換するA/D変換部31、A/D変換部31から
のデジタル画像信号を2値化する2値化処理部32、お
よび2値化された画像信号から配線パターン91を検査
するパターン検査部33を有している。
【0015】カメラ部10ではプリント基板9上の矢印
21Sに垂直な水平方向(紙面に垂直なX方向)に伸び
る細長い領域の画像をリニアセンサにて受光する(読み
取る)ようになっており、移動台21はモータ22によ
り回転するボールねじ23を介して矢印21Sにて示す
Y方向に移動可能とされている。したがって、移動台2
1が移動することによりカメラ部10ではプリント基板
9上の一定の領域をY方向に順次読み取ることが可能と
なる。
21Sに垂直な水平方向(紙面に垂直なX方向)に伸び
る細長い領域の画像をリニアセンサにて受光する(読み
取る)ようになっており、移動台21はモータ22によ
り回転するボールねじ23を介して矢印21Sにて示す
Y方向に移動可能とされている。したがって、移動台2
1が移動することによりカメラ部10ではプリント基板
9上の一定の領域をY方向に順次読み取ることが可能と
なる。
【0016】なお、実際にはカメラ部10と同様のもの
が複数X方向に配列配置されており、プリント基板9の
全面が移動台21の移動とともに順次読み取られていく
ようになっている。
が複数X方向に配列配置されており、プリント基板9の
全面が移動台21の移動とともに順次読み取られていく
ようになっている。
【0017】<1.2 カメラ部の構成>以上がこのパタ
ーン読取装置1の全体構成および動作の概略であるが、
次にカメラ部10の構成について説明する。
ーン読取装置1の全体構成および動作の概略であるが、
次にカメラ部10の構成について説明する。
【0018】図2はカメラ部10の構成を示す縦断面図
(Y−Z断面)である。カメラ部10は正反射用照明光
11Lを出射する正反射用光源である正反射用LED1
1(X方向に複数配列されている)、正反射用照明光1
1Lをプリント基板9へと導く正反射用光学系12、乱
反射用照明光13Lを出射する乱反射用光源である乱反
射用LED13(X方向に複数配列されている)、乱反
射用照明光13Lをプリント基板9へと導く乱反射用光
学系14、プリント基板9からの光9Lを受光するリニ
アセンサ16、およびリニアセンサ16へとプリント基
板9からの光9Lを導く受光用光学系15を有してい
る。
(Y−Z断面)である。カメラ部10は正反射用照明光
11Lを出射する正反射用光源である正反射用LED1
1(X方向に複数配列されている)、正反射用照明光1
1Lをプリント基板9へと導く正反射用光学系12、乱
反射用照明光13Lを出射する乱反射用光源である乱反
射用LED13(X方向に複数配列されている)、乱反
射用照明光13Lをプリント基板9へと導く乱反射用光
学系14、プリント基板9からの光9Lを受光するリニ
アセンサ16、およびリニアセンサ16へとプリント基
板9からの光9Lを導く受光用光学系15を有してい
る。
【0019】また、受光用光学系15やリニアセンサ1
6は本体ケース17内部に格納されるようにして配置さ
れており、正反射用LED11、正反射用光学系12、
乱反射用LED13、および乱反射用光学系14は本体
ケース17の下方に配置されたフランジ18に直接また
は間接的に取り付けられ固定されている。
6は本体ケース17内部に格納されるようにして配置さ
れており、正反射用LED11、正反射用光学系12、
乱反射用LED13、および乱反射用光学系14は本体
ケース17の下方に配置されたフランジ18に直接また
は間接的に取り付けられ固定されている。
【0020】正反射用照明光11Lはプリント基板9を
落射照明する照明光であり、乱反射用照明光13Lは正
反射用照明光11Lに対して相対的に側方から照明する
照明光である。このように2種類の照明光がプリント基
板9に与えられるのは、正反射用照明光11Lによるプ
リント基板9からの反射光のみでは捉えにくい配線パタ
ーン91を乱反射用照明光13Lによりプリント基板9
上で乱反射した光で補って捉えることによりリニアセン
サ16にて的確な配線パターン91を読み取ることがで
きるようにするためである。なお、本発明では以下に説
明する構成により、従来の両照明光を用いた照明方法の
みでは捉えにくい配線パターン91であっても的確に読
み取ることができるパターン読取装置となっている。
落射照明する照明光であり、乱反射用照明光13Lは正
反射用照明光11Lに対して相対的に側方から照明する
照明光である。このように2種類の照明光がプリント基
板9に与えられるのは、正反射用照明光11Lによるプ
リント基板9からの反射光のみでは捉えにくい配線パタ
ーン91を乱反射用照明光13Lによりプリント基板9
上で乱反射した光で補って捉えることによりリニアセン
サ16にて的確な配線パターン91を読み取ることがで
きるようにするためである。なお、本発明では以下に説
明する構成により、従来の両照明光を用いた照明方法の
みでは捉えにくい配線パターン91であっても的確に読
み取ることができるパターン読取装置となっている。
【0021】正反射用LED11はそれぞれを単位光源
としてX方向(紙面に垂直な方向)に複数配列配置され
ており、全体としてはX方向に伸びた線状の正反射用光
源となっている。正反射用LED11からは正反射用照
明光11Lが(−Y)方向に出射されるようになってお
り、出射された正反射用照明光11Lはレンズ部材12
1を介してハーフミラー124にて反射し、プリント基
板9を落射照明するようになっている。すなわち、レン
ズ部材121およびハーフミラー124が正反射用照明
光11Lをプリント基板9へと導く正反射用光学系12
となっている。
としてX方向(紙面に垂直な方向)に複数配列配置され
ており、全体としてはX方向に伸びた線状の正反射用光
源となっている。正反射用LED11からは正反射用照
明光11Lが(−Y)方向に出射されるようになってお
り、出射された正反射用照明光11Lはレンズ部材12
1を介してハーフミラー124にて反射し、プリント基
板9を落射照明するようになっている。すなわち、レン
ズ部材121およびハーフミラー124が正反射用照明
光11Lをプリント基板9へと導く正反射用光学系12
となっている。
【0022】乱反射用LED13も正反射用LED11
と同様にそれぞれを単位光源としてX方向に複数配列配
置されており、全体としてはX方向に伸びた線状の乱反
射用光源となっている。また、これらの乱反射用LED
13は正反射用照明光11Lが通過する領域外(図2中
平行斜線にて示す領域11Rの側方)に配置されてお
り、正反射用照明光11Lを妨げないようになってい
る。
と同様にそれぞれを単位光源としてX方向に複数配列配
置されており、全体としてはX方向に伸びた線状の乱反
射用光源となっている。また、これらの乱反射用LED
13は正反射用照明光11Lが通過する領域外(図2中
平行斜線にて示す領域11Rの側方)に配置されてお
り、正反射用照明光11Lを妨げないようになってい
る。
【0023】また、乱反射用照明光13Lは乱反射用L
ED13の下方に配置されたレンズ部材141を介して
プリント基板9に導かれるようになっている。すなわ
ち、レンズ部材141は乱反射用照明光13Lをプリン
ト基板9に導く乱反射用光学系14としての役割を果た
している。また、レンズ部材141も正反射用照明光1
1Lが通過する領域11R外(領域11Rの側方)に配
置され、正反射用照明光11Lを妨げないようにされて
いる。
ED13の下方に配置されたレンズ部材141を介して
プリント基板9に導かれるようになっている。すなわ
ち、レンズ部材141は乱反射用照明光13Lをプリン
ト基板9に導く乱反射用光学系14としての役割を果た
している。また、レンズ部材141も正反射用照明光1
1Lが通過する領域11R外(領域11Rの側方)に配
置され、正反射用照明光11Lを妨げないようにされて
いる。
【0024】ここで、正反射用照明光11Lおよび乱反
射用照明光13Lはレンズ部材121、141の作用を
受けてプリント基板9上のX方向に伸びる細長い領域
(以下、「照明領域」という。)9Aに集光して照射さ
れるようになっており(詳細は後述)、この照明領域9
Aにて上方(Z方向)に反射する光9Lをハーフミラー
124および受光用光学系15を介してリニアセンサ1
6が受光するようになっている。
射用照明光13Lはレンズ部材121、141の作用を
受けてプリント基板9上のX方向に伸びる細長い領域
(以下、「照明領域」という。)9Aに集光して照射さ
れるようになっており(詳細は後述)、この照明領域9
Aにて上方(Z方向)に反射する光9Lをハーフミラー
124および受光用光学系15を介してリニアセンサ1
6が受光するようになっている。
【0025】なお、実際にはリニアセンサ16が撮像す
るプリント基板9上の領域は照明領域9AのY方向の幅
よりも狭い領域であるが、以下の説明では便宜上照明領
域9Aはリニアセンサ16の撮像領域と一致しているも
のとして説明する。
るプリント基板9上の領域は照明領域9AのY方向の幅
よりも狭い領域であるが、以下の説明では便宜上照明領
域9Aはリニアセンサ16の撮像領域と一致しているも
のとして説明する。
【0026】リニアセンサ16は複数の受光素子をX方
向に配列して有するものであり、各受光素子の受光量が
電気的信号として出力されるようになっている。したが
って、照明領域9A中の配線パターン91が存在する位
置では多くの光が反射してリニアセンサ16の対応する
受光素子へと導かれ、照明領域9A中の絶縁ベース92
が存在する位置では相対的に少ない光が反射してリニア
センサ16の対応する受光素子へと導かれ、各受光素子
からの電気的信号を調べることにより照明領域9Aにお
ける配線パターン91と絶縁ベース92の存在位置が読
み取られることとなる。
向に配列して有するものであり、各受光素子の受光量が
電気的信号として出力されるようになっている。したが
って、照明領域9A中の配線パターン91が存在する位
置では多くの光が反射してリニアセンサ16の対応する
受光素子へと導かれ、照明領域9A中の絶縁ベース92
が存在する位置では相対的に少ない光が反射してリニア
センサ16の対応する受光素子へと導かれ、各受光素子
からの電気的信号を調べることにより照明領域9Aにお
ける配線パターン91と絶縁ベース92の存在位置が読
み取られることとなる。
【0027】また、図1を用いて説明したようにプリン
ト基板9を移動台21とともにY方向に移動することに
より、プリント基板9上の照明領域9AはY方向(移動
台21の移動方向とは反対方向)に移動することとな
り、プリント基板9上の配線パターン91が順次2次元
的に読み取られていくこととなる。
ト基板9を移動台21とともにY方向に移動することに
より、プリント基板9上の照明領域9AはY方向(移動
台21の移動方向とは反対方向)に移動することとな
り、プリント基板9上の配線パターン91が順次2次元
的に読み取られていくこととなる。
【0028】なお、既述の通り実際の配線パターン91
の読取はリニアセンサ16からの信号を受けるA/D変
換部31、2値化処理部32を介して行われ、2値化処
理の結果がパターン検査部33における検査の対象とさ
れる。
の読取はリニアセンサ16からの信号を受けるA/D変
換部31、2値化処理部32を介して行われ、2値化処
理の結果がパターン検査部33における検査の対象とさ
れる。
【0029】<1.3 照明用光学系の構成>以上、カメ
ラ部10の構造について説明してきたが、次に照明のた
めの光学系である正反射用光学系12および乱反射用光
学系14の構成およびその役割について説明する。な
お、レンズ部材121およびレンズ部材141はほぼ同
様の構造となっており、以下の説明では乱反射用光学系
14の構成および乱反射用照明光13Lの状態について
主に説明する。
ラ部10の構造について説明してきたが、次に照明のた
めの光学系である正反射用光学系12および乱反射用光
学系14の構成およびその役割について説明する。な
お、レンズ部材121およびレンズ部材141はほぼ同
様の構造となっており、以下の説明では乱反射用光学系
14の構成および乱反射用照明光13Lの状態について
主に説明する。
【0030】図3は図2に示したパターン読取装置1の
乱反射用LED13およびレンズ部材141のうち領域
11Rに対して左側(Y方向側)のもののみを拡大して
示した図である。なお、右側((−Y)方向側)の乱反
射用LED13およびレンズ部材141も同様となって
おり、正反射用照明光11Lが通過する領域11Rを挟
むように対称に配置されている。また、図4は図3に示
す構成をY方向を向いてみたときの図である。
乱反射用LED13およびレンズ部材141のうち領域
11Rに対して左側(Y方向側)のもののみを拡大して
示した図である。なお、右側((−Y)方向側)の乱反
射用LED13およびレンズ部材141も同様となって
おり、正反射用照明光11Lが通過する領域11Rを挟
むように対称に配置されている。また、図4は図3に示
す構成をY方向を向いてみたときの図である。
【0031】図3に示すように乱反射用LED13はお
よそ下方へ向けて乱反射用照明光13Lを出射するよう
になっており、この乱反射用照明光13Lの進行方向に
は透明なレンズ部材141が配置されている。また、レ
ンズ部材141の先端部(乱反射用LED13の下方位
置)の上下面にはレンズ面が形成されており、上面がレ
ンチキュラレンズ面142となっており、下面がリニア
フレネルレンズ面143となっている。
よそ下方へ向けて乱反射用照明光13Lを出射するよう
になっており、この乱反射用照明光13Lの進行方向に
は透明なレンズ部材141が配置されている。また、レ
ンズ部材141の先端部(乱反射用LED13の下方位
置)の上下面にはレンズ面が形成されており、上面がレ
ンチキュラレンズ面142となっており、下面がリニア
フレネルレンズ面143となっている。
【0032】図5はこれらのレンズ面の形状を示した斜
視図であり、上面のレンチキュラレンズ面142は中心
軸をY方向に向ける円筒面がX方向に繰り返し形成され
た形状となっている。また、下面のリニアフレネルレン
ズ面143はX方向を中心軸とするシリンドリカルレン
ズと同様の機能を果たすように、かかるシリンドリカル
レンズ面をフレネル状にした形状となっている。すなわ
ち、X方向に対する任意の位置でのY−Z面に平行な面
(X方向に直交する面)による断面の形状が一定となっ
ている。なお、レンズ部材141は図6に示すように境
界14Cにて2つの部材(レンチキュラレンズ面142
を有する部材とリニアフレネルレンズ面143を有する
部材)を張り合わせるようにして製作してもよい。
視図であり、上面のレンチキュラレンズ面142は中心
軸をY方向に向ける円筒面がX方向に繰り返し形成され
た形状となっている。また、下面のリニアフレネルレン
ズ面143はX方向を中心軸とするシリンドリカルレン
ズと同様の機能を果たすように、かかるシリンドリカル
レンズ面をフレネル状にした形状となっている。すなわ
ち、X方向に対する任意の位置でのY−Z面に平行な面
(X方向に直交する面)による断面の形状が一定となっ
ている。なお、レンズ部材141は図6に示すように境
界14Cにて2つの部材(レンチキュラレンズ面142
を有する部材とリニアフレネルレンズ面143を有する
部材)を張り合わせるようにして製作してもよい。
【0033】図3では乱反射用照明光13Lの進行の様
子を(−X)方向を向いてみた場合を示しているが、図
示するようにレンズ部材141の下面のリニアフレネル
レンズ面143の作用により乱反射用照明光13Lの進
行方向およびX方向(乱反射用LED13の配列方向)
に直交する方向(図3中破線13Vにて示す方向)に対
して集光される。これにより乱反射用照明光13Lはプ
リント基板9上のY方向に幅の狭い照明領域9Aに集め
られて照射される。なお、乱反射用照明光13Lは単に
Y方向にのみ集光されると捉えることもできるため、以
下の説明においては場合により、単にX方向(乱反射用
LED13の配列方向)に直交する方向に乱反射用照明
光13Lが集光されると表現する。
子を(−X)方向を向いてみた場合を示しているが、図
示するようにレンズ部材141の下面のリニアフレネル
レンズ面143の作用により乱反射用照明光13Lの進
行方向およびX方向(乱反射用LED13の配列方向)
に直交する方向(図3中破線13Vにて示す方向)に対
して集光される。これにより乱反射用照明光13Lはプ
リント基板9上のY方向に幅の狭い照明領域9Aに集め
られて照射される。なお、乱反射用照明光13Lは単に
Y方向にのみ集光されると捉えることもできるため、以
下の説明においては場合により、単にX方向(乱反射用
LED13の配列方向)に直交する方向に乱反射用照明
光13Lが集光されると表現する。
【0034】また、図3において乱反射用LED13は
リニアフレネルレンズ面143の光軸14Xから外れた
軸外しの位置に配置されている。このような配置とする
ことで乱反射用光学系14を正反射用照明光11Lが通
過する領域11R(図2参照)外に配置させ、かつレン
ズ部材141を傾けて配置する必要がなくなる。また、
レンズ部材141を支持する部材19(図2参照)の加
工も容易となる。なお、リニアフレネルレンズ面143
はほぼ平坦な形状であり、スペースをとることはないの
で設計をさらに容易なものとする効果を有している。
リニアフレネルレンズ面143の光軸14Xから外れた
軸外しの位置に配置されている。このような配置とする
ことで乱反射用光学系14を正反射用照明光11Lが通
過する領域11R(図2参照)外に配置させ、かつレン
ズ部材141を傾けて配置する必要がなくなる。また、
レンズ部材141を支持する部材19(図2参照)の加
工も容易となる。なお、リニアフレネルレンズ面143
はほぼ平坦な形状であり、スペースをとることはないの
で設計をさらに容易なものとする効果を有している。
【0035】図4では乱反射用照明光13Lの様子をY
方向を向いてみた場合を示しているが、図示するように
乱反射用照明光13Lはレンチキュラレンズ面142の
作用を受けてX方向に対して均一化されて照明領域9A
と導かれる。
方向を向いてみた場合を示しているが、図示するように
乱反射用照明光13Lはレンチキュラレンズ面142の
作用を受けてX方向に対して均一化されて照明領域9A
と導かれる。
【0036】乱反射用照明光13LがX方向に対して均
一化されるのは、各乱反射用LED13を符号13Ca
にて示す点を中心とする光源13Caとみなすと、レン
チキュラレンズ面142の作用により、光源13Caの
像が符号13Cbにて示す位置に結ばれることとなる。
したがって、照明領域9Aには符号13Cbに示す位置
に存在する仮想的な光源13Cbから光を出射するのと
同様の乱反射用照明光13Lが照射されることとなる。
このとき、レンチキュラレンズ面142のX方向への凹
凸の繰り返しの度合いを密にするとともに光源13Ca
よりも仮想の光源13Cbの近くにレンチキュラレンズ
面142が配置されるように設計することにより、仮想
の光源13CbのピッチP2を光源13CaのピッチP
1より小さくすることができる。そして、このように密
に配列された仮想の光源13Cbがレンチキュラレンズ
面142の各円筒面に対して生じることから多くの仮想
の光源13Cbからの光が互いに重畳し合いながらX方
向に伸びる照明領域9Aへと導かれることとなる。その
結果、乱反射用照明光13LはX方向に対して照度分布
が均一化される。
一化されるのは、各乱反射用LED13を符号13Ca
にて示す点を中心とする光源13Caとみなすと、レン
チキュラレンズ面142の作用により、光源13Caの
像が符号13Cbにて示す位置に結ばれることとなる。
したがって、照明領域9Aには符号13Cbに示す位置
に存在する仮想的な光源13Cbから光を出射するのと
同様の乱反射用照明光13Lが照射されることとなる。
このとき、レンチキュラレンズ面142のX方向への凹
凸の繰り返しの度合いを密にするとともに光源13Ca
よりも仮想の光源13Cbの近くにレンチキュラレンズ
面142が配置されるように設計することにより、仮想
の光源13CbのピッチP2を光源13CaのピッチP
1より小さくすることができる。そして、このように密
に配列された仮想の光源13Cbがレンチキュラレンズ
面142の各円筒面に対して生じることから多くの仮想
の光源13Cbからの光が互いに重畳し合いながらX方
向に伸びる照明領域9Aへと導かれることとなる。その
結果、乱反射用照明光13LはX方向に対して照度分布
が均一化される。
【0037】以上のように、レンズ部材141ではX方
向に凹凸を繰り返すレンチキュラレンズ面142とX方
向に対してY−Z断面が一定のリニアフレネルレンズ面
143とを有しているので、乱反射用照明光13Lは照
明領域9Aが向く方向(X方向)に直交する方向に集光
され、またX方向には均一化されてX方向に伸びる照明
領域9Aへと導かれることとなる。これにより、乱反射
用照明光13Lの照明領域9Aへの照射光量はレンズ部
材141を設けない場合に比べて格段に向上される。そ
の結果、乱反射用照明光を集光させない従来の場合(図
11参照)に比べて配線パターンの表面の影響を受けに
くい的確な配線パターン91の読取が可能となる。特
に、近年用いられている表面が粗化された配線パターン
の場合においては後述するようにその効果が顕著に現れ
る。
向に凹凸を繰り返すレンチキュラレンズ面142とX方
向に対してY−Z断面が一定のリニアフレネルレンズ面
143とを有しているので、乱反射用照明光13Lは照
明領域9Aが向く方向(X方向)に直交する方向に集光
され、またX方向には均一化されてX方向に伸びる照明
領域9Aへと導かれることとなる。これにより、乱反射
用照明光13Lの照明領域9Aへの照射光量はレンズ部
材141を設けない場合に比べて格段に向上される。そ
の結果、乱反射用照明光を集光させない従来の場合(図
11参照)に比べて配線パターンの表面の影響を受けに
くい的確な配線パターン91の読取が可能となる。特
に、近年用いられている表面が粗化された配線パターン
の場合においては後述するようにその効果が顕著に現れ
る。
【0038】なお、以上の説明は乱反射用照明光13L
についてのものであったが、このパターン読取装置1で
は図2に示す正反射用照明光11Lのためのレンズ部材
121が乱反射用照明光13Lに用いられるレンズ部材
141と同様の構造となっている。すなわち、レンズ部
材121の正反射用LED11側の面はZ方向を向く軸
を中心とする円筒面がX方向(正反射用LED11が配
列される方向)に対して凹凸を繰り返すように並ぶレン
チキュラレンズ面122となっており、ハーフミラー1
24側の面はX方向を向く軸を中心とするシリンドリカ
ルレンズ面と同様の作用をするリニアフレネルレンズ面
123となっている。したがって、乱反射用照明光13
Lと同様に、正反射用照明光11LはY方向に対して集
光されながらプリント基板9上の照明領域9Aを落射照
明するとともに、X方向に対して照度分布が均一化がさ
れるようになっている。
についてのものであったが、このパターン読取装置1で
は図2に示す正反射用照明光11Lのためのレンズ部材
121が乱反射用照明光13Lに用いられるレンズ部材
141と同様の構造となっている。すなわち、レンズ部
材121の正反射用LED11側の面はZ方向を向く軸
を中心とする円筒面がX方向(正反射用LED11が配
列される方向)に対して凹凸を繰り返すように並ぶレン
チキュラレンズ面122となっており、ハーフミラー1
24側の面はX方向を向く軸を中心とするシリンドリカ
ルレンズ面と同様の作用をするリニアフレネルレンズ面
123となっている。したがって、乱反射用照明光13
Lと同様に、正反射用照明光11LはY方向に対して集
光されながらプリント基板9上の照明領域9Aを落射照
明するとともに、X方向に対して照度分布が均一化がさ
れるようになっている。
【0039】<1.4 検証結果>以上、この発明にかか
るパターン読取装置1の構成について説明してきたが、
次にこのパターン読取装置1により得られる効果の検証
結果について説明する。
るパターン読取装置1の構成について説明してきたが、
次にこのパターン読取装置1により得られる効果の検証
結果について説明する。
【0040】図7および図8は配線パターン91の表面
が粗化されたプリント基板9から得られる画像信号の状
態を示す図であり、図7はこの発明にかかるパターン読
取装置によるもの、すなわち乱反射用照明光13Lを集
光した場合の画像信号の状態を示す図であり、図8は従
来のパターン読取装置、すなわち乱反射用照明光を集光
しない場合の画像信号の状態を示す図である。
が粗化されたプリント基板9から得られる画像信号の状
態を示す図であり、図7はこの発明にかかるパターン読
取装置によるもの、すなわち乱反射用照明光13Lを集
光した場合の画像信号の状態を示す図であり、図8は従
来のパターン読取装置、すなわち乱反射用照明光を集光
しない場合の画像信号の状態を示す図である。
【0041】また、図7および図8では横軸が配線パタ
ーン91の画像の画素の輝度(256階調)に対応して
おり、縦軸は各輝度の画素数に対応している。なお、こ
こでいう画素とは、プリント基板9の移動の単位(移動
ステップ)ごとにリニアセンサ16内の各受光素子が明
るさを検出するプリント基板9上の各領域をいう。した
がって、X方向に伸びるリニアセンサ16がプリント基
板9に対して相対的にY方向に移動することによりリニ
アセンサ16から得られる画像信号はプリント基板9を
2次元のイメージセンサにより撮像した場合の画像信号
と同様となることから、ここでいう画素はプリント基板
9の2次元画像をディスプレイに表示した場合の画像の
1単位に相当する。また、ここでいう輝度とは各移動ス
テップごとにリニアセンサ16内の各受光素子から得ら
れる信号(受光量)をA/D変換部31(図1参照)に
て離散化した値をいい、ディスプレイにプリント基板9
の画像を表示した場合の画像の1単位(画素)の明るさ
に相当する。
ーン91の画像の画素の輝度(256階調)に対応して
おり、縦軸は各輝度の画素数に対応している。なお、こ
こでいう画素とは、プリント基板9の移動の単位(移動
ステップ)ごとにリニアセンサ16内の各受光素子が明
るさを検出するプリント基板9上の各領域をいう。した
がって、X方向に伸びるリニアセンサ16がプリント基
板9に対して相対的にY方向に移動することによりリニ
アセンサ16から得られる画像信号はプリント基板9を
2次元のイメージセンサにより撮像した場合の画像信号
と同様となることから、ここでいう画素はプリント基板
9の2次元画像をディスプレイに表示した場合の画像の
1単位に相当する。また、ここでいう輝度とは各移動ス
テップごとにリニアセンサ16内の各受光素子から得ら
れる信号(受光量)をA/D変換部31(図1参照)に
て離散化した値をいい、ディスプレイにプリント基板9
の画像を表示した場合の画像の1単位(画素)の明るさ
に相当する。
【0042】表面を粗化したプリント基板9において画
像の各画素の輝度分布を図7と図8とで比較すると、図
7では図8に比べて画素の輝度分布が明瞭に大きく2つ
に分かれている。すなわち、コントラストの高い画像が
得られている。したがって、この実施の形態におけるパ
ターン読取装置1では画像信号から得られる画像を2値
化処理部32にて2値化する際に必要なしきい値THの
設定を図7に示すように的確に行うことができ、安定し
た2値画像が生成できる。その結果、配線パターン91
の読取を従来のパターン読取装置に比べて的確かつ安定
して行うことができ、パターン検査部33にて適正な検
査結果を得ることが可能となる。
像の各画素の輝度分布を図7と図8とで比較すると、図
7では図8に比べて画素の輝度分布が明瞭に大きく2つ
に分かれている。すなわち、コントラストの高い画像が
得られている。したがって、この実施の形態におけるパ
ターン読取装置1では画像信号から得られる画像を2値
化処理部32にて2値化する際に必要なしきい値THの
設定を図7に示すように的確に行うことができ、安定し
た2値画像が生成できる。その結果、配線パターン91
の読取を従来のパターン読取装置に比べて的確かつ安定
して行うことができ、パターン検査部33にて適正な検
査結果を得ることが可能となる。
【0043】<2. 第2の実施の形態>図9はこの発
明にかかる第2の実施の形態であるパターン読取装置の
カメラ部の照明を行う部分(図2の下部に相当)を示す
図である。
明にかかる第2の実施の形態であるパターン読取装置の
カメラ部の照明を行う部分(図2の下部に相当)を示す
図である。
【0044】このパターン読取装置と第1の実施の形態
との大きな相違点は、正反射用LED11や乱反射用L
ED13の代わりに正反射用蛍光ランプ11F、乱反射
用蛍光ランプ13Fを用いているという点である。これ
らの蛍光ランプはX方向(紙面に垂直な方向)に伸びた
形状となっており、正反射用照明光11Lおよび乱反射
用照明光13Lは第1の実施の形態と異なりレンチキュ
ラレンズ面を介することなくしてX方向に均一な照明光
となる。したがって、レンズ部材121やレンズ部材1
41には片面にのみリニアフレネルレンズ面123、1
43が形成されている。なお、これらのリニアフレネル
レンズ面123、143により正反射用照明光11Lお
よび乱反射用照明光13LはX方向に直交する方向に対
して集光されプリント基板9へと導かれる。
との大きな相違点は、正反射用LED11や乱反射用L
ED13の代わりに正反射用蛍光ランプ11F、乱反射
用蛍光ランプ13Fを用いているという点である。これ
らの蛍光ランプはX方向(紙面に垂直な方向)に伸びた
形状となっており、正反射用照明光11Lおよび乱反射
用照明光13Lは第1の実施の形態と異なりレンチキュ
ラレンズ面を介することなくしてX方向に均一な照明光
となる。したがって、レンズ部材121やレンズ部材1
41には片面にのみリニアフレネルレンズ面123、1
43が形成されている。なお、これらのリニアフレネル
レンズ面123、143により正反射用照明光11Lお
よび乱反射用照明光13LはX方向に直交する方向に対
して集光されプリント基板9へと導かれる。
【0045】このようにこの実施の形態では、正反射用
光源や乱反射用光源として蛍光ランプ11F、13Fを
用い、リニアフレネルレンズ面123、143のみを利
用して正反射用照明光11Lおよび乱反射用照明光13
Lを集光させながらプリント基板9に照射させるので、
簡易な構造で的確な配線パターン91の読取が実現され
る。
光源や乱反射用光源として蛍光ランプ11F、13Fを
用い、リニアフレネルレンズ面123、143のみを利
用して正反射用照明光11Lおよび乱反射用照明光13
Lを集光させながらプリント基板9に照射させるので、
簡易な構造で的確な配線パターン91の読取が実現され
る。
【0046】<3. 第3の実施の形態>図10はこの
発明にかかる第3の実施の形態であるパターン読取装置
のカメラ部の照明を行う部分(図2の下部に相当)を示
す図である。
発明にかかる第3の実施の形態であるパターン読取装置
のカメラ部の照明を行う部分(図2の下部に相当)を示
す図である。
【0047】このパターン読取装置は図9に示したパタ
ーン読取装置と同様、正反射用光源や乱反射用光源とし
て正反射用蛍光ランプ11F、乱反射用蛍光ランプ13
Fを用いているが、レンズ部材121およびレンズ部材
141においてリニアフレネルレンズ面でなく中心軸を
X方向に向けるシリンドリカルレンズ面123a、14
3aが形成されている。このようにシリンドリカルレン
ズ面123a、143aを用いてももちろんリニアフレ
ネルレンズ面と同様、正反射用照明光11Lや乱反射用
照明光13Lを蛍光ランプの向く方向(X方向)に直交
する方向に対して集光させることができるので、図2に
示したパターン読取装置1と同様に的確な配線パターン
91の読取が実現される。
ーン読取装置と同様、正反射用光源や乱反射用光源とし
て正反射用蛍光ランプ11F、乱反射用蛍光ランプ13
Fを用いているが、レンズ部材121およびレンズ部材
141においてリニアフレネルレンズ面でなく中心軸を
X方向に向けるシリンドリカルレンズ面123a、14
3aが形成されている。このようにシリンドリカルレン
ズ面123a、143aを用いてももちろんリニアフレ
ネルレンズ面と同様、正反射用照明光11Lや乱反射用
照明光13Lを蛍光ランプの向く方向(X方向)に直交
する方向に対して集光させることができるので、図2に
示したパターン読取装置1と同様に的確な配線パターン
91の読取が実現される。
【0048】また、図10に示すカメラ部では図9に示
したカメラ部と異なり、シリンドリカルレンズ面143
aの光軸上に乱反射用蛍光ランプ13Fが位置するよう
にレンズ部材141を傾けて配置している。設計上不都
合が生じない範囲においてこのようにレンズ部材141
の形状、姿勢を変更することが可能である。
したカメラ部と異なり、シリンドリカルレンズ面143
aの光軸上に乱反射用蛍光ランプ13Fが位置するよう
にレンズ部材141を傾けて配置している。設計上不都
合が生じない範囲においてこのようにレンズ部材141
の形状、姿勢を変更することが可能である。
【0049】<4. 変形例>以上、この発明にかかる
パターン読取装置の実施の形態について説明してきたが
この発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、
様々な変形が可能である。
パターン読取装置の実施の形態について説明してきたが
この発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、
様々な変形が可能である。
【0050】例えば、上記実施の形態ではプリント基板
9の配線パターン91を読み取って配線パターン91の
欠陥検査を行うようにしているが、欠陥検査を行うので
はなく、配線パターンの読取のみを行うために用いても
よい。この場合、図1に示すパターン検査部33は不要
である。
9の配線パターン91を読み取って配線パターン91の
欠陥検査を行うようにしているが、欠陥検査を行うので
はなく、配線パターンの読取のみを行うために用いても
よい。この場合、図1に示すパターン検査部33は不要
である。
【0051】また、上記実施の形態ではX方向に受光素
子を配列したリニアセンサ16をプリント基板9に対し
て相対的にY方向に移動させてプリント基板9の2次元
の画像を取得するようにしているが、照明領域9AをY
方向に幅をもたせるとともに2次元に受光素子を配列し
たイメージセンサを用いて照明領域9Aの2次元の画像
を一括して取得するようにしてもよい。
子を配列したリニアセンサ16をプリント基板9に対し
て相対的にY方向に移動させてプリント基板9の2次元
の画像を取得するようにしているが、照明領域9AをY
方向に幅をもたせるとともに2次元に受光素子を配列し
たイメージセンサを用いて照明領域9Aの2次元の画像
を一括して取得するようにしてもよい。
【0052】また、蛍光ランプ11F、13Fの代わり
に石英ロッドを用いるようにしてもよい。
に石英ロッドを用いるようにしてもよい。
【0053】さらに、図2に示した実施の形態ではレン
チキュラレンズ面122、142およびリニアフレネル
レンズ面123、143をレンズ部材121、141の
表面に形成するようにしているが、レンチキュラレンズ
とリニアフレネルレンズを別々の部材として配置するよ
うにしてもよいし、配置順序も任意でよい。
チキュラレンズ面122、142およびリニアフレネル
レンズ面123、143をレンズ部材121、141の
表面に形成するようにしているが、レンチキュラレンズ
とリニアフレネルレンズを別々の部材として配置するよ
うにしてもよいし、配置順序も任意でよい。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1ないし5
記載の発明では、乱反射用の第2の照明光を集光して照
明領域に導くので、プリント基板の安定した2値画像を
生成することができ、配線パターンの表面の影響を受け
にくい的確な配線パターンの読取を行うことができる。
記載の発明では、乱反射用の第2の照明光を集光して照
明領域に導くので、プリント基板の安定した2値画像を
生成することができ、配線パターンの表面の影響を受け
にくい的確な配線パターンの読取を行うことができる。
【0055】請求項2記載の発明では、第1の照明光が
第2の光学系に妨げられないので、第1の照明光を十分
に照明領域に照射することができる。
第2の光学系に妨げられないので、第1の照明光を十分
に照明領域に照射することができる。
【0056】請求項3記載の発明では、スペースをとら
ない平坦なリニアフレネルレンズを有しているので設計
が容易となる。
ない平坦なリニアフレネルレンズを有しているので設計
が容易となる。
【0057】請求項4記載の発明では、レンチキュラレ
ンズを有しているので複数の単位光源から出射される光
の照度分布が均一化される。
ンズを有しているので複数の単位光源から出射される光
の照度分布が均一化される。
【0058】請求項5記載の発明では、第2の光源が第
2の光学系に対して軸外しの位置に配置されているの
で、第2の光源や第2の光学系の配置設計が容易とな
る。
2の光学系に対して軸外しの位置に配置されているの
で、第2の光源や第2の光学系の配置設計が容易とな
る。
【図1】この発明の第1の実施の形態であるパターン読
取装置の全体構成を示す図である。
取装置の全体構成を示す図である。
【図2】カメラ部の構成を示す縦断面図である。
【図3】乱反射用照明光の様子を示す図である。
【図4】図3と異なる方向からみた乱反射用照明光の様
子を示す図である。
子を示す図である。
【図5】レンズ部材の形状を示す斜視図である。
【図6】レンズ部材の他の形態を示す斜視図である。
【図7】第1の実施の形態のパターン読取装置を用いて
得られるプリント基板の画像の輝度に対する画素数を示
すグラフである。
得られるプリント基板の画像の輝度に対する画素数を示
すグラフである。
【図8】従来のパターン読取装置を用いて得られるプリ
ント基板の画像の輝度に対する画素数を示すグラフであ
る。
ント基板の画像の輝度に対する画素数を示すグラフであ
る。
【図9】この発明の第2の実施の形態であるパターン読
取装置のカメラ部の構造を示す縦断面図である。
取装置のカメラ部の構造を示す縦断面図である。
【図10】この発明の第3の実施の形態であるパターン
読取装置のカメラ部の構造を示す縦断面図である。
読取装置のカメラ部の構造を示す縦断面図である。
【図11】従来のパターン読取装置の構成を示す図であ
る。
る。
【図12】プリント基板に対する従来のパターン読取装
置の受光部の受光レベルを示す図である。
置の受光部の受光レベルを示す図である。
1 パターン読取装置 9 プリント基板 9A 照明領域 9L 光 11 正反射用LED 11F 正反射用蛍光ランプ 11L 正反射用照明光 11R 領域 12 正反射用光学系 13 乱反射用LED 13F 乱反射用蛍光ランプ 13L 乱反射用照明光 14 乱反射用光学系 14X 光軸 16 リニアセンサ 32 2値化処理部 91 配線パターン 122、142 レンチキュラレンズ面 123、143 リニアフレネルレンズ面 123a、143a シリンドリカルレンズ面 X 方向
Claims (5)
- 【請求項1】 プリント基板の配線パターンを読み取る
パターン読取装置であって、 (a) 正反射用の第1の照明光を出射する第1の光源と、 (b) 前記第1の照明光を前記プリント基板上の所定方向
に伸びる照明領域に導く第1の光学系と、 (c) 乱反射用の第2の照明光を出射する第2の光源と、 (d) 前記第2の照明光を前記照明領域に導く第2の光学
系と、 (e) 前記照明領域からの光を受光する受光手段と、 (f) 前記受光手段からの信号に基づいて前記照明領域の
2値画像を生成する2値化手段と、を備え、 前記第2の光学系が、 (d-1) 前記所定方向に直交する方向に対して前記第2の
照明光を集光させる集光手段、を有することを特徴とす
るパターン読取装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のパターン読取装置であっ
て、 前記第2の光学系が、前記第1の照明光が通過する領域
外に配置されていることを特徴とするパターン読取装
置。 - 【請求項3】 請求項2記載のパターン読取装置であっ
て、 前記集光手段が、 (d-1-1) 前記所定方向に直交する面による断面形状が一
定のリニアフレネルレンズ、を有することを特徴とする
パターン読取装置。 - 【請求項4】 請求項3記載のパターン読取装置であっ
て、 前記第2の光源が、 (c-1) 前記所定方向に配列された複数の単位光源、を有
し、 前記第2の光学系が、 (d-2) 前記所定方向に凹凸の反復を繰り返すレンチキュ
ラレンズ、を有することを特徴とするパターン読取装
置。 - 【請求項5】 請求項3または4記載のパターン読取装
置であって、 前記第2の光源が、前記第2の光学系に対して軸外しの
位置に配置されていることを特徴とするパターン読取装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12837897A JPH10318730A (ja) | 1997-05-19 | 1997-05-19 | パターン読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12837897A JPH10318730A (ja) | 1997-05-19 | 1997-05-19 | パターン読取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10318730A true JPH10318730A (ja) | 1998-12-04 |
Family
ID=14983348
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12837897A Pending JPH10318730A (ja) | 1997-05-19 | 1997-05-19 | パターン読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10318730A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1997
- 1997-05-19 JP JP12837897A patent/JPH10318730A/ja active Pending
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